2011年10月31日 00:00

Pentax K-7, Tokina RMC70-210mmF3.5
一部の人間だけだと思うが、価格.comや2チャンネル系を見ていると、必要以上に所持しているカメラを擁護する発言があり、それに対してアンチ派が喧嘩を売る、そんな図式を見る時がある。これがとっても滑稽だ。
手持ちのカメラが優れているに越した事はないが、不特定多数の人間が発言する機会の多いその手のサイトでそれを強調するのもどうかと思う。Pentax K-5とNikon D7000は同じセンサーを使っている事からライバル同士であるが、だからK-5が勝っている、いや、D7000の方が上だ、そんな話は不毛だ。
そんな訳で本日も以下はPentax K-5のお話・・・。
手持ちのカメラが優れているに越した事はないが、不特定多数の人間が発言する機会の多いその手のサイトでそれを強調するのもどうかと思う。Pentax K-5とNikon D7000は同じセンサーを使っている事からライバル同士であるが、だからK-5が勝っている、いや、D7000の方が上だ、そんな話は不毛だ。
そんな訳で本日も以下はPentax K-5のお話・・・。
今回、私はK-5を2台買った。1台はD7000でも良かったが、納得した上でK-5にしたのだから、その時点でD7000の事など忘れている。万が一、D7000の方がカメラとして優れていたとしても、最終的にシャッター音が小さい事、バッテリー等のアクセサリーを共有出来る事、これでK-5を2台買うと決めている。
唯一の不満点として、使い勝手。PentaxのカメラはK-5もK-rもQも、ボディを小さくし過ぎた弊害が非常に多い。ボタン1つ1つが近寄っているし、小さいし、慣れるのに非常に時間を要する。K-m、K10D、K20D、K-7と使ってきているのに未だに時折、操作をミスる事がある。
方やNikonやCanonの一眼レフは一度ボタンやダイヤルの場所を覚えちゃうとまず間違う事は無い。Pentaxがプロ機になれないのはその辺だと思う。商業プロ、特にスポーツや報道系のカメラマンは絶対に失敗しちゃならないのだから。
よって、NikonやCanonをお使いの方がわざわざPentaxを買うのにはちょっと疑問がある。どうしても超高感度域を使いたいのなら、予算を大幅に増やしNikonのフルサイズ機を買った方が良いし、スペックはCanon EOS-7Dが全てに於いて勝っている。
だからどちらかと言うとミラーレス一眼、OlympusのPENシリーズ、LumixのGFシリーズ、SonyのNexシリーズ、この辺のカメラをお使いの方にPentaxのデジタル一眼レフをお勧めしたい。
ミラーレス一眼はボディサイズが小さいから今でも小さなボタンやダイヤル操作を強いられている。だからK-5のボタンやダイヤル操作も気にならない筈。それでAPS-Cと言うフォーサーズよりも一回り以上大きなフォーマットで超高感度にも強いのだから、買い足すには最高のカメラだと思う。
Olympusの最新モデルのE-P3。知り合いが購入したのでとことん触らせて貰ったが、量販店で適当に触っているだけでは判らない、扱い辛さがある。例えば背面の右手の親指近くにある縦長のダイヤルと背面ダイヤル。大半の人はここに絞り(シャッター)と露出補正を割り当てていると思うが、手がでかい私は非常に操作し辛い。
特に背面のダイヤルは力加減を間違えると設定モードに入り込んでしまい、露出補正をしているつもりなのに、液晶画面上でAFのポイントが動いていたりしちゃう。室内で動かしてこれだから、冬の寒い日、手がかじかんでいたり、軍手なんてしちゃっていたらかなり手こずるだろう。
結局これもボディを小さくし過ぎた為の大きな欠点。しかもファインダーでなく基本的には背面の液晶画面で撮影、操作するように作られているから、ほとんどが液晶画面で占められちゃっている。ファインダーありきで設計していたら液晶画面を2.7インチにして、もうちょっと操作系を大きく出来たのに・・・。
そしてこれがPentaxのカメラに共通する。つまり、PENデジやLumix GFシリーズを使っている方はそういうちまちました操作に慣れているから、K-5やK-rの小さなボタンにもすぐに慣れるだろう。
