にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

Nikon Series E36-72mmF3.5を頂いてしまった! - APS-Cにて実写その3

2017年12月06日 00:00

雑草魂、コンクリの隙間から・・・

雑草魂、コンクリの隙間から・・・


Sony α6000, Nikon Series E Zoom 36-72mmF3.5


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今回はNikon Series E36-72mmF3.5の逆光耐性、それに私には珍しくボケ味について書いていきたい。

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今回はNikon Series E36-72mmF3.5の逆光耐性、それに私には珍しくボケ味について書いていきたい。

E36-72mmF3.5はNikkorレンズの廉価版と言う事でシングルコーティングだと言う情報と、廉価版なのにNikonらしくしっかりとマルチコーティングしているなる情報もどこかで見つけたが、海外のサイトではシングルコートだと書かれており、海外の方がこの手のマニアが多く、それを信頼するべきなのだろう。

まぁすでに頂いた物に対して「これはマルチコーティングかシングルコーティングか?」なんて考えても仕方のない事で、逆光に強いか否かは実写するしかない。

F3.5 F4 F5.6
2017-12-06-021

2017-12-06-022

2017-12-06-023

F8 F11 F16
2017-12-06-024

2017-12-06-025 2017-12-06-02

2017-12-06-026




意外と粘っている。この程度のフレアー、ゴーストだったら万々歳だ。

ところで絞る毎に写真の左上と中央下に黒い点が目立ってくる。センサーについたゴミだ。

このゴミが厄介で、レンズ交換式デジタルカメラを利用してもう8年だが、ここまで取れなかったゴミは初めて。いわゆる粘性のゴミって奴だ。実は何年も前にPentaxのペッタン棒を買ってはいたのだが、今まで機会が無く、今回初めて使ってみた。

いやぁ、両方とも一発で取れちゃった。このペッタン棒いいね。希望小売価格は結構お高いが、Amazonなどでは3千円でお釣りが来るので、何かの時の為に皆さんも持っていた方が良いかもしれない。

例えばSonyのサービスステーションでセンサークリーニングする場合、千円掛かる。たまたまSonyのサービスステーション近くに出向いていたならいざ知らず、往復の交通費も考えるとペッタン棒の方が良い。特に旅先で粘性のゴミが付着したらどうしようもない。

勿論、自宅でLightroomやPhotoshopなどでゴミ取りしちゃえば良いが、これくらいの大きさのゴミだったらファインダーを覗いてF5.6で完璧に見えちゃうからモチベーションがガタ落ち。経験上、90%以上のゴミはブロアーで取り除けるのだが、撮影にはこのペッタン棒を携帯する、常識になりそうだ。

2017/12/7 追記

Sony αシリーズにペッタン棒を使うとローパスフィルター関連の何かが剥離するなる情報がある。うちのα6000は全く問題なくその後も使用出来ているが、ペッタン棒を使う際は自己責任で!。不安なら面倒でもSonyのサービスに依頼しよう!。
次にボケについて。 11月30日の記事にも書いた通り、このレンズは絞り開放でも絞り羽根が少し絞られた状態になっている。それが最望遠の72mmの時だけ光が通る部分が円形になり、オールドレンズ特有の光の滲みを体験出来る。

その72mm以外はそれがフレアーカッターのような役目を果たしていると考えて良く、特にその絞り羽根の形状が一番目立つ最短の36mm側では36年前の廉価版ズームレンズの癖に絞り開放でも中央部はシャープな像を結んでくれる。

反面、72mm以外では絞り開放でも絞られている状態なので背景に点光源ボケがあると七角形の形状になってしまい、ボケも硬くなる・・・。

以下、このレンズの最短撮影距離である1.2メートルの位置に水飲み口があり、奥のジャングルジムは3メートル程先にある。マウスクリックで全体像は長辺1200ピクセル、等倍切り出し像は1000ピクセルとなる。

