2023年11月18日 00:00
先日、紅葉を求めて群馬県を旅していた。写真掲載はいつになるか現時点では不明。何しろそれ以前の未掲載の旅が2つあり、その後の掲載となると来年になっちまう。まぁその2つは季節感はあまりないのでもしかすると先に今秋の旅模様をお送りするかも知れず・・・。
今日はひとまず、秋の旅でのウェアについて、自身の姿なんて撮らないから来年にネタを作ろうとしたら何を着ていったか忘れてしまうので、ウェアを含めた装備に関しては先に述べようと思った次第だ。己の備忘録みたいなものだが、アウトドア初心者ならではの考察を含んでいるので私と同様アウトドアの経験値が低い方には参考になるやもしれず。
今日はひとまず、秋の旅でのウェアについて、自身の姿なんて撮らないから来年にネタを作ろうとしたら何を着ていったか忘れてしまうので、ウェアを含めた装備に関しては先に述べようと思った次第だ。己の備忘録みたいなものだが、アウトドア初心者ならではの考察を含んでいるので私と同様アウトドアの経験値が低い方には参考になるやもしれず。
紅葉が見頃の場所となると日本全国どこでも同じような気候だろう。一般に最低気温が8度を下回ると木々が色付き、5度でそれがさらに進み、見頃になると言う。そうなると日中の気温は15度前後、曇天、雨天、北から冷たい風が吹けば10度なんて日もあろう。東京都心部だと11月最終週から12月初旬にピークを迎え、確かにその頃の日中の気温がそれくらい。
今回、紅葉鑑賞に選んだのは群馬県の中央から北側の地域。天気予報サイトなどの紅葉情報を見る限り、11月初めがピークだと言う。ところがである!。紅葉がピークだと言うのに訪れようと計画を立てている地域の週間天気予報を見ると最高気温は20度超え。おいおい!。
こっちは最高気温がピーカン15度、曇天12度、雨天10度、樹林地帯の日陰ではそこそこ寒い、そんな初冬の気候を想定して支度をしており、急遽2日前に装備を見直した。
当初はドライレイヤーに本家ミレーではなくテストを兼ねてイオンのプアマンズアミアミ(半袖)、ベースレイヤーもテストとしてワークマンのプアマンズ50/50メリノTシャツ(半袖)。さらに予想以上に寒かった時用にモンベルのジオラインM.W.ラウンドネックシャツ(長袖)だ。
ミドルウェアにはパタゴニアのR1エアハーフジップ。防風対策としてモンベルのライトシェルアウタージャケット。全天候型アウターはミレーティフォン50000ストレッチジャケット(春夏用)である。
パンツはノースフェイスのバーブパンツ。加えて停滞時の防寒着にL.L.ビーンの化繊インサレーションジャケットであるストレッチプリマロフトパッカウェイジャケット。万が一、下半身の防風、防雨対策としてレインパンツはモンベルのレイントレッカーパンツ(旧モデル)を用意していた。
ところが予報が20度超えでしょう?。結果、次のように変更。
最高気温が20度超え、そうなると午前中や夕暮れであっても15度くらい。だとするとアミアミを着たら体が火照る!、ドライレイヤーは不要と判断。ベースレイヤーはそのままワークマンの50/50メリノTシャツ。またM.W.ジオラインをウィックロンロングスリーブTシャツに変えた。
ミドルレイヤーもR1エアだと暑いだろうと判断し、ジャックウルフスキンの薄手ソフトシェルジャケット(商品名失念、モンベルのウイックロンZEOサーマルジャケットに近いウェア)に交換。防風ウェアは防寒機能もあるライトシェルアウタージャケットではなく、ペラペラのウィンドプラストパーカとした。アウターも暑さ対策でティフォン50000ストレッチジャケットから脇下ピットジップのあるパタゴニアのカルサイトジャケットに変更だ。
トレッキングパンツと停滞時の防寒着、レインパンツは一緒、バーブパンツ、ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケット、旧レイントレッカーパンツである。