だからこそそういう方達がステップアップ、買い足す場合にK-5やK-rを買って頂ければと思っている。巷ではPENデジの外付けEVFのVF-2、とても見やすくて云々なんて言われているが、果たしてホント?、構図を変えるとカクカクするし、大して優れているとは思えない。むしろ一眼レフタイプのLumixのGHシリーズのファインダーの方が見易いと感じるし、解像度は低いがRicoh GXR用のEVFの方が遥かに見易いと感じる。
そんなEVFを使っている人にはデジタル一眼レフの光学ファインダーは見たままが写っているから非常に美しく見える筈。勿論、露出を変えたり、露出補正をしても光学ファインダーだから見た目には何も変わらないから、最初は戸惑うかもしれないが、それこそ慣れだろう。
Pentaxのデジタル一眼レフがNikon、Canonより勝っているのはボディ内手振れ補正だろうか?。どんなレンズを装着しようがブレ補正してくれる。これは同じくボディ内ブレ補正を採用しているPENデジを使っているカメラマンなら当たり前に欲しい機能だろう。Nikon、Canonのカメラはレンズ内補正なので、それの付いていない単焦点レンズや旧式のレンズでは常にブレとの戦いとなる。
タイの洪水でSonyのカメラは年末年始のボーナス戦線では離脱を強いられる。Nikonも品薄が続くようだ。そう、今、買い、Get Itな一眼レフはPentax K-5、K-rだったりする。PENデジ、GFシリーズのユーザーはこの2台のカメラを選択肢に入れてみてはいかがだろうか?。
本日の写真、カメラはK-7だが当然これもボディ内手振れ補正が付いている。レンズは恐らく30数年前のものであろうTokinaの70-210mmF3.5。このレンズは特に凄いって訳じゃないが、開放絞りが比較的明るいのとボケが美しいのでこの手の風景に良く利用している。
この日は雨が振っていて日中でもシャッタースピードを稼げなかった。電子接点のないレンズなので露出の詳細は不明だが、恐らく70mm~100mmくらい(135換算で105~150mmくらい)で撮影している。シャッタースピードは1/60秒だからブレてもおかしくない風景。でもボディ内ブレ補正の為、全くブレていない。
加えてK-5、K-rならこの手の風景ならISO1600でもおおよそ行けるので、こんな雨の日でもF8、F11まで絞り込んで手持ちで風景写真を撮れちゃう。
唯一の不満点として、使い勝手。PentaxのカメラはK-5もK-rもQも、ボディを小さくし過ぎた弊害が非常に多い。ボタン1つ1つが近寄っているし、小さいし、慣れるのに非常に時間を要する。K-m、K10D、K20D、K-7と使ってきているのに未だに時折、操作をミスる事がある。
方やNikonやCanonの一眼レフは一度ボタンやダイヤルの場所を覚えちゃうとまず間違う事は無い。Pentaxがプロ機になれないのはその辺だと思う。商業プロ、特にスポーツや報道系のカメラマンは絶対に失敗しちゃならないのだから。
よって、NikonやCanonをお使いの方がわざわざPentaxを買うのにはちょっと疑問がある。どうしても超高感度域を使いたいのなら、予算を大幅に増やしNikonのフルサイズ機を買った方が良いし、スペックはCanon EOS-7Dが全てに於いて勝っている。
だからどちらかと言うとミラーレス一眼、OlympusのPENシリーズ、LumixのGFシリーズ、SonyのNexシリーズ、この辺のカメラをお使いの方にPentaxのデジタル一眼レフをお勧めしたい。
ミラーレス一眼はボディサイズが小さいから今でも小さなボタンやダイヤル操作を強いられている。だからK-5のボタンやダイヤル操作も気にならない筈。それでAPS-Cと言うフォーサーズよりも一回り以上大きなフォーマットで超高感度にも強いのだから、買い足すには最高のカメラだと思う。
Olympusの最新モデルのE-P3。知り合いが購入したのでとことん触らせて貰ったが、量販店で適当に触っているだけでは判らない、扱い辛さがある。例えば背面の右手の親指近くにある縦長のダイヤルと背面ダイヤル。大半の人はここに絞り(シャッター)と露出補正を割り当てていると思うが、手がでかい私は非常に操作し辛い。
特に背面のダイヤルは力加減を間違えると設定モードに入り込んでしまい、露出補正をしているつもりなのに、液晶画面上でAFのポイントが動いていたりしちゃう。室内で動かしてこれだから、冬の寒い日、手がかじかんでいたり、軍手なんてしちゃっていたらかなり手こずるだろう。