36mm絞り開放全体像 50mm絞り開放全体像 72mm絞り開放全体像
2017-12-06-031

2017-12-06-032

2017-12-06-033

36mm絞り開放背景切り出し 50mm絞り開放背景切り出し 72mm絞り開放背景切り出し
2017-12-06-034

2017-12-06-035

2017-12-06-036




おっと、意外や意外、36mmでも50mmでももっときっちりとした七角形のボケが見られると思ったら36mmでは若干カクカクしているかな?、と思う程度で違和感は無い。

ところが風景によっては完全な七角形になってしまう時もある。

36mm絞り開放全体像 50mm絞り開放全体像 72mm絞り開放全体像
2017-12-06-041

2017-12-06-042

2017-12-06-043

36mm絞り開放背景切り出し 50mm絞り開放背景切り出し 72mm絞り開放背景切り出し
2017-12-06-044

2017-12-06-045

2017-12-06-046




ボケそのものはいわゆる一般的な二線ボケ。

「二線ボケは安価なズームレンズなら当たり前に出る。それが嫌なら単焦点レンズを使え」

そんな事を言う人がいるが、これは明らかに間違い。単焦点レンズでも多くで二線ボケは出る。二線ボケの出ないレンズの方が遥かに少ないんだ。

何故二線ボケになるのか、確か球面収差の補正の過程で云々って話だったような・・・。気になる方は各自で調べて頂きたい。私はそういう理系ネタは不得意なのだ。

二線ボケとは・・・、そんなコメントもご勘弁頂きたい、調べれば判る事をあえてここに書かないのだから理由なんて興味がないのである。
レンズの中には点光源が年輪のようなボケをするのもあるので、このレンズのボケが汚いとは言い切れないものの、確かにボケそのものはうちにあるレンズの中でも硬い部類に入る気がする。昔から「ニッコールレンズは解像度はあるけどボケは硬い」とか言われていたが、まさにイメージ通り。

とは言え、36mm側のボケはAPS-Cで使って約54mm相当の画角を得られるだけで、ボケそのものは36mmのボケだから汚いのは当たり前だ。E36-72mmF3.5以前に入手したAi Nikkor 35mmF2も二線ボケはそこそこ酷く、決して美しいボケとは言えない。

またm4/3用のLumix G25mmF1.7。これも50mm相当の画角になるものの、ボケは25mmレンズなのだから綺麗な筈も無い。どうしても25mmで柔らかいボケが欲しければF1.2モデル、1本のレンズに10万円以上掛けろって事である。M.Zuiko 25mF1.2のサンプルを見る限り、確かに二線ボケがほとんど出ないレンズだと見受けられる。

※F1.2と言う明るいレンズだからボケが綺麗な訳じゃない、そこを誤解すると数字至上主義のスペックオタクが生まれる

理想は円形絞りでF4まで絞っても点光源が丸くなり、二線ボケのないレンズであるが、二線ボケ対策の為に10万円なんて掛ける気はないので、安レンズ、オールドレンズのボケにもある程度納得している。

ヤシコンのPlanar 85mmF1.4、これのAEGモデルを持っていた。当時のカメラマンの憧れのレンズ。ところがこいつは絞り込むと手裏剣絞りになり、中途半端に絞り込んで無茶苦茶明るい点光源を写すと強烈な煩さになる。「Planar 85mmF1.4AEGはF1.4とF5.6以外は使っちゃ駄目」、Zeissマニアの知人にそう言われたのを思い出す(その後のMJモデルで解消されたらしい)。

※このレンズは口径食も半端じゃなかったような記憶が・・・

また、同じく昔のカメラマンの憧れの的であったCanon FD85mmF1.2L。これもかつて所有していたが、Planar 85mmF1.4に匹敵する高級大口径レンズであっても二線ボケは普通に出ていた。とは言えF1.2~F2くらいだと背景までの距離によってボケも大きくなるので案外気にならないし、実は知り合いに指摘されるまで二線ボケするなんて知らなかった程。

つまりオールドレンズや安レンズを使って二線ボケがどーのなんて騒いでいる人々は見当違いもはななだしい。美しいボケが欲しければ素直に現行の無茶苦茶高いレンズを買えば済む話だし、現行の高価なレンズでも二線ボケしないレンズの方が少ない筈で、二線ボケ=汚いボケなのは間違いはないが、二線ボケ=駄目レンズ、この風潮が嫌いだ。

