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Canon NewFD 50mmF1.4を入手!

2018年06月12日 00:00

NewFD50mmF1.4とFL50mmF1.4II

NewFD50mmF1.4とFL50mmF1.4II





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実はこのレンズ、半年前に買っている!。何故に半年も記事にしなかったのか?。なぁに単純な話。このレンズを使う機会が全く無かったから。

そもそも今年に入ってなんだかんだと多忙を極め、休日をお散歩写真に当てられなかった。また今度の休みはようやく予定がない!、そんな時に限って雨だったり・・・。そんな訳で半年が経過しちゃった。

うちにはCanonの50mmレンズとしてFL50mmF1.4 IIがある。

古くても50mmF1.4!- Canon FL50mmF1.4 II 購入の経緯

古くても50mmF1.4!- Canon FL50mmF1.4 IIをAPS-Cで使う

このFLレンズはFD用のマウントアダプターがそのまま利用出来、NewFD24mmF2.8とセットで換算36mm、75mmとしてお散歩写真に使えるユニット。これに将来、NewFD100mmF2.8を手にしたらFDレンズシステムが完成する。

そしてこの1968年くらいに発売されたFL50mmF1.4IIの描写力にも大いに満足している。オールドレンズらしい、F1.4開放ではソフトレンズのような光の滲みを感じられ、1段絞ればそれが消えてくれる。しかもF2.8まで絞ればAPS-Cで利用する分には周辺さえしっかりし、さらに1段絞れば四隅も安定する。

では何故わざわざNewFD50mmF1.4を買ったの?。

それはね!、安かったから!。

CanonのFDレンズはNikonのレンズと比較すると中古店でもネットオークションや個人売買サイトでも安価で買える。しかしそれでも程度の良い品ともなるとオークションでおおよそ7千円オーバー、中には平気で1万数千円で流通していたりもする。

7000円だったら要らない。FL50mmF1.4の他、うちにはPentax Kマウントのsmc PENTAX-M50mmF1.4、smc PENTAX-FA50mmF1.4があるから。Nikkorの50mmF1.4Sだったらギリギリ7千円出しても良いかな、と思う程度。

しかし昨年9月かな?、購入したNewFD24mmF2.8もそうだが、極稀に非常に良心的な出品者がいらっしゃる。そして運が良いのかテンバイヤーどもに買われる事もなく見つけられ時がある。今回のNewFD50mmF1.4も(素人チェックであるが)「ゴミ無し、カビ無し、クモリ無し、傷無し」、店舗のある中古店なら楽勝で1万を大幅に超える美品。

そう言えば以前書いたネタであるが、どこで書いたか覚えていない。しょ~がないのでもう一度。

ミラーレスカメラが世に出てから、特にSony α7が発売されてからオールドレンズの価格が一気に上がった。色々と参照していると、CanonのNewFDならば50mmF1.8モデル、これが平均5千円くらいで売られている。

「F1.4もF1.8も変わらないよ!、だからF1.8モデルの方がお買い得!」

そんな事を言う人がいる。2/3段異なるが、ボケの量は大した違いは無い。だから程度の良い50mmF1.8が安価で見つかれば買っても良いとは思う。しかしF1.4モデルとF1.8モデルの大きな違い。それは絞り羽根の数。50mmF1.4は恐らく全てのメーカーで8枚以上の羽根を持つ。ところがF1.8モデルは廉価版なので少しでもコストを下げる意味もあろう、ほとんどが6枚羽根だ。

2018/06/13追記

情報を頂いた。MinoltaのRokkorレンズは50mmF1.4でも6枚羽根との事。調べてみると確かにMC Rokkor、MD Rokkorの50mmF.14が6枚だし、58mmF1.4も6枚だ。どうも当時のMinoltaは6枚羽根が標準だったようだ。

そうなると特に点光源のボケに大きく影響する。私個人は六角形の点光源になる、それだけで悪いレンズだとは決め付けないが、今時、オールドの50mmレンズが欲しい、特にAPS-Cでそれを利用する、そんな方はボケ味に興味がある筈で、それを気にされる方は決して6枚羽根を買っちゃ駄目だ。

またこんな事を言う人もいる。

「むしろF1.8モデルの方が設計に無理がないから開放から良い描写をする」

いやぁ、これは嘘とまでは言わないものの、「設計に無理がないから」、これは一種の都市伝説に過ぎないと思う。F1.8やF2モデルはF1.4の廉価版でしかない。もしかしたらレンズの質が悪かったりもする。

実際にうちには50mmF2を2本と55mmF1.8、そんな廉価版のオールドレンズを所持しているが、どれも開放での描写はF1.4モデルと同じく光は滲み、この滲みを抑えるには最低でも半段絞る必要がある。そしておおよその50mmレンズはF2.8以上絞ってしまえばほとんど違いを見出せない。

