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PentaxとNikon、どっちが良い?

2017年11月10日 00:00

紳士服ウチダと廃屋

紳士服ウチダと廃屋


Pentax K-5, smc PENTAX-DFA100mm F2.8 Macro


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Pentaxブランドのカメラを一掃した私が今更何を?、と思われるかもしれないが、少しでもPentaxに戻る可能性があるからこそ、苦言を述べたかったりする。

例によって悪口にも聞こえるが、あくまでも事実を元に語っているので現Pentaxユーザーは気を悪くされないように願いたい。

少し前の記事に、、、

「Pentax K-1にTmaron OEMのDFA15-30mmF2.8、DFA24-70mmF2.8とDFA70-200mmF2.8を買うくらいだったら発表されたばかりで高価だけどNikon D850にTamronブランドのSP15-30mmF2.8、SP24-70mmF2.8とSP70-200mmF2.8を買った方が遥かに安く付く」

そんな内容のブログを見つけてなるほどもっとも!、と思ってしまったと書いた。

10月中旬の段階で価格.comでの最安値で比較すると・・・。

Pentax K-1, ¥227,700-
DFA15-30mmF2.8, ¥177,998-
DFA24-70mmF2.8, ¥151,727-
DFA70-200mmF2.8, ¥189,800-
合計, ¥747,275-

Nikon D850, ¥359,640-
Tamron SP15-30mmF2.8, ¥88,999-
Tamron SP24-70mmF2.8, ¥114,480-
Tamron SP70-200mmF2.8, ¥122,880-
合計, ¥685,999-

わぉっ!、15-30mmの価格差が酷過ぎる!。Nikon D850+Tamron大三元セットの方が6万円も安くなった。使い勝手はともかくとしてNikon D850は7月に出たばかりのNikon渾身の最新モデルでスペック的にはほぼ全てでK-1を上回っている。そしてK-1セットはNikonにはないボディ内手振れ補正を備えている。

また、K-1セットはOEMであっても純正レンズ、Nikon D850+Tamron大三元セットはサードパーティーレンズとなるので、不具合があったら消費者として前者の方が楽。

加えて、D850+Tamron大三元セットは撮って出しJPGにて歪曲補正や色収差補正、周辺光量補正などの効果を使えないと言う大きな欠点を持つ。そうなるとJPG信者は純正レンズを使うしかないが、RAWから現像するカメラマンならこれは無視しても良い。

この違いをどう感じるかであるが・・・。

F2.8ズーム、いわゆる大三元レンズ主体でシステムを組むのだからほぼネイチャーフォト専用となる。単焦点レンズは中望遠のマクロレンズだけでも十分で、Nikonの105mmマクロやTamron 90mmマクロには手振れ補正が内蔵されており、そうなるとK-1のボディ内手振れ補正はほとんど意味がない。

ポートレートなら100mmや135mmが1/15~1/30秒で切れるのだからボディ内手振れ補正は非常に有効だが、単焦点レンズの豊富さは逆立ちしたってPentaxはNikonに適わない。何しろ基本中の基本であるDFA50mmF1.4すら未だ発売に漕ぎ着けられていないPentax、ポートレートで多用される28mmF2、85mmF1.4、135mmF2と言った大口径レンズが揃うのは一体いつになる事やら・・・。

そして、価格.comを見てびっくりしたのが口コミだ。DFA15-30mmF2.8は数ヶ月毎にちょこちょこと更新されているが(それでもこの手のレンズとしては非常に少ない)、DFA24-70mmとDFA70-200mmはほとんど更新されていない。10月中旬時点で、前者の最終書き込みはなんと1年も前、後者は直近のスレッド2つはK-3IIとセットだとどうだろうか?、そんな主旨のスレッドなので、そうなるとやはり1年前から一切更新が無い。

昨年の秋以降、K-1本体が売れていない、それを意味するのか?。発売して半年はペンタキシアンの135待望論者がこぞってそれを買い求めたものの、彼らに行き渡った瞬間に見向きもされないカメラと化したと推測出来る。Ricohのもくろみが大きく外れたんじゃないか?。Ricohはもっと売れる、継続的にさばけると踏んでいたに違いない。

しかもRicohのPentaxブランド大三元レンズはNikonやCanon純正の大三元レンズの価格だけを見て、それよりも少し低めに設定しているだけ。RicohがTamronにレンズ1本に付き幾ら払っているか知る術は無いが、このNikon、Canonだけを見た価格設定・・・、ボッタクリ、転売屋と言われても仕方が無い。

