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初志貫徹 Sony α7IIレビュー その4 ツープラトン攻撃

2018年09月24日 00:00

錆の美学

錆の美学1


錆の美学2


今日は屁理屈に終始するのでそのおつもりで!。レビューよりも妄想ネタに近い・・・。

前回のレビューの通り、α7IIとα6000は135センサー、APS-Cセンサーの違いはあれどバッテリーは共通だ。だからこそツープラトン攻撃が可能となる・・・。

当然マウントも共通。α7IIに手持ちのAPS-C用の16-50mmF3.5-5.6を装着出来、自動クロップに設定していれば画素数1000万画素のAPS-Cセンサーになってくれる。今時1000万画素なんてとっても物足りないが、非常用として使えるし、A3ノビプリントならばギリギリ使える。反対にα6000にFE28-70mmF3.5-5.6をセットすれば換算42-105mmの標準~中望遠ズームレンズと化す。

さらにはマウントアダプターを使えば1本のオールドレンズが2本のレンズになってくれる。24mmレンズをα7IIで利用すればそのまま24mm、α6000なら36mmの画角を持つレンズとなる。同じく50mmレンズなら75mmにもなり、100mmレンズなら150mmとしても使える。

但し、APS-Cセンサーは135センサーからのクロップ、単なるトリミングに過ぎず、α6000がなくても1000万画素を許容出来るのならα7IIに付けっ放し、おうちに戻って好き勝手にトリミングすれば良い。本格的にそんな運用をしたいのならAPS-Cにクロップしても1800万画素も残るα7R系を使うべきだろう。

note:

【今のレタッチソフトの拡大技術はかなりの出来栄えで、25%増しならば等倍表示でも誰も気付かない。1000万画素ならば1250万画素までは楽に上がるし、風景によっては50%増の1500万画素まで拡大しても言われないと気付かない。

そもそも大プリントは160~180dpiあれば十分とも言われており、そうなるとα7R系ならばAPS-Cクリップで1800万画素だから50%増で2700万画素、180dpiならば全倍プリントにもギリギリ耐えられる筈。とは言ってもAPS-Cにクロップして全倍プリントしたい、なんてカメラマンが全世界に一体どれだけいるのか?、ほとんどいないと思う。】

実際のツープラトン攻撃はクロップ云々を無視し、α6000にE16-50mmF3.5-5.6を付けっ放し、大きなボケが欲しい時用にα7IIにオールド単焦点レンズ、そんな運用になろう。だからFE28-70mmF3.5-5.6は買っちゃいけなかった、その代わりにAPS-C用のE55-210mmF4.5-6.3を手に入れるべきだったんだ。

FE28-70mmF3.5-5.6を買ってしまった事実は消せず、α7IIにFE28-70mmF3.5-5.6を装着し、α6000にE55-210mmF4.5-6.3をセットしちゃう。そんな運用も可能となり、旅行にはむしろこの運用が適している気もしないでもない。単焦点レンズも100mmF2.8が1本ありゃ良い。

お散歩写真で望遠レンズはまず使わないのでE55-210mmF4.5-6.3を今すぐ欲しいレンズではないけど、中古ならベラボーなお買い得プライスなので欲しいと感じた時には買っちゃう!、そんな意識を継続的に持とうと考えている(来年の春の旅くらいで買おうかな)。

「ならばα7IIでなくてα6500を追加した方が遥かに便利でしょう!」、そんな言葉を皆さんから掛けられそうだが、聞こえなかった事にするしかない。とにかく時すでに遅し。α7IIとFE28-70mmF3.5-5.6を買っちゃったんだから!。

このツープラトンにも欠点はある。同じメーカーのカメラの癖してユーザーインターフェースが異なる事。ひとえにSonyのAPS-Cセンサー搭載カメラへの手抜きのせい。

フィルム時代から前ダイヤル、後ダイヤルと言うインターフェースが主流だった。何故それを敢えてAPS-Cセンサー搭載機に限って前ダイヤルを排除しちゃったのだろうか?。

α6000の前のモデル、NEX-7は前ダイヤルはないが後ダイヤルがシャッターボタンの後ろに2つ並んでいる。だから一般的などちらかのダイヤルに絞り、もしくはャッタースピード、もう一方に露出補正、加えて背面のホイールでISO感度設定が可能だ。これは今、うちにあるα7IIの設定と同じだ。

Nex-7では何故後ろにダイヤルを2つ並べたのか?、そんな疑問もあるが、それよりも2ダイヤル方式(背面に並列)だったのをどうしてα4桁シリーズでダイヤルを1つ削ってしまったのか?、そっちの方が遥かに頭にクエスチョンマーク。こういう部分にSonyの馬鹿さ加減が見え隠れする。

