2014年09月21日 00:00

Pentax K20D, DA17-70mmF4AL
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私はハードウェアには金は掛けないが、ソフトウェアには結構使っちゃう。今日はそんなお金を掛けたからこその比較ネタでもやってみたい。
私はハードウェアには金は掛けないが、ソフトウェアには結構使っちゃう。今日はそんなお金を掛けたからこその比較ネタでもやってみたい。
現像ソフトはLightroomで事足りていた筈なのに、一昨年はDxo Optics Proを買ったし、今年はCapture One Pro 7を購入。これはお試し版を使ってみて、本ブログで何度も述べている通り、ISO6400からの写真がLightroomよりも遥かに優れているから、思わず買っちゃった。
世の手持ちな廃墟カメラマンに対して、Capture One Pro以外使っちゃいけない!、と断言しても良いくらいお気に入り(ついこの前Ver8が出ちゃってショック、これに関しては後日)。
そしていわゆるフィルムシミュレーションソフト。これはAlien SkinのExposure、DxOのFilmpack、さらにはTiffenのDfxも使っている。この3つだけで中級クラスのレンズ交換式のデジタルカメラが楽に買えちゃう。
私がいつまで経ってもPentax K-5IIsを買わなかった(買えなかった)のも写真の運用金がソフト代に消えちゃうから(他にも幾つかこの手のフィルター系ソフトを買っている)。まぁPentax K-S1が発表されちゃったから、今思えばK-5IIsを買わなくて正解だったのかもしれないけど・・・。
そもそもフィルム時代、自宅に暗室を作れなかった事でモノクロフィルムの現像、プリント処理が出来なかった。これが悔しくてねぇ~。一応はレンタル暗室などでちょくちょく現像、プリント作業はしていたけで、それは「モノクロプリントが出来る」と言うだけで、モノクロプリントに長けていた訳じゃない。
だから当時の仲間、モノクロ信奉者の手焼きプリントなんかを見ると、羨ましいやら、悔しいやら・・・。でもそれがデジタルになったら、モノクロどころかカラー写真も自由自在、己の思った通りに仕上げられるでしょう?。そりゃぁはまっちゃうよね。
一応、撮影場所では出来る限りの事をやって、最良の写真を撮るようにしているが、撮ってきた写真はあくまでも素材に過ぎない。Pentaxのカスタムイメージをちょこっと弄くるだけでおおよそ満足出来る写真が出来るけど、それでも100%じゃないし、100%どころか120%にしたい。だからRAW撮影、RAW現像、そしてレタッチに拘っているのだった。
そんな訳で復習の意味も含め、RawTherapeeでフィルムシミュレーションが使えるようなった事から、だったらそれぞれを比較しちゃおう!。今日は夕景編だ。写真が仰山あるので、小さな画像で表示させるが、クリックすれば長辺960ピクセルで表示出来るようにした。
世の手持ちな廃墟カメラマンに対して、Capture One Pro以外使っちゃいけない!、と断言しても良いくらいお気に入り(ついこの前Ver8が出ちゃってショック、これに関しては後日)。
そしていわゆるフィルムシミュレーションソフト。これはAlien SkinのExposure、DxOのFilmpack、さらにはTiffenのDfxも使っている。この3つだけで中級クラスのレンズ交換式のデジタルカメラが楽に買えちゃう。
私がいつまで経ってもPentax K-5IIsを買わなかった(買えなかった)のも写真の運用金がソフト代に消えちゃうから(他にも幾つかこの手のフィルター系ソフトを買っている)。まぁPentax K-S1が発表されちゃったから、今思えばK-5IIsを買わなくて正解だったのかもしれないけど・・・。
そもそもフィルム時代、自宅に暗室を作れなかった事でモノクロフィルムの現像、プリント処理が出来なかった。これが悔しくてねぇ~。一応はレンタル暗室などでちょくちょく現像、プリント作業はしていたけで、それは「モノクロプリントが出来る」と言うだけで、モノクロプリントに長けていた訳じゃない。
だから当時の仲間、モノクロ信奉者の手焼きプリントなんかを見ると、羨ましいやら、悔しいやら・・・。でもそれがデジタルになったら、モノクロどころかカラー写真も自由自在、己の思った通りに仕上げられるでしょう?。そりゃぁはまっちゃうよね。
一応、撮影場所では出来る限りの事をやって、最良の写真を撮るようにしているが、撮ってきた写真はあくまでも素材に過ぎない。Pentaxのカスタムイメージをちょこっと弄くるだけでおおよそ満足出来る写真が出来るけど、それでも100%じゃないし、100%どころか120%にしたい。だからRAW撮影、RAW現像、そしてレタッチに拘っているのだった。
そんな訳で復習の意味も含め、RawTherapeeでフィルムシミュレーションが使えるようなった事から、だったらそれぞれを比較しちゃおう!。今日は夕景編だ。写真が仰山あるので、小さな画像で表示させるが、クリックすれば長辺960ピクセルで表示出来るようにした。
RawTherapee default |
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Fujifilm Astia
RawTherapee Astia100 | RawTherapee Astia100generic |
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Dfx Astia100F | Exposure Astia100F |
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Filmpack Astia 100 | Filmpack Astia100generic |
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Fujifilm Provia
RawTherapee Provia100F | RawTherapee Provia100generic |
![]() |
![]() |
Dfx Provia100F | Exposure Provia100F |
![]() |
![]() |
Filmpack Provia100F | Filmpack Provia100generic |
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Fujifilm Velvia
