2021年04月19日 00:00
ジャンク紛いのフィルム時代のレンズを1本買っただけでも3日分くらいのネタを作れるのだが、今のところ是が非でも欲しいオールドレンズが見当たらない。いや、欲しいレンズは幾つかある。
NikonのNew Nikkorシリーズで50mmと135mmを揃えたので28mmF2.8が欲しいところだが、微妙なプレミア感。何しろ廉価版のF3.5モデルでさえ程度の良いのを見つけようとすると5千円を遥かにオーバーしちゃう訳で・・・。
さらにはCanonのFD以前のFLレンズ、これのFDマウントアダプターが無改造で装着出来るII型のFL55mmF1.2、もしくはFL58mmF1.2(FL58mmの方はI型タイプのマウント仕様だったかな?)が欲しい。F1.2と言うF1.4よりも半段明るいレンズ、超大口径オールドレンズのボケボケの開放描写を味わってみたい!、このレンズになら1万円を出したって良いと思ったりもしているのだが、ケチケチ星人と世間の価格ギャップは倍もあるんだ。2万円出さないと買えない。いやぁ、2万円はねぇ~・・・。
それにすでに東京はまん延防止なんちゃらが発令され、大阪の状態を考えると二週間後には緊急事態宣言も出ちゃう?、それくらいコロナの変異株ってのが蔓延していそうで、お散歩写真すら楽しめない状況が今後も続く。そんな中、レンズ1本すら買うのが馬鹿馬鹿しい。
近所でお散歩写真をする程度なら密になりようがないのでコロナに罹患する確率は限りなくゼロに近いとは思うものの変異株がどんな驚異なのかまだ不明な今・・・。
そんなこんなで機材関連でネタを考えるとなると、過去に使ってきたPentaxで妄想するしかないよねぇ~。
NikonのNew Nikkorシリーズで50mmと135mmを揃えたので28mmF2.8が欲しいところだが、微妙なプレミア感。何しろ廉価版のF3.5モデルでさえ程度の良いのを見つけようとすると5千円を遥かにオーバーしちゃう訳で・・・。
さらにはCanonのFD以前のFLレンズ、これのFDマウントアダプターが無改造で装着出来るII型のFL55mmF1.2、もしくはFL58mmF1.2(FL58mmの方はI型タイプのマウント仕様だったかな?)が欲しい。F1.2と言うF1.4よりも半段明るいレンズ、超大口径オールドレンズのボケボケの開放描写を味わってみたい!、このレンズになら1万円を出したって良いと思ったりもしているのだが、ケチケチ星人と世間の価格ギャップは倍もあるんだ。2万円出さないと買えない。いやぁ、2万円はねぇ~・・・。
それにすでに東京はまん延防止なんちゃらが発令され、大阪の状態を考えると二週間後には緊急事態宣言も出ちゃう?、それくらいコロナの変異株ってのが蔓延していそうで、お散歩写真すら楽しめない状況が今後も続く。そんな中、レンズ1本すら買うのが馬鹿馬鹿しい。
近所でお散歩写真をする程度なら密になりようがないのでコロナに罹患する確率は限りなくゼロに近いとは思うものの変異株がどんな驚異なのかまだ不明な今・・・。
そんなこんなで機材関連でネタを考えるとなると、過去に使ってきたPentaxで妄想するしかないよねぇ~。
何年振り?、ってくらいにRicohのサイトを見た。ワタクシ、ビックリですがな。Pentax KPって販売終了だって!。またK-S2もひっそりと消えている。つまりPentaxには現時点でシーラカンス状態の645Zの他、35mm判のK-1markII(J Limited含む)とAPS-CのK-3markIII、K-70しかラインナップしてない!。
すでに何年も前から時代はミラーレスだからしょ~がないとは思うものの、KPにはもっと未来があったような気がする。KP発売時にもうちょっとまともなキャンペーン、販促を行っていたらと思うと結局、PentaxってRicohが親会社になってもやっている事は昔と全く変わらないんだよねぇ。そういう部分に腹が立つ。そしてK-70はもう設計が古過ぎ、今更誰が買うのかって代物。
