にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

RawTherapeeがVer5.10になっていた

2024年04月06日 00:00

オレが考えるFujiflimのプロネガハイ

2024-04-06_01

Sony α6000
E PZ 16-50mmF3.5-5.6



今日はとっても痛いお話から・・・。

世間と思考がずれている勘違い野郎を「痛い奴」と呼んだり、精神的に滅入っている時にも「心の痛み」と言ったりもするけれど、今回のは正真正銘の肉体的な「痛み」である。

ワーキングチェアの脚に右足をぶつけちまったんだ。ぶつけたと言うよりも「蹴り込んだ」、そんな表現の方がマッチしているくらい勢い良くガツン!。

「イテェ!!!」

頑丈な金属部分につま先キックしているのだからまぁ大変。あと10歳若かったらその瞬間に周囲の物に八つ当たりをして何かを破壊していたろう、それ程の激痛。それでも30秒~1分我慢すればあとはイライラが少しの間継続するだけで肉体的な痛みは治まってくる筈・・・。

でもこの日は違っていた。半日経てもまだ指先が痛い。風呂に入る際、靴下を脱ぎビックリ仰天。中指の3分の1くらいが変色している。強烈な内出血を起こしており、腫れも少しあるようだ。

変形はしていないし、力を入れると痛いながらも動く。うん、ポキリ系の骨折ではねえな。打ち身+突き指、最悪、ひびが入っているか?、ってな具合。数日様子を見て腫れが引かなかったり、歩行すら困難になったら病院に行くか・・・。

3日後、腫れはかなり治まった。うん、ポキリ骨折ではないな。内出血による変色も心なしか淡くなったような?。よって病院へは行かず。行っても指を固定され包帯を巻かれ、痛み止めを1週間分処方される程度だろう。そんな事をされたら靴を履けなくなるから困るし、鎮痛剤はロキソニンを腰痛用としてうちに大量に保管しているから不要だし・・・。

但し、突き指っぽい痛みだから指先に力を入れられない。歩くだけでも足の外、後ろ側に体重を掛けてびっこを引きながらだから運動なんて当然無理。フォアフットで走る人間なので当分の間はジョギング出来ないだろうな~。体重維持にはおうちでステッパーを踏むしかない(踵体重で踏んでいれば痛みは出ない)。

ビジネス用の革靴は痛くて履けない。それどころか一般的な幅のスニーカー(アディダススーパースターなど)も駄目。結局、痛みを我慢出来るのは幅広のドクターマーチンのワークシューズとキーンのトレッキングシューズだけ・・・。これらを愛用していて良かったよ!。そうじゃなかったらサンダル生活を強いられていたろう。

打撲+突き指だけだとしてもこんな状態だから2~3週間はケアしていないとならず、まぁ運良く?、今月も多忙そうだからどこにも遊びに行けそうもなく、療養ですな・・・。ゴールデンウィーク前には春の低山でも楽しみたいのだが、爪がどうなるかかな?。内出血状態を見る限り、爪は死ぬと思う。そうなったら春の行楽は無理・・・。爪が生え変わった頃、梅雨に突入しているに違いない。

怖いのは満員電車だ。足を踏まれたらアウト!。乗る位置を工夫しないとならない。とにかく右足を踏まれない場所の確保、今、これに命を賭けているとでも言おうか?。

では本題へ!。

昨秋を過ぎた頃からRAW現像にLightroomばかり使っている。理由は単純。RawTherapeeで大量の写真を現像するのが面倒臭いから!。秋以降ずっと旅行記ネタでしょう?。ひとつのネタに10~15枚を現像せねばならず、そうなるとLightroomの楽さ、便利さに軍配が上がる。処理スピードも速いしね。

だからその頃からRawTherapeeを起動せずに今に至る。気が付くとVer5.10になっていた。RawTherapeeは2年くらい前まで頻繁に更新され、その度にバグが修正されたり、新しい機能が増えたりで、アップデートが楽しみだった。ところが近頃は作者に「やり尽くした感」が出ちゃったのかな?。

