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写真と片岡義男とカワサキと三好礼子と・・・

2017年08月30日 00:00

Kawasaki W650

Kawasaki W650


Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



皆さんが、写真、カメラにハマった理由って何だろう?。ちょっと、いや、かなり知りたい。

私は「片岡義男」なんだ。片岡義男?、小説家でしょう?。まぁそうなんだが・・・。

片岡義男、ご存じない方にどう説明するべきか迷う。作品の大半は青春、お洒落小説。とにかくこれでもかってくらいに甘酸っぱくてお洒落。

今、wikipediaを参照しているが、1987年刊行の「嘘はほんのり赤い」のタイトルは覚えていて(それ以降は全くと言って記憶にない)、数えると50冊くらいか?、この小説までは恐らく全て読破していると思う。

例えば、子供から青春時代、商業車ってあるでしょう?。後ろに荷物を詰めるタイプの車。これをみんなライトバンとかワゴン車と呼んでいた。それが片岡義男になると「ステーションワゴン」なんて表現になっちゃう。それだけで商業車がお洒落な車に変身しちゃう。

当時のサーファー、見た目はライトバンなんだけど気分はステーションワゴンに乗っている人、大勢いたと思う。大きな荷物を積むのに便利なのと、ステーションワゴンがお洒落な時代だった。これは片岡義男が流行らせたと言っても良いだろう。

最近で言えばSUVみたいなものかな。SUV程に猫も杓子も乗る車ではなかったが、ヒッピー文化も手伝っていたんだと思う。勝手気ままな旅をするにはフォルクスワーゲンのボロいバンやアメ車のバカでかいステーションワゴンがお似合いだった。

片岡義男を読み始めた頃はまだ中学生だったから車の免許はおろか、単車の免許すら取れなかった。だから車、単車と言った大人のアイテムへの憧れは半端じゃなかい。

なんと彼の作品の一部が青空文庫で無料で読める。

えあ草紙・青空図書館 - 作品一覧(片岡 義男)

「彼のオートバイ、彼女の島」、はぁ、カワサキのW3にギブソンのハミングバード、なんじゃいな、この組み合わせは!。渋過ぎる!。オジサンになった今、読み返してみると、かなり恥ずかしい。やはり思春期に読んでこそ楽しめる文章とでも言おうか?。でも当時はこれがお洒落だった。こういう生活をしてみたいと心底思っていたものだ。

そして思春期時代に読んでいた小説だからして、ライフスタイルとでも言おうか、彼の影響を多大に受けていた。例えばTシャツ。当時は白のヘインズが流行っていたが、片岡義男一派はフルーツ・オブ・ザ・ルームの白Tシャツなんだ。ジーンズは勿論リーバイス501。

これにカワサキの単車に乗る訳だ。手に入れたのはW3に比較的近いモデル、Z400GPだった。間違って貰っちゃ困るよ、GPZ400ではなくZ400GPだ。当時すでにレーサーレプリカ等のカウル付き単車が流行っていたが、断固!、片岡義男派はヨーロピアンクラシックとでも言うのかな?、それじゃないと駄目だった。

この頃、すでにレーサーレプリカ、ホンダならCBR400RやヤマハFZR400辺りが流行っていたのを敢えて、ヨーロピアンクラシックのZ400GP!。はぁ、30になる少し前に売却しちゃったのだが、今も尚後悔している。

Z400GPの前のモデルにZ400FXがある。

こちらの方がより「らしい」のだが、こいつは暴走族御用達単車で、当時はノーマルの状態で乗っていても暴走族に見えてしまう・・・、市場でもかなり不人気だったと記憶している。ちょっと可哀想な単車だった。
ここで過去の片岡義男の小説にハマった人は疑問に思う筈。彼の小説でカメラマンが主人公のものってあったろうか?。うーん、覚えていない。小説の主人公に惹かれて写真を撮り出したんじゃなく、文庫本の表紙や挿絵ならぬ挿写真とでも言うのか?、これがまたモダンでお洒落だった。

「ああ、こういうお洒落でカッチョイイ写真を撮ってみたい!」

私の写真の原点はこれだったんだ。

調べてみると佐藤秀明、大谷勲と言うカメラマンが出てきた。彼らの撮る写真がカッコイイ!。その後、片岡義男とは関係ないものの、南国、海と空!、そんな写真を撮っている三好和義を知った。関東にいながらこういう写真を撮りたくてわざわざ厨子マリーナまで何度も通ったのを思い出す。

しかし南国の青い空、白い雲、カッチョイイやしの木や桟橋・・・、そんなものを近場で探すなんぞ無理。結果、なんだかんだと写真上達には「地元の利」が一番と感じ、また子供の頃から古い物が好きだった事もあり、下町散策をするようになったのだった。

