にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

ミレー アルファライトスウェットIIジャケットをクソ寒い中テストしてみた

2024年01月15日 00:00

ふとしたきっかけで手に入れたミレーのアルファライトスウェットIIジャケットをいつものトレッキングを模した河川敷コースでテストしたのでそのご報告を・・・。

本ブログではミレーはアウター以外もう何も買わないと言い続けていた。いや、今も言い続けている。

でもたま~に使えるサイズが出てくる。ティフォン50000シリーズはアウターだからジャケットもパンツも申し分ないサイズ感、糞ミレーと言い続けていてもティフォンシリーズだけは愛用している。そしてこのアルファライトスウェットIIジャケットも春~秋、薄手インナーが1~2枚ならサイズ感に関して問題ないのは判っていた。

だから買った?、いえいえ、定価23100円の糞高い現行モデルですぜ!。ミレーお得意の年に数回やってくれる30パーセントオフでも16170円。ケチケチ星人はサイズがマッチしただけでは到底買えない。

このウェア、「II」と言うくらいだからI型が存在していた。多分相当苦情が来たんじゃないのか?。スンゲエ小さかったんだって!。そこでII型になって身幅が1~2cm増したそうな。これが事実ならば日本ミレーの中の人ってホントに馬鹿ばかりなんだなぁと感じる。


でもですなぁ、実店舗を持つ古着屋さんでなんと!、驚くなかれ!。定価レベルで言えば75パーセント引き程で手に入れている。元々は半額くらいだったらしいのだが年末一掃セールでさらに安くなっていた。勿論、激安には理由がある。でもお店側が考えたネガティブな理由は私にはネガティブでも何でもなかった。とにかく見た目、機能においてほぼ新品同様である。

偽物を掴まされた?。それは99.9パーセントないな。実店舗を持つ企業で偽物を販売していたのが判明したら一大事だし、ミレーで偽物が出るとしたらそれは海外企画ものである筈。日本企画のミレーだと存在していたとしても検品不合格などの横流し品くらい。それを実店舗を持つ企業が買取、私が手にする確率は0.1パーセントもない。

ではレビューをしていこう。

見た目は微妙。最近、胸ポケットのパッチ生地の色を変えるってのがどこのメーカーでも流行っているみたいでミレーのこれもそう。これが遠くから見るとワークマンにしか見えない。胸ポケットのパッチ部分の色を変える、それがトレンドだからしょ~がないっちゃしょ~がないのだけれど、アルファライトスウェットIIジャケットは企業ロゴが左腕に付いていて胸ポケットは無地なんだ。それがより一層ワークマン化している。デザイン的に胸ポケットにロゴが入っていない方がすっきりして見えるから間違いではないのだろうが・・・。

皆さんには公式の商品ページをご覧になって頂きたい。

アルファ ライト スウェット II ジャケット

右下に動画が再生されるでしょう?。ジャストフィットを選ぶとこんなサイズ感。この方、私と体型が似ており、背を向けて腰を捻っているところを見て頂くと良く判ると思う。腹回りよりも胸、肩周りが窮屈そうでしょう?。次に商品のイメージ写真を1枚ずつご覧になるとやたらに裾が短いのが判ると思う。万歳をすると全体がブリッと上がってしまうし・・・。

消費者の立場で言うとジャストフィットでももうちょっと胸周り、身幅を増やすべきだし、裾丈も後ろだけでもあと2cm長くても良かったのではなかろうか?。

着心地は悪くない。表地は感動するくらい柔らかくスベスベ。藪こぎしたら一発で糸がほつれであろう、それくらい柔らかい。裏地はシルクを模したような肌触りで悪くはないのだが、「接触冷感ですか?」ってくらい羽織った瞬間にひんやりする。これはインサレーションウェアと言うカテゴリに属しており、袖を通した瞬間にひんやりするってちょっとおかしくね?。

