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フィルムカメラ行こか?、いやぁ~・・・

2020年10月09日 00:00

昔もマルフクが好き

昔もマルフクが好き

Contax RX, Planar 50mmF1.4 (多分)


今日は屁理屈からのフィルムカメラ、フィルムでの写真ネタ・・・。

動いているニャンコをMFレンズで撮るのは至難の業。私の腕では無理。運に任せるしかない。レンズをガンガンに絞り込んで被写界深度を稼いでも、動体撮影は容易に被写体ブレを起こすので、とことこと歩いている猫であっても1/250秒以上確保しておかないとピタリと止まってくれない。

そう考えるとMFレンズしかなかった1980年代前半までのカメラマンはプロもアマも物凄い技量があったのだろうし、モータードライブ、ワインダーのないカメラだとフィルムを巻き上げシャッターを押す、巻き上げ、押す、その繰り返しなのだから、数枚撮れれば御の字。

鉄道写真家の中井精也(Google日本語入力スゲェな、「なかいせ」まで入力したら「中井精也」と候補が出てきた)、NHKで旅鉄番組を持っていて、時折視聴している。彼の撮影法を見てビックリしたんだ。連写モードで押しっ放し。数コマ連写するのなら判るが、彼の場合、10コマ以上ドライブする事が多いみたい。今も昔も鉄道写真家は一発勝負だと思っていたが、そうじゃないんだね。

岩合光昭(おお!、Google日本語入力は「いわごう」ですでにオッケー!)のスチルでの撮影風景を見た事がないが、彼もひたすら連写しまくるのかなぁ~。

人間は技術の進化とともに馬鹿になって行く。ワープロ、パソコンが普及してから簡単な漢字が書けなくなった。いつも本ブログで偉そうな口調の私であっても知っているつもりの常用漢字も「あれっ?」、・・・。この前も「把握」の「把」、手へんを書いた直後にペンが止まってしまった。

さらについ先日ですぜ!。スーパーの買い物リストをメモしていた。「除菌スプレー」の「菌」、草かんむりに国構えまで書いた。そこで「果て?、中に何が入るんだっけ?」とこれまたペンが止まる。数秒後、「ノ木だ!」と思い出す・・・。これはまだギリギリオッケー!。でも続けて「ヨーカン」、「羊羹」なんてそもそも書けないからカタカタで書く。でも「ヨ」を書いたつもりで英語の「E」を書いちゃって連れに大いに笑われてしまった。もう馬鹿一直線!。

これと同じく最新のミラーレスカメラは瞳AF、動物AFで対象が動いてもフォーカスを追い続け、秒10コマなんてざら。多くのカメラマンがそんな撮影に慣れてしまう。それが当たり前となってしまい、そんな日々、猫の撮影をMFで強いられたらプロカメラマンでさえお手上げ、撮影したコマ、全滅に違いない。

今の時代、カメラとレンズを持てる腕力と日常会話がこなせる国語読解力さえされば、カメラの使い方、構図や露出と言った基本的な写真技術を数時間教えれば小学校低学年でもその日のうちにプロカメラマン顔負けのスゲェ写真を撮れてしまう。

人が苦手な作業を道具、機械に委ねる、機械が進化すればする程、人は確実に馬鹿になる。でも文明とはそういうもの。それを否定したらアーミッシュになるしかない。日本でも田舎へ行けば似たような生活が可能だが、アーミッシュばりの生活をするのなら軽トラにも乗れないし、電気すら使えないのだからテレビ、電話、インターネットもない世界、さすがに日本にはないでしょ?。せいぜい江戸時代の生活体験イベントに参加して古民家に宿泊して、五右衛門風呂をフーフーして沸かすくらい。

だから機械が進化し、それを人が便利に利用するのは否定しない。しないが、文明の進化と共に「趣味」と言う分野の「文化」が捨てれるのも事実だ。スマホの写真や動画撮影なんてそれの最たるものではなかろうか?。昨今、「写真を撮る」、「ビデオ(動画)を回す」、と言った行為に対する趣味性を持つのでなく、撮った写真や動画を仲間と共有したり、SNSに投稿したりで「いいね」を貰うのが趣味になってきているように感じる。

