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アスペクト比

2017年08月24日 00:00

ひしゃげ過ぎだろ!

>ひしゃげ過ぎだろ!


Sony α6000, EPZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



「フィルム時代から3:2に慣れているからコンデジの4:3が気持ち悪い」、そんな主旨のネタを遥か以前に書いたと思う。その後、アスペクト比に関しては何度か書いているが、すでに内容は覚えていない。覚えていないから書くしかない!。

フィルム時代、実はネガからのサービスプリントは3:2ではなく長辺がかなり削られてしまう4:3に近かった。ところがポジフィルムを使うようになり、ダイレクトプリントを含め、おおよそ3:2と言うフォーマットが普通になった。 しかし縦位置では人物、ポートレートを除けばちょっと間延びした感覚はあったのは確か。直線で構成されている都市風景ならばそんな間延びも特に気にならないが、ネイチャーフォトとなると3:2の縦位置が気持ち悪い。

数年前、カメラマンの名は失念・・・、とあるネイチャーフォトを中心に撮影されているプロカメラマンの写真展に出向いた際、展示されているほとんどの写真が横位置だったので、本人に「縦位置では撮らないのか?」と尋ねたところ、「最近、特にネイチャーフォトでは縦位置は流行らない」と回答を頂いた。

そこらのアマチュアカメラマンの発言でなく、プロカメラマンの発言だからそれが結構脳裏に残っていて、それまでネイチャーフォトでも縦位置写真を多く撮っていたのが横位置中心の構図ばかりを考えるようになった。

流行に左右される程、若くは無いものの、その時、まだ3:2のアスペクト比のPentax K-5をメインカメラとして使っていたのでなんだかんだと間延びした縦位置写真に疑問を持っていたので、それを境に横位置中心の撮影をするようになったと言えば良いだろうか?。

ずっと昔、フィルム時代、こちらもカメラマンの名は記憶に無いのだが、、、

「雑誌に掲載する時に縦位置じゃないと駄目な場合も多く、それを想定して狙いが横位置でも縦構図も撮る」

なんて話も耳にしている。写真雑誌では縦位置を採用した方が与えられた限られたページ数に多くの写真を掲載出来るだろうし、情報雑誌などでは記事(文章)の構成によって縦位置でないと採用されない場合もあるのだろう。
年度別の縦横比を見たい。ネイチャーフォトが多くなる旅先での写真に言及すると面白い結果になった。

  横位置 縦位置
~2013年 58% 42%
2014年 65% 35%
2015年 63% 37%
2016年 73% 27%
2017年 79% 21%


※この手の数値はLightroomのフィルタリングによって簡単に算出出来る

勿論、旅行先によってはネイチャーよりも町並みが多いシチュエーションもあろうが、2013年までは2枚に1枚は縦位置で撮っていると言っても良いくらいだったのが、昨年から一気に横位置の比率が増え、今年に至っては10枚中8枚は横位置だ。

そのカメラマンの発言を受けての結果、明らかだろう。その割には名前を忘れてしまっていると言うなんともアホなワタクシである・・・。

昨年から4:3のアスペクト比のカメラを中心に使っているのも理由の1つ。3:2の場合、流行り云々で無く、ネイチャーフォトでも明らかに横位置ではおかしい風景が出てくるが、4:3の場合、常に横位置でも安定した構図が取れる。よって縦位置にせざるを得ない風景、身近に背の高い木があり、それを全て構図したい場合くらいしか積極的に利用しなかったりする。

これは街中でも同じで、例えば狭い路地を撮る場合、3:2写真だと左右に無駄な壁ばかりが写ってしまい、縦位置で撮る方が良かったりするが、4:3ならばさほど左右の壁は気にならなかったりする。

勿論、路地の先にランドマークになるような背の高い被写体があれば誰が何と言おうが縦位置に固執するし、山里の古い神社の階段を写すなんて際にも今でもほぼ縦位置だ。

とは言え、ネイチャーフォト以外、町並みの風景でも最近は意識して横位置で写すようになっている自分がいる。縦に構えても、おっとっと、横位置だろっ!、と構え直したりもするんだ。

次の写真、この時の心境は良く覚えている。最初に縦位置で構え、いや、横だなと構え直しての撮影。そして「やっぱり、縦も撮っておくかな」、と初めに意図した縦位置も次のコマで抑えている。


