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Canon NewFD 50mmF1.4で撮ってみる

2018年06月16日 00:00

Tokyo Snap

Tokyo Snap


Sony α6000, Canon NewFD 50mmF1.4


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事からの続き・・・。

ネタとして緩いと言われても仕方がない、これは重々承知。しかしレンズテストの為に写真を撮っている訳でなく、手持ちの他の50mmレンズとの比較は一切行っていないし、今後も行う予定は無い。そこまでマニアじゃない。よってここではあくまでも「使ってみた感覚」、それだけに止めたい。

先に結論を申し上げると「他のオールド50mmレンズと大して変わりない」となる。つまり・・・。

「絞り開放のF1.4は光の滲みを感じられるがソフトフォーカスレンズのように芯はある。半段絞れば滲みはおおよそ解消され、APS-Cセンサーでの使用において、F2.8まで絞れば周辺部は安定し、四隅はF4まで絞ればしっかりと描写され、F5.6でパーフェクトな像を結ぶ」

毎度50mmクラスのオールドレンズを使うと上の台詞になってしまう。CanonだろうがNikonだろうがPentaxだろうが私には違いは判らないが、オールドレンズをレビューする際は上の台詞、定型文だと思って良い。これからオールドレンズの道に入る方は是非この言葉を暗記しよう!。

FL50mmF1.4IIとの大きな違いは逆光耐性だろうか?。FL50mmF1.4IIはマルチコーティングされておらず、NewFD50mmF1.4はされている。マルチコートされたレンズは逆光耐性に加え、色再現力も秀でているらしいが、これに関しては厳密な比較テストをしないとならず、また色再現なんて私は今の今まで全く気にした事がなく無視する事にしている。

またマルチコートされていると光の透過率が高くなるらしい。以前どこかのサイトで単層コートとマルチコートの差は絞りで1段以上違うなんて書かれていたのを思い出した。これが正しければレンズによっては単層コート、もしくは単層コーティングすらされていないだけでF値がF1.4でもT値はF2、下手したらF2.8まで暗くなるかもしれない。

FL50mmF1.4IIもNewFD50mmF1.4も6群7枚とレンズ構成数は広角レンズやズームレンズと比べて少なく、レンズ枚数が少なければそれだけ光を通す訳で、コーティング云々でT値を気にしなくても良いだろうが、ほらっ、マニアってそういうのに煩いから・・・。

いずれにせよ所詮はオールドレンズ、ナノコーティングされた最新レンズと比較したら逆光耐性や色再現力、さらには光の透過率はあまり期待しない方が良いだろう。

次の写真は太陽を直接構図に入れ込んでのコマ。


2018-06-16-2-1


Lightroomで何もいじらずにそのままJPG化している。

絞りは忘れた。F5.6とかF8まで絞っていた気がする・・・。まぁ太陽を真ん中に入れたフレーミングなのでゴーストが発生するのは仕方ない。オールドレンズとしては至って普通と言うべきか?。

開放絞りの描写はどうだろう?。距離は6~7メートルと言ったところか。


全体

2018-06-16-3-1


中央
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左下隅 右上隅
2018-06-16-3-3

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毎度お馴染み、開放での描写はオールドレンズ特有の収差が残ったままのソフトフォーカスレンズ化する。周辺部や四隅もF1.4の開放でこれなら十分でしょう。

夕方、辺りが暗くなり、シャッタースピードが稼げなかったら・・・。手持ちのα6000は手振れ補正がないので50mmレンズの場合、換算75mm相当なので可能なら1/90sec、ギリギリでも1/60secしか落とせない。そんな時、このような平坦な風景でも周辺、四隅は及第。ISO200でも夏の日没前後の風景は写せる。1段絞れば軟調傾向は消えるのでISO400に上げれば済む(実際には半段絞るだけで軟調はおおよそ消える)。

オールドレンズを知らない方なのか、Canonレンズしか使った事がないからなのか、「Canonのレンズは軟調だ」、そんな発言をする人がいる。写真系のブログでもそう言った内容の記事が散見出来たりもする。

これは明らかにミスリードだ。メーカー問わず、この手の古いレンズの大半は軟調だからだ。Minoltaのレンズは使った事がないが、フィルム時代はPentax、Canon(FDとEF)、Contax(ヤシコンZeiss)レンズを愛用し、今もPentax、Richo、Canon、Nikonのオールドレンズを所持しており、大半のレンズはどの焦点距離でも開放描写は甘い。