KP発売時、テスト大好きな海外のレビューサイトを片っ端からチェックした。でも新製品なのにちゃんと細かいところまでテストしているサイトって数少なかった。何故だろうと思った。これってRicohがその手のサイトに機材を貸さなかったからじゃねぇの?、と邪推しちゃうんだよねぇ~。
日本のレビューサイトでもそう。あれほど超高感度がスゲェとうたっておいて、それに特化したレビューをしている日本のカメラマン、一人もいなかったんじゃないか?。まぁこの手のレビューする日本人カメラマンやライターは消費者が知りたいようなテストをしない使い物にならない連中ばかりなので期待はしていなかったものの、それでも一人くらいいてもいいじゃん。Ricohが一言、「高感度域、そして手ブレ補正にも自信があるので夜間のテストをしてくれ!」と各メディアにお願いするだけで良かったんじゃないの?。こういう事をやらないのだからそもそもメーカーとしてアホ過ぎる。
だから超高感度がスゲェらしい、手ブレ補正もPentaxで一番だぞ!、そんなカタログスペックから知り得た前評判だけ、実際にどんな絵が撮れるのか検分検証出来なかったのは痛い。海外のレビューサイトで一社だけだったのかな?、超高感度でテストしていたのは・・・。
それでも自分が撮影する被写体ならばK-3 markIIIなんぞ不要でKPで十分に満足出来る、そんな意見を持っており、使い勝手に関してはそれまでのPentaxの様式から外れているものの、私自身がPentaxから距離を取っているので、再び、KPを手に持ち、パチリしたところで気になる筈もない。
ではKPに合わせるレンズは?。安価で描写も安定、費用対効果が高いのはDA17-70mmF4であるが、アウトドアでガンガンに使える、そう考えると防塵防滴仕様でないのが痛い。となるとDA16-85mmF3.5-5.6が最適だろう。またもし私がKPを手に入れるのなら用途は旅。そうなると広角域よりも望遠域に幅を持たせたいので出てくる絵の質は褒められたものではないが、DA18-135mmF3.5-5.6が1本ありゃ良い。この2本はPentaxの中では売れたレンズなので中古市場にもブツは多く、ケチケチ星人には最高のレンズだろう。
でもPentaxはここからが茨の道。旅システムと考えずにお散歩写真にも活用する、そう考えるとなんだかんだと単焦点レンズを!、となる。ところがPentaxで心底使ってみたい!、そんな単焦点レンズが・・・。DA35mmF2.4やDA50mmF1.8は遥か昔から本ブログで述べている通り、フィルム時代のそれぞれ35mmF2、50mmF1.4からスペックを落としただけもしょ~もないレンズだし(描写力は悪くはない)、望遠単焦点レンズは100mm、135mmがなくいきなり200mm、換算で300mm相当だから使い道がない。
でも1本だけ費用対効果が非常に高いスゲェレンズがある。それがDA55mmF1.4だ。中古なら3~4万で買えちゃう換算85mmF2相当の中望遠レンズ。描写力だって他社に引けを取らない。さらに防塵防滴で雨が降ってもへっちゃら。しかもこのレンズはDAレンズながら非公式ではあっても35mm判のK-1でも使え、万が一、気の迷いでK-1を買っちゃっても潰しが効くレンズなんだ。
PentaxはDFA50mmF1.4と言う優れたレンズが存在するが、これは他社にも言える事、50mmレンズ如きを超高級レンズ化してしまった風潮、これでレンズ交換式システム、ひいてはカメラ業界全体を危うくしたと本気で思っている。ズームレンズ全盛の中、安価な50mmF1.4を造っても儲けにならないのは理解出来るものの、一般庶民が手を出せない価格帯のレンズを造ってどうすんの?。特にPentaxはRicohに開発資金がないから本来ならば松竹梅とケチケチ星人からお金持ちまで賄えるレンズを揃えるところ松レンズしか持っていないのだから・・・。