勿論、メーカー、個々のレンズにはそれぞれ特徴があるので、色乗りや、コントラスト、色収差の抑え方など異なるのは事実であろうが、それらの違いを見分けられる目を持っている人、この世に一体どれだけいる?。「設計に無理がない」、そんな実証も出来ない言葉なんて信じちゃ駄目だ。

さらには・・・。

「F1.8やF2モデルは小型軽量だからズームレンズをメインの人にはバッグに入れていても嵩張らないから大きなF1.4よりも有効活用出来るよ」

確かにFLレンズや初代のFDレンズはF1.4モデルとF1.8、F2モデル、同じくPentaxの初代Kマウントの差は大きいと思う。しかしNewFDとPentax Mシリーズ(smc PENTAX-Mと呼ばれるレンズ)は小型軽量化を目指した規格であり、F1.4とF1.8、F2との差は考えなくて良い。

F1.4とF1.8で大きさに違いが出るのは85mmレンズだ。85mmレンズならば85mmF1.4よりも85mmF1.8の方が遥かに軽量小型化されており、使い勝手が良く全てのシチュエーションで利用出来る万能レンズになってくれる。しかし50mmレンズの場合、F1.8、F2モデルはあくまでも「F1.4の廉価版」でしかなく、またNewFD、PENTAX-M型は大きさ、重さに大きな違いは無く、決して上の言葉も信じちゃならない。

50mmレンズに限ってはF1.8やF2モデルよりもF1.4モデルを購入した方が、いや、F1.4モデルを購入するべきだと結論付けたい。だからオールドレンズブームだからと言って、そしてテンバイヤーやボッタクラーの言いなりになり、50mmのF1.8、F2モデルを7千円も8千円も出して買ってしまうなんぞ愚の骨頂!。

RicohのKマウントレンズにXR50mmF2がある。これの初期型は昔、雑誌で「和製ズミクロンである」、そんな高評価をされたそうで、(生産数も少ないらしいが)それが今の時代になってプレミアが付いて高騰している。うちにはこれのII型だかIII型があり、光学的な部分は初期型と変化がないようで、それを見る限り、極普通の描写しかしない。

何でも集めたがるマニアは別にして、和製ズミクロン!、この言葉だけでこういうレンズを買っちゃうとやがて「やっぱりF1.4モデルを買うべきだったな」と後悔するだろう。そりゃそうだ。50mmレンズはF1.4モデルに限る!。

しかしそんな本サイトで推している50mmF1.4がα7の普及とテンバイヤーのせいで近頃は高値になっている。30年、40年前のレンズが1万円以上するなんてあり得ない!。その辺のジレンマだな。私は運良く上述の通り、美品NewFD50mmF1.4を4千円で手に入れたが、それは非常に珍しいケース。

もしSony α7系やα9をお使いならば、コレクション大好きマニアやオールドレンズの描写が好き、そんな人を除き、テンバイヤーの戦略にはまって無駄に出費するよりも素直に純正のFE50mmF1.8を買うのが賢い。勿論このレンズも廉価版であるが、絞り羽根は6枚ではなく7枚構成になっており、ボケ味もそこそこ期待出来る。しかも何たってAFが使えるのだから・・・。

おっと、横道に逸れ過ぎて文章量が多くなってしまった。描写、使い勝手等は次回!。


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コメント

  1. hal | URL | AgqTaBCE

    絞り羽根

    こんにちは いつも楽しく拝見させてもらってます(特にRAWセラピー)

    50mmF1.4モデルの絞り羽根ですが、auto Nikkorは7枚(最初期は9枚) MC ROKKORになると6枚だったり一概に8枚以上とは言えないですね
    丸い点光源ボケよりも当時導入されていったAUTO絞り開閉機構のトラブル回避優先の為(コスト削減も含む?)絞り羽は減ったのかなと

    あくまでも明るさだけ追及しているのが昔のF1.4以下のレンズ(今買うならジャンクで3Kとかお買い得すぎる)
    現代は少しでもボケさせたいと高価格で売るF1.4以下のレンズ(撒き餌と言われるF1.8買う方がお買い得すぎる)

    60年代70年代、高画質で立体感やボケとか感じる本物の写真撮るなら大判中判でしょ?ってな時代とは違う昨今
    と思ったり思わなかったり。。。

  2. たぬP | URL | r.uCH3g2

    >BigDaddy 様

    いつも楽しく読ませていただいております。
    NewFD50mmF1.4 入手おめでとうございます。

    私が入手したのは2015年、今ほど価格が高騰していない頃でしかも結構なカビ玉
    (ブログで整備模様を書きましたが。)だったのでほんとジャンク価格でした。
    いまじゃ手が出ない価格で取引されてますね。

