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パタゴニアR2テックフェイスジャケットをいつもの河川敷コースでテストする!

2023年12月20日 00:00

パタゴニアのR1エアジップネック、11月下旬にようやくトレッキングで実戦投入出来た。このレビューはまた別の機会として、今日はいつもの階段、坂道ばかりの河川敷コースを使ってパタゴニアR2テックフェイスジャケットのテストを行ったのでその結果をお知らせしたい。

R1ジップネックは購入して約1年、買った事すら忘れていてずっとタンスの中に隠れていた。それをようやくこの前実戦に投入。だからそんな事じゃいかんなとR2テックフェイスジャケットは買ってすぐにテストした。

コースはいつもの河川敷。今回は、よりトレッキングに近い道程を作ってみた。6Kmのコースで階段が16本、坂道が8本のコース。坂道は平均170m、階段は平均して70段くらいかな?。コース中、平地が1.8Km、階段、坂道の上り下りがそれぞれ2.1Kmずつ。平地は最初と最後だけ500m、あとは階段、坂道を下りて上ってちょっと平地、下りて上ってちょっと平地、そんなコースである。要するに坂と階段が豊富にある場所を選んでグルグルと周回している。

またスロージョギングとは言え、いつものペースで走ると確実にオーバーヒートするので、今回は一般的な低山を登っているのと同じ運動量、平均の心拍数を125に抑え、徒歩に近いくらいのチンタラ走行。階段の上りは歩き下りは早足を使う。坂道は走るけれど歩幅を狭くし、心拍数が上がらないように努めた。その結果、12分45秒/Km。

実戦では写真を撮りながらの山行になるのでとてつもない急登が連続しない限り、平均心拍数が120を超える事はほとんどないと思うが、テストでは肩に荷を背負っていないので心拍数を少し上げて125が妥当であると判断した(実際には129とちょっとオーバーした)。

とある山岳ライターが書いた記事がある。是非ご覧になって欲しい。

パタゴニア R1テックフェイス&R2テックフェイス 秋冬ミッドレイヤーの最有力候補を発見!

このレビューとイコールコンディションになるように気温が9度になる日を選んだのだった。上記事では気温9度の中、キャプリーンクールの上にR1テックフェイスジャケット、もしくはR2テックフェイスジャケットを着用してのテストをしている。そこで私も(キャプリーンは持っていないので)ワークマンのメリノウールロンT(恐らく100g/m2)の上からR2テックフェイスジャケットを羽織った。

この記事では良い事ばかり書いてある。

「またまた例のメーカー寄りの忖度記事かい?。R2テックフェイスジャケットは裏地のフリース部分の嵩がしっかりとあり、気温9度だったら幾らインナーに薄手のベースレイヤーしか着ていなくてもオーバーヒートするに決まっているだろ!」

そう信じて疑わず。だって家を出た瞬間、、、

「全く寒くねえ!」

これの意味するところは、、、

「走り始めて心拍数が上がった瞬間に暑さを感じ、20分後には滝汗、30分後にはオーバーヒート」

だから走行中、センタージップは胸元まで開け、少しでも換気を良くしようと3つあるポケットのジップは全開。それでも暑いに決まっている!!!。

ところがである!。う~ん、ちょっとビックリしたなぁ~。正にこの記事の通りなんだ。途中で額から汗がタラ~リしていたから暑いには暑いんだ。でもオーバーヒートしない。からくりは一体なんだろうか?。

これがグリッドフリースと表地の通気性の妙なんだと感じた。一般のフリースは防風タイプでなかったら暖かいけれど風に弱い。それがR2テックフェイスジャケットの表地は風を跳ね除ける。でもそれだと蒸れる筈だから上手い具合に少しの外気が中に入り込んでくる。

風そのものを10とすると8の風を防いで2の風が入り込んでくる感覚とでも言おうか?。これが一般的なフリースとなると5以上の風が入るから稜線に出た瞬間に寒さを感じる。R2テックフェイスジャケットは8の風を防ぐから一定の風までは寒さを感じにくいのは確か。でもクールダウンに必要な2の風が入ってくるから9度の気温程度ならオーバーヒート手前で踏ん張れる。

この日は残念ながら風速1mの微風であったので向かい風でも「うん?、ほんの少し体に入り込んでいるかな?」程度の感覚。でもこのほんの少しがオーバーヒートしない事に繋がっている。これが透湿性はあるけど通気性のないレインジャケットだったらどこかでオーバーヒートしていたろうし、反対に一般的なフリースだったら微風でも向かい風になったら寒さを感じていた筈。