Canonなんてスゲェでしょ?。ちゃんとケチケチ星人の事を考え、RF50mmF1.8と言う撒き餌レンズをしっかりと出してくれちゃっている(Canonはボディが高いからシステムとして魅力は皆無ではあるが)。
結局、各メーカー、馬鹿な日本政府とアホなNHKの砂上楼閣的な「これからは8Kだ!」、これに踊らされたのだろうなぁ~。つまり8Kオーバー、将来5000万画素とか1億画素が当たり前になるかもしれない、そうなると開放から優れた絵を出すにはたかが50mmレンズ如きでも10万を遥かにオーバーする馬鹿でかく糞重たい仕様になっちまう、そんな誤った結論を導き出してしまったのだろうなぁ~。
そもそも開放でパーフェクトな像を誰が望んでいるのかね?。一部のスペックマニアだけでしょう?。カメラ業界としてはスペックマニアはお金を落としてくれるお得意様だから彼らの意見を重要視するのは致し方ない。でもPentaxはもはやその一部のスペックマニアだけのシステムを目指している気がして・・・。かつての庶民の味方だったPentaxはどこへ行った!?、世界最小を常に目指していたPentaxはどうなった?、と元ユーザーは思うんだ。
決して高画素否定派ではないが、カメラの画素数が増えれば増える程、一部のスペックマニアだけの為にメーカーは高くて大きくて重たいレンズを造らざるを得ない、損をするのは一般庶民だ。何故皆、それに気付かない?。この風潮に我々は声を大にして「ノー」を突きつけなくちゃならない!。
まぁKPにDA18-135mmF3.5-5.6、DA55mmF1.4がありゃ私には十分ではあり、換算50mm相当がどうしても欲しければフィルム時代のFA35mmF2を見つけりゃ良いので、旅システムに加え、お散歩写真でもなんとかなったりはする。全て中古で賄うとDA18-135mmF3.5-5.6はただ同然の価格帯にあり、KPにレンズ3本で15万円以内で収まってくれる。
さらにPentaxで勝手の良いレンズが2本ある。21mmF3.2Limitedと70mmF2.4Limitedだ。それぞれ換算で32mm、107mm相当。21mmF3.2Limitedは大した描写力は持っていないものの、換算32mmと言う絶妙な画角はお散歩写真、特に下町での狭い路地探検や廃墟の屋内探検にはマッチしている。また70mmF2.4Limitedは値段や軽さ、小ささを考慮するとPentaxレンズの中で一番お買い得なレンズじゃないかと思う程だ。
おっとこの2本、ワタクシ、かつてPentaxの厚意によって2週間だか1ヶ月だったか使用している。この他、DA35mmF2.4、DA40mmF2.8XS、DA50mmF1.8なども一定期間使用しているし、DA55mmF1.4も1日だけだがレンタルしており、経験者だからこそDA55mmF1.4とDA70mmF2.4Limitedはお勧めと自信を持って言える。
大きなボケと見栄を張れる見た目重視ならば前者を、ズームレンズがメインで他に旅先でのボケ担当として軽くて小さいのを求めるのなら後者だ。現行のLimitedシリーズはレンズのコーティングが変更され価格がリセットされてしまったのでケチケチ星人ならば中古で従来のsmcタイプを選ぶとかなり安く買えちゃうのも嬉しい。
※Limitedシリーズは防塵防滴ではないので雨天時はタオルなどで覆っての撮影を強いられる
えっ?、Nikonの一眼レフならもっと安く済むし、レンズも選り取り見取り?。確かにそう。でもNikonの安いレンズは防塵防滴でないから私には無意味。何しろ全天候型の旅システムなのだから。雨にも強い、これは今も昔もPentaxは特化している。だいたいクソニーの「防塵防滴に配慮した設計」、そんな逃げの文言しか載せられないカメラやレンズなんて雨天時に怖くて使えねえ!。
