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でっ、でかいぞ! Nikon ZOOM Nikkor Ai-S 35-70mmF3.5 APS-Cで撮ってみるその1

2018年07月08日 00:00

路地に咲く紫陽花

路地に咲く紫陽花


Sony α6000, Ai Zoom Nikkor 35-70mmF3.5S


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事からの続き。今回からはこのレンズの画質を問おう!。

本当は数値上ほぼ同じスペックのNikon Series E Zoom 36-72mmF3.5(以下E36-72mmF3.5)と比較するべきだろうが、MFのズームレンズでテスト用の比較写真なんて面倒過ぎてやる気がない。

でも答えは明らかでしょう?。Nikkor廉価版、入門的存在のEシリーズのレンズとプロ用のレンズ、違わなくちゃおかしい。とは言え、E36-72mmF3.5は入門用のシリーズの割りには素晴らしい描写をしており、侮れない存在だ。詳しくは以下をどうぞ。

Nikon Series E36-72mmF3.5を頂いてしまった! - 経緯

Nikon Series E36-72mmF3.5を頂いてしまった! - APS-Cにて実写その1

Nikon Series E36-72mmF3.5を頂いてしまった! - APS-Cにて実写その2

Nikon Series E36-72mmF3.5を頂いてしまった! - APS-Cにて実写その3

意外と良い描写をしているでしょう?。流石に周辺部は若干解像力がないもののどの焦点距離でもF8まで絞っていれば余程の等倍鑑賞マニアでない限り、満足の行く像になっている筈だ。広角側が35mmなので不快な像面湾曲もない。結果、E36-72mmF3.5はAPS-C、もしくはm4/3で使う限りは流通価格以上のパフォーマンスを発揮すると断言して良い。

では当時プロ用レンズとして発売されたAi-S35-75mmF3.5はE36-72mmF3.5よりどれくらい上回っているのだろうか?、それが些細な程度だったら購入した意味がほとんどなくなる。最短撮影距離を短くしたいだけでこんなにでかくて重いレンズは不要かもしれない。

まずこのレンズの特筆すべき点はE36-72mmF3.5と同じく、50mmくらいまでの焦点距離では絞り開放でも半段程絞られているんだ。開放で撮影しても背景に点光源があれば七角形を示してしまう。

これはNikonに問い合わせた結果、故障などではなくそういう造りなのだそうだ。この2つのレンズ以外にAi Zoom Nikkor 43-86mmF3.5も同じ仕様との事。

※以下、切り出し像はマウスクリックで1000x1000ピクセルの等倍になる

35mm

50mm弱

2018-07-08-2-1

2018-07-08-2-2

50mmちょっと

60mmくらい

2018-07-08-2-3

2018-07-08-2-4

70mm

2018-07-08-2-5




ご覧の通り、35mmでは絞り開放でもしっかりと点光源が七角形になっている。E36-72mmF3.5は50mmまではしっかりと七角形の形状が見えるが、Ai-S35-70mmF3.5は50mm前後から限りなく円に近い七角形。

これだけを見るとE36-72mmF3.5の方が50mmまでは点光源のボケに限っては確実に硬い絵になるが、ボケを決める要素は収差をどう修正しているかにもより、どちらも開放で半段絞られた状態でも一概にボケ味云々は言えない。いずれにせよ同一条件で比較しない限り、どちらがどうだなんて言えない。

次にE36-72mmF3.5との大きな違い、最短撮影距離だ。E36-72mmF3.5よりも全域で50センチ近付ける。本日の写真は35mm(換算52mm)を使い、恐らく80センチくらいの距離で撮影していると思う。この手の大きな花を狙うには35mmでも十分に意図した構図になってくれる。

これがE36-72mmF3.5だと近付けない分、焦点距離を長くする必要があり、紫陽花の大きさをこれと同じようにするには50mm辺りを利用するだろうか?。当然背景はよりカットされ、路地に咲く紫陽花、そんな意図は表現出来なかったりする。

せっかくなのでこの写真のピント位置と背景のボケた部分を1000x1000ピクセルで等倍切り出ししてみる。

ピント位置
2018-07-08-1-2

ピントより少し奥のボケ 背景の点光源
2018-07-08-1-3

2018-07-08-1-4




35mm側は開放でも半段絞られているのでピント位置は光の滲みがなくシャープだ。周辺のボケは普通かな?。あとは背景の点光源をそれぞれがどう感じるかである。点光源を見る限り二線ボケのあるレンズだし、中には開放だったら円じゃないと嫌だ!、そんなカメラマンもいるだろう。私は気にならない。


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