2017年07月25日 00:00

Olympus OM-D E-M1, smc PENTAX-M 28mmF2.8
※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。
E-M1レビュー、まだ書いていない大きな事項は動体でのAF性能、そして手振れ補正効果の2つ。なのに最近、レビューの更新が滞っている・・・。
E-M1レビュー、まだ書いていない大きな事項は動体でのAF性能、そして手振れ補正効果の2つ。なのに最近、レビューの更新が滞っている・・・。
動体AF性能は残念ながら全くテスト出来ていない。E-M1でE-M5markIIの性能を上回っていると思われるのはこの動体性能。だから飛んでいるカモメなんかを撮りたいと思っていたのだが、なにしろ撮る機会がない。近々夏季休暇の予定だが、そこで何かしら撮れるかどうか?。
また手振れ補正に関して。実はE-M1を購入して一番初めに確認したのが手振れ補正の効果。「なるほど、E-M1はこれくらい補正するのね」、とすぐに納得できると思ったらそんな簡単なレベルでは無かった。この手振れ補正の真の実力が判ったのは購入後5ヵ月を経過してからで、今現在、それを纏めている最中。
今日のネタはその手振れ補正テストをしている時に見つけたE-M1の不具合と言うか欠点と言うか、単なる仕様と言うか・・・。
手振れ補正テスト中、シャッターを1回しか押していないのにシャッターが2回切られる、酷い時には3枚、4枚・・・。これが何度も発生する。
レビューその15に書いた通り、今手元にあるE-M1は返品交換したもの。この現象は返品したE-M1でも起こっており、販売店の方に訪ねると「自分もE-M1を使っているけどこれはカメラの性質(たち)っぽい」と言われてしまった。店員さんも無意識にシャッターを押すと二度以上シャッターが切れる経験を何度もされていた。
またネット上でも価格.comや2ちゃんねるでも話題として上がっていたし、Olympusのサポートにも尋ねたところ、この現象は把握しているそうだ。故障(へたり)か否かはその頻度によるとの事で、この手の現象をチャタリングと言ってどんなカメラでも起こりうる現象ならしい。
世の中にはシャッター回路の接点が敏感で指のほんの微かな動きだけでシャッターが切れてしまうカメラがあり、特に速写をうたっているカメラにはありえる現象のようで業界としては特に大きな問題ではないらしい。
うーん、この言葉初めて知ったし、特に大きな問題じゃない?、これは解せない。どんなカメラでも起こりうる現象との事だが、フィルム時代を含めて初めての経験、要はE-M1だけで起こっている現象。しかもそれが頻繁に起こるのだからイライラしてくる。
レビューその3にも書いている通り、E-M1はシャッターボタンが無茶苦茶軽い。E-M5markIIや他の手持ちのカメラの要領でシャッターを扱うとこっちは半押しのつもりで指を下ろしても全押し、シャッターが切れる時がある。半押しの位置が滅茶苦茶浅いんだ。それでいてストロークは深い。
半押しまでが極端に軽く短く、半押しから全押しまでの間隔がほとんどない。なのにストロークは物凄く深い・・・。1/2秒や1秒のスローシャッターでは不用意にシャッターを押しただけでも手振れの原因となるのでそぉっとシャッターを押し、シャッター開いてからが閉じるまでなるべく人差し指を動かさないようにする。
しかし全押しの位置、接点がとても敏感でシャッターが閉じた時にレリーズボタンが全押しの位置にあると次のシャッターが切れてしまうらしいんだ。
E-M1全てにこの現象があったとしても1/2秒、1秒と言った低速シャッターを使わない人はこれにほとんど悩まされないと思う。実際私も日中のお散歩写真ではチャタリングはほとんど起きない。要するに静かにゆっくりと振動を与えずにシャッターを押そうと思うと2枚、3枚と切れてしまう。
昨年までのメインカメラだったPentax K-5もシャッター半押しと全押しの位置が異常なまでに近いが、このカメラも、そして他の手持ちカメラもおおよそ似たようなタイプのスイッチ式シャッター。悪く表現すれば0と1のオンオフスイッチでしかないシャッターボタンの為、どんなに静かにゆっくりとシャッターを押そうがチャタリングは起きない。