「大半のレンズはどの焦点距離でも開放描写は甘い」。「全て」と書かないで「大半」としたのは・・・。

フィルム時代の話なので記憶が曖昧、参考程度に!。

ヤシコンZeissのDistagon 35mmF2.8、Contax G用Planar 45mmF2、Canon EF85mmF1.8は開放からシャープだったように気がする。
むしろこの甘さは欠点ではなく、現行のレンズでは逆立ちしたって不可能な描写であり、長所だと思っている。そしてCanonの場合、実は現行のEF50mmF1.4でもこういう描写をしていたと記憶しているので、このNewFD50mmF1.4の開放描写も至って普通。


全体

2018-06-16-4-1


F1.4 ピント位置 F2 ピント位置
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2018-06-16-4-3

F1.4 ボケ F2 ボケ
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2018-06-16-4-5




上、F1.4の開放は若干ピント位置がずれているが、A3ノビでもA2ノビでもさほど気にならないだろう。当然光の滲みを確認出来、軟調であるが、1段絞っただけでシャープになる。

もし、1段絞っても軟調さが消えないのであれば「このレンズは軟調だ!」と表現して良いが、恐らくそんなレンズ、ソフトフォーカスレンズを除けばそこそこ見つけられないと思う。もしそんなレンズがあったがむしろ欲しいくらいだ。ソフトフォーカスレンズ程軟調ではない軟調レンズ、長所以外の何物でもない、逸品、オンリーワンレンズと言い切っても良い。

ヤシコンのPlanar 85mmF1.4はZeissレンズには珍しくコントラストが弱めのレンズと言われ、F2まで絞っても光の滲みを確認出来る軟調レンズと言われている。

だから当時はこのレンズを使うカメラマンはF1.4~F2まで、シャープにしたい時だけF2.8、それ以上絞るのは意味がなく、Sonnar 85mmF2.8を使えと言われていた。

しかし、これは都市伝説の類ではないかと思っている。多くはピント位置が甘いだけ(少し後ピンになっている)。MFレンズをAF化出来るContax AXを使い、それまでの自分の写真のピントが如何に甘かったか知らされた。

またこのレンズ、かなりでかいので余分な光がレンズに入ってきて乱反射しているんじゃなかろうか?。恐らく私が使っていた初期の西ドイツ製よりも、その手の事に煩い日本製の85mmF1.4の方がシャープに写る筈だ。
ボケに関してはこの1枚だけだと何とも言えないが、幾つかの写真を見る限り、例によって二線ボケの傾向はあるものの、意外と優しいボケ味な気がする。フィルム時代、このレンズではF2.8より絞りを開ける事はほとんど無かったので、このボケ味、ちょいと新鮮だったりする。まぁボケ味には以前から無関心なのでこの検証は話半分として頂きたい。

最後に。

Canonの50mmF1.4はFL50mmF1.4IIとこのNewFD50mmF1.4、そしてPentaxはsmc PENTAX-M50mmF1.4とsmc PENTAX-FA50mmF1.4とこれまた2本。持っていないのはNikonだけ。是が非でもNikkorの50mmF1.4を手に入れたいのだが、このレンズ、異常に高いでしょ?。

AiでもAi-Sでもお店、ネットオークション、ショッピングを含め平均して1万5千円くらい。たまに9千円!、なんてのを見て、おっ!、と思うがカビとかクモリの半ジャンク品。半ジャンクで9千円ってのがあり得ない!。

そしてびっくり。本ブログに良くコメントを下さる方からの情報。Ai50mmF1.4、これのSモデルは現行品とな!。早速Nikonのサイトへ。スゲェ!、MFレンズが20、24、28、35、50、55、105mmとまだラインナップされている!。もしかしたらすでに生産は終了しており、在庫を掃いたら終了、その可能性もあるが、今時、NikonのMFレンズの新品なんて・・・。

誰かが今年買ったAi50mmF1.4Sが超美品として中古で出回ったら確かに2万近い金額になってもおかしくはない。でも基本性能は同じで30年前のAi50mmF1.4Sが1万円以上するってのはやっぱりおかしい。となると狙うのは無印のAi50mmF1.4だなぁ。これでチョイカビ半ジャンク5千円!・・・。


