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いざ嘉右衛門町(かうえもん)へ! その2

2023年11月10日 00:00

今が幸せと思わないと一生幸せになれないよ

2023-11-10_01

Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



嘉右衛門町での撮影はNikonのAi Nikkor 35mmF2とNew Nikkor 50mmF2の2本を使用している。どちらもお気に入りのレンズで35mmはF2と言う明るさがあり(他の手持ちの35mmレンズはF2.8モデル)、50mmは4枚6群、正真正銘の絞りを挟んでの対称型ダブルガウスレンズである。

4枚6群対称型ダブルガウスだからなんだってお話になる。多くのダウブルガウス型レンズは変形ダウブルガウスと言って絞りを挟んでレンズを見ると非対称型で5群7枚だったり、6群7枚だったり・・・。

単純に考えれば明るいレンズを作るには4群6枚では難しかったって事であり、写りは置いといてスペック的には変形ダブルガウスレンズの方が優れていたりする。でもそこを敢えて4群6枚、明るさもF2でしかない50mmF2レンズを使う!、これがオールドレンズマニアってもんなんだな。

、、、と、そんな調子で書いていると今日はその50mmF2を使った写真を掲載するのか?、と思われるだろうが、どっこい!、そういう訳ではない。むしろ掲載している大半を35mmF2で撮影している。

35mmレンズと50mmレンズの使い分け。街風景を普通に撮ればどちらも素直なパースペクティブだし、絞り込んだらどっちで撮っているか、撮影者ですら判らなくなる場合もある。また絞りを開けていても35mmと50mmレンズとでは被写体までのワーキングディスタンスが異なる。大きなボケだから50mmで撮っているように見えていても35mmレンズでガツンと寄って撮っている場合だってある。

ではどうやって使い分けるか?。なぁに単純である。

「気分次第!」

普段のお散歩写真では50mmレンズばかりを使っていて、広角表現をしたい時用には28mmレンズを用意している。でもこの日の気分として、、、

「今日は35mmレンズを中心に使ってみようかな?」

たったそれだけの理由。普段使っていないレンズの日干し目的とも言えよう。他に75-150mmF3.5も用意していたので50mmは使わずに35mmと75-150mm、そんなセットだと素直な凖広角域の描写と中望遠だから素直ながらも引き寄せ効果があったりする表現になり、用途がはっきりするでしょう?。この2本ならほぼどっちのレンズで撮影したか判ると言うもの。

フィルム時代でもお散歩写真では50mmレンズばかりを使っていた。しかしヤシコンのPlanar 85mmF1.4を入手するとこれが変化するんだ。50mmレンズと85mmレンズの両方を所持するのは無意味。そこでDistagon 35mmF2.8の登場である。そう!、85mmF1.4レンズを活用したい!、ただそれだけの理由で画角が大きく異る35mmF2.8を相棒として選んでいる。

その反対もあったな。CanonにFD35mmF2S.S.C.と言うレンズがある。レンズの描写をあまり理解していない私が珍しく惚れ込んだレンズであり、そうなるとこのFD35mmF2を使いたいだけの為に上と同じように画角の異なるNewFD85mmF1.8やFD85mmF1.2S.S.C.を持参する・・・。大冒険としてNewFD135mmF2とのツープラトンな時もあった。

今回も35mmF2を使うのなら相棒は75-150mmF3.5で十分だった。ところが何故か一切使わず。35mmレンズで105枚、50mmレンズで53枚を撮影している。嘉右衛門町だけのお散歩、35mmレンズの1本勝負でも良かったのだが、どうしても一部で50mmレンズのボケが必要だったのと、35mmレンズだと広過ぎる風景があったのでそんな割合になったのだった。なんだかんだと50mmレンズはバッグに入っていれば使ってしまうって事ですな!。

では嘉右衛門町の風景をどうぞ!。一気にお見せして今日は終了とする。


2023-11-10_02

Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



2023-11-10_03

Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



2023-11-10_04

Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



2023-11-10_05

Sony α7II
New Nikkor 50mmF2



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Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



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Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



2023-11-10_08

Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



2023-11-10_09


Sony α7II
New Nikkior 50mmF2



2023-11-10_10

Sony α7II
Ai Nikkor 35mmF2



2023-11-10_11

Sony α7II
New Nikkor 50mmF2




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コメント

  1. Kaz | URL | NSZPX.9E

    35mmと50mmの使い分けが気分次第とは、意外な感じがすると同時になるほどとも思います。風景にレンズ画角を合わせるのか、レンズ画角に風景を合わせるのか。おそらくどちらか一方に偏ってはいけなくて、両方を行ったり来たりするのが、風景の多彩な切り取りにつながるのであり、それを自然にできるのが35mm〜50mmの画角のような気がします。私はついこの前まで風景毎に適切なレンズ画角があるという思考だったのですが、その逆の撮り方がわかってきた気がします。同じ場所を、一度目はレンズ交換しながら、二度目は使用頻度が少なかったレンズで固定して回ったりしています。

    嘉右衛門、蔵の風情ある風景に加えて、hitosaji+、クリーナー、BARBER PRINCE、lovely everdayが同居しているのがまた不思議な魅力を感じます(笑) 曇天の夕暮れ時?っぽい雰囲気、哀愁が漂っています。喜多方は、しだれ桜は見事でしたが人が多すぎで、長床は雰囲気は良いものの撮れ高は少なそうな場所でしたが蔵の街はどうなのか…小学校の修学旅行で、蔵の多さと、古い歴史を感じる光景に心動かされたのは覚えています。今度行く機会があったら撮影してみたいと思います。

  2. BigDaddy | URL | -

    > Kaz さん

    似たような素直な描写をする35mmと50mmでもワーキングディスタンスが全く違うので間を取って40mmってのが一部の人達の間で流行っているみたいです。確かに40mmいいなぁと思う時もあり、m4/3ですがLumixの20mmF1.7を買おうか否か、常に迷っている次第です(笑)。

    画角、距離感を大切にする、それを考慮しながら写真を撮る、これはとっても大切な事ですが、毎回考えていたら疲労するだけで、「今日はレンズに学ぶ日」、「今日は感性でパチリする日」、そんな感じで分けると良いのではないでしょうか?。後者は適当、お座なりと言う意味ではなく、あくまでも自分の感覚を信じてと言う事であり、むしろこれを実施していると自然に画角とか距離感が判ってくると思うんです。

    観光客はその手前の蔵の街通りがメインで嘉右衛門町へはそのついでに足を伸ばす、そんなイメージのようで、まだまだ昔の風情は嘉右衛門町の方に残っていると思います。喜多方の方が観光地として整備されているって感じですね。喜多方もメインストリートから一歩入れば昭和風景が多く残っていると思うので長時間滞在出来るのは喜多方でしょうかね。ラーメンも食えますし(笑)。

    飲み屋、ピンク街?、前回訪れた時、目当てのラーメン屋を探している時、偶然その辺りに入ってしまい、昭和感バリバリでした。坂内食堂の近くだったかと。次回訪れた撮らねばならんと思った路地でした。あとレトロ横丁?、その近くの路地、民家が多いのですが、限りなく昭和している路地が幾つかありました。それと記憶が正しければ、おたつぎ蔵通り、ここで味噌を買った記憶があり、そのついでにその辺りの路地をウロチョロしていて、良さげな風景があったような・・・。

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