今回、珍しくPentaxをいつものようにケチョンケチョンにけなしていないが、ここでふと思っちゃう。APS-Cでシステムを組むのならFujifilmの方が良くねえ?。ボディは防塵防滴だし、レンズも安価なものを除けば同じく雨に強い。しかもレンズはPentaxと同様に自社製品しかないのにPentaxよりも魅力あるレンズが比較的安価でごろごろある。
唯一、FujifilmがPentaxに負けているのはボディ内手ブレ補正。ここに注目するのなら現時点でX-T4とX-H1しかないのかな?。残念ながらお散歩写真に適しているX-Eシリーズにはボディ内手ブレ補正はなく、ボディだけならKPの方が遥かに魅力的だ。しかしそうなると結局、Sonyでいいんじゃね?。レンズはレンズメーカーのを含めて仰山あるし、APS-Cならボディはα6600でも買っておけば・・・、そんなつまらない結論に至ってしまう。
つまりPentaxの強みは防塵防滴とボディ内手ブレ補正だ。これにかつては「庶民に優しい価格帯」、これがポイントだったが、今は残念ながら一部のマニアにしか喜ばれないようなシステムになりつつある。まぁAFに多くを求めないのなら中古市場で投げ売りされている初代K-3でも十分に働いてくれるのだが、さすがに今更初代K-3は持つ喜びを感じない。やっぱり今買うのならKPしかない。今と言うかKPが中古市場で5万円を切ってきたら無茶苦茶欲しいボディになるんじゃないかと考えている。
次回、上述した自前レンズでない、Pentaxから借りたレンズシリーズと題して幾つかの作例を掲載しようと考えている。
すでに何年も前から時代はミラーレスだからしょ~がないとは思うものの、KPにはもっと未来があったような気がする。KP発売時にもうちょっとまともなキャンペーン、販促を行っていたらと思うと結局、PentaxってRicohが親会社になってもやっている事は昔と全く変わらないんだよねぇ。そういう部分に腹が立つ。そしてK-70はもう設計が古過ぎ、今更誰が買うのかって代物。
KP発売時、テスト大好きな海外のレビューサイトを片っ端からチェックした。でも新製品なのにちゃんと細かいところまでテストしているサイトって数少なかった。何故だろうと思った。これってRicohがその手のサイトに機材を貸さなかったからじゃねぇの?、と邪推しちゃうんだよねぇ~。
日本のレビューサイトでもそう。あれほど超高感度がスゲェとうたっておいて、それに特化したレビューをしている日本のカメラマン、一人もいなかったんじゃないか?。まぁこの手のレビューする日本人カメラマンやライターは消費者が知りたいようなテストをしない使い物にならない連中ばかりなので期待はしていなかったものの、それでも一人くらいいてもいいじゃん。Ricohが一言、「高感度域、そして手ブレ補正にも自信があるので夜間のテストをしてくれ!」と各メディアにお願いするだけで良かったんじゃないの?。こういう事をやらないのだからそもそもメーカーとしてアホ過ぎる。
だから超高感度がスゲェらしい、手ブレ補正もPentaxで一番だぞ!、そんなカタログスペックから知り得た前評判だけ、実際にどんな絵が撮れるのか検分検証出来なかったのは痛い。海外のレビューサイトで一社だけだったのかな?、超高感度でテストしていたのは・・・。
それでも自分が撮影する被写体ならばK-3 markIIIなんぞ不要でKPで十分に満足出来る、そんな意見を持っており、使い勝手に関してはそれまでのPentaxの様式から外れているものの、私自身がPentaxから距離を取っているので、再び、KPを手に持ち、パチリしたところで気になる筈もない。
ではKPに合わせるレンズは?。安価で描写も安定、費用対効果が高いのはDA17-70mmF4であるが、アウトドアでガンガンに使える、そう考えると防塵防滴仕様でないのが痛い。となるとDA16-85mmF3.5-5.6が最適だろう。またもし私がKPを手に入れるのなら用途は旅。そうなると広角域よりも望遠域に幅を持たせたいので出てくる絵の質は褒められたものではないが、DA18-135mmF3.5-5.6が1本ありゃ良い。この2本はPentaxの中では売れたレンズなので中古市場にもブツは多く、ケチケチ星人には最高のレンズだろう。