Ver5.7くらいからは動作は安定しているし、Lightroomで可能な事はRawTherapeeでも出来るようになったし(HDRくらいかな?、RawTherapeeでは不可能なのは)、反対にRawTherapeeの方が作りやすい発色もあったりと、これ以上手を加える必要もないと多くのユーザーも感じていた筈。

でもそこにRawThepraeeの欠点が見えてくる。カメラメーカーが添付する現像ソフトやLightroomを使わずにわざわざRawTherapeeで現像するタイプの人間は基本的に「マニア」なのだ。マニアだからこそ多少バグっていたり、使い勝手が悪くてもRawTherapeeが進化し続ける事に楽しみを抱く。私もそう!。

Lightroomは現像しても楽しいと思った事はない。単に好みの発色に近づける為に各種項目を黙々と変更しているだけに過ぎない。つまり「正解」が判っている。だからこそ最短、ものによっては30秒以内に好みの発色に仕上げられる。でもRawTherapeeは今も尚、正解を得られない。機能が多過ぎてどれをどう使うか、それはユーザーの知識とセンスに任されている。

例えば「レティネックス」、「色の見え&明るさ」、「ウェーブレット」なんてまぁユーザーの99パーセントは使わないって!。それでもこれらがどう作用するのか気になって色々といじっちゃう。

「なるほど!、ここをこういじるとこうなるのね!」

それを理解出来る己に大満足。私はそれで「これらを使わなくても他で代替可能」と判断したので今ではそれらを使用する機会は激減したけれど、それでも時折、発色やディテールに納得が行かないとウェーブレット辺りをちょこちょ操作していたりする。

Ver5.8だったか5.9だったかでローカル編集(部分補正)が「ローカル編集タブ」として独立したでしょう?。Lightroomでは当たり前の部分補正がそれまで出来なかった。でもこれが完成した事により、Lightroomを使わずとも納得の行く現像が可能になった。でもこれも使い方が割と複雑でものにするのに時間が掛かった。

さらには今まで使いあぐねていた「L*a*b*調整」や「RGBカーブ」、これがオールドフォト風の発色を作るのに必要だと理解し、これもマスターするのに時間を費やしたけれど使いこなす事で納得の効果を得られたし、Lightroomでもほぼ同じ作業が可能なのだけど、この2つの機能に関してはLightroomよりもRawTherapeeの方が使い勝手があるし、高度なセッティングが可能なんだな。

オレが考えるオールドフォト

2024-04-06_02

Sony α6000
E PZ 16-50mmF3.5-5.6



上、実際のフィルムでこういう退色にはならない筈。でもそれこそが「オレが考える」な訳だ。こういうのが簡単に出来るのがRawTherapee。

言い換えると変幻自在な「オレが考えるオールドフォト発色」を楽しむのならLightroomよりもRawTherapeeを使うべし!、って事になる。これら、複雑だからこそのマスターした時の嬉しさ!。

「ふっ!、RawTherapee使いでもここまで理解して現像している奴は世界中を見てもそうはいねえぜ!」

と言った自負。

1枚に費やす時間は掛かるけれど、むしろ時間を掛けながらじっくりと!。タイムパフォーマンスの真逆、現像時間を楽しむ。これってフィルム時代の白黒フィルムの現像&プリントでも単にモノクロ表現したいだけでなく、カメラマンは同じような嗜好があったと思う。

趣味にタイムパフォーマンス云々とか言い始めたらお馬鹿でしょう!。仕事として大量の写真を現像しなくちゃならないプロカメラマンならRawTherapeeを使うべきではない。Lightroomで一気に仕上げるべき。

RawTherapeeの全てが面倒と言う訳ではない。「フィルムシミュレーション」もVer5になってから付加された機能で、これを使う事により、フィルムシミュレーションのユーザーインターフェースにちょっと難があるもののLightroomよりもフィルムライクな画作りを楽勝でセット出来たりする。

