にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

購入したアウトドア用、バーナー、ストーブをテストしますぞ! その2

2021年02月22日 00:00

前回記事からの続き・・・。

おさらい。

バーナーにエスビットのアルコールバーナー(アルコールストーブ)、燃料を70mlとし、ロゴスのミニミニKAMADOを風防&五徳にして湯を沸かす場合、気温2度、風速1~2メートル、水温が5度程度ならアルミ製のクッカー蓋と共に利用すれば21分で沸騰するのが判った。

この結果から・・・。

うん、冬季、山中でアルストを使って湯を沸かすのが実用的か否かは微妙である。一人ならニッシンのカップヌードルで380ml、レギュラーコーヒーで300mlの水があれば良いが(100mlはカップを暖める為に使う)、それでも冬季だと沸騰までに10分は掛かるだろう。

いずれにせよ、うちは常に二人だから二人分のカップヌードルを頂くには750mlの水が必要になり、腹が減ったから飯を食うのであり、カップヌードルを頂くだけの為に、寒い中、山中で21分も待てるか?、待てないでしょう?。

しかもこの日のテストよりも過酷な条件だったら?。恐らく70mlのアルコールでは沸騰してくれない。それでも90度は超えるだろうから、ギリギリオッケー。140mlのアルコールを所持していればカップヌードル2個(750ml)にコーヒー2杯(500ml)のお湯は十分に作れるとは思うが、いずれにせよ、そんな寒い中、21分も待ってられない。

色々とネットで情報を収集していると、サーモボトルを所持し、仮に60度のお湯を得られれば火力の弱いアルストでも短時間でお湯が沸くと言う。確かになるほどとは思うが、それって本末転倒。登山やトレッキングでアルストで調理しようと考える人は軽量化を望んでいる。なのに何故サーモボトルを持ち込む?。

百歩譲ってお湯入りのサーモボトルを所持したとしても、それはアルストの為の湯ではなく、行動中に寒さを感じた時に飲む湯でしかない。

そこでSOTOのアミカスSOD-320の登場である。上テストの直後、同じく750mlの水を沸かしてみた。もう、あっという間ですがな!。ウィンドスクリーンを使わずして5分ちょっとで沸騰!。やっぱりガスバーナーはスゲェ!。

幾らアルストが男のロマンだったとしても5分で沸いてくれるバーナーがありゃそっちを使うでしょう。急いで写真を撮らなくちゃならない時にMFレンズを使う?。AFレンズが手元にあったらMFレンズが男のロマンだろうが、バッグに入れっ放しになるのと同じ。

アミカスが故障した際の予備としてアルストをリュックに入れておく?。いやぁ、それだったらもう1個アミカスを買うさ。

と言うのもエスビットのアルストだけなら92グラム。でもこれにロゴスのミニミニKAMADOが230グラム、140mlのアルコール(水より軽いから100グラム程度?)。これで364グラム。アミカス本体は81グラムだから予備にもうひとつ所持しても162グラムであり、予備のOD缶を用意しても300グラムに満たない。低山日帰り専科だからこの重量差は微々たるものであるが、いずれにせよアミカスなら5分で湯が沸くんだ。

カメラに例えよう。メインカメラにOlympus E-M1markIIを使っていたとして、そのサブカメラにシーラカンス級のOlympus PEN E-P1なんて使う?。それしかないのならしょ~がないが、E-M1markIIのサブはやっぱりE-M1markIIの方が良いでしょう?。

エバニューのチタンアルコールストーブなら52グラム、これに同じエバニューのチタン十字五徳が13グラム、さらにはLIXADA(リクサダ?)のチタンウィンドスクリーンは厚さ0.03ミリとコンドーム並、これが13グラムとの事で、140mlのアルコール(容器も含めて)で200グラム未満に抑えられ軽量セットになってくれる。このセットなら買っても良いかな。でも来シーズンだな。

超薄ウィンドスクリーンはミュニークのX-Mesh Stove XMS-02Sも優れているらしい。五徳も兼ねているようでむしろこちらの方が定番か?。少々お高いのが難点でケチケチ星人としては買う気は一切起こらない。

またこの手のフィルムのようなウィンドスクリーンを利用するのなら五徳は買わねばならないが、機能を風防だけに絞ればホームセンターや100円ショップで売っている天ぷらガード、ガステーブルの油はね防止のアルミ板のようなものを任意のサイズに切り取って使うだけで十分ではなかろうか?。ヘアピンをペグ代わりにすれば下が土ならちょっとした風程度なら吹き飛ぶ事もない。

