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オールドレンズ三昧の日々

2017年11月02日 00:00

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Sony α6000, smc PENTAX 24mmF2.8


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10月3日の記事の通り、写真を趣味とする場合、カメラがなんでもしてくれちゃうと次第に飽きが来る。だからこそのオールドレンズ三昧・・・。

予定を目一杯詰め込んでしまう旅だと、スローフォトライフと表してチンタラした撮影なんぞしてられないし、余裕を持った旅でも初めて訪れる地ではなんだかんだと様々なハプニングが起きる。手振れ補正が強力なボディにAFなズームレンズで目に付いた風景を片っ端からパチパチするのが得策。

しかし己のテリトリーでのお散歩写真、好みの風景が多く良く訪れる場所だったりするとおおよそ被写体が決まっているのでゆっくりと撮影出来る。AFなズームレンズでも単焦点レンズの感覚で焦点距離に気を配ったりもする。

それでも毎度同じような場所を巡っているとすぐに飽きちゃい、「カフェインでも摂取するか!」とコーヒーショップに駆け込んでしまう。そして思う。「きっと半年くらい前にも同じカメラ、同じレンズ、同じ構図で写真を撮っているよねぇ」、と馬鹿馬鹿しくなる自分がいる。

いつも同じレンズばかりだと1年に数回赴くような場所だと同じ被写体を同じ位置から同じような雰囲気で・・・、違いは天気や太陽の位置くらいしか見出せない。

標準レンズと言われている画角が50mm前後のレンズ、良く「見たままの風景を切り取るのに向いているレンズなので反面写真がつまらなくなる、個性が出し辛く難しいレンズだ」なんて言われている。

ところがそんなものはどんなレンズでも言える。いつも28mmしか使わないカメラマンも結果的に自分の得意とする構図でしか撮らなくなるのだから個性は次第に薄れていく。望遠レンズで背景をボカすような写真でも好みの絞りってものが決まってくるので絞りさえ固定。

どんな焦点距離でも1本のレンズでどんな風景も切り取ってしまうのがカメラマンの理想ではあるが、感性が追い付かない。言い換えると好みを曲げられないでしょう?、だからいつも同じような構図、写真になる。

そしてそれはズームレンズでも同じ事。得意とする画角、即ち被写体とのワーキングディスタンスが決まっているから結果的に様々な焦点距離を使えても同じような写真ばかりが蓄積されていく。

でも複数のレンズを撮影に利用すれば、それが3本なら3パターンの写真を撮れる訳だ。この風景ならどのレンズがお似合いだろうか?、写真を撮る前にそんな思考が入る。フィルム時代がそうだった。何しろその頃はシャッターを切れば切るだけお金が掛かるのだから、そりゃぁ撮影前に吟味するさ。

3本を所持し、結果的に1本しか使わなかったとしても撮影前に「この被写体はどの焦点距離が最適だろうか?」、そんな思考が入る。それがフィルム時代。「あれこれ考える前のまずは撮っちまおうぜ!」、これがデジタルの現在。だからそれをフィルム時代に戻してやる。

また、マウントアダプターを利用して、手振れ補正のないSony α6000を使ってMFのオールドレンズを使いパチパチすれば1枚の写真をSDカードに記録させる為にカメラマンは普段の数倍の作業を強いられる。でもそこに面白さがある。それが冒頭でリンクした記事の主旨だ。

NikonのAi35mmF2とE75-150mmF3.5の2本を手に入れてからはSony α6000にsmc PENTAX 24mmF2.8、同55mmF1.8を加えた4本でお散歩写真をする事が増えた。

それぞれ135換算するとおおよそ36mm、52mm、82mm、112-225mm。広角側が若干物足りない気もするが、都内のお散歩写真なら36mmよりも広い画角のレンズは私に限ってはなくても平気。

50mmと55mmレンズの使い分け・・・。

ズームレンズを中心に撮影する場合は50mmを持ち出す。そして24mmを使うと決めた日は24mmを中心に撮影するようになるので、少しでも焦点距離に差のある55mmを持ち出す率が多い気がする。

今後はこれに35mmが加わり、35mm中心の撮影になるので、少しでも差のある55mmが具合が良いと考えている。よってα6000を持ち出す際は今後も50mmよりも55mmレンズで出掛ける回数が増えると思う。
しかもどれも40年くらい前のレンズだから経年劣化も含め一癖、二癖もある。24mmF2.8とE75-150mmF3.5は順光以外では大きくコントラストが低下するくらいカビに侵食されており常に太陽との戦い。35mmF2は周辺部までカリッとさせるにはF8まで絞らないとならない駄レンズ。55mmF1.8だけはまともと言えばまともであるが、絞り羽根が6枚なので点光源ボケが煩くなる時があり、気にならない背景が選ぶのはカメラマンの仕事。

わざと評判の悪い、ゲテモノレンズを手に入れ、あえて苦行に挑むレンズマニアもいると言う。糞描写のレンズでも己の経験と感性によって駄作にしかならないような写真を及第以上に引き上げる事に熱心な人々。

