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2023年晩秋、東京奥多摩は御岳山を尋ねて
  パタゴニアR1エアジップネックデビューだぜ!

2024年02月08日 00:00

武蔵御嶽神社のおいぬ様は狼!

2024-02-08_01

Olympus OM-D E-M1 markII
M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3



2023年秋の旅のネタはまだ終了していない。でも残すのは廃校写真のみ。サラリと見繕ったら60枚程掲載候補が出てきちゃってさすがにそこまで掲載してもしょ~がない。なんとか30~40枚に収めて2~3回のネタで終わらせたい。でも選定にまごついてしまい・・・。

廃校ネタなんていつ掲載しても良いので取り敢えず今日からは新しいネタ!。昨年11月下旬、東京は奥多摩にある御岳山周辺をハイキングしてきたのでその模様をお伝えしたい。

第1回の今日はウェアレビュー!。タイトルの通り、この日初めてパタゴニアR1エアジップネックを着用したのでそのレビューを・・・。買ったのは1年くらい前だっけか?、ずっとタンスの中で眠っていて買った事すら忘れていた代物である。

本ブログ初めての方へ。私は日帰り低山専科の人間、かつ汗掻き星人でミレーのアミアミだろうがモンベルのジオラインだろうが快適だと感じた事は一度もない。勿論レイヤリングによって不快を感じなかった経験はある。でもどこぞのメーカーへ忖度ばかりしているサイトの記事のように「快適!、寒くもなく暑くもなく汗冷えもしない!」なんて口が避けても言わない。むしろその反対、「アミアミもジオラインも大した事はない!、普通に汗冷えするぜ!」、と言い切る、そんな人間がR1エアデビューをし、そのレビューを今回お伝えする。

ベースレイヤーにはワークマンの(多分100g/m2)メリノウール長袖Tシャツ、その上にモンベルのウィックロン長袖Tシャツ、そしてR1エアジップネックを重ねている。

活動時間は9時半~14時、晴天。ウェザーニュースの表示ではその時間帯6~11度とあったが、これは山頂にある武蔵御嶽神社(山の名は御岳山、神社の名は武蔵御嶽神社、どちらも「みたけ」と読む)の気温っぽく(929メートル)、一番低いところで6~700メートル辺りまで下りていた筈なので体感的には小春日和。己の感覚として6度ともなると手袋が欲しくなる。でもこの日、一度も手袋を欲しいとは思わず、それは出発の段階でもそうだった。

朝から雲ひとつない青空であり、山中でも太陽が当たっていたら15度に近い気温に達っするだろう、朝からそう考えていて、メリノウールとR1エアの間に挟んだウィックロンを脱ぐか脱がざるべきかを考え、ずっと樹林帯を歩くので日陰、それも沢沿いにいる時間帯が長い、そうなると気温は想定しているよりも下がるかもしれない。また今回は厳しい急登はなく、汗掻き星人でも大量の汗を流す事はなかろう、そう踏んで脱がないで歩く事にしている。

結果は微妙・・・。

まず歩き始め。おっと、私は常に金満登山。金を払ってでも楽をする!、よってケーブルカーを使って御岳山駅まで上がっている。そこから御岳山の山頂にある御嶽神社までは山間の集落のような場所を歩いていく。地味に延々と上っていくし、最後は神社の階段。そりゃそうだ。御岳山駅の標高は831メートル、御嶽神社は929メートルだからほぼ100メートル上らねばならない。

集落なので木々も少なく日向が多い。この時点で暑い!。やっぱりウィックロンTは脱いでおくべきだったか?。それでも風が吹くと丁度良い塩梅。しかし日陰になると風をずっと浴びているとひんやり。長い時間動きを止めるとウィンドシェルがあった方が良いのか?、と少々考える。写真を撮りながら歩いていたし、なるべく汗を掻かないようにチンタラと歩を進めていたので滝汗を流していた訳じゃない。だからこのひんやり感はR1エアの風通しの良さを表しているのだろう。