でもPentaxはここからが茨の道。旅システムと考えずにお散歩写真にも活用する、そう考えるとなんだかんだと単焦点レンズを!、となる。ところがPentaxで心底使ってみたい!、そんな単焦点レンズが・・・。DA35mmF2.4やDA50mmF1.8は遥か昔から本ブログで述べている通り、フィルム時代のそれぞれ35mmF2、50mmF1.4からスペックを落としただけもしょ~もないレンズだし(描写力は悪くはない)、望遠単焦点レンズは100mm、135mmがなくいきなり200mm、換算で300mm相当だから使い道がない。
でも1本だけ費用対効果が非常に高いスゲェレンズがある。それがDA55mmF1.4だ。中古なら3~4万で買えちゃう換算85mmF2相当の中望遠レンズ。描写力だって他社に引けを取らない。さらに防塵防滴で雨が降ってもへっちゃら。しかもこのレンズはDAレンズながら非公式ではあっても35mm判のK-1でも使え、万が一、気の迷いでK-1を買っちゃっても潰しが効くレンズなんだ。
PentaxはDFA50mmF1.4と言う優れたレンズが存在するが、これは他社にも言える事、50mmレンズ如きを超高級レンズ化してしまった風潮、これでレンズ交換式システム、ひいてはカメラ業界全体を危うくしたと本気で思っている。ズームレンズ全盛の中、安価な50mmF1.4を造っても儲けにならないのは理解出来るものの、一般庶民が手を出せない価格帯のレンズを造ってどうすんの?。特にPentaxはRicohに開発資金がないから本来ならば松竹梅とケチケチ星人からお金持ちまで賄えるレンズを揃えるところ松レンズしか持っていないのだから・・・。
Canonなんてスゲェでしょ?。ちゃんとケチケチ星人の事を考え、RF50mmF1.8と言う撒き餌レンズをしっかりと出してくれちゃっている(Canonはボディが高いからシステムとして魅力は皆無ではあるが)。
結局、各メーカー、馬鹿な日本政府とアホなNHKの砂上楼閣的な「これからは8Kだ!」、これに踊らされたのだろうなぁ~。つまり8Kオーバー、将来5000万画素とか1億画素が当たり前になるかもしれない、そうなると開放から優れた絵を出すにはたかが50mmレンズ如きでも10万を遥かにオーバーする馬鹿でかく糞重たい仕様になっちまう、そんな誤った結論を導き出してしまったのだろうなぁ~。
そもそも開放でパーフェクトな像を誰が望んでいるのかね?。一部のスペックマニアだけでしょう?。カメラ業界としてはスペックマニアはお金を落としてくれるお得意様だから彼らの意見を重要視するのは致し方ない。でもPentaxはもはやその一部のスペックマニアだけのシステムを目指している気がして・・・。かつての庶民の味方だったPentaxはどこへ行った!?、世界最小を常に目指していたPentaxはどうなった?、と元ユーザーは思うんだ。
決して高画素否定派ではないが、カメラの画素数が増えれば増える程、一部のスペックマニアだけの為にメーカーは高くて大きくて重たいレンズを造らざるを得ない、損をするのは一般庶民だ。何故皆、それに気付かない?。この風潮に我々は声を大にして「ノー」を突きつけなくちゃならない!。
まぁKPにDA18-135mmF3.5-5.6、DA55mmF1.4がありゃ私には十分ではあり、換算50mm相当がどうしても欲しければフィルム時代のFA35mmF2を見つけりゃ良いので、旅システムに加え、お散歩写真でもなんとかなったりはする。全て中古で賄うとDA18-135mmF3.5-5.6はただ同然の価格帯にあり、KPにレンズ3本で15万円以内で収まってくれる。