ワークマン50/50メリノTシャツ、ウィックロンロングスリーブTシャツ、バーブパンツは3日間通して着用。ジャックウルフスキンのソフトシェルジャケットは運動量が少ない行程や観光お散歩写真で羽織り、風が冷たいと判断した際にウィンドブラストパーカ、もしくはカルサイトジャケットを・・・。
今回のレイヤリングは結果良好、何の不満もなかった。初日は車移動がメインでほぼ観光。リュックも背負わず、風対策としてウィンドブラストパーカをカメラバッグの中にぶち込んでのお散歩。この日は標高1000メートルまで上がったのかな?。ここまで上がると風は冷たく、日陰が続く場所でウィンドブラストパーカの出番となった。
2日目は8Kmちょいのトレッキング。標高は1600メートルまで上がる。とは言え高低差は400メートルで地味に緩やかに登って下るパターン。それでも往路はジャックウルフスキンのソフトシェルジャケットを着ているだけでも暑い。すぐに汗が出てくる。樹林帯で風もないからR1エアだったら地獄だったろう。
写真撮影が長引いた瞬間に汗冷えを起こすと判断。だらだらと登っている行程、滝汗になる前、休憩予定地点の遥か手前でソフトシェルジャケットを脱ぎ、代わりにウィンドブラストパーカを羽織った。標高が1500メートル近くになってから風が冷たく感じるようなり、再び中にソフトシェルジャケットを着る。復路はひたすら樹林帯、日陰の中を下る。周囲がカラマツ林なので無風状態、そこで再びウィンドシェルをリュックにしまい、そのままゴールへ。
最終日は家路の傍らちょこちょこと車を止めてはお散歩写真。標高も最終的には600メートルまで下がったのでこの日が最も暑かった。とは言えそれまでカルサイトジャケットを着用する機会が無かったので無理矢理羽織る事にする。インナーはメリノTシャツとソフトシェルジャケットのみ。勿論、脇下ピットジップ全開だ。カルサイトジャケットの表地は75デニールと厚手、でもピットジップ全開だと小汗を掻く程度で蒸れる感覚はない。ピットジップ万歳である。
今回、初めてかな?。旅の最中、1時間程であったが温泉街を夜散歩。夜でも気温は下がらず、20時の段階で10度前後だったと記憶する。寒い程ではないにせよ、せっかく持参したからと停滞時の防寒着として用意していたプリマロフトパッカウェイジャケットを着用。ちんたら歩き、そしてインナーはウィックロンTシャツ1枚なので暑くもなく寒くもない。これでレインパンツ以外、所持したウェアを全て着用した事になる。
次にベースレイヤーとして活用したワークマンのメリノウール50パーセント、ポリエステル50パーセントの半袖Tシャツのレビューでもしよう。
10月19日記事
まず上でスロージョギング時、つまり大汗を掻いた際のレビューを書いているのでご覧になって頂きたい。
今回は3日間、日中はずっと着用していた。先に書いた通り、天候に合わせて上手くレイヤリング出来ていたのでシャツがビショビショになるくらいの汗は掻かなかった。そんな状態でこの50/50メリノシャツはどうだったか?。こんな結論、皆さん望んでいないと思うが、至極当たり前・・・。
「天候にマッチしたレイヤリング、そして強度の高い運動をしなければどんなドライレイヤー、ベースレイヤーだろうが機能する!」
メリノウール100パーセントだろうが、化繊100パーセントだろうが、ハーフ&ハーフだろうが、気候に適したレイヤリングを施していればドライ、またはベースレイヤーに何を着ても一緒!。厳冬期を除けば2000メートルオーバーの山々でも同じだと思う。その標高、天候にマッチしたレイヤリングだったらウール、化繊、どっちでも良い。
以前モンベルの店員さんに、、、
「何故モンベルはモンベル以外の商品を扱っているのか?」
と問うたところ、、、
「モンベルは総合アウトドアメーカーであり、全てをショップ内で完結させないとならない。そうでないとお客様に失礼である。よって自社では賄えないと判断した商品は他社ブランドでも店舗に並べる」