フィルムシミュレーションの多くはDxOのそれと発色がクリソツ。同一と断言しても良いくらい。恐らく(発色に関して)DxOのそれを丸パクリしていると思われる。これをセットするだけでかつてのフィルムっぽさを持った写真を作れちゃう。これはLightroomにはない機能である。

LighytroomもVSCOが販売していたVSCO Filmをセットすれば同じような処理が一発で可能になるのだが、残念ながらVSCO Filmは数年前に販売終了。私は運良く全てのVSCOを手に入れているのでLightroomでも楽勝でフィルムライクな画作りが出来るけれど、持っていない人はDxO FilmやAlien Skin exposureを購入し、Lightroomのプラグインとして動作させるしかない。


RawTherapeeのフィルムシミュレーションはFujifilmのデジタルカメラのフィルムシミュレーションであるベルビア、プロビア、アスティア、クラシッククローム、プロネガ、アクロスと言ったもののも他社のカメラでも使えたりする。世の中には、、、

「Fujifilmカメラのベルビアやプロビアを使いたいからFujifilmのカメラを使っている」

こんな人も多いみたいだが、RawTherapeeユーザーはFujifilm以外のカメラでも簡単にベルビア、プロビア、アスティア、クラシッククロームなどを利用出来る。現在はX-Trans IIIセンサー用のプロファイルまで揃っているのかな?(だから最近追加されたクラシックネガ、ノスタルジックネガなどはない)。よってX-Pro1やX-E1時代のベルビア、X-Pro2やX-E2時代のベルビア、X-T3時代のベルビアを色々と使えちゃう。

「所詮Fujifilmの発色をシミュレーションしているだけで同じではないぜ!」

きっとFujifilmユーザーはそう言うだろう。だったら試してみな!。手持ちのFujifilmカメラのRAWファイルを読み込んでそれらをセットしてみれば良い。ブラインドテストで撮って出しJPGと比較して見ればきっとビックリするだろうよ。

違いは明るさかな?。RawThrapeeはメーカー独自のデータは読み込まない設計なので同じ露出で同じ風景を撮影してもカメラ毎に露出差が出てしまう。特にFujiflimカメラでダイナミックレンジの拡大などをしていると大きく露出に違いが出る。

忘れちゃったのだけどFujifilmのRAWファイルをEXIFTOOLで解析すると露出係数のような数値が記録されていて、それを参考に露出補正を掛けてやるとRawTherapeeで撮って出しJPGとほぼ同一写真が作れる事になる。過去にうちのブログでその方法を書いていた筈。過去のネタのどこかに転がっている・・・。


そしてこれが可能になった事で、、、

「な~んだ、Fujifilmカメラのフィルムシミュレーションも結局はただのカラープロファイルなんじゃん!」

それを理解し、「Fujifilmカメラ欲しくてたまらない病」を克服出来たのであった。いや、今もFujifilmのカメラは欲しいとは思うけど、それはデザインがカッコイイからであって、Fijifilmカメラの最大の特徴であるフィルムシミュレーションには一切興味がなかったりするんだな。

だってFujifilmカメラのベルビアはベルビアと言う名称を持つちょっと彩度の高いカラープロファイルでしかなく、プロビアもアスティも同じ。反面、Lightroom上のVSCO FilmやRawTherapeeのDxOとクリソツのフィルムシミュレーションは当時のフィルムの特徴をより多く持っている。私個人は使っていて楽しいのは後者。

最近Fujifilmカメラに追加されたノスタルジックネガも見る限り全然ノスタルジックじゃない。Fujifilmのカラープロファイルで「これは使えそうだな」と感じたのはクラシッククロームとプロネガHiくらいかな?。でもこの2つでさえVSCO FilmやRawTherapeeのフィルムシミュレーションを知るとね・・・。