一般的ウィンドシェル、レインジャケット、インサレーションウェアでも軽量モデルの多くは畳みジワが出来てしまうところ、生地が生地なのでくしゃくしゃに丸めてバッグに放り込んでいてもシワが付きづらい。これは大きな長所だろう。

だから街着として夏などエアコンガンガンの屋内などでカーディガン代わりにするのも良いかと思う。映画館で鑑賞中、肩が冷えてきた。その時これを羽織る。一般的なウィンドシェルだとシャカシャカと音が鳴る。この程度で文句を言う馬鹿はいないと思うけれど、当の本人は「うわぁ~、音うるせえ!、皆さんに申し訳ねえぜ!」と感じちゃうところ、これだったら音はほぼゼロ!。

ウェアを照明に当てて透かしてみると中綿が見える。スッカスカ!。ほぼ空気!。いつぞやもこんな表現をした。「漁網にところどころワカメが絡まっている」、まさにそんな感じ。これをインサレーションウェアと呼んで良いのかね?、ってレベル。

これはアルファ40と言うスッカスカ過ぎるアルファ生地を使っており、これはポーラテック(もしくは採用したミレー)も悪い。こんなものは生地、中綿とは言えないって。アルファ生地は他にアルファ60、アルファ90とアルファ120があるようで、他社でアルファ、もしくはアルファダイレクトを使用しているウェアの多くは60、90、120。ミレーのこれだけ何故か40と言うしょ~もないスッカスカバージョンを採用している。同じミレーのブリーザートイアルファダイレクトフーディーはアルファ90とアルファ120を部分的に使い分けているとどこかで見た事がある。

但し、ブリーザートイアルファダイレクトフーディーはすぐに廃番となり(2年で終了?)、現在はポーラテックではなく独自の生地を使ったブリーズバリヤートイジャケットになっている。廃番の理由は何だろう?、仕入れが高い?、う~ん、それよりもアルファダイレクトの毛抜けが原因ではなかろうか?。

ポーラテックのアルファとアルファダイレクトは生地そのものは同じ。表地と裏地に守られているタイプをアルファ、アルファダイレクトはその名の通り、裏地がなくむき出しになっていたり、表地すらなく、見た目フリースにしか見えなかったり・・・。

イギリスのアウトドアメーカーのラブが見た目フリースのアルファダイレクトを採用していたが、これも確か廃番になっているんじゃなかったっけか?。これも毛抜けが原因かなと思う。

ポーラテックは毛が抜けない、だからみんなが(私もポーラテック信奉者と言って良い)絶賛していたのにまさか最新テクノロジーの生地で毛が抜けるとは・・・。色々と調べているとパタゴニアの先代のR2、無印R2の最終形、これも毛が抜けるなんてどこかに書いてあった。近頃のポーラテックは品質が悪い?、だから幾つかのメーカーでポーラテックから自社製に替えているのか?。

アルファダイレクトは何か不備が多そう。正直、魅力ある生地、中綿ではない。帝人のオクタを採用したフリースもどきを手にした方が良いのではなかろうか?。オクタを採用したウェアはすでにかなり多く存在しているが、アルファダイレクトを採用しているウェアを探すとなると多くはない。

そう言えばモンベルも一時期シャミースジャケットが毛が抜けると悪評があったけど、私が手に入れたシャミースは一切それがない。きっと改良されたのだろう。


もういっちょ囲み!。

ミレーのブリーザートイアルファダイレクトフーディーもブリーズバリヤートイジャケットも裏は見た目フリース、普通のフリースよりも空気を溜め込む層があるってだけでインサレーションウェアを名乗っているけど、要はパタゴニアのR1、R2のテックフェイスと同じシステム。テックフェイスの表地がミレー独自の超~撥水するブリーズバリヤーになっているってだけ。

現行品を店舗で触っているけれどロフトはR2テックフェイスよりある。でもホワホワしているのでそこまで重さは感じない。そしてこのホワホワが空気を多く溜め込み、暖かさを担保し、かつ通気性も良くしている。加えて袖部分はインナーと干渉しないようにそのホワホワとは異なる生地を使用している。