    私も思うところ合って FD 35㎜ f2 SSCを狙ってたんですが・・・高過ぎです。
    結局 紹介いただいたDA対応マウントアダプターを介してαに使えかつペンタBody
    でも使えるDA35(安)なんて撒き餌レンズに手を出してしまいました。

    35㎜のf2がほしかっただけなのに・・・

  3. BigDaddy | URL | -

    > hal さん

    おお!、知らなかったです。情報をありがとうございます。しかしMinoltaはケチですねぇ。どんなメーカーでも70年代、80年代は6枚羽根レンズが多いのは確かですが、50mmF1.4も6枚とは!。

    Nikonは35mmF2もそうですが絞り羽根を奇数にしているレンズが多いみたいですね。奇数にすると太陽や街灯を絞り込んで撮ると放射状の筋が倍になるからあえて奇数羽根のレンズを買うって人もいるらしく、これだから「レンズ沼」なんて表現が飛び交うのでしょうね。

    立体感って曖昧な表現ですよね。ずっと前Pentaxから645Dを2回借りた事があり、その時に深度の浅い写真を撮ったりしましたが、135よりも広いフォーマットだから立体感があるとは全く感じませんでしたが、2年前にフィルムのPentax 645を買って、旅行で何度か使ったりしていましが、そこで撮った写真がまぁ立体感があるんですよ!(笑)。大してボケていないのにピント位置にある被写体が際立って見えるんです。人がゾクッとするような立体感ってフィルムじゃないと得られないんじゃないかと最近は思ったりもしています。

  4. BigDaddy | URL | -

    > たぬP さん

    NewFD24mmF2.8も50mmF1.4も美品だったんですよ。ホント、ラッキーでした。次はNewFD100mmF2.8なんですが、これもまた全くないんですよねぇ、5千円くらいのが(笑)。

    FD35mmF2S.S.Cはフィルム時代に使っていて、ボケが綺麗だ、そんな印象があるんです。でも今は玉がなくしょ~がなくNikkorの35mmF2を買ったんですが、こいつが微妙なレンズでして(笑)。まぁNikkorレンズって見た目がカッコイイんで満足はしています。

    DA35mmを買われたんですね。このレンズは開放からシャープですよね。以前Pentaxからピンクのこれを借りた事があります。ピンクは恥ずかしいですよ!(笑)。

    でも何故F値を暗くしちゃったんでしょうね。もしかしたらこの時期、FA35mmF2も併売していたのかもしれませんね。今、FA50mmF1.4は現行ですが、少なくともK-7を使っていた時期はFA35mmF2も現行だったんですよね。

  5. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    私の50mmコレクションで比較的玉の少ないものに、EBC FUJINON f1.4(M42前期)があります。
    FUJINON f1.4には無印のFUJINON f1.4(M42初期)、EBCコーティングされたEBC FUJINON f1.4(M42前期)、EBC FUJINON f1.4(M42後期)と三世代あり、初代と二代目はアトム玉です。
    そしてこのEBC FUJINON f1.4(M42前期)を早すぎた和製プラナーとして、この時期の50mm f1.4の解説をしているブログを発見しました。なかなかの労作なの一読なさるといろいろと参考になると思われます。
    http://asthenosphere.blog.so-net.ne.jp/2016-04-20-EBC_Fujinon50mmf14-earlytype#more

  6. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    昔からZeissはコントラスト、Canonは解像度で見せるって言われていましたよね。そしてご紹介頂いたブログを拝見すると、カメラ雑誌の評価が低いですが、フィルム時代、プロカメラマンが内容は異なるんですが、Zeissレンズはコントラストが高いがシャドーがすぐに潰れるので使い辛い・・・、そんな評価をしていたんですよね。この辺って好みなんでしょうね。

    ヤシコンZeiss、Canon FD、EFとフィルム時代に使っていますが、コントラスト重視、解像度重視は全く判っていませんでしたね(笑)。フィルム代がもったいなくて比較テストなんてしませんでしたし。

    Nikonのボケが硬いってのも恐らく球面収差の補正具合なんでしょうね。後日のネタになりますが、Ai-S35-70mmF3.5のボケは非常に硬い、そんな印象を受けています。

    そう言えば昔、とある機材マニアの集会に参加した際、アトムレンズの放射線量を知る為にガイガーカウンターを買ったなんて人がいて(笑)、その説明を受けた瞬間に「あっ、俺はこの人達とは違う、もう金輪際この手の集会には参加しない!、気持ち悪過ぎる!」と決心しんたんですよ(笑)。

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