さて、片岡義男の挿写真と言えば三好礼子。恐らく挿写真の女性ポートレート(バイクに跨る女性)は全てこの人。ところが未だに彼女が何を生業として生きているのか良く判らない。wikipediaを見ると『自然回帰型生活びと・エッセイスト・農民・元国際ラリースト・「ペレファ農場」代表』とある。なんじゃいな?。謎の人だ・・・。




Tシャツはやっぱりフルーツ・オブ・ザ・ルームだろうね。そんな彼女が跨るのはカワサキのW3・・・、うん?、Hondaに乗っているか?、CB450じゃねぇか!。「幸せは白いTシャツ」と言う小説で主人公が乗っていたのがCB450だったようなので、この動画はその小説関連の写真か?。

まっ、いっか、ここはW3と言う事で話を進めたい(そうしないと今日の写真が成立しないのだ)。さすがに今、この単車を街で見かけるのは至難の業。

しかし、その後継とでも言おうか?。先日、W650を見た(W650も20年くらい前の単車なので今では珍しいが)。それがトップ写真。しかも持ち主は女性!。宿泊した宿の女将の単車なのだった!。旦那さんとも会話したが、やはりキーワードは「三好礼子」だった。


2017-08-28-02



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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    読んだ片岡義男の本は30冊は下らない。
    しかし、どれとどれを読んだか30年前のことはもう覚えてはいない。
    でも、代表作はほとんど読んでいると思う。
    片岡義男の文庫本のカバー写真、オートバイやサーフィンなど洒落ていましたね。
    あまり知られていないけど片岡義男さん作家と同時に写真家で、写真集も何冊か出している。
    そして何を撮っているかというと東京の下町だったりして、小説のイメージとはちょっと違う。
    また、田中長徳に騙されてライカを購入して偽ライカ同盟に入会させられている(笑)

  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    内容はどれも全く覚えていませんが、タイトルはほとんど覚えていましたね。
    オートバイやサーフィンと言った70年代、80年代の若者が羨むツールが色々と登場していましたから結構のめりこんでいましたよ(笑)。

    片岡義男が写真好きなのは知っていましたが、写真集も出していたんですか!。片岡義男とLeica、完璧にマッチしますね。ただ偽ライカ同盟にまで入会しちゃったとは・・・、ちょっと品位が・・・(笑)。

  3. auf | URL | 3eyVfeeo

    三好礼子,いましたねぇ.雑誌の記事で見るだけでしたが今は農
    業やってるんですかね.

    当事は・・・(って今でもか)バイクに乗る女性あんまりいなか
    ったから重宝されてたんでしょうね.僕の知ってる女性でKatana
    乗ってる人いましたけどもう高齢で多分もう乗ってないと思う.

    日本の小説は読まなくて片岡義男も読んだ事はありません.でも
    想像はつきます.(笑) ロンサム・カーボーイってこの人のコ
    ピーじゃなかったかな?(違うかも)



  4. サンデーハイカー | URL | SisRr4Ds

    こんにちは。懐かしい名称が続々と(笑)。
    初めて乗った単車は例によってスーパーカブ(笑)、初めて手にした自分の単車は中古のGT380でした。初めて買った唯一の新車がRZ250、その後林道ツーリングにのめり込み、大型連休の度にXLRを駆って中四国九州の山々へ野宿ツーリング…本格的に写真をやり始めたのがその頃で、とっておきのフィルムはコダクロームでした。

    鮮明な記憶だと「つい先日」ぐらいの感覚で色もしっかり付いているんですが、もう30年以上経ったのか…と思った途端、だんだん白黒になってきました(笑)。

  5. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    ナチュラリストってなんか胡散臭いんですけどね(笑)。

    なるほど、確かに1978年くらいって女性ライダーは少なかったでしょうね。私が単車の免許を取ったのは80年代に入っていましたが、周囲に女性ライダーなんていませんでしたもん。

    ロンサム・カウボーイ、そういうタイトルの小説ありますね。またパイオニアかな?、それをキャッチコピーとしたステレオコンポのCFがありました。語りは勿論片岡義男(笑)。

  6. BigDaddy | URL | -

    > サンデーハイカー さん

    GT380、名前だけは知っています。wikiを見ると3気筒エンジンなんですね。あっこれもヤンキーな人に人気があるみたいですね(笑)。カワサキのFX400と同じ運命か・・・。RZ250、RZ350は当時周囲でかなり人気がありましたね。一番はやっぱりCB(ホーク)、CBRでしたか、それが当たり前になり過ぎて違いの判る男?、RZな人が多かったです。

    オフロードはずっと欲しいなぁと思っていたんですよ。ワインディングロードをハングオンしながらかっ飛ばす根性などなく、林道を景色を眺めながらゆっくりと走る、これに憧れていました。もし今買うのならオフロードですね。今、コダクロームがあれば・・・。