あくまでも勝手な推測。ポーラテックのアルファは米軍の特殊部隊用に作られたらしいけれど、本当に評判が良いのだろうか?。このアルファライトスウェットIIもスッカスカの網ワカメでしょう?。これもブリーザートイアルファダイレクトフーディーのように廃番になる日も近いんじゃなかろうか?。だってこれだけスッカスカだったらどんな生地使っても通気性も速乾性も確保出来るでしょう?。わざわざポーラテックを使う必要ないでしょう。

ここで出てくるのが愛しのモンベルのライトシェル系ウェアだ。アルファ40が中綿と言うのだったらライトシェルの裏地に張り付いているクリマプラスメッシュだってむき出し中綿にならない?。ライトシェル系ウェアは表地が割と厚手なので通気性に優れているとは言い難いが、表地を工夫、例えばEXライトウインド系の極薄の表地を使えば透湿性も高くなるから十分にアクティブインサレーションウェアを名乗れるのではないの?。

クリマプラスメッシュを一回り大きな網にして、かつほんのちょっと嵩を持たせてクリマプラスメッシュ3Dとかそんな名前にすれば十分に他メーカーと戦えるウェアになると思う。モンベルだったらそれをライトシェルパーカよりもちょっとお高い価格、12800円くらいで作れるって!。モンベルさん、こういうの作ってくれないかね?。

さて、ここでアルファライトスウェットIIについて書かれたレビュー記事をご紹介しよう。

【ミレー】アルファ ライト スウェットⅡをレビュー/一日中着ていられる!?高機能インシュレーション

プロのライターではなく静岡在住の主婦との事。記事の作りがプロ並みである。実に才能のある方とお見受けする。彼女はクルーネックタイプを購入されたようだが、ジャケットタイプと性能は同じ。

インナーにはミレーのワッフルウールフーディー、その上にアルファライトスウェットIIを着用している。気温5~10度の山行。登山口で5度、そして安定した天気だったら830m標高を上げた山頂で5度と言う事だろう。こう感想を述べている。


ベースレイヤーのミレーワッフルウールフーディと一緒に着用したところ、本当に一日中快適に歩くことができました。どちらも保温性がありながら通気性もいいので、発汗時に熱がこもることはなく行動中ずっと着ていられました。

停滞時に関しては、陽があたる無風の2,000mほどの山頂(気温5℃)では上着は要りませんでした。逆に、天候の悪い、風がある山頂では、通気性がいい分アウターの着用は必要かと思います。

とは言え、人によって体感温度は違いますし、その日の気候によっても左右されると思いますので、あくまで私個人の感想ということでご了承ください。



そこでワタクシ、試しました!。気温6度、風0~2m、いつもの河川敷コースをトレッキングを想定した心拍数を考慮しながらトレーニングを兼ね、前回よりも階段を25に増やし、坂道が9つ。平地を含め距離にして7Kmをスロージョギング。

どうも心拍数が上がり過ぎるので前回(パタゴニアのR2テックフェイスジャケットとL.L.ビーンのストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットをテストした時)よりもさらにちんたら行動。階段と坂の上りはゆっくりと、平地と下りも心拍数を見ながら120を切るようなペース。それでも4.6Km/hだから山登りのペースとしては速いが、リュックを背負っていないし、階段と坂道と言ってもせいぜい70段、180メートルだから・・・(4Km/hくらいのだらだらペースで走ろうとするとイライラしてくるから出来ない!)。

インナーはせっかくだから本家ミレーの長袖アミアミにモンベルのウィックロン長袖Tシャツ、この上にアルファライトスウェットIIジャケットを羽織った。ウォーミングアップ前、うん、寒いと言うよりも風通しが良いから外に出た瞬間に一気に生地が冷やされて「冷たい!」、そんな感覚。

