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もしかしたらパタゴニアR2テックフェイスよりも使い勝手がある?、そんなL.L.ビーンの・・・

2024年01月21日 00:00

古着はアウトドアアクティビティで使えるのか?、「使える!」、そんな主旨で2023年12月11日記事を書いている。今回は掘り出し物の古着を見つけ、これまた毎度の階段と坂道だらけの河川敷でテストしてみた!。

テストしたのはL.L.ビーンのプロストレッチフリースジャケットである。現行品ではない。L.L.ビーンのカテゴリではフリースに属するようだが、ソフトシェルジャケットにも近く、コンセプトはパタゴニアのR2テックフェイスジャケットと同じ。表生地に撥水、そしてある程度の風を防ぐ生地が使われており、テックフェイス系のようなグリッドタイプではないけれど裏地がフリース素材になっている。モンベルのノマドジャケットにも近いのかな?。同じモンベルのトレールアクションジャケットやパタゴニアのR1デイリーを中厚手にして風を防ぐような表生地がある、そんなウェアだ。

だったら手持ちのノマドパーカがあるでしょ!?、となるけれど、主観でミドルレイヤーにフードタイプは要らないと思っているのと、所持しているノマドパーカはもう3年前、2世代前のモデルかな?、だから現行タイプよりも風に弱く、ピープーしているとかなりスースーする。スースーする、イコール、アウターシェルを羽織る必要がある、そうなるとフードが邪魔臭い、結果、春と秋の街着と化している状態。

それとこのプロストレッチフリースジャケットはサラリーマンランチ2日分程のプライスで仕入れている。只同然ですがな!。毛玉がわんさか付いていたのでそれを取り除くのに時間を費やしたけれど、大好きな胸ポケットが付いているし、何しろ若い頃に憧れたL.L.ビーンである。買わなきゃ損!。海外のサイトなども覗いて価格チェックしたところ、ランチ2日分は安いけれど無茶苦茶安いと言う程ではなく、古着として不人気なモデル。現行品時代もあまり売れなかったのではなかろうか?。

この商品、調べた限りではどうやら3種類あるようでポーラテックのプロストレッチ素材を使ったものがひとつ、L.L.ビーン独自のストレッチフリースを使ったものがふたつ。手に入れたのはポーラテックバージョンでなく、デザインからその中で新しいタイプ、恐らく2017年以前の代物(ポーラテックが使われていれば必ずポーラテックのタグがある筈で、このウェアにはそれがなかった)。値段が値段だけにポーラテックではないだろうと思っていたからさほど気には止めていない。裏フリースのロフトはR2テックフェイスジャケット程ではない。そうだなぁ~、R1.5くらいかな?。グリッドタイプでない分、保温力は割とありそうだ。

テスト環境は次の通り。気温6度、風1mの環境にて階段25、坂道9つの約7Kmのコースを4.5Km/hで走っている。平均心拍数・・・、今回は137を記録したがこれはありえない数字。6Kmのコースから階段を増やし7Km(階段だけで1Km増えた訳ではない)にし、負荷は以前より掛かっているけれど、リアルタイムでのチェックだといつもの通り最大で140強、最小で120以下、平均130と言ったところ。インナーはワークマンのメリノウール長袖シャツ(100g/m2)のみ。

外に出た瞬間、R2テックフェイスと同じく「寒くない!」。これは表地のお陰。R2テックフェイスジャケットと同様に風を10とすると7~8は防いているように感じた。この時点で「何か良さげ!、あとは蒸れるか否か!」、期待の方が大きかったかな。

走り始めて1Kmを過ぎた頃から体が微かに暖かみを帯びてきた。そこからはセンタージップを胸元まで下げ、さらにより換気を求め胸ポケットとハンドポケットのジッパーも開けた。これがいつ「暑い」に変化するかであったが、いやはやビックリ仰天!。

なんとそのまま、微かに暖かい状態を保ったまま(向かい風では気持ちの良いひんやりさ)が最後まで続いたのだった。ウェア内が蒸れている感覚が全く無かった!。条件が異なるので一概には言えないものの、R2テックフェイスジャケットより蒸れは少ない。フリース部のロフトの差かな?。R2テックフェイスジャケットはグリッドタイプで透湿性は良いものの、ロフトが高いので暖かい空気を閉じ込める力も強くそれが蒸れに繋がるようだ。

