2011年10月10日 00:00

Pentax K-7, SMC FA28mmF2.8AL
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レンズ1本勝負第2弾!(笑)。
第1弾の10月7日と10月8日の記事では35年くらい前のSMCP24mmF2.8でのお散歩だったが今回は10年くらい前のレンズだろうか?、FA28mmF2.8AL、これ1本でお散歩写真をしてみた。
レンズ1本勝負第2弾!(笑)。
第1弾の10月7日と10月8日の記事では35年くらい前のSMCP24mmF2.8でのお散歩だったが今回は10年くらい前のレンズだろうか?、FA28mmF2.8AL、これ1本でお散歩写真をしてみた。
28mmレンズ、135換算すると43mm相当、一般に言われる標準レンズよりほんのちょっとだけ広角寄りではあるが、標準レンズ感覚で写真を撮れる、標準レンズよりも一歩前へ行くだけでこのレンズは問題なく使える。
SMCP24mmF2.8と違い、AF、AEが使えるからお気楽だ。今回のカメラは小さな単焦点レンズが似合うK-7。このK-7と単焦点レンズの組み合わせは無茶軽い。持っているのを忘れてしまうくらい。やっぱりAPS-Cならカメラは小さくしないといけないと思う。CanonもNikonもでか過ぎ。
さて、こんなAE、AFのお気楽散歩、果たしてフォトスローライフと呼んで良いものか?。うん、ちょっと微妙。フォトスローライフは如何に無駄な事を楽しめるかに掛かっており、レンズは1本と不便ではあるが、AE、AFが使えちゃうって事は普通のお散歩写真とさほど変化はない。
ただ、じゃぁフォトスローライフじゃありませんよ!、と言っちゃうとネタが続かなくなるので、今回は「ズームレンズ全盛の今、単焦点レンズ1本だけで撮り歩く、だからフォトスローライフだ!」とちょっと強引だが言い切ってしまう事にした。
勿論24mmF2.8と同様にこのレンズにマッチしない風景は見なかった事にする、これは変わらない。遠くに良い風景を見つけても、進行方向だったら近付くが、そうでなかったら、見なかった事にする。単焦点レンズ1本のお散歩は「諦めが肝心」だ。
そうでもしないと1本だけで挑んだ事に必ず後悔する。「今日はロケハン、また今度来ればいいさ」くらい気を抜いていた方がスマートなのだろう。24mmや28mmと言ったレンズは(135換算で36、43mm相当)、自分から5メートル以内の風景だけを見ていれば良い。
先日も述べた通り、レンズ1本だけでお散歩写真をし、それに見合った風景を切り取る、これは積極的にその焦点距離の風景を探している事になり、己はこの瞬間、単焦点レンズを極めているんだ!、と言うナルシスト状態になれちゃうのだ。
またこれも先日書いた通り、普段そんな構図では絶対に撮らない風景でも、その所持したレンズで何とか理想の構図に近付くように努力をする、結果、自分の可能性、写真の幅を広げる事が出来よう。そしてそんな時にきっと「嗚呼、レンズ1本のお散歩写真って楽しいぜ!」と思うに違いない。
さて、この日はちょっと撮影する地域を間違えた。下町は下町なのだが、隣接する丘の上のお金持ちの町に誤って入り込んでしまった。丘の上のお金持ちの町って、どこへ行くにも坂を上り下りする事になり、結果、どの家でも車は必需品。そして車が移動手段となるから、道が広いったりゃありゃしない(笑)。区画整理されたそんな場所に私の求める風景はない・・・。
過去に何度も周辺をウロついているのでそこがお金持ちの地域とは知っていたんだ。でも下町散策で楽しいのは台地の際(きわ)を歩く事。タモリじゃないが、坂と階段の多い町ってのは面白いに決まっている。だから坂を上ったり下ったりしていたら、案の定道に迷って着いた先が馬鹿でかい家ばかり建つお金持ちの町・・・。
撮影日は残暑でもとても暑かった。そしてこの町の最大の欠点はボロい、昭和を感じる風景が皆無なのに加えて、何故か自販機が一台もない事。これにはびっくりする。何かのモデル地域なのか?。とにかく探せど探せどジュースの自販機が見つからない。
また近くに大きな運動施設付きの公園からあるからなのか、ちょっと一休み・・・、そんな手頃な公園も皆無。要するにこの町に入ってしまったら飲料水を買い求められず、ベンチに腰を下ろして休憩する事も出来ない。とにかくここを脱出しない限り、熱中症にだってなり兼ねない。そしてふと思う。K-7とFA28mmF2.8ALだけで良かったって。