風が弱かったのでしょ~がない。途中、2回、それぞれ8分程足を止め体のエンジンを切ってみた。その間、開けていたジップは全部上げて防寒体制を取る。さすがに汗は十分に掻いており、8分も動いていないと腕から始まり、背中へと汗冷えが広がりブルッとする。そうだなぁ、気温9度、風1mの状態で10分のエンジン停止が限界かな?。

それでも10分も立ち止まっていてもなんとかなるレベル。しかも汗冷えを感じてからエンジンを再起動して走り始めるとものの数分で体がホカホカしてくる。これが裏地部分にある嵩高フリースの保温力だろう。さすがに3m程の風が吹いていたら10分の停止は無理、数分が関の山。でも冷えを感じずに数分停止出来るのなら写真を撮りながら歩くスタイルの私にはピッタリ!。

とにかく予想と正反対の結果だったからたまげましたわい!。テスト結果を本ボログでご報告するつもりで、内容は「やっぱりプロライターの書く記事なんぞメーカーに忖度している嘘情報、糞記事でしかない!」とボロクソに糾弾するつもりだったんだ。だからイコールコンデション、気温9度!、でのテスト。

ところが蓋を開けてみると山岳ライター氏の言葉通りではないか!。彼はこう綴っている。


暖かく、熱がこもりづらく、風に吹かれても寒くならない。市場には保温性の高い服があり、透湿性に優れる服もあり、防風性を備える服だってある。しかし、それぞれをバランスよく備えるウェアは見たことがない。R2テックフェイスは、秋冬に向けた行動着の最終形といえるのではないだろうか。テストを通じてそんな印象を強く受けた。



「暖かい」、これは正しい。「熱がこもりづらい」、これも正しい。「風に吹かれても寒くならない」、これはちょい微妙。今回1mの風だったので何とも言えない。ある一定の風速まではしっかりと遮ってくれるだろうから、これに関しては今後、風速2~3メートルの時にでも再テストしたい。それにしても気温9度でオーバーヒートしないってまじにビックリだぜ!。

今回のテストを終えて、R2テックフェイスにとって(中に何を着込むかにもよるけれど)ベスト気温は0~5度ってところだろう。5度以下だとインナーのメリノウールを厚手(150g/m2~)にしたり、その上にもう1枚ロンTを重ねるか、もしくはドライレイヤーとしてアミアミを一番下に着用するかで丁度良い筈。私はアミアミとの相性がそんなに良くないので次、気温が5度を下回ったらインナーにモンベルのジオラインM.W.タイプを着込もうと考えている。

時に、このプロライター氏は薄手のR1テックフェイスに関しては「シーズンとタイミングが難しい」と書いている。確かにそう思うんだ。R2テックフェイスよりもレイヤリングし易いR1テックフェイスの方が万人向けだろうけど直営店で触って試着した限りでは、カーディガン程度の保温効果くらいしかないと思う。

R1テックフェイスだったらそれよりも保温力の高い旧R1、もしくはR1エアー系に風が強くなったらウィンドシェルを重ねた方が便利じゃね?、と感じたんだな。R1テックフェイスはまじに薄いよ!。

でも人によってはこの薄さが好きかもしれない。と言うのも私が所持しているコロンビアの極薄フリース、モンベルのシャミースジャケットよりも薄い。これが春秋にとっても便利なんだ。シャツ1枚じゃ肌寒い。かと言ってシャミースジャケットじゃ暑苦しいって時期が春でも秋でも2週間くらい存在する。また山行でもこのコロンビアのフリースを2度着用している。

だからR1テックフェイスが薄過ぎて駄目って程ではない。プロライター氏が言うように季節が大きく限定されるってだけ。毎週山に入る人はそれなりに活用出来るだろうけど、私みたいにせいぜい月イチ、そんなタイプだとR1テックフェイスはきっと不要だし、春に1回、秋に1回、この2回の為にR1テックフェイスを買うのは費用対効果が悪過ぎる。部屋着に出来なくもないけど、コロンビアのその薄手フリース、定価8千円くらいで半額セールで買っているんよ。R1テックフェイスを部屋着になんて馬鹿が考える事。

