2012年07月27日 00:00

Lumix DMC-FX55
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ワイドコンバージョンレンズを買うついでにSDHCカードもamazonで注文。今回は一度は使ってみたかった(笑)、サンディスク!。業界では最速と言われていて、じゃぁどれくらい速いのだろうか?、せっかくだから簡単なテストを行ってみた。
ワイドコンバージョンレンズを買うついでにSDHCカードもamazonで注文。今回は一度は使ってみたかった(笑)、サンディスク!。業界では最速と言われていて、じゃぁどれくらい速いのだろうか?、せっかくだから簡単なテストを行ってみた。
用意したSDHCカードは以下の5枚。
サンディスク 16GB Extreme HD Video 45MB/秒 並行輸入品
東芝 16GB Class10 SD-T16GR6WA2 (海外向パッケージ品 通称白芝)
ハギワラシスコム 16GB CLASS10 ホワイト(中身は白芝)
三菱化学メディア Verbatim 16GB Class6
トランセンド SDHCカード 16GB Class6
何故こんなに異なるメーカーのSDHCカードを使っているかって?。うん、実は同じメディアだと訳が判らなくなるから嫌なのだ。カメラ毎に異なるメディアを使っていた方が間違えて初期化する事もないし、旅行に出れば、初日はサンディスク、2日目は東芝、3日目は・・・、これを常に守っていればミスを犯さない。
カメラにカードを差し込むと確認せずに初期化しちゃう癖があり、過去に一度、撮影したデータをお釈迦にした事があり、お釈迦にしそうになった事は数回。まだK-m、K10Dで撮影していた頃、トランセンドのclass6ばかりを使っていて、その事があってから、上記の通り、カメラ毎にメディアを変え、旅行では日毎に異なるメーカーのメディアを差し込むようになった。
少し前にA-DATA製のカードを紛失し(多分部屋のどこかに落ちているだけだと思うけど(笑))、その代わりに今回サンディスクを買ってみたって訳(日本向けで「Extreme Pro SDHC UHS-I」として発売されているものと恐らく同じ商品)。
フィルムでは使用前と使用後は一目見ただけで判ったから、せっかく撮った写真を駄目にする、そんな失敗をする事はなかったが、メモリカードはカメラに差し込んでプレビューしないと判らない。
まぁちゃんとした性格だったら撮影後のメディアは簡単に取り出せないようなバッグの奥底にしまうだろうが、何せズボラ・・・。以前、旅行中にこんな事があった。
一応は撮影後のメディアの保管場所は決めていた。でもある時、バッグの中から何かを探そうとゴソゴソし、挙句の果てに中身を全てテーブルにぶちまけた。
お判りでしょう?。テーブルに撮影データの入っているメディアと撮影前のメディアを無意識に並べちゃった(笑)。結果、1枚1枚カメラに差し込んで再生でチェック。こういう「うっかり」を良くやらかしちゃう。でも1枚ずつ異なるメーカーのカードを用意し、撮影する順番を常に決めていたら絶対に間違えないでしょう。
同じメディアでもマジックででっかく連番を振っておけばミスをしないとは思うし、下の結果をご覧頂ければ一目瞭然、今後はサンディスクと東芝以外は買わないだろうから(実際にこのテスト後、サンディスクを2枚買い足した)、管理法を考え直さねば・・・
さて、テスト方法。一番判りやすいものとして連写時の記録時間を計測してみた。Pentax K-5を使って20コマ連写する。記録するデータはRAWファイルと10MBに圧縮したJPGファイル。
像はレンズを装着せず、レンズキャップをした状態で連写。そして連写してからカメラがその全てのコマをカードに記録するまでの時間(カードアクセスランプが消えるまで)。
