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Canon NewFD 50mmF1.4は買いか?

2018年06月18日 00:00

Tokyo Snap

Tokyo Snap


Sony α6000, Canon NewFD 50mmF1.4


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



小出し作戦、継続中。前回の記事からの続き・・・。

Canon Camera MuseumのNewFD50mmF1.4のページを見ると・・・、

FL50mm F1.4 II(FD50mm F1.4)の光学系を発展させ、一層のコンパクト化と高コントラスト化を両立させたレンズ。標準レンズの中の標準レンズともいうべき高画質を備えている。またカラーバランスにも優れ、ISO推奨値とほぼ同じ値を有する。


と解説がある。これを見るとFL50mmF1.4IIとFD50mmF1.4(初代)の光学系は全く同じみたいだ。そしてFD50mmF1.4は3種もあるようで、このFL50mmF1.4IIと同じ光学系の初代にマルチコーティングされたのがFD50mmF1.4S.S.CのI型。

そしてI型の発売から3ヵ月後にすでにII型が発売されている。このS.S.CタイプのI型とII型のどう違うのだろう?。寸法と重さがII型の方が小さく軽く(S.S.CのI型が3ヶ月しか販売していないのなら今出回っているFD50mmF1.4S.S.Cの大半はII型なのだろうな)、となると光学系に変更があった可能性が高い。

ふと・・・。これってPentaxと同じ?。Pentaxの一眼レフ用レンズはTakumarから始まり、それの光学系をそのまま引き継いでKマウント化したのが初代のKマウントレンズ。でも1年やそこらですぐに小型化されM型となった。この頃、PentaxとOlympusでカメラ、レンズの小型化を競っていて、その一環でCanonも小型化したのかな?。それがその後のNewFDに繋がっているのかもしれない。

また引用した最後のくだり、「カラーバランスにも優れ、ISO推奨値とほぼ同じ値を有する」、これはS.S.CのII型からさらにNewFDタイプはさらに改良を加えた事になるのだろうか?。

そしてこれを見る限りCanonの一眼レフ用50mmF1.4は、、、

FL50mmF1.4(4群6枚)
FL50mmF1.4 I型(5群6枚)
FL50mmF1.4 II型(6群7枚、以降全て同じ構成)
FD50mmF1.4
FD50mmF1.4S.S.C I型
FD50mmF1.4S.S.C II型
NewFD50mmF1.4
EF50mmF1.4(現行)

※(FL以前のRマウントには50mmF1.4は存在しないみたいだ)

8本も存在するが、その中で最も優れた光学性能を持つのが当たり前だが現行のEF50mmF1.4になるのだろう。しかしこのレンズは設計が物凄く古く(1993年発売なのでもはやこれすらオールドレンズと言っても差し支えないかも)、NewFD50mmF1.4と比較して大した違いはないとは思うが、もう一度書く。所詮はこの8本、全部がオールドレンズであり、現在の最新のテクノロジーが使われているレンズにはほぼ及ばない。

一応、Canon Camera MuseumのEF50mmF1.4の解説部分を引用する。

標準レンズの定番である、F1.4の高性能標準レンズ。光学系はキヤノンレンズの規範的役割を担って来たFD50mm F1.4からの発展型で、シャープな描写・素直なボケ味・ISO推奨値とほぼ同一のカラーバランスを実現。AF駆動はマイクロUSMながら、フルタイムマニュアルフォーカスも可能となっている。


CanonはFDマウントから一気にEFマウントに変更したので、全てのレンズの光学系を見直す余裕なんてなかった筈。マウントが広くなった分、設計に余裕があるとも言えるかもしれないが、「本ブログ」ではEF50mmF1.4とNewFD50mmF1.4の光学性能はほとんど一緒、そんな見解とする。

かつてEF50mmF1.4を主にポートレート撮影で使っていたし、NewFD50mmF1.4に至ってはお散歩写真のメインレンズだった。そして突然思い出した。EF50mmF1.4も開放で撮影すると光が滲むんだな。これはPentaxのフィルム時代のFA50mmF1.4(現行レンズだ!)も同じ。当時は開放で光が滲むのは当たり前だったんだな。