2017-08-22-02

Sony α6000, EPZ 16-50mm F3.5-5.6OSS



>2017-08-22-03


だったら最初に意図した縦で撮り、保険で横を撮れば良い。だって上の2枚、しっかりとご覧頂きたい。横位置でこの構図で撮るには縦位置で撮影する場所よりも下がらなくちゃならないでしょう?。被写体に近寄ったのに横位置で撮る為に後ずさりし、次のコマでもう一度近寄っている、馬鹿丸出し、無駄な動きをしているんだ。

EXIFデータを見ると横位置が41mm、次の縦位置は44mmで撮影しているから、恐らく縦位置撮影時、寄りが足りず、面倒臭いからほんのちょっと望遠側にズームしたのだろう。

順番としては明らかに逆でしょう。離れたところから横位置で撮り、近寄って縦位置で本当に欲しい部分だけを切り取る。でも脳が「横位置の方が流行り・・・」で凝り固まっちまっているから縦に構えても最初は横だろっ!、そんな妙な思考になってしまっている。

この場合、廃屋をターゲットとするか、自転車に主題を置くかで縦横が決まってくると思う。この時の私は自転車に主題を置いていたのを、敢えて引く事で建物の方を選んだ訳だ。でもなんだかんだと自転車中心にも撮りたくなってしまった。それでも2階部分を構図した事で建物のボロさ加減も加えたい、そんな意図が働いていたと思う。

ここで思う!。

アスペクト比が1:1のスクエアだったら!。トリミングしてみた。


2017-08-22-04


ほれっ!、これで「ボロ屋の風景」から「自転車のある風景」と主題が変化した。そうなんだ、何故デジタルカメラにはスクエアのセンサーが存在しないのか!(Hasselbladにはあるのかな?)。

次に買うかもしれないカメラはSonyのα7II。でも本当はα7RIIが欲しい。と言うのも2400万画素センサーをスクエアで使うと1600万画素にしかならない。でもα7RIIならスクエアで使っても2800万画素もある。トリミング自在でしょう?。望遠レンズがなくても何とかなっちゃう。

勿論、1600万画素もありゃ十分で(240dpiで40x40cm、200dpiで50x50cmのプリントが可能)、実はm4/3をメインシステムにしてから、Sony α6000ではスクエアフォーマット前提で写真を撮っている方が多かったりする。

残念ながらSonyのカメラはアスペクト比で1:1のスクエアは選べないのだが(α7系は出来るんだっけか?)、ファインダー表示スタイルを方眼にすると6x4のマス目が表示されるので、それで中心の4x4で写真を撮っていればスクエア思考で撮影出来るのだった。

これの利点はEPZ16-50mmF3.5-5.6と言う周辺部がちっとばかし褒められないレンズでもその部分を切れるのと、常に横位置の構えの日の丸構図でおおよそどうにでもなるので楽チンだって事。コンデジ感覚でバシャバシャと写真を撮れる。

スクエアを考慮して撮影した写真が下だ。


>2017-08-22-05

Sony α6000, EPZ 16-50mm F3.5-5.6OSS


そしてトップ写真も同じようにスクエアを意識して撮りたい部分を真ん中に置いて撮ったカット。これなんて後ろに引けずに周辺描写が劣悪の16mmで撮影しているが、左右をカットしているから四隅を含め抜群な解像感だったりする。

将来、Sonyは本物の中判センサーを作るだろう。そしてそれを自社機に搭載する筈。ならば645(4:3)でなく堂々と6x6のスクエアフォーマットのカメラを作って欲しい。どうせレンズは新設計のなるのだからやって欲しいねぇ。

デジタルの場合、そこまで大きくなくても良いだろうから現在の44x33mmの縦を1センチ伸ばして、一桁は端折って40x40mmのスクエアセンサーでも良いかな。まぁどちらにせよ私が買えるようなプライスではないだろうけど・・・。

そんな時には型落ちとなり、中古で安価で手に入るであろう7RIIを買えば良いだけさ!。

ふと思う。Olymsusカメラ、Lumixカメラでは4:3、Sony α6000では1:1のスクエアを意識して写真を撮っているから、このところ3:2のフォーマットで写真を撮る事がめっきり減った。うーん、Pentaxの頑張りによってはもう一度Pentaxに戻っても良いと思っているが、果たして3:2フォーマットに楽しみを見出せるかどうか。今の私は4:3と1:1が最高だと思っている訳で・・・。