マニア、おたくと言う種族はその手の気質を多分に持っている。「こんなものに2時間も費やしてしまって嗚呼、勿体無い!」、凡人の我々がそう叫ぶようなB級映画ばかりを発掘して楽しんでいる映画マニアだっている。

フィルム時代の知り合い、彼は幾つかの高級なNikonカメラを持っていたが、普段のお散歩写真には普及タイプのNikomat(ニコマート)を使っていた変わり者だ。それに装着していたレンズ、当時はどんな系統か知らなかったが、最近色々とNikkorレンズを調べていて、ごつごつしたピントリング、そんな記憶があり、初期の非Aiタイプだったのだろうと推測出来る。

うちにあるカビカビでズーム兼ピントリングがスッカスカの超ジャンクE75-150mmF3.5、常用するにはかなりの勇気を必要とするが、使える場面ではしっかりと使いたい、私も彼らのような気質を備えている。車とカメラによるエンスー状況に通じるものがある。出来の悪い子程可愛い?、そんな心境である。

都内でのお散歩写真はLumixのGX7と決めていたが、ちょいと心境の変化。都内のお散歩写真ではオールドレンズ三昧の日々を送る、当分はα6000に今回紹介した24mm、35mm、55mm、そして75-150mm、この4本体制で楽しもうと思う。

※エンスーな人々は自分でレストアしたりするのでE75-150mmF3.5も分解清掃して初めてエンスーと呼ばれるのであろうが、私にはそんな技術、てんでない!


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コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    Nokon FやF2持っていても実際使うのはほとんどニコマートって人は多かっ
    たですよ.僕もCONTAX RTS2持っていた頃は使うのは159ばっかしでした.
    なんつうか,ポルシェ持っていても乗るのは月一度,普段はゴルフに乗っ
    ているみたいな感じなんですかね.

  2. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    その人はF3~F5、それとFM2とFE2かFA、つまり主要なNikonカメラを持っているのにNikomatですから、変人か最初に買ったカメラとかで思い入れがあるかのどちらかでしかないかと思うんですよねぇ。車にたとえるとポルシェにゴルフも持っているけど普段は軽に乗っているって感じですよ(笑)。

  3. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    fujiのXF27mm(135換算40.5mm)の画角が好きでよく使います。
    ちょっと画角の広い標準レンズで、フイルムカメラ時代の45mmと同様の使い勝手で街歩きに最適です。
    α6000なら28mm(135換算42.5mm)になる、しかし、28mm(135換算42.5mm)だとパンケーキレンズがないんだよね。まあ、28mmだと玉も多いから選び放題ですけど。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    FujifilmはAPS-Cで行くと決めているので14mmから27mmまで広角~準標準が装備されていて羨ましいです。

    下町散策だと35mmで換算52mmよりもほんのちょっと広くなる28mmが良い時が多く、K-5の時はFA35mmを売却してからはズームレンズだけじゃなくFA28mmF2.8を良く使っていました。単に町を広く撮りたければ換算36mmの24mmでいいんですが、曇天時、路地の風景を広く写したいけど白く飛ぶ空は入り込んで欲しくない、そんな時28mmは抜群ですねぇ。

    APS-Cで使うのならSigmaの30mmでもいんですよね。F1.4モデルもありますし。α6500とSigma 30mmF1.4なんてパンケーキからは程遠いですが最強かもしれません。

  5. たぬP | URL | r.uCH3g2

    ここのところα7Ⅱのお陰で、下手糞だけど自分でやることの楽しさを再認識しております。
    さらにカメラが色々やってくれることの有難さも再認識しました。

    自分のニーズで使い分ける様にすれば楽しい趣味の写真が出来るのではないでしょうか?
    たとえて言えばホテルに泊まるのか、キャンプするのか?
    時には趣向を変えて、ひなびた温泉旅館なんて・・・

    そういえば最近温泉に浸かってないな。

  6. BigDaddy | URL | -

    > たぬP さん

    今日もα6000とオールドレンズで写真を撮っていたのですが、夕方、135換算75mmの50mmレンズで1/60sec、これですでにブレとの戦いですから、α7IIとα6500は手振れ補正が内蔵されているから良いですよねぇ。GX7のしょぼい手振れ補正でも換算100mmで1/30は切れますから。不便と言う楽しさを味わいたいと思いつつ、ぶれとの戦いは嫌じゃ!、わがままな私です(笑)。

    お散歩写真ではAF、MFはほとんど関係ないと思っていますが、ボディを何にするせよ、単焦点かズームレンズか、それだけで撮影スタイルは変わりますよね。私はフィルム時代、すでにズーム全盛期でしたが、ほとんど単焦点を使っていたので今も単焦点&MFは大きな不便さはなく、やっぱり「プチ面倒」が丁度良いって感じです。

    となると今は「常にひなびた温泉旅館」って事になるのでしょうか。でも普及タイプの安物ズームってのも便利で、実際の旅でもほんとにこの値段でいいの?、お化け出るんじゃないの?、そんな笑っちゃうくらい安い駅前ビジネス系ホテルとかに泊まる時もあります(笑)。

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