2017年02月13日 00:00

Olympus OM-D E-M5 markII, SMC PENTAX-M100mmF2.8
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広角~標準域では好条件であれば1秒でも写真を撮れる、1/2秒も押さえておけば少しでも明かりがあれば5~10コマの撮影で確実にブレない写真を撮れる事が判った。では望遠域ではどうだろうか?。
広角~標準域では好条件であれば1秒でも写真を撮れる、1/2秒も押さえておけば少しでも明かりがあれば5~10コマの撮影で確実にブレない写真を撮れる事が判った。では望遠域ではどうだろうか?。
Lumixの45-175mmF4-5.6は135換算90-350mmとなる。350mmで1/8secが撮れたら凄い。ブレ補正機能がオフの状態でその焦点距離でブレない写真を撮るには一般的には1/320secが必要になり、1/8secが使えるとなるとこれまたカタログスペック通り、5段以上の補正効果を得られるんだ。
では早速データを。
45mm(換算90mm)では1/4secを8コマ撮影し全てブレず100%の成功。1/2secでは11コマ中2コマの18%の確率。微妙だなぁ。と言うのもLumix GX7の場合、14-45mmF3.5-5.6のレンズ側のブレ補正を使って45mmで撮影しても1/4secは100%ではないが50%以上の確率で止まってくれる。E-M5markIIは100%だからLumixよりも良いとして1/2secでも30%を超えると思っていた。
76mm(換算152mm)と101mm(換算202mm)では1/4secでそれぞれ8コマ、9コマ連写し全滅。103mm(換算206mm)では単写モード、1/4secで8コマ撮影し、5枚ブレず62%の確率。
125mm(換算250mm)ではどうだろう。さすがに1/4secは無理だろうとシャッターを1段上げた。1/8secで9コマ連写した写真では5コマ、55%の確率で止まっていた。
おっ!、連写でも止まってくれたぞ!。恐らく換算250mmで1/8sec、E-M5markIIでは余裕なのだろう。実際にその焦点距離で6枚単写したところ4コマブレなかった。多分1/6secで撮ると連写では全滅に違いない。
では最長の175mm(換算350mm)。全て単写で、低振動モードを使った時が15コマ中7コマ、電子シャッターでの撮影が19コマ中9コマ、合計で34コマ中16コマ、47%の確率だった。低振動モード、電子シャッター、あんまり変わりない。
そんな訳で、、、
「単写撮影に限り、100mm(換算200mm)までは1/4secで止まる、それを超えた超望遠域では1/8secでも保険を掛ければ十分に使えるコマが出てくる」
そう結論付けて良いだろう。よって4段~5段の補正効果が認められた。しかも今回の撮影では強風が吹き荒れた日だった。無風、またはどこかに寄り掛かったりすれば確率はもう少し上がると見ている。
さて!。
意外と粘ってくれたのがレンズ側の補正。E-M5markIIには「レンズ手振れ補正優先」と言う機能があり、Panasonicの手振れ補正付きレンズを使った際にボディ側の手振れ補正をストップする機能がある。これを実践した。
不思議なんだよなぁ。このレンズをGX7で試した時、最長の175mmでは1/30secが限界だった。5コマくらい撮っておけば1コマ、調子が良ければ2コマ止まる程度だったんだ。
ところがカメラをE-M5markIIにするとあ~ら不思議。175mmでしか試さなかったのだが、1/8secなんて到底無理だろうと1/15secと1/30secでテストし、どちらも楽勝。1/15secでは8コマ中5コマで止まった。1/30secも8コマ撮影しこちらはNG無し。強風日でのこの結果、嬉しい限りではあるが、疑問も残る。
低振動の電子先幕シャッターが効いているのか?。それともE-M5markIIは「レンズ手振れ補正優先」にしていても何かボディ側で小細工をしているのか?。
GX7はE-M5markIIよりも高感度がちょっぴり弱い。かつこのレンズを使ってE-M5markIIよりも手振れ効果が1段も弱かったら都合1.3段の差になってしまう。
