2023年10月30日 00:00
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2023年10月25日 00:00
今年は春から暑かった。夏なんて地獄。そうなるとファッションなんてど~でも良くなる。うちの会社は他社との重要な打ち合わせなどを除けば普段着で良いのだが、夏なんてストレッチパンツにTシャツ。毎日そればっか!。しかもTシャツはほとんどユニクロを着ていた。これでも数年前までは夏でもちょこっとはお洒落していたのだけど、もうど~でも良くなっている。
今日はそんな話から・・・。
今日はそんな話から・・・。
とにかく夏がつまらない。20代までは海だのプールだので遊んだけれど30を過ぎたら水と戯れるなんてしない。そうなると糞暑いだけの不快な季節でしかない、それが夏。
お洒落に関してもそうだなぁ~、40代までは暑い季節でも薄着ながらも色々と工夫していた。けれど50代に入った途端、「如何に夏を楽に過ごすか?」、これに重きを置くようになった。そしてアウトドアウェアとの出会い。それまで、、、
「Tシャツでもカラーシャツ(襟付きシャツ)でもコットン中心の素材、コットンこそがシャツの基本であり、アメカジファッションこそが我が生命!」
そう信じて疑わなかった。何しろスーツではオックスフォード地を愛用し、化繊混の肌が透けて見えるような薄っぺらいワイシャツを着ている若手に、、、
「おまえら貧乏人か!。安シャツ買うな!。ワイシャツに化繊なんぞあり得ねえ!」
そんな暴言を吐いていた程。ところがある時、気付いた。オッサンになってくるとどんどん太る。だらかダイエットせねばならない。昭和人間だからダイエットと言ったら「根性でひたすら走る!」しかない訳ですな。いつだったか覚えていないけれどそれで初めて化繊100パーセントのTシャツを買ったんじゃなかったかな。
するとどうだい!。化繊ってこんなにもスポーツに適しているのか!、それを再認識。思えば学生時代、中学まではコットンだったが高校からは普通に体育や部活、試合用のユニフォームは化繊だった。それでも普段はコットンのシャツを愛用。それがなんと最近まで続いた。でもふと、、、
「汗掻いてグシャグシャになるTシャツに1枚数千円出すのは馬鹿馬鹿しい!」
と思うようになっていく。アメカジ古着屋でプリントもお洒落で程度の良いのを探そうとすると中古なのに数千円しちゃう。もうそれがアホらしくなった。だったらモンベルのウィックロンTシャツでいいじゃんか!。いや、待てよ!、家着、普段着だったらユニクロでも良くね?。そこでユニクロアプリをダウンロード。
「ありゃ!?、ユニクロでもTシャツ如きが1000円を超えるんかいな!」
ケチケチ星人はユニクロTシャツに1000円以上払うなんて到底しない。ところがコロナ禍もあって在庫過剰になったのか?。昨年やたらにユニクロはバーゲンセールを行っていて、そんなTシャツも半額オフなんて当たり前。Tシャツは580~980円。
バーゲンで値下げされたら色違いをカートへ、そんなこんなでコットン&ポリエステル混、ポリエステル100パーセントのTシャツ、合わせて20枚程手に入れたと思う(バーゲンを狙えば20枚買っても15000円でお釣りが来る)。そうなったらこれまで着用していたアメカジ系コットン100パーセントのTシャツなんて夏場は暑くて不快なだけ。一大決心、断捨離である!。それこそユニクロで買った分くらいを処分したと思う。
話をパンツに移行する。アメカジ人間だからパンツと言えばジーンズ。しかもリーバイスの501しか穿かない。今は色落ちしてないインディゴ、ストーンウォッシュされたインディコ、そしてブラックと3本所持している。その他、ミリタリー好きと言うのもあって上野の中田商店などで手に入れたミリタリーパンツ(カーゴパンツ)がこれも3本。以前はジーンズもミリタリーパンツももっと所持しており、1年を通してほとんどそれで過ごしていた。
職場では何故かミリタリーパンツが禁止なんだな。何年か前までジーンズも禁止だったので仕事着として一般的なコッパン、チノパンを何本か用意していたが、これらも全部コットン100パーセント。上述したスーツに着用するオックスフォードシャツはこの手のジーンズ、コッパンにもマッチするので使い回しが効く(ボタンダウンだったら尚更)。細い糸のシャツはどうもサラリーマン色が強くてコッパンなどにはマッチせず私は好まない(冠婚葬祭は除く)。
ジーンズに関してもある時、ストレッチジーンズなるものを家着用に購入したら、慣れるまで気持ち悪さを感じたが、慣れたらまぁ快適で快適で!。汗を掻いても膝や腿が引っかからないし、多少雨で濡れたくらいだったらコットン100パーセントより快適。今では夏場はストレッチタイプのパンツしか穿かなくなってしまった(化繊混となった瞬間、ブランドもリーバイスじゃなくてもへ~きだったりする)。
そう、何十年も「コットン命!」だった人間がたったのにここ数年で「服は化繊に限る!」、そんな大変身を遂げる。またナイロンが使われているウェアともなると見た目はコットンに近い。手持ちのウェアだとノースフェイスのコンパクトジャケット、L.L.ビーンのファイブポケットストレッチパンツだ。またポリエステルでもモンベルのウィックロンTシャツなどはテカテカを抑えたコットンライクな仕様になっている。
しかしアイデンティティとでも言うのかな?。心の底では今でもコットン命のアメカジだし、冬場となればそれはウールになる。若い頃、ウールマークが付いていないセーターなどはカスでしかなかった。ウールマークには幾つか種類があり、別に100パーセントでなくても良いのだが、そこは背伸びをして100パーセントウールのセーターに拘る自分がいたんだ(さすがに部屋着は化繊混も用意しているけど)。またアウターは糞重たいレザーのフライトジャケットである。
そうなると今の己のファッションは如何に楽に過ごすかしか考えておらず、メリノウールは別として手持ちの保温着は100パーセント化繊のフリースがメインになっちまった。またアウターも化繊100パーセント。
現実的に考えるとアイデンティティとかカッコイイ事を排除しても「過ごし易さ」を追求するのは悪い事ではない。化繊ウェアの利点は汗がすぐに乾くのだから洗濯しても夏ならすぐに乾燥するし、冬場でも部屋干しであっても厚手のフリースでさえ一日もあれば乾いてしまう手軽さ。コットンやウール、ましてやレザーともなったらそうは行かない。
唯一、天然素材使用と言えば靴か?。ジョギングシューズやスノーブーツ、サンダルと言った特殊なシューズを除けば全部レザー製品じゃないかな?。
普段はドクターマーチンのワークシューズやABCマートの傘下に入ったホーキンスのワークシューズ、さらにはアディダスのスーパースター、それにキーンのターギーII、ターギーIII(ターギーは部分的にレザーが使用されている)だし、トレッキングでメインで使用しているのはキーンのアッパーが全てレザーのピレニーズだし、冬季トレッキング用のキーンのターギーレースブーツ、そしてターギーレースブーツハイポーラーもハイカットの足首部分以外はレザーを使っている。
元々化繊って昭和男子だから貧乏臭いイメージがずっとまとわり付いていた。だから本稿のように数年前まではシーズンを通してコットン、冬のセーターでは当然ウールである。アクリルのセーターなんて家着でも着たくねえ!、そんな人間であり、当然靴もアッパーが化繊ってのは貧乏臭いイメージしかなかった。
メッシュ系のシューズよりもレザーの方が当然蒸れるかと思うが、そこはあんまり気にしていない。全身化繊にまみれるくらいだったら靴だけはアイデンティティを失わなように、レザー!、革靴!、そんな妙な拘りがあるとでも言おうか?。
それと秋冬になるとトップスはTシャツからカラーシャツに変わっていき、その辺はまだまだコットン素材のシャツばかりを着ている。GAPにアメカジの古着が主、今年の始めだったかな?、ユニクロのフランネルシャツを数枚手に入れ、65/35くらいかな?、と思ったらコットン100パーセントだった。それらにレザーのA-2やG-1、さらにリーバイス501を組み合わせたファッションを楽しめそうな時期になった。
お洒落に関してもそうだなぁ~、40代までは暑い季節でも薄着ながらも色々と工夫していた。けれど50代に入った途端、「如何に夏を楽に過ごすか?」、これに重きを置くようになった。そしてアウトドアウェアとの出会い。それまで、、、
「Tシャツでもカラーシャツ(襟付きシャツ)でもコットン中心の素材、コットンこそがシャツの基本であり、アメカジファッションこそが我が生命!」
そう信じて疑わなかった。何しろスーツではオックスフォード地を愛用し、化繊混の肌が透けて見えるような薄っぺらいワイシャツを着ている若手に、、、
「おまえら貧乏人か!。安シャツ買うな!。ワイシャツに化繊なんぞあり得ねえ!」
そんな暴言を吐いていた程。ところがある時、気付いた。オッサンになってくるとどんどん太る。だらかダイエットせねばならない。昭和人間だからダイエットと言ったら「根性でひたすら走る!」しかない訳ですな。いつだったか覚えていないけれどそれで初めて化繊100パーセントのTシャツを買ったんじゃなかったかな。
するとどうだい!。化繊ってこんなにもスポーツに適しているのか!、それを再認識。思えば学生時代、中学まではコットンだったが高校からは普通に体育や部活、試合用のユニフォームは化繊だった。それでも普段はコットンのシャツを愛用。それがなんと最近まで続いた。でもふと、、、
「汗掻いてグシャグシャになるTシャツに1枚数千円出すのは馬鹿馬鹿しい!」
と思うようになっていく。アメカジ古着屋でプリントもお洒落で程度の良いのを探そうとすると中古なのに数千円しちゃう。もうそれがアホらしくなった。だったらモンベルのウィックロンTシャツでいいじゃんか!。いや、待てよ!、家着、普段着だったらユニクロでも良くね?。そこでユニクロアプリをダウンロード。
「ありゃ!?、ユニクロでもTシャツ如きが1000円を超えるんかいな!」
ケチケチ星人はユニクロTシャツに1000円以上払うなんて到底しない。ところがコロナ禍もあって在庫過剰になったのか?。昨年やたらにユニクロはバーゲンセールを行っていて、そんなTシャツも半額オフなんて当たり前。Tシャツは580~980円。
バーゲンで値下げされたら色違いをカートへ、そんなこんなでコットン&ポリエステル混、ポリエステル100パーセントのTシャツ、合わせて20枚程手に入れたと思う(バーゲンを狙えば20枚買っても15000円でお釣りが来る)。そうなったらこれまで着用していたアメカジ系コットン100パーセントのTシャツなんて夏場は暑くて不快なだけ。一大決心、断捨離である!。それこそユニクロで買った分くらいを処分したと思う。
話をパンツに移行する。アメカジ人間だからパンツと言えばジーンズ。しかもリーバイスの501しか穿かない。今は色落ちしてないインディゴ、ストーンウォッシュされたインディコ、そしてブラックと3本所持している。その他、ミリタリー好きと言うのもあって上野の中田商店などで手に入れたミリタリーパンツ(カーゴパンツ)がこれも3本。以前はジーンズもミリタリーパンツももっと所持しており、1年を通してほとんどそれで過ごしていた。
職場では何故かミリタリーパンツが禁止なんだな。何年か前までジーンズも禁止だったので仕事着として一般的なコッパン、チノパンを何本か用意していたが、これらも全部コットン100パーセント。上述したスーツに着用するオックスフォードシャツはこの手のジーンズ、コッパンにもマッチするので使い回しが効く(ボタンダウンだったら尚更)。細い糸のシャツはどうもサラリーマン色が強くてコッパンなどにはマッチせず私は好まない(冠婚葬祭は除く)。
ジーンズに関してもある時、ストレッチジーンズなるものを家着用に購入したら、慣れるまで気持ち悪さを感じたが、慣れたらまぁ快適で快適で!。汗を掻いても膝や腿が引っかからないし、多少雨で濡れたくらいだったらコットン100パーセントより快適。今では夏場はストレッチタイプのパンツしか穿かなくなってしまった(化繊混となった瞬間、ブランドもリーバイスじゃなくてもへ~きだったりする)。
そう、何十年も「コットン命!」だった人間がたったのにここ数年で「服は化繊に限る!」、そんな大変身を遂げる。またナイロンが使われているウェアともなると見た目はコットンに近い。手持ちのウェアだとノースフェイスのコンパクトジャケット、L.L.ビーンのファイブポケットストレッチパンツだ。またポリエステルでもモンベルのウィックロンTシャツなどはテカテカを抑えたコットンライクな仕様になっている。
しかしアイデンティティとでも言うのかな?。心の底では今でもコットン命のアメカジだし、冬場となればそれはウールになる。若い頃、ウールマークが付いていないセーターなどはカスでしかなかった。ウールマークには幾つか種類があり、別に100パーセントでなくても良いのだが、そこは背伸びをして100パーセントウールのセーターに拘る自分がいたんだ(さすがに部屋着は化繊混も用意しているけど)。またアウターは糞重たいレザーのフライトジャケットである。
そうなると今の己のファッションは如何に楽に過ごすかしか考えておらず、メリノウールは別として手持ちの保温着は100パーセント化繊のフリースがメインになっちまった。またアウターも化繊100パーセント。