ボディに関してはD850のスペックは凄いとは思うが、「俺には必要ねぇな」、そんな感覚しかなく、デザインや使い勝手を含め、もし一眼レフ購入を相談されたら、断然K-1を勧めたいところ。しかしレンズ交換式カメラはレンズの選択肢が多くないと不利に働く。純正以外にTamron、Sigma、Tokinaなどのレンズも使えるのだから無難に「Nikonを買いましょう」、どうしてもそんな答えしか導き出せない。

但し、Tamronとの格安セットにするのなら先に述べた通り、AF関連などで不具合が出たらNikon、Tamronの両方に相談せねばならない、撮って出しJPGでは非常に不利でRAW前提で撮影をしないとならない、そう言った面倒があると相談者に伝える事になるだろう。

NikonカメラとTamronセットはこのように欠点もあるが、Pentaxは不安要素ばかりだ。レンズのロードマップに嘘とまでは行かないまでも、メーカーが「これは作らないと!」、そんな主要な単焦点レンズの予定を記載するべきだ。

それでもNikonやCanonには決して勝てない。だいぶ以前に書いたネタであるが、単焦点レンズは高価で画質が最高レベルのものの他に、ベーシックなレンズも必要だ。そうでないとシステムとして末端まで広がってくれない。

50mmF1.4、85mmF1.4、135mmF2、300mmF2.8の他に安価な50mmF1.8、85mmF1.8、135mmF2.8、300mmF4・・・、そんなレンズもラインナップする必要が出てくる。DFA50mmF1.4すら発売出来ていない(ようやく来春発売なる情報が来たのかな?)、そんな今のRicohに果たしてそこまで可能だろうか?。

事実、それを基にした推測を通り越して妄想となるが、レンズのロードマップを更新出来ないのはRicohが大きな岐路に立っているのではなかろうか?。

巷で騒がれているようなPentaxブランドを捨てる事はないと思う。しかし「今後、一眼レフ主体でカメラシステムを作り続けるか否か・・・」、この大きな問題に取り組んでいるんじゃなかろうか?。

Nikon D850やCanon EOS6DmarkIIは売れているようだが、時代は明らかにミラーレスに傾いている。Pentaxブランドが生き残る道は本格的なレンズ交換式ミラーレスカメラを造るしかないような気がする。それもNikonよりも早く!。

Pentax KPのスペックがそのままミラーレスになったら?。レンズに関しては純正でKマウントアダプターを用意するか、Sigmaのように従来マウントままにするかは何とも言えないものの、それをRicohブランドで出すべきだ、そう勝手に考える(Pentaxブランドは135センサーの一眼レフであるK-1だけが更新される)。

PentaxはK-01でレンズ交換式のミラーレスカメラを作った実績があるのだから、K-01にEVFを搭載し、外観と中身をKP風にするだけで良いのでしょう?。素人考えでしかないが、簡単そうに思えるんだけどな。

K-01はホントに残念なカメラだった。あれにEVFが搭載されていたら、今頃名機になっていたろうに・・・。あの時はHoyaが親会社だったから、その上層部がアホだったのか、旧Pentax陣が「いやいや、EVFなんて要らないよ」、とPentax Qと同様の思考しか持ち合わせていなかったのか?。

Pentaxの利点って何ですか?。1つは他社よりも安価でかつそこそこの機能を持っている、でもこれはK-1と大三元セットで崩れてしまった。そしてもう1つはボディ内手振れ補正を持っている事。つまりNikon、Canonが今後、ミラーレスを開発し、それにボディ内手振れ補正を搭載してきたらジ・エンド!。ホントに終焉を迎えちまう。


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コメント

  1. ハル | URL | -

    ホントPENTAXのよさってコスパが9割だと思うんですが、転売大三元はホントにやってくれやがりましたよね。
    まだ、自社開発であの値段なら許せる余地もあるのですが、、、

    こうなってくると、素直にSONYかフォーサーズ製に移っておくのが長期的には幸せになれる気が今のところしてしまいます。
    逆転の一手くるといいなぁ。。。てか来て!頼む!