今まで辺りが暗くなってしまうとどうせブレるからとGX7では45-175mmの最望遠なんて使わなかった。でも今回のE-M5markIIのテストでは1/15secでも50%の確率で止まった。ISO800、F6.3(175mmの絞り開放)、1/15secはEV6.3となり、夕方の風景では当たり前の明るさ。GX7ではISO1600、少しでも絞るとISO3200になり、撮影を躊躇してしまうシチュエーション。
E-M5markIIのボディ内手振れ補正は最強なのでわざわざレンズ側の手振れ補正を優先する必要は無いのだが、このGX7との差がとても気になる。後日、GX7で手振れ補正の再テストをしないと!。
今回、ブレ補正のテストではあったが、残念だったのがE-M5markIIの暗所でのAF精度。
正直悪い。仕様は「EV-2~20 M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8、ISO100相当」とあるが、Lumixの25mmF1.7、ISO200でもEV1くらいでアップアップ。カタログスペックは出ていないと判断せざるを得ない。ブレ補正機能は粉飾していないが、AF検出範囲は粉飾しちゃったか?。
E-M5markIIは風景によって全く合わないし、合焦しても実際の写真を見るとピンボケ。暗所でのAF撮影ではピンボケの量産体勢に入ってしまう。
今回、それぞれの焦点距離で撮影したコマ数が少ないでしょう?。実際にはもっと沢山撮影しているんだ。でもピンボケのコマを大量生産してしまった。ピンボケ率30%近くあったのではなかろうか?。風の影響で体が前後して30%もピンボケ?、遠景ではほぼあり得ない。
あくまでも感覚的な話として・・・。
AFが一発で合わない、前後し2秒掛かっていたら暗くてコントラストを掴めないと判断し、幾ら合焦マークが出てもそのコマのAF精度は怪しい、嘘だと思うべき。面倒でも部分拡大でAF(MFの方が確かだと思う)でピントを合わせた方が良い。
今回、マウントアダプターを介してPentaxの100mmF2.8レンズでもテストした。勿論MFレンズだ。ブレ補正のテストと言うよりも、実践に近い形で、暗がりでもMFでのピント合わせが可能か否か・・・。E-M5markIIはGX7よりもEVFの出来が良いのでGX7よりもストレスが掛からないだろうと。
実際、部分拡大してしまうとGX7でもE-M5markIIでも関係ないのが判った。GX7で合わせ辛いと思う風景はE-M5markIIでも合わせ辛い。しかし、遠景では被写界深度が深くなるので上手い具合に代理測距とでも言おうか?、輪郭がはっきりしている部分を見つけてそこでピントを合わせれば2秒掛かるAFよりも遥かに信じられる。
本日の写真、その100mmF2.8をMFで撮影。1/4sec、ISO800、絞りはF4だ。
これを本体にブレ補正機能のないα6000で換算200mmのこれまたブレ補正機能のないレンズで撮影すれば1/125secは確保したい。そうなるとISOは25600、コンポジットでノイズ軽減でもしない限り、目も当てられない像となる。
GX7は本体のブレ補正機能はせいぜい1.5段程度なのでブレ補正を内蔵していない換算200mmレンズでも1/45secで撮れるだろうがそれでもISO9000。K-5なら3段の効果が期待出来、1/15secを確実に使える。それでもISO3200。うちにあるカメラで暗所番長はE-M5markII、間違いない。
m4/3のE-M5markIIでISO800ならばノイズ耐性で1段のアドバンテージしかないAPS-CのK-5は1/8secで撮影し、ISO1600に落とさないと勝負にならない。そして私の腕ではK-5を使うと絶対に200mmの焦点距離を1/8secでは撮れない。
またこの暗さだとK-5のAFも怪しいものだし、MFレンズを使うのはまず無理。暗過ぎてピントの山が丸で見えない。人間の目で合わせられない場合、カメラのフォーカスエイド、合焦マークも決して信じてはならない。大量のピンボケ写真を量産するのが関の山。
次の写真は同時に撮影したPentax K-5の写真。レンズはRikeno 135mmF2.8、135換算で206mmとなる。1/15sec、F4、ISO3200で撮っている。
たった6mmの違いでこんなに構図が変わる?。うん、変わらない。これはE-M5markIIで撮影した場所でMFレンズを使うとピントが全く判らないんだ。ピンボケ量産。そこで少しだけ前へ出て撮影しているから一回りの差になってしまった。
これをLightroomで現像し、カメラプロファイルにLightroomを使ってどんなカメラでもFujifilmのクラシッククローム!で紹介してクラシッククロームを使っている。