河川敷に着いて最初の15分、時折2メートル以上の風が吹いていたと思う。体全体が冷え冷え!。アミアミ+ウィックロン、この組み合わせに失敗したかな?。中厚手のメリノウールシャツ1枚か、アミアミ+メリノウールシャツくらいじゃないと駄目だったか?。

20分も走ると風が弱まり、50分を過ぎた頃からほぼ無風。チンタラではあってもほぼほぼ走っているから汗は掻く。でも汗を掻いたから寒いのではなく、最初から最後まで冷たい!、無風でも冷たい!、ただそれだけ!。「寒い」と「冷たい」、感覚的なものだから皆さんには判りづらいかもしれないけれど、とにかく玄関を出た瞬間の生地の冷たさ、これが1時間30分ずっと続いていた。

今回、あまりにも体が暖まらないから毎度の休憩、汗冷え実験はせず。結果は死ぬ程にブルつくに決まっている。とにかく走っていて「これで3時間も走っていたら風邪を引くレベルだな」と感じていた程、体が発熱していない。勿論心拍数はそれなりに上がる。階段でも坂道でも上りになれば140近くまで上がるし、平地や下り坂でも下がって117。

これをどう捉える?。「蒸れなかった、万歳!」ではない。リンクした静岡の主婦殿の記事では「停滞時、気温5度でも上着が不要だった」とある。「無風で太陽を浴びている」、さらには「人によって体感温度が違う」、これらを加味しても少々疑問を感じてしまった。

何しろ上に記述した通り。風通しの良いウェアだから体が暖まろうとしているのに冷気が入り込んでしまってちっとも暖まらないのだから幾ら無風で太陽を浴びていたとしても少しでも汗を掻いていたら気温5度であのウェアのまま停滞するのはかなりの無理があるように思える。

フリースやインサレーションウェア、そしてベースレイヤーのアミアミ、これらの共通点はデッドエアスペースがあると言う事。デッドエアとは空気が流れないエリアを指し、これにより体が暖まる。しかしアミアミを着ていてもアルファライトスウェットIIジャケットを着ていてもずっと冷たい。これはデッドエアエリアがなくなっているのを意味する。

静岡の主婦殿に対しては、、、

「まずひとつ。太陽の力は偉大であろう、これに尽きるのかも知れない。また余程にベースレイヤーにしていたワッフルウールフーディーが素晴らしい、もしくは静岡の主婦殿の滅法寒さに強く、汗も掻きづらい体質だった」

そう解釈せざるを得ない。と言う事でその翌日、湿気によって繊維そのものが発熱するようなウールをインナーに取り入れた。ワッフルウールフーディーは所持していないのでそれと同じような効果を得られるであろうと考え、また翌日は前日よりも気温が2度低く、ミレーのアミアミの上からワークマンの中厚手メリノウールシャツ(140g/m2だったか150g/m2だったか)をインナーとした。

体が発熱し、かつウールが水分を吸って発熱したらアミアミの穴部分に暖かい空気が溜まるので暖かい筈だが、外気の影響でどれだけ冷やされるか?、そこがキーポイントだろう。

気温4度、風は1m。この日は鼻の調子が悪く、階段では下を向く事が多いので垂れる垂れる!、よって階段を18に減らしたコースを同じようなペース、4.5Km/hで走っている。平均心拍数は129。この数字、階段を減らしつつ4.5Km/hなので前日よりもゆっくりペースで走っているものの、坂道と階段の上りではしっかりと140前後まで心拍数は上がる。

私の場合、ヘビースモーカーだから吸わない人よりも心肺機能は弱い筈なので非喫煙者ならば125以下くらいの運動がテストに適しているのではなかろうか?。

相変わらず、外に出た瞬間に一気にひんやりしてくる。でも前日よりはまし。ワークマンでもメリノウールはメリノウール、ウィックロンTシャツの2倍は暖かい筈。だから寒さはさほど感じない。しかしそこから先、5Kmくらいまでは一切暖かさを感じず・・・。胴体部分は寒くはない。しかし鎖骨から上の肩の部分、そして腕全体はやっぱり延々と冷たいまま。前日同様、これが長く続いたら風邪を引くレベル。