Fujifilmのフィルムシミュレーションを含め、どのカメラメーカーのカラープロファイルも結局は万人向け。及第点主義とでも言おうか?。突出したものがない(Pentaxだけ独自路線でユニークなカラープロファイルを用意しているけど)。何かが足りない。アパレルに例えれば幾ら発色が素晴らしくても80点止まり、所詮は吊るしでしかなく、個人の主観を全て反映してくれるオーダーメイドじゃないと魅力を感じない。

Fujifilmが考えるベルビアではなく「オレが考えるベルビア」、そうでないと満足出来ない。

オレが考えるベルビア

2024-04-06_04

Lumix GX7
G25mmF1.7



トップ写真はRawTherapeeのフィルムシミュレーションでプロネガハイを選んだのではなく、ゼロから「オレが考えるプロネガハイ」を作り込んでみた。

さぁて!。RawTherapee、Ver5.9からの変更点は?。

RawTherapee v5.10

上のページに詳しく書かれている。うん、大きな変更点はないのかな?。

使い勝手としては「Favoritesタブ」を設定画面から変更出来る点が好ましい。まぁ「Favoritesタブ」は一度セットしちゃえばほとんど変更する事はないのだが、マウスでチョイチョするだけで設置出来るのは有り難いのと「Favoritesタブ」にセットした項目を元のタブに表示させたままに出来るのも気が利いている。Lightroomと併用している方は「Favoritesタブ」をLightroomと同じような並びにしちゃえば迷いも少ない。

ハイライト復元で新たな方式が加えられている。RawTherapeeがLightroomに劣るのはハイライト補正。Lightroomで白飛びした部分を救えてもRawTherapeeでは救えない場合が結構ある。だから期待したのだが、まぁ大きな変化はないかな?。それでもこれまではすぐに補正を諦めてとんでもない着色をしてしまっていたのが少し粘りが出てきたかな?。

Lightroomよりも劣るのがもう1つあった。それはノイズリダクション。劣ると言うと語弊があるかな?。私個人としてLightroomのノイズリダクションの方が好み。RawTherapeeはディテール優先にするとシャドー部のノイズがどうにも汚くて好きになれない。勿論、、、

「等倍でチェックしたら・・・」

って事になるのでA3~A3ノビプリント程度なら余程オリジナルがノイズまみれでない限り、そうだなぁ、Sony α7IIならISO12800以上、Olympus OM-D E-M1markIIならISO6400以上、今回掲載しているカメラならLumix GX7とSony α6000ならISO3200以上の像でない限り、どうにでもなる。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. tsunomagari | URL | mQop/nM.

    久しぶりに

    BigDaddy さんらしい記事ですね(笑)
    最近の僕はLightroomでVSCO FilmのPortra 160 か、400ばかりです。とは言っても自転車ばかり乗ってるんですけどね。

    お怪我の件、満員電車対策に安全靴は如何ですか?すぐに良くなるかも知れませんが、ワークマンで物色されてはどうでしょう?

    今、ハノイの空港にいまして、これから帰国なんで久しぶりに桜が撮れるのではないかと期待しています。

  2. Kaz | URL | NSZPX.9E

    疲労していると集中力の低下から怪我しやすいんですよね。ギプスシューズなるものも数千円で買えるようですし検討されてみては。何はともあれお大事になさってください。

    今回の記事、非常に貴重で勉強になります。現像は写真の出来を決定づける肝(キモ)となる、秘匿される部分であり、よくYoutubeなどで有料会員のみの特典とされ皆が知りたがるところですね。

    RawTherapee、私の場合、残念ながらMacとの相性が悪いのか、私のMacが古くてメモリ不足だからなのかどうも動作が重くて…。かと言ってLightroomの継続課金はどうしても避けたい。DxoとCapture one(C1)を比較して、私が注目するYoutuber数名の間で定評があり直感的にも自分に合いそうと感じたC1をバージョンアップ前の特価セールで買い切り購入しました。 https://alexonraw.com/ こちらのサイトがかなり完成度の高いC1ガイドサイトで、フィルムシミュレーションを模したC1のスタイルを購入できたりもします。google chromeの翻訳機能(DeepL?)を使って英語サイトでも難なく読めています。