シャープネスとノイズはデフォルトのままいじっていないのでE-M5markIIのISO800像とK-5のISO3200像、等倍切り出しでご確認頂きたい(クリックで1000x1000ピクセル)。
では早速データを。
45mm(換算90mm)では1/4secを8コマ撮影し全てブレず100%の成功。1/2secでは11コマ中2コマの18%の確率。微妙だなぁ。と言うのもLumix GX7の場合、14-45mmF3.5-5.6のレンズ側のブレ補正を使って45mmで撮影しても1/4secは100%ではないが50%以上の確率で止まってくれる。E-M5markIIは100%だからLumixよりも良いとして1/2secでも30%を超えると思っていた。
76mm(換算152mm)と101mm(換算202mm)では1/4secでそれぞれ8コマ、9コマ連写し全滅。103mm(換算206mm)では単写モード、1/4secで8コマ撮影し、5枚ブレず62%の確率。
125mm(換算250mm)ではどうだろう。さすがに1/4secは無理だろうとシャッターを1段上げた。1/8secで9コマ連写した写真では5コマ、55%の確率で止まっていた。
おっ!、連写でも止まってくれたぞ!。恐らく換算250mmで1/8sec、E-M5markIIでは余裕なのだろう。実際にその焦点距離で6枚単写したところ4コマブレなかった。多分1/6secで撮ると連写では全滅に違いない。
では最長の175mm(換算350mm)。全て単写で、低振動モードを使った時が15コマ中7コマ、電子シャッターでの撮影が19コマ中9コマ、合計で34コマ中16コマ、47%の確率だった。低振動モード、電子シャッター、あんまり変わりない。
そんな訳で、、、
「単写撮影に限り、100mm(換算200mm)までは1/4secで止まる、それを超えた超望遠域では1/8secでも保険を掛ければ十分に使えるコマが出てくる」
そう結論付けて良いだろう。よって4段~5段の補正効果が認められた。しかも今回の撮影では強風が吹き荒れた日だった。無風、またはどこかに寄り掛かったりすれば確率はもう少し上がると見ている。
さて!。
意外と粘ってくれたのがレンズ側の補正。E-M5markIIには「レンズ手振れ補正優先」と言う機能があり、Panasonicの手振れ補正付きレンズを使った際にボディ側の手振れ補正をストップする機能がある。これを実践した。
不思議なんだよなぁ。このレンズをGX7で試した時、最長の175mmでは1/30secが限界だった。5コマくらい撮っておけば1コマ、調子が良ければ2コマ止まる程度だったんだ。
ところがカメラをE-M5markIIにするとあ~ら不思議。175mmでしか試さなかったのだが、1/8secなんて到底無理だろうと1/15secと1/30secでテストし、どちらも楽勝。1/15secでは8コマ中5コマで止まった。1/30secも8コマ撮影しこちらはNG無し。強風日でのこの結果、嬉しい限りではあるが、疑問も残る。
低振動の電子先幕シャッターが効いているのか?。それともE-M5markIIは「レンズ手振れ補正優先」にしていても何かボディ側で小細工をしているのか?。
GX7はE-M5markIIよりも高感度がちょっぴり弱い。かつこのレンズを使ってE-M5markIIよりも手振れ効果が1段も弱かったら都合1.3段の差になってしまう。
今まで辺りが暗くなってしまうとどうせブレるからとGX7では45-175mmの最望遠なんて使わなかった。でも今回のE-M5markIIのテストでは1/15secでも50%の確率で止まった。ISO800、F6.3(175mmの絞り開放)、1/15secはEV6.3となり、夕方の風景では当たり前の明るさ。GX7ではISO1600、少しでも絞るとISO3200になり、撮影を躊躇してしまうシチュエーション。
E-M5markIIのボディ内手振れ補正は最強なのでわざわざレンズ側の手振れ補正を優先する必要は無いのだが、このGX7との差がとても気になる。後日、GX7で手振れ補正の再テストをしないと!。
今回、ブレ補正のテストではあったが、残念だったのがE-M5markIIの暗所でのAF精度。
