2023年02月06日 00:00
丸太置き場を超えたくらいからようやく渓谷らしくなってきた。望んだような錦な風景!、赤や黄色の紅葉ではなかったが、中々の良い風景である。植林された杉林ばかりの低山の歩くより遥かにまし!。なんだろう、人間の本性がそうさせているのか、それとも日本人のDNA、文化の歴史から来る独特の感性なのか、水の流れを見るとワクワクしてくるんだよね。
M.Zuiko 9-18mmF4-5.6は上の2枚まで(両方とも9mm、換算18mmで撮影している)、以降、超広角レンズが煩わしくなってM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3にバトンタッチ!。
もう一度書くけれど我々は本当に超広角レンズを使わなくちゃ駄目なのか?。次の写真、13mm(換算26mm)で撮影している。言われなかったらこれも9-18mmF4-5.6で撮影していると感じませんか?。
もう一度書くけれど我々は本当に超広角レンズを使わなくちゃ駄目なのか?。次の写真、13mm(換算26mm)で撮影している。言われなかったらこれも9-18mmF4-5.6で撮影していると感じませんか?。
人間の脳は相対的にしか考えられないから換算26mmでも構図によっては20mm以下の超広角に見えるし、50mmレンズなどは被写体が歪まない程度にまで寄って絞りを開けて背景をボカせば中望遠っぽい写りにもなるし、反対に被写体から引けるだけ引いて、かつカメラを煽ったりした構図にてガンガンに絞り込めば28~35mm程度のレンズに見えてしまう時もある。
そう考えると超広角レンズは要らねえなと感じるんだ。しかもM.Zuiko 9-18mmF4-5.6は標準ズームの領域になる12mm以上で撮ったらそれは敗北を意味する。何がなんでも9-11mmで写さないとならない。そうでなかったら価値がない。結果、馬鹿げたレンズだと感じ、ほんのちょっとであるが手に入れて後悔している。それでも買ったからにはケチケチ星人だからいずれ9-11mmだけで使いなせるように頑張ろうとは考えている・・・。
魚眼レンズは認めても良い。あれは意図して歪めているのであり、使い手も意図してそんな風景を写そうとしている。風景によっては非常に面白い効果を得られるし、ワンちゃんだっけか?、魚眼レンズだけで撮影した写真集があったと思う。そう、意図した作風で売れるレベルの写真も撮れちゃうのが魚眼レンズ。だからカメラマンが頑張れば優れた写真を頻出出来るだろう。
ここで面白い実験をしよう。Lightroomではm4/3用レンズを使用しているとレンズ内のプロファイルを読み取り、勝手に歪曲補正などを行ってしまう。これをオフにして本当の写りを見られない。しかしRawTherapeeを使うとレンズ内プロファイルを無効に出来るんだ。
M.Zuiko 9-18mmF4-5.6は普及タイプの安価なレンズなので元の絵はさぞかし歪曲しているだろう。それを無理矢理補正しているから、想像した以上に周辺部、特に四隅の像が流れるに違いない。次の2枚はトップ写真と同じ、9mm(換算18mm)の焦点距離で撮影したもので、これをRawTherpeeで現像、最初のが補正済み、次が補正をオフにした写真となる。
そう考えると超広角レンズは要らねえなと感じるんだ。しかもM.Zuiko 9-18mmF4-5.6は標準ズームの領域になる12mm以上で撮ったらそれは敗北を意味する。何がなんでも9-11mmで写さないとならない。そうでなかったら価値がない。結果、馬鹿げたレンズだと感じ、ほんのちょっとであるが手に入れて後悔している。それでも買ったからにはケチケチ星人だからいずれ9-11mmだけで使いなせるように頑張ろうとは考えている・・・。
魚眼レンズは認めても良い。あれは意図して歪めているのであり、使い手も意図してそんな風景を写そうとしている。風景によっては非常に面白い効果を得られるし、ワンちゃんだっけか?、魚眼レンズだけで撮影した写真集があったと思う。そう、意図した作風で売れるレベルの写真も撮れちゃうのが魚眼レンズ。だからカメラマンが頑張れば優れた写真を頻出出来るだろう。
ここで面白い実験をしよう。Lightroomではm4/3用レンズを使用しているとレンズ内のプロファイルを読み取り、勝手に歪曲補正などを行ってしまう。これをオフにして本当の写りを見られない。しかしRawTherapeeを使うとレンズ内プロファイルを無効に出来るんだ。
M.Zuiko 9-18mmF4-5.6は普及タイプの安価なレンズなので元の絵はさぞかし歪曲しているだろう。それを無理矢理補正しているから、想像した以上に周辺部、特に四隅の像が流れるに違いない。次の2枚はトップ写真と同じ、9mm(換算18mm)の焦点距離で撮影したもので、これをRawTherpeeで現像、最初のが補正済み、次が補正をオフにした写真となる。
