2011年11月05日 00:00
Pentax K10D, SMC FA28-70mmF4AL
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すでに売却しちゃったK10Dネタ。でもその売却したK10Dだってもしかするとすでにどなたかの手に渡っているかも知れず。買い取り値段が付くと言う事はそれだけまだ需要があると言う事。
すでに売却しちゃったK10Dネタ。でもその売却したK10Dだってもしかするとすでにどなたかの手に渡っているかも知れず。買い取り値段が付くと言う事はそれだけまだ需要があると言う事。
皆さん、気付かれたであろうか?。
もう1つのブログ、My Favorite Things ~写真生活~の10月の写真、全てPentaxのK20D、K10Dで撮影されたもの。
デジタルカメラはもはや家電だから愛着なるものはないが、それでも2年間、自分に付き合ってくれた2台のカメラ、それくらいはしてやりたい。
そこで気付いた事がある。同じレンズを使っていてもK20DよりもK10Dの方が描写が良く見える。ブログ用写真を選定中はRAWファイルでなく両機とも600万画素に落としたJPGファイルを見ているが、同じ画素数にするとK10Dの方が綺麗?。
コンパクトデジタルカメラの仕様を見るとなんとなくその答えが出て来る。2年くらい前までは高スペック、高画素化するのがカメラメーカーの使命のようなものがあった。小指の爪よりも小さなセンサーに1400万画素を平気で詰め込んじゃう。
このまま行ったら小指の爪の中に2000万の画素が詰められるのも時間の問題だ!、と思っていたら近頃は1000~1200万画素に落ち着いている気がする。どうやら画素数を増やす事が高解像度に繋がる、そんな簡単なものではないようだ。
センサーのサイズに見合った画素数、加えて、これが見え具合に重要だと思えるのがレンズの描写力である。どうやら画素数が増えれば増える程、レンズの描写力が露(あらわ)になって行くらしい。
描写力が露になる、これはレンズの特徴が見えてくる事、言い換えると、欠点が見えてしまう。1000万画素のK10Dでは気付かなかった欠点が1460万画素のK20Dで気付かされちゃう。これは両機とも600万画素に落とすとある程度差は狭まるのだろうが、それぞれ等倍で見ると明らかに異なる描写になっているのが判る。
K10DがCCD、K20DがCMOSセンサーを用いている違いもあろうし、写真の味付けも異なるから、一概には結論付けられないが、少なくとも自分の写真を見る限り、嗚呼、このレンズってK10Dに無茶苦茶マッチしていたんだなぁと感じられたので、考え方は間違っていないと思う。
特にK20Dではしょ~もない像しか結んでくれなかった2本のフィルム時代のズームレンズ、FA28-70mmF4AL、そしてTamronのOEMであるFA28-200mmF3.8-5.6IFの2本。改めてK10Dとセットで使われた写真を見ると、そこそこ解像していてビックリ仰天。
FA28-70mmF4ALはフィルム時代、安いのにしっかりと写ってくれると定評のレンズで、これはデジタルになってもWEB上で検索する限り、このレンズに対して悪口を書いている人は少ない。これは情報としては間違いではないのだろう。でもその情報が今でも有用か否か、それを判断しないと、誤った知識を得る事になる。そう、情報ってのは集めるだけでなくしっかりと分析出来なくちゃならない。
余談になるが、近頃の若い世代は情報収集能力は半端でない。ありとあらゆる媒体から欲しい情報を見つけてきてくれる。私には到底出来ない、凄いと思う。でも分析力が欠如している人間が多い。その情報を用いて、自分なりに纏めてみろ、と命令すると、お手上げだったりする。
一昨年だったろうか?、WEBから仕入れてきた情報をそのまま卒論にしちゃう学生が多くなった、そんなニュースが話題になったが、まさにそう。彼らは接続語や語尾1つ変えられない。日本語力がないのだろうなぁ。情報を収集する能力は認める、でも分析力と日本語力を身に付けないと逆立ちしたって我々オッサンには勝てない。
時代の流れもあるのかもしれない。私が20代の頃、まだインターネットなんて存在せず、情報は自分の足で稼いだものだ。それだけ苦労した情報だからそれをしっかりと活かそうと誰もが思った。だからこそ分析力がついたんだと思う。
