2023年11月16日 00:00
久々の物知り顔シリーズ。
「R1と言えば?」
ヨーグルト飲料が真っ先に浮かぶ。お笑い好きならきっと芸人の大会をイメージするだろう。でもアウトドアな人間やファッションに詳しい人間はR1と言えばパタゴニアのレギュレーターフリースシリーズの一番薄手なタイプ、そう回答する。
今日はそのパタゴニアのR1について!。但し!、ぜ~んぶアウトドア関連サイトからの受け売りでござんず!。情報ネタではあるが、情報サイトのような忖度しまくりメーカー寄り目線ではなく、あくまでも主観!、エッセイ的な読み物と思ってご覧になって頂きたい。
「R1と言えば?」
ヨーグルト飲料が真っ先に浮かぶ。お笑い好きならきっと芸人の大会をイメージするだろう。でもアウトドアな人間やファッションに詳しい人間はR1と言えばパタゴニアのレギュレーターフリースシリーズの一番薄手なタイプ、そう回答する。
今日はそのパタゴニアのR1について!。但し!、ぜ~んぶアウトドア関連サイトからの受け売りでござんず!。情報ネタではあるが、情報サイトのような忖度しまくりメーカー寄り目線ではなく、あくまでも主観!、エッセイ的な読み物と思ってご覧になって頂きたい。
寒い時期、暖かいながらも汗抜けが良い優秀なミドルレイヤーが欲しい!。そんな思いで一昨年かな?、ミレーのテクノセネカと言う機能性フリースを手に入れた。
テクノセネカ、すでに廃番で今は後継モデルがセネカジャケットとして販売されており、大きな変更点としてミレー独自のグリッド生地がポーラテック社製に変更されたみたい。R1と比較するとグリッドが小粒。でも生地を太陽に透かすと凹部はしっかりと透けて見え、汗抜けしやすい設計がされている。
本来ならこれで(廃番になった方)良くも悪くも納得出来た筈だった。
「なるほど、グリッドフリースってこんなんなのね!」
ところがミレーの糞寸法!。ちゃんとサイズ表を見て買ったのにまぁパッツンパッツンですよ!。着られるけれど肩と腕周りがかなり窮屈で・・・。
これで2回トレッキングしている。ストレッチする生地なので着ているうちに途中で慣れはする。ところが何か違うんだ。その下にこれまたパッツンフィットのアミアミを着ているからコンプレッションウェアを着ているような気分。
「よぉし!、これから登山しますぜ!、気合だ、気合だ!」
そう意気込まないと着ていられないウェア。日帰り低山専科だからサイズ感も含め、もっと緩~く山と向き合いたい。
そんな時、ワークマンでブロックフリーストレッキングハーフジップ、ブロックフリーストレッキングクルーネックなる商品を見つけた。
「おお!、まんまR1ではないか!、しかも価格は15分の1くらいか?」
すぐに飛びついてジップタイプ、クルーネックタイプ、色違いをそれぞれ2着購入しちまった。本物のR1がどれ程優れているか知らない。知らないけれどこのプアマンズR1で大満足出来た自分がいた。
上述テクノセネカを購入した直後にこれを手に入れ、それ以降、部屋着としては勿論の事、蒸れにくいのは確かで寒い日の坂道を中心としたスロージョギングではこればかり着ている。今年もそろそろこれを着てスロージョギングするつもり。イオンアミアミ、もしくはワークマン50/50メリノの上にこれ、河川敷なので風ピープーだったらさらにウィンドシェルを羽織る。
欠点は購入直後にテストした時に書いたと思うが、脇下部分、何故かここだけフリース素材ではなく、一般的なポリエステル生地になっている。しかもコットンが12パーセント。一番汗が溜まる場所だからより吸収性、速乾性の高い生地にしたようだが、これが寒い時、逆効果な気がしてならない。この辺りから冷えが伝わってしまうんだ。