現実的に考えるとアイデンティティとかカッコイイ事を排除しても「過ごし易さ」を追求するのは悪い事ではない。化繊ウェアの利点は汗がすぐに乾くのだから洗濯しても夏ならすぐに乾燥するし、冬場でも部屋干しであっても厚手のフリースでさえ一日もあれば乾いてしまう手軽さ。コットンやウール、ましてやレザーともなったらそうは行かない。
唯一、天然素材使用と言えば靴か?。ジョギングシューズやスノーブーツ、サンダルと言った特殊なシューズを除けば全部レザー製品じゃないかな?。
普段はドクターマーチンのワークシューズやABCマートの傘下に入ったホーキンスのワークシューズ、さらにはアディダスのスーパースター、それにキーンのターギーII、ターギーIII(ターギーは部分的にレザーが使用されている)だし、トレッキングでメインで使用しているのはキーンのアッパーが全てレザーのピレニーズだし、冬季トレッキング用のキーンのターギーレースブーツ、そしてターギーレースブーツハイポーラーもハイカットの足首部分以外はレザーを使っている。
そうか!、トレッキングシューズのコロンビアのカラサワミストとメレルのモアブFTSは革が採用されていないか!。でも革製品じゃないのはこの2足だけだな。
元々化繊って昭和男子だから貧乏臭いイメージがずっとまとわり付いていた。だから本稿のように数年前まではシーズンを通してコットン、冬のセーターでは当然ウールである。アクリルのセーターなんて家着でも着たくねえ!、そんな人間であり、当然靴もアッパーが化繊ってのは貧乏臭いイメージしかなかった。
フライトジャケットでも最初はA-2とG-1だけ!。でもスティーブ・マックイーンの影響で化繊のMA-1とCWU-45Pを着るようになった(トム・クルーズが着ていたのはCWU-36Pかな?)。確かにMA-1もCWU-45PはA-2、G-1と比較したら軽くて軽快!。デザインも優れているCWU-45Pばかりを羽織っていた頃もあった。でもA-2とG-1をミンクオイルを付けて丁寧にメンテナンスしていると「やっぱり革じゃのぉ!」と思うのだった。
メッシュ系のシューズよりもレザーの方が当然蒸れるかと思うが、そこはあんまり気にしていない。全身化繊にまみれるくらいだったら靴だけはアイデンティティを失わなように、レザー!、革靴!、そんな妙な拘りがあるとでも言おうか?。
それと秋冬になるとトップスはTシャツからカラーシャツに変わっていき、その辺はまだまだコットン素材のシャツばかりを着ている。GAPにアメカジの古着が主、今年の始めだったかな?、ユニクロのフランネルシャツを数枚手に入れ、65/35くらいかな?、と思ったらコットン100パーセントだった。それらにレザーのA-2やG-1、さらにリーバイス501を組み合わせたファッションを楽しめそうな時期になった。

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2023年10月23日 00:00
今年春、大谷石地下採掘場跡のある栃木県は大谷資料館を訪れた。目的は勿論それだけじゃない。ちょうど桜の開花時期だったので「まずは桜でも見ようぜ!」と訪れた場所が・・・。
もうねえ、半年以上前の話なのでどこを訪れたかチンプンカンプン。毎度この手の話をするけど、デジタル写真は何枚撮ってもタダなのだから撮影場所が判るような看板だのピントだのを撮っておくべきだよね。
とは言え、今は己の過去の行動はGoogleのタイムラインを遡ればすぐに判る!。時折、とんでもない記録ミスをしてくれちゃうものの、おおよそ間違いはないし、ミスが判った時点で修正を加えれば良い。
その日訪れた場所、それは「宇都宮森林公園」だ。元々はここから栃木百名山に指定されている古賀志山(こがしやま)をトレッキングする予定だった。私が行こうとするくらいだから低山、3時間くらいの行程だ。
でも私の我儘、ほれっ!、MFレンズをAF駆動させちゃうLM-EA9の暗がり精度をチェックしたい!、ただのそれだけの理由でトレッキングを中止し、この公園の触り部分だけを撮影し、大谷資料館へ移動したのだった。
そんな訳で今日は宇都宮森林公園をちょっとだけパチリした風景をご覧頂きたい。
トップ写真、手前が赤川ダムと言うらしい。小さなダムだ。そして奥に見えているのが古賀志山なのかな?。この写真、欲張りフォトで失敗作かな?。桜が目当てだったのでダム周辺の桜を全部撮ろうと思っちゃった。EXIFを見ると28mmで撮影しているみたいだが、この写真の悪い点は空!。ここに桜に対抗出来るくらいの象徴的な雲でもあれば話は別だが、ただの青い空でしょう?。つまらないよね。
とは言え、今は己の過去の行動はGoogleのタイムラインを遡ればすぐに判る!。時折、とんでもない記録ミスをしてくれちゃうものの、おおよそ間違いはないし、ミスが判った時点で修正を加えれば良い。
その日訪れた場所、それは「宇都宮森林公園」だ。元々はここから栃木百名山に指定されている古賀志山(こがしやま)をトレッキングする予定だった。私が行こうとするくらいだから低山、3時間くらいの行程だ。
古賀志山、関東平野を望める、その程度で景観は大した事なさそうだが、ちょっとしたガレ場があったり、木の根っこだらけの尾根道だったり、本格的登山を味わえるような山で今後是非に登ってみたい山ではある。そう!、本格的登山はしなくても良いんだ。それを味わえるだけでワタクシは幸せなのだった。
そして古河市山の麓にある宇都宮森林公園はキャンプやバーベーキュー、サイクリングが楽しめる、そんな拠点になっているみたい。
そして古河市山の麓にある宇都宮森林公園はキャンプやバーベーキュー、サイクリングが楽しめる、そんな拠点になっているみたい。
でも私の我儘、ほれっ!、MFレンズをAF駆動させちゃうLM-EA9の暗がり精度をチェックしたい!、ただのそれだけの理由でトレッキングを中止し、この公園の触り部分だけを撮影し、大谷資料館へ移動したのだった。
そんな訳で今日は宇都宮森林公園をちょっとだけパチリした風景をご覧頂きたい。
トップ写真、手前が赤川ダムと言うらしい。小さなダムだ。そして奥に見えているのが古賀志山なのかな?。この写真、欲張りフォトで失敗作かな?。桜が目当てだったのでダム周辺の桜を全部撮ろうと思っちゃった。EXIFを見ると28mmで撮影しているみたいだが、この写真の悪い点は空!。ここに桜に対抗出来るくらいの象徴的な雲でもあれば話は別だが、ただの青い空でしょう?。つまらないよね。
ダムを背にすると上のような牧歌的、田舎の集落の風景を見る事が出来る。最近、こういう里山巡りをしていないよな~。
次の写真、この辺りの公園内のサイクリングロードなのかな?。
次の写真、この辺りの公園内のサイクリングロードなのかな?。
山肌の白っぽいもの、一瞬、山桜に見えたけど全部岩肌なんだな。
そしてしだれ系の桜。35mmで撮影しており、開放はF4.5、でもここまで近寄れば遠景部分は綺麗にボケている。
最後の一枚。
この宇都宮森林公園は桜が有名、そう聞いて訪れたのだが、まぁ~どうかねぇ、桜はあるにはあるが名所って程ではないかなぁ。そして非常に残念な事に駐車場に植えられている桜群が一番見事だったのだな。せめてこの群生がダム側、古賀志山側にあれば名所にもなったろう。
でも花見客は少ないので(駐車場は満杯、この時期、多くは古賀志山ハイキングの人)、今回のようにちょっと立ち寄るくらいや、古賀志山へのハイキングを午前中に終わらせ、桜の下で昼食、なんてスケジュールも良いかも知れない。
この宇都宮森林公園は桜が有名、そう聞いて訪れたのだが、まぁ~どうかねぇ、桜はあるにはあるが名所って程ではないかなぁ。そして非常に残念な事に駐車場に植えられている桜群が一番見事だったのだな。せめてこの群生がダム側、古賀志山側にあれば名所にもなったろう。
でも花見客は少ないので(駐車場は満杯、この時期、多くは古賀志山ハイキングの人)、今回のようにちょっと立ち寄るくらいや、古賀志山へのハイキングを午前中に終わらせ、桜の下で昼食、なんてスケジュールも良いかも知れない。
今日はこれでおしまい!。

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2023年10月21日 00:00
近頃、超広角レンズを敢えて使っている。今年春の記事として、、、
超広角レンズに物申す!
まずはこれを読んで頂きたい。そして今回再び、、、
「やっぱり超広角域なんて不要じゃね?」
と発言する事にする・・・。
超広角レンズに物申す!
まずはこれを読んで頂きたい。そして今回再び、、、
「やっぱり超広角域なんて不要じゃね?」
と発言する事にする・・・。
トップ写真、のっけから季節感が丸でない春の桜写真である。EXIF情報を見ると18mmとなっているのでどうやらワイドズームのワイド端19mmで撮影しているみたい。
本ブログで何度も「超広角レンズなんてホントにいるかね?」と言っているのはこんな写真ばかりを撮ってしまうから。これって19mmに見える?。パッと見る限り28mmとか35mmって思わないかい?。19mmで撮影しているのに28~35mmに見えちゃう写真ってどうよ?。失敗写真とは言わないけれど超広角レンズを使う意味がない。
m4/3のM.Zuiko 9-18mmF4-5.6でも同じような体験をしている。35mm判換算で18-36mm。その18mm側で撮影してもキッチリ撮っちゃうとそれが換算18mmには全く見えない。
つまり超広角レンズらしい写真とは、、、
「超広角レンズを使って映えるような皆が度肝を抜くような絶景」
これが大前提にある。前にも話した。もし自分が「ウユニ塩湖」の場にいたらそりゃぁ超広角レンズを使うだろう。また、未だ見ていない山の頂からの神秘的な雲海と日の出風景なんてのも超広角レンズがマッチしそうだ。でもこうやって極普通の場所をお散歩写真していて超広角レンズの有り難みが全く判らない。
私に超広角レンズを操る才能がない?、それで話を終わらせちゃつまらねえ。ネットで超広角レンズで撮影された写真を見ても「これなら納得!」って写真は物凄く少ない。
「都内の風景なら新宿の超高層ビル群を下から煽って撮影しました」
これからの季節なら、、、
「並木沿いの落ち葉をローアングルでパチリしました」
そんな誰でも一度は構えるような風景とか・・・。それが悪いとは言わないけれどその程度の風景で超広角レンズを崇めちゃいかんよと思わない?。
結果、ウユニ塩湖的な誰もが認める風景を除けば超広角レンズをしっかりと活用していて、「これは超広角レンズじゃないとね!」って写真を撮ろうと思うと物凄く頭脳を駆使させないとならない。単に目の前の風景をパチリしましたなんて下手糞写真を量産するだけだし、それを他人が見たら「こいつレンズに使われているよね」と言われておしまい。
面白いものでM.Zuiko 9-18mmF4-5.6もフィルム時代のTokina 19-35mmF3.5-4.5でも現地にてカメラを構えファインダーを覗くとワイド側に目一杯ズームしても、、、
「あれっ?、この程度?」
って感じる事が多い。何というのか、人間の目の情報量が凄過ぎるのだろう。そして超広角レンズであれば今、肉眼で見えている全てが写せると思い込んでファインダーを覗くけれど、実際にはその3分2も構図されていない。
また、意図通りに欲しい風景を全て構図されても上下、風景写真の場合特に上部、だだっ広い空だけが写っているって事ないかい?。そこに印象的な雲でもあれば良いのだろうけど、ただの青い空・・・、こういう写真が素晴らしいなんて思っている時点でセンスがない奴決定!。
とにかくファインダーを覗いて、、、
「この程度の風景かいな・・・。だったら『目の前の風景を切り取る』、これが写真なのだから、別に24mmでも28mmでも35mmでも吟味に筋味を重ねてこの場所で一番の構図を見つければ良くね?」
と思っちゃう。この思考、間違っている?。
フィルム時代からアマチュアの広角レンズ信仰ってあるんだよね。単純な話としてこういう事。
「50mmレンズは素直過ぎてつまらない。望遠レンズは1つのものをクローズアップするだけで誰でも撮れる」
他の焦点レンズを使い倒した訳じゃないのにそういう思考をするカメラマンってのが腐る程いた。敢えてここで名前を出さないが、フィルム時代、2人の広角レンズ推進派のプロカメラマンが目立っていた。彼らが広角レンズを使って街中スナップを写真雑誌に掲載しているのを見て、、、
「こいつらの写真はつまんねえし、とっちらかった写真ばかり撮っているなぁ~。主題は何よ?。この写真なんて水平が出てねえし、ただの下手糞じゃねえか!」
と感じちゃう。でも広角レンズ信奉者って彼ら2人を「スゲェ!」とか言っている。なるほど、手本が手本だからアマチュアも写真も下手糞になるし、それが良い写真であると勘違いしちゃっている。
これが今、技術の進歩で24mm~35mmと言った広角レンズじゃなく20mm以下の超広角レンズ信奉者を生んじゃう。そしてこれまたつまんねえ写真ばかりを撮り、、、
「24mmだと狭いんだよね」
と言い放つ人種ばかりが生産される。そんな妄信的な彼らを相手にメーカー超お高い超広角レンズF2.8ズームをニンマリしながら売っちゃう。
超域を含む広角レンズがブームだからここでそれを否定したところでただの屁理屈になっちまう。一体フィルム時代からの広角レンズブームって何だろうか?。