あとは本や新聞を読む事、これで日本語力が付く。あるカメラ、レンズレビューサイトでどこぞのリポーターが「レンズを買い増した」と言う表現を使っていた。うん?、これって「買い足した」の間違いじゃないか?。意味は通じるが、日本語としてはおかしい。
写真をフィルムから何度も焼く事を、「焼き増し」と言い、株の世界では「買い増し」は頻繁に出てくる。携帯電話の機種変更を今では「買い増し」と表現するようで、その辺がごっちゃになっているのだろう。でもそんな言葉を個人のブログとは異なる、企業が絡んだ公のレビュー記事に平気で使っているのだから、その人間の質が判るってもんだ。
話を戻す。FA28-70mmF4ALについて語っているWEBサイトの大半は何年も前に書かれたもの、最新のK-5にこのレンズを装着して、「安いのにスゲェ描写をするぞ!」なんて書いている人は一人もいない。
つまりK20Dから細かな描写が出来るようになったPentaxのカメラではこのレンズの描写力では対応し切れなくなったんじゃなかろうか?。MTF曲線はさほど悪いものではないので、加えてローバスフィルターの罪もあるのだろう。
K10Dを売却して失敗したか?、いいえ、大丈夫。K10Dと共にこの2本のレンズもお役ごめんとなった。Ricohの資本が入ったとは言え、当分は135フルサイズカメラなんて発表しないだろうし、発表されたところで、そこそこのプライス、すぐに買える代物ではない(いずれにせよ135フルサイズのカメラを買うとしたらNikonに移行する)。
そして上述したようにK20Dからのカメラでは見た目の解像力が弱く、2本レンズの活かし方がない。フィルム時代のズームレンズはもはや不用品。値が付くうちに売り払った方が賢明。
ちなみに不思議だなぁ~。デジタル専用として設計されているDA18-55mmF3.5-5.6AL(初期型)。これはK10Dで撮られた写真を見ても恐ろしいくらいに眠い(笑)。シャープをハードに掛けないと私の基準からは漏れてしまう。やっぱりこのレンズは糞レンズだと思う。
このレンズも不用と言えば不用、でも買い取り額が千円にも満たないのだから、売っても馬鹿馬鹿しい。小さいので近所のお散歩写真や小旅行には使えるだろう、また雨降り時、壊れてもいいレンズとしてかろうじて残している次第。
このレンズそのものが欠陥品かと疑ってPentaxに2度も点検をお願いしたが、問題無しとの事、やはり基本性能が劣っていたのだろう。
デジタルカメラはもはや家電だから愛着なるものはないが、それでも2年間、自分に付き合ってくれた2台のカメラ、それくらいはしてやりたい。
そこで気付いた事がある。同じレンズを使っていてもK20DよりもK10Dの方が描写が良く見える。ブログ用写真を選定中はRAWファイルでなく両機とも600万画素に落としたJPGファイルを見ているが、同じ画素数にするとK10Dの方が綺麗?。
コンパクトデジタルカメラの仕様を見るとなんとなくその答えが出て来る。2年くらい前までは高スペック、高画素化するのがカメラメーカーの使命のようなものがあった。小指の爪よりも小さなセンサーに1400万画素を平気で詰め込んじゃう。
このまま行ったら小指の爪の中に2000万の画素が詰められるのも時間の問題だ!、と思っていたら近頃は1000~1200万画素に落ち着いている気がする。どうやら画素数を増やす事が高解像度に繋がる、そんな簡単なものではないようだ。
センサーのサイズに見合った画素数、加えて、これが見え具合に重要だと思えるのがレンズの描写力である。どうやら画素数が増えれば増える程、レンズの描写力が露(あらわ)になって行くらしい。
描写力が露になる、これはレンズの特徴が見えてくる事、言い換えると、欠点が見えてしまう。1000万画素のK10Dでは気付かなかった欠点が1460万画素のK20Dで気付かされちゃう。これは両機とも600万画素に落とすとある程度差は狭まるのだろうが、それぞれ等倍で見ると明らかに異なる描写になっているのが判る。
K10DがCCD、K20DがCMOSセンサーを用いている違いもあろうし、写真の味付けも異なるから、一概には結論付けられないが、少なくとも自分の写真を見る限り、嗚呼、このレンズってK10Dに無茶苦茶マッチしていたんだなぁと感じられたので、考え方は間違っていないと思う。