ゆっくりとは言え主に坂道でトレーニングしている。脇下はずっと腕に挟まれているからそこから水分が素早く抜けるとは到底思えないんだ。コットン12パーセントが悪さをしているかは不明なものの、とにもかくにもこの脇下部分が強烈にビショビショになり、また乾きも遅いから、外気にさらされて汗冷えが起こる要因になっていると考えられる(ずっと走っていれば寒くはない)。一体どこの馬鹿がこんな仕様にしたのだろうか?。
それでも部屋着、普段着、ジョギング着として日常でヘビーユース。でもまだ山では使っていない。一度、郊外のお散歩写真で使用して、標高差100メートルにも満たないだろう山、と言うより丘?、を登ったくらい。その時はアウターに何か羽織っており、特に長所も短所も感じず・・・。
「今年の秋冬はこれを着て緩めのハイキング、トレッキングを楽しもう!」
そう思っていた矢先、たまたま行動着、ミドルレイヤーの記事を読んでいて、滅多に当たらない私の予言がなんと的中!、2023年秋冬のトレンドは「オクタ素材」だそうな。このオクタとポーラテックのパワーグリッドを組合わあせたのがカリマーの「active breath zip-up」。非常に興味あるウェア。でもミドルレイヤーで3万円超えだぜ!。誰が買うかこんなもん!。
でもそこで久しぶりにポーラテックのグリッドフリースに目が行き、そうかぁ、やっぱりなんだかんだとパタゴニアのR1が定番なのだろうな。ど~れ、一体お幾ら?、オクタよりは安いよな・・・。
するとビックリ!。R1って一体何種類あるんだ?。R1の表地をもこもこさせたようなR1エアなる商品があるのは知っていたけれど、今ではR1、R1エアの他にR1テックフェイス、R1デイリーと4種類が存在し、それぞれクルーネックだのハーフジップだのフルジップだのが存在しており、R1と名の付くものはトップスだけでも20種類近くあるのか?。
そうなると欲しい欲しくないは置いといて何が違うんだろう?、って思うでしょう?。調べたさ!。
元祖R1は従来通り。裏側がグリッド、凸凹したフリースになっているタイプ。R1エアは何て表現すれば良いかな、グリッドではなく、細かいギャザー編みのセーターのような形状をした凸凹を表裏に持っているフリース、R1テックフェイスは従来のR1に撥水性を持たせて鎧を被せたようなソフトシェルジャケット的な仕様。R1デイリーは裏起毛ストレッチジャケットとでも言おうか?。
それぞれの特徴を端的に表すと、、、
「全ての機能が平均点な元祖R1」
「吸湿速乾通気性に優れているR1エア」
「表地を強化しソフトシェル的に使用するR1テックフェイス」
「日常からハイキングまで幅広い守備範囲のR1デイリー」
しかし本質を突き詰め敢えて悪口を書くとするとR1エアは稜線上では寒い、反対にR1テックフェイスは樹林地帯だと汗抜けが悪い、R1デイリーはただのフリースって事になる。
あれっ?、だったら元祖R1が一番良いんじゃね?。ところがどうもラインナップを見る限り、パタゴニアは元祖R1を半ばお役御免的な商品にしている節がある。「まだ根強いファンがいるから一応、プルオーバーだけは残しておいたけど、将来的には廃止!、よってR1から派生したエア、テックフェイス、デイリーと言うそれぞれ突出した機能を持つウェアを今後は使い分けてね!」、そんなメッセージがオンラインサイトから見受けられる。使い分けてね?、って全て買わせようって魂胆かいな?。
パタゴニア直営店で全部見てきた。ここはモンベルの商品に例えると判りやすいかもしれない(あくまでも私見である)。私が知らなかったR1テックフェイスはトレールシェルジャケットに近く、R1デイリーはノマドジャケットとかクラッグジャケットと同じ土俵にいるような気がする。このR1デイリーはデイリーと名の付く事から日常からハイキングまで幅広い守備力でアウトドア関連のサイトで一押しされていたりもするが、裏地はR1独特の凸凹ではなく極普通のフリース素材であり、どうも魅力を感じない。だったら半額以下で買えるとモンベルでいいんじゃないの?。