結局、上述した「「50mmレンズは素直過ぎてつまらない。望遠レンズは1つのものをクローズアップするだけで誰でも撮れる」、これに尽きるんじゃないかな。そこで人と違った写真を撮りたくなる。そうなると広角レンズしかない。そして何故かフィルム時代からRicohのGRシリーズがカルト的人気を誇り、、、
「ポケットからささっと取り出せて、かつ広角レンズ搭載のこのカメラをスナップで使うのが『通』である」
そんな風潮が生まれた。でも実際どう?。現行にはGR IIIxなる換算40mm相当のカメラがラインナップされている。一部の28mm使いを除けばみんなやっぱり28mmを普段で使うのは不慣れだった訳さ。そしてそのGR IIIxを見て、、、
「待ってました!、この素直な描写が良い」
28mmだからGRシリーズが持て囃されてそれがカッコイイと思ってみんな使っていたんでしょう?。どの口が言う?。
すでに我々の多くはレンズ交換式カメラシステムでは単焦点レンズではなくズームレンズを中心に使っている。そうなるとワイド側ってのは時折、広角レンズ特有のパースを狙って意図的にパチリはするものの大半のコマは、、、
「これ以上後ろに引けないような狭い空間、もしくは絶景を全て写し込みたい」
本ブログで何度も「超広角レンズなんてホントにいるかね?」と言っているのはこんな写真ばかりを撮ってしまうから。これって19mmに見える?。パッと見る限り28mmとか35mmって思わないかい?。19mmで撮影しているのに28~35mmに見えちゃう写真ってどうよ?。失敗写真とは言わないけれど超広角レンズを使う意味がない。
m4/3のM.Zuiko 9-18mmF4-5.6でも同じような体験をしている。35mm判換算で18-36mm。その18mm側で撮影してもキッチリ撮っちゃうとそれが換算18mmには全く見えない。
つまり超広角レンズらしい写真とは、、、
「超広角レンズを使って映えるような皆が度肝を抜くような絶景」
これが大前提にある。前にも話した。もし自分が「ウユニ塩湖」の場にいたらそりゃぁ超広角レンズを使うだろう。また、未だ見ていない山の頂からの神秘的な雲海と日の出風景なんてのも超広角レンズがマッチしそうだ。でもこうやって極普通の場所をお散歩写真していて超広角レンズの有り難みが全く判らない。
私に超広角レンズを操る才能がない?、それで話を終わらせちゃつまらねえ。ネットで超広角レンズで撮影された写真を見ても「これなら納得!」って写真は物凄く少ない。
「都内の風景なら新宿の超高層ビル群を下から煽って撮影しました」
これからの季節なら、、、
「並木沿いの落ち葉をローアングルでパチリしました」
そんな誰でも一度は構えるような風景とか・・・。それが悪いとは言わないけれどその程度の風景で超広角レンズを崇めちゃいかんよと思わない?。
結果、ウユニ塩湖的な誰もが認める風景を除けば超広角レンズをしっかりと活用していて、「これは超広角レンズじゃないとね!」って写真を撮ろうと思うと物凄く頭脳を駆使させないとならない。単に目の前の風景をパチリしましたなんて下手糞写真を量産するだけだし、それを他人が見たら「こいつレンズに使われているよね」と言われておしまい。
面白いものでM.Zuiko 9-18mmF4-5.6もフィルム時代のTokina 19-35mmF3.5-4.5でも現地にてカメラを構えファインダーを覗くとワイド側に目一杯ズームしても、、、
「あれっ?、この程度?」
って感じる事が多い。何というのか、人間の目の情報量が凄過ぎるのだろう。そして超広角レンズであれば今、肉眼で見えている全てが写せると思い込んでファインダーを覗くけれど、実際にはその3分2も構図されていない。
また、意図通りに欲しい風景を全て構図されても上下、風景写真の場合特に上部、だだっ広い空だけが写っているって事ないかい?。そこに印象的な雲でもあれば良いのだろうけど、ただの青い空・・・、こういう写真が素晴らしいなんて思っている時点でセンスがない奴決定!。
とにかくファインダーを覗いて、、、
「この程度の風景かいな・・・。だったら『目の前の風景を切り取る』、これが写真なのだから、別に24mmでも28mmでも35mmでも吟味に筋味を重ねてこの場所で一番の構図を見つければ良くね?」
と思っちゃう。この思考、間違っている?。
フィルム時代からアマチュアの広角レンズ信仰ってあるんだよね。単純な話としてこういう事。
「50mmレンズは素直過ぎてつまらない。望遠レンズは1つのものをクローズアップするだけで誰でも撮れる」
他の焦点レンズを使い倒した訳じゃないのにそういう思考をするカメラマンってのが腐る程いた。敢えてここで名前を出さないが、フィルム時代、2人の広角レンズ推進派のプロカメラマンが目立っていた。彼らが広角レンズを使って街中スナップを写真雑誌に掲載しているのを見て、、、
「こいつらの写真はつまんねえし、とっちらかった写真ばかり撮っているなぁ~。主題は何よ?。この写真なんて水平が出てねえし、ただの下手糞じゃねえか!」
と感じちゃう。でも広角レンズ信奉者って彼ら2人を「スゲェ!」とか言っている。なるほど、手本が手本だからアマチュアも写真も下手糞になるし、それが良い写真であると勘違いしちゃっている。
これが今、技術の進歩で24mm~35mmと言った広角レンズじゃなく20mm以下の超広角レンズ信奉者を生んじゃう。そしてこれまたつまんねえ写真ばかりを撮り、、、
「24mmだと狭いんだよね」
と言い放つ人種ばかりが生産される。そんな妄信的な彼らを相手にメーカー超お高い超広角レンズF2.8ズームをニンマリしながら売っちゃう。
超域を含む広角レンズがブームだからここでそれを否定したところでただの屁理屈になっちまう。一体フィルム時代からの広角レンズブームって何だろうか?。
結局、上述した「「50mmレンズは素直過ぎてつまらない。望遠レンズは1つのものをクローズアップするだけで誰でも撮れる」、これに尽きるんじゃないかな。そこで人と違った写真を撮りたくなる。そうなると広角レンズしかない。そして何故かフィルム時代からRicohのGRシリーズがカルト的人気を誇り、、、
「ポケットからささっと取り出せて、かつ広角レンズ搭載のこのカメラをスナップで使うのが『通』である」
そんな風潮が生まれた。でも実際どう?。現行にはGR IIIxなる換算40mm相当のカメラがラインナップされている。一部の28mm使いを除けばみんなやっぱり28mmを普段で使うのは不慣れだった訳さ。そしてそのGR IIIxを見て、、、
「待ってました!、この素直な描写が良い」
28mmだからGRシリーズが持て囃されてそれがカッコイイと思ってみんな使っていたんでしょう?。どの口が言う?。
すでに我々の多くはレンズ交換式カメラシステムでは単焦点レンズではなくズームレンズを中心に使っている。そうなるとワイド側ってのは時折、広角レンズ特有のパースを狙って意図的にパチリはするものの大半のコマは、、、
「これ以上後ろに引けないような狭い空間、もしくは絶景を全て写し込みたい」
上の写真、まさにそう。後ろに引けないから19mmで撮影している。
私はPentax一眼レフを使っていた頃は17-70mm、ワイド側は換算で25mm、ほとんどコレですよ。狭い路地&観光旅行にて25mmを多用していた。そう考えるとGRの28mmを普段遣いに?、いやいや、使いづらくてしょ~がねえよってなるんだ。だから40mmのGRが喜ばれる(実際にはまだ28mmのGRの方が売れているようだが)。
広角レンズを毛嫌いしている訳ではないが、広角レンズ使いの皆さんにはもっと「自分に厳しくあれ」と思ったりする事はある。撮影した写真を客観的に眺め、、、
「これ、わざわざ広角域を使う必要なかったよね」
そういうコマがどれだけあるか?。ごまんとある筈だ。
勿論、撮影している風景にもよる。四季折々、常に絶景の場所を訪れているカメラマンなら反対に広角レンズじゃなきゃ撮れない写真の方が多いかも知れない。しかしそれでも考えるべき。その中からトリミングしたらどうなるか?。トリミングしてもそこの風景を十分に伝えられると感じらるか否か、それをしっかりと吟味する事だ。
超広角ズームレンズを使っている場合、自分がどの焦点距離を多用しているか、その辺も理解しておいた方が良いかも知れない。
近頃はSony α7IIにフィルム時代のTokina 19-35mmF3.5-4.5を装着して撮影している事が多いが、焦点距離を見ると(LM-EA9の儀式によってEXIFに焦点距離を記録している時)、テレ端の35mmで最も撮影している。たまたま訪れている場所で超広角域が不要だっただけとも言えるが、私も馬鹿じゃないから目の前の風景を見極めて構図として排除しても良い部分、切り取れるものはしっかりと切り取る。結果、35mmが多くなる。35mmで十分に表現出来ているって事だ。
そして次に多かったのがワイド端の19mm。「ワイド端、テレ端ばかりを使う」、ズームレンズの「あるある」である。これは単純にせっかく19-35mmを使っているのだから超広角域で撮ってみようと考えているのだが、その写真を見直すとなんだかんだと、、、
「別に19mmで撮る必要性ねえよな」
って写真が多いのだった。
本日最後の写真。
私はPentax一眼レフを使っていた頃は17-70mm、ワイド側は換算で25mm、ほとんどコレですよ。狭い路地&観光旅行にて25mmを多用していた。そう考えるとGRの28mmを普段遣いに?、いやいや、使いづらくてしょ~がねえよってなるんだ。だから40mmのGRが喜ばれる(実際にはまだ28mmのGRの方が売れているようだが)。
広角レンズを毛嫌いしている訳ではないが、広角レンズ使いの皆さんにはもっと「自分に厳しくあれ」と思ったりする事はある。撮影した写真を客観的に眺め、、、
「これ、わざわざ広角域を使う必要なかったよね」
そういうコマがどれだけあるか?。ごまんとある筈だ。
勿論、撮影している風景にもよる。四季折々、常に絶景の場所を訪れているカメラマンなら反対に広角レンズじゃなきゃ撮れない写真の方が多いかも知れない。しかしそれでも考えるべき。その中からトリミングしたらどうなるか?。トリミングしてもそこの風景を十分に伝えられると感じらるか否か、それをしっかりと吟味する事だ。
超広角ズームレンズを使っている場合、自分がどの焦点距離を多用しているか、その辺も理解しておいた方が良いかも知れない。
近頃はSony α7IIにフィルム時代のTokina 19-35mmF3.5-4.5を装着して撮影している事が多いが、焦点距離を見ると(LM-EA9の儀式によってEXIFに焦点距離を記録している時)、テレ端の35mmで最も撮影している。たまたま訪れている場所で超広角域が不要だっただけとも言えるが、私も馬鹿じゃないから目の前の風景を見極めて構図として排除しても良い部分、切り取れるものはしっかりと切り取る。結果、35mmが多くなる。35mmで十分に表現出来ているって事だ。
そして次に多かったのがワイド端の19mm。「ワイド端、テレ端ばかりを使う」、ズームレンズの「あるある」である。これは単純にせっかく19-35mmを使っているのだから超広角域で撮ってみようと考えているのだが、その写真を見直すとなんだかんだと、、、
「別に19mmで撮る必要性ねえよな」
って写真が多いのだった。
本日最後の写真。
まさにこれがそう!。窓、窓枠、そしてガラスに写っている景色が超広角のパースで面白味が出るかな?、と考えてい19mmでパチリしたが何て事はない。後ろにも十分に引けたからむしろ35mmでしっかりと撮るべきだった風景だ。と言うのも19mmで撮影しているのでこの手の直線風景だと樽型に歪みまくっている。だからそれを修正しなくちゃならない。結果、画角だって狭くなるし、面倒が増えただけ。

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2023年10月19日 00:00
スロージョギングと言っても坂道を多く含むコースを走っているので夏、特に今年は無理!。体力云々以前に心がくじけた。はなからフルコースの8.25Kmは無理と判っていたので5Kmに短縮し、月15日を目標にしていたけれどそれすらも実現しなかった。結果的にお盆にステッパーが届いたのでダイエットはおおよそ納得出来る成果をを上げている。
そして今、一気に秋!。夜間にもなると20度を大きく下回る。ジョギングもアウトドアのひとつ、如何に快適なウェアで走れるか否か?。今日はそんなお話を・・・。また新たにプアマンズ系であるが、ベースレイヤーを導入したので後半でかんたんなレビューをしたい。
そして今、一気に秋!。夜間にもなると20度を大きく下回る。ジョギングもアウトドアのひとつ、如何に快適なウェアで走れるか否か?。今日はそんなお話を・・・。また新たにプアマンズ系であるが、ベースレイヤーを導入したので後半でかんたんなレビューをしたい。
スロージョギングはもう4年だか5年、坂道を取り入れるようになってからは2年?、が経過しており、1年を通して走っていたりする。だから夏は糞暑いから我慢するだけだけど他のシーズンでは気温をチェックし、どんなウェアが快適か、理解している筈なのにアホだから半年前の春の時期での快適ウェアをもう覚えていない。
10月1日からスロージョギングを再開し、その日は25度くらいだったかな?。それくらいだとウェアなんて化繊の半袖Tシャツ。この手の運動用に大量の購入したワークマン、肌面にミレーのアミアミなどで使用されている水を吸わないポリプロピレンが織り込まれており、ポリエステル100パーセント生地よりも肌触りが良いTシャツだ。