特にK20Dではしょ~もない像しか結んでくれなかった2本のフィルム時代のズームレンズ、FA28-70mmF4AL、そしてTamronのOEMであるFA28-200mmF3.8-5.6IFの2本。改めてK10Dとセットで使われた写真を見ると、そこそこ解像していてビックリ仰天。
FA28-70mmF4ALはフィルム時代、安いのにしっかりと写ってくれると定評のレンズで、これはデジタルになってもWEB上で検索する限り、このレンズに対して悪口を書いている人は少ない。これは情報としては間違いではないのだろう。でもその情報が今でも有用か否か、それを判断しないと、誤った知識を得る事になる。そう、情報ってのは集めるだけでなくしっかりと分析出来なくちゃならない。
余談になるが、近頃の若い世代は情報収集能力は半端でない。ありとあらゆる媒体から欲しい情報を見つけてきてくれる。私には到底出来ない、凄いと思う。でも分析力が欠如している人間が多い。その情報を用いて、自分なりに纏めてみろ、と命令すると、お手上げだったりする。
一昨年だったろうか?、WEBから仕入れてきた情報をそのまま卒論にしちゃう学生が多くなった、そんなニュースが話題になったが、まさにそう。彼らは接続語や語尾1つ変えられない。日本語力がないのだろうなぁ。情報を収集する能力は認める、でも分析力と日本語力を身に付けないと逆立ちしたって我々オッサンには勝てない。
時代の流れもあるのかもしれない。私が20代の頃、まだインターネットなんて存在せず、情報は自分の足で稼いだものだ。それだけ苦労した情報だからそれをしっかりと活かそうと誰もが思った。だからこそ分析力がついたんだと思う。
あとは本や新聞を読む事、これで日本語力が付く。あるカメラ、レンズレビューサイトでどこぞのリポーターが「レンズを買い増した」と言う表現を使っていた。うん?、これって「買い足した」の間違いじゃないか?。意味は通じるが、日本語としてはおかしい。
写真をフィルムから何度も焼く事を、「焼き増し」と言い、株の世界では「買い増し」は頻繁に出てくる。携帯電話の機種変更を今では「買い増し」と表現するようで、その辺がごっちゃになっているのだろう。でもそんな言葉を個人のブログとは異なる、企業が絡んだ公のレビュー記事に平気で使っているのだから、その人間の質が判るってもんだ。
話を戻す。FA28-70mmF4ALについて語っているWEBサイトの大半は何年も前に書かれたもの、最新のK-5にこのレンズを装着して、「安いのにスゲェ描写をするぞ!」なんて書いている人は一人もいない。
つまりK20Dから細かな描写が出来るようになったPentaxのカメラではこのレンズの描写力では対応し切れなくなったんじゃなかろうか?。MTF曲線はさほど悪いものではないので、加えてローバスフィルターの罪もあるのだろう。
K10Dを売却して失敗したか?、いいえ、大丈夫。K10Dと共にこの2本のレンズもお役ごめんとなった。Ricohの資本が入ったとは言え、当分は135フルサイズカメラなんて発表しないだろうし、発表されたところで、そこそこのプライス、すぐに買える代物ではない(いずれにせよ135フルサイズのカメラを買うとしたらNikonに移行する)。
そして上述したようにK20Dからのカメラでは見た目の解像力が弱く、2本レンズの活かし方がない。フィルム時代のズームレンズはもはや不用品。値が付くうちに売り払った方が賢明。
ちなみに不思議だなぁ~。デジタル専用として設計されているDA18-55mmF3.5-5.6AL(初期型)。これはK10Dで撮られた写真を見ても恐ろしいくらいに眠い(笑)。シャープをハードに掛けないと私の基準からは漏れてしまう。やっぱりこのレンズは糞レンズだと思う。
このレンズも不用と言えば不用、でも買い取り額が千円にも満たないのだから、売っても馬鹿馬鹿しい。小さいので近所のお散歩写真や小旅行には使えるだろう、また雨降り時、壊れてもいいレンズとしてかろうじて残している次第。
このレンズそのものが欠陥品かと疑ってPentaxに2度も点検をお願いしたが、問題無しとの事、やはり基本性能が劣っていたのだろう。
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コメント
ハンドル職人 | URL | Ko3VlV3g
おはようございます!