正直悪い。仕様は「EV-2~20 M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8、ISO100相当」とあるが、Lumixの25mmF1.7、ISO200でもEV1くらいでアップアップ。カタログスペックは出ていないと判断せざるを得ない。ブレ補正機能は粉飾していないが、AF検出範囲は粉飾しちゃったか?。
2/15追記
「EV-2~20 M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8、ISO100相当」、これは測光範囲だった。どうやらOlympusではAFの検出範囲は公表していないらしい。
それでも測光範囲がEV-2だから同程度くらいのAF検出能力があっても良いと思う。
AF補助光を使えば問題ないと言う人が価格辺りに出没しているみたいだが、そうじゃないでしょ。補助光が使えないシチュエーションや遠景はどうするんだよ!、って事だ。これに関してはPanasonic Lumixの方が優秀だ。
多くのミラーレスカメラがクロスセンサーでないのも駄目な理由の1つ。Pentax K-3はカタログではEV-3(ISO100)となっているが、実際にはEV-1くらいが限界だろう。Pentaxの方が検出能力が高いと言うよりもクロスセンサーのお陰の方が大きいんじゃなかろうか?。「EV-2~20 M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8、ISO100相当」、これは測光範囲だった。どうやらOlympusではAFの検出範囲は公表していないらしい。
それでも測光範囲がEV-2だから同程度くらいのAF検出能力があっても良いと思う。
AF補助光を使えば問題ないと言う人が価格辺りに出没しているみたいだが、そうじゃないでしょ。補助光が使えないシチュエーションや遠景はどうするんだよ!、って事だ。これに関してはPanasonic Lumixの方が優秀だ。
E-M5markIIは風景によって全く合わないし、合焦しても実際の写真を見るとピンボケ。暗所でのAF撮影ではピンボケの量産体勢に入ってしまう。
今回、それぞれの焦点距離で撮影したコマ数が少ないでしょう?。実際にはもっと沢山撮影しているんだ。でもピンボケのコマを大量生産してしまった。ピンボケ率30%近くあったのではなかろうか?。風の影響で体が前後して30%もピンボケ?、遠景ではほぼあり得ない。
あくまでも感覚的な話として・・・。
AFが一発で合わない、前後し2秒掛かっていたら暗くてコントラストを掴めないと判断し、幾ら合焦マークが出てもそのコマのAF精度は怪しい、嘘だと思うべき。面倒でも部分拡大でAF(MFの方が確かだと思う)でピントを合わせた方が良い。
今回、マウントアダプターを介してPentaxの100mmF2.8レンズでもテストした。勿論MFレンズだ。ブレ補正のテストと言うよりも、実践に近い形で、暗がりでもMFでのピント合わせが可能か否か・・・。E-M5markIIはGX7よりもEVFの出来が良いのでGX7よりもストレスが掛からないだろうと。
実際、部分拡大してしまうとGX7でもE-M5markIIでも関係ないのが判った。GX7で合わせ辛いと思う風景はE-M5markIIでも合わせ辛い。しかし、遠景では被写界深度が深くなるので上手い具合に代理測距とでも言おうか?、輪郭がはっきりしている部分を見つけてそこでピントを合わせれば2秒掛かるAFよりも遥かに信じられる。
本日の写真、その100mmF2.8をMFで撮影。1/4sec、ISO800、絞りはF4だ。
これを本体にブレ補正機能のないα6000で換算200mmのこれまたブレ補正機能のないレンズで撮影すれば1/125secは確保したい。そうなるとISOは25600、コンポジットでノイズ軽減でもしない限り、目も当てられない像となる。
GX7は本体のブレ補正機能はせいぜい1.5段程度なのでブレ補正を内蔵していない換算200mmレンズでも1/45secで撮れるだろうがそれでもISO9000。K-5なら3段の効果が期待出来、1/15secを確実に使える。それでもISO3200。うちにあるカメラで暗所番長はE-M5markII、間違いない。
m4/3のE-M5markIIでISO800ならばノイズ耐性で1段のアドバンテージしかないAPS-CのK-5は1/8secで撮影し、ISO1600に落とさないと勝負にならない。そして私の腕ではK-5を使うと絶対に200mmの焦点距離を1/8secでは撮れない。