  7. こんのすけ | URL | cElVEcro

    お題に釣られて、お邪魔します。

    中学の頃に古本屋で集めた赤い背表紙の角川文庫本・・・
    擦れても褪せても度重なる断捨離でも捨てられず未だ
    手許にあります。原点のひとつなんですよ、自分の。

    あれから30年以上経っても価値観の根が変わらないのか、
    今まで乗って来たバイクのほとんどが空冷。
    いつもどこかが片岡世界っぽい単車ばかり(笑)。
    二輪を軸にお付き合いさせて頂いている先輩たちも
    大抵「読んだねぇ、片岡義男」と遠い目をして笑います
    (後のわたせせいぞうはモロに片岡漫画だったっけ)。

    リスクと損得勘定が全て的な今の世情に合わず、青臭い。
    でも、だから、バイクって面白いんだと思っています。

  8. BigDaddy | URL | -

    > こんのすけ さん

    コメントありがとうございます。

    ああ!、確かに背表紙、赤でしたね。実は覚えていないので「角川 片岡義男」で画像検索したんですよ。うん、真っ赤ですね(笑)。

    60s、70s生まれの世代は多くは片岡義男が原点だったのかもしれませんね。本文の通り、ホント、思春期時代にのめり込んだので今も尚、片岡義男の小説主人公スタイルに憧れていたりします。

    わたせせいぞう、ハートカクテルですね。あれはCDも良かったですよね。私は三枝成章のCDが好きでした。うーん、懐かしいですねぇ。わたせせいぞう、すっかり頭から抜けていました。

    私はすでにバイクには原付にすら乗っていませんが、今乗るんだったらホンダの単気筒、クラブマン名称のGB250がいいなぁと思っております。

    今後とも宜しくお願い致します。

  9. RigelNightBug | URL | GzSZFFvQ

    通ってたバイク屋が少々異常で、W1、W2、W3、ベベル650に800、周りに結構在りました(w。
    他にもKHやマッハ、K0に、Z-1300とか、NR750とか、ビモータとか…。

    自分は仕事の都合上、250㏄以下が絶対条件だったので、GPZ250、GPZ250R×2、ZXR250('90)と乗り継いでいました。

  10. BigDaddy | URL | -

    > RigelNightBug さん

    250ccでも全部カワサキ、カワサキファンですね!。

    昔、8耐なんかに出ていた、関係していたバイク屋なんてカワサキメインってお店も多かったみたいです。ベベルってなんじゃ?、と思ったらドゥカティなんですね。最近のMotoGPクラスは結構ドゥカティ頑張っていますよね。最高速はドゥカティが一番みたいです。昨日テレビで見たGPも雨天で最高速関係ないでしょうが確か2位か3位にドゥカティが入っていたかと思います。

  11. RigelNightBug | URL | GzSZFFvQ

    > BigDaddy様

    そうですね、何や寡やで、カワサキが結構好きです。
    当時、スタジオとラボと事務所とクライアントの間の伝書鳩の為、深夜1100時以降も山の手通りの内側を走れるのが必須条件でした。
    そうなると、首都高の使用も含めて、250㏄が絶対条件になってしまった訳です。

    因みに、GPz250は、スケバン刑事で斉藤由貴が乗っていたのと同じモデルだった為、某撮影所近辺で勘違いされたり…(w。

    ベベル、昔のドゥカも使っていますが、新たに作り直された、カワサキのWの事です。
    旧WがOHVだったのに対し、OHCヘッドを与えられましたが、その時に、敢えて高コストのベベルギヤ駆動にされました。
    排気量と組み合わせて、ベベル650、ベベル800と言ったりします。

    かなり大雑把な説明になりますが、雨などの低ミュー時は、不定間隔爆発のV型2気筒エンジンは、同じタイヤを使っても、トルクの伝達とグリップのコントロールで、数段有利になります。
    また、シリンダー数が少ない程、同じ傾向になります。
    直4よりV4、V4よりV2と言った感じですね。
    其処へ持って来て、高出力化し難い(事になっている)2気筒は、レギュレーションで、4気筒や5気筒に対して重量的アドバンテージが有るので、国産車にとっては、最近流行りのテクニカルコースでは、非常に強力な敵となります。

  12. BigDaddy | URL | -

    > RigelNightBug さん

    おっと失礼しました。ベベルって傘状の歯車、部品のお話だったんですね。カスタムショップか何かだと思っていましたよ(笑)。ネットでチャチャッと確認したのが間違いでした。また、GPZ250、なるほど今話題の斉藤由貴の愛車だったんですね。

    ドゥカティなどの外国バイクがGPで活躍するのは良い事だと思っています。Honda、Yamahaだけだとつまらんですからね。Suzukiにはもうちょっと頑張って貰いたいところですが(笑)。

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