しかも店員さんが「そういう要望ならドコドコブランドのアレコレを手に入れた方が良い」と他社の商品を紹介しちゃう徹底ぶり。そうなるとモンベルでは他社のアミアミは販売していないし、自社でアミアミを販売する予定もなさそう。私自身の経験として汗処理に困って相談しても他社アミアミを紹介された事は一度もない。普通にモンベルのジオラインやメリノウールを使えと言われ、天候にマッチしたレイヤリングで登山に挑め、汗を掻かない歩き方をしようと有り難い説法を耳にする事になる。と言う事はモンベルとしてはどんな過酷な登山でもアミアミなどのドライレイヤーは不要と判断している訳だ。
日本はアミアミ信仰が強いのかな?。どこかで拾ったネタ、「ミレーのアミアミ、ヨーロッパでも展開しようとしたらしいが、誰も見向きもしなかった」、これが事実なのか不明なものの、現時点でヨーロッパではアミアミは販売していない筈で、世界中のアルピニストでアミアミを着用している人はほんの一握りに過ぎないと思う。
言い換えるとメリノ信仰も多分にあるみたいだし、そもそも大汗を掻いたり、想定外の天候に見舞われたらどんなに優れたドライレイヤー、ベースレイヤーだろうが現在のアパレル技術では力不足でしかないって事。だったらジオラインとメリノだけでいいんじゃない?、それがモンベルの回答なんじゃなかろうか?。
2日目を例に取ると標高を上げていたのと雲が多かったので午前中から昼に掛けて往路の上りでは15度前後と言ったところ。また大半が樹林帯で風も僅か。その天候なら本家だろうがプアマンズだろうがアミアミ、それにメリノシャツ、その上にウィックロンTシャツ、もしくはソフトシェルジャケット、そんなレイヤリングだったら暑くて大汗を掻いていた筈。気温は低くはないにせよ、停滞時には汗冷えした筈。きっと不快な一日を過ごしていたろう。
今回は50/50メリノにウィックロン、ソフトシェルジャケット、ウィンドシェル、この組み合わせで挑んだけれど、50/50メリノの替わりにメリノ100パーセントでも、化繊のアミアミでも問題なかったろうし、L.Wのジオラインでも問題は無かったろう。
そうそう!、上のリンクではスロージョギングの後、2時間部屋で干してもビショビショのまま、これって50/50の意味あるのか?、と疑問を呈した。でも小汗時、そして日中の着用だと確かにウール100パーセントよりは乾きが早いのが実感出来た。
但し、長く停滞すると15度程度の気温だと風が吹いていたら汗冷えする。本ブログで何度も申し上げている。汗冷えしないウェアなんてこの世にないの!。そこ出てくる意見が、、、
「ならばドライレイヤーとして下にアミアミを着たら?」
あくまでも日帰り低山専科な人間の意見として先に記述したように15度前後の気温だったらそれだと暑い。そんな事をせずに防風対策でウィンドシェルを羽織るだけで十分、それでも寒さを感じたらレインジャケットを羽織るか、停滞時用の防寒着も用意しているのだからそれを着れば済む事。しかも経験上、長い時間立ち止まっているとアミアミを着ていても薄着だったら普通に体は冷える。今回の天気ではアミアミは不要(もしくはメリノ不要でアミアミだけ)で正解。
次に50/50メリノTシャツの匂いについて。50/50は丈夫、そしてウール100よりも乾きが早いのが長所だが、ポリエステル部分が悪臭を放つ?。3日間、宿以外でずっと着続けていたし、実はそれ以前に不潔と言われるかも知れないが、5日連続で1時間15分のスロージョギング時にこれを着続けた。毎回ビショビショ、それを洗濯せずに部屋に干していただけ。でも悪臭は皆無!。24時間、それを何日も肌に身に着けていればある程度は臭ってくるかもしれない。でも3日間の観光旅行に毛の生えたくらいのアウトドアアクティビティなら宿用の着替えだけ用意していれば十分だろう。