とは言え、汗掻き星人、25度の気温で坂道をエッチラホッチラ走っていたら大量の汗、生地がなんだろうが関係ない。ビショビショである!。それでも「暑くて走れない」、そんな状態にはさすがにならず・・・。
そして翌日は一気に冷えたのを覚えている。20度近かったんじゃなかろうか?。前日から5度も低いから肌寒い。風も少々あったような記憶があり、、、
「Tシャツ1枚だと向かい風だったら寒いんじゃないか?」
そう判断して購入したばかりのワークマンの「耐久撥水ベンチレーションウィンドフーディー」を重ね、下半身も短パンから秋冬時にスロージョギングで活用しているワークマンの(春夏用)エアロストレッチクライミングパンツを穿いた。
走って10分、後悔した。ウィンドフーディーは汗で生地が肌に張り付かないようにとメッシュの裏地があり、厳密にはTシャツの上に極薄メッシュシャツがあり、その上に風を通しにくいウィンドシェルを羽織っている事になり、20度程度の気温だと体が火照って火照って!。また下半身もまだまだ長ズボンは早かった。
良く考えれば皮下脂肪が全くないマラソン選手が真冬にランニングシャツ1枚で走っているのだから判りそうなものだけどおっさんの温度センサーなんていい加減な相対的なものから25度から20度に落ちると無茶苦茶寒い感覚になっちゃう。
その翌日も20度くらいだったのかな?。この日は前日の反省を踏まえ、プアマンズアミアミ(イオン製)の上からTシャツを着て走った。ところがそれでも暑い!。確かその日、無風だった。
アミアミの長所でもあり欠点なのは生地部分に嵩があるから網目部分が1つの部屋のようになり体から出た熱を溜め込む。だから真冬暖かく感じる。これは素っ裸の状態からアミアミを着るだけで判る。その瞬間に暖かさを感じるんだ。ウェアに温かい空気が溜まりやすいから汗冷えしにくいとも言われている。その反面、少しでも気温が高く、かつ無風状態だと溜め込んでいる熱を外に排出出来ないから熱がこもったまま。この日、それが起きた。
前日のウィンドフーディーを着ている時より暑さは感じなかったものの、見事に走りに影響が出ていたんだ。暑い時期のように坂道になり、心拍数が上がると同時にへこたれる。スロージョギング再開2日目だったのでステッパーでは脚力の維持が出来ない事により筋力不足でもあるのだが、空気の対流がない時点で蒸し暑くて精神的なダメージ。
4日目だったか5日目だったか雨上がりに走る。その日はずっと雨模様だったので気温も低かった。
「よし!、気温も低く肌寒い。今日こそアミアミだろう!」
ところがである!。確かに気温は低かった。17度くらいだった筈だ。ところが湿度は限りなく100パーセント。そしてこの日も無風だったんじゃないかな?。全く同じですがな!。シャツ内に熱がこもって暑いのなんのって!。坂道を駆け上がっている時、首から上がカァッと熱くなる。ところが平地でも蒸れていると感じていたから坂道に差し掛かった途端に体全体が火照り出す。真夏の熱中症になる一歩手前のような火照りとでも言おうか?。
ウィンドシェルを羽織って暑いと感じたら脱げば良い。でも下にピッチピチのアミアミを着ているとどうしようもないし、無風だったら万策尽きるどころか策そのものがない。だからこの日も体力、脚力以前に精神的にアップアップだったんだ。
「プアマンズアミアミだから駄目なんじゃねえの?。ケチらずに本家を着ろよ」
そんな意見が出そう。でもワタクシ、本家ミレーも所持しているし、プアマンズもイオンの他TSデザインも所持しており、当然その3つでテストを重ねている。ミレーのアミアミは生地部分の嵩が一番高く、また網目が大きい。プアマンズの2つは嵩がミレーよりもほんの少し低く、網目は小さい。この違いがどの程度かなんだな。微妙な差しかないような気がする。あくまでも主観だが・・・。
暖かさは網目が小さいプアマンズの方がある筈。また網目が小さい分、汗は本家よりも吸ってくれそうなイメージがある。本家は笑っちゃう程汗が出ると特に背中に汗がタラリと流れているのが判るんだ。網目が大きい分、汗を吸い取れていない筈。反対にプアマンズは網目が小さい分、汗をしっかりと吸う筈。
これが互いの長所となり短所にもなっているようだ。プアマンズは熱がこもり易く、着用の判断が非常に難しい。本家は多少暑くてもなんとかなるレベルだが大汗時にはプアマンズよりも汗冷え率は高そうな気がする。そしてこの汗冷えに関しては、、、
「運動量が多過ぎると本家もプアマンズもドライレイヤーの上に羽織っているベースレイヤーですら汗を処理し切れずに停滞した瞬間から汗冷えが始まるし、適度な運動量であれば本家もプアマンズも性能的には大差ない」
そう結論付けている。だったら安い方が良いでしょう?。本家を1枚買う値段でプアマンズは3枚くらい買えるんじゃないか?。
少し前、栃木県の朝日岳だったかな?。4人が滑落と低体温症で亡くなった。そんな記事を見てふと思った。もし自分が山中で低体温症で死ぬ事になったら、死に際に「嗚呼、プアマンズではなく本家アミアミを着ていれば良かった」、そんな後悔はしたくない。
低体温症で死ぬくらいだからアミアミなどの装備云々以前に体力だったり登山計画そのものに大きな過ちがあるのだろう。それでも「嗚呼、ミレーを着ていれば・・・」、なんて思いながら死ぬのは嫌でしょう?。つまり本家アミアミを着用する理由は、、、
「何か不備があっても後悔しながら死ぬ事はない」
この一点に尽きないか?。ミレーのアミアミを着ていても低体温症で死ぬのならそれが己の運命だったと納得してあの世に行けるでしょう?。
これはアウトドアウェア全般に言える。近頃はワークマンのアウトドアウェアやギアが流行している。確かに素材を見る限り、余程劣悪な環境でない限り、登山ウェアとして十分に利用出来る。しかし全身ワークマンで万が一、登山中に死んだら地縛霊としてきっとずっとそこに留まっちゃうぜ!。プアマンズを着ていたから死ぬ、そういう話ではない。生きるか死ぬかじゃないんだ。「死んだ時」にあの世で後悔しない為にちゃんとしたアウトドアメーカーのウェアを揃えましょうって事。
また本家はノースリーブ、半袖に加え長袖のアミアミが用意されており、私はこの長袖を購入している。経験上、半袖のアミアミは汗を掻くと二の腕から先がないから風などで冷やされると腕が異常に冷たくなるんだ。腕が冷えると次に肩、そして肩が冷えたらもうおしまい。アミアミだからど~のではなく、寒い時期、下着は長袖に限る。プアマンズは何故か長袖がラインナップされていない(おたふく手袋には長袖アミアミがあったかな?)。
スロージョギングの話に戻ろう。プアマンズアミアミの効果を確認した日、その日の夜の気温は17度でカラカラな陽気で2~3メートルの風が吹いていた。走り始めは寒かった。でも数分で丁度良い塩梅。大量に汗が出てからは追い風では若干蒸れを感じたものの、向かい風で気持ち良く体が冷えてくれ、快適にスロージョギングを終えた。
現在走っている8Kmちょいのコースは直線500メートル程度を東西に行ったり来たりしているので数分追い風を受けたら数分向かい風を受ける。だから体が火照り出しても数分後には向かい風になる、真冬でも向かい風で寒さの限界が来る前にクルリと反転し追い風になるのでコースとして最高だったりする。この日、アミアミ効果を絶大に感じた瞬間だ。そんな瞬間は昨年の秋でも経験しているだろうがすでに忘れちまっている・・・。
但し、ドライウェアの話になると毎度否定的な考えになる。ドライウェアについて書かれているレビューを記事には、、、
「汗戻りしない、肌はサラサラ、生地もすぐにドライになる」
そんな文言のオンパレード。ホントにそうか?。
上述の通り、ミレーのアミアミは網目が広いから汗がタラリと流れるのが判るくらいだから肌の汗を全て吸い切って次のベースレイヤーに渡すなんて不可能である。仮に70パーセントの汗を吸い取ってくれても30パーセントの汗は肌に残るのだから真冬、動きを止めたら汗冷えを起こすでしょう?。
また幾らポリプロピレンが水を吸わない素材であったとしても糸1本1本の表面には水分が残っている。アミアミが吸い取った汗が瞬時でドライレイヤーに移るってのもおかしな話。そんな魔法みたいなウェアある筈もない。となると外気が冷たかったら生地そのものに水分が付着しているのだから徐々に冷えてくる。そして肌にも汗が残っているのだから当然汗冷えを起こすわな。
確かに体を動かしていれば体が熱を発しているので先程も述べたように網目部分にその温かい空気を溜め込むので寒さは感じにくい。運動中の暖かさだけを考えるともしかすると薄手メリノウールより高い気がする。ところが停滞して体が熱を出さなくなったら外気が一気にウェアを冷やしていくのだから汗冷えしないは絶対に嘘!。
「レインジャケットは蒸れないのではなく従来のビニールカッパよりも蒸れにくいだけ。それと同じく、アミアミなどのドライウェアも汗冷えしないのではなく、従来のウェアよりも汗冷えをほんの少し後にずらす事が出来る」
これが正しい解釈なのではなかろうか?。メリノウールでも同じ事が言える。従来の化繊ベースレイヤーと比較したら暖かいと言うだけで汗冷えしないウェアではない。
近頃、老舗スポーツシューズメーカーなどでアッパーにゴアテックスを装備したスニーカーが仰山売られている。私はこれに懐疑的で、スポーツシューズ、スニーカーは通気性が命、透湿性だけで通気性のないゴアテックスなんて蒸れるだけだと思うのだか?。雨の日でもコンバースを履きたいのなら買っても良いけれどそれを普段でも履こうなんて思考はアホ丸出し。ゴアテックスは蒸れるんですぜ!。通気性が全く無いゴム長靴よりもましってだけ。
だからドライレイヤーなるカテゴリの商品も常に肌をドライに保つなんて全くの嘘!。百名山、二百名山、三百名山一筆書きのあの田中陽希だって真冬の登山で普通に「ここで休んだりすると汗冷えする」とか言っているのだから!。ドライレイヤーが汗冷えしないのなら何故田中陽希がそう叫ぶ?。そしてその田中陽希が着用していたドライレイヤーが上の囲みで紹介しているドライハンドレッドシリーズだと思うんだな。
さて!、冒頭にてプアマンズなベースレイヤーを導入と書いた。購入したのはワークマンのメリノウールの半袖シャツだ。
ワークマンのメリノウールのインナーは長袖タイプ(100g/m2と150g/m2を2枚)、半袖も2枚(これは100g/m2かな?)を導入しており、この4枚はメリノウール100パーセント。今回手に入れたのは毎年買いそびれていたメリノウール、ポリエステルの50/50タイプの半袖シャツだ。
汗掻き星人なので100パーセントのメリノウールだと運動中(主に日帰り低山専科)、暖かさはしっかりと感じるものの、汗が全く乾いてくれず、最終的に下山時、ずっと下りの行程で汗が止まってからは体も熱を発しないので徐々に汗冷えを感じていた。
そこで半分化繊のこのモデルを昨年狙っていたのだが、売り切れ。そして今年も実は売り切れで買えなかったんだ。調べ方が悪いのは公式サイトでも見当たらない商品なんだな。ワークマンってサイトに載せずに店舗でしか買えない商品も多いようでこのハーフメリノシャツもその類なのか?。
ところが9月末、ジョギング用のウィンドシェルを買おうといつもの店舗を訪れたらなんとっと!、こいつが2枚残っていたではないか!。ワークマンの店舗ってメリノウールはメリノウール系でまとめてディスプレイされているのだが、何故かこいつはメリノコーナーではなく、下着コーナーにあったんだな。しかもですぞ!。通常1500円かな?、それが在庫処分との事で490円!。2枚買っても960円ですぜ!。連れが見つけてくれた。彼女に感謝である。彼女は私以上にケチケチセンサーが鋭く、こういうのを見つけるのが得意なんだ。
残念ながらLサイズ、自分にはちょっぴり小さいかなと思ったのだが、ほれっ!、9月は超~ダイエット期間だったでしょう?。ワークマンは何故か他のアウトドアブランドよりも多くのウェアでワンサイズ~ツーサイズ小さめに造られているが、これに関してはハーフサイズ小さいくらい。普段着のTシャツとして着るとピチピチであってもインナー、下着活用ならむしろこれくらいがピッタリ!。良い時期に体を絞った自分を褒めたい!。
早速着用。うん、やっぱりチクチクする。ワークマンのメリノインナーは100パーセントメリノでもチクチクするんだ。でも一回洗濯機を回せば大丈夫。ところがこのハーフタイプは一度洗濯機を回しただけではチクチクは取れなかった。まぁこのチクチクはほんのちょっと汗を掻けば糸がふやけるのだろう、気にならなくなるのと、2度目の洗濯以降は汗を掻かずともチクチクはゼロになった。
ちなみに連れは昨年、ワークマン女子でこれを手に入れており、本人曰く、一切チクチクしないとの事。鈍感肌が羨ましい。とりあえず肌に敏感な方は着用前に2~3度洗濯すりゃなんとかなるとは思う。ポリエステル50パーセント物であるが、かなりの薄手タイプだからネットに入れて回した方が良いかな?。
階段トレーニングをテストの場とした。距離5.2Kmの中、平均65段の階段の上り下りが32回。階段から階段への移動の平地では普段よりぐっと遅い超スロージョギング。初っ端から直線で50メートル程の距離に階段が5つあり、心拍数は一気に140を超えていく。1時間16分のトレーニング&テストで平均心拍数は136だった。かなりの運動量であるが、低山専科とは言え山登りでは5~10Kgくらいの荷物を背負っているのでこれくらいが適度なトレーニングだと思っている。