またこの暗さだとK-5のAFも怪しいものだし、MFレンズを使うのはまず無理。暗過ぎてピントの山が丸で見えない。人間の目で合わせられない場合、カメラのフォーカスエイド、合焦マークも決して信じてはならない。大量のピンボケ写真を量産するのが関の山。
次の写真は同時に撮影したPentax K-5の写真。レンズはRikeno 135mmF2.8、135換算で206mmとなる。1/15sec、F4、ISO3200で撮っている。
たった6mmの違いでこんなに構図が変わる?。うん、変わらない。これはE-M5markIIで撮影した場所でMFレンズを使うとピントが全く判らないんだ。ピンボケ量産。そこで少しだけ前へ出て撮影しているから一回りの差になってしまった。
これをLightroomで現像し、カメラプロファイルにLightroomを使ってどんなカメラでもFujifilmのクラシッククローム!で紹介してクラシッククロームを使っている。
シャープネスとノイズはデフォルトのままいじっていないのでE-M5markIIのISO800像とK-5のISO3200像、等倍切り出しでご確認頂きたい(クリックで1000x1000ピクセル)。

Penax K-5, Rikenon XR135mmF2.8
E-M5markII 等倍切り出し

K-5 等倍切り出し

左記の通り、m4/3のISO800はAPS-CではISO1600に該当するので(実際にはISO1250くらい)、ISO3200で撮影されたK-5は約1段分ノイズが多い。
しかしLightroomの現像処理はノイズに関しては非常に出来が良く、実はこの程度なら何の処理もせずにA3ノビプリントでもノイズが気になる事はまずない。一応、ノイズをE-M5markII相当にノイズ処理した等倍切り出し像を次に。
しかしLightroomの現像処理はノイズに関しては非常に出来が良く、実はこの程度なら何の処理もせずにA3ノビプリントでもノイズが気になる事はまずない。一応、ノイズをE-M5markII相当にノイズ処理した等倍切り出し像を次に。
K-5 等倍切り出し ノイズ処理後

K-5には分厚いローパスフィルターがあり、ノイズリダクションも掛けているので、ノイズはE-M5markIIのISO800相当になるものの、解像感が若干失われる。
これを見れば一目瞭然なのだが、もう一度書こう。A3ノビプリント前提ならばノイズ処理しなくても良いし、ノイズ処理をして解像感を失っても全く問題の無い写真が出来る。
だからK-5ではISO3200を維持出来るこの手の単調な風景ならば十分E-M5markIIと戦える。2010年発売のカメラなのを考えると凄い(K-5が凄いのでなくSonyのAPS-C1600万画素センサーとLightroomが凄いのだが)。
※ローパスフィルターレスのK-5IIsならば解像感も1~2割上がるのでさらに十分だったりする
また手持ち撮影に言及しているので邪道ではあるが、一脚を使えばK-5でももう1段シャッタースピードを落とせるのでこの風景ならISO1600で撮れちゃい、ノイズに関してはほぼイコールになる。
但し、K-5ではこの風景でピントの山を掴むのに四苦八苦。K-3やK-3II、はたまたK-1でどの程度フォーカスエイド機能が正確か判らないが、いずれにせよここまで暗いと合焦マークを頼るしかなく、結果は撮ってみないと判らない。しかもフォーカスエイドが不正確だったらその時撮影したコマが全滅しているんだ。
その点、ミラーレスカメラは先に述べたように、MFでもAFでも部分拡大が可能だからこれくらい暗くてもコントラストの強い場所を見つければバチピンになる。どれだけストレスが掛からないか!。
また電子シャッター系がスローシャッターにおいても解像感アップに繋がるのならSonyのAPS-Cで手振れ補正を内蔵したα6500がより優れた絵を提供するだろうし、夜景においては135ミラーレスカメラ最強説(要するに手振れ補正を内蔵しているα7II系)、これは間違いではない気がしてくる。
こういう事でももはや一眼レフは不要と言わざるを得ない。
これを見れば一目瞭然なのだが、もう一度書こう。A3ノビプリント前提ならばノイズ処理しなくても良いし、ノイズ処理をして解像感を失っても全く問題の無い写真が出来る。
だからK-5ではISO3200を維持出来るこの手の単調な風景ならば十分E-M5markIIと戦える。2010年発売のカメラなのを考えると凄い(K-5が凄いのでなくSonyのAPS-C1600万画素センサーとLightroomが凄いのだが)。