私だってこのブログの記事や写真を皆さんが褒めてくれれば嬉しい。でもそれ以前に「写真を撮る行為」そのものが「趣味」なんだ。スマホもそうだし、かつて大流行したファインダーのないコンデジ、こんなカメラ、糞喰らえ。いや、これらはカメラと呼んじゃならない。風景コピー機と呼ぶべきだ。ファインダーを覗いて一点に集中するからこそ写真であり、それが面白い。

ケチケチ星人だから現行の馬鹿高いAFレンズを買わない、買えないのもあるが、機械にフォーカスを任せず、自分の目で被写体を見定めるMFレンズ、そこに楽しさがある。中望遠や望遠レンズの絞り開放、被写界深度が極端に浅い風景、それがジャスピンだった時の満足感が違う。

勿論、そんな私はアーミッシュ精神を志すような人間ではないので、MFレンズ使用の際は、カメラの「フォーカスエリア拡大」と言う人の目の機能を補ってくれる技術を最大限に利用する。

また、時間が制約されるような旅行や、そもそも暗くて自分の目だけに頼っていたら1枚も写真を撮れないような廃墟撮影ではAFレンズを好むし、仕事先でメモ代わりにパチリ、仲間との飲み会でパチリ、そんな時には糞喰らえのスマホを使う。そういう時だからこそ風景コピー機が使える。そこはケースバイケース。


そんなこんなでここのところ、本格的にフィルムカメラに戻っても良いかなとも考えていたりする。うちにはPentax 645と言う風景写真を撮るには最適なフィルムカメラがあるのだが、さすがにこれをお散歩写真で使う気になれないし、旅行でもマイカーを使い、ある程度時間の自由が利かない限り、使いたくない。

そこでNioknの非AiのNew Nikkorレンズと共にNikomat ELを手に入れたのだが、新型コロナの影響もあるが、数本のフィルムを通しただけ。現在、非Aiレンズも使えるNikon F2フォトミックを手に入れようか真剣に悩んでいたりする。

そのELで撮影した写真、これに満足していれば素直にNikon F2フォトミックを買ったろう。ところがせっかくの35mm判カメラなので大半のコマでボケを楽しむ為に、50mmと135mmレンズを使い、ほとんどの写真で絞り開放でパチリ。でも結構な確率でピントが前後していた。ミラーレスカメラのようにフォーカスエリア拡大なる機能がないからジャスピンが得られない。

完璧に外しているコマなんぞないので2Lプリントくらいなら気にならないくらいだが、結局、デジタル化して4K画像を等倍で鑑賞したりすると「う~ん・・・」と首を傾げちゃうレベル。

ELよりもF2の方がファインダーが見易いとは思うが、ネットで調べていると意外と暗いらしい。そうなるとフィルム時代に使っていたCanon NewF-1の方が良いかなぁ~、等と色々と考えている。うちにはFDレンズが豊富にあるのでNewF-1を買うべきだが、F2フォトミックのあのブサイクなデザインが気に入っちゃって・・・。

さらにはF2フォトミックでもNewF-1でも、本気で使い続けられるか?、そう自問自答するとまだイエスとは言えない自分がいる。

今回の写真、1990年代に撮影している。もう20年以上前からボロ屋やマルフク看板を撮っているんだ!。フィルムカメラからデジタルカメラになっただけで、好きな被写体、風景、撮っているものがフィルム時代と一切変化がないのだから、そりゃぁMFレンズで撮影してもさほど苦ではない。

またフィルムをデジタル化する手段も得た。特にネガフィルムはずっと試行錯誤して、中々上手くデジタル化出来なかった。もうスキャナーを買おうかなと思ったくらい。

でもRawTherapeeが5.8になってからネガフィルムのデジタル化が楽になった。RawTherapeeは5.8からネガ(ネガフィルムをライトボックス上にセットして、デジカメでパチリした像)をポジに変換する機能が追加された。それをチェックすると瞬時でポジ化される。あとはホワイトバランスとコントラストを調節するだけ。一旦TIF化しPhotoshopにファイルを送り、無駄な部分を排除したり、傾きなどを修正して完了。実に簡単。