将来のα7000でツーダイヤルに戻してくるとは思うが、出し惜しみするなよ!、それはα6300やα6500でやるべきだった。どうしてα6500をα7000とネーミングし、ツーダイヤル方式にしなかったのだろう?。多分、α6000系のユーザー全員がそう感じている筈だ。

お陰でα7IIとα6000を同時に使っていると多少の混乱を生じる。α6000はダイヤルで露出補正、ホイールで絞りやシャッタースピードの制御をしているが、α7IIだと上の通り、前ダイヤルで絞り、シャッタースピードの制御、後ダイヤルで露出補正、ホイールでISO感度設定だ。

だからα7IIからα6000に持ち替えた時はもそもそダイヤルが1つしかないので誤操作は滅多にないが、その反対だと混乱する時がある。だいぶ慣れてきたが、それでも1日に数回誤操作をやらかす。

※α7IIの露出補正の専用ダイヤルはMモードのISOオート以外は使っていない

またα6000はカスタマイズ出来るボタンが少ないのでホイールの右ボタンにISO感度設定をセットしており、α7IIのここは露出補正。そしてα6000のフォーカスモードはC3ボタン。α7IIはそのC3ボタンと同じ位置にあるのがC4ボタンとなり、ここには手ブレ補正用の焦点距離設定をセットしている。

はい、もうグチャグチャですね!。これは慣れていくしかないし、メニューなどの構成はほぼイコールなので他メーカーの機種を同時に使うよりはましだろうか?。

そしてツープラトン攻撃は他メーカーのカメラを使う時だってある。これを書いている今、α7IIとOlympus、もしくはLumixのm4/3カメラとのタッグを組んでいないが、雨天でもどうにでもなるOlympus E-M1とのタッグは大いにあり得る。

α7IIとFE28-70mmF3.5-5.6は共に「防塵防滴に配慮した設計」がされているが、信頼するにまでは至っていない。むしろネットをウロついていると「信頼しちゃ駄目」と感じるようになり、やはり土砂降りでタオルなどを用いず、濡れるがまま1時間以上撮影した実績のあるE-M1と12-50mmF3.5-6.3とパートナーとするべきで、旅ともなれば「入塵入滴に配慮した設計」のα6000とE12-50mmF3.5-5.6はおうちでお留守番となる。

そうなると大失敗と言わざるを得ないFE28-70mmF3.5-5.6の購入に意義が出てくる。そう、無駄じゃなかったんだ。α7IIにFE28-70mmF3.5-5.6を中心に、E-M1には換算90-350mmになるLumix G45-175mmF4-5.6をセットだ。そして雨が降ったらE-M1に12-50mmF3.5-6.3をセットすれば良く、都合24-350mmをカバー出来る。

またこのタッグだとツープラトン攻撃としてオールドレンズの50mmF1.4も加えれば50mmと100mmの画角のレンズになってくれる。

この運用が上手く行っちゃうと・・・。

本記事の前半で活躍しそうだと書いたα6000+E16-50mmF3.5-5.6の不要論が聞こえてくる。α6000がα7IIよりも勝っているのはAF、ドライブ機能、そして小ささ、軽さだ。しかしドライブ機能はE-M1で賄えるし、AFもα7IIより遥かに優れている。また小ささ、軽さではLumix GX7が担えば良い。

しかもそうなれば無駄にAPS-C用の55-210mmF4.5-6.3を買わずに済む。うーん、もしかするとα6000とおさらばする日が近々やって来るかもしれない。但し、超軽量セットとなるとα6000とE-M1、もしくはGX7とのタッグが望ましい。列車で移動する旅ならばα7IIなんて絶対に持って行かない。

5年くらい前の話、Pentax K-5にK-7、レンズに17-70mmF2.8-4、70-300mmF4-5.6、50mmF1.4、そんな機材で2泊の旅に出たのだ事があった。この他に2日分の着替え、ノートパソコンなどをリュックに入れていたので、まぁへこたれた(写真機材よりもノートパソコンが一番重いと感じていたのだが)。

実用的な運用ならば同じm4/3のE-M1とGX7のセットが好ましいに決まっている。しかし超軽量セットでもオールドレンズを楽しみたい、そうなるとどうしてもα6000が必要になってくる。焦点距離が2倍になってしまうm4/3よりも1.5倍にとどまるAPS-Cはオールドレンズを使う楽しみを与えてくれる。

実際に昨年秋の旅では車での移動だったものの、α6000とE-M1でタッグを組み、日中はα6000とオールドレンズで撮影を楽しみ、夕暮れ、そして夜景では強力な手ブレ補正を持つE-M1に持ち替えていた。これが妙にしっくり来たんだ。