肩から腕周りがあまりにも不快なので、6Km以降、体をより発熱させる為に特に階段の上りで早足で駆け上がり、わざと汗を掻いてみた。ようやく胴体部分で少々の温かみを感じてきたが、肩、腕は依然として冷たく、また向かい風になると微風であっても肩周りを中心にどんどんと冷えてくるのが判る。これねえ、運動中に完全に汗冷えしているね。

坂道や階段と中心としたトレーニングを始めてもう2年くらい経っていると思うが(晩秋~冬しかやらないけど)、運動中に汗冷えになったのは今回が初めてかもしれない。4.5Km/h、これが遅すぎるんだ。通常は階段を含めたコースだと5~5.5Km/hくらい、階段を排除し、坂道中心のコースだと5.5~6Kmで走っているので、汗量は増えるし、蒸れもする。

でも体は発熱しているから寒くはない。勿論、汗を掻きまくっているからそこから長い休憩に入ると汗冷えするのだが、前日、そしてこの日のテストでも走っていて冷たいとずっと感じているのだから体の発熱が外気に負けている状態を意味している。これは山行を模したスロージョギングであるから、実際の山行でも体の発熱が外気に負ける可能性が非常に高い。

気候合わせたレイヤリングを施していれば少なくとも運動中に汗冷えするなんて事は決していない!。って事は前日もこの日もミスマッチなウェアを着ていた事になる。

「そもそも真冬に使うウェアじゃないよね。使うにしても冷たい風が吹いたらアウターシェルを羽織れば体温は低下しないよ!」

アホか!?。まず静岡の主婦殿は気温5~10度の山行でのレビューである。2000m級の山のようなので季節は秋ではあろうが、ここで着目するのは気温だ。私はたかだか標高5mくらいの場所での5度、静岡の主婦殿は標高2000mでの5度、体感的には気圧が低くなる主婦殿の方が寒い。

勿論、2000m級の山の秋の気圧と12月の東京の気圧とでは違ってくるかもしれないが、常識的に考えれば私がテストした環境の方が体感的には暖かかった筈。なのにずっと冷たいままだった。静岡の主婦殿はベースレイヤーにこれを着て気温5度無風の標高2000mの山頂で停滞していても上着は不要と書いていたのだから、それと異なる意見をこうやって記事にしている。

白黒付けるのではなく、静岡の主婦殿も仰っている通り、体感は人それぞれ。本ブログを長くお読みくださっている方なら私の体質を理解されているだろうから、私に近いタイプは私を信じる、そうでない方は彼女を信じる、それで良いのではなかろうか?。

今回のテストで感じたのは汗量の問題ではないと言う事。先に述べた通り、アミアミもフリースもインサレーションウェアもデッドエアスペースがあるから暖かい。デッドエアとは対流していない空気、なのに外気によって対流しちゃっている。だから汗を掻こうが掻かなかろうが寒いものは寒い!。

そもそも何の為のアクティブインサレーションウェア?。一日中着用している、それだけを考えれば行動着と言えなくもないけれど、寒かったらアウターを羽織る、暑かったら脱ぐ、それだったらアクティブインサレーション云々でなく、ソフトシェルジャケットなどの従来のサーマルウェアと同じになってしまうのでは?。わざわざこのウェアを着用する理由はない。少なくとも2万円オーバーなこのウェアを選ぶ必要性は一切ない。