ハーフ&ハーフと言えば靴下、今回はキャラバンのメリノウールソックスで挑んだ。これは80/20、ナイロンとポリウレタンが10パーセントずつ織り込まれている。これも一足通し(宿用は別)、3日間で30時間以上履いていた。全く匂いません!。これまで靴下は気持ち悪いから毎日交換していたけれど、今後、秋以降の3日間程度の旅なら一足(宿用で+もう一足)で十分と見た。
このキャラバンのメリノウールソックスはお勧め出来る。2ピースセット商品を買うと一足当たり1500円しないんだ(送料が別途掛かるけど)、ワークマンのメリノウールソックスでも問題ないとは思うが、キャラバンのこれは分厚くて秋冬のトレッキングにはピッタリ。
モンベウルのメリノウールソックスも所持しているが、キャラバンよりちょっと薄手なのとウールは52パーセント、その割には少々お高い。モンベル会員なら送料は無料になるが、キャラバンの方がウール含有率が高く、また厚手で冬向き。2ピースセットなら関東にお住まいの方なら送料が掛かってもウールの含有量と厚さを求めるのならモンベルのそれよりお得になる。しかも私はセール時、この商品よりも丈が長く、パイル編みの商品を半額程度で買っている。お散歩写真のついでに本店に寄ったので送料も掛からず、超~お買い得であった(こちらのメリノウール含有率は69パーセントみたい)。
最後に。宿ではどんな出で立ちだったか?。
浴衣ってものが大の苦手。苦手と言うよりも大嫌い!。歩いているだけで着崩れるし、酔っ払ったオヤジがギャ~ギャ~騒ぎながら着ている、そんな悪いイメージしかなく、これまでの人生でほとんど羽織った事がない。荷物が増えても常に宿用の着替えを用意している。
今回の旅ではウィックロンロングTシャツをもう1枚用意し、それだけだと寒いのでL.L.ビーンのエアーライトニットフルジップフーティを羽織った。このフーディー、パタゴニアのR1と同じような用途で使える。アウトドアでの行動着として、、また部屋着としても薄手過ぎず厚手過ぎずで勝手が良い。欠点としてはハンドポケットにファスナーがない(R1もファスナーないんだよね)ので物を入れられない点とシルエットが寸胴タイプだからなんとなくオデブに見えちゃう・・・。そしてパンツはワークマンの秋冬用エアロストレッチウォームスラックス。靴下は100円ショップ。
以上、ウェア編おしまい。次回はギア編かな?。
今回、紅葉鑑賞に選んだのは群馬県の中央から北側の地域。天気予報サイトなどの紅葉情報を見る限り、11月初めがピークだと言う。ところがである!。紅葉がピークだと言うのに訪れようと計画を立てている地域の週間天気予報を見ると最高気温は20度超え。おいおい!。
こっちは最高気温がピーカン15度、曇天12度、雨天10度、樹林地帯の日陰ではそこそこ寒い、そんな初冬の気候を想定して支度をしており、急遽2日前に装備を見直した。
当初はドライレイヤーに本家ミレーではなくテストを兼ねてイオンのプアマンズアミアミ(半袖)、ベースレイヤーもテストとしてワークマンのプアマンズ50/50メリノTシャツ(半袖)。さらに予想以上に寒かった時用にモンベルのジオラインM.W.ラウンドネックシャツ(長袖)だ。
ミドルウェアにはパタゴニアのR1エアハーフジップ。防風対策としてモンベルのライトシェルアウタージャケット。全天候型アウターはミレーティフォン50000ストレッチジャケット(春夏用)である。
パンツはノースフェイスのバーブパンツ。加えて停滞時の防寒着にL.L.ビーンの化繊インサレーションジャケットであるストレッチプリマロフトパッカウェイジャケット。万が一、下半身の防風、防雨対策としてレインパンツはモンベルのレイントレッカーパンツ(旧モデル)を用意していた。
ところが予報が20度超えでしょう?。結果、次のように変更。
最高気温が20度超え、そうなると午前中や夕暮れであっても15度くらい。だとするとアミアミを着たら体が火照る!、ドライレイヤーは不要と判断。ベースレイヤーはそのままワークマンの50/50メリノTシャツ。またM.W.ジオラインをウィックロンロングスリーブTシャツに変えた。