さらにPentaxで勝手の良いレンズが2本ある。21mmF3.2Limitedと70mmF2.4Limitedだ。それぞれ換算で32mm、107mm相当。21mmF3.2Limitedは大した描写力は持っていないものの、換算32mmと言う絶妙な画角はお散歩写真、特に下町での狭い路地探検や廃墟の屋内探検にはマッチしている。また70mmF2.4Limitedは値段や軽さ、小ささを考慮するとPentaxレンズの中で一番お買い得なレンズじゃないかと思う程だ。
おっとこの2本、ワタクシ、かつてPentaxの厚意によって2週間だか1ヶ月だったか使用している。この他、DA35mmF2.4、DA40mmF2.8XS、DA50mmF1.8なども一定期間使用しているし、DA55mmF1.4も1日だけだがレンタルしており、経験者だからこそDA55mmF1.4とDA70mmF2.4Limitedはお勧めと自信を持って言える。
大きなボケと見栄を張れる見た目重視ならば前者を、ズームレンズがメインで他に旅先でのボケ担当として軽くて小さいのを求めるのなら後者だ。現行のLimitedシリーズはレンズのコーティングが変更され価格がリセットされてしまったのでケチケチ星人ならば中古で従来のsmcタイプを選ぶとかなり安く買えちゃうのも嬉しい。
※Limitedシリーズは防塵防滴ではないので雨天時はタオルなどで覆っての撮影を強いられる
えっ?、Nikonの一眼レフならもっと安く済むし、レンズも選り取り見取り?。確かにそう。でもNikonの安いレンズは防塵防滴でないから私には無意味。何しろ全天候型の旅システムなのだから。雨にも強い、これは今も昔もPentaxは特化している。だいたいクソニーの「防塵防滴に配慮した設計」、そんな逃げの文言しか載せられないカメラやレンズなんて雨天時に怖くて使えねえ!。
今回、珍しくPentaxをいつものようにケチョンケチョンにけなしていないが、ここでふと思っちゃう。APS-Cでシステムを組むのならFujifilmの方が良くねえ?。ボディは防塵防滴だし、レンズも安価なものを除けば同じく雨に強い。しかもレンズはPentaxと同様に自社製品しかないのにPentaxよりも魅力あるレンズが比較的安価でごろごろある。
唯一、FujifilmがPentaxに負けているのはボディ内手ブレ補正。ここに注目するのなら現時点でX-T4とX-H1しかないのかな?。残念ながらお散歩写真に適しているX-Eシリーズにはボディ内手ブレ補正はなく、ボディだけならKPの方が遥かに魅力的だ。しかしそうなると結局、Sonyでいいんじゃね?。レンズはレンズメーカーのを含めて仰山あるし、APS-Cならボディはα6600でも買っておけば・・・、そんなつまらない結論に至ってしまう。
つまりPentaxの強みは防塵防滴とボディ内手ブレ補正だ。これにかつては「庶民に優しい価格帯」、これがポイントだったが、今は残念ながら一部のマニアにしか喜ばれないようなシステムになりつつある。まぁAFに多くを求めないのなら中古市場で投げ売りされている初代K-3でも十分に働いてくれるのだが、さすがに今更初代K-3は持つ喜びを感じない。やっぱり今買うのならKPしかない。今と言うかKPが中古市場で5万円を切ってきたら無茶苦茶欲しいボディになるんじゃないかと考えている。
次回、上述した自前レンズでない、Pentaxから借りたレンズシリーズと題して幾つかの作例を掲載しようと考えている。

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コメント
回答キッド | URL | c5//5xN.
50mmの高価格化には激しく同意
50mmのf1.4といえばフイルムカメラの時代なら初心者が普通に買えるレンズの代表でしたけど近年の高価格化は困りますね。しかも図体は標準ズームのf2.8並みの重量と大きさ!
機材コレクターは大喜びなんでしょうがあんなもんでまったり撮ってる奴っているんでしょうかね?