とあるYouTubeの動画でこのR1エアのレビューがされていてそこでは、、、

「寒い時には暖かく、暑い時には涼しく感じる」

と抜かしていた。この人はメリノウールの解説でも全く同じ事を言っている。ちょっと意味不明でしょう?。寒いと感じているのだから暖かい筈はない、暑いと感じているのだから涼しい筈もない。どういう肌センサーなんだ?。多分メーカー、店員さんの謳い文句の受け売りなんだろう。良く、、、

「寒い時はウェアが体からの熱気を溜め込んで暖かさを保持し、暑い時はすみやかに汗を吸い取り拡散性も高く、乾きも早いので涼しく感じる」

そんなように紹介されているのではないかな?。でも温度センサーを持っているエアコンじゃあるまいし、そんなスゲエ機能がポリエステル100パーセントな服にあるのかね?。しかもその人、風を浴びてずっと「寒い」を連呼していた。感覚は人それぞれなので嘘とは言わないまでも私の感覚からは、、、

「寒い時は普通に寒い、暑い時は普通に暑い」

当然、(ワークマンのだけど)メリノウールでも同じ感覚。寒けりゃ寒いし暑けりゃ暑い。但し、従来のR1と比較している訳ではないのでもしかするとR1よりは寒い時は暖かく、暑い時には涼しく感じるのかもしれないし、有名メーカーのメリノウールはワークマンのよりも遥かに快適な可能性だってある。

R1エアの特徴としてグリッドとは異なるものの、ジグザクのギャザー編みのように見える凸凹生地。凸部が空気を溜め保温を、凹部が通気を担う。確かに構造的には保温+通気の両方を得られる。

しかし相手は自然、太陽が照っていたと思えば突然陰ったり、無風時もあれば突然ピープーする時だってある。山の北側を歩いているか南側を歩いているかでも全く異なる。そう考えると1日のうちで暑い寒いが交互に出てくるのは当たり前。

それでも全行程、長い休憩も含め、一切レイヤリングを変更せずに終えたから評価としては、、、

「不満はない」

としておこうか?。

中に挟んだウィックロンTを脱ぐべきだったかは微妙なところ。登山が目的ならば脱ぐべきだった。それで暑さは感じなかったろう。かつ、登山が主目的ならば写真撮影で足を止めたりせずに定期的に小休憩をするくらい、絶えず歩き続ければ体から熱を発し続ける。しかも大半の行程で樹林帯、気温が気温だけに風が吹いても震える程ではない。仮に風ピープーにさらされてもウィンドシェルなどを羽織れば事足りる。

でも目的は登山ではない。写真撮影である。撮りたい風景があったら必ず立ち止まる。近頃は時間を割いて粘る事はなくなったが、人が往来していたら視界から消えるまで待つ。長くて10分程の停滞だから大した事はないけれど、人間の体は5分も立ち止まったら脈は正常に戻り、体は熱を発さなくなる。その時点で少しでも風が吹けば体はひんやりする。あとはその時の気温が5度なのか10度なのか15度なのかで感じ方が違ってくる。

撮影の都度ウィンドシェルを羽織るのは面倒臭い。何しろリュック、サコッシュ、カメラバッグの全てを体から放さないのと着替えられないからだ。汗が出てくるような蒸れだったら面倒でもレイヤリングを変えなくちゃ後々汗冷えする。しかし少々暑いくらいなら脱がないを選択した方が面倒が少ない。

事前にルートをYouTubeでさらりと確認しており、上りも下りも部分的に階段がありそこがきついだけでおおよそがお散歩レベルの高低差。ゆっくり歩いていれば滝汗も出ないだろうと判断しており、事実その通りだった。ケーブルカーの御岳山駅から御嶽神社までで額からタラタラ汗だったが、山道に入ってからは日陰ばかり、沢までの下り道からのスタートとなるので汗は安定。

一般的なコースタイムは3時間。我々は4時間半掛かっている。歩行速度が遅い?。いいえ!、御岳山は人気のある山なので必ず前後に人が歩いている。歩行中はトレイルランニングな人と190センチはあろう大男氏を除けば誰にも抜かされなかったし、後半は次の予定が差し迫っていたので貧脚の癖に何組かを追い越した。御嶽神社ではお参りを含めて15分以上滞在していたのでそれを除いても写真撮影と休憩で合計1時間15分近くは山中で立ち止まっている。