あくまでも試着レベルにて、元祖R1に一番近いと感じたのはR1テックフェイス。お店の人もテックフェイスが万能選手であると言っていて、R1エアよりも防風性があるが、元祖R1よりも通気性がある、それがR1テックフェイスとの事。私のような汗掻きはR1テックフェイスではなく断然R1エアを選び、寒いと感じたら素直にウィンドシェルを羽織るのがベストであると・・・。
最近学んだ。寒けりゃ着足せば良い。至極単純。勿論、暑い、蒸れる場合は脱げば良い。しかしミドルレイヤー、行動着が暑いとなった途端、為す術なくない?。気温15度くらい中、メリノウールのベースレイヤーにR1テックフェイスを着て山登りしていたら樹林地帯は無風で暑い!。そうなったらどうすんの?。15度だったらあり得るパターン。風ピープーの稜線に出るまで汗タラ~リを我慢する?。いえいえ、我慢したら稜線に出た瞬間に一気に生地が冷やされて汗冷えを起こす。だったら汗抜けが良いとされるR1エアで出発して稜線に出て寒いと感じたらウィンドシェルを羽織る、これが正解ではないか?。
さて!。
何故突然にR1について御託を並べているか?、皆さんも薄々感づかれているに違いない。ワタクシ、またまた酔狂にも程がある事をしでかした。なんと!、店員さんの口車に乗ってR1エアをついつい手にしちまった!。汗掻きと言う事で着脱が楽なフルジップを勧められたが、R1系は薄手とは言え、フードを含めると結構嵩張る。脱ぐ事は想定しないまでもフードは邪魔くさい。フルジップのフード無しジャケットタイプがあれば良かったのだけどそういう商品はなく仕方なくジップネックタイプを選んだ。
これを書くに当たって再び色々とR1関連の情報を集めていたら驚愕!。ここまで読んで下さった貴方だけへの情報!。一番伝えたかったのがここから先のお話!。とにかくエゲツねえし、スゲェ!、そんなウェアをこれから紹介する。勿論、ご存じの方もいらっしゃるとは思うが、ほとんど検索に引っかからないのでまだまだ知らない方も多いんじゃないかな?。
「サーマルテックフリース」
これがキーワードだ。なんと!、あの!、ワークマンが昨年発売した新たなフリース。これのクルーネックタイプだけがラインナップされているようで、現時点ではワークマンのオンラインサイトからは外されている。恐らく店舗先行販売で人気が出たら追加生産、いつものワークマンシステムなのだろう(メリノウールのロンT中厚手もそんな販売方法だったと記憶する)。
何故このフリースがエゲツなくて凄いのか?。
この「サーマルテックフリース長袖クルーネック」なる商品、R1エアクルーのパクリなんだ。ブロックフリースでR1をパクったと思ったらもうR1エアをパクっていやがる!。R1エアクルーが14300円のところ15分の1の価格、980円だって!。
この存在を知ったのはR1エアジップネックの購入後だった。う~ん、購入前にこの存在を知っていたらR1エアは買わなかったかもしれない。きっと買わなかったろう。まずはこのサーマルテックフリースクルーネックを手に入れて従来のブロックフリースとどう異なるのか色々とテストをして云々・・・。もし本家を買うにせよそれは来年以降の話になっていた筈・・・。
パタゴニアがR1エアを発売したのが2020年、その2年後にもうパクっている。アパレル業界はパクったりパクられたりな世界だし、これが法に触れるのならすでにパタゴニアは手を打っている筈。だから仕様や機能をパクるのが悪いとは言わないけれど、本家の2年後にパクり商品を出すとは企業として相当エゲツない。虫酸が走る。
有名メーカーのアウトドアブランドはひとつの商品を開発するまでに何度もフィールドテストを重ねて三歩進んで二歩下がる、そんな地道な努力の結果。それを他企業がテストも何もしないで、「なるほど、こういうデザインでこんな風に作ればそれっぽいのが出来るのね!、ラッキー!、頂き!」とデザインから発注、生産まで下手したら数ヶ月レベル。