なるほど!。魚眼レンズ云々と書いたのでふと、歪曲補正を切れば魚眼っぽくなってそういう写真もいいんじゃないかと思ったら割と普通。勿論凄い樽型に歪んではいるものの、直線が多く構成される都市風景でなくこの手のネイチャーフォトはオフでも違和感はない。
わざわざオフにする必要はないのだが、特に四隅は補正を掛けると無理矢理像を引っ張るので画質が著しく低下する。それがどうしても嫌ならこの手のネイチャーフォトはRawTherapeeを使って敢えて補正オフで現像する、そんな手もありかもしれない。
さて、レンズを交換して時、「あっ!」と思った。川の流れを撮影するのだから低速シャッターを用いよう!。上のM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3の写真からそうやって撮影している。これがドピーカンだとF22まで絞らないとならず、m4/3ともなるとそこまで絞ると小絞りボケが顕著に出て像がボケまくる。でも今回は曇天、森の中と言う事もあり、F11である程度水の流れを止められた。小絞りボケはF11でも発生する。しかし主観ではあるもののF13までは十分なシャープ感を得られる。
わざわざオフにする必要はないのだが、特に四隅は補正を掛けると無理矢理像を引っ張るので画質が著しく低下する。それがどうしても嫌ならこの手のネイチャーフォトはRawTherapeeを使って敢えて補正オフで現像する、そんな手もありかもしれない。
さて、レンズを交換して時、「あっ!」と思った。川の流れを撮影するのだから低速シャッターを用いよう!。上のM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3の写真からそうやって撮影している。これがドピーカンだとF22まで絞らないとならず、m4/3ともなるとそこまで絞ると小絞りボケが顕著に出て像がボケまくる。でも今回は曇天、森の中と言う事もあり、F11である程度水の流れを止められた。小絞りボケはF11でも発生する。しかし主観ではあるもののF13までは十分なシャープ感を得られる。
そしてせっかくM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3にレンズ交換したのだから、これのマクロ機構を使う。少々ローキーに苔を写してみた。このレンズの簡易マクロ機構、侮れない。焦点距離が43mm(35mm判換算86mm)に固定されるものの、35mm判換算で倍率が0.7倍くらいまで近寄れるんだ。
今日はこれでおしまい!。

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コメント
suwa | URL | HuBhO90w
私の場合、換算21㎜なのでそれ程超広角でもないのですが、持ち出すのは寺社仏閣の撮影機会がありそうな時等で、何とか持ち腐れしない程度で使ってます。空、山並み、海とかを撮影する人は普通に使うんでしょうね。一度釧路湿原で使いましたが、天候や光の具合も良くなくてただ広い所が写っただけでした。それでも広角は後から引き延すというわけにはいかないので、Bigdaddyさんの超広角らしく見えるかどうかという話とはちょっと逸れますが、持っていてもよいような気はしますけれど、まあ28㎜があれば無くて困るほどでもないですね。手振れ補正でも、無理なことを望まなければ十分使えるわけで、なにがしか自分なりの基準を持てば傑作も撮れるかもしれないと思いつつ、励みたいと思います。
( 2023年02月09日 15:53 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> suwa さん
21mmでも十分広角なんですよね。確かに超広角レンズって建築物の撮影には便利なんですよね。街散歩の人でも記録として残したい意図があれば超広角レンズを使っている人もいるのでしょう。
「ただ広い所が写っただけ」、そうなんです!(笑)。超広角レンズを使用していると結果的に多くがそうなっちゃうと思うんですよ。実際にネット上にはそういう写真が仰山あります。そして仰る通り、そういう用途なら28mm、せめて24mmで十分で、それくらいの画角でどうやって上手く目の前の広い風景を切り取るか、ここにカメラマンのセンスが出ると思うのですよね。
そして超広角レンズの欠点はそれに慣れちゃってより広い画角を!、と求めてしまう事にあり、結果的にズームレンズ主体の今、超広角域を加えたレンズが多く作られ、アホみたいに価格が上がっていくと言う悪循環とでも言いましょうか・・・。
m4/3は運良く(確かに写りは悪いですが)9-18mmF4-5.6と言う安価がレンズがありますし、35mm判でもうちにはフィルム時代のNikon FマウントのTokinaの19-35mmだったでしょうか?、これがあるので今後はこの2本のレンズをどう扱うか、課題ですね。
( 2023年02月10日 19:58 )
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