ミドルレイヤーもR1エアだと暑いだろうと判断し、ジャックウルフスキンの薄手ソフトシェルジャケット(商品名失念、モンベルのウイックロンZEOサーマルジャケットに近いウェア)に交換。防風ウェアは防寒機能もあるライトシェルアウタージャケットではなく、ペラペラのウィンドプラストパーカとした。アウターも暑さ対策でティフォン50000ストレッチジャケットから脇下ピットジップのあるパタゴニアのカルサイトジャケットに変更だ。
トレッキングパンツと停滞時の防寒着、レインパンツは一緒、バーブパンツ、ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケット、旧レイントレッカーパンツである。
ワークマン50/50メリノTシャツ、ウィックロンロングスリーブTシャツ、バーブパンツは3日間通して着用。ジャックウルフスキンのソフトシェルジャケットは運動量が少ない行程や観光お散歩写真で羽織り、風が冷たいと判断した際にウィンドブラストパーカ、もしくはカルサイトジャケットを・・・。
今回のレイヤリングは結果良好、何の不満もなかった。初日は車移動がメインでほぼ観光。リュックも背負わず、風対策としてウィンドブラストパーカをカメラバッグの中にぶち込んでのお散歩。この日は標高1000メートルまで上がったのかな?。ここまで上がると風は冷たく、日陰が続く場所でウィンドブラストパーカの出番となった。
2日目は8Kmちょいのトレッキング。標高は1600メートルまで上がる。とは言え高低差は400メートルで地味に緩やかに登って下るパターン。それでも往路はジャックウルフスキンのソフトシェルジャケットを着ているだけでも暑い。すぐに汗が出てくる。樹林帯で風もないからR1エアだったら地獄だったろう。
写真撮影が長引いた瞬間に汗冷えを起こすと判断。だらだらと登っている行程、滝汗になる前、休憩予定地点の遥か手前でソフトシェルジャケットを脱ぎ、代わりにウィンドブラストパーカを羽織った。標高が1500メートル近くになってから風が冷たく感じるようなり、再び中にソフトシェルジャケットを着る。復路はひたすら樹林帯、日陰の中を下る。周囲がカラマツ林なので無風状態、そこで再びウィンドシェルをリュックにしまい、そのままゴールへ。
最終日は家路の傍らちょこちょこと車を止めてはお散歩写真。標高も最終的には600メートルまで下がったのでこの日が最も暑かった。とは言えそれまでカルサイトジャケットを着用する機会が無かったので無理矢理羽織る事にする。インナーはメリノTシャツとソフトシェルジャケットのみ。勿論、脇下ピットジップ全開だ。カルサイトジャケットの表地は75デニールと厚手、でもピットジップ全開だと小汗を掻く程度で蒸れる感覚はない。ピットジップ万歳である。
帰路に就いてビックリ。午後2時を回ると車内はとてつもなく暑くなり、窓を開けているだけだと汗ばんでくる。勿論カルサイトジャケットは脱いでいる。なんと11月で冷房をオン!。ホント、異常気象だぜ!。
今回、初めてかな?。旅の最中、1時間程であったが温泉街を夜散歩。夜でも気温は下がらず、20時の段階で10度前後だったと記憶する。寒い程ではないにせよ、せっかく持参したからと停滞時の防寒着として用意していたプリマロフトパッカウェイジャケットを着用。ちんたら歩き、そしてインナーはウィックロンTシャツ1枚なので暑くもなく寒くもない。これでレインパンツ以外、所持したウェアを全て着用した事になる。
次にベースレイヤーとして活用したワークマンのメリノウール50パーセント、ポリエステル50パーセントの半袖Tシャツのレビューでもしよう。
10月19日記事
まず上でスロージョギング時、つまり大汗を掻いた際のレビューを書いているのでご覧になって頂きたい。