体調のほうはいかがでしょうか?
私も最近は運動不足のせいか腰の状態があまり良くなく
本当に困ったものです。(苦笑)
すでに仰られた理由でK10Dをいまだに手放すことができない、
あるいは使い続ける人が多いのだと思います。(同じセンサーを使ったK200Dも同様)
レンズとのマッチングというか相性みたいなものがあるのは
事実のようで、当然ながらカメラが進化すればレンズもそれに見合うように
進化せざるを得ないのだと思います。
「フィルム時代はカメラよりもレンズのほうが大事な資産だ。」
なんてよく言ってました。
確かにフィルムカメラそのものはエントリー機を使おうがプロ機を使おうが
同じレンズ同じフィルムであれば出てくる画の違いはほとんどありません。
デジタルが主流になった昨今、飛躍的な進化を続けていけば
それに見合うカメラ本体とレンズというのは当然必要になってくるでしょう。
そうなるともはやレンズも資産だなんて言えなくなってしまいます。(悲)
進化とともに限りなく性能を追い求めていく経済的に余裕のある人はともかく、
私のような貧乏人は当然そんな余裕はありませんので
ある程度どの辺で妥協せざるを得ないのかの見極めが難しくなってきました。
今後の動向にもよりますが、(買い増し、買い替えを含め)
やはりしばらくは様子見でしょうか。(笑)
( 2011年11月05日 10:38 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> ハンドル職人さん
風邪そのものはほぼ完治ですが、せっかく4連休だったのに結局何も出来ず、心が腐っています(笑)。明日動き回ってぶり返すのもあれなんで、ぐーたらな4日でしたねぇ・・・。腰は私も先月くらいから調子悪いです。辛いですよね。
K200Dって多分K10Dよりも優れていると思います。K-mを買った時、K-mの方が後発だからK200Dは駄目と店員に言われましたが、今ではその店員を恨んでいますよ。
仰る通り、フィルム時代はレンズは資産、カビやクモリが発生しなければ一生ものでしたが、今のレンズ、特に廉価版のズームレンズ等はボディと同じく使い捨てっぽいイメージがありますねぇ。今後のカメラはローバスフィルターを使わない方向性に行くようなので、さらにレンズ性能がものを言う事になるのでしょうね。
pentaxの場合、単焦点レンズのlimited系は描写力はそこそこを保持しているようだし、さほど高い代物でなく、これを一生ものとして、ズームレンズはボディが変わる都度、買い換えるって感じになるんでしょうかね(笑)。
( 2011年11月05日 21:02 )
マーク | URL | -
僕がK20Dをキタムラで買った時、K20Dの在庫が140台もあったのに、
先日、在庫を見てみたら5台になってました。案外、人気?があるのかな、と思った次第です。
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1110/28/news085.html
あと、ちょっと興味があった記事なんですが、ペンタらしさや、リコーらしさは残してもらいたいですが、
お互いの技術陣がまったく交流しないということは、まさかないですよね^^;
せっかくなので、両社のよい所を合わせながら製品を開発してもらいたいと思いました。
( 2011年11月06日 00:14 )
BigDaddy | URL | -
> マークさん
Nicon、Canonユーザーが2つ目のシステムって事でpentaxをって方も多いようで、値段がこなれたK20D、もしかするとそういう意味でサブシステムのカメラとして人気があるのかもしれませんね。今日の日記にも書いている通り、露出と出て来る絵はかなり良いですから、jpg撮って出しにも十分に耐えられますもんね。
なるほど、別々に運営していくんですか。個人的には統合しちゃって欲しいですね。だって別々にするって事はもし赤字になったらまたpentaxだけ切り離して放り出すって出来ますから、どうも消極的な方針に思えちゃいますね。一緒に命を掛けて!、ってんなら統合するべきだと思います。
( 2011年11月06日 16:22 )
亮介 | URL | -
はじめまして。イタリアでk-7を使用しています。k-7関連の過去ログ、興味深く拝見しました。ここまでの日本語レビュー記事は他にはなかなかありませんね。勉強になりました。自分の機材をより深く知ることができました。ありがとうございます。