α7IIとFE28-70mmF3.5-5.6のセットはPentaxのAPS-C一眼レフと比較しても小さく軽い。しかしα6000とE16-50mmF3.5-5.6の横に並べると二周りくらい大きく感じてしまう。


2018-09-22-3


α6000はm4/3のGX7とほぼ同じだから、α7IIは135センサーを持つ癖にα6000から一回り大きいだけ。でも中央の三角の出っ張りと標準レンズの大きさを比較すると雲泥の差となる。α6000とE16-50mmF3.5-5.6のセットは冬場ならば革ジャンやハーフコートのポケットに入ってしまうくらい。このメリットは計り知れない。これはα7IIを手にして、再認識した。

まぁ朝令暮改人間なのでそんなに大切だと説いていても文章中にあったように近い将来おさらばする可能性もまだ残っていたりする。新たに手にしたα7IIがどれほど自分の写真生活に影響を与えるか、α6000の運命はそれが握っているかもしれない。勿論α6000をα6500に買い換えれば万々歳の写真生活が待っているのは承知である。

さて!。本日トップ写真、カメラ名、レンズ名を伏せて2枚の写真を掲載した。α7IIにNewFD24mmF2.8、α6000にNewFD24mmF2.8で撮影した写真だ。皆さんはどっちがどっちだかお分かりになるだろうか?。

こういうのって写っている風景、被写体の大きさが判らない限り、当てるのは難しいと思う。私は同じようなブラインドテストされたら多分判らない。

それでも撮影中はさすがに24mmと36mm相当では全く違う(撮っている本人は被写体の大きさが判っているし)。そこが面白い。APS-Cと135センサーの使い分けはきっと表現に幅を広げると思う。


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コメント

  1. tsunomagari | URL | -

    新日派ですね?

    記事の内容よりもツープラトンがツボでした。
    古舘さん以外で聞いたことがありません(笑)

    電池とマウントが揃ってるっていいですよね。
    同じメーカーでも違うことが多いですから。

    本日はお伝えしていた移住後の初休日でフィルムとデジタルのツープラトンして来ました。
    こちらでは若い世代でフィルムが流行っているようです。
    そのあたりの話は、また別の機会にでも。

    最後のクイズは、1枚目α7+24mm、2枚目α6000+24mmじゃないですか?

    それにしてもα7のボディって小さいですね。
    レンズも小さいの無理なんでしょうね。

  2. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    確かにそうですね、新日の方が派手でしたから子供の頃はそっちばかりを見ていた気がします。

    ツープラトンって言葉、反則技なんで本来は「タッグ」と表現するべきですが、私も何故かツープラトンと言う言葉にはまってしまいまして。フィルムとデジタルのツープラトンも645でやっていますが、35mm判のフィルムカメラも必要かなと思ったり、いや不要だと考え直したりで忙しいです。

    クイズの答えは逆です(笑)。だから2枚目は物凄く寄っているんですよ。

    正解したから見る目があるとかないとかって話ではなく、結局、レンズは使いようなんですよね。数年前までAPS-Cで50mmレンズって全く慣れませんでしたが、最近はAPS-Cで50mmを使うのも全く抵抗が無かったりします。勿論、135で50mmも普通に使っています。


  3. マサカネ | URL | G2f.Jh/s

    ツーマンセル

    おはようございます。

    私は"ツーマンセル"を使いたい派です。
    はい、厨二病を拗らせてるので攻殻機動隊で目にしたこの単語のカッコイイことカッコイイこと←

    脱線しました。

    お題は間違えた口です(笑)
    寄った写真かどうかは別にして画角がそうかと思いこんでました。
    問題は、例えば単焦点などでこうやって寄れない・・・なんてときにやっぱりズームって便利だな、ってつくづく思い知らされることです。

    建物なんかでは、車道の真ん中あたりならベストショットなのに・・・とかよくあります。
    開放F値の明るさや写りの違いもなんですが、割と安価なモデルでも写りの良さと軽さ、コンパクト差が楽しめるという単焦点の良さと、先述したどうしても寄れない、距離が取れない時のズームの便利さ・・・。
    「両方持ってけ」はそうなんですが、通勤なんかで単焦点とProレンズなんて持ち歩きたくないですね💧
    (まぁ、本気の単焦点レンズなんて重くて大きくてお高いですけどね💦)

    毎年の旅行もm4/3の2台体制で満足といいますか、これ以上は無理だと思い知らされてます。
    K-3IIとE-M1 2台持ちの時の旅行なんて苦行以外の何者でもなかった←

    m4/3のシステムですらこんな感じなので「いつかはフルサイズ」とは思いつつなかなか踏む込めない。
    ただ、最近は欲しいからというよりもカメラを趣味にしてる以上は、一度はフルサイズを使ってみて実際に色々と体験しなければいけない、とどこか義務感のようなものを感じ初めています(笑)