E-M1だけがストロークが深く、オンオフスイッチシャッターでないから人差し指の力具合によってこういう現象に見舞われる。オンオフスイッチシャッターよりもE-M1のようなシャッターの方が遥かに良いフィーリングなのではあるが・・・。
これを起こさないようにするにはシャッターが押された瞬間に人差し指の力を一気に緩めるか、シャッターが作動した瞬間により深くシャッターを押し込むかしかない。すぐに指の力を抜くと他とのバランスが崩れてぶれてしまうようで、気持ち深くシャッターを押し込むようにしているのだが、スローシャッター時、意識しないでシャッターを押すと未だにパシャパシャと勝手に連写されちゃう時があるからちょっぴり不満。
あくまでも勝手な想像として・・・。こういうところがメイドインジャパンじゃない。メイドインジャパンならこういう部分こそ、しっかりと造り上げる筈だからだ。
Olympusがこのカメラを世に出す際にしっかりとしたテストが施されていなかったのではなかろうか?。勿論これはOlympusだけでなく、他社も似たり寄ったり、発売されてからユーザーから指摘を受けて、あーだこーだと言い訳をしているとしか思えない。
厳密には不具合ではないらいしが、私にとっては不具合以外の何物でもない。
また手振れ補正に関して。実はE-M1を購入して一番初めに確認したのが手振れ補正の効果。「なるほど、E-M1はこれくらい補正するのね」、とすぐに納得できると思ったらそんな簡単なレベルでは無かった。この手振れ補正の真の実力が判ったのは購入後5ヵ月を経過してからで、今現在、それを纏めている最中。
今日のネタはその手振れ補正テストをしている時に見つけたE-M1の不具合と言うか欠点と言うか、単なる仕様と言うか・・・。
手振れ補正テスト中、シャッターを1回しか押していないのにシャッターが2回切られる、酷い時には3枚、4枚・・・。これが何度も発生する。
レビューその15に書いた通り、今手元にあるE-M1は返品交換したもの。この現象は返品したE-M1でも起こっており、販売店の方に訪ねると「自分もE-M1を使っているけどこれはカメラの性質(たち)っぽい」と言われてしまった。店員さんも無意識にシャッターを押すと二度以上シャッターが切れる経験を何度もされていた。
またネット上でも価格.comや2ちゃんねるでも話題として上がっていたし、Olympusのサポートにも尋ねたところ、この現象は把握しているそうだ。故障(へたり)か否かはその頻度によるとの事で、この手の現象をチャタリングと言ってどんなカメラでも起こりうる現象ならしい。
世の中にはシャッター回路の接点が敏感で指のほんの微かな動きだけでシャッターが切れてしまうカメラがあり、特に速写をうたっているカメラにはありえる現象のようで業界としては特に大きな問題ではないらしい。
うーん、この言葉初めて知ったし、特に大きな問題じゃない?、これは解せない。どんなカメラでも起こりうる現象との事だが、フィルム時代を含めて初めての経験、要はE-M1だけで起こっている現象。しかもそれが頻繁に起こるのだからイライラしてくる。
レビューその3にも書いている通り、E-M1はシャッターボタンが無茶苦茶軽い。E-M5markIIや他の手持ちのカメラの要領でシャッターを扱うとこっちは半押しのつもりで指を下ろしても全押し、シャッターが切れる時がある。半押しの位置が滅茶苦茶浅いんだ。それでいてストロークは深い。
半押しまでが極端に軽く短く、半押しから全押しまでの間隔がほとんどない。なのにストロークは物凄く深い・・・。1/2秒や1秒のスローシャッターでは不用意にシャッターを押しただけでも手振れの原因となるのでそぉっとシャッターを押し、シャッター開いてからが閉じるまでなるべく人差し指を動かさないようにする。
しかし全押しの位置、接点がとても敏感でシャッターが閉じた時にレリーズボタンが全押しの位置にあると次のシャッターが切れてしまうらしいんだ。