※ローパスフィルターレスのK-5IIsならば解像感も1~2割上がるのでさらに十分だったりする
また手持ち撮影に言及しているので邪道ではあるが、一脚を使えばK-5でももう1段シャッタースピードを落とせるのでこの風景ならISO1600で撮れちゃい、ノイズに関してはほぼイコールになる。
但し、K-5ではこの風景でピントの山を掴むのに四苦八苦。K-3やK-3II、はたまたK-1でどの程度フォーカスエイド機能が正確か判らないが、いずれにせよここまで暗いと合焦マークを頼るしかなく、結果は撮ってみないと判らない。しかもフォーカスエイドが不正確だったらその時撮影したコマが全滅しているんだ。
その点、ミラーレスカメラは先に述べたように、MFでもAFでも部分拡大が可能だからこれくらい暗くてもコントラストの強い場所を見つければバチピンになる。どれだけストレスが掛からないか!。
また電子シャッター系がスローシャッターにおいても解像感アップに繋がるのならSonyのAPS-Cで手振れ補正を内蔵したα6500がより優れた絵を提供するだろうし、夜景においては135ミラーレスカメラ最強説(要するに手振れ補正を内蔵しているα7II系)、これは間違いではない気がしてくる。
こういう事でももはや一眼レフは不要と言わざるを得ない。

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コメント
6400k | URL | -
望遠になるとガクッと効果が落ちるかと思ったんですが、換算200でもかなり効くようですね。レンズ側補正のGXとの差は、ファインダーの位置(e-mはレンズ光軸の真上にファインダーがあるので物理的にブレにくい?)とかも関係しているかも・・・
( 2017年02月13日 21:48 )
BigDaddy | URL | -
> 6400k さん
無風だと10枚撮影していれば換算200mmで1/4seでも行けると思います。10枚撮影してでも感度を下げたいか、ISO800くらいなら感度を下げる必要も無いので安全圏1/8secで数枚パチリして終わるか、でしょうかね。
GX7との差、なるほどそれも一理ありますね!、右目でファインダーを覗く人は仰る通りでしょう。GX7は完全に顔の右側にカメラがあるんですもんね(笑)。確かにブレそうです。私は左目で覗くのでこれに関してはあまり関係はないのかなと。
今後のネタ、E-M5markIIのレビューが終わってからになると思うのですが、カメラの構え方で1段前後手振れ補正効果が変わる!、ってのが判ったんですよ!。GX7とE-M5markIIではグリップの形状が異なり、無意識にカメラを構えると異なる構えになり、右手と左手の力の入れ具合も全く違うのが判ったんです(レンズの大きさ重さにもよりましょう)。その力加減によって手振れ補正の効果が大きく変化したんですよ。
( 2017年02月13日 23:14 )
中古のスバル | URL | KqigePfw
こんにちは。
E-M5IIのAFですが、仕様の「EV-2~20 M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8、ISO100相当」とは露出制御の測光範囲ではないでしょうか?
パナソニックはGX7(IIですが)の仕様にAF測距検出範囲「EV -4~18 ISO100換算」、露出制御の測光範囲「EV 0~18(F2.0レンズ、ISO100換算)」と記載されているので、オリンパスにもAF測距検出範囲は記載して欲しいですね。
( 2017年02月14日 22:54 [Edit] )
BigDaddy | URL | -
> 中古のスバル さん
あっ、本当だ!。フォーカスの項目を下にスクロールして「EV-2~20」と言う数字が見えたのでてっきりAF関連のデータかと思っていました。ご指摘ありがとうございます。本文にはその旨、追加修正しました。
とにかくE-M5markIIは暗い場所はかなり苦手ですね。GX7でスパスパ合焦するところでE-M5markIIは結構迷いますから。仰る通り、AF測距検出範囲は記載するべきだと思います。こういうのは明るい量販店ではテスト出来ませんもんね。
( 2017年02月15日 21:58 )
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