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コメント

  1. サンデーハイカー | URL | SisRr4Ds

    4:3比率、結構好きです。私の場合ですが、3:2だと「横で間延び」・「縦で窮屈」なカットを乱発してしまい、メモ撮り用に用意した古いコンデジの方が素直に撮れていたりします(笑)。正方形の潔さもまたいいですね。タテヨコを頭で切り替えなくて済むだけで撮影リズムがとても軽快になり、だからハッセルもローライもあれだけ愛好者が多いんだと思います。

    それとは別に、ファインダーを覗いた時点で「なんだこりゃ?」となるのが悪魔の6x7です(笑)。最初はもうどうしていいのか分からなくて、バケペンを額に押し当ててグリグリ回してばかりでシャッターが切れませんでした(笑)。しばらく付き合って「これは縦でも抜群の安定感が得られる」と感じたので、フィルム1本10コマ全て縦で撮ってみて、それから6x7にハマりました。

  2. auf | URL | 3eyVfeeo

    ライカ判は横位置はいいとしても縦位置だと明らかに細長すぎる,
    そもそも印画紙や印刷用紙の比率と違うのは不便・・・とずっと
    思ってきましたので,マイクロフォーサーズの4:3はいいと思
    いました.ただもう少し横長でもいいかと思うときもありました
    けど.

  3. tsunomagari | URL | -

    横は3:2、縦は4:3が好みです。
    1:1も良いですよね。
    1:1は古いマミヤの二眼レフしか持ってませんが、デジタルカメラで撮った写真を1:1にトリミングすることは、よくやります。
    Dfはフォーマットの切り替えは出来ないのですが、補助フレーム線が1:1で出るらしいんですよね。全く使いませんが(笑)
    ハッセルはデジタルパックを使えば1:1フォーマットなんじゃないでしょうか。
    ハッセルでデジタルカメラとして出ている機種は1:1じゃなかったと思います。
    石川竜一氏のokinawa portraits の第2弾が1:1フォーマットじゃなかったので、何で1:1じゃないのですか?ってご本人に聞いたら新しいハッセルのカメラが1:1じゃないからって言ってましたね。
    正直、1:1のデジタル欲しいけど、フィルムのハッセル、デジタルパックなんて、とてもとても手が出ません。


  4. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    1:1の正方形フォーマットは結構支持されてますね。
    確かに縦横なしは二眼レフを使った時経験していますが、構図とか楽なんですよ。
    でも、プリントは正方形じゃなかったな。
    デジカメじゃGXRで時々1:1を遊んでます。
    でも、普段は3:2がデフォルトになっています。

  5. BigDaddy | URL | -

    > サンデーハイカー さん

    私は写真を趣味にしてすぐにリバーサルフィルムを使い始め、ノートリミングプリントが当たり前であったので、そこまで違和感はなかったのですが、4:3に慣れてからは違和感バリバリですねぇ(笑)。

    6x6は昔は広告屋さんが誌面に掲載する際に自由にトリミング出来るから勝手が良く、広めに構図を取るなんて言われてもいたようでうが、私自身は目の前の風景をしっかりと切り取る、それが出来るフォーマットだと思っています。

    6x7はどうなんですかねぇ。しかも縦位置ともなると・・・。人間の順応性って大したもので、今、4:3が普通になっているので、もし6x7のセンサーが出てきたら、それも普通に感じる時代が来るのかもしれませんね。

  6. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    昔はL版や2Lプリントは左右が切られるのでカメラの視野率は95%くらいがちょうど良いなんて言われていましたよね。昔は3:2フォーマットのフィルムでも4:3くらいの写真が当たり前だったんですよね。またテレビも昔は4:3ですし。それもあるので特に縦位置だと細長過ぎる感覚になるんでしょうね。

    反対にポートレート主体の人は4:3だと左右に余白が出来過ぎて嫌う傾向があるみたいですね。4:3はm4/3もそうですし、Pentax 645でも撮っているので完全に慣れちゃいました(笑)。

  7. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    皆さん、やはり135フォーマットは縦位置だと長過ぎるイメージがあるようですね。