結果は・・・。
サンディスク(class 10 UHS-I) 10秒
ハギワラシスコム(class 10) 11秒
東芝(class 10) 12秒
三菱化学メディア(class 6) 28秒
トランセンド(class 6) 20コマ 37秒
今回は上述の通り、一番記録が速い(画像データが少ない)真っ黒の風景にしている。どのカメラでもそうだが、風景が明るく複雑になる程、ファイル容量は増え、書き込み時間が長くなる。通常の風景なら「上記計測値の2~3倍」掛かると思って頂きたい。サンディスクで20~30秒くらいになり、トランセンドは1分半は掛かると考えて良い。
結果はサンディスクがトップだが、ダントツと言う程ではなかった。しかし通常の風景ではサンディスクがハギワラよりもどんな風景でも3秒以上速かったのと、東芝とハギワラシスコムは中身は同じなので結果も個体差レベルの違いしかなかったが、通常の風景でもハギワラの方が東芝よりも常に速い結果になった。
ちなみにハギワラシスコムよりも東芝(通称白芝、海外パッケージ)の方が遥かに安いので、この程度の差であれば当然白芝を買うべきで、保証も要らないって人はAmazoneでSDカードページを開き、「東芝OEM」と書かれた白カードを見つければノーブランドでさらに安い白芝を買える。まぁ、白芝と上記サンディスクは同等の値段だから、サンディスクをお勧めしたいが、日本製に拘るのだったら白芝が良いだろう。
※ハギワラの中身が東芝と言うべきか、東芝の中身がハギワラと言うべきか・・・(笑)
class6の2枚は流石に遅い。データ量の少ない真っ黒の像でこれだから、通常の風景ではさらに差が開き、連写を多用するカメラマンでは使えないと言い切って良い。
三菱化学メディアはclass6が全盛だった頃、お店の人に「安くて速いのは三菱だ」と言われて購入したので、恐らくclass6の中では速いのかもしれない。そしてビリは誰もが予想が付いたであろうトランセンド。単に安いだけのメーカーで、他社の海外パッケージが非常に安価になった今、トランセンドを選択する意味は今や皆無。
※紛失中のA-DATAのClass10は、体感的には白芝よりちょっと遅いかな、そんなレベルで、費用対効果は抜群だったが、このメーカー、どうもカメラとの相性の良し悪しがあるようで、ネットでは丸で使い物にならないなんてレビューもある
但し!、K-5ではこれだけ差が付いたが、このテストをK-7で行うとclass10もclass6もメーカーの違いも大差ない結果になる。これはK-7の連写が6~7コマしか出来ないからで、その程度のコマ数だったらメーカー、クラスは関係ないと言って良い。PentaxカメラならK-7までの一眼レフであればトランセンドのclass 6でも十分って事。
ここで勘違いされないで欲しいのはほとんどのデジタルカメラはカードへの書き込み中のアクセスランプが点灯していても内蔵バッファを開放し続けているので、例えばトランセンドで20コマ連写した後、1分以上もカメラが使えなくなる訳じゃない。
何秒かはシャッターを押せないがバッファを開放し始めてからは、高速連写こそ出来ないが、単シャッターはいつでも押せる。
つまり、連写をしない人や、連写性能が劣っているカメラならclass6の超遅いトランセンドでも全く問題がない。コンデジ用としてclass 6時代に大量にメモリカードを買ってしまった方が(2000万画素以下の)一眼レフにステップアップしても、20コマ連写をしない、ならばそれらをclass 10に買い換える必要は無い。
