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儀式の多い新兵器!、Techart LM-EA9! 経緯

2023年09月19日 00:00

季節感が・・・

2023-09-19_01

Sony α7II, AI Nikkor 35mmF2


ようやく2023年2月旅の連載を終えた。次なるネタは!。先日もお伝えした通り、新兵器ネタである。中華ブランドのマウントアダプター屋さん?、Techart、テックアートと読むらしい。そこのLM-EA9、マウント部に干渉しないレンズならどんなMFレンズでもAF駆動させちゃう魔法のマウントアダプターだ。今日からはこれについて!。連載と言う程ではないので悪しからず。ちょっとしたレビューだ。今日は序章、購入のきっかけについて。

何年も前からMFレンズをAF化させたいと考えていた。本ブログでもう5年以上前に記事にしていた、Sigmaや中華ブランドで発売されているCanon EFレンズ(もしくはSigmaのCanon EF用レンズ)をAF化させるタイプのもの。SigmaのMC-11やCommliteのアダプターだ。後者はm4/3用を買えばm4/3でも利用出来るので面白い存在。

でもこれらを買おうとすると否が応でもCanon EFレンズを新たに集めなくちゃならない。使うレンズは決まっていてEF28mmF1.8、EF50mmF1.4、EF85mmF1.8の3本であり、どれも中古だとそんなに高い代物ではない。でもそこまでしてEFレンズが欲しいか?、と問われるとイエスとは言えないし、この3本を買うくらいだったら素直にSony純正のFE28mmF2、FE50mmF1.8、FE85mm1.8を買えば済む話じゃね?、ケチケチ星人は少しでも安い方に飛びつくのである。

数年前、新型コロナ禍が始まった。ろくすっぽお散歩写真も出来ないし、旅行だって憚れる、新型コロナ騒動が収まるまで機材の買い足しはしないと心に決めた。だからSony純正3本の単焦点レンズも手に入れていない。

とは言いつつもOlympusのM.Zuuiko 9-18mmF4-5.6とLumixのG42.5mmF1.7を買っているのだけど・・・。

あっ!、G42.5mmF1.7のレビュー記事もまだ書いていないし、ついこの前、Pentaxのフィルム時代のズームレンズ、smc PENTAX-M 75-150mmF4とかも買っているのぉ~。


昨年晩秋、多分YouTubeのオススメにこの「Techart LM-EA9」が出てきたんだと思う。何気なく見ていたら何となく良さげな印象を受けて、そこから調査開始!。YouTube動画は勿論の事、ありとあらゆるサイトを覗いたねね。そして年末ですよ!。仕事納めの翌日だったかな?、マップカメラで思わずポチリ!。

確か翌日には届いていたと思うから2022年12月末にはおうちにやってきて、2023年の8月にようやくレビュー記事である!。2023年2月旅の連載前に記事にしていてもおかしくはない。では何故今?。

そうさねぇ。買ったは良いけれど全く使っていなかったんだな!。2月の旅はm4/3システムだけで行ったし、ちょうどその頃、コロナ禍もそろそろ終わりが見えたって事で在宅勤務から通常勤務に戻り、かつ割と多忙な日々が続き、休日は疲れちまっておうちで洋ドラマ、映画を見て寝るだけ!、そんな生活が数ヶ月続いていた。

新兵器だから使わない手はない。自宅周辺でテスト的に何度か撮影はしたけれどさすがに自宅近くの写真なんて今の時代、掲載出来る筈もない。昨年12月末に購入してブログに掲載出来るような写真を撮り始めたのが3月下旬なんだ。だから2023年2月の旅ネタの連載が先になり、その連載が9月まで続いちゃったから新兵器の話題をする暇もなかったって事さね!。