    今回の3枚の写真、脱帽です…。BigDaddyさんならではの個性、唯一無二の美しさを感じます。私は昔のフィルムを知らない世代でもあり、私なりのフィルムの美意識の現像を追求したいと思っています。https://fujixweekly.com/ こちらのサイトはご存知でしょうか。なんとFujifilmのカメラの撮って出し設定(レシピ)の紹介サイトなのです。コラムも非常に読み応えがあり面白いです。撮った後でボディをパソコンとつないでレシピ通り現像することもできます。実に奥が深く、味わい深く、多種多様な表現ができることがわかります。良くも悪くもアメリカ的な黄色よりの写真が多いですが。

    「撮って出しありき」は駄目と思っています。自分らしい、自由度の高い表現や明暗差がかなり強い風景の表現では現像は必須でしょう。しかし、どうも「撮って出しの方が美しくて真似しようと思ってもできない」というような声もあちらこちらで聞こえてきて、私もXweeklyのサイトを見ているとそんな気がしてしまいますし、あの豊田さんまで「変わってしまう」と言っているのを見つけました(https://note.com/yt_toyotama/n/nb5b2b89973c1)。Fujiの撮って出しがそこまですごいのか、自分の目で確かめてみたい。

    以上、不肖「Fuji欲しくてたまらない病」の私が長々と、失礼しました。欲しいのはフィルムシミュレーションよりも「APS-Cによる軽さと必要十分なボケの両立」かもしれませんが。私はオールドレンズも所有していませんし、Zfなんて購入しようものならもう後戻りできなくなりそうで…。

  3. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    tsunomagariさんは人物スナップも撮影されるのでPortraベースの柔らかい現像の方が良いかもしれませんよね。ベルビアなどの彩度の高いフィルムシミュレーションで人物を写すと我々を含めアジア系の肌がヘンテコになる可能性ありますもんね。

    安全靴、なるほど、その手があったかとワークマンが遠いので近所のホームセンターで見繕ったのですが、意外と高くてビックリ。カッコイイのになると1万円近く(革製)するんですよ。それと一応テーピングはしていて、そうなると靴を履いて指が少しでも圧迫されると痛いのでワンサイズ大きなのを選ぶ必要があり、その店舗でそのサイズがない!。

    デザイン無視なら3千円くらいなんですが、あまりにもカッチョ悪くてプライドが許さない!(笑)。帰宅後、ワークマンオンラインでチェックするとこれまたカッコイイのは在庫無しばかり。いいなと思うのはやっぱり高い!・・・。なんだかなぁって感じです。

    桜、東京はもう満開で花びらは散り始めている状態ですね。恐らくこの土日、桜の名所では仰山の人だったでしょうね。良い桜写真が撮れると良いですね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > Kaz さん

    ギブスシューズだと固定などした指が出るサンダルタイプみたいで、それだと踏まれたらもっと地獄なので安全靴を探そうと今日見てきたんですが、デザインが糞だったり想定以上のプライスだったりと・・・(笑)。

    RawTherapeeの処理は確かに遅いですね。現像もそうですが、その都度、キャッシュしているだけなのでフォルダ参照に時間が掛かるんですよね。ですから私は別のビューワーやLightroomからRawTerapeeを起動しています。写真を選択し、ドロップしたり、Lightroomから写真を選んでRawTherapeeを呼ぶとフォルダー参照モードではなく現像モードで起動するので便利です。まぁ私もそうでしたが、なんだかんだとパソコンを買い換えるのが一番ストレスがたまりません(笑)。