勿論、今は無保証の海外パッケージだったらclass10の16GBでサンディスクも白芝も1500円しないので、これからメディアが必要だなんて方は、素直にclass10を買うべきだろうし、動画も撮るカメラマンはカメラが完全対応していればSDXC規格のカードも選択肢に入れるべきだろう(SDXCだからと言って速い訳ではないがより大容量を扱えるので)。
時に、K-5にはHDR撮影が出来る。露出の異なる3枚を連写し、カメラ内でHDRレタッチ処理を施してくれる。JPGしか保存出来ないが、かなり優れた処理をしてくれ(ありがちな絵画タッチの他に、ダイナミックレンジを広くしただけのちゃんした写真を作れる)、あり難い機能だが、残念なのが処理にぴったり21秒掛かり、その間、一切の機能がストップする。当然、シャッターも押せない。
だから今までほとんど使わなかったし、使うにせよ、「これでもう終わり、ここでの撮影がこのコマで終了!」と最後の最後に使うだけだった。
サンディスクのカードなら20秒以内で処理できるかもと思ったが、サンディスクだろうがトランセンドのclass6だろうがほとんど同じだった。要するにこのHDR処理はカードへの保存に時間が掛かるのでなく、内部メモリを使ってHDRレタッチするのに21秒掛かる、それを理解した。ちょっと考えれば判る事だが(笑)。
さて、うちにあるサンディスクも東芝も平行輸入品だとか海外パッケージ物。これらは無保証だ。もし手持ちのカメラで使えないなんて事になったらメーカーや販売店によって初期不良でさえ返品すら出来ず、運が悪いと思うしかない(私が選んだ販売店では初期不良のみ交換可能だった)。
とは言え、保証ありの日本向けパッケージはただ高いだけで、もし初期不良やエラーが発生したら、品物は交換してくれるが、失った写真の補償まではしてくれない。
サンディスクはほぼ同じ性能の日本向けパッケージを買うと6千円近くし、写真の補償をしてくれないのだったら私は海外パッケージ物を4枚買う。まぁこの辺は財布の事情や人それぞれ性格があるので、無理に海外パッケージを薦めるのもナンセンスではあるが・・・。
いずれにせよ、今まで購入した(ノーブランドも含め)SDHCカードは、エラーで書き込み出来なかったとか、記録したコマを読み出せないなんて事は一度もないので、運が良いと思うべきだろう。評判が悪いA-DATAのカードですら全く問題がなかった(探さなきゃねぇ、このカード、机の裏とかに落ちていそう)。
時にサンディスクは今回購入したカードの上位バージョンとして「95MB/秒」と言う商品がある。これはどうなんだろうか?。多分サンディスクだから本当に速いのだろうが、K-5がそれに対応しているか否か。対応していれば実践でも10~15秒で20コマの書き込みが終了する筈。
高いけど使ってみたい気もしないでもない。そうだなぁ、本気で鉄っちゃんデビューでもしたら買うかもしれない。
本日の写真、記録メディアに該当するような写真・・・、ある訳がない。では何故この写真を今回選んだか。写真の内容なんて何でも良い。重要なのはこの写真を保存したメディア。これに使っているメディアはノーブランドの1GBのSDカード。SDHCじゃない、技術的にはMS-DOS時代と何ら変わりないSDカードだ(笑)。
このカメラを買った時に「何かサービスしてよ!」とごねたらお店の人がくれた代物。「ノーブランドだからあくまでもテスト用として使ってくれと何度も念を押されていたが、もう4年も使っている。エラーも起こさないし、写真が壊れたって事もない。
今回購入したサンディスクのカード、ユーザーレビューの中には「使えなかった」なんてコメントもあり、方や私のようにノーブランドだろうが何だろうがメディアで悩んだ事が皆無なんて人間もいる。
待てよ、その代わり、カメラ本体では色々苦労していたりする。あまり書くとPentaxへのネガキャンになるので詳細は割愛するが(いずれ書くと思うけど)、とにかく頻繁に新宿のサービスセンターを訪れている事は確か(笑)。うーん、世の中そんなもんさぁ~。