今回は3日間、日中はずっと着用していた。先に書いた通り、天候に合わせて上手くレイヤリング出来ていたのでシャツがビショビショになるくらいの汗は掻かなかった。そんな状態でこの50/50メリノシャツはどうだったか?。こんな結論、皆さん望んでいないと思うが、至極当たり前・・・。
「天候にマッチしたレイヤリング、そして強度の高い運動をしなければどんなドライレイヤー、ベースレイヤーだろうが機能する!」
メリノウール100パーセントだろうが、化繊100パーセントだろうが、ハーフ&ハーフだろうが、気候に適したレイヤリングを施していればドライ、またはベースレイヤーに何を着ても一緒!。厳冬期を除けば2000メートルオーバーの山々でも同じだと思う。その標高、天候にマッチしたレイヤリングだったらウール、化繊、どっちでも良い。
以前モンベルの店員さんに、、、
「何故モンベルはモンベル以外の商品を扱っているのか?」
と問うたところ、、、
「モンベルは総合アウトドアメーカーであり、全てをショップ内で完結させないとならない。そうでないとお客様に失礼である。よって自社では賄えないと判断した商品は他社ブランドでも店舗に並べる」
しかも店員さんが「そういう要望ならドコドコブランドのアレコレを手に入れた方が良い」と他社の商品を紹介しちゃう徹底ぶり。そうなるとモンベルでは他社のアミアミは販売していないし、自社でアミアミを販売する予定もなさそう。私自身の経験として汗処理に困って相談しても他社アミアミを紹介された事は一度もない。普通にモンベルのジオラインやメリノウールを使えと言われ、天候にマッチしたレイヤリングで登山に挑め、汗を掻かない歩き方をしようと有り難い説法を耳にする事になる。と言う事はモンベルとしてはどんな過酷な登山でもアミアミなどのドライレイヤーは不要と判断している訳だ。
日本はアミアミ信仰が強いのかな?。どこかで拾ったネタ、「ミレーのアミアミ、ヨーロッパでも展開しようとしたらしいが、誰も見向きもしなかった」、これが事実なのか不明なものの、現時点でヨーロッパではアミアミは販売していない筈で、世界中のアルピニストでアミアミを着用している人はほんの一握りに過ぎないと思う。
言い換えるとメリノ信仰も多分にあるみたいだし、そもそも大汗を掻いたり、想定外の天候に見舞われたらどんなに優れたドライレイヤー、ベースレイヤーだろうが現在のアパレル技術では力不足でしかないって事。だったらジオラインとメリノだけでいいんじゃない?、それがモンベルの回答なんじゃなかろうか?。
2日目を例に取ると標高を上げていたのと雲が多かったので午前中から昼に掛けて往路の上りでは15度前後と言ったところ。また大半が樹林帯で風も僅か。その天候なら本家だろうがプアマンズだろうがアミアミ、それにメリノシャツ、その上にウィックロンTシャツ、もしくはソフトシェルジャケット、そんなレイヤリングだったら暑くて大汗を掻いていた筈。気温は低くはないにせよ、停滞時には汗冷えした筈。きっと不快な一日を過ごしていたろう。
今回は50/50メリノにウィックロン、ソフトシェルジャケット、ウィンドシェル、この組み合わせで挑んだけれど、50/50メリノの替わりにメリノ100パーセントでも、化繊のアミアミでも問題なかったろうし、L.Wのジオラインでも問題は無かったろう。
そうそう!、上のリンクではスロージョギングの後、2時間部屋で干してもビショビショのまま、これって50/50の意味あるのか?、と疑問を呈した。でも小汗時、そして日中の着用だと確かにウール100パーセントよりは乾きが早いのが実感出来た。
但し、長く停滞すると15度程度の気温だと風が吹いていたら汗冷えする。本ブログで何度も申し上げている。汗冷えしないウェアなんてこの世にないの!。そこ出てくる意見が、、、
「ならばドライレイヤーとして下にアミアミを着たら?」