    C1は以前私もユーザーでした。これでどんなカメラでもFujifilmのフィルムシミュレーションが使えるプロファイルを海外の有志が作っていますよね。ご存じなかったら次のリンクをどうぞ。

    https://bigdaddyphoto.blog.fc2.com/blog-entry-1684.html


    > https://fujixweekly.com/

    凄いですね、この人(笑)。さらりと見ただけなのでこの方がどんな経緯でこういうレシピを発表しているのか判らないのですが、フィルム自体を知っている方ですけど、良くこれだけ網羅したなぁと感心しちゃいます。あとはそれが本当にそのフィルムをしっかりとシミュレーションしているかって部分ですが、こればかりは信用するしかないですもんね。

    豊田さんと言うカメラマンを私は知らないのですが、私もかつてはPentaxのカメラが出力するJPGとPentaxの現像ソフトで現像した写真の発色が全く違う!、とイラついていた人間で、特に撮って出しJPGの青い空、これがPentaxの現像ソフトだと再現出来ないんですね。でもある時から、Lightroomを完璧に使いこなせるようになった瞬間にそんなのど~でも良くなりました。自分で好みの空の色を作りあげりゃ良いだけですから(笑)。

    今、うちにはC1 Express For Sonyしかありませんが、SonyカメラでX-T1用とX-Pro2用のフィルムシミュレーションは全部使えます。勿論、Fujifilmカメラのフィルムシミュレーションと同一の筈はありませんが(どのみちFUjifilmカメラは本文の通り、露出制御、ダイナミックレンジで色々と変な事をやっているので他社のカメラで全く同じにはならない)、プロファイルをセットしてから「オレのxxxx」にすりゃ良いだけなので私個人は豊田氏のようにカメラが出力する発色じゃないと嫌だ!、って方の心境が全く判りません。

    「撮って出しの方が美しくて真似しようと思ってもできない」

    私は上の言葉は全く信用していません。そういう言葉を吐く人はRAW現像が下手くそ、知識が完璧でない人だと思っています。そもそも自分で現像した方が納得が行くので撮って出しを真似る必要性を感じませんしね(笑)。

    確かにFujiflmはカメラとパソコンを接続すると完璧な仕事をしてくれます。でも豊田氏も書いている通り、それをするには購入したカメラを売却しちゃならない訳でして(笑)。豊田氏がブラインドテストでカメラ出力のJPGかC1やLightroomで現像した写真を全て100パーセント見分ける力があればそれはもう豊田氏だからこそ。普通の人はそれが出来ない。出来ないのに撮って出しに拘る、「RAW FILE CONVERTER(silkypix),C1、Lightroomではあの発色は出ない!」、と言い張る、そこが滑稽なんです。

    当然、撮って出し派はこのような私の主張は決して認めないでしょうから彼らとは決して意見は合致せず、一生、平行線を辿るんですよ。

    先にfujixweeklyの作ったレシピ、それが本当に正しいのかは信用するしかないと書きましたが、結局はそこなんですよね。正しいか否かなんて実はど~でも良いのではないでしょうか?。そのレシピで撮影、もしくは現像した写真を気にいるか、気に入らないかでしかないんですよ。だから本ブログでしつこく書いている通り、、、

    「オレのxxxx」

    なんです。好き勝手に「これがベルビアの発色だ!」でいいんですよね。私自身が満足しているし、fujiweeklyの人も「オレのxxxx」で満足されているんだと思います。

    私に限って言えば日陰になっている部分を青に被らせる事が多いのですが、これは当時のポジフィルムがそうなるからです。ベルビアの場合は太陽の状態によって赤被りもするので、その辺を自分なりに再現したりしています。一般に色が被る、転ぶのは良くないとされていますが、私は逆にフィルムっぽくするのを目的としているのでそれを敢えてやっています。これはFujifilmのデジタルカメラの撮って出しでは出来ない芸当であり、撮って出しJPGの発色とは目的が全く異なるのが私の現像法です。