7Kmを走り終えて汗冷え休憩モードに突入。8分我慢出来た。これはR2テックフェイスジャケットと同じで、あと2分は我慢出来るかな?、そんなレベル。では汗冷えからどの程度走れば(走ると言っても4.5Km/hを維持)回復するか?。う~ん、さすがに完全に体が冷えちゃったのでR2テックフェイスを気温5度以下で試した時と同じく、暖まるのに10分くらい掛かったかな。

この日は体調が良かったのか、はたまた悪かったのか?、走っていて「俺っち、今日はあんまり汗を掻いていないな」と感じていたんだ。頭は髪の毛が全体的に湿っており、額にはうっすらと汗。首から上にかけては冬場での普通の汗の掻き方。本来その状態だとインナーが薄手のメリノウールだから多少ベタついてくる。しかしこの日はベタつきは感じていない。

走り終えて自宅でメリノウールを脱ぐでしょう?、その時も「やっぱり、ビショビショじゃないね!」と驚き、さらに室温17度、湿度55パーセントの部屋、ハンガーにそれを干していたらなんと!、2時間くらいで脇の下以外はほぼほぼ乾いていたんだ!。ウール100パーセントが2時間で乾く!?、R2テックフェイスジャケットでは気温5度前後でもう3回かな?、テストをしており、明らかに汗の量はプロストレッチフリースジャケット着用時の方が少ない。

これは何を意味するのか?。なぁに簡単な話、どちらが優れているだの劣っているだのではなく、気温5度以上だとR1.5くらいのロフトしかないプロストレッチフリースジャケットが適しており、それよりも気温が低くなるとロフトのあるR2テックフェイスジャケットが保温力に勝るって事。う~む、これは良い買い物をした気がする!。

ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットに加え、最近入手したミドルレイヤー4着を気温に当てはめると・・・。

気温0度前後に適していそう
 L.L.ビーン ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケット

気温5度以下に適していそう
 パタゴニア R2テックフェイスジャケット

気温5度~10度に適していそう
 L.L.ビーン プロストレッチフリースジャケット

気温10~15度に適していそう
 パタゴニア R1エアジップネック

気温15度前後に適していそう
 ミレー アルファライトスウェットIIジャケット

こんな感じになるかな?。

ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケット、R2テックフェイスジャケット、プロストレッチフリースジャケットは防風タイプで東京の冬ならば街乗りレベルならチャリンコを漕いでも平気。R1エアジップネックとアルファライトスウェットは通気性重視のウェアだから山でも街でも冬季ともなればウォーキングでも風対策を施さないと使い物にならない。別途アウターシェルが必要になる。

あとはそれぞれインナーを工夫すれば適応気温の幅は増えていく。但し、アルファライトスウェットIIジャケットだけは中綿がスッカスカなので10度を下回ると行動着としては無理があり、その気温帯で着用する意味はなくなる。

私がこんなに褒めてもプロストレッチフリースジャケットは入手困難なので皆さんにお勧め出来ない。L.L.ビーンでは現行だと「マウンテンクラシックウインドプルーフフリースジャケット」、これが一番近いのかな?。仕様を見る防風メンブレンが入っているそうで、防風と通気性を備えているとは書かれているけれど果たしてどうか?。グリッドタイプのフリースなので透湿性はある程度確保されているようなので使えそうだとは思う。でも微妙にお高いのだよね~。L.L.ビーンお得意の年末年始のセールでもこれだけは何故かお安くなっていない!。

ではこのマウンテンクラシックウインドプルーフフリースジャケットがお勧め?。これらのウェアがど~こ~ではなく、、、

「ある程度風を防いでくれ、透湿性の高いソフトシェルジャケットやサーマルウェアさえありゃ良い」

そういう事でしょう?。寒い時期の山行において風は敵、ならばスースーするタイプのウェアよりもスースーし過ぎないタイプ(完全防風タイプだと反対にレイヤリングが難しくなる)を選んだ方が賢い気がする。そうだとするとR1エアシリーズも冬季には使用しない方が良いのかもしれない。関東地方の山ならば晩秋とか3月上旬くらいが適当なのだろう。

ここで注意点!。

上の一覧はあくまでもアウターシェルを羽織らずにミドルウェアだけで行動した場合の話。今それが流行っているからそう考えているだけ。しかし従来通り、特に冬季はアウターシェルを最初から最後まで羽織っての山行ならば、冬場だと何の足しにもならない愚商品であるアルファライトスウェットIIジャケットでも気温が5度以下の気候であっても使えたりもする。スッカスカの中綿ジャケットだから風に弱いだけで、その上にアウターシェルを常時羽織っていれば意外と快適かもしれない。