E-M1全てにこの現象があったとしても1/2秒、1秒と言った低速シャッターを使わない人はこれにほとんど悩まされないと思う。実際私も日中のお散歩写真ではチャタリングはほとんど起きない。要するに静かにゆっくりと振動を与えずにシャッターを押そうと思うと2枚、3枚と切れてしまう。
昨年までのメインカメラだったPentax K-5もシャッター半押しと全押しの位置が異常なまでに近いが、このカメラも、そして他の手持ちカメラもおおよそ似たようなタイプのスイッチ式シャッター。悪く表現すれば0と1のオンオフスイッチでしかないシャッターボタンの為、どんなに静かにゆっくりとシャッターを押そうがチャタリングは起きない。
E-M1だけがストロークが深く、オンオフスイッチシャッターでないから人差し指の力具合によってこういう現象に見舞われる。オンオフスイッチシャッターよりもE-M1のようなシャッターの方が遥かに良いフィーリングなのではあるが・・・。
これを起こさないようにするにはシャッターが押された瞬間に人差し指の力を一気に緩めるか、シャッターが作動した瞬間により深くシャッターを押し込むかしかない。すぐに指の力を抜くと他とのバランスが崩れてぶれてしまうようで、気持ち深くシャッターを押し込むようにしているのだが、スローシャッター時、意識しないでシャッターを押すと未だにパシャパシャと勝手に連写されちゃう時があるからちょっぴり不満。
あくまでも勝手な想像として・・・。こういうところがメイドインジャパンじゃない。メイドインジャパンならこういう部分こそ、しっかりと造り上げる筈だからだ。
Olympusがこのカメラを世に出す際にしっかりとしたテストが施されていなかったのではなかろうか?。勿論これはOlympusだけでなく、他社も似たり寄ったり、発売されてからユーザーから指摘を受けて、あーだこーだと言い訳をしているとしか思えない。
厳密には不具合ではないらいしが、私にとっては不具合以外の何物でもない。

にほんブログ村のランキングに参加中です
コメント
| |
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
( 2017年07月25日 14:26 )
BigDaddy | URL | -
> 鍵コメさん
コメントありがとうございます。
2TGから4バルブの4AGになって、さらにドリキン土屋氏のお陰?、もあってかレビン、トレノ、MR-2がガンガン売れたんですよね。初代のMR-2は何度か乗った事があり、レスポンスが良かったのを覚えています。
日本車でV型エンジンと言うとセンチュリーとかシーマとかその辺をイメージしますが、カムリ、ビスタにもあったんですか!。そしてフォーカムとちゃんと名乗っていたとは!(笑)。情報ありがとうございます。
そう言えばマーチにスーパーチャージャー積みましたよね。これも何度か乗った事があるんですが、いやぁ、気持ち良いくらいに1500回転くらいからググッと加速するのはビックリしましたねぇ。ただ足回りが好みでなく、中央高速で吹っ飛びそうになったのを覚えています(笑)。
連写したつもりもないのに2枚・・・、これがいわゆるネット等で言われているチャタリングだと思います。
K-3IIのシャッターはちょっと覚えていないのですが、K-3はまだ0と1タイプのスイッチ系に近く、Olympus E-M1のそれとはまったく異なるフォーリングです。確かEOS1D、5D系はE-M1とほぼ同じようなフィーリングだったかと思います。
私個人はフィルム時代も含め、E-M1だけがそうやって2枚、3枚と勝手にシャッターが切れちゃう時があるので、やっぱり何らかの設計時の欠陥があるんじゃないかと思っているんです。
そうそう、同年代だと思うので、、、
http://bigdaddyphoto2.blog100.fc2.com/blog-entry-2068.html
上に懐かしい車の写真を掲載しています。ご覧ください。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
( 2017年07月26日 06:02 )
UZT | URL | mQop/nM.