サンディスク 16GB Extreme HD Video 45MB/秒 並行輸入品
東芝 16GB Class10 SD-T16GR6WA2 (海外向パッケージ品 通称白芝)
ハギワラシスコム 16GB CLASS10 ホワイト(中身は白芝)
三菱化学メディア Verbatim 16GB Class6
トランセンド SDHCカード 16GB Class6
何故こんなに異なるメーカーのSDHCカードを使っているかって?。うん、実は同じメディアだと訳が判らなくなるから嫌なのだ。カメラ毎に異なるメディアを使っていた方が間違えて初期化する事もないし、旅行に出れば、初日はサンディスク、2日目は東芝、3日目は・・・、これを常に守っていればミスを犯さない。
カメラにカードを差し込むと確認せずに初期化しちゃう癖があり、過去に一度、撮影したデータをお釈迦にした事があり、お釈迦にしそうになった事は数回。まだK-m、K10Dで撮影していた頃、トランセンドのclass6ばかりを使っていて、その事があってから、上記の通り、カメラ毎にメディアを変え、旅行では日毎に異なるメーカーのメディアを差し込むようになった。
少し前にA-DATA製のカードを紛失し(多分部屋のどこかに落ちているだけだと思うけど(笑))、その代わりに今回サンディスクを買ってみたって訳(日本向けで「Extreme Pro SDHC UHS-I」として発売されているものと恐らく同じ商品)。
フィルムでは使用前と使用後は一目見ただけで判ったから、せっかく撮った写真を駄目にする、そんな失敗をする事はなかったが、メモリカードはカメラに差し込んでプレビューしないと判らない。
まぁちゃんとした性格だったら撮影後のメディアは簡単に取り出せないようなバッグの奥底にしまうだろうが、何せズボラ・・・。以前、旅行中にこんな事があった。
一応は撮影後のメディアの保管場所は決めていた。でもある時、バッグの中から何かを探そうとゴソゴソし、挙句の果てに中身を全てテーブルにぶちまけた。
お判りでしょう?。テーブルに撮影データの入っているメディアと撮影前のメディアを無意識に並べちゃった(笑)。結果、1枚1枚カメラに差し込んで再生でチェック。こういう「うっかり」を良くやらかしちゃう。でも1枚ずつ異なるメーカーのカードを用意し、撮影する順番を常に決めていたら絶対に間違えないでしょう。
同じメディアでもマジックででっかく連番を振っておけばミスをしないとは思うし、下の結果をご覧頂ければ一目瞭然、今後はサンディスクと東芝以外は買わないだろうから(実際にこのテスト後、サンディスクを2枚買い足した)、管理法を考え直さねば・・・
さて、テスト方法。一番判りやすいものとして連写時の記録時間を計測してみた。Pentax K-5を使って20コマ連写する。記録するデータはRAWファイルと10MBに圧縮したJPGファイル。
像はレンズを装着せず、レンズキャップをした状態で連写。そして連写してからカメラがその全てのコマをカードに記録するまでの時間(カードアクセスランプが消えるまで)。
結果は・・・。
サンディスク(class 10 UHS-I) 10秒
ハギワラシスコム(class 10) 11秒
東芝(class 10) 12秒
三菱化学メディア(class 6) 28秒
トランセンド(class 6) 20コマ 37秒
今回は上述の通り、一番記録が速い(画像データが少ない)真っ黒の風景にしている。どのカメラでもそうだが、風景が明るく複雑になる程、ファイル容量は増え、書き込み時間が長くなる。通常の風景なら「上記計測値の2~3倍」掛かると思って頂きたい。サンディスクで20~30秒くらいになり、トランセンドは1分半は掛かると考えて良い。