とは言え、「皆さん、CanonのEFマウント以前の50mmF1.4のオールドレンズを買うのなら限りなくEF50mmF1.4に近い描写をするNewFD50mmF1.4にしよう!」とは言えない。

オールドレンズの醍醐味はオールドならでは描写に加え、デザインにある。NewFDシリーズは軽量化を図る為にプラスチックが多用されており、前回の記事で以下のくだり・・・。

またデザイン優先ならば金属が大量に使われており、またスピゴットマウントの根元に銀リングは高級感、そしてレトロな雰囲気を醸し出しており、超~カッチョ悪いSony α7系カメラに意匠として機能してくれる。デザイン優先ならば重さ、大きさなんて気にしてはいけない
m4/3の小さなカメラに50mmF1.4を使うのならNewFD50mmF1.4がマッチするだろうし、SonyでもAPS-Cのα6000系はm4/3カメラとほぼ同じサイズなのでやはり小さいレンズに越した事は無い。

しかしα7ともなると、とにもかくにもボディがカッチョ悪いからレンズだけでも威厳のあるデザインを求めるべきだ。そうなると私個人はFD50mmF1.4S.S.CのII型をお勧めしたい。

まぁCanonレンズに拘らなければ、また、Sonyのデザインの悪さを逆手にとって世界一カッチョ悪い50mmF1.4、そう!、前述のPentaxのFA50mmF1.4が実はお似合いだったりする。このセットがカッコイイのではなく、カッチョ悪い同士のセットだから「お似合い」なのだ。これだと幾ら高価なα7RIIIであっても安いおもちゃのようなカメラにしか見えない。自虐、そして受け狙いならお勧めのセットだ。

さらにはα6300やα7IIからはSigmaのマウントアダプターのMC-11が制限無しに使える。あくまでもSigmaレンズのEF用に限ってであり、Canon EFレンズの場合、AF-Cはほぼ使えないらしいが、非公認ながらAF-Sならおおよそのレンズでストレス無く使えるようで、α7系にはSigmaのマウントアダプターを付けてEF50mmF1.4を使う、これも1つの手だ。何しろオールドレンズの開放での光の滲みをAFレンズで体験出来るのだから・・・。

私自身はFL50mmF1.4IIとNewFD50mmF1.4を手にしているので、今後EFも含めCanonの50mmF1.4を買うつもりはないが、今回の記事、Canonの50mmF1.4に興味ある方には少しは参考になったのではなかろうか?。

ここで再度ご忠告。

6月12日の記事の通り、特別な意図がない限り妥協して50mmF1.8モデルを買わない事!。

85mmレンズともなればF1.4とF1.8はしっかりと使い分けが出来る。85mmF1.8は85mmF1.4の廉価版では決して無いんだ。しかし50mmレンズ、特にオールドレンズに限っては50mmF1.8や50mmF2は50mmF1.4の廉価版でしかない!。


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コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    銀塩時代の50mm F1.4なんて二段絞れば皆同じだろう・・・と思いがちですが,
    「中野写真機居酒屋Tokinon 50mm F1.4」のブログを見るとけっこう違いはある
    んだなと思いますね.見方によっては同じようなものともいえますが・・・.
    50mm F1.4ではミノルタMDを使ってみたい気がしますが50mmをこれ以上増やすの
    は気が重い.非常に重い.(笑) 

  2. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    日本製の50mmF1.4は2段絞ればどれも同じですよ(笑)。ただ、135センサーで使うと周辺部に違いは出てくるでしょうね。F2.8でカリカリするレンズもあればF4まで絞らないとならないレンズもあるかもしれませんね。

    50mmレンズでグルグルボケを体験した事はありませんが、NFD135mmF2はグルグルするレンズでしたねぇ。ポートレートで遊んでいた頃はこれにニニッパも使っていましたから重たかったですよぉ(笑)。

    aufさんは50mmF1.2をお持ちですからもう50mmは買う必要はないとは思いますが、こればかりはオークションなどで「あれっ?、安いじゃん!」と思ったら買っちゃいますよねぇ(笑)。私も当初はNFD50mmF1.4を買うつもりありませんでした。

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