チャタリングは物理現象なので難しい
チャタリングは物理現象なので難しいですよね。
チャタリング防止回路(接点が0.1sec連続で導通しないとスイッチをON状態と認識しない回路)もありますがこれは撮影のフィーリングに影響するので搭載したらそれはそれで文句を言われると思います。
個人的にはこういう問題には半シャッター状態の解除を検出するまで次のレリーズを切らないインタロック機能があればいいだけなんですけど。
メーカーからしたらそういうそっと押してほしい場面では1sタイマーレリーズ,レリーズケーブルを使う,MF or フォーカスボタンを使いピント合わせしつつカスタムボタンでレリーズしてほしいということなのだと思っています。
( 2017年07月30日 00:32 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> UZT さん
仰る通り、ソフトウェアのバグのようなものでなく、機械の機構そのものの物理的現象と、、人差し指の力加減の問題なんですよね。
Olympusに相談したところ、仮に「へたり」だとしてもレリーズボタン部分をそのまま交換するだけなので、レリーズボタンの押し方によってはどうしてもチャタリングは起きるそうで・・・。
調べてみると他のメーカーのカメラでもE-M1のようなシャッタータイプ(0と1のスイッチだけのレリーズではないタイプ)だと起こるみたいなのと、インターネットを見ているとと諦めている方も多いみたいです。
でもやっぱり私は本文の通り、仮にメイドインジャパンだったらこの手の現象は起きにくいと本気で思っています。と言うのもフィルム時代のカメラ(当時はほとんどが日本製かと)ではそう言った経験が一度もなく(確かEOS1系はE-M1と同じレリーズタイプだったと思います)、フィルムで2枚も3枚もシャッターが切れたら大問題ですもんね(笑)。
デジタルならフィルム代が掛からないので「まれ」にこの現象が起こるのなら気にしませんが、E-M1を使って半年以上経過した今でもスローシャッターを強いられる場面で無意識にシャッターを押すと連写されるのでちょっと不満なんですよねぇ。いずれにせよOlympusに一度点検に出そうとは思います。
( 2017年07月30日 06:39 )
UZT | URL | mQop/nM.
>BigDaddy
>調べてみると他のメーカーのカメラでもE-M1のようなシャッタータイプ(0と1のスイッチだけのレリーズではないタイプ)だと起こるみたいなのと、インターネットを見ているとと諦めている方も多いみたいです。
確かにいろいろな方のレビュー見ているとあきらめムードが若干出てますね。
接点の構造がそもそも1a1b接点の2ストロークスイッチ(MBB)で半シャッターにa接、レリーズにb接を採用しているようなのでそもそもチャタリングを起こしやすい構造というのも起因しているのかもしれません。(こちらの構造のほうが鋭敏な動作にはなります)
たとえば手元のKPだと1a1b接点の1ストロークスイッチ(BBM)で半シャッターにb接、レリーズにa接を使っている動作なのでスイッチが完全に押し込まれるまでシャッターが切られない。逆に半シャッターは軽く指でなでるように触れただけでも反応します。
ちなみに接点部品は日本がシェア40%近く高精度接点ではさらにシェアが跳ね上がるので組み立てはアジア圏でも中身はほぼ日本製だと思いますよ。
( 2017年07月30日 14:35 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> UZT さん
組み立てはアジア、中身は日本製・・・、確かに一度Pentaxで別件でレリーズボタンの調整をお願いしたら、ユニット毎の交換なので個別にバネをどーのってのは一般では受け付けないって言われたのを思い出しました。
E-M1やEOS1D系などは速写が命のカメラでもあるでしょうから、チャタリングは付き物、そう思うしかないみたいです。しかし、本文にも書いた通り、フィルム時代、その手の速写命のカメラ、EOS-1NHS、RSを使っていても一度もそういう事が無かったので、最近のカメラは品質的に劣っているんだろうなぁと勝手に思っています。
フィルム時代と違って、結局、デジタルだから無駄にシャッターが押されても金が掛からない、そんな思考がメーカー側に少しあるんじゃないかなぁと思うんですけどね。フィルム時代だったら頻繁にチャタリングが起きたら大暴動が起こりますよね(笑)。
( 2017年08月03日 21:24 )
コメントの投稿