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Canon NewFD24mmF2.8とマウントアダプターの使い勝手が・・・

2017年11月16日 00:00

群馬鉄山万石(ホッパー)跡に立つ

群馬鉄山万石(ホッパー)跡に立つ


Sony α6000, Canon NewFD 24mmF2.8


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事の通り、長い間懸案事項となっていたSony α6000でsmc PENTAX 24mmF2.8に替わる新たな24mmレンズ・・・。

逆光でも白いベールの掛からないレンズの入手、それがようやく実現した。手に入れたのはCanon NewFD24mmF2.8(NFD24mmF2.8)。今日はその使い勝手をチェックしたい。

率直なところ、丸で期待をしていなかった。手持ちの広角レンズ、smc PENTAX 24mmF2.8、smc PENTAX-M 28mmF2.8、Ai Nikkor 35mmF2、この3本はオールドレンズ特有の描写をしており、絞らないと周辺部が鮮明にならない。

どのレンズもAPS-Cで使う分ならF8まで絞れば等倍で見てもなんとか納得出来る画質になるものの、AF時代ではあるがsmc PENTAX-FA28mmF2.8ALやsmc PENTAX-FA35mmF2ALの優れた描写力を知っているのでうちではこの3本を「トリオ・ザ・クソ単」と呼んでいたりする。だからこのNFD24mmF2.8も周辺部まで解像させるのならF8まで絞る必要があるだろう、そんな予想をしており、トリオから1つ増えて「クソ単カルテット」って名が付くだろうなと。

要するにカビやクモリの影響によって逆光下で白いベールが掛からなければ良い、それだけの為に購入したレンズだ。24mmはm4/3で使うと48mmとなり、手元にはLumixの純正25mmF1.7があるので、このレンズは135換算で約36mmの準広角になってくれるSony α6000だけで使うつもりだ。

Sony α6000は(私が好む風景ならば)ISO1600までなら撮って出しJPG、ISO3200になってもLightroom等で再現像すれば及第レベルの写真になってくれるので手振れ補正のないカメラでも日没や太陽の光を遮る深い森でもない限り、F8までは楽に絞れたりする。

むしろ周辺部の描写力の弱い広角系のレンズは多少ザラザラしたノイズ感があった方が見た目の解像感が上がったりもする。ざらつきは好みでしかないのだが、カメラマンによってはISO100の感度で撮影してもわざわざ現像ソフト等でフィルム風の粒子を加えていたりもする。

そんなこんなで期待もせず、使い勝手について。

フィルター径は52mm、これはsmc PENTAX24mmF2.8と同じ。NFD24mF2.8の方がほんのちょっと大きいのと、重さがカタログスペック上、NFD24mF2.8が240グラム、smc PENTAX 24mmF2.8が194グラムだ。46グラムの差をどう考えるかであるが、ほぼ一緒と思って良い。絞り羽根も両者とも6枚だ。

但し、最短撮影距離が違う。NFD24mmF2.8は30センチのところsmc PENTAX24mmF2.8は25センチと5センチ短い。広角レンズでこの5センチの差はかなり大きい。たかが5センチ、されど5センチ、NFD24mmF2.8は被写体が一回りくらい小さく見えてしまうと言っても良い。

とは言え、そこはデジタルカメラなんだ。α6000は2400万画素もあるのでトリミングしてしまえば5センチの差は簡単に埋まる。勿論写る範囲は狭くなってしまうので、それをどう考えるかであるが、少なくともAPS-Cで使う分には最初からトリミングされていると考えるべきで大きな問題ではない。しかし将来的に135センサーのα7IIで使った時に正真正銘の24mmの画角ではこの5センチの差が表現の差になるのは確かだ。

またCanon FDレンズはPentaxとNikonのレンズと操作が全てが逆。Pentax、Nikonは絞りリングを右に回すとどんどん絞られ、ピントリングも右に回すと無限遠になる。Canonはその反対だ。FDレンズを使う時だけ思考を逆転させなくちゃならない。

これは結構辛い。Pentaxレンズ、もしくはNikonレンズと併用しているとNFD24mmF2.8を装着して数枚は必ず間違えるし、何度も確認しながらの撮影となる。

使い勝手と言えばマウントアダプターの仕様も面倒臭い。

今回も例によって業界最安値!?、K&F Conceptを選択した。このアダプター、マウントアダプターに絞り制御機構のような「LOCK-OPENリング」がある。これを動かすとアダプターの内部の金属の出っ張りがスライドするので当たり前だが何かに作用するもの。

LOCKとOPENだからレンズの脱着時に関係がある?。LOCKにセットすればレンズが外れず、OPENにすると外れる?。いや、関係ないんだ。どの位置でもレンズの脱着はレンズ側のボタンを押すだけで出来てしまう。もしかすると同じFDマウントでも旧FDのレンズ脱着用の銀リングとリンクしているのか?。

FDレンズの絞りリングには絞り以外に「A」がある。これはシャッター優先AE、プログラムAE時に「Aマーク」にセットするとカメラ側から絞りを制御するようになるのだが、かつて使っていたCanon NewF-1では確かモードラを使わない限り、Aマークは使わなかった筈で、恐らく過去、FDレンズをAマークで使った事はないと思う。

となるとこのAマークを使うか使わないかでLOCK-OPENリングの位置を変化させるのか?。いや、どうもこれも違うようで、色々とやっているとやはりレンズの脱着時に使うリングなのが判明。

このリングがどの位置にあろうがレンズ脱着は出来るのだが、リングをOPEN側に回してレンズを装着、その後、これをLOCK側に回して初めてレンズ側の絞りリングが使えるようになる。この儀式を怠るとレンズ側の絞りは開放しか使えない。