    デジタルカメラ、ここまで高画素化していますし、トリミングがNG、そんな時代はとっくに昔に終わっているのですから、トリミング自在の1:1にして欲しいと切に願います。

    DfとかPentaxのKP、はたまたFujifilmのカメラと言ったオールドスタイル風のデザインのカメラなら1:1のスクエアフォーマットが似合いそうですね。

    Fujifilimのなんちゃって中判、これが645フォーマットで出ちゃったのが残念です。Fujifilmだからこそ新規格を打ち出してスクエアフォーマットでやって欲しかったですねぇ。それで初めて日本のカメラはHasselbladを超える気がします。

    まぁ日本の場合、富裕層は日本のカメラがHasselbladやLeicaを超えちゃいけないのでしょうけど(笑)。

  8. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    ピンぼけ小僧さんは様々なカメラを利用されているので3:2がデフォルトとは以外でした。

    スクエア、若い世代はスクエアは当たり前なんでしょうね。インスタグラムは少し前までスクエアしか掲載出来なかったので、特に海外ではその影響が多いのかもしれませんね。

    3:2とかで日の丸ってやっぱり駄目だと思うのですが、スクエアって日の丸構図でもなんかカッコイイですよね(笑)。本文の通り、最近α6000ではスクエア写真を想定して写真を撮っていますが、あれこれ考えず、あえて日の丸に拘ったりもしています。

  9. | |

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    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  10. RigelNightBug | URL | GzSZFFvQ

    自分は、学校も職場も、機材が中型から大型だったので、1:1や4:3アスペクトは、実は結構馴染んでました。

    フォーサーズが出る時、デジタル専用フォーマットとの事で、1:1センサーを期待しましたが、期待をものの見事に裏切られました(w。
    また、フジがGFXを発表した時にも、折角の新規格なのに、縦と横で完全に同じ使用感にする為には、SQセンサーにして、アスペクト設定で縦横を切り替える方が合理的では無いか?、と質問を投げた処、今一つ反応が鈍かったです。

    半導体関係者に聞いた処、SQダイは、現時点ではセンサーに限らず、特に大きいサイズでは、シリコンウエハーからの切り出し歩留まりに問題が有るとの事でしたが、実際の処は不明です。

    取り留めの無い文章で申し訳ございません。

  11. BigDaddy | URL | -

    > RigelNightBug さん

    フォーサーズでも他のフォーマットでもスクエアが欲しいですねぇ。Sony α6000やα7なんて3:2と16:9しかアスペクトを選べず、何故1:1も選択肢に入れないのか不思議でなりません。

    「アスペクト設定で縦横を切り替える方が合理的では無いか?」、私も本当にそう思います。それが出来ないって事は金銭的な面なのでしょうね。大量生産してもセンサーってやっぱり高価なのでしょうね。あとカメラメーカーの現行のレンズがスクエアには対応出来ないのかもしれませんね。36x24が行けるのだから長辺が同じ36x36なら行けると思うんですが・・・。

  12. RigelNightBug | URL | GzSZFFvQ

    > BigDaddy様

    縦位置グリップとかのアクセサリが売れなくなるからでしょうか?。

    無い頭で計算してみましたら、36×24mmの長方形が内接する円の直径が、約43mmで、この円に内接する正方形は、1辺が大体30mmになります。
    因って、同じレンズを使うなら、センサーが見掛け上、小さくなった様に見えてしまいます。

    久し振りにピタゴラスイッチ…、じゃ無い、ピタゴラスの定理を使いました(w。

  13. BigDaddy | URL | -

    > RigelNightBug さん

    縦位置グリップなんて本来なかった方が良いアクセサリーですよね。今、E-M1のスローシャッターで縦位置に構えるととどうしても横位置と同等の1秒が難しく、カメラのセンサーがスクエアだったらと強く感じますよ(笑)。

    径が大きなEFマウントなんかは36x36mmでも行けるのかも知れませんが、LeicaのマウントやSonyのEマウントとなるとギリギリの径との事ですから30mmとなるのでしょうね。なるほど!。

    って事は長辺が30mm弱のAPS-Hサイズなら行けるので、となるとSigmaがスクエア作れそうですよね!。Sigma SD Squarなんてカメラ出してくれないものでしょうかね。

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