私のようにプアマンズの存在を知っていたら本家を買わなかったかもと言うケチな野郎がこの世には腐る程いる訳!。そりゃぁ本家はたまったもんじゃない。でも消費者ってのは常にダブルスタンダード。本家が可哀想、ワークマン憎し!、と憤慨しつつも、、、
「有名アウトドアブランドはボッタクリ過ぎるよ!、たかが化繊のTシャツやらフリースやらでなんであんなに高いんだ!、どれだけ儲けているんだ!」
そんな心情も多分にある。
と言う事でワタクシは本家R1エアを買ってしまったけれど、今後ワークマンの店舗でサーマルテックフリースを見つけたら絶対に買う!。いずれハーフジップタイプも加わるだろうし、ブロックフリースと同じように色違いを2着ずつ買っちゃうかも・・・。
ワークマンでは他にもアウトドアで使えそうなフリースが2商品ある。
ストレッチマイクロフリース(ハーフジップ/ハイネック)
グリッドフリースサーマルストレッチトレーナー
ストレッチマイクロフリースはネット上で見る限り、R1デイリーのパクリにも見えなくもない。そしてグリッドフリースサーマルストレッチトレーナー、これが一番ワークマンらしいかな?。モンベルのトレールシェルジャケットとマウンテンジャージジャケット、そしてR1を足して3で割ったような・・・。現存する様々なウェアをちょっとずつパクって独自の商品に仕立て上げたように見える。
これを書いている今、このワークマンの3つの商品をまだ手に入れていない。見つけ次第全部ケットするつもり・・・。ケチだからR1エアを部屋着や近所のお買い物着にしたくはない。そういう用途にはやっぱり庶民の味方、虫酸が走るワークマン!。
テクノセネカ、すでに廃番で今は後継モデルがセネカジャケットとして販売されており、大きな変更点としてミレー独自のグリッド生地がポーラテック社製に変更されたみたい。R1と比較するとグリッドが小粒。でも生地を太陽に透かすと凹部はしっかりと透けて見え、汗抜けしやすい設計がされている。
本来ならこれで(廃番になった方)良くも悪くも納得出来た筈だった。
「なるほど、グリッドフリースってこんなんなのね!」
ところがミレーの糞寸法!。ちゃんとサイズ表を見て買ったのにまぁパッツンパッツンですよ!。着られるけれど肩と腕周りがかなり窮屈で・・・。
これで2回トレッキングしている。ストレッチする生地なので着ているうちに途中で慣れはする。ところが何か違うんだ。その下にこれまたパッツンフィットのアミアミを着ているからコンプレッションウェアを着ているような気分。
「よぉし!、これから登山しますぜ!、気合だ、気合だ!」
そう意気込まないと着ていられないウェア。日帰り低山専科だからサイズ感も含め、もっと緩~く山と向き合いたい。
そんな時、ワークマンでブロックフリーストレッキングハーフジップ、ブロックフリーストレッキングクルーネックなる商品を見つけた。
「おお!、まんまR1ではないか!、しかも価格は15分の1くらいか?」
すぐに飛びついてジップタイプ、クルーネックタイプ、色違いをそれぞれ2着購入しちまった。本物のR1がどれ程優れているか知らない。知らないけれどこのプアマンズR1で大満足出来た自分がいた。
上述テクノセネカを購入した直後にこれを手に入れ、それ以降、部屋着としては勿論の事、蒸れにくいのは確かで寒い日の坂道を中心としたスロージョギングではこればかり着ている。今年もそろそろこれを着てスロージョギングするつもり。イオンアミアミ、もしくはワークマン50/50メリノの上にこれ、河川敷なので風ピープーだったらさらにウィンドシェルを羽織る。
欠点は購入直後にテストした時に書いたと思うが、脇下部分、何故かここだけフリース素材ではなく、一般的なポリエステル生地になっている。しかもコットンが12パーセント。一番汗が溜まる場所だからより吸収性、速乾性の高い生地にしたようだが、これが寒い時、逆効果な気がしてならない。この辺りから冷えが伝わってしまうんだ。