結果はサンディスクがトップだが、ダントツと言う程ではなかった。しかし通常の風景ではサンディスクがハギワラよりもどんな風景でも3秒以上速かったのと、東芝とハギワラシスコムは中身は同じなので結果も個体差レベルの違いしかなかったが、通常の風景でもハギワラの方が東芝よりも常に速い結果になった。
ちなみにハギワラシスコムよりも東芝(通称白芝、海外パッケージ)の方が遥かに安いので、この程度の差であれば当然白芝を買うべきで、保証も要らないって人はAmazoneでSDカードページを開き、「東芝OEM」と書かれた白カードを見つければノーブランドでさらに安い白芝を買える。まぁ、白芝と上記サンディスクは同等の値段だから、サンディスクをお勧めしたいが、日本製に拘るのだったら白芝が良いだろう。
※ハギワラの中身が東芝と言うべきか、東芝の中身がハギワラと言うべきか・・・(笑)
class6の2枚は流石に遅い。データ量の少ない真っ黒の像でこれだから、通常の風景ではさらに差が開き、連写を多用するカメラマンでは使えないと言い切って良い。
三菱化学メディアはclass6が全盛だった頃、お店の人に「安くて速いのは三菱だ」と言われて購入したので、恐らくclass6の中では速いのかもしれない。そしてビリは誰もが予想が付いたであろうトランセンド。単に安いだけのメーカーで、他社の海外パッケージが非常に安価になった今、トランセンドを選択する意味は今や皆無。
※紛失中のA-DATAのClass10は、体感的には白芝よりちょっと遅いかな、そんなレベルで、費用対効果は抜群だったが、このメーカー、どうもカメラとの相性の良し悪しがあるようで、ネットでは丸で使い物にならないなんてレビューもある
但し!、K-5ではこれだけ差が付いたが、このテストをK-7で行うとclass10もclass6もメーカーの違いも大差ない結果になる。これはK-7の連写が6~7コマしか出来ないからで、その程度のコマ数だったらメーカー、クラスは関係ないと言って良い。PentaxカメラならK-7までの一眼レフであればトランセンドのclass 6でも十分って事。
ここで勘違いされないで欲しいのはほとんどのデジタルカメラはカードへの書き込み中のアクセスランプが点灯していても内蔵バッファを開放し続けているので、例えばトランセンドで20コマ連写した後、1分以上もカメラが使えなくなる訳じゃない。
何秒かはシャッターを押せないがバッファを開放し始めてからは、高速連写こそ出来ないが、単シャッターはいつでも押せる。
つまり、連写をしない人や、連写性能が劣っているカメラならclass6の超遅いトランセンドでも全く問題がない。コンデジ用としてclass 6時代に大量にメモリカードを買ってしまった方が(2000万画素以下の)一眼レフにステップアップしても、20コマ連写をしない、ならばそれらをclass 10に買い換える必要は無い。
勿論、今は無保証の海外パッケージだったらclass10の16GBでサンディスクも白芝も1500円しないので、これからメディアが必要だなんて方は、素直にclass10を買うべきだろうし、動画も撮るカメラマンはカメラが完全対応していればSDXC規格のカードも選択肢に入れるべきだろう(SDXCだからと言って速い訳ではないがより大容量を扱えるので)。
時に、K-5にはHDR撮影が出来る。露出の異なる3枚を連写し、カメラ内でHDRレタッチ処理を施してくれる。JPGしか保存出来ないが、かなり優れた処理をしてくれ(ありがちな絵画タッチの他に、ダイナミックレンジを広くしただけのちゃんした写真を作れる)、あり難い機能だが、残念なのが処理にぴったり21秒掛かり、その間、一切の機能がストップする。当然、シャッターも押せない。