  2. 臆崖道 | URL | -

    私は年末までにk-1の導入を予定しています。星景や低照度の環境下での野鳥撮影のために。
    DFA15-30は買わないでしょうね。samyangの14mmを持っていますから。魚眼の明るいのはsigmaの15mm対角線が安いですし。
    大三元(?)のうち、導入したいのはDFA★70-200ですね。
    まあいずれにせよ私は特異者(山岳風景と野鳥と星景しか撮らない)ですが、アストロトレーサーとリアルレゾリューションはしばしば使用しています。

  3. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    ricohブランドのミラーレス機ならGXR-IIで、Kマウントユニットを作ればpentaxのレンズが使えます。
    K-01はデザイン有りきのデジカメですからあんなもんですよ。まあ、pentaxがよくミラーレス機をあの時期に出したものです。
    K-1が売れないのは新しいレンズが無いの一言、sigmaやtamronにKマウント出してもらうのがいいのですが。。。。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハル さん

    Sigmaが小規模ながらちゃんと経営が成り立っている訳で、Ricohもやりようによってはしっかりとした物造りが可能だと思うのですが、レンズの自社開発が出来ない、これが一番のネックでしょうかね。そして本来OEMで他社の商品を使う場合、コストもそれなりじゃなくちゃならないのにあのお値段ですからね。

    Sony α7II、α6500なら今なら中古で11万ですから、ひとまずそれとアダプターを買って、Pentaxが真の復活を遂げるまで手持ちのレンズをSonyに付けて頑張る、これが最適かもしれませんよね。

  5. BigDaddy | URL | -

    > 臆崖道 さん

    あっ、そうですね、Pentaxのもう1つの利点、オンリーワンな面はアストロトレーサーですね。天体カメラマンはこれがあると便利ですし、これがあるからPentaxを使っている、そんなユーザーもいらっしゃるのでしょう。

    それでも天体に使えそうなDFA15-30mmはボッタクリ過ぎて、どうしてその辺のプライスを考慮しなかったのか、非常に不思議です。天体カメラマンならRAWで仕上げるのも不便と思わないでしょうから、他社のレンズに走りますよね。

    とにかくレンズの選択肢がないってのが一番のネックなのでしょう。

  6. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    まさにその通りで、Ricohはミラーレスの実績があるのですから生産ラインさえ確保すればすぐにミラーレスカメラを作れる筈なんですけどね。

    DFAレンズが今後、50mmを筆頭に85mmとか35mmとか出てきても、きっとその頃にはK-1も更新時期ですから、ユーザーはK-1markIIと新しいDFAレンズを待っている、そんな状況でしょうか。結果的に常にユーザーが待たされる、これが今も昔もPentaxの大きな欠陥とも言えますよ。

    Ricohの前社長が一眼レフに固執し過ぎたんでしょうかね。

  7. 6400k | URL | -

     各社の半期決算が出たので、イメージング部門の営業利益率(売上から経費を引いてどんだけ儲けが残るか)を見てみました。ざっとですが、
    キヤノン15%、フジ12%(チェキも健闘の様子)、ソニー11%、ニコン8%、オリ5%ってとこです。パナとリコーは、イメージング部門が会社全体の売上に占める割合が小さいため、数字が出ていませんでした。まあ、我々の肌感覚としては、パナとリコーはオリより利益率低いとみてよいでしょう。市場が飽和・縮小してますから、ビジネス的には、利益率が低いと撤退必至ですなぁ。

     リコーは本業のオフィス部門(コピー)がガタガタで必死に構造改革中ですから、カメラはさっさと撤退したいのでしょうが、買い手がつかないといったところじゃないでしょうか。

     売れる時に叩き売ったコニカミノルタ、買っちゃいけない時に買ったリコー、買ってなんとかしたソニー、会社も「人生いろいろ」ですね。

  8. BigDaddy | URL | -

    > 6400k さん

    1%でも利益が出ていれば商売として成立していますし、それが企業の一部門ならばちょっとの赤字くらいでぐらつかないとは思いますが、OlympusもPanasonicもどちらかと言うと右肩上がりのイメージがありますが、Ricohは・・・(笑)。

    本文にも他の方へのコメントにも書いていますが、とにかく一眼レフを造りながらレンズが出せないのですから、お話になりません。APS-Cは主要な焦点距離が揃っているとは言え、フィルム時代のままだったり、フィルム時代のをちょっといじっただけ、そんなレンズも多く、初期のDAスターレンズは全部TokinaのOEMですしね。

    レンズが作れないPentax陣営、Ricoh陣営もGRレンズと言う素晴らしい技術があるのにそれを一眼レフに活かせない、結果、双方のユーザーが離れてしまったんでしょうね。

    Sonyの11%ってもしα4桁系、α7系のデザインがもっとカッコ良かったら確実にFujifilmを抜いていると思いますよ(笑)。

  9. auf | URL | 3eyVfeeo

    もう純正レンズの御威光ってのもあまりないし,レンズはレンズ
    屋に任せてもいいんじゃないのって思うんですが.キヤノンだっ
    て最初の製品はニッコールレンズです.ボディでは利益が出ず
    レンズとアクセサリーで儲けるっていう体質のままでは無理で
    しょうけどね.