だから絞り開放ボケごっこをしないのであればすぐにでもフィルムカメラに戻れる。ところがどっこい・・・。

交通事故で怪我をする前、年に数回、旅行の際にPentax 645を使っていた。それで毎回やらかす事。Pentax 645だけで挑むのでなく、デジタルカメラも使う。結果、フィルムもデジタルも同じ写真を撮っているんだ。違いはボケの大きさだけ。デジタルはOlympsu OM-D E-M1を使うのでどちらも4:3のフォーマット。だから絞り込んだら同じなんだ。

今まで120ブローニーで20本くらい撮影していると思うが、ほとんど本ブログで掲載していないのはそのせい。しかもデジタル化に当たってはポジフィルムもネガフィルムもライトボックスにフィルムを乗せてデジカメでパチリ。そのRAWファイルを現像するので、ブローニーフィルムであってもクオリティはデジカメ以下でしかない。

そうなると同じ日にフィルムカメラとデジタルカメラを併用するのでなく、「今日はデジカメを使わない!、フィルムカメラだけ!」、そんなお散歩銀塩写真デーを作らないとならない。丸一日フィルムカメラ?、現時点でそこまでの勇気がないとでも言おうか?。

今まで通り、同じ日にフィルムカメラ、デジタルカメラを持ち込んでも、最初にフィルムカメラだけ使い、手持ちフィルムを全て消費してからデジタルカメラにバトンタッチ。またISO400のフィルムだったら最初にデジタルカメラを使い、太陽が傾き始めてからフィルムカメラに交換。こうすれば写真がダブる事がない。

但し、フィルムカメラタイム時でも「ここは絶対にミスしちゃいかん風景だ!」、例えば逆光で輝度差が激しく、ダイナミックレンジが物を言うような風景、デジタルカメラでもRAWから現像しないとどうにもならない風景だとネガフィルムを使っても日陰部分に露出を合わせたら空は確実に白く飛ぶし、空の青さがギリギリ残るようなハイライト基準で撮影してもどの程度日陰の部分のディテールが出るのか、現像されないと判らない。

フィルムカメラでは順光だけ、逆光、輝度差の激しい風景ではデジタルカメラを・・・、そんな事をするのなら、フィルムカメラを使う「意義」がないでしょう?。

だから趣味としてフィルムカメラがどの程度成立するか、まだ自分の中では未知であり、F2フォトミックもNewF-1もまだまだ買えない。


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コメント

  1. tsunomagari | URL | -

    なるほど!20数年前のお写真なんですね。電話ボックスって今でもあるんだ!と驚いていました。
    公衆電話は若かりし頃、10円玉をたくさん持って女の子の家に電話をかけにいった思い出があります。
    親に聞かれたくないし、電話してると怒られるので!

    フィルムカメラを使ったことない人は、飛んだり、真っ黒で写ってなかったりという経験がないので、シャッターを切れば写ると思ってますよね。
    以前の職場で若い子が写ルンですを室内でフラッシュも焚かずに撮影してたので、それじゃ写らないぞ!って忠告してからフラッシュを焚き出しました。
    忠告前のものは全滅だったそうです。

    Z5の50mmだけですが、手振れ補正検証しています。お時間がある時にご覧ください。

  2. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    電話ボックス、減りましたよねぇ。駅前にあるくらいでしょうかね?。あんまり注目していないので自分が良く使う駅にあったかも全く判りません(笑)。

    10代の公衆電話の思い出ってそのパターン多いですよね。わざわざ外に出て女の子んちに電話したら親御さんが出て「今、お風呂入っています」とか言われて、一度家に戻ってまた電話だけしに出掛けるとか(笑)。