だから今までほとんど使わなかったし、使うにせよ、「これでもう終わり、ここでの撮影がこのコマで終了!」と最後の最後に使うだけだった。
サンディスクのカードなら20秒以内で処理できるかもと思ったが、サンディスクだろうがトランセンドのclass6だろうがほとんど同じだった。要するにこのHDR処理はカードへの保存に時間が掛かるのでなく、内部メモリを使ってHDRレタッチするのに21秒掛かる、それを理解した。ちょっと考えれば判る事だが(笑)。
さて、うちにあるサンディスクも東芝も平行輸入品だとか海外パッケージ物。これらは無保証だ。もし手持ちのカメラで使えないなんて事になったらメーカーや販売店によって初期不良でさえ返品すら出来ず、運が悪いと思うしかない(私が選んだ販売店では初期不良のみ交換可能だった)。
とは言え、保証ありの日本向けパッケージはただ高いだけで、もし初期不良やエラーが発生したら、品物は交換してくれるが、失った写真の補償まではしてくれない。
サンディスクはほぼ同じ性能の日本向けパッケージを買うと6千円近くし、写真の補償をしてくれないのだったら私は海外パッケージ物を4枚買う。まぁこの辺は財布の事情や人それぞれ性格があるので、無理に海外パッケージを薦めるのもナンセンスではあるが・・・。
いずれにせよ、今まで購入した(ノーブランドも含め)SDHCカードは、エラーで書き込み出来なかったとか、記録したコマを読み出せないなんて事は一度もないので、運が良いと思うべきだろう。評判が悪いA-DATAのカードですら全く問題がなかった(探さなきゃねぇ、このカード、机の裏とかに落ちていそう)。
※日本向けパッケージってぼったくりだと思う。同じ事が各種マウントアダプターやカメラのバッテリーにも言える。確かに厳密な規格の中で作っている日本製商品は安心ではあるが、あまりにも価格差があり過ぎるし、SDカードとバッテリーにおいては、日本の家電メーカー名が記されているだけの海外製でも、サードパーティーの何倍もの価格、誰かが左団扇で儲かるようなおかしな商品流通をしているとしか思えない
時にサンディスクは今回購入したカードの上位バージョンとして「95MB/秒」と言う商品がある。これはどうなんだろうか?。多分サンディスクだから本当に速いのだろうが、K-5がそれに対応しているか否か。対応していれば実践でも10~15秒で20コマの書き込みが終了する筈。
高いけど使ってみたい気もしないでもない。そうだなぁ、本気で鉄っちゃんデビューでもしたら買うかもしれない。
本日の写真、記録メディアに該当するような写真・・・、ある訳がない。では何故この写真を今回選んだか。写真の内容なんて何でも良い。重要なのはこの写真を保存したメディア。これに使っているメディアはノーブランドの1GBのSDカード。SDHCじゃない、技術的にはMS-DOS時代と何ら変わりないSDカードだ(笑)。
このカメラを買った時に「何かサービスしてよ!」とごねたらお店の人がくれた代物。「ノーブランドだからあくまでもテスト用として使ってくれと何度も念を押されていたが、もう4年も使っている。エラーも起こさないし、写真が壊れたって事もない。
今回購入したサンディスクのカード、ユーザーレビューの中には「使えなかった」なんてコメントもあり、方や私のようにノーブランドだろうが何だろうがメディアで悩んだ事が皆無なんて人間もいる。
待てよ、その代わり、カメラ本体では色々苦労していたりする。あまり書くとPentaxへのネガキャンになるので詳細は割愛するが(いずれ書くと思うけど)、とにかく頻繁に新宿のサービスセンターを訪れている事は確か(笑)。うーん、世の中そんなもんさぁ~。

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コメント
解凍マグロ | URL | mQop/nM.