気温は14度、風は1~2m。メリノウール、ポリエステル半々のTシャツの上に同じワークマンのポリエステル100パーセントのロングTシャツを重ねてのテスト。
今も書いた通り、初っ端から複数の階段の上り下り、15分を過ぎた頃から汗ドバ。低山の多くは稜線に出るまで直登のような登山道があるでしょう?。登山口からの30分が一番きつかったりする山も多かったりする。だからこれも登山のシミュレーション、あえてそういう場所からスタートしている。
私がこれまで失敗してきたのは秋冬は歩き始めが寒いから余計に着込んじまう。気温14度だったらアウターでウィンドシェルを羽織るか、行動着としてのロンTの代わりに薄手のソフトシェルジャケットを着込んでいると思う。気が付いたら汗ドバ、そしてそんな時に限って丁度稜線に出ちゃって風がピープー。ここで一気に汗冷えを起こす。毎回そのパターンだから自分がアホじゃないかと思う。そんなアホな自分のシミュレーションを階段トレーニングで行っている訳だ。
2.6Kmの中間地点、しばし休憩である。ここで汗冷えのテスト。土手上よりも風が走らない場所(それでも1mくらい吹いていたと思う)で7分の休憩で汗冷えが始まってきた。要は5分を経過したくらいから心拍数は平常に戻り、その時点で体が熱を発しなくなっているのだな。
予想では5分以内にブルブル震えるだろうと考えていたから薄手であってもハーフ&ハーフであってもメリノウール、割と頑張っている。本来なら休憩時は風除けの為、ウィンドシェルなどのアウターを羽織るけど今回はそのまま休憩していたから・・・。でも10分は無理だったな。あと3分休憩していたら体が冷え切って階段トレーニングを再開しても5分以上は寒いままだったろう。実際のハイキングでも運動再開後、体が発熱するまでの5分、この糞冷たさ!、超~不愉快なんですな!。
肌感覚はどうだろうか?。体に完全にフィットしたシャツなので汗が肌を伝うと言った気持ち悪さはない。ミレーのアミアミは網目が大きいから汗ドバ状態だと背中を伝う汗を何度も確認出来るから、それを考えるとメリノウール系のシャツの方が不快感はない。また、汗でシャツが張り付いているような感覚もさほどない。とにかく行動中は気持ち悪さは全く感じなかった。
ワークマンの100パーセントメリノウールシャツとの違いは?。多分ないと思う。あるとしたらサイズ感だ。100パーセントメリノウールシャツはXLを購入しているので体にピッタリフィットって訳じゃないんだ。その上にさらにシャツを羽織っても部分的にはほんの少し肌との間に隙間が出来る。だから汗ドバだとミレーアミアミと同じく背中の汗を感じられたりもする。
どうだろう?。生地の混毛率や機能云々ではなく、コンプレッションウェアのように上半身全体にピッタリフィットしているのがキーなのかもしれない。それでも着心地を含め、特に100パーセントメリノウールシャツとの大きな違いは見出だせなかった。
それとこれ重要かな!。
ジョギング後、就寝までの2時間、室温20度程度の部屋にびしょ濡れのそれを吊るした。残念ながらほとんど乾いていなかった。大量の汗が染みていたのもあるけれど2時間経過しても湿りっぱなし。全ての汗を吸っていたから化繊100パーセントのシャツでも半乾きくらいにしかならないとは思うが・・・。
「これってポリエステル50パーセントの効果があるの?」
少々首を捻っている次第だ。2時間も乾かなかったら実践的には100パーセントメリノウールと比較して用をなさない気がしているんだ。乾きが遅いのなら、より暖かく、より消臭効果が高いであろうメリノウール100パーセントの方が良くない?。
これが有名アウトドアメーカーで1枚1万円近いウェアなら「乾きやすい」なる理由ではなく、「少しでも長持ちさせたい」、そんな意図から丈夫であろう化繊混のメリノウールシャツを買うのは判る。でもワークマンのは100パーセントメリノウール、それも長袖タイプでも1900円。そしてポリ混50/50のシャツも同じく1900円。しかも半袖。あんまり意味がないのでは?。
着用時期と用途かな?。今回手に入れたポリ混メリノウールシャツはTシャツ1枚ではちょっと肌寒い春~初夏がベストなのだろう。用途もアウトドアアクティビティよりも街中での活用なら100パーセントメリノウールよりも(丈夫、縮みにくいと言う点において)使い勝手はありそう。但し、下着活用だと丸首ネック部分が締まりすぎているのともっと薄いグレーとかラインナップされていないと・・・。
あとはアウトドアアクティビティにおいてドライレイヤーのアミアミの上にベースレイヤーとしてこのポリエステル50パーセントメリノウールシャツが使えるか否かってところか?。
私個人は昨年、アミアミの上に100パーセントメリノウールシャツを着たりしていた。結局大量の汗を掻いたら何を着ていても一緒な人間なので効果の程はクエスチョンマーク。それでもポリエステル50パーセントメリノウールシャツは少しは100パーセント物よりは乾きやすい、かつ一気に乾く事もないので気化熱による冷えも少なだろうから、アミアミとの組み合わせに期待したいところだ。
今月末、そこそこ寒いところに出向くのでその時にでもテストしてみようかな?。欲を言えば長袖バーションもラインナップして頂きたいものだ。
10月1日からスロージョギングを再開し、その日は25度くらいだったかな?。それくらいだとウェアなんて化繊の半袖Tシャツ。この手の運動用に大量の購入したワークマン、肌面にミレーのアミアミなどで使用されている水を吸わないポリプロピレンが織り込まれており、ポリエステル100パーセント生地よりも肌触りが良いTシャツだ。
とは言え、汗掻き星人、25度の気温で坂道をエッチラホッチラ走っていたら大量の汗、生地がなんだろうが関係ない。ビショビショである!。それでも「暑くて走れない」、そんな状態にはさすがにならず・・・。
そして翌日は一気に冷えたのを覚えている。20度近かったんじゃなかろうか?。前日から5度も低いから肌寒い。風も少々あったような記憶があり、、、
「Tシャツ1枚だと向かい風だったら寒いんじゃないか?」
そう判断して購入したばかりのワークマンの「耐久撥水ベンチレーションウィンドフーディー」を重ね、下半身も短パンから秋冬時にスロージョギングで活用しているワークマンの(春夏用)エアロストレッチクライミングパンツを穿いた。
走って10分、後悔した。ウィンドフーディーは汗で生地が肌に張り付かないようにとメッシュの裏地があり、厳密にはTシャツの上に極薄メッシュシャツがあり、その上に風を通しにくいウィンドシェルを羽織っている事になり、20度程度の気温だと体が火照って火照って!。また下半身もまだまだ長ズボンは早かった。
良く考えれば皮下脂肪が全くないマラソン選手が真冬にランニングシャツ1枚で走っているのだから判りそうなものだけどおっさんの温度センサーなんていい加減な相対的なものから25度から20度に落ちると無茶苦茶寒い感覚になっちゃう。
その翌日も20度くらいだったのかな?。この日は前日の反省を踏まえ、プアマンズアミアミ(イオン製)の上からTシャツを着て走った。ところがそれでも暑い!。確かその日、無風だった。
アミアミの長所でもあり欠点なのは生地部分に嵩があるから網目部分が1つの部屋のようになり体から出た熱を溜め込む。だから真冬暖かく感じる。これは素っ裸の状態からアミアミを着るだけで判る。その瞬間に暖かさを感じるんだ。ウェアに温かい空気が溜まりやすいから汗冷えしにくいとも言われている。その反面、少しでも気温が高く、かつ無風状態だと溜め込んでいる熱を外に排出出来ないから熱がこもったまま。この日、それが起きた。
前日のウィンドフーディーを着ている時より暑さは感じなかったものの、見事に走りに影響が出ていたんだ。暑い時期のように坂道になり、心拍数が上がると同時にへこたれる。スロージョギング再開2日目だったのでステッパーでは脚力の維持が出来ない事により筋力不足でもあるのだが、空気の対流がない時点で蒸し暑くて精神的なダメージ。
4日目だったか5日目だったか雨上がりに走る。その日はずっと雨模様だったので気温も低かった。
「よし!、気温も低く肌寒い。今日こそアミアミだろう!」
ところがである!。確かに気温は低かった。17度くらいだった筈だ。ところが湿度は限りなく100パーセント。そしてこの日も無風だったんじゃないかな?。全く同じですがな!。シャツ内に熱がこもって暑いのなんのって!。坂道を駆け上がっている時、首から上がカァッと熱くなる。ところが平地でも蒸れていると感じていたから坂道に差し掛かった途端に体全体が火照り出す。真夏の熱中症になる一歩手前のような火照りとでも言おうか?。
ウィンドシェルを羽織って暑いと感じたら脱げば良い。でも下にピッチピチのアミアミを着ているとどうしようもないし、無風だったら万策尽きるどころか策そのものがない。だからこの日も体力、脚力以前に精神的にアップアップだったんだ。
「プアマンズアミアミだから駄目なんじゃねえの?。ケチらずに本家を着ろよ」
そんな意見が出そう。でもワタクシ、本家ミレーも所持しているし、プアマンズもイオンの他TSデザインも所持しており、当然その3つでテストを重ねている。ミレーのアミアミは生地部分の嵩が一番高く、また網目が大きい。プアマンズの2つは嵩がミレーよりもほんの少し低く、網目は小さい。この違いがどの程度かなんだな。微妙な差しかないような気がする。あくまでも主観だが・・・。
暖かさは網目が小さいプアマンズの方がある筈。また網目が小さい分、汗は本家よりも吸ってくれそうなイメージがある。本家は笑っちゃう程汗が出ると特に背中に汗がタラリと流れているのが判るんだ。網目が大きい分、汗を吸い取れていない筈。反対にプアマンズは網目が小さい分、汗をしっかりと吸う筈。
これが互いの長所となり短所にもなっているようだ。プアマンズは熱がこもり易く、着用の判断が非常に難しい。本家は多少暑くてもなんとかなるレベルだが大汗時にはプアマンズよりも汗冷え率は高そうな気がする。そしてこの汗冷えに関しては、、、
「運動量が多過ぎると本家もプアマンズもドライレイヤーの上に羽織っているベースレイヤーですら汗を処理し切れずに停滞した瞬間から汗冷えが始まるし、適度な運動量であれば本家もプアマンズも性能的には大差ない」
そう結論付けている。だったら安い方が良いでしょう?。本家を1枚買う値段でプアマンズは3枚くらい買えるんじゃないか?。
少し前、栃木県の朝日岳だったかな?。4人が滑落と低体温症で亡くなった。そんな記事を見てふと思った。もし自分が山中で低体温症で死ぬ事になったら、死に際に「嗚呼、プアマンズではなく本家アミアミを着ていれば良かった」、そんな後悔はしたくない。
低体温症で死ぬくらいだからアミアミなどの装備云々以前に体力だったり登山計画そのものに大きな過ちがあるのだろう。それでも「嗚呼、ミレーを着ていれば・・・」、なんて思いながら死ぬのは嫌でしょう?。つまり本家アミアミを着用する理由は、、、
「何か不備があっても後悔しながら死ぬ事はない」
この一点に尽きないか?。ミレーのアミアミを着ていても低体温症で死ぬのならそれが己の運命だったと納得してあの世に行けるでしょう?。
これはアウトドアウェア全般に言える。近頃はワークマンのアウトドアウェアやギアが流行している。確かに素材を見る限り、余程劣悪な環境でない限り、登山ウェアとして十分に利用出来る。しかし全身ワークマンで万が一、登山中に死んだら地縛霊としてきっとずっとそこに留まっちゃうぜ!。プアマンズを着ていたから死ぬ、そういう話ではない。生きるか死ぬかじゃないんだ。「死んだ時」にあの世で後悔しない為にちゃんとしたアウトドアメーカーのウェアを揃えましょうって事。
また本家はノースリーブ、半袖に加え長袖のアミアミが用意されており、私はこの長袖を購入している。経験上、半袖のアミアミは汗を掻くと二の腕から先がないから風などで冷やされると腕が異常に冷たくなるんだ。腕が冷えると次に肩、そして肩が冷えたらもうおしまい。アミアミだからど~のではなく、寒い時期、下着は長袖に限る。プアマンズは何故か長袖がラインナップされていない(おたふく手袋には長袖アミアミがあったかな?)。
本家ミレーのアミアミに対抗したのかノースフェイスに「ドライハンドレッドシリーズ」なるドライウェアがある。ミレー同様、ノースリーブ、半袖、長袖が用意されている。ミレーよりちょっと高いのとミレーは年に数回30パーセントオフをするからお得感はミレー(ノースフェイスはYahooショッピングや楽天市場などで時折激安で販売される時もあるが)。
でもノースフェイスのそれはミレーやプアマンズと違い、100パーセントポリプロピレン生地。本家が有名になり過ぎたのかイマイチ話題に上っていないようだが、「ポリプロピレンだけで作られている」、これにちょいと興味があったりするものの、機能的には同じな筈で買ってもまた後悔しそう・・・。
でもノースフェイスのそれはミレーやプアマンズと違い、100パーセントポリプロピレン生地。本家が有名になり過ぎたのかイマイチ話題に上っていないようだが、「ポリプロピレンだけで作られている」、これにちょいと興味があったりするものの、機能的には同じな筈で買ってもまた後悔しそう・・・。
スロージョギングの話に戻ろう。プアマンズアミアミの効果を確認した日、その日の夜の気温は17度でカラカラな陽気で2~3メートルの風が吹いていた。走り始めは寒かった。でも数分で丁度良い塩梅。大量に汗が出てからは追い風では若干蒸れを感じたものの、向かい風で気持ち良く体が冷えてくれ、快適にスロージョギングを終えた。