    フィルムカメラはデジカメと違って1枚毎にISO感度を変えられませんから、その日の天候などを考えてISO100を何本、ISO400を何本って事前に色々と考えますしね。夕方になるに従って手ブレし辛い広角レンズを多用したり、良い思い出です。つまりフィルムカメラの方が遥かに頭を使うんですよね。また現像、プリントが仕上がってくるまでのドキドキワクワク感、ボケ防止には良いかもしれませんね。

    フィルム時代晩年は森山大道を意識して、ISO1600のフィルムをぶち込んでいました。ドピーカンでも意外とF16まで絞れば1/2000secまでしかないNewF-1とかでも普通に撮れましたねぇ。しかもF16まで絞ると50mmレンズでもピントもてきと~で良かったですし(笑)。

    今はフィルムを選れべませんから、そこがネックなんですよ。ISO1600カラーネガのNaturaも生産中止ですしねぇ。今、日本だと36枚ネガフィルムでコダックのゴールド200が10本6千円弱で一番安く、これもいつどうなるか判らんですしね。どうもフィルムに踏み出せないでいます。

  3. kurisyu | URL | mzMb781o

    価格コムのRX100M6に「スマホの方がキレイ」というなかなか面白いスレがありました。
    スマホで撮ったら空の色がしっかり出るのに、RX100で撮ったら空が真っ白、なんじゃこりゃ?って趣旨でした。
    最近のスマホはすごくHDR自動合成が進んでおり、白飛び黒つぶれとか何それ?ってレベルです。
    これが普通になってしまうと、いいカメラを使っても「なんで見た目通りに写らないんだ!」になってしまいますね。。。

    ちなみに、フィルムカメラと言っていいのかどうかですが、最近チェキにはまっています。
    ・・・が、手ブレしたりピンボケしたり露出が予想と違ったりでこんなんでも難しいですね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > kurisyu さん

    そのスレッド見てみたところ、半逆光で、あれほど白飛びするかってのがまず疑問ですね。またRX100の露出とスマホの露出に3段程度の差があり、RX100の露出はEV10.7で、あの風景でEV10.7なんてあり得ませんよね。適正であろう露出よりも3EVオーバーしていますもん。でもカメラがそう判断した、もしくはプラス補正しているのなら本来ならもっとシャドーが明るく写る筈なんですよねぇ。

    もしRX100があ~いう写りしかしなかったら本当にアホカメラかもしれませんね(笑)。またあの風景が輝度差が非常に激しかったら、空に露出を合わせAEロック、それだけだと森が潰れるでしょうが、SonyのDROは主にシャドーを持ち上げる機能ですから、そこでDROのAUTOでなくLV3~6くらいで森のシャドーが持ち上がり、スマホと同じ感じの写真になる筈です。

    幾つかコメントを見たり、掲載写真を見ていますが、RX100の露出傾向はシャドー基準っぽいですね。だから輝度差があると確実に空が白飛び。まぁレンズ交換式カメラでも同じ傾向がありますから、だからこそ上の手法を使うしか術はないのですが、そうやって回答されている方、いないっぽいですね(笑)。

    ただスレ主はカメラをチャッと出してチャッと撮りたい、そんな使い方をしたいようで、風景によってAEロックしたり、DROのAUTOとマニュアルを切り替えるのは相当面倒な筈です。そうなるとカメラ機能が最高に優れているスマホを買えって事になりますかねぇ。

    私はRAW派なので、あの風景だったら空に露出を合わせAEロック、そして+1.5EV補正してパチリ。これで空は少し白くなりますが、その程度ならRAWには色情報がしっかりと入っているので、あとは自宅で現像、ハイライトを-1.5EV、シャドーを+2EVくらいして完了ですね(笑)。

    RX100のHDRがどんなのは知りませんが、恐らく普通に+-2EVもしくは+-3EVくらいの合成するでしょうから、RAW現像と同じようで空に露出を合わせ+1EVくらいの露出補正をし、5枚のHDRすりゃ綺麗に仕上がる筈なんですけどねぇ。

    チェキ、むしろ手ブレ、ピンボケも含めて作品だ!、そこまで居直って良いかもしれませんよね。

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