K-01は…
HDR撮影、K-01で多用してます
Eye-fiカード(クラス6相当のスピード、連写しないのでカード交換不要で容量無制限の無線LAN内蔵カード便利です)使ってますが画像の生成に10ー15秒弱って感じです
K-30だともっと早いんですかね?気になります、バランスのいい立体感が簡単に出る機能のイメージが強いのでもっと素早く使いたいです
( 2012年07月27日 10:02 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> 解凍マグロ さん
Eye-fiもあと数年でそれが標準となるかもしれませんよね。ただストレイジサーバー経由は、この前、yahooの関連会社のサーバーで顧客データ消失騒ぎてってのもあり、やはりまだ怖いイメージがあります。先日、どこかのテレビでこれを話題にしていましたが、かなりずさんな管理だったようで・・・。
ダイレクトモードはその心配がありませんが、スマートフォンやiPod、iPadも持っていないので今のところ考えていないのと、通常のお散歩写真なら32GBのiPodで十分ですが、旅行ともなると、無線LAN対応のノートパソコンを必要とし、これまた私の環境ではまだって感じです。でもきっと少なくとも静止画像に関しては数年後にはEye-Fiが当たり前になっているのでしょうね。
HDR、K-01やはり早いですね。K-30も調べてみるとK-01と同じ画像処理エンジンとの事で同じくらいみたいです。これが将来5秒くらいで作れちゃうと嬉しいです。
とは言え、K-5の20秒ってのも、従来の方法、パソコン上でPhotoshopのHDR Pro、そしてHDRソフトで有名なPhotomatix Proも3枚の画像合成には1分くらい掛かり、実は早いんですよ(笑)。ただ撮影中に20秒待たされるとちょっとイライラしちゃいます。
さらにHDR ProもPhotomatix Proもたまにハイライトが補正し切れない事があり、Pentaxの内蔵HDRはハイライトが飛ぶなんて事はありえず、かなり優秀です。K-01とK-30はK-5よりも進化しているのですから、羨ましい限りです。
( 2012年07月27日 23:44 )
解凍マグロ | URL | mQop/nM.
ダイレクトモード
>BigDaddy さん
ダイレクトモードのアドホック通信は接続開始までにエラーがでてカメラがフリーズしたりとか結構な頻度であるのでペンタックスのカメラとは相性悪めでした...orz
私はネットブックにUSBの無線LANドングルを挿してAP(アクセスポイント)モードでPCをつけっぱなしで外で撮影してます(私のネットブックは閉じたままつけっぱなしで12時間ほど動くスタミナ仕様です)、あとはWiMAXのポケットルーターとかもAPにできるのでそれ経由でネットブックに転送しています、ローカル内での通信なのでパケット代とられませんし
PCもっていけないときとかあるんですけどそういう時はスマートフォンをAPにしています(最近のスマートフォンはAPモードあるんです)
ペンタのカメラでダイレクトモードが上手く動けば・・・とよく思ってますw
あとEye-Fiだけの機能なんですけどPC用のカード管理ソフトがオンラインでアカウントと同期してローカルネットの外でアップロードされた写真を自動でダウンロードしてくれるんです(RAWもJpegも!)結局自分のPCでバックアップとることになるので容量食ってしまうんですけどね、信頼性はかなり高いかなって思ってます、アップロードしたデータも課金してないアカウントなら二週間以内に消える仕様です(つまり二週間以内にパソコン立ち上げないといけないんですけど)
こうなってくるとやはりK-5の後継に期待が高まるばかりです
( 2012年07月28日 03:00 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> 解凍マグロ さん
ダイレクトモード駄目なんですか。Eye-Fiのサイトだかを見た時、ファームウェアを最新にすると使えるってあったものでてっきり問題なく使えるものだと思っていました。
いずれによせ、APモードでもダイレクトモードでも、保存するハードウェアがないとなりませんし、今はその為にわざわざその手のものを買うのも嫌なので、うちのシステムだとSDカードに保存が当分続きそうです。
K-5の後継機種、筐体は変わるようですね。噂では一回り大きくなるとか。K20Dくらいに戻るのか、単に罵詈アングルモニターになるのか・・・。
いずれにせよ中身がごっそり変わっている可能性は高く楽しみです。シャッターユニットも考え直し、フラッシュシンクロも他社と同じく1/250secにしたり、内蔵ストロボでも全速同調とか、AFもそろそろ11点をやめて最低でも15点、新しい機能云々よりも、細かい部分でより本格的カメラになって欲しいですね。
まぁ、K-5はまだ使い始めて1年ですから、仮に後継機種が物凄い出来でもあと2年は買わないと思います。
( 2012年07月28日 17:20 )
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