ボケ味には煩くないものの、唯一気に食わないのが絞り羽根が5枚しかないレンズ。さすがに点光源を写して五角形を見ちゃうとゲンナリする。Canonの古いレンズには多いんだ。以前使っていたNFD28mmF2.8のボケは相当汚かったイメージがある。

Canon FDのオールドレンズが欲しいけれどFD、NFD50mmF1.4がちょっとお高いので安価なNFD50mmF1.8やNFD50mmF2を買っちゃう・・・、そういう人もいるかと思うが、NFD50mmのF1.8とF2モデルは点光源が五角形になるレンズ。オールドレンズブームのせいでこれらが5千円以上で売られている事がおかしい。キヤノンミュージアムを見る限り、訳あってF1.8、F2モデルを買うのなら絞り羽根が6枚の旧FD50mmF1.8SCのI型がお勧め。

常にF8くらいに絞って使う人はボケを気にしないし、夜景撮りの人なら絞り羽根は奇数の方が良い時もある(街灯などの光芒が倍になる)。だからなのか広角レンズには5枚絞りってのが多い。しかし、ならば極普通に8枚絞り(偶数なので光芒は8つに放射する)のFD、NFDの50mmF1.4を選べば良いだけ。だからボケ味に煩くない私でもNFD50mmF1.8、F2ならば5千円でも決して買わない。

50mmF1.4と言う基本中の基本のレンズやポートレートに多用される85mmレンズの多くが8枚絞りを採用している・・・、それが適して都合が良いからだ。安いから、そんな理由だけで絞り羽根5枚のレンズなんて買う必要は無く、そんなレンズが、そして美品でもない代物が5千円以上で流通している今の時代はおかしい。

勿論、絞り羽根が5枚のレンズが大好きって人も中にはいるだろうから、全否定はしないし、フィルム時代に使用していたNFD28mmF2.8は絞り羽根が5枚でボケは硬かった記憶があるが、描写力が高いので買い戻したいと思っていたりする。Canonって不思議、NFD24mmF2.8は絞り羽根が6枚、何故24mmと28mmで差があるのだろうか?。

※EF50mmF1.8の旧タイプも5枚だからEFで50mmF1.8を買うのなら断然現行のSTMモデル

話をE36-72mmF3.5に戻そう。

上に示した公園の風景、見るからに36mmで撮影したものはごちゃごちゃしている。でもそれは36mmで撮るから行けない。(後ろに引けなかったらしょ~がないが)こういう風景は撮影者が引けるだけ引いて50mm以上の焦点距離で撮りゃ良いだけ。

さて、一般に背景のボケが煩いと前ボケが綺麗だと言われている(これも球面収差の補正云々)。そうなるとほとんどのレンズがそれに該当し、それを信じて前ボケテストなんて一度もした事がないのだが、たまたま前ボケ写真があったので・・・。

何ミリって撮ったか覚えていないだが、絞り開放で撮っているのは確かで、そうなると光の滲みがないから恐らく36mm~50mm未満で撮影していると思う。後ろのボケのざわざわ感から最短の36mmだと思うのだが・・・。


2017-12-06-05



にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    ペッタン棒はα7に使うとまずいらしい(表面の膜?がはがれる)
    んですが6000は大丈夫なんですね.僕はブロワーで飛ばすだけで
    す・・・最近絞って撮ることはほとんどなくなりました.カメラ
    で感度変えられるしシャッター最高速は速いし.

  2. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    この2つのゴミはブロワーで何度やってもびくともしませんでしたよ。これほど取れないっておは花粉じゃねぇかって思っているんです。

    さて、今調べてみたらα6000でもヤバイっぽいですね(笑)。でも中にはペッタン棒を普通に使っている人もいるようで・・・。少なくとも現状なんともないです。

    うーん、これは良い情報を伺いました。本文に注釈しといた方が良いですね。真似されて壊れたって文句言ってくる人もいるかもしれませんし(笑)。

    ペッタン棒の使い方にもあるのかもしれませんね。無理にベタッて押し付ければどんなセンサーも駄目になるかもしれません。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)