質問なのですが、bigdaddyさんはたびたび600万画素に落としたjpegの利について述べられています。これはaps-cセンサーに無理のない画素数ということではないかと思うのですが、a4サイズ程度までのプリントであれば、撮影時から六万画素プラスrawでとって置いた方が良いということでしょうか。
( 2011年11月07日 05:07 )
BigDaddy | URL | -
> 亮介さん
コメントありがとうございます。海外からのコメントは初めてです。K-7だけに言及した記事は少なく、また初めてk-7を使ったのはK20Dが故障し、その代替カメラとして1週間借りただけなので、今記事を見直すとちょっと恥ずかしいかもしれません。
今回K-5購入に当たってK-7は売らずに残したので、近いうちにまたK-5VSK-7、そんな記事を書いてみたいと思っています。ただ、このところ腰痛&風邪で全く写真を撮っておらず、もう少しお待ちください。
600万画素の件、元々、pentaxの開発陣から出た話でK20Dをあえて600万画素に落とし、ファインシャープネスを+4にすると高い解像感が得られるという事で600万画素にしていましたが、色々とやっているとphotoshopやlightroomを使う事が前提ですが、1460万画素の方が良いと感じています。
それでも今も尚600万画素でjpgを保存しているのは、ピントチェック用(加えてブログ掲載用)としてjpgを利用しているからです。等倍はピントチェックするには無駄に大きいですからね(笑)。
A4のプリントの場合、250~300dpiでプリントするのが一般に良いとされているので、600万画素もあれば十分ですが、プリントサイズが異なる度にJPGを作り直すのも面倒でしょうから、RAWで撮影し、好みに現像の後、1460万画素のJPG(可能ならばカメラ内現像でTIFFファイルを作り)を残した方が良いと思っています。
K-7の場合、好みにもよりますが、ISO100でカスタムイメージをリバーサルフィルムで撮影するとK-5よりも良い像を結ぶそうで(これは記事にも書きましたが、K-7のISO100の像はK-5よりも良いとpentaxの開発、サービスの方が言及しています)、プリントを考えるとSDカードやハードディスク、パソコンスペックに余裕があり、使用されているモニターが大きければそのままRAW+1460万画素JPGが良いのでしょう。
私自身は上述した通り、今も600万画素のjpg保存しかしていませんが、プリント時はRAWファイルから現像、レタッチを行うので、単なるピントチェック用として使っているだけなんです。
( 2011年11月07日 23:56 )
亮介 | URL | -
長く丁寧なお返事ありがとうございます。腰痛お大事にしてください
六百万画素の件、納得行きました。最近はrawのAperture現像のみでしたが、そういうjpegの使い方も面白いですね。
実は最近k-7のダイヤルが不調で、k-5の導入を検討していました。そこでそのものずばりk-5 vs k-7という記事が検索ヒットしたわけです。二台あると検査に出すのに便利という記事も拝見しました。本当はk-3を待ちたいところですが、k-5との二台体制もいいですね。記事楽しみにしています。
これからよろしくお願いします。
( 2011年11月08日 04:57 )
BigDaddy | URL | -
> 亮介さん
エントリーモデルのK-rが生産中止になったそうで、来年早々、K-rの後継機が出て来る可能性が高く、だとすると来春くらいにもしかするとK-5の後継?、とも考えられるのですが、少なくともK-5は完成品ですから(一部しょーもない仕様があります、これについては来週くらいにネタにします)、日本では8万円をすでに切っていますから、買っても損はないと思います。
それとpentaxの場合、新機種が出てもファームウェアの不備などですぐに買うと確実に失敗すると感じており(笑)、ならば来春新製品が出ても1年以上は触らない方がいい、私個人はそう思っていますし、K-5を2台も買ったのだから、もうPentaxはいいかなぁ、次はnikonか?、そんな方針でいるんですよ。
こちらこそ今後ともどうぞ宜しくお願いします。
( 2011年11月08日 19:08 )
亮介 | URL | -
次はニコンですか。僕はこれからもペンタですね。RICOHと組んだペンタックスが面白いk-5後続機を出してくれるのではないかと期待しています。新製品が安定するまでの時間を考えると、K-5もたしかにありですね。田舎住まいですと、気楽にサービスセンターでみてもらうことができないのも痛いです。k-5買って、k-7メンテに出すかな。。。
( 2011年11月08日 22:39 )
BigDaddy | URL | -
> 亮介さん