毎度おなじみの結論として、そういう山行だと何を着ていても満足はしないと思うんだ。今回、前半部分に見どころが多く、撮影に多くを割いており、何度も立ち止まっている。でも後半では上にも述べた通りチャッチャと歩いている。仮の数字として前半は立ち止まる時間が長いから平均1.5Km/hのスピード、でも後半はその倍の3Km/h以上で歩いている事になり、山道に入ってからは前半はちょっと寒く、後半はちょっと暑い・・・。

もう少々詳しく書けば、、、

日向の上りは額から汗
日陰の上りはちょっと暑い
平地と下りは・・・
 日向だと丁度良い
 日陰で風がないと丁度良い
 日陰で風があるとちょっと寒い

自然という環境下において、これって当たり前の話じゃない?。上りでも下りでも暑かったり寒かっりだったら洒落にならないからレイヤリングそのものに大きなミスは無かったろう。

アウトドアウェアの一般的なレビューはレビュー用にそのウェアに最適な時期や場所を選び、かつ登山やトレッキングを想定しているので、長く停滞したり、部分的に足を早めたり、遅めたりもしない。つまりウェアにとって実に楽な場面でのテストが大半だ。さらにメーカーへの忠誠もある。プロのライターなら悪口でも書いたら干される可能性があるし、YouTuberでも嬉しい案件が以降来ない場合もあろう。結果、当たり前の事しか書かない、言わない・・・。

実際には時期も天候も場所も、そして個々の体質、経験、行動方法、全てが異なるのだからレビュー通りに行く筈がない。今回は凄く寒くて凄く暑いと言う程では無かったから感想を一言で表すと、、、

「不快ではない」

そうなるし、上で挙げた歩行スピードは仮であっても前半と後半では平均速度に大きな違いがあったのは事実。そういう山行だと満足出来る筈もないのでは?。そんな時、「不快ではない」、この言葉はメーカー寄りのレビュワー達によって「今回は寒くもなく暑くもなく快適だった、R1エア万歳!」と多少の嘘が加えられる。

さて!、ベースレイヤーとして選んだワークマンのメリノウールロンT、確か100g/m2の製品。この他、同じくワークマンの140g/m2(150g/m2だったかも)の中厚手メリノウールロンTも所持しており、その中厚手を採用し、その上からR1エアだったらどうだったろうか?。もしかするとそれが正解だった気もしないでもない。

そして思う。手持ちのウェアで言えばモンベルの薄手フリースとして人気の高いシャミースジャケットやL.L.ビーンのサーマルウェアであるエアーライトニットフルジップフーディーでもきっと同じ感想になったろうなと・・・。

エアーライトニットフルジップフーディーはその造りからしてR1エアに近い機能があると推測出来るし、シャミースは実際に着てみるとR1エアと同様に風には弱い。でもかなり暖かい。暖かさだけを考えればR1エアより高いかもしれない。だったら今回と全く同じ条件下で歩くとしたら、それこそウィックロンTを抜けば良いだけの話でしょう?。

ではこの日、アミアミをドライレイヤーとして着用し、その上にメリノウールT、ウィックロンTを着ていたらどうなる?。恐らく「日向では無茶苦茶暑い」、そんな感想になった筈だし、気温がウェザーニュースの通り、最高でも11度であったら日陰の沢の辺りは午前中に歩いているから5~6度だろう。もしここで風が吹いていたらアミアミは停滞していたら外からの冷気で一気に生地が冷えるから「通気性が良過ぎて寒い」、そんな言葉が出てきたかもしれず。

もう一度書いておこう。アウトドア系サイトのレビュー記事やYouTubeのレビュー動画で、メーカーにべったりなアホどもは除いて、「xxxは最高のウェアである!」なんて言っているのはたまたまその日の天候にそのウェアとレイヤリングがマッチしたってだけでしょう?。参考にはなるけど彼らの意見が正しいとは限らない。同じウェアで気温が2度高い、2度低い、風が2メートル強い、2メートル弱い、たったのこれだけで体感は大きく変化する。