なんとかそこを15分で脱出し、再び、台地の際から下界へ降りていく。少なくとも東京の場合、この台地と谷ってのは瞬時にして貧富の差を理解出来る。階段や坂を下った瞬間に昭和の香りがプンプンと漂ってくる。区画整理はされていない、道は狭い・・・。
本日の写真はその台地の際の中間地点での1枚。常々思う事、坂を写真で表現するのは難しい。この写真の坂、何となく急坂には見えているだろうが、実際に歩くととんでもない。雪が降ったら100%歩けない坂。45度は大袈裟にせよ、30度近くは軽くあるんじゃなかろうか?。
運良く、兄弟だろうか?、通りがかってくれた。坂を表現するには人を配置するのが一番。写真的には本来、もっと手前に兄弟を構図するべきだったとは思う。
言い訳がましいが、この坂は自転車を押して上るには大人でも相当に辛いと思う。この幼い兄弟は力を合わせて懸命に押していた。ところが写真ではベストなポジションであっても妹のスカートが短い短い。自転車を後ろから押すものだから前屈み、こちらからはずっとパンツ丸見え。アニメのワカメちゃんならまだしも、流石に今の時代、小さな女の子のそういう写真はやばいでしょ?。
SMCP24mmF2.8と違い、AF、AEが使えるからお気楽だ。今回のカメラは小さな単焦点レンズが似合うK-7。このK-7と単焦点レンズの組み合わせは無茶軽い。持っているのを忘れてしまうくらい。やっぱりAPS-Cならカメラは小さくしないといけないと思う。CanonもNikonもでか過ぎ。
さて、こんなAE、AFのお気楽散歩、果たしてフォトスローライフと呼んで良いものか?。うん、ちょっと微妙。フォトスローライフは如何に無駄な事を楽しめるかに掛かっており、レンズは1本と不便ではあるが、AE、AFが使えちゃうって事は普通のお散歩写真とさほど変化はない。
ただ、じゃぁフォトスローライフじゃありませんよ!、と言っちゃうとネタが続かなくなるので、今回は「ズームレンズ全盛の今、単焦点レンズ1本だけで撮り歩く、だからフォトスローライフだ!」とちょっと強引だが言い切ってしまう事にした。
勿論24mmF2.8と同様にこのレンズにマッチしない風景は見なかった事にする、これは変わらない。遠くに良い風景を見つけても、進行方向だったら近付くが、そうでなかったら、見なかった事にする。単焦点レンズ1本のお散歩は「諦めが肝心」だ。
そうでもしないと1本だけで挑んだ事に必ず後悔する。「今日はロケハン、また今度来ればいいさ」くらい気を抜いていた方がスマートなのだろう。24mmや28mmと言ったレンズは(135換算で36、43mm相当)、自分から5メートル以内の風景だけを見ていれば良い。
先日も述べた通り、レンズ1本だけでお散歩写真をし、それに見合った風景を切り取る、これは積極的にその焦点距離の風景を探している事になり、己はこの瞬間、単焦点レンズを極めているんだ!、と言うナルシスト状態になれちゃうのだ。
またこれも先日書いた通り、普段そんな構図では絶対に撮らない風景でも、その所持したレンズで何とか理想の構図に近付くように努力をする、結果、自分の可能性、写真の幅を広げる事が出来よう。そしてそんな時にきっと「嗚呼、レンズ1本のお散歩写真って楽しいぜ!」と思うに違いない。
さて、この日はちょっと撮影する地域を間違えた。下町は下町なのだが、隣接する丘の上のお金持ちの町に誤って入り込んでしまった。丘の上のお金持ちの町って、どこへ行くにも坂を上り下りする事になり、結果、どの家でも車は必需品。そして車が移動手段となるから、道が広いったりゃありゃしない(笑)。区画整理されたそんな場所に私の求める風景はない・・・。
過去に何度も周辺をウロついているのでそこがお金持ちの地域とは知っていたんだ。でも下町散策で楽しいのは台地の際(きわ)を歩く事。タモリじゃないが、坂と階段の多い町ってのは面白いに決まっている。だから坂を上ったり下ったりしていたら、案の定道に迷って着いた先が馬鹿でかい家ばかり建つお金持ちの町・・・。
撮影日は残暑でもとても暑かった。そしてこの町の最大の欠点はボロい、昭和を感じる風景が皆無なのに加えて、何故か自販機が一台もない事。これにはびっくりする。何かのモデル地域なのか?。とにかく探せど探せどジュースの自販機が見つからない。
また近くに大きな運動施設付きの公園からあるからなのか、ちょっと一休み・・・、そんな手頃な公園も皆無。要するにこの町に入ってしまったら飲料水を買い求められず、ベンチに腰を下ろして休憩する事も出来ない。とにかくここを脱出しない限り、熱中症にだってなり兼ねない。そしてふと思う。K-7とFA28mmF2.8ALだけで良かったって。