ゆっくりとは言え主に坂道でトレーニングしている。脇下はずっと腕に挟まれているからそこから水分が素早く抜けるとは到底思えないんだ。コットン12パーセントが悪さをしているかは不明なものの、とにもかくにもこの脇下部分が強烈にビショビショになり、また乾きも遅いから、外気にさらされて汗冷えが起こる要因になっていると考えられる(ずっと走っていれば寒くはない)。一体どこの馬鹿がこんな仕様にしたのだろうか?。
それでも部屋着、普段着、ジョギング着として日常でヘビーユース。でもまだ山では使っていない。一度、郊外のお散歩写真で使用して、標高差100メートルにも満たないだろう山、と言うより丘?、を登ったくらい。その時はアウターに何か羽織っており、特に長所も短所も感じず・・・。
「今年の秋冬はこれを着て緩めのハイキング、トレッキングを楽しもう!」
そう思っていた矢先、たまたま行動着、ミドルレイヤーの記事を読んでいて、滅多に当たらない私の予言がなんと的中!、2023年秋冬のトレンドは「オクタ素材」だそうな。このオクタとポーラテックのパワーグリッドを組合わあせたのがカリマーの「active breath zip-up」。非常に興味あるウェア。でもミドルレイヤーで3万円超えだぜ!。誰が買うかこんなもん!。
でもそこで久しぶりにポーラテックのグリッドフリースに目が行き、そうかぁ、やっぱりなんだかんだとパタゴニアのR1が定番なのだろうな。ど~れ、一体お幾ら?、オクタよりは安いよな・・・。
するとビックリ!。R1って一体何種類あるんだ?。R1の表地をもこもこさせたようなR1エアなる商品があるのは知っていたけれど、今ではR1、R1エアの他にR1テックフェイス、R1デイリーと4種類が存在し、それぞれクルーネックだのハーフジップだのフルジップだのが存在しており、R1と名の付くものはトップスだけでも20種類近くあるのか?。
そうなると欲しい欲しくないは置いといて何が違うんだろう?、って思うでしょう?。調べたさ!。
元祖R1は従来通り。裏側がグリッド、凸凹したフリースになっているタイプ。R1エアは何て表現すれば良いかな、グリッドではなく、細かいギャザー編みのセーターのような形状をした凸凹を表裏に持っているフリース、R1テックフェイスは従来のR1に撥水性を持たせて鎧を被せたようなソフトシェルジャケット的な仕様。R1デイリーは裏起毛ストレッチジャケットとでも言おうか?。
それぞれの特徴を端的に表すと、、、
「全ての機能が平均点な元祖R1」
「吸湿速乾通気性に優れているR1エア」
「表地を強化しソフトシェル的に使用するR1テックフェイス」
「日常からハイキングまで幅広い守備範囲のR1デイリー」
しかし本質を突き詰め敢えて悪口を書くとするとR1エアは稜線上では寒い、反対にR1テックフェイスは樹林地帯だと汗抜けが悪い、R1デイリーはただのフリースって事になる。
あれっ?、だったら元祖R1が一番良いんじゃね?。ところがどうもラインナップを見る限り、パタゴニアは元祖R1を半ばお役御免的な商品にしている節がある。「まだ根強いファンがいるから一応、プルオーバーだけは残しておいたけど、将来的には廃止!、よってR1から派生したエア、テックフェイス、デイリーと言うそれぞれ突出した機能を持つウェアを今後は使い分けてね!」、そんなメッセージがオンラインサイトから見受けられる。使い分けてね?、って全て買わせようって魂胆かいな?。