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コメント

  1. tsunomagari | URL | -

    とうふ店

    津軽屋とうふ店は、単に屋号なんでしょうか、それとも一般的なお豆腐と違うのか、興味があります。
    幼少の頃、一人で暮らす祖父の家に行くと豆腐屋へのお使いを頼まれていました。
    鍋を抱えて豆腐に行き、タイル張りの水槽から豆腐をすくい上げて鍋に移して貰う様は、縁日の時の金魚すくいの様で、今、思い出してもワクワクします。
    私の田舎の木綿豆腐はずっしりとして固めの豆腐です。枕崎産の鰹節を鉋で削って、細ネギを刻んで、九州の甘い醤油をかけて食すると僕に取っては最高のご馳走です。早朝から買いに行くと出来たてで、冷奴だけど、ほんのり温かい。最後の晩餐は田舎の木綿豆腐の冷奴と心に決めています。
    またノスタルジックな豆腐屋さんを見かけたら、是非アップしてください。お願いします。

    話は変わってニッコール、流石に生産はしていないと思いますが、現行品なんですよね。本当に中古でもソコソコしますよね。何でなんでしょうか?
    ニコ爺達が愛して止まないのか、フィルム回顧のオッさん達が買うのか、はたまたフィルムって可愛いって言う若いカメラ女子が求めるのか謎ですねぇ(笑)

  2. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    うーん、どうでしょう、多分普通のお店だと思います。ご主人が津軽出身とか?。以前「青森」と言うスナックもありましたし(笑)。

    子供の頃はうちの近所に豆腐屋さんが自転車で売りに来ていましたね。どうもうちは味噌汁に使う豆腐はスーパーで、大人達がビールのお供として冷奴にする際は豆腐屋さんの豆腐だったようです。

    tsunomagariさんがお好きなようなお豆腐だとそのレシピにごま油を掛けても美味そうですね。ネギをごま油で炒めてどさっと豆腐に乗せ甘いお醤油で頼もしいご飯のおかずにもなりそうです。木綿の時、ごま油って良くやるんですよ。

    連れがそうですが、女性って誰が使ったか判らないから気持ち悪いとか、せっかく趣味として写真をやるのだから気持ちの問題で新品を買うとかで、中古って苦手みたいですね。マニアでもフィギアのように常用の1本とコレクション用の新品、棚に飾っておくだけって人もいるのかもしれませんね。

    Fujifilmはフィルム生産を少しずつ縮小しているようですが、Kodakからはそろそろエクタクロームが再販されるようでフィル、フィルムムカメラブームがもしかしたらまた来るんでしょうかね。

  3. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    Canonはフイルムカメラ売り切りましたが、NikonはF6とFM10と二機種残ってますからMFレンズ見切り処分ができないのだと思います。
    フイルムカメラバブルです、アキバ界隈の中古屋のプライスが暴騰しております。
    中古ですからそれぞれ状態に違いはあるでしょうが、四谷三丁目の中古屋の2〜6倍という値段がついておりました。
    Twitterを見ていてもフイルムカメラを使う若い人が増えました。先日も白山神社でバルナック型ライカを使っている女の子を見かけました。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    なるほど、FM10も現行機なんですね。これも知りませんでした。何年か前、Kenkoが一眼レフ販売していて、恐らくFM10と兄弟機ですよね。マップカメラで笑っちゃうくらい安い値段で売られていて、確かこれがFマウントだったような・・・。当時、Nikkorレンズを使っていたら買っていたかもしれません。

    エクタクロームがそろそろ市場に出てくるようで、Fujiflimはほとんどの銘柄を終了させましたが、今後Kodakがどれくらい頑張るかでしょうかね。コダクロームは無理にせよ、エクタクロームでブローニーを含めて幾つか出てくれば楽しめそうです。

    女の子がバルナック型ライカですか。きっと田中長徳一派なんでしょうね。どうします?、こういう女の子がアトムレンズにガイガーカウンターを当てていたら(笑)。

  5. ハッセルじいちゃん | URL | b/3v8zPU

    いいですね~
    シルバーに塗った本物が混じってそう^^

  6. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    そうであっても多分誰も判りませんよね。
    反対にシルバーに塗った本物ばかりで1個だけ偽物があったりして(笑)。

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