現在走っている8Kmちょいのコースは直線500メートル程度を東西に行ったり来たりしているので数分追い風を受けたら数分向かい風を受ける。だから体が火照り出しても数分後には向かい風になる、真冬でも向かい風で寒さの限界が来る前にクルリと反転し追い風になるのでコースとして最高だったりする。この日、アミアミ効果を絶大に感じた瞬間だ。そんな瞬間は昨年の秋でも経験しているだろうがすでに忘れちまっている・・・。
そうそう、忘れちまっていると言えば・・・。
少し前までCSのアクションチャンネル(旧AXNチャンネル)で「名探偵モンク」の最終シーズンを放映していた。この番組、好きでシーズン1から最終シーズンまでしっかりと鑑賞していたものの、何故か最終回を見忘れていた。だからちゃんと録画したさ!。
ようやく最後のピースがはまる。ワクワクしながらいざ鑑賞!。でも途中で気付く。
「あれっ?、これ見ているよね。結末知っているよ、トゥルーディを殺したのはあいつだよ!」
なんて事はない。過去に最終シーズンの最終回までちゃんと見ていたのだな。それを忘れているのだからアミアミの効果なんてとうの昔に忘れちまうのは当然である。
少し前までCSのアクションチャンネル(旧AXNチャンネル)で「名探偵モンク」の最終シーズンを放映していた。この番組、好きでシーズン1から最終シーズンまでしっかりと鑑賞していたものの、何故か最終回を見忘れていた。だからちゃんと録画したさ!。
ようやく最後のピースがはまる。ワクワクしながらいざ鑑賞!。でも途中で気付く。
「あれっ?、これ見ているよね。結末知っているよ、トゥルーディを殺したのはあいつだよ!」
なんて事はない。過去に最終シーズンの最終回までちゃんと見ていたのだな。それを忘れているのだからアミアミの効果なんてとうの昔に忘れちまうのは当然である。
但し、ドライウェアの話になると毎度否定的な考えになる。ドライウェアについて書かれているレビューを記事には、、、
「汗戻りしない、肌はサラサラ、生地もすぐにドライになる」
そんな文言のオンパレード。ホントにそうか?。
上述の通り、ミレーのアミアミは網目が広いから汗がタラリと流れるのが判るくらいだから肌の汗を全て吸い切って次のベースレイヤーに渡すなんて不可能である。仮に70パーセントの汗を吸い取ってくれても30パーセントの汗は肌に残るのだから真冬、動きを止めたら汗冷えを起こすでしょう?。
また幾らポリプロピレンが水を吸わない素材であったとしても糸1本1本の表面には水分が残っている。アミアミが吸い取った汗が瞬時でドライレイヤーに移るってのもおかしな話。そんな魔法みたいなウェアある筈もない。となると外気が冷たかったら生地そのものに水分が付着しているのだから徐々に冷えてくる。そして肌にも汗が残っているのだから当然汗冷えを起こすわな。
確かに体を動かしていれば体が熱を発しているので先程も述べたように網目部分にその温かい空気を溜め込むので寒さは感じにくい。運動中の暖かさだけを考えるともしかすると薄手メリノウールより高い気がする。ところが停滞して体が熱を出さなくなったら外気が一気にウェアを冷やしていくのだから汗冷えしないは絶対に嘘!。
「レインジャケットは蒸れないのではなく従来のビニールカッパよりも蒸れにくいだけ。それと同じく、アミアミなどのドライウェアも汗冷えしないのではなく、従来のウェアよりも汗冷えをほんの少し後にずらす事が出来る」
これが正しい解釈なのではなかろうか?。メリノウールでも同じ事が言える。従来の化繊ベースレイヤーと比較したら暖かいと言うだけで汗冷えしないウェアではない。
近頃、老舗スポーツシューズメーカーなどでアッパーにゴアテックスを装備したスニーカーが仰山売られている。私はこれに懐疑的で、スポーツシューズ、スニーカーは通気性が命、透湿性だけで通気性のないゴアテックスなんて蒸れるだけだと思うのだか?。雨の日でもコンバースを履きたいのなら買っても良いけれどそれを普段でも履こうなんて思考はアホ丸出し。ゴアテックスは蒸れるんですぜ!。通気性が全く無いゴム長靴よりもましってだけ。
だからドライレイヤーなるカテゴリの商品も常に肌をドライに保つなんて全くの嘘!。百名山、二百名山、三百名山一筆書きのあの田中陽希だって真冬の登山で普通に「ここで休んだりすると汗冷えする」とか言っているのだから!。ドライレイヤーが汗冷えしないのなら何故田中陽希がそう叫ぶ?。そしてその田中陽希が着用していたドライレイヤーが上の囲みで紹介しているドライハンドレッドシリーズだと思うんだな。
さて!、冒頭にてプアマンズなベースレイヤーを導入と書いた。購入したのはワークマンのメリノウールの半袖シャツだ。
ワークマンのメリノウールのインナーは長袖タイプ(100g/m2と150g/m2を2枚)、半袖も2枚(これは100g/m2かな?)を導入しており、この4枚はメリノウール100パーセント。今回手に入れたのは毎年買いそびれていたメリノウール、ポリエステルの50/50タイプの半袖シャツだ。
汗掻き星人なので100パーセントのメリノウールだと運動中(主に日帰り低山専科)、暖かさはしっかりと感じるものの、汗が全く乾いてくれず、最終的に下山時、ずっと下りの行程で汗が止まってからは体も熱を発しないので徐々に汗冷えを感じていた。
化繊のアミアミ系は下山時ともなると半乾きしている場合が多いが、乾きが早い分、体から熱を奪うのも早く、乾きが中途半端な時に長い休憩を取ったりしたらそこで汗冷え状態完成。生地が完全に乾き切れば快適なものの、私自身は「完全に乾いちゃって快適!」、そんな体験をしていないので化繊アミアミ、メリノウール、どっちもどっち、どちらも着ないよりは「まし」って程度のレベル。
そこで半分化繊のこのモデルを昨年狙っていたのだが、売り切れ。そして今年も実は売り切れで買えなかったんだ。調べ方が悪いのは公式サイトでも見当たらない商品なんだな。ワークマンってサイトに載せずに店舗でしか買えない商品も多いようでこのハーフメリノシャツもその類なのか?。
ところが9月末、ジョギング用のウィンドシェルを買おうといつもの店舗を訪れたらなんとっと!、こいつが2枚残っていたではないか!。ワークマンの店舗ってメリノウールはメリノウール系でまとめてディスプレイされているのだが、何故かこいつはメリノコーナーではなく、下着コーナーにあったんだな。しかもですぞ!。通常1500円かな?、それが在庫処分との事で490円!。2枚買っても960円ですぜ!。連れが見つけてくれた。彼女に感謝である。彼女は私以上にケチケチセンサーが鋭く、こういうのを見つけるのが得意なんだ。
残念ながらLサイズ、自分にはちょっぴり小さいかなと思ったのだが、ほれっ!、9月は超~ダイエット期間だったでしょう?。ワークマンは何故か他のアウトドアブランドよりも多くのウェアでワンサイズ~ツーサイズ小さめに造られているが、これに関してはハーフサイズ小さいくらい。普段着のTシャツとして着るとピチピチであってもインナー、下着活用ならむしろこれくらいがピッタリ!。良い時期に体を絞った自分を褒めたい!。
早速着用。うん、やっぱりチクチクする。ワークマンのメリノインナーは100パーセントメリノでもチクチクするんだ。でも一回洗濯機を回せば大丈夫。ところがこのハーフタイプは一度洗濯機を回しただけではチクチクは取れなかった。まぁこのチクチクはほんのちょっと汗を掻けば糸がふやけるのだろう、気にならなくなるのと、2度目の洗濯以降は汗を掻かずともチクチクはゼロになった。
ちなみに連れは昨年、ワークマン女子でこれを手に入れており、本人曰く、一切チクチクしないとの事。鈍感肌が羨ましい。とりあえず肌に敏感な方は着用前に2~3度洗濯すりゃなんとかなるとは思う。ポリエステル50パーセント物であるが、かなりの薄手タイプだからネットに入れて回した方が良いかな?。
階段トレーニングをテストの場とした。距離5.2Kmの中、平均65段の階段の上り下りが32回。階段から階段への移動の平地では普段よりぐっと遅い超スロージョギング。初っ端から直線で50メートル程の距離に階段が5つあり、心拍数は一気に140を超えていく。1時間16分のトレーニング&テストで平均心拍数は136だった。かなりの運動量であるが、低山専科とは言え山登りでは5~10Kgくらいの荷物を背負っているのでこれくらいが適度なトレーニングだと思っている。
気温は14度、風は1~2m。メリノウール、ポリエステル半々のTシャツの上に同じワークマンのポリエステル100パーセントのロングTシャツを重ねてのテスト。
今も書いた通り、初っ端から複数の階段の上り下り、15分を過ぎた頃から汗ドバ。低山の多くは稜線に出るまで直登のような登山道があるでしょう?。登山口からの30分が一番きつかったりする山も多かったりする。だからこれも登山のシミュレーション、あえてそういう場所からスタートしている。
私がこれまで失敗してきたのは秋冬は歩き始めが寒いから余計に着込んじまう。気温14度だったらアウターでウィンドシェルを羽織るか、行動着としてのロンTの代わりに薄手のソフトシェルジャケットを着込んでいると思う。気が付いたら汗ドバ、そしてそんな時に限って丁度稜線に出ちゃって風がピープー。ここで一気に汗冷えを起こす。毎回そのパターンだから自分がアホじゃないかと思う。そんなアホな自分のシミュレーションを階段トレーニングで行っている訳だ。
2.6Kmの中間地点、しばし休憩である。ここで汗冷えのテスト。土手上よりも風が走らない場所(それでも1mくらい吹いていたと思う)で7分の休憩で汗冷えが始まってきた。要は5分を経過したくらいから心拍数は平常に戻り、その時点で体が熱を発しなくなっているのだな。
予想では5分以内にブルブル震えるだろうと考えていたから薄手であってもハーフ&ハーフであってもメリノウール、割と頑張っている。本来なら休憩時は風除けの為、ウィンドシェルなどのアウターを羽織るけど今回はそのまま休憩していたから・・・。でも10分は無理だったな。あと3分休憩していたら体が冷え切って階段トレーニングを再開しても5分以上は寒いままだったろう。実際のハイキングでも運動再開後、体が発熱するまでの5分、この糞冷たさ!、超~不愉快なんですな!。
肌感覚はどうだろうか?。体に完全にフィットしたシャツなので汗が肌を伝うと言った気持ち悪さはない。ミレーのアミアミは網目が大きいから汗ドバ状態だと背中を伝う汗を何度も確認出来るから、それを考えるとメリノウール系のシャツの方が不快感はない。また、汗でシャツが張り付いているような感覚もさほどない。とにかく行動中は気持ち悪さは全く感じなかった。
ワークマンの100パーセントメリノウールシャツとの違いは?。多分ないと思う。あるとしたらサイズ感だ。100パーセントメリノウールシャツはXLを購入しているので体にピッタリフィットって訳じゃないんだ。その上にさらにシャツを羽織っても部分的にはほんの少し肌との間に隙間が出来る。だから汗ドバだとミレーアミアミと同じく背中の汗を感じられたりもする。
どうだろう?。生地の混毛率や機能云々ではなく、コンプレッションウェアのように上半身全体にピッタリフィットしているのがキーなのかもしれない。それでも着心地を含め、特に100パーセントメリノウールシャツとの大きな違いは見出だせなかった。
それとこれ重要かな!。
ジョギング後、就寝までの2時間、室温20度程度の部屋にびしょ濡れのそれを吊るした。残念ながらほとんど乾いていなかった。大量の汗が染みていたのもあるけれど2時間経過しても湿りっぱなし。全ての汗を吸っていたから化繊100パーセントのシャツでも半乾きくらいにしかならないとは思うが・・・。
「これってポリエステル50パーセントの効果があるの?」
少々首を捻っている次第だ。2時間も乾かなかったら実践的には100パーセントメリノウールと比較して用をなさない気がしているんだ。乾きが遅いのなら、より暖かく、より消臭効果が高いであろうメリノウール100パーセントの方が良くない?。
これが有名アウトドアメーカーで1枚1万円近いウェアなら「乾きやすい」なる理由ではなく、「少しでも長持ちさせたい」、そんな意図から丈夫であろう化繊混のメリノウールシャツを買うのは判る。でもワークマンのは100パーセントメリノウール、それも長袖タイプでも1900円。そしてポリ混50/50のシャツも同じく1900円。しかも半袖。あんまり意味がないのでは?。
着用時期と用途かな?。今回手に入れたポリ混メリノウールシャツはTシャツ1枚ではちょっと肌寒い春~初夏がベストなのだろう。用途もアウトドアアクティビティよりも街中での活用なら100パーセントメリノウールよりも(丈夫、縮みにくいと言う点において)使い勝手はありそう。但し、下着活用だと丸首ネック部分が締まりすぎているのともっと薄いグレーとかラインナップされていないと・・・。
あとはアウトドアアクティビティにおいてドライレイヤーのアミアミの上にベースレイヤーとしてこのポリエステル50パーセントメリノウールシャツが使えるか否かってところか?。
私個人は昨年、アミアミの上に100パーセントメリノウールシャツを着たりしていた。結局大量の汗を掻いたら何を着ていても一緒な人間なので効果の程はクエスチョンマーク。それでもポリエステル50パーセントメリノウールシャツは少しは100パーセント物よりは乾きやすい、かつ一気に乾く事もないので気化熱による冷えも少なだろうから、アミアミとの組み合わせに期待したいところだ。