パタゴニア直営店で全部見てきた。ここはモンベルの商品に例えると判りやすいかもしれない(あくまでも私見である)。私が知らなかったR1テックフェイスはトレールシェルジャケットに近く、R1デイリーはノマドジャケットとかクラッグジャケットと同じ土俵にいるような気がする。このR1デイリーはデイリーと名の付く事から日常からハイキングまで幅広い守備力でアウトドア関連のサイトで一押しされていたりもするが、裏地はR1独特の凸凹ではなく極普通のフリース素材であり、どうも魅力を感じない。だったら半額以下で買えるとモンベルでいいんじゃないの?。
あくまでも試着レベルにて、元祖R1に一番近いと感じたのはR1テックフェイス。お店の人もテックフェイスが万能選手であると言っていて、R1エアよりも防風性があるが、元祖R1よりも通気性がある、それがR1テックフェイスとの事。私のような汗掻きはR1テックフェイスではなく断然R1エアを選び、寒いと感じたら素直にウィンドシェルを羽織るのがベストであると・・・。
最近学んだ。寒けりゃ着足せば良い。至極単純。勿論、暑い、蒸れる場合は脱げば良い。しかしミドルレイヤー、行動着が暑いとなった途端、為す術なくない?。気温15度くらい中、メリノウールのベースレイヤーにR1テックフェイスを着て山登りしていたら樹林地帯は無風で暑い!。そうなったらどうすんの?。15度だったらあり得るパターン。風ピープーの稜線に出るまで汗タラ~リを我慢する?。いえいえ、我慢したら稜線に出た瞬間に一気に生地が冷やされて汗冷えを起こす。だったら汗抜けが良いとされるR1エアで出発して稜線に出て寒いと感じたらウィンドシェルを羽織る、これが正解ではないか?。
さて!。
何故突然にR1について御託を並べているか?、皆さんも薄々感づかれているに違いない。ワタクシ、またまた酔狂にも程がある事をしでかした。なんと!、店員さんの口車に乗ってR1エアをついつい手にしちまった!。汗掻きと言う事で着脱が楽なフルジップを勧められたが、R1系は薄手とは言え、フードを含めると結構嵩張る。脱ぐ事は想定しないまでもフードは邪魔くさい。フルジップのフード無しジャケットタイプがあれば良かったのだけどそういう商品はなく仕方なくジップネックタイプを選んだ。
便宜上、最近買ったような口ぶりではあるが、実際にはかなり以前に購入している。このネタ、この春に下書きしていたもの。最近になって元になったテキストを発掘し、自分で言うのも何だが割とまともなネタに仕上がっており、これをボツにするのは勿体ない!。そう思って現時点の情報を組み合わせて新たな筋書きを加えて書き直したのだった。
またR1エア、お店に訪れて店員さんと色々とお話したのは事実だが、購入はお店ではなくオンライン。だってそっちの方が安いんだもの・・・。クーポンとかPAYPAYの後から付与とかで実質数千円安くなっていたのかな?。
これまで着る機会が全く無かった。と言うよりも最近まで買った事すら忘れていた程。どこにしまったっけかなぁとタンスをガサゴソ・・・。でもようやくこれを着られる季節がやってきた。表地が凸凹しているのでどこかに引っ掛けたりするのが嫌なのでさすがに部屋着にするのは・・・。現状、お店と家で試着しただけ、だからまだ3分くらいしか着ていないのだな。
またR1エア、お店に訪れて店員さんと色々とお話したのは事実だが、購入はお店ではなくオンライン。だってそっちの方が安いんだもの・・・。クーポンとかPAYPAYの後から付与とかで実質数千円安くなっていたのかな?。
これまで着る機会が全く無かった。と言うよりも最近まで買った事すら忘れていた程。どこにしまったっけかなぁとタンスをガサゴソ・・・。でもようやくこれを着られる季節がやってきた。表地が凸凹しているのでどこかに引っ掛けたりするのが嫌なのでさすがに部屋着にするのは・・・。現状、お店と家で試着しただけ、だからまだ3分くらいしか着ていないのだな。
これを書くに当たって再び色々とR1関連の情報を集めていたら驚愕!。ここまで読んで下さった貴方だけへの情報!。一番伝えたかったのがここから先のお話!。とにかくエゲツねえし、スゲェ!、そんなウェアをこれから紹介する。勿論、ご存じの方もいらっしゃるとは思うが、ほとんど検索に引っかからないのでまだまだ知らない方も多いんじゃないかな?。