そして100円ショップ、セリアで見つけましたがな。ウィンドスクリーンを!。当然110円である!。ダンボールのような素材に厚手のアルミ箔が張られており、超軽量!。地面に固定出来るヘアピンのようなペグも3本付いていた。耐久性は全くなさそうだが、なにしろ100グラム!。こりゃ便利だわい。予備にあとふたつばかり買おう!。

但し、ちょっとした風避けなら上で挙げたようにホームセンターで天ぷらガードなどを買ってアルスト用、ガスバーナー用と好きなサイズにカット出来、より軽量コンパクトになる。稜線で風がピープー吹いているような中だと不安だが、通常なら千円を超えるようなアルミ板の風防なんていらないって!。

まぁアルスト用に限定すればLIXADAのチタンウィンドスクリーンがお洒落だし、軽量コンパクトで一番だと思うが・・・。


アルストにはもうひとつ欠点がある。普通はあり得ない不完全燃焼を起こした時に漂ってくる独特な香り(こんな時、目もチカチカしてくる)、かなり苦手かもしれない。その昔、サイフォンでコーヒーを入れていた頃、アルコールランプで暖めていたが、こんな臭いは経験していない。

この時のテスト、あまりにも風防に神経質になって空気の出入りが少なかったのだろう。不完全燃焼を起こしてしまった。上の通り、臭いで判るし、即効で目がチカチカしてくる。この時、ありゃ、空気少ないか?、と火に近寄って風防をあーだこーだしていたほんの数秒?、それでもあの独特に匂い!、テスト後、1時間以上ずっと鼻に残っていて、不快以外の何物でもない!(勿論、テストは屋外で行っている)。

テスト後、アロマオイルを炊き、ようやく不快な感覚が収まった。人間の嗅覚の記憶は半端じゃない。何十年も前に一度だけ嗅いだ香りももう一度嗅げば判別出来る程。だからこの日嗅いだあの独特な香り、生涯付き纏うに違いない。ああ、不愉快!。

旅館や居酒屋で一人鍋に使われる固形燃料。これも成分はメタノールにエタノールでしょう?。確かにこれが燃えている時、鼻を近付けると苦手な臭い。でも不快になる程ではない。液体と固形燃料では臭いが違うのか?、とにかく今回のテストでは空気が上手く取り入れられない時があり、時折、不完全燃焼を起こしていたから、風防に神経質になると駄目って事だな。

では固形燃料のテストもしちゃおう!。

使用したのはセリアの25グラムの固形燃料。これは買ってから後悔した。と言うのも固形燃料がアルミホイルで包まれていないんだ。このまま使用するとコンロの底面が汚れまくり、清掃が面倒臭い。

セリアには30グラムの固形燃料もあり、こちらはアルミ箔に巻かれているとの事。またダイソーの25グラムの固形燃料にもアルミ箔が巻かれているので、清掃する手間を省くのならセリアの30グラムかダイソーを選ぶべきだろう。

但し、今回テストしたセリア、そしてダイソーの25グラムの固形燃料はプラスチック容器に入っているので、その燃えカスが黒い物質を放出するのと、不完全燃焼で黒い煤が付くらしく、クッカーの底(ほんの少しだが)のこの煤が中々落ちない!。土鍋を使っていた日にはアウト!。

対応策として、、、

「プラスチック容器に収まっている固形燃料はプラスチックカップから外す」

そんなYouTube動画もあるが、メタノールが主成分の固形燃料を素手で触ったりするのもちょっと嫌だし、どうもプラスチックカップを外してしまうと熱が下方向にも伝わってしまい、燃焼効率が若干悪くなるなんて話もある。そしてこのカップはポリプロピレンで出来ており、燃やしても害はないらしい。そして黒い煤、これはポリプロピレンを燃やした際に発生した炭素、つまり不完全燃焼が起こると煤が出ちゃうようだ。

どうやら私のモンベルクッカーを汚したのは固形燃料云々ではなく、上手く酸素を取り込めず不完全燃焼していたからだと判明した。しつこいようだが、風防もガードし過ぎると酸素が不足して駄目って事のようだ。