装着の儀式を正しく行っても、このLOCK-OPENリングはほんの少しの力で動いてしまい、それがまた困った事にレンズの絞り羽根を動かしてしまう。単に絞り制御の為だけのリングなら手持ちのSony E-Nikkorマウントアダプター、Sony E-Kマウントアダプターのように養生テープで固定するのだが、このアダプターに限ってはレンズの脱着時にも操作するリングなので固定出来ない。

しかも撮影中、今がLOCK位置なのかOPEN位置なのがぱっと見、判らないのも難点。アダプター装着時、真上にLOCKの文字があれば正常に絞りが動作するのだが、結局、「本当にこの位置でいいのか?」と疑心暗鬼になってしまい、結果、このリングを回して実際にレンズの絞りの動きを見ちゃう自分がいる。

そこで下の写真のようにアダプターに位置テープを貼った。左写真のようにテープがずれた状態でレンズの脱着(外す際はどの位置でも構わないのだが)、装着後は右写真のようにテープの位置を揃える。この位置がずれていたら正常に絞りが動作しないと瞬時で判るのこれでなんとか使いこなせている次第だ。

どこのメーカーのマウントアダプターでもFDレンズ用はこんな仕様なのだろうか?。


>2017-11-16-02 2017-11-16-03




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コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    僕もFD→NEXアダプターはK&Fなので他のメーカーがどうなのか分から
    ないんですが,カメラから外すと裏側のピンを押さないと絞り環が効
    かないFDレンズ特有の構造に関係あるんでしょうね.しかしOPEN位置
    でしか装着できないのはどうして?

    FDレンズは数本ありますがアダプターつけっぱなしなのでOPEN/CLOSE
    リングの位置はあまり気になりません(万一絞られなければすぐ分か
    る).

    不思議なのはFD 135mm F2.5 S.C.だけはOPENの位置でも絞られます.
    どうなっているんだろう?

  2. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    アダプター側から見て、アダプターの内部に針金みたいなのが、レンズの左側にある状態で装着しないとレンズが連動しないみたいですね。でもうちのアダプターはOPEN、LOCK位置関係無く、着脱出来ます。

    私の場合、絞りを決めてからEVFを覗くので、それが開放なのか絞ってあるのか判らない時多いです。ですから常にLock-Openリングをチェックしていますよ(笑)。

    旧FDはレンズをはめて、あとは根元の締め付けリングってんですか?、それを回すだけなのでNFDと微妙に機構が違うのでしょうね。

  3. ハッセルじいちゃん | URL | od2ryG16

    柱の跡が墓標に見えます。
    昨日 紅葉の寺へ行ったからかも・・・(笑;

  4. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    FDマウントレンズのバックキャップ外し難いです(笑)
    FD→NEXアダプターで使えるFLマウントのレンズが少ないのも問題ですね。
    まあ、これは構造上の問題のようですが。

  5. たぬP | URL | r.uCH3g2

    私もFDは新参者(そもそもはペンタ人です。)ですが最近少し分かってきました。
    PENTAXはレンズをボディーから外した時に絞り制御レバーが開放され絞られる(絞り環の設定位置まで)。

    FDはボディーから外された時絞りは開放される。ボディーに装着され制御レバーが押し込まれると絞られる。
    したがってOPENで装着し、LOOKに押し込むことにより絞り環の設定位置まで絞られる。

    ニコンは確かPENTAXと同じ制御だったと思います。
    なのでFDアダプターには絞りを閉じる儀式を行わないと絞りが効かないのです。
    しかもマウントにあるピンを押さないと制御レバーは動かせません。
    (ジャンク屋で絞りの確認が困難なのはこのせい)

    これはマイクロでもフルサイズでも一緒です。
    OPENでピンを取ってLOOKで撮影するという方法も出来るようですが、この操作を忘れてずっと「開放」に
    してた事が有ります。(確か135mmの撮影の時)

  6. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    確かに遠くから見ると墓っぽいですね。
    紅葉ですか。今年はなんだかんだと多忙でどこにも行けなさそうな気がしています。今日は暇だったんですが、天気が悪くて・・・。今年は紅葉だけじゃなく、とにかく土日の天気が悪いですよね。

  7. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    私は昔からFDレンズを使っていたのでキャップの着脱は気になりません。でもフィルム時代は気にならなかったのに、絞りとピントリングが他と逆なのがどうも慣れません(笑)。

    FLマウントを調べていたら、マウントアダプター側なのか、レンズによってなのか、確かにそのままだと装着出来ないのがあり、その場合は、マウントアダプターの内側の針金みたいに伸びているのを少し削るとか書かれていたサイトがありましたね。

  8. BigDaddy | URL | -

    > たぬP さん

    フィルム時代はMFレンズはCanon FD、ヤシコンContax、Pentaxを使っていましたが、これだとPentaxだけが逆なんですよ(笑)。でもデジタルになってPentaxに慣れちゃったのでFDに変えると「えぇっ?」と迷ってしまいます。また、おっさんになって体、脳味噌がこの手の変化に順応しづらくなった可能性も(笑)。

    フィルム時代、FDの場合、中古をお店で買う時はだいたい店に穴の開いているリアキャップが置いてあってそれで確認していました。今の時代、そんなリアキャップを置いてある店なんて数少ないでしょうし、ジャンクともなるとお店にそれを貸せと言うのもあれですよね(笑)。まぁマウントアダプターを持っていけば良いんでしょうけど。

    私も絞っているのに開放で撮っているって事が結構あります。だいたい2枚くらい写してシャッタースピードが妙に高い時はおおよそこのOPEN-LOCKリングがずれている時ですね(笑)。

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