彼らの意見を鵜呑みにしちゃいけないし、同じくここでの意見も信じちゃ駄目。でもR1エアの通気性が良いのは確かだし、シャミース程ではなかろうがそこそこ保温力もある。そして少なくとも汗掻き星人寄りの思考をもって発言しているので同郷の方にはある程度は参考になるに違いない。だって汗掻き星人じゃない連れは・・・。

ミレーアミアミにどこかのロンT、その上にミレーのグリッドフリース(機能的にパタゴニア旧R1とイコール)、さらにパタゴニアのトレントシェルジャケットを羽織って、しかも首にはネックゲーター、頭にはビーニーを被っていた。えっ?、真冬じゃん?、暑くねえの?。トレントシェルのピットジップを途中で開放していたようだが、それで「ちょっと暑かっただけ・・・」と言うから羨ましい限り。私がそのレイヤリングだったら汗だけで体重が2キロ近く落ちるんじゃないか?。

車の燃費、カタログ値と実際の燃費に大きな隔たりがある時ない?。メーカーが公表している燃費はそのメーカー独自の測定方法によって算出されている。その測定方法に近いアクセルワークをしないとカタログ値と同一にはならない。常に回転数を上げて走る人は燃費が落ちるし、普段は都内の渋滞ばかりの道を走っている車の燃費も悪い。反対に渋滞のない道路や高速道路を一定のスピードで走っているドライバーの車の燃費は良い。エアコンのオンオフだけでも燃費は変わる。

それと一緒でしょ?。ほんのちょっと条件が変わっただけで車もウェアも勝手が大きく変化する。そしてそれを我々は「性能」と呼ぶ。悪条件で燃費が悪いのは当たり前。その反対も然り。ウェアだって同じ。悪条件でレビューする奴なんぞいる筈もなく、R1エアにマッチする天候、山に登っているから好印象を受ける。ただそれだけ。

しかしそんな主張をしたら「誰の意見も信じてはならない」と言う事になる。そこで出てくるのが経験だ。自らアウトドアアクティビティの経験を増やすのは勿論の事、様々な経験を積めばそのウェアにマッチした季節、山に登れるし、レイヤリングも考慮出来る。間違っちゃいけないのはそのウェアが他のウェアを遥かに凌ぐ性能を持っているのではなく、そのウェアにマッチしたレイヤリングをしているから不満もなく過ごせると言う事。

加えて他人のレビューを見る経験値も増やすべし。YouTube動画ならその人のレビューを過去から幾つかピックアップして連続視聴すれば大体傾向が判ってくる。おべんちゃらレビュワーでも時折ちょこちょこと本音を語っている人もいたりする。その本音を聞き逃さずに見られるか否か。映画評論家のように「レビュー動画評論家」になるんだ。海外のレビュー動画もお見忘れなく!。海外のレビューはかなり辛口だからだ。

それともうひとつ。失敗を恐れず買いまくれ!、である。買わないで後悔するのなら買って後悔した方がまし。自分にマッチしない商品を買ってしまったらそりゃぁ人間だから腹は立つ。私は未だにミレーのとある糞商品を買ってしまった自分に立腹している。腹は立つけどそれも勉強のうち。人生死ぬまで勉強なんですな!。そして勉強にはお金が掛かるのは至極当然。ただで学べるとは思うべからず。

そしてすでに私はミレーに十数万を費やし学んだ。「ミレーの行動着とリュックは買うな!」、である。勿論これは皆さんに対して買っちゃならないと言っているのではない。私の感性の元に使用して長所を全く見出だせずに不満しか出てこなかっただけの話。

少々屁理屈っぽかったかな?。でも「レビュワーのレビューなんぞ当てにするな!」、これは本心であり、結局、人は己が経験しちゃくちゃ判らんって事なんだな。

次回のトレッキングは2月中旬になると思う。積雪があれば技量がないから無理だし、寒過ぎるのも厄介なので今回と同様奥多摩、もしくは埼玉は秩父や千葉県、その辺りの低山を考えている。その時はシャーミースかエアーライトニットのどちらかを着用して今回のR1エアと比較するのも面白いかな。中はアミアミを加えたり、厚手のメリノウールにしたりと今回より厚着になると思うからメリノの上にR2テックフェイスジャケットでも良いのか・・・。


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