今月末、そこそこ寒いところに出向くのでその時にでもテストしてみようかな?。欲を言えば長袖バーションもラインナップして頂きたいものだ。

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- アウトドアウェア透湿、汗冷えテスト
2023年10月16日 00:00
昨年までにアウターからパンツからミドルレイヤーからインナー、そしてシューズ、アウトドアで活躍出来るウェア&ギア、欲しい物を全部買っちまった。あとはアウトドアを満喫するまでさ!。
今日は春に購入した良いけれど今年は5月を過ぎてからずっと暑い日が続いていてほとんど着用出来ていなかったミレーの「ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット」とモンベルの「ウィンドブラストパーカー」、ようやく雨天日に着用出来たのでレビューをしたい。
今日は春に購入した良いけれど今年は5月を過ぎてからずっと暑い日が続いていてほとんど着用出来ていなかったミレーの「ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット」とモンベルの「ウィンドブラストパーカー」、ようやく雨天日に着用出来たのでレビューをしたい。
ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットとウィンドブラストパーカー、公式サイトの重量を見ると前者が180g、後者が174g(今回は現行ではない1つ前の旧タイプでテストしている)である。両者とも腰ポケットが2つだったりするので生地の厚さはほぼ同じだろう。触り心地はミレーの方がちょっとザラついていてモンベルのはツルリとした印象。そしてどちらもストレッチタイプではない。
サイズ感はミレーのJPサイズの2XLはモンベルのXLよりも小さい。ミレーのこれは丸でワークマン並の小ささだ。ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットを買おうと考えている人、公式サイトの寸法表だけで買うと大失敗する。このウェアはスリムフィットタイプで寸法表の「身幅」の数字に騙されちゃいけない。このジャケットは胸から下が一気に絞られるのでお腹がポッコリな人とかお尻の大きな人は腹回り、もしくは腰回りがきつくなる。ウィンドブラストパーカーと比較すると明らかにワンサイズ以上小さい。
フードも同じ事が言えてモンベルのは大きめに造られており、それをドローコードで調節するタイプ。でもミレーのはドローコードの調節がないのでかなり小さめになっており、恐らく頭の大きな方はヘルメット着用時、このフードは被れないのではなかろうか?。
私はモンベルとノースフェイスはXLの人なのでブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットはJPサイズ表記でXXL(2XL)になる。公式サイトによるとXXLの身幅は67.5cm、胸周りが135cmになるのだからかなりのデブでも余裕で入りそうだが、モンベルXLで少々ゆとりのある人までしか着られないのがブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットだ。モンベルXLでピチピチの人はブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは買えない。
また秋冬時、中にフリースなどを着込んでからの着用を考えている人はモンベルLサイズ以下の人じゃないとブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは使えないのだ。実店舗で試着するべきウェアである。とにかくワークマンと同じくくらいサイズ感が糞!。
ミレーって不思議なんだ。ティフォン50000シリーズはジャケットもパンツも公式サイトの寸法表でピッタリ。それを信じて買っても問題はなく、多くの人はモンベルやノースフェイスと同一サイズをそのまま買えば良い。でもこのウィンドシェルもそうだし、ミドルレイヤー以下のインナー系は極端なスリムフィットになっている商品も多く、寸法表を信用するとアウト!。私はこれで一度大失敗していて(肩周りが小さ過ぎた)、それからはミレーではアウター以外買わないと決めている。
さて、ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット、特徴は通常の撥水加工ではなく、繊維の芯にまで撥水成分を浸透させた生地にある。これにより従来の撥水機能よりも雨や雪に強いモデルとなっており、ミレーの商品の中で「ブリーズバリヤー」と入っているアウターは全てその仕様になっている。
ところが芸能界だけではなくアウトドア業界でも忖度バリバリ、そんな記事のリンクが下。
濡れ”に強いウィンドシェル「ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット」。使ってわかった超撥水素材の衝撃を語る
この記事で注目すべきは次のくだりだろう。
読む限り、、、
「小雨の中、時折2~3mmの雨量になった山行にて8時間ずっと撥水効果が持続していた」
ワタクシですね、ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット購入前にミレーのカスタマーサポートに電話をし、「本当にそうなの?」と問うており、ミレー自身、この手の記事に困惑していた。そもそも論として「レインウェアーでないのだから長時間持続する訳がない、特に生地が擦れる部分、リュックのショルダーベルトのある肩部分やウエストベルトのある腰部分は次第に雨は浸透していく」、これがミレーの回答だった。
但し、撥水効果はミレーのレインジャケットである「ティフォン50000」シリーズよりも高いそうだ。まぁティフォンの撥水効果はホントしょ~もない。特にパンツ、私は春夏用の「ティフォン50000ストレッチトレックパンツ」と秋冬用のティフォン50000ウォームストレッチトレックパンツ」を所持しているが、数回穿いたら撥水効果なんてないにも等しいくらいに(部分的にではあるが)15分程度で生地に雨が染み込んでいく。勿論、メンブレンが備わっているので中まで浸透はしないが、表部分はどんどんと水分を吸うので言われている程、糖質度は高くないような気がしている。
ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは今年春に購入し、山行はゼロ、普段使いで数回使用しただけ。洗濯回数は1回。そしてウィンドブラストパーカーは昨年秋かな?、購入し、山行は1回、普段遣いが10数回で2度洗濯している。どちらも新品に近い状態を維持していると言えよう。
では実践!。最初にブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットだ。歩き始めは0.5mm程、30分を過ぎた頃から2mm以上の本格的なの雨になり、1時間後にまた小雨、1mm以下、そんな感じの天候の中、1時間20分、雨に打たれてみた。
皆さん、結構見落としている盲点とでも言おうか?。
「撥水加工しかされていない生地は内側が汗でビショビショになると表側の撥水機能が落ちる」
これを実践したく、脚力強化の階段トレーニングでテストしている。気温は17度、イオンのプアマンズアミアミにワークマンの化繊Tシャツ、その上にブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットだ。
コースは5.3Km、直線で500メートルの河川敷を行ったり来たり、平均65段程の階段を32回上り下りする。さすがに汗を掻き過ぎてもテストにならないので平地部分は足首の回転だけで前に進んでいる程度のかなり遅めのスロージョギング。それでも最初から直線50メートルの距離に階段が5つあり、これの上り下り。ここで一気に心拍数が140まで上がっていく。
気温が17度で夜間、雨も降っていたから寒いと想定していたら南風だったのかな?、まぁ風が暖かい!。だから最初の30分でジョギング程ではないものの、かなりの汗を掻いちまった。でもこれが撥水テストには効果的だった。
汗が直接ウェアに付着するように今回はわざと半袖シャツを着用したのでトレーニングを始めてから30分で肘から手首部分まではすぐに肌に生地が張り付いてビチョビチョ状態。案の定、その部分の撥水効果はほぼゼロになった。
次の2枚の写真をご覧頂こう。以降、写真は全て1時間20分後の状態である。
サイズ感はミレーのJPサイズの2XLはモンベルのXLよりも小さい。ミレーのこれは丸でワークマン並の小ささだ。ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットを買おうと考えている人、公式サイトの寸法表だけで買うと大失敗する。このウェアはスリムフィットタイプで寸法表の「身幅」の数字に騙されちゃいけない。このジャケットは胸から下が一気に絞られるのでお腹がポッコリな人とかお尻の大きな人は腹回り、もしくは腰回りがきつくなる。ウィンドブラストパーカーと比較すると明らかにワンサイズ以上小さい。
フードも同じ事が言えてモンベルのは大きめに造られており、それをドローコードで調節するタイプ。でもミレーのはドローコードの調節がないのでかなり小さめになっており、恐らく頭の大きな方はヘルメット着用時、このフードは被れないのではなかろうか?。
私はモンベルとノースフェイスはXLの人なのでブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットはJPサイズ表記でXXL(2XL)になる。公式サイトによるとXXLの身幅は67.5cm、胸周りが135cmになるのだからかなりのデブでも余裕で入りそうだが、モンベルXLで少々ゆとりのある人までしか着られないのがブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットだ。モンベルXLでピチピチの人はブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは買えない。
また秋冬時、中にフリースなどを着込んでからの着用を考えている人はモンベルLサイズ以下の人じゃないとブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは使えないのだ。実店舗で試着するべきウェアである。とにかくワークマンと同じくくらいサイズ感が糞!。
ミレーって不思議なんだ。ティフォン50000シリーズはジャケットもパンツも公式サイトの寸法表でピッタリ。それを信じて買っても問題はなく、多くの人はモンベルやノースフェイスと同一サイズをそのまま買えば良い。でもこのウィンドシェルもそうだし、ミドルレイヤー以下のインナー系は極端なスリムフィットになっている商品も多く、寸法表を信用するとアウト!。私はこれで一度大失敗していて(肩周りが小さ過ぎた)、それからはミレーではアウター以外買わないと決めている。
さて、ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット、特徴は通常の撥水加工ではなく、繊維の芯にまで撥水成分を浸透させた生地にある。これにより従来の撥水機能よりも雨や雪に強いモデルとなっており、ミレーの商品の中で「ブリーズバリヤー」と入っているアウターは全てその仕様になっている。
ところが芸能界だけではなくアウトドア業界でも忖度バリバリ、そんな記事のリンクが下。
濡れ”に強いウィンドシェル「ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット」。使ってわかった超撥水素材の衝撃を語る
この記事で注目すべきは次のくだりだろう。
”
小雨が降る8時間ほどの山行であっても撥水効果が持続することがわかりました。
登山中は2~3mmほどの雨が降ることも。これくらいの雨ですと、一般的には「レインウェアを着た方がいい」と感じるくらいです。
しかし、ワイルダーライトジャケットはツルツルと流れ落ちる撥水性が終盤も持続。内側に染みることもなくヒンヤリ感もないので、多少の雨ならばレインウェアを出すほどでもありませんでした。
そして驚いたのが、水滴のついたウェアを数回パサパサするだけで、水気がほとんどなくなってしまうこと。つまり濡れてもすぐにドライになるんです。
これは生地の奥深くまで撥水成分を定着させたブリーズバリヤーの機能が大きく作用していると考えられます。ザックに仕舞うときも、ウェアの濡れを気にせずサッと収納することができました。
小雨が降る8時間ほどの山行であっても撥水効果が持続することがわかりました。
登山中は2~3mmほどの雨が降ることも。これくらいの雨ですと、一般的には「レインウェアを着た方がいい」と感じるくらいです。
しかし、ワイルダーライトジャケットはツルツルと流れ落ちる撥水性が終盤も持続。内側に染みることもなくヒンヤリ感もないので、多少の雨ならばレインウェアを出すほどでもありませんでした。
そして驚いたのが、水滴のついたウェアを数回パサパサするだけで、水気がほとんどなくなってしまうこと。つまり濡れてもすぐにドライになるんです。