日カメも終わったし、もうこの業界も終焉ですな。
( 2021年04月19日 09:55 [Edit] )
x5が欲しい | URL | -
廉価レンズのF値の半段程度暗い物で、比較的リーズナブル(シグマやソニーがシリーズ化してきましたが)で、高画素にも対応でき複数本持ち運べる大きさの単が欲しいです。
ペンタックスKやニコンFはフランジバックが長いのでマウントアダプターを噛ましてミラーレス機でも楽しみたいです。そこを逆手に取ってペンタックスは暗黙の公認?で、こう言う使い方を推し進めれば、ペンタックスユーザー意外な方の売り上げに貢献すると思います。当然STMや電磁絞りは止めて、絞りリングを付ければ完璧でしょう。
( 2021年04月19日 22:42 )
BigDaddy | URL | -
> 回答キッド さん
フィルム時代の85mmF1.4よりも大きいですもんね。仰るとおり、誰があんなレンズを使うのか?。50mmも85mmも馬鹿でかい馬鹿高い馬鹿重いF1.4レンズは恐らくポートレーターが使うのでしょうね。でもポートレートには優れた解像感なんて不要なんですけどね(笑)。
日本カメラ、びっくりしました。一応廃刊ではなく休刊のようですが、ホームページ上の文言を見る限り、限りなく廃刊に近いですね。まぁ写真、カメラ業界は他のファッション雑誌と違って付録とか付けづらいのとすでにデジタルメディアが主流ですから、しょがないと言えばしょうがないのでしょうが、残念ですね。アサヒカメラより玄人っぽくてフィルム時代は毎号買っていたのですが・・・。
( 2021年04月19日 23:59 )
BigDaddy | URL | -
> x5が欲しい さん
結局、当時「大丈夫か?」と言われていたSony、いち早くミラーレス化したのが大正解だったんですね。早くミラーレス化したので廉価タイプのレンズも豊富ですしね。私はSonyユーザーで、ボディはしょ~もないと思っていますが、結局、レンズの豊富さに加え、ミラーレスはマウントアダプターで色々と遊べるからボディなんて何でも良いって思考になり、当分Sonyのままとなりましょう。
Pentaxは次のネタになりますが、K-01がターニングポイントだったんですよね。KマウントのままK-02、K-03と進化していればまた違った結果になったと思うんです。
DAレンズは絞りリングがないのがネックですが、絞り機構付きのアダプターがあるので、安くなっているLimited系単焦点レンズを今後手に入れようかと考え始めたところです。
さすがに中国のアダプター屋さんもAFも使えるKマウントアダプターは造ってくれそうにないでしょうが、あれば面白いと思うんですけどね。
( 2021年04月20日 00:00 )
たぬP | URL | -
おはようございます。
先日ネット上で「MonsterAdapterが開発中のLA-KE1」という記事のブログを発見しました。
PENTAXのスクリュードライブAFをEマウント上で作動できるようです。
と言うことは・・・ニコン用も作れるってことですかね?
( 2021年04月21日 08:57 )
BigDaddy | URL | -
> たぬP さん
おっと!、これは良い情報ですね!。なるほど、本来ならば今月くらいには発売されたいたのですね。ちょっとこの情報は今後も追い掛けないとならんですね。EFレンズのAFアダプターのEマウント用がだいたい2万くらいなので、同じくらいの金額で出してくれればこりゃ楽しそうです。あとはスピードと合焦能力ですね。初期のEFレンズ用のAFアダプターは糞だったらしいですからね(笑)。
とにかく使える代物だったら即買いしたいくらいです。DA55mmF1.4とかFA43mmF1.9、この辺の35mm判が使えるレンズと一緒にほしいですねぇ。情報ありがとうございました!。
( 2021年04月22日 04:31 )
のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.
僕がペンタ党だった頃、お気に入りの300mmF4 やリミテッドレンズを友人二人にさっさと売りつけてソニーとシグマで撮影している僕に
ペンタックスがどうのこうのと言えないのです。笑 でもねやはり最新のミラーレスではなく新開発でもない機種にあまり魅力は無くなっっていますね。そして金額も高くなっている。ペンタックスSPの頃から手頃な値段のベーシックが売りのメーカーだったはずですよね?ってことでオリンパス、ペンタックスの今後はとても心配です。大陸の国から買収されないかとても心配です。。
( 2021年04月22日 21:27 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> のっぽ親父 さん
Pentaxは一眼レフ一筋で行くなら行くで良いとは思うのですが、いかんせん35mm判の単焦点レンズがなさ過ぎで3年で2本のレンズしか出せない、これはどうにもならんと思います。いずれにせよK-1系は重量級ですし、レンズも大きく重たく高価で、何の興味も持てなくなりました。APS-Cのレンズも豊富で手頃だとは思うのですが、それはそれでFujifilmと同じ土俵に立てそうにないのが残念ですねぇ。
Olympusはあと5年は供給し続けてくれるでしょうが、心配は心配ですね。海外、中国でも良いのでもう一社くらいまともなボディを出してくれる企業があればm4/3も安泰なのでしょうけど・・・。
( 2021年04月24日 23:44 )
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