R1テックフェイスはジャケットタイプで2.3万、フードタイプで2.6万だ。ボッタクリだって!。フードタイプでせいぜい2万相応のウェアだ。コスパ悪過ぎ!。だからこそ本ブログではマウンテンハードウェアの「ポーラテックパワーグリッドフルジップフーディー」を推しているのだった。定価でもコスパが良いと思うが、30パーセントオフになったら無茶苦茶浮かれるに違いない。

フーディニだって1.5万でしょう?。パタゴニアの中では安い部類だからみんな買っているようだけどこれなんてタダのペライチだよ?。ハンドポケットもないし・・・。100グラムと軽いから人気のようだが、もし胸にパタゴニアのロゴがなかったら誰も買わないって。モンベルのU.L.ストレッチウィンドパーカでいいっす!、ってなるだろうよ。「フーディニ」と言う商品が凄いのではなく、「Patagoniaと言うロゴの入ったウィンドシェル」を皆が着たいってだけ。


次に気温10度の時、自転車を使って防風テストを行ってみた。スーパーへ買い出しに行くだけの道のりで巡航スピードは12Km/hくらいかな。無風であったとすれば風速3.3mの風が体に当たっている事になる。インナーはユニクロの半袖Tシャツ1枚のみ。

もしアウターにモンベルのクリマプラス100アウタージャケット(中厚手フリース)やノマドパーカ(中厚手ソフトシェルパーカ)を羽織っていれば気温10度だから寒くて震える程ではないものの、何しろ中は半袖1枚、腕がスースーして不快になる。

果たして・・・。

「全く寒くねえ!」

先程、風10に対して8を防いで2が入り込むと書いたけど、胸元を開けていたり、ポケット全開だったからだろう。全てのジッパーを閉めると自転車を転がしている限りでは9の風を防いで入ってくるのは1だけ!?、そんな感覚になる。

パタゴニア公式サイトのユーザーレビューだったかな?、「従来のR2にフーディニを着ているのと同じ効果を一着でもたらしてくれる」と書いてあったが、まさにフリースの上にウィンドシェルを羽織っているのと同じに思える。

でも10のうち9の風を防いじゃうとなると普通なら汗を掻いてくると蒸れてくる筈だが、そうはならない。と言う事は内側のこもった熱を外に出す透湿性が優れている事になる。

ここで参考までに。

別の日、気温9度、風1~2m、上とコースは異なりいつもの平均170mの坂道が17本の行程で距離8Km、この時のウェアはプアマンズアミアミ(TSドライ)、ロンT(ワークマン)、プアマンズR1(ブロックフリーストレッキングハーフジップ)でスロージョギング。一応、比較と言う事で通常よりも遅いペース、11分/Km、平均心拍数136で走った。

自宅を出てすぐ「さぶっ!」。そう、このウェアだと保温性はあるけれど通気性があり過ぎて動いていないと少しの風でも寒さを感じる。走り始めて1Km過ぎまでは我慢出来るけれど腕は寒い。そして2Kmの辺りでようやく体全体、手の先まで温まってくる。

11分/Kmだとさすがの私でも大汗は掻かない。額からの汗タラリもない。と言うのも風は1m、時折2mの風が吹く。それがこの日は北西の風でやけに冷たかった。同じ9度とは思えない程。追い風ではほんのり暖かく丁度良く、向かい風になると一気にクールダウンされる。

6Km手前でふくらはぎに違和感が出た。「あっ!、これ無理したらヤバイ奴!」。そこからさらにペースを落とした。ふくらはぎがピキッ!、となってからは11分30秒ペース。そしてこのタイムともなるとこの日の天候だと体がどんどん冷えていくのが判るんだ。体の発熱が北西の風に負けている状態。走っているから汗冷えの感覚はないけれど3分でも立ち止まったらたちまちブルッと震えが来るだろう。

気温10度前後、そして一般的な通気性の良いウェアで走ったり、山を登ったりしていれば風の強さによって暖かかったり、寒さを感じたりする。それがR2テックフェイスだと寒さは一切感じない。

このR2テックフェイスジャケット、非常に具合の良いウェア。私が本ブログで手放しにウェアを褒める、ほとんどないんじゃないか?。手持ちの中にも良いウェア、優れたウェアはある。でも必ず欠点もあり、その欠点が事さら目に付いたりする。

でもまだ結論は出せない。やっぱり気温5度、風2~3mの環境でテストしない事には・・・。本記事は12月初旬に書いていて週間天気予報を見ると暖冬過ぎていつになったら5度になってくれるのか・・・。その時が着たら再び記事にしよう。その際は外見、着心地、スペックそのものにも触れようと思う。


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