ではLM-EA9とは何かについて簡単に述べたい。詳しくは検索してちょ!。

このマウントアダプターはLeica Mマウント用レンズをSony Eマウントカメラに装着する為のアダプターだ。そしてアダプター内にAF駆動させる機構が入っている。アダプターに干渉しないレンズであればLeica Mマウントレンズは全て装着可能。LeicaのレンズをSonyミラーレスカメラでAFを使って撮影出来るスゲェアダプターだ。

装着するレンズが突然AFレンズに変わる筈もなくレンズそのものを前後に動かす。昔、私も所持していていたContax AX、これはZiessのMFレンズをAF化させる為にボディ内のフィルム面を前後に駆動させていた。これをアダプターを前後させる事で実現させたのがLM-EA9である。

だからこその機能、Contax AXでもそうだったが、レンズのヘリコイドを最短にするとどんなレンズも簡易マクロになっちゃう。全てのレンズでその機能を試した訳じゃないが、概ね最短撮影距離は3分の2から半分くらいまで縮まる。昔のズームレンズって最短撮影距離が長かったでしょう?。1.2メートルとか1.5メートルとか。これが0.8m~1mくらいまで近寄れたりするので非常に便利である。

Contax AXとZeissレンズでも同じようにレンズ側を最短にセットするとマクロ撮影が行えたが、Zeissレンズとしては想定外の使われ方なので「画質は保証しない」と明示していた。それでも使わない手はないでしょう?。Planar 85mmF1.4は他社の85mmレンズよりも寄れないレンズだったのでContax AXとのコンビでしょっちゅうマクロ的な撮影をして楽しんでいた。


Leica Mレンズを持っていなければ宝の持ち腐れ?。いえいえ、運良くLeica Mマウントはミラーレスカメラのようにフランジバック(バックフォーカス?)が短いから、各一眼レフメーカー用のマウントアダプターをかます事で世界中の一眼レフ用レンズを使えてしまうんだ。

LM-EA9と同時購入したのはPentax Kマウント~Leica Mアダプターと、Nikon Fマウント~Leica Mアダプターの2種。この2つは安価に抑えるべくK&F Concept製にした(今後、Canon FD用も手に入れる予定)。3つ合わせて6万5千円くらいだったかな?。

色々なサイトで調査をしたとは言え、得体の知れない代物に6万5千円は賭けのようなもの。再三述べている通り、単焦点で使うレンズなんて3本程度だから素直にSonyの安単3本セットを買った方が遥かに正しい行い。全部中古で揃えるのなら10万円前後で収まる。

考えたよね。どうしようかって。冒頭で書いたCanon EFレンズ用AFマウントアダプターはEFレンズを新たに買わねばならなかったとの当時はまだSony Eマウントのカメラを一切信用していなかったので生涯のカメラにするとは思えなかった。だから購入には至らなかった。今はSonyカメラと心中するつもりだから純正レンズだって臆する事なく買える。でも安定のSony安単3本セットよりも冒険心と言うかオールドレンズの全てをAFレンズにしちゃうアダプターと言う機能に無茶苦茶興味があって・・・。

手持ちにはないけれどL39アダプターをかませばL39レンズが使える。そうなると70年前くらいに製造されたレンズがAFで駆動するんだよ!。L39用レンズを買うか買わないと問われれば流石に玉が減っているから無駄に高くて手に入れる予定はない。それでも1950年代のCanonのSerenarレンズとかNikkorの50mmと言う表記ではなく5cm表記のレンズとかも使える魅力。60年前のレンズで良いのならPentaxやロシアレンズで採用されていたM42レンズが使える。ロマンがあるでしょう?。

そうそう、それとレンズ側に絞りを制御する絞りリングがあればフィルム一眼レフ時代のAFレンズだって使えちゃう。だからPenaxのFAレンズやNikonならDタイプだったかな?、その辺のレンズもアダプター側でAF駆動させられる。

トップ写真、秋に咲く桜ではない。紛れもない!。3月に撮影した普通の桜・・・。

次回は本日のタイトルの意味、「儀式の多い」、これについて解説しよう。


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