でもそれこそがややこしく、また同じ思考に戻る。

「だったらアルファライトスウェットIIジャケットじゃなくても良いよね?。米軍特殊部隊の猛者達も気温5~10度の中で『おいおい!、お国の為に戦っているのだからアルファ40なんてスッカスカの中綿じゃなく、もうちょっとましな暖かい中綿を持つウェアを支給しろ!』って騒ぎ立てるだろうよ!」

勿論、ミレーのアルファライトスウェットIIジャケットは米軍に支給されていない。支給されているのはその中綿に使われているポーラテックのアルファ、もしくはアルファダイレクトと呼ばれる素材。もしアルファ40が使われているウェアが支給されていても気温5~10度な地域ではなく、もっと暖かいエリアでだろう。


そんなこんなでL.L.ビーンのプロストレッチフリースジャケットなる掘り出し物を手に入れてウキウキしているぜ!。パタゴニアのR2テックフェイスジャケットを激安で見つけた時と同じような感動が今ここにある!。

L.L.ビーンには珍しくスリムフィットだからスタイリッシュ過ぎて(ウォーミングアップジャージにしか見えず、大学の体育会系的ウェア)、ゆったりがトレンドの街着にはしづらいけれど、トレッキングなどの山行では十分に一軍選手扱いとなろう。春先や晩秋でも使えそうだし、今冬も暖冬だったらR2テックフェイスジャケットよりも出動回数が増えるかも・・・。

そもそもはモンベルのトレールシェルジャケット、トレールアクションジャケット、マウンテンジャージジャケットを手に入れるつもりだった。ところがサイズ感が駄目。そこでUSモデルに目を付けたら(全てにUSモデルが存在する)、今度はサイズ感が中途半端。LだときつくてXLだと緩い。いずれにせよ今シーズンは完売で欲しくても買えない。

そこで代替ウェアを探していたらこのプロストレッチフリースジャケットにぶち当たったのだった。もうこれで十分だわ。もしかすると今年、愛しのライトシェルアウタージャケット、ライトシェルパーカの出番が大幅に減るかもしれない。

色違いでもう一着欲しいくらいで、同じモデルで毛玉の少ないのがあったら5千円出してもいいや。またポーラテック仕様ならそれ以上出しても構わないかも・・・。でも探したけど全く無い!。海外のサイトでも情報や過去の販売実績すらほとんど見つからない。eBayで何点か見つかったものの、海外からだから送料を含めると割高。ここまでないって事はやはり売れなかった不人気モデルで物凄く短命、市場に出回らないうちに生産終了しちゃったのだろうな。

でも不思議。ストレッチフリース素材は人気がありそうな生地だけれど、特にポーラテックの生地として現行モデルでフリースウェアとしてラインナップしているのはフーディニのアウトライトフーディとマウンテンハードウェアのポーラテックパワーストレッチフルジップくらい。

素材としてポーラテックの中でも不人気なのかね?。最近の傾向で各アウトドアメーカー、ポーラテックやプリマロフトに頼らず、自社で開発した素材を使ったりしている。パタゴニアもポーラテック一辺倒がそうじゃなくなりつつあるいし、モンベルなんて最初から自社の生地だけを使用してストレッチ性の高いフリースウェアを提供している(モンベルのルーツって生地屋さんだったんだっけ?)。

まぁあとはL.L.ビーンと言うブランドのイメージかな?。これはコロンビアにも通じるのだけど、両ブランドともアーバンアウトドア色がやたらに濃い。だからガチ過ぎるウェアってのが売れない傾向にあるのではなかろうか?。かつて存在していたアウトドアに適していそうなソフトシェルジャケットも廃番だものね。

以前、コロンビアの直営店でガチ系シューズについて、、、

「トレッキングシューズの中でのフラッグシップモデルなのに何故ここには置いてないの?」

と問うたところ、、、

「その手のガチ系ウェアやギアは一般の人は買わないので特に若い世代が集まるような地域の店舗には一切置かない」

との事。そう、L.L.ビーンとコロンビア、それに加えて日本に再上陸したエディー・バウアーもそうだし、アメリカのゴルフ企業に買収されたドイツのジャック・ウルフスキンでも同じ事が言えそうだ。これらのブランドではガチ過ぎる商品は売れない!。

そして実はパタゴニアもガチ過ぎる商品はガチな人と私のようなガチを装いたい人しか買わず、多く売れているのは街着モデルらしい。鳴り物入りで再販されたDASパーカも全く売れなかったらしいし・・・。


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