「サーマルテックフリース」
これがキーワードだ。なんと!、あの!、ワークマンが昨年発売した新たなフリース。これのクルーネックタイプだけがラインナップされているようで、現時点ではワークマンのオンラインサイトからは外されている。恐らく店舗先行販売で人気が出たら追加生産、いつものワークマンシステムなのだろう(メリノウールのロンT中厚手もそんな販売方法だったと記憶する)。
何故このフリースがエゲツなくて凄いのか?。
この「サーマルテックフリース長袖クルーネック」なる商品、R1エアクルーのパクリなんだ。ブロックフリースでR1をパクったと思ったらもうR1エアをパクっていやがる!。R1エアクルーが14300円のところ15分の1の価格、980円だって!。
この存在を知ったのはR1エアジップネックの購入後だった。う~ん、購入前にこの存在を知っていたらR1エアは買わなかったかもしれない。きっと買わなかったろう。まずはこのサーマルテックフリースクルーネックを手に入れて従来のブロックフリースとどう異なるのか色々とテストをして云々・・・。もし本家を買うにせよそれは来年以降の話になっていた筈・・・。
パタゴニアがR1エアを発売したのが2020年、その2年後にもうパクっている。アパレル業界はパクったりパクられたりな世界だし、これが法に触れるのならすでにパタゴニアは手を打っている筈。だから仕様や機能をパクるのが悪いとは言わないけれど、本家の2年後にパクり商品を出すとは企業として相当エゲツない。虫酸が走る。
有名メーカーのアウトドアブランドはひとつの商品を開発するまでに何度もフィールドテストを重ねて三歩進んで二歩下がる、そんな地道な努力の結果。それを他企業がテストも何もしないで、「なるほど、こういうデザインでこんな風に作ればそれっぽいのが出来るのね!、ラッキー!、頂き!」とデザインから発注、生産まで下手したら数ヶ月レベル。
私のようにプアマンズの存在を知っていたら本家を買わなかったかもと言うケチな野郎がこの世には腐る程いる訳!。そりゃぁ本家はたまったもんじゃない。でも消費者ってのは常にダブルスタンダード。本家が可哀想、ワークマン憎し!、と憤慨しつつも、、、
「有名アウトドアブランドはボッタクリ過ぎるよ!、たかが化繊のTシャツやらフリースやらでなんであんなに高いんだ!、どれだけ儲けているんだ!」
そんな心情も多分にある。
と言う事でワタクシは本家R1エアを買ってしまったけれど、今後ワークマンの店舗でサーマルテックフリースを見つけたら絶対に買う!。いずれハーフジップタイプも加わるだろうし、ブロックフリースと同じように色違いを2着ずつ買っちゃうかも・・・。
ワークマンでは他にもアウトドアで使えそうなフリースが2商品ある。
ストレッチマイクロフリース(ハーフジップ/ハイネック)
グリッドフリースサーマルストレッチトレーナー
ストレッチマイクロフリースはネット上で見る限り、R1デイリーのパクリにも見えなくもない。そしてグリッドフリースサーマルストレッチトレーナー、これが一番ワークマンらしいかな?。モンベルのトレールシェルジャケットとマウンテンジャージジャケット、そしてR1を足して3で割ったような・・・。現存する様々なウェアをちょっとずつパクって独自の商品に仕立て上げたように見える。
これを書いている今、このワークマンの3つの商品をまだ手に入れていない。見つけ次第全部ケットするつもり・・・。ケチだからR1エアを部屋着や近所のお買い物着にしたくはない。そういう用途にはやっぱり庶民の味方、虫酸が走るワークマン!。

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