結局これもボディを小さくし過ぎた為の大きな欠点。しかもファインダーでなく基本的には背面の液晶画面で撮影、操作するように作られているから、ほとんどが液晶画面で占められちゃっている。ファインダーありきで設計していたら液晶画面を2.7インチにして、もうちょっと操作系を大きく出来たのに・・・。
そしてこれがPentaxのカメラに共通する。つまり、PENデジやLumix GFシリーズを使っている方はそういうちまちました操作に慣れているから、K-5やK-rの小さなボタンにもすぐに慣れるだろう。
だからこそそういう方達がステップアップ、買い足す場合にK-5やK-rを買って頂ければと思っている。巷ではPENデジの外付けEVFのVF-2、とても見やすくて云々なんて言われているが、果たしてホント?、構図を変えるとカクカクするし、大して優れているとは思えない。むしろ一眼レフタイプのLumixのGHシリーズのファインダーの方が見易いと感じるし、解像度は低いがRicoh GXR用のEVFの方が遥かに見易いと感じる。
そんなEVFを使っている人にはデジタル一眼レフの光学ファインダーは見たままが写っているから非常に美しく見える筈。勿論、露出を変えたり、露出補正をしても光学ファインダーだから見た目には何も変わらないから、最初は戸惑うかもしれないが、それこそ慣れだろう。
Pentaxのデジタル一眼レフがNikon、Canonより勝っているのはボディ内手振れ補正だろうか?。どんなレンズを装着しようがブレ補正してくれる。これは同じくボディ内ブレ補正を採用しているPENデジを使っているカメラマンなら当たり前に欲しい機能だろう。Nikon、Canonのカメラはレンズ内補正なので、それの付いていない単焦点レンズや旧式のレンズでは常にブレとの戦いとなる。
タイの洪水でSonyのカメラは年末年始のボーナス戦線では離脱を強いられる。Nikonも品薄が続くようだ。そう、今、買い、Get Itな一眼レフはPentax K-5、K-rだったりする。PENデジ、GFシリーズのユーザーはこの2台のカメラを選択肢に入れてみてはいかがだろうか?。
本日の写真、カメラはK-7だが当然これもボディ内手振れ補正が付いている。レンズは恐らく30数年前のものであろうTokinaの70-210mmF3.5。このレンズは特に凄いって訳じゃないが、開放絞りが比較的明るいのとボケが美しいのでこの手の風景に良く利用している。
この日は雨が振っていて日中でもシャッタースピードを稼げなかった。電子接点のないレンズなので露出の詳細は不明だが、恐らく70mm~100mmくらい(135換算で105~150mmくらい)で撮影している。シャッタースピードは1/60秒だからブレてもおかしくない風景。でもボディ内ブレ補正の為、全くブレていない。
加えてK-5、K-rならこの手の風景ならISO1600でもおおよそ行けるので、こんな雨の日でもF8、F11まで絞り込んで手持ちで風景写真を撮れちゃう。

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コメント
ゆたか | URL | LkZag.iM
こんばんは。
逆のパターンもありで、ペンタックスユーザーは違和感なくミラーレスを使えるような気がします。
ちまちま操作系に慣れていますから(笑)。
( 2011年10月31日 01:10 [Edit] )
ハンドル職人 | URL | Ko3VlV3g
こんばんは!
私がその逆パターンの一人!?です。
まだ使い込んでいませんが。(大笑)
( 2011年10月31日 20:40 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> ゆたかさん
ペンタを買う人は小さなカメラが好きって人も多いでしょうから、仰る通り、違和感なくミラーレスを使えるのでしょうね。でも今回じっくり・・・とは言ってもほんの1時間程度ですがE-P3を触ってみて、こりゃぁ思った以上にちまちましているなぁと感じました(笑)。
( 2011年11月01日 01:58 )
BigDaddy | URL | -
> ハンドル職人さん
あはは、そうですよね(笑)。
私もその逆パターンになるか、Rioch GXRで親会社のカメラを買うか、当分思案するでしょうね。PENデジでちょっと残念だったが、本文にも書いていますが、評判の良いVF-2の見え具合がちょっと気に食わなかったです。
( 2011年11月01日 01:59 )
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