このアルファライトスウェットIIジャケット、春、秋には使えそうではあるが、これじゃないと駄目!、そんなウェアではない。モンベルにはそういうウェアは沢山ある。マウンテンジャージジャケット、トレールアクションジャケット、ウィックロンZEOサーマルジャケット・・・。薄手のクラッグジャケットでも無風の樹林帯で使えるだろうし、現行のノマドジャケットはより風に強いらしいから十分利用出来る。稜線に出たらアウターシェルを羽織るだけで良い。もっと言えばライトシェルアウタージャケット、ライトシェルパーカで十分じゃんと思うのだった。

インナーを少々厚手にし、パタゴニアの(私は買う気はないけれど)防風力が強いR1テックフェイスジャケットを着ていた方が効率が良さそうだし、寒ければアウターシェルを羽織るってのなら手持ちのR1エアジップネックにウィンドシェルで十分だものね。

このアルファライトスウェットIIジャケットが23100円なんてあり得ない。毎度の30パーセントオフの16170円でも高い。どんなに頑張っても14800円だって。その程度の価値しかない。イチヨンパだったら冬以外の季節で着用出来るだろうからブランド料を含めてコストパフォーマンス的には良くなってくる。

ミレーはインシュレーションペアリング(インサレーションペアリング)と言うアクティブインサレーションウェアの重ね着を提唱している。寒ければアルファライトスウェットIIジャケットの上からブリーズバリヤートイジャケットを羽織ってくれ!。

厳冬期の雪山ならウェアの軽量かも含め、そういうレイヤリングは判らなくもないけれど、私のような日帰り低山専科、冬季でも残雪期なもうすぐ春!、そんな場所しか行かないような人間だと正直、行動中にアクティブインサレーションウェアをダブルで羽織る気には到底なれない。アルファライトスウェットIIジャケットではなく、ブリーズバリヤートイジャケット単体で羽織って活動していた方がマッチしている。

しかもである!。日本ミレー陣のアホさ加減!。

アルファライトスウェットIIジャケットがXLの人はこれを着用した上からブリーズバリヤートイジャケットを羽織るとどうなるか?。アルファライトスウェットIIジャケットのXLの身幅は59cm、ブリーズバリヤートイジャケットの身幅は61.5cm。胸囲で考えると6cm程度しか違わない。

しかもミレーの場合、脇下直下は確かにその数値だがその数センチ下となった瞬間に一気に狭くなるウェアがある(ムササビ袖のようなウェアがあり、身幅数値に袖部分も加わって水増し身幅っぽいウェアがある)。このブリーズバリヤートイジャケットがどうかは未確認であるが、L寄りのXLの人だったらオッケーにせよ、2XL寄りのXLの人だったらまずパッツンになるだろうし、私の場合、ミレーのミドルウェアの場合、肩から腕に掛けてがパッツンになる事が多い。

インサレーションペアリングを提唱するのならブリーズバリヤートイジャケットには身幅64cm以上のサイズも用意するべきだった。日本ミレーの中の人でも全員が骨皮筋夫さん、洗濯板子さんって事はなかろう。筋肉増男さん、赤肉増代さん、はたまた白肉貯男さん、風船膨美さんだったりもいるんじゃないのかね?。そういう人の意見は聞き入れられないのかね?。


インサレーションペアリングなる方式を無視して、アルファライトスウェットIIジャケットを軸にして山行においてトップスをミレーで統一するとしたら大体以下のようになるんじゃなかろうか?。

ドライレイヤー
 アミアミ
ベースレイヤー
 ワッフルウールクルー(フーディー)
ミドルレイヤー
 アルファライトスウェットIIジャケット
アウターシェル
 ティフォン50000ウォームストレッチジャケット

これに停滞、休憩用としてダウンジャケットを用意すれば少なくも無雪地帯の冬季登山なら十分だし、ウリャウリャとラッセルしながら雪道をガシガシ進むような人なら厳冬期の登山でも行動中はこのレイヤリングでアウターの着脱のみで行けるのかも知れない。