ロゴスのマイクロステンレスストーブやミニミニKAMADOには固形燃料用の受け皿が付属するが、あくまでもロゴスの四角い固形燃料用に設計されており、円柱タイプのセリアの固形燃料だとはみ出してしまう。そこでアルミ箔を巻いてテストした。

テスト日は気温4度、風速1メートル、水温は計っていないものの、6~8度と言ったところだろう。コンロにはロゴスのマイクロステンレスストーブを使った。100均の固形燃料はアルストより火力が弱いと判っていたので、モンベルのアルミクッカーに500mlだけ注いで蓋をして沸かしてみた。

固形燃料にアルミ箔を巻き過ぎたせいなのか、火が弱く、使用書では15分で火が消えるとあったのになんと40分燃え続けた!。これも不完全燃焼だったのかな?。沸騰したのは30分を超えた頃。

なるほど、ならばともう一度テスト。今度はアルミの巻きを少し弱くし、結果は沸騰するのに29分、そして37分で火は消えた。うむ、37分も燃えるのか!。まだ不完全燃焼?。うーむ・・・。目がチカチカしない、気持ち悪い香りもしないし何故だ?。万が一、不完全燃焼でなかったら、そう考え、だったら37分も燃えてくれるのだから750mlの水でも沸くか?、結果、駄目だった。口に含んだ感覚では90度も超えていないように感じた。沸騰せずの90度未満、東京の水道水を使うとカルキ臭が鼻に付く、カップヌードルカレー味なら気にならないかもしれないが、ベーシックなカップヌードルや珈琲、紅茶、日本茶は確実に不味い!。

屋外、特に真冬、固形燃料で湯を沸かす場合、沸騰しない事を前提に市販の美味しい水を使ったり、自宅から水道水をボトルに入れて利用する際は、前日に煮沸してカルキを飛ばした水を持参するべし!。春~秋に掛けてなら固形燃料でも余程の高山でない限り、750mlの湯を沸かすのは可能だろう。だから使えない事はないが・・・。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. たぬP | URL | r.uCH3g2

    確か中学か高校の頃キャンプ用の燃料でどれが効率的か調べた時にアルコールは熱量が低かったと記憶しており、調べてみると本気で検証している方が結構いました。
    石油系(白ガス・無鉛ガス・灯油)が10.1~4 ガス缶(ブタン・イソブタン・プロパン)が約11 アルコール 6.4 固形燃料 7.4 (いずれもKcal/g)だそうです。
    (燃料のMAX火力なのでバーナーの方式などによりコンロのMAXパワーは異なります。)

    アルコールストーブは揮発燃焼なので圧力をかけて燃焼しないのでパワーは低いですよね。
    その代り静かです。
    石油系は「ブワー」とうるさいですがハイパワーです。
    ガス缶は中間的な感じですかね?

    私の山歩きは「ソロ」はほとんどないのでガソリンかガス缶になります。
    あとはパーコレイター(ほとんどヤカンとして使用)です。

  2. BigDaddy | URL | -

    > たぬP さん

    私もYouTubeで、その手の実験を見た事があります。キャンパーのテストに留まらずもう理科の実験!(笑)。

    アルコールって意外とコストが高いんですよね。また昨年の春頃、どこぞのお馬鹿連中が消毒用エタノールの代わりに燃料用アルコールまでも買い占めてしまったようで(その人達、手荒れとかしなかったんですかね(笑))、アルスト好きのキャンパーが燃料を買えない、そんな時期があったそうです。そう考えるとアルコールを使うストーブは使い勝手なども含め、不便なのでしょうね。

    石油系は憧れありますねぇ。ホワイトガソリン、車用ガソリン、さらには灯油まで使えるマルチフューエルタイプなるものも存在するようで、東京に住んでいる私には不要ですが、冬が厳しい地域にお住まいの方は氷点下でも問題なく使える事で防災目的でひとつ持っていても良いと思いました。

    パーコレーター、うちにあったなぁ。今も実家のどこかに転がっているかもです。30代まで、とにかく珈琲に凝りまして、パーコレーター、サイフォン、コーヒーメーカー、紙ドリップ、ネルドリップと、エスプレッソ以外は全部やりましたねぇ。今では・・・、はい!、普通に紙ドリップです(笑)。

    今後のネタになりますが、私の場合、本格的調理はしないでジェットボイルが一番効率が良いと思い始めています。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)


最新記事