  4. 田村 一 | URL | .vjKhiP6

    はじめまして

    はじめまして。写真見させていただきました。写真もカメラの機材もすごいですね。また、立ち寄らせていただきます。よろしくおねがいします。私は栃木県在住で山と自然が大好きで、下手な写真を撮っています。一眼レフは5年ぐらいですが、そろそろフルサイズもと思っています。アドバイスもよろしくおねがいします。

  5. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    D610+高倍率ズームとお弁当箱ミラーレス機+単焦点レンズのツープラトンならよくやります。
    重量からいってデジタル一眼レフ2台ちょっと苦行になりますね。
    fujiで2台、M4/3の2台は街撮りでよくやります。
    重量軽減ならX100やLumix LX100のような高級コンデジもありです。

    高級コンデジといえば4年ぶりにricoh/pentaxからGR3の開発が発表になって、手ぶれ補正やセンサークリーニング機構などpentaxの技術が取り入れられてやっとpentax買収のシナジーが出て来たなんって意見がtwitterに載ってました(笑)

    夜はpanaのフルサイズでtwitterが大騒ぎ、フルサイズミラーレス機の大競争時代突入です。

  6. BigDaddy | URL | -

    > マサカネ さん

    マンセルと言うと元F1レーサーのナイジェル・マンセルしか浮かばないのですが、ツーマンのセルって意味なんですね。知りませんでした。

    人にもよるのでしょうが135センサーで24mmレンズって使いづらいですよぉ(笑)。その2枚目の写真なんて被写体から50センチもないくらいでしょうか。しかも低い位置にあったので物凄い体勢でパチリしていました。ネイチャーで広い風景を撮るのなら24mmは良いのでしょうが、街の散歩写真でパースを活かす、これを考えると1枚目の写真のように画角35mm近辺が理想的となりますかね。

    車道の真ん中辺り、「あるあるネタ」ですよね(笑)。私はそんな時、聖人君子じゃないので車道の真ん中まで行きます。勿論、大きな通りでは出来ませんけど・・・。

    単焦点を効率良く使うのなら4000万画素オーバーの高画素カメラを使うべきなのでしょうね。寄れなくてもA3ノビプリントくらいならば焦点距離の2倍近い画角まで狭められるかと思います。ただトリミングしてまで単焦点に拘る必要は無く、素直にズームを使うのがベストでしょう。

    α7系ならボディは十分小さいので旅でも2台体制で行け、m4/3にズーム、α7には単焦点2本でボケ専門、後は私みたいにノートパソコンでなく、タブレットにすれば軽トレッキングくらいは問題ないかと思います。

    Lumixの2400万画素モデルのS1、値段によっては数年後、これ一択で良いと感じています。その時には高画素機、α7RIIがかなり安くなっていますからそれでも良いでしょうし。

  7. BigDaddy | URL | -

    > 田村 一 さん

    コメントありがとうございます。

    そちらに伺いました。美しい風景を撮られていますね。羨ましくあり、茶臼岳とか懐かしいです。子供の頃家族と縦走し、三斗小屋温泉まで行った事があります。かなりきつかったのを覚えています。

    フルサイズに関しては、山登りをされるのですから小さくて軽い方が良く、やまりミラーレスの一択ではないでしょうか?。今日、Panasonicが開発発表し、来年以降Sony、Nikon、Canon、Panasonicの4社の戦いになりますが、その中から自分にマッチしたものを探すしかないと思います。

    それでは今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

  8. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    Pentax2台でも小さいんですが、重量があるんですよね。ミラー部分は相当重たいのでしょうね、だから本当ならば一眼レフでも小さいのが造れるPentaxこそ、ミラーレスを率先して造るべきだったんですよねぇ。ホント、つくづく残念なメーカーです(笑)。

    LX100はレンズが伸びた時のカッチョ悪さ、駄目です(笑)。もっと小型のLumixのTX1なんて魅力ありますね。望遠が250mmまでありますから、超万能カメラかと思っています。これが2万くらいだったら一番欲しいカメラになりますよ(笑)。

    GR3は開発発表なんですね。あれだけなんちゃらミーティングとかやっておいて今秋発売じゃないなんてやっぱり残念なメーカーです。

    Panasonicはやってくれましたね!。値段によってですが、2400万画素のS1、デザインもG9 Proライクで使い勝手もかなり良さそうで、いいんじゃないでしょうか?。これはネタにしなくちゃいけませんね!。もうちょっと確かな情報が出てから書こうと思います。

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