「アクティブインサレーションや行動着とは何か?」

これをどう定義、解釈するか?。私はアウターシェル(ウィンドシェル、ハードシェル、レインジャケットなど)を羽織らないでミドルレイヤーのままある程度の行程をこなせるウェアと定義している。そして世の中の風潮もそんな方向性だった。ところが通気性に特化したスッカスカ系ウェアに注目している人々は「アウターシェルを羽織っていてもずっと着続けられるのがアクティブインサレーションであり行動着である」、と言った思考をしており、当たり前のように「冷たい風が吹いたらアウターシェルを羽織れば良いだけ」と言っていたりする。

でもここでちょっと考えてみんしゃい!。

「アウターを羽織るのだったらミドルレイヤーなんて何でも良くね?。アルファライトスウェットIIジャケットじゃなくても、他のスッカスカ系ウェアじゃなくてもいいんじゃないの?。この手の通気性重視のアクティブインサレーションウェアは春、秋だけに活用して無理して冬に使おうと考えなくて良いのでは?」

しつこく書こう。とにかくスッカスカなインサレーションジャケットだから耐風性は劣るし、保温性も大した事はない。仕様を見る限り、ある程度防風性は確保されているようだが、100パーセント防いでいる筈もなく、表地も裏地も極薄素材、そしてスッカスカの中綿だから外の冷気に負けてそのまま冷たい空気をインナーに伝えてしまうのは至極当然。真冬だとデッドエアスペースは作れない。

同じミレーならポーラテックパワーフーディーやフュージョングリッド フーディ、Kライトグリットジャケット、フュージョンパワージャケット辺り。どれもアルファライトスウェットIIジャケットよりも安価だし、ミレーに限らなかったらそれこそ安価なミドルレイヤーウェアを仰山見つけられるだろう。

とにかくお値段ですよ!。ミレーがこのボッタクリな価格設定を改めない限り、好評価は出来ない。上述したけれど、こんなにスッカスカな中綿構造ならば何もポーラテックを使う必要はないし、使わなければもっと安価でユーザーに提供出来る筈。

私は定価の75パーセント引きで手に入れたから、冬季では使い物にならないと結論付けているけれど3~4月と10~11月、この4ヶ月なら天候次第で十分に機能するだろうし(気温が10~15度くらいなら快適なミドルレイヤーになると思う)、街中でもエアコンガンガンの映画館とかでちょっと寒い時には便利かもしれないから費用対効果的には大満足。でもその程度の価値しかないし、それだったらユニクロでもいいんだよね~。

こんなウェアを汗抜けが良いだの蒸れないだの言ってべた褒めしている人達、汗抜けが良くて蒸れないウェアって単に保温力がないだけ、何故それに気付かないのだろう?。そもそも何故アルファライトスウェットIIジャケットにせいぜい14800円程度の価値しかないと理解出来ないのか?。そこには「ミレー信奉」と「新らし物好き」と言う観点から都合の悪い部分は排除すると言うフィルターが掛かっているんじゃないかな?。

ユニクロがこれに似たようなほんのちょっとの保温力と通気性の良いウェアを作るとしたらドライEXのTシャツの生地を表地と裏地に使って真ん中に漁網にワカメが絡んだようなスッカスカのフリースをぶち込めば4980円で売りに出せるに違いない。

機能的にはほぼ変わらないと思う。ポーラテックアルファだから速乾性、通気性が優れているのではなく、あれだけスッカスカだったら化繊生地なら同じくらい速乾性、通気性が出るって!。しかもミレーが誇るドライナミックヘザーメッシュニット、これだってユニクロのドライEXなら通気性、速乾性に関して同じ土俵で戦える筈だ。ワークマンがパクったら2480円で作れるかも知れない。そこから逆算するとやっぱり14800円の価値しかないって!。

次回!、サラリーマンランチ2日分で手に入れたフリースを使って同じようなテストをしてみる。乞うご期待!。その結果如何によってはアルファライトスウェットIIジャケットはさらに本ブログで糞味噌に扱われる事になる・・・。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    最新記事