    FujifilmについてSilkypix、Lightroom、C1が作ったベルビア、これを「違う!」って言うのも誤り。Fujifilmがオーケーを出しているからそれらでフィルムシミュレーションが使える訳で、Slikypix、Lightroom、C1でベルビアをセットして現像した写真も撮って出しとは発色が異なっていてもFujifilmのベルビアには違いないんですよ。それを我々は認めるしかないんです。どうしても嫌なら豊田氏のように「気に入らない」と言うか、私のように「オレのベルビア」を好き勝手に作るしかないんですよね。

    さらに言えばX-Transセンサー、これ今ではV型ですか?。それぞれにベルビアやプロビアの発色があるんです。知る限りX-Trans IIとX-Trans IIIでは全く違うなんて海外で会話されていたと思います。どのベルビアが正解?。これもFujifilmが規格を決定しているのですから、全部が正解で後は好き嫌いのみって話になるんだと思います。

  5. Kaz | URL | NSZPX.9E

    > BigDaddyさん

    BigDaddyさんの現像に関する記事は、ずっと過去まで遡って拝見いたしました。大変な文量かつ高度な内容で私にはまだ追いつかない部分もありますが、どこまでも探究されておられることに感銘を受けた次第です。ご紹介いただいた記事も拝見していたのですが、リンク先の海外のサイトのプロファイルのリンクはあいにく404エラー(現存しない)でした。

    考えてみれば私は、完成のイメージが描けていないんですね…。カメラ歴3年でフィルムで撮った経験もない。でもフィルム調と言われる写真に魅力を感じるのは確かです。特定のフィルムを再現したいという気持ちはない(そもそもわからない)ので、いろいろ試して「これが好き」と感じるスタイルを見つけていくしかないと思っています。

    https://dc.watch.impress.co.jp/docs/interview/1291049.html

    こちらのリンク先は豊田さんがFujifilmの開発者にインタビューした記事で、「フィルムシミュレーションとは何か」の真髄に迫る内容になっています。それによれば「フィルムシミュレーションはフィルムの模倣ではありません。目指したのは、あくまでもフィルム時代からある“画質の目標”なのです」とのことです。Fujifilmも、過去のフィルム再現ではなく今現在の「Fujifilmのxxxx」を目指しているということですね。私は、自分の表現を追求する上で、このようなプロの方たちがどのような画質設計の思想、目標をもっているかを学び、取り入れるべきは取り入れていければと考えています。もちろんBigDaddyさんからも大いに学ばせていただき、芸当とまではいかないまでも、自分の現像を確立するチャレンジもしてみたいと思います。

  6. BigDaddy | URL | -

    > Kaz さん

    404エラーになってましたか!。それは残念ですね。私自身すでにCapture Oneは使っていないのでこれから皆さんの為に探すのはちょっと無理です。多分どこかに転がっている筈なんですよね。海外の人達ってホント、とんでもない事をやり遂げてくれますから(笑)。

    フィルムの経験がなくてもこれまた海外ですけどフィルムで撮影された写真をデジタル化して掲載しているサイトが多くあり、私がオールドコダクロームに固執しているのもその手のサイトを見てからです。オールドフィルムだけでなく現行のフィルムで撮影されたものも多く見つけられるので、そういう自分探しの旅とでも言いましょうか?。それをされても良いのではないでしょうか?。その手のサイトを訪れればフィルムで撮影せずともフィルムを知る事が出来ると思うんです。

    今回のやり取りをヒントにネタを書きました。明日公開されます。紹介された豊田氏の事を揶揄しているような表現がありますが、決して悪意はないですから(笑)。「撮って出しJPG派 VS RAW現像派」、この図式で面白おかしく誇張してネタを書くと豊田氏が書いたような内容がやり玉に挙がるのはしょ~がないです。

    「フィルムシミュレーションはフィルムの模倣ではありません」

    この言葉だって、、、

    「フィルムシミュレーションはフィルムシミュレーションであり、フィルムの模倣でしょ!、この人の日本語おかしいぜ!、これこそ屁理屈でしかない!」

    そう屁理屈返しが出来ます(笑)。

    「現在の現在のFujifilmのxxxx」

    これは正しいとは思います。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)


最新記事