なんとかそこを15分で脱出し、再び、台地の際から下界へ降りていく。少なくとも東京の場合、この台地と谷ってのは瞬時にして貧富の差を理解出来る。階段や坂を下った瞬間に昭和の香りがプンプンと漂ってくる。区画整理はされていない、道は狭い・・・。
本日の写真はその台地の際の中間地点での1枚。常々思う事、坂を写真で表現するのは難しい。この写真の坂、何となく急坂には見えているだろうが、実際に歩くととんでもない。雪が降ったら100%歩けない坂。45度は大袈裟にせよ、30度近くは軽くあるんじゃなかろうか?。
運良く、兄弟だろうか?、通りがかってくれた。坂を表現するには人を配置するのが一番。写真的には本来、もっと手前に兄弟を構図するべきだったとは思う。
言い訳がましいが、この坂は自転車を押して上るには大人でも相当に辛いと思う。この幼い兄弟は力を合わせて懸命に押していた。ところが写真ではベストなポジションであっても妹のスカートが短い短い。自転車を後ろから押すものだから前屈み、こちらからはずっとパンツ丸見え。アニメのワカメちゃんならまだしも、流石に今の時代、小さな女の子のそういう写真はやばいでしょ?。

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コメント
銀天ジロー | URL | mQop/nM.
いいです
えーとレンズ1本勝負第2弾!の話題とは若干それてしまうのですが
この急坂 私には実に上手く勾配のきつさを表現出来ていると思います
ちゃんと雪が降ったら100%歩けない 感じが伝わってきます(笑)
私が坂道を撮ると どうも勾配が思ったより表現できない なんか平坦ぎみに
写ってしまうのです 仕方ないので坂の側面を入れて「どう?これで判る?」的な
写真になってしまう 素人丸出しで申し訳ないですが・・・コツはありますか?
( 2011年10月10日 22:08 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> 銀天ジローさん
ありがとうございます。
私も同じですよ。階段は表現出来ますが、本文に書いた通り、坂は難しいと思っています。多分構図なのでしょうね。周辺をどの程度まで入れるか・・・。
もしかすると、人間の目に近く50mmくらいのレンズで撮るのが良いのかもしれません。広角過ぎても望遠過ぎても駄目な気がするんですよ。
あとはやはり急勾配であれば人物を入れるのが良いのでしょうかね。
( 2011年10月10日 23:31 )
vevey | URL | CC6c7dhQ
ほとんど男の子の力で押し上げているのでしょうが、女の子の方も微力ながら貢献しようとしているところがいいですね。この子たちが兄妹でない方が、今後ふたりの間に色々とドラマが起こりそうで面白いです。少女漫画チックですみません。
( 2011年10月14日 14:46 [Edit] )
空花 | URL | 8V2MC1qc
兄妹で力をあわせて坂道を上っている姿が、
とてもいいですね。
ほんとに昭和の風景みたいです。
こういう物語性のあるお写真には
心魅かれます。
すみません><レンズの話しはさっぱり分かりません。
Big Daddyさんはお詳しいんですね!
( 2011年10月14日 18:24 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> veveyさん
妹の方は途中で自分が上るのに疲れちゃったって感じがしましたね。お兄ちゃんは坂の途中からブーブーと文句を言っていましたよ(笑)。
写真の面白さは撮影者もこうやって写真をご覧になる方も、勝手に妄想出来る点ですよね。今回私はモノクロにした事もありますが、なんでしょう、今日の夕飯はお母さんおカレーだよ!、そんな風景でしたかねぇ。
( 2011年10月14日 22:03 )
BigDaddy | URL | -
> 空花 さん
veveyさんへのお返事に書いた通り、モノクロにしたせいもありましょうし、撮影時間が夕方であったので、この2人、これから仲良く家に帰り、お母さんの作ったカレーを食べる!、そんな妄想をしていましたよ(笑)。
レンズなどの機材ネタと言うのは、本人が必要であると思えば勝手に理解するもですから、空花さんもそういう時期が来るかもしれませんし、人によってはそんな事どうでもいい、そんなタイプもいますから、特に気にする事はないと思いますよ。
( 2011年10月14日 22:08 )
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