あくまでも日帰り低山専科な人間の意見として先に記述したように15度前後の気温だったらそれだと暑い。そんな事をせずに防風対策でウィンドシェルを羽織るだけで十分、それでも寒さを感じたらレインジャケットを羽織るか、停滞時用の防寒着も用意しているのだからそれを着れば済む事。しかも経験上、長い時間立ち止まっているとアミアミを着ていても薄着だったら普通に体は冷える。今回の天気ではアミアミは不要(もしくはメリノ不要でアミアミだけ)で正解。
次に50/50メリノTシャツの匂いについて。50/50は丈夫、そしてウール100よりも乾きが早いのが長所だが、ポリエステル部分が悪臭を放つ?。3日間、宿以外でずっと着続けていたし、実はそれ以前に不潔と言われるかも知れないが、5日連続で1時間15分のスロージョギング時にこれを着続けた。毎回ビショビショ、それを洗濯せずに部屋に干していただけ。でも悪臭は皆無!。24時間、それを何日も肌に身に着けていればある程度は臭ってくるかもしれない。でも3日間の観光旅行に毛の生えたくらいのアウトドアアクティビティなら宿用の着替えだけ用意していれば十分だろう。
ハーフ&ハーフと言えば靴下、今回はキャラバンのメリノウールソックスで挑んだ。これは80/20、ナイロンとポリウレタンが10パーセントずつ織り込まれている。これも一足通し(宿用は別)、3日間で30時間以上履いていた。全く匂いません!。これまで靴下は気持ち悪いから毎日交換していたけれど、今後、秋以降の3日間程度の旅なら一足(宿用で+もう一足)で十分と見た。
このキャラバンのメリノウールソックスはお勧め出来る。2ピースセット商品を買うと一足当たり1500円しないんだ(送料が別途掛かるけど)、ワークマンのメリノウールソックスでも問題ないとは思うが、キャラバンのこれは分厚くて秋冬のトレッキングにはピッタリ。
モンベウルのメリノウールソックスも所持しているが、キャラバンよりちょっと薄手なのとウールは52パーセント、その割には少々お高い。モンベル会員なら送料は無料になるが、キャラバンの方がウール含有率が高く、また厚手で冬向き。2ピースセットなら関東にお住まいの方なら送料が掛かってもウールの含有量と厚さを求めるのならモンベルのそれよりお得になる。しかも私はセール時、この商品よりも丈が長く、パイル編みの商品を半額程度で買っている。お散歩写真のついでに本店に寄ったので送料も掛からず、超~お買い得であった(こちらのメリノウール含有率は69パーセントみたい)。
ユニクロのヒートテックソックス。これの一番分厚いパイル地タイプを冬の常用ソックスにしている。ヒートテックはレーヨンが入っているからアウトドアでは使わない方が良いと言われている。でも靴下くらいだったらビショビショになる筈もなく、ハイキングレベルの登山ならそれでも十分。化繊だから臭くなる?、日帰りだったら臭くても良いっしょ!。
最後に。宿ではどんな出で立ちだったか?。
浴衣ってものが大の苦手。苦手と言うよりも大嫌い!。歩いているだけで着崩れるし、酔っ払ったオヤジがギャ~ギャ~騒ぎながら着ている、そんな悪いイメージしかなく、これまでの人生でほとんど羽織った事がない。荷物が増えても常に宿用の着替えを用意している。
今回の旅ではウィックロンロングTシャツをもう1枚用意し、それだけだと寒いのでL.L.ビーンのエアーライトニットフルジップフーティを羽織った。このフーディー、パタゴニアのR1と同じような用途で使える。アウトドアでの行動着として、、また部屋着としても薄手過ぎず厚手過ぎずで勝手が良い。欠点としてはハンドポケットにファスナーがない(R1もファスナーないんだよね)ので物を入れられない点とシルエットが寸胴タイプだからなんとなくオデブに見えちゃう・・・。そしてパンツはワークマンの秋冬用エアロストレッチウォームスラックス。靴下は100円ショップ。
以上、ウェア編おしまい。次回はギア編かな?。

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