RawTherapee Velvia50 | RawTherapee Velvia100generic |
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![]() |
Dfx Velvia50 | Dfx Velvia100 |
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Dfx Velvla100F |
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Exposure Velvia50 | Exposure Velvia100 |
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Filmpack Velvia50 | Filmpack Velvia100generic |
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Kodak Kodachrome 64
RawTherapee Kodachrome64 | RawTherapee Kodachrome64generic |
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Dfx Kodachrome64 | Exposure Kodachrome64generic |
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Filmpack Kodachrome64 |
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フィルム名に「generic」と入っているは、薬のジェネリックと同じ意味のようだが、これが何なのか良く判っていない。一般的市販品の再生品との事。再販品じゃなくて再生品ってなんぞよ?。Filmpackのマニュアルにも解説が無く・・・。
一般論としてベルビアと言うフィルムは赤味が強く発色され、またコントラストの強いので、この手の夕景にはマッチする。実際にその通りになっていると思う。先にベルビアの像を見ちゃうとアスティアなんて使いたくないと思ってしまう程。
フィルム時代からのカメラマンはそれらフィルムのおおよその特徴を理解している。でも間違って覚えている事もあり、例えばコダックイエローと言う言葉があるが、実際にはコダックのフィルムが黄色寄りって事は無かったらしい。一説にはフィルムの箱、パッケージが黄色いから間違えて浸透したとか・・・。
また我々がベルビアをより認知するようになったのは竹内敏信氏のネイチャーフォトだろう。でも氏の写真の多くはベルビアだけの発色じゃない。PLフィルターを使っているからだ。だからより原色が濃くなる傾向にあり、結果、無茶苦茶派手な発色をするフィルムの代表になってしまったが、どうも色々調べているとベルビア50に関してはコントラストは強かったが、発色は我々が思う程、彩度が高かった訳じゃないらしい。
だからどれがそれぞれのフィルムを細部に渡って模倣しているか?、こんな事を考えるのはナンセンス。これらはたまたまフィルム名が付いているが、Pentaxで言うカスタムイメージ、Lightroomならプリセットの1つ、そう思うべきで、こうやって色々なフィルム再現を見て、この風景にはどれが一番マッチしているか、どれが好みか、それを知るだけで十分だと思う。
ただ、この手のフィルムシミュレーションがいい加減だなと思うのはベルビアを見ると判る。ベルビア100系とベルビア50系で、100の方が派手で50が地味になるソフトと、反対に50が派手で100が地味になるのがある。これくらいは統一して欲しいよね。
一般論としてベルビアと言うフィルムは赤味が強く発色され、またコントラストの強いので、この手の夕景にはマッチする。実際にその通りになっていると思う。先にベルビアの像を見ちゃうとアスティアなんて使いたくないと思ってしまう程。
フィルム時代からのカメラマンはそれらフィルムのおおよその特徴を理解している。でも間違って覚えている事もあり、例えばコダックイエローと言う言葉があるが、実際にはコダックのフィルムが黄色寄りって事は無かったらしい。一説にはフィルムの箱、パッケージが黄色いから間違えて浸透したとか・・・。
また我々がベルビアをより認知するようになったのは竹内敏信氏のネイチャーフォトだろう。でも氏の写真の多くはベルビアだけの発色じゃない。PLフィルターを使っているからだ。だからより原色が濃くなる傾向にあり、結果、無茶苦茶派手な発色をするフィルムの代表になってしまったが、どうも色々調べているとベルビア50に関してはコントラストは強かったが、発色は我々が思う程、彩度が高かった訳じゃないらしい。
だからどれがそれぞれのフィルムを細部に渡って模倣しているか?、こんな事を考えるのはナンセンス。これらはたまたまフィルム名が付いているが、Pentaxで言うカスタムイメージ、Lightroomならプリセットの1つ、そう思うべきで、こうやって色々なフィルム再現を見て、この風景にはどれが一番マッチしているか、どれが好みか、それを知るだけで十分だと思う。
ただ、この手のフィルムシミュレーションがいい加減だなと思うのはベルビアを見ると判る。ベルビア100系とベルビア50系で、100の方が派手で50が地味になるソフトと、反対に50が派手で100が地味になるのがある。これくらいは統一して欲しいよね。

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コメント
i.Marks | URL | -
こんばんは、あ、これも良い、いやこっちも
うーん、やっぱりこっちも捨てがたいって
目移りしてしまいますね〜(笑
すごく毒になる比較です!(爆
( 2014年09月21日 20:15 )
BigDaddy | URL | -
> i.Marks さん
まさに仰る通りで、結果、どれが本当の自分の好みなのか、良く判らなくなっちゃうんです。
RawTherapeeを含め、これがフィルムシミュレーションはモノクロも含め、1つ1つかなりの量がありますので、最初、ほぼ全部を試し、あとはその日の気分ですね(笑)。ただ、やはり夕焼けとなると派手な方が良いでしょうし、下町や廃墟となると地味ながらこってり系が良かったりと、使っていくと、風景によってほぼ一択状態ですねぇ。
結果、今更ながら無駄な出費をしているなぁと感じるんですなぁ(笑)。
( 2014年09月21日 22:37 )
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