これを書くとpentaxユーザーを減らしそうであんまり公にしたくないのですが(笑)、pentaxって個体差が激し過ぎます。今までK10dとK20dは中古で購入したので仕方ないと思うのですが、新品で買ったK-m、K-7も、そしてなんと今回、k-5、2台ともピントが狂っていたんですよ。工場出荷時の検品がしっかりされていない証拠です。買った翌日にピント調整で、うち1台は電子水準器が狂っていて、これは調整じゃなく修理だそうです。
電子水準器が狂っているってのはかなりの割合で出ているようです。ピントはデジタルの場合、センサーがフィルムと違って極薄なので、他社でも似たような事が起きているようなのですが、知り合いにnikon使いがいて、今までにnikonではそれがあまり発生していないと言うもので、買って何も調整しないで使えるカメラが欲しいのですよねぇ。
ちなみにこれは来週くらいのネタになりますが、K-5はK-7と露出の傾向が違います。非常に扱い辛くなっており(K-7よりもさらにシャドー部が粘るオーバー露出になるので輝度差が多い風景ではハイライトが飛んでしまう)、私は結果、多分割測光でなく、中央重点測光を中心に使っていたりしてます。K-5を買われたら実戦投入の前にK-7と比較しながら色々と露出テストされ、傾向を掴んだ上で、K-7をメンテされた方が良いかと思います。
( 2011年11月08日 23:10 )
亮介 | URL | -
なるほどk-5とk-7でも露出傾向に違いがあるのですね。さらなる比較記事楽しみにしています。
( 2011年11月12日 09:07 )
亮介 | URL | -
お教えいただいた内容を参考にして、昨日今日の山行ではrawに加え、リバーサル/FS2+4のjpegをとってみました。かなり癖のある仕上がりですが、そういうフィルムが入ってると思うとリバーサルも面白いですね。
次のリンクの最後の方、昨日の日付の写真がそれに当たります。
https://picasaweb.google.com/112899767555124115109/MontiSibillini
ウエブ用はしばらくjpegとって出しを使ってみようと思うようになりました。
昨日も零下の風の中、k-7のダイヤルはもう暴れまくり。やれやれ、です。
( 2011年11月14日 05:54 )
BigDaddy | URL | -
> 亮介さん
1つ情報です。あくまでもフィルム、つまりベルビアなんですが、それを模倣する場合、Pentaxの関係者曰く、リバーサルモードでシャープはノーマルモードで-1くらい、それでフィルムらしい仕上がりになるそうです。
私個人はカリッとしている絵が好きなのでFSで+2くらいにしています。シャープに関しては好みがありますので、SDカードにRAWファイルをコピーして再現像し、ノーマルシャープ、ファインシャープネスで、-2~+4くらいまで色々とテストするしかないのでしょうね。
リバーサルモードは12日の雲海、このような風景で撮るとかなりドラマチックになる気がしました。またこのモードは強制的にホワイトバランスを太陽光にするので、朝、夕方は色合いが大きくアンバーに振れますが、確かにそれがベルビアっぽいと言えばっぽいんですよねぇ。
( 2011年11月15日 00:04 )
亮介 | URL | -
アルバムご訪問ありがとうございます。いやはや、おかげさまでまだまだ勉強不足だということがますますわかって来ました。カラーモードによるホワイトバランスの制御なんて考えたこともなかったです。
( 2011年11月15日 02:01 )
BigDaddy | URL | -
> 亮介さん
picasaのアカウントを持っていないのと、ブログにもお邪魔させて頂きましたが、海外写真や山岳写真は専門外なので、あえてコメントはしませんでした。と言うよりもpicasaのアルバム写真を拝見して、ただただ、美しいと唸るばかりです。
Pentaxのカメラはカメラ内でJPG写真用に様々な事が出来ますが、私もいまいち把握していません(笑)。例えば、カスタムイメージのキーとハイライトコントラスト、シャドーコントラスト、これらをどう設定したら好みのJGP画像を作れるかとか、まだ良く判っていないのです。
特に近頃はRAWファイルをlightroomで読み込んで現像している事が多いので、カスタムイメージは全く無視されますから、いずれ、K-7、K-5で、自己啓発としてカスタムイメージを極めてみたいところです。
( 2011年11月15日 19:35 )
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