    カメラ本体とレンズって技術的には別物じゃないですか.さらに
    今のカメラは格好は昔のカメラに似てるけど実体は電気製品で,
    ミラーレスで電子シャッターになるとメカニカルな部分は電池室
    のフタだけですよ.電気屋と光学屋は別々にやれば・・・色々
    あってそうも行かない現状ですね.




  10. ナニペン | URL | -

    好みでしょ。

    誰が何を使ってようが気にならないが、それぞれの良さがあるんでしょ。
    サードパーティは売筋に寄ってくるハエみたいなもんだから当てにしないで先に自社で体制を整えて人気を出すのがスジだよね。うまい餌が無いからシグマもタムロンも寄ってこないのだよ。一緒にカメラ業界を活性化させようと言う企業なら人気が無い今こそPENTAXとかにレンズを出して頑張っている筈。それが後の絆にもなるしね。
    辛い時に手を差し伸べないのは金だけの関係だから仕方が無い。特にタムロンは今回PENTAXにOEMを提供したけど完全に足元を見た商売で、人気が出てハエが寄って来ても俺はもうタムロン製は買わないかな。
    レンズが無い&リコーへの応援で15-30は買ったけどな。

  11. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    各社がSonyのようにマウント情報を開示しちゃって、各社のレンズ部門がそれぞれ独立した会社になれば面白いかもしれませんね。CanonがNikonのレンズを作ったり、その反対も然り。

    また、将来、各社がミラーレスに力を入れ、ちゃんとした信頼出来る電子アダプターが出てくればそれこそボディはNikonで、レンズはCanonとか楽しめそうです。RicohはもしPentaxを吸収しなかったら独自でGRレンズを各社用に作ったかもしれませんしね。Sony Eマウントが真のユニバーサルマウントになるのか、その辺もどうなるかでしょうか。

    詳しくは知らないのですが、グローバルシャッターが完成すればローリング歪みがなくなるそうで、確かに仰る通り、メカ部分はほとんどなくなるのかもしれませんね。

    ただ、現状、メーカーが儲かる高級レンズって本当に売れているんですかね?。画素数戦争や等倍鑑賞の風潮でレンズの値段が高騰し、私なんてとてもじゃないけど50mmF1.4とかに10万円なんて出せませんもん。今の高級レンズの価格、性能に見合ったものでしょうが、高過ぎます。一般の人は見向きもしないでしょう。結果、レンズキットだけ買っておしまいって人も多いと思うんです。

    そうなるといずれ中国のレンズ屋が一世風靡するんじゃないかと。日本メーカーだけどカメラ本体は中国製ったりもする訳で、これ以上日本のレンズが買い辛くなったら中国のレンズもありかなぁと最近思っています。

  12. ハッセルじいちゃん | URL | od2ryG16

    県内最大の服屋。
    看板を設置させてもらった時は廃虚と化すことを想像できませんからね。
    手前の畑に何やら植わってますが家屋には人が住んでおられる???
    うーん。服屋の運命はいかに・・・(笑

  13. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    確かに畑は現役でしたが、家屋は素晴らしい程の廃屋でした。周辺には幾つか民家があったので、そのうちのどなたかが畑を使っているのでしょうね。

    紳士服・・・、こういうのを探偵気分になって勝手に調べるの大好きでして(笑)、今、県内最大かは定かではありませんが、その名前の紳士服店があり、またその電話番号のある住所も判り、ストリートビューで見る限り、使われていない、もしくは倉庫になっているビルで人の気配は無いですねぇ。しかしその住所で登録している事業主は紳士服ではありませんが、現役で商売をされています。

    先代から資産を受け継いだ兄弟、お兄ちゃんが紳士服をそのまま経営し、弟が新たに事業を始めている、もしくは本家が紳士服、分家が新たな事業、そのような形で「ウチダさん一家」は今も商売に励んでおられる、そんな妄想をしています(笑)。

    昭和風景や廃色を写すってこういう妄想が出来て楽しいですね。

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