これは生地の奥深くまで撥水成分を定着させたブリーズバリヤーの機能が大きく作用していると考えられます。ザックに仕舞うときも、ウェアの濡れを気にせずサッと収納することができました。
”
読む限り、、、
「小雨の中、時折2~3mmの雨量になった山行にて8時間ずっと撥水効果が持続していた」
ワタクシですね、ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット購入前にミレーのカスタマーサポートに電話をし、「本当にそうなの?」と問うており、ミレー自身、この手の記事に困惑していた。そもそも論として「レインウェアーでないのだから長時間持続する訳がない、特に生地が擦れる部分、リュックのショルダーベルトのある肩部分やウエストベルトのある腰部分は次第に雨は浸透していく」、これがミレーの回答だった。
但し、撥水効果はミレーのレインジャケットである「ティフォン50000」シリーズよりも高いそうだ。まぁティフォンの撥水効果はホントしょ~もない。特にパンツ、私は春夏用の「ティフォン50000ストレッチトレックパンツ」と秋冬用のティフォン50000ウォームストレッチトレックパンツ」を所持しているが、数回穿いたら撥水効果なんてないにも等しいくらいに(部分的にではあるが)15分程度で生地に雨が染み込んでいく。勿論、メンブレンが備わっているので中まで浸透はしないが、表部分はどんどんと水分を吸うので言われている程、糖質度は高くないような気がしている。
ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは今年春に購入し、山行はゼロ、普段使いで数回使用しただけ。洗濯回数は1回。そしてウィンドブラストパーカーは昨年秋かな?、購入し、山行は1回、普段遣いが10数回で2度洗濯している。どちらも新品に近い状態を維持していると言えよう。
では実践!。最初にブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットだ。歩き始めは0.5mm程、30分を過ぎた頃から2mm以上の本格的なの雨になり、1時間後にまた小雨、1mm以下、そんな感じの天候の中、1時間20分、雨に打たれてみた。
皆さん、結構見落としている盲点とでも言おうか?。
「撥水加工しかされていない生地は内側が汗でビショビショになると表側の撥水機能が落ちる」
これを実践したく、脚力強化の階段トレーニングでテストしている。気温は17度、イオンのプアマンズアミアミにワークマンの化繊Tシャツ、その上にブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットだ。
コースは5.3Km、直線で500メートルの河川敷を行ったり来たり、平均65段程の階段を32回上り下りする。さすがに汗を掻き過ぎてもテストにならないので平地部分は足首の回転だけで前に進んでいる程度のかなり遅めのスロージョギング。それでも最初から直線50メートルの距離に階段が5つあり、これの上り下り。ここで一気に心拍数が140まで上がっていく。
気温が17度で夜間、雨も降っていたから寒いと想定していたら南風だったのかな?、まぁ風が暖かい!。だから最初の30分でジョギング程ではないものの、かなりの汗を掻いちまった。でもこれが撥水テストには効果的だった。
汗が直接ウェアに付着するように今回はわざと半袖シャツを着用したのでトレーニングを始めてから30分で肘から手首部分まではすぐに肌に生地が張り付いてビチョビチョ状態。案の定、その部分の撥水効果はほぼゼロになった。
次の2枚の写真をご覧頂こう。以降、写真は全て1時間20分後の状態である。
肩の部分は直接肌が触れていないのでまだまだ十分に撥水しており、この状態ならあと1時間以上は雨は生地に染み込まないのではなかろうか?。しかし直接肌が触れている部分、手首部分は水玉を確認出来るが、肘近くは完全に雨が染み込んでいる。
そして胸の周辺の写真。
そして胸の周辺の写真。
一見、しっかりと撥水しているように見えるが、ミレーロゴの辺り、一番汗が吹き出る鎖骨周辺は完全に撥水効果は無くなっている。
次はフード部分。
次はフード部分。
髪の毛がある分、一番汗が生地に染み込まない部分である。だからなのか部分的に雨が染み込んでいたりもするが、真上からひっきりなしにどんどん雨が落ちてきているのだから頑張っている方だと思う。ウェア全体を見ると1時間20分後、雨を弾いている部分は60パーセントくらいかな?。思った以上の効果だ。非常に優秀である。
雨を弾かなかくなった部分も完全に生地を通り越し、雨がインナーにも染みていたかと言うとそうでもなく、(汗なのか雨なのか判らない部分があるものの)かなり粘っていたのは確かであり、一般的なウィンドシェルよりは遥かに撥水機能は高いのは体感出来た。
しかし上でリンクした記事のように8時間耐えられるかと言うとあり得ない。ミレー自体が困惑していたのだから、ライターが勝手にメーカーに忖度した糞記事であると結論付けたい。もしくはそのライターは8時間の山行程度では全く汗を掻かない特異体質の持ち主だったかである。とにかく内側から汗がへばり付いたら撥水性は失われていくって!。
これはレインジャケットにも言えるのではなかろうか?。水を通さないメンブレンが挟まれているので汗が直接表生地に振れる事はないが、それでも湿った空気が絶えず表生地を通貨するのだから生地は雨にも打たれており、それで撥水効果がなくなっていく。
そうそう、リンクした忖度記事にはこんな事も書いてあった。
果たしてやってみた。いやいや!、全然!。4~5回バサバサしたけれど全体に湿っていてザックに裸で収納なんてとんでもねえって!。確かに雨で濡れた湿った感は少ないけれど部分的には撥水効果が切れているのだから全体がドライなんてあり得ない。
但し、帰宅後、ハンガーで干していて、就寝までの1時間の間、完全ではないもののかなりドライになっていたのは確かだ。でもそこには1時間という時間が掛かっており、日本のプロの山岳ライターってこの程度のレベル、メーカーに忖度し、ユーザーには嘘を吐いているとしか思えない。いや、やっぱりこのライター、8時間も山行していても一切汗を掻かない特異体質なのだろう。そんな人間がさも普通の人間であるかのようにレビューをする、私の目からはこのライターは糞にも満たない!。
次にウィンドシェルとしての機能について。この日は残念ながら1~2メートル程度の風しか吹いておらず、山の稜線を想定したようなテストにはならなかったものの、ビショビショの中、風が吹いても全く冷たさを感じなかったのは優秀だ。こういう場合、蒸れ易いウェアが多いのだが、蒸れに関しても及第点以上だったと思う。うまく内側の熱を放出している気がする。
ハンドポケットを開けっ放しにすればベンチレーションの役割もしてくれるとは思うが、大きな効果は期待すべきではない。ベンチレーションはハードシェル系の脇下のピットジップが一番。背中まで外気が対流してくれるのでリュックを背負っていても背中側にしっかりと空気が対流してくれる。
次にモンベルのウィンドブラストパーカー。ミレーをテストしてから数日後にまた上手い具合に夜間に雨が降ってくれた。気温20度、終始0.5mm~1mmの小雨でほぼ無風。
言わずもがなである。40分経過、コースの半分を終えてしばし休憩、そしてウェアチェック。ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットのテスト時より雨量、雨に打たれた時間も半分、この時点にて50パーセント以上で撥水効果は失われていた。要は多く汗を掻いている部分の全てで撥水機能が終わっているって事だ。そして最終的にミレーと同じく1時間20分階段トレーニングをして帰宅。撥水機能は70~80パーセント失われていたかな?。
テスト終了、1時間20分後のウェアの状態は次の通り。腕部分、胸部分、フード部分である(手ブレしているのはご勘弁の程を)。
雨を弾かなかくなった部分も完全に生地を通り越し、雨がインナーにも染みていたかと言うとそうでもなく、(汗なのか雨なのか判らない部分があるものの)かなり粘っていたのは確かであり、一般的なウィンドシェルよりは遥かに撥水機能は高いのは体感出来た。
しかし上でリンクした記事のように8時間耐えられるかと言うとあり得ない。ミレー自体が困惑していたのだから、ライターが勝手にメーカーに忖度した糞記事であると結論付けたい。もしくはそのライターは8時間の山行程度では全く汗を掻かない特異体質の持ち主だったかである。とにかく内側から汗がへばり付いたら撥水性は失われていくって!。
これはレインジャケットにも言えるのではなかろうか?。水を通さないメンブレンが挟まれているので汗が直接表生地に振れる事はないが、それでも湿った空気が絶えず表生地を通貨するのだから生地は雨にも打たれており、それで撥水効果がなくなっていく。
そうそう、リンクした忖度記事にはこんな事も書いてあった。
”
そして驚いたのが、水滴のついたウェアを数回パサパサするだけで、水気がほとんどなくなってしまうこと。つまり濡れてもすぐにドライになるんです。
これは生地の奥深くまで撥水成分を定着させたブリーズバリヤーの機能が大きく作用していると考えられます。ザックに仕舞うときも、ウェアの濡れを気にせずサッと収納することができました。
そして驚いたのが、水滴のついたウェアを数回パサパサするだけで、水気がほとんどなくなってしまうこと。つまり濡れてもすぐにドライになるんです。
これは生地の奥深くまで撥水成分を定着させたブリーズバリヤーの機能が大きく作用していると考えられます。ザックに仕舞うときも、ウェアの濡れを気にせずサッと収納することができました。
”
果たしてやってみた。いやいや!、全然!。4~5回バサバサしたけれど全体に湿っていてザックに裸で収納なんてとんでもねえって!。確かに雨で濡れた湿った感は少ないけれど部分的には撥水効果が切れているのだから全体がドライなんてあり得ない。
但し、帰宅後、ハンガーで干していて、就寝までの1時間の間、完全ではないもののかなりドライになっていたのは確かだ。でもそこには1時間という時間が掛かっており、日本のプロの山岳ライターってこの程度のレベル、メーカーに忖度し、ユーザーには嘘を吐いているとしか思えない。いや、やっぱりこのライター、8時間も山行していても一切汗を掻かない特異体質なのだろう。そんな人間がさも普通の人間であるかのようにレビューをする、私の目からはこのライターは糞にも満たない!。
次にウィンドシェルとしての機能について。この日は残念ながら1~2メートル程度の風しか吹いておらず、山の稜線を想定したようなテストにはならなかったものの、ビショビショの中、風が吹いても全く冷たさを感じなかったのは優秀だ。こういう場合、蒸れ易いウェアが多いのだが、蒸れに関しても及第点以上だったと思う。うまく内側の熱を放出している気がする。
ハンドポケットを開けっ放しにすればベンチレーションの役割もしてくれるとは思うが、大きな効果は期待すべきではない。ベンチレーションはハードシェル系の脇下のピットジップが一番。背中まで外気が対流してくれるのでリュックを背負っていても背中側にしっかりと空気が対流してくれる。
次にモンベルのウィンドブラストパーカー。ミレーをテストしてから数日後にまた上手い具合に夜間に雨が降ってくれた。気温20度、終始0.5mm~1mmの小雨でほぼ無風。
言わずもがなである。40分経過、コースの半分を終えてしばし休憩、そしてウェアチェック。ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットのテスト時より雨量、雨に打たれた時間も半分、この時点にて50パーセント以上で撥水効果は失われていた。要は多く汗を掻いている部分の全てで撥水機能が終わっているって事だ。そして最終的にミレーと同じく1時間20分階段トレーニングをして帰宅。撥水機能は70~80パーセント失われていたかな?。
テスト終了、1時間20分後のウェアの状態は次の通り。腕部分、胸部分、フード部分である(手ブレしているのはご勘弁の程を)。
ウィンドブラストパーカーの撥水性能が著しく悪いのではない。現時点の撥水加工技術は所詮この程度。だからブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットはミレーが今推している素材だけに性能的に突出しているのは事実。
結論を述べよう。その突出した撥水性能を持つブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット、どんなシチュエーションで使えるか?。当たり前の事を延べちゃう。
「小雨の中、下山時の樹林帯にて、登山口、もしくは避難出来る場所まで1時間程度の行程であればレインジャケットを羽織らず、インナーまで雨が染み込んでの汗冷えもせず戻って来れる可能性が従来の撥水加工を施しているウィンドシェルよりも高い」
ウィンドブラストパーカー等の従来のウィンドシェルよりも雨に強いけれどあくまでも可能性だし、常に雨、風にさらされる稜線でははなっからこれをレインジャケット代わりにしようなんて考えない事。下山ともなると汗量も減るので内部から湿って駄目になる事も少なく、可能性として「雨天時、直接雨が多く当たらず、風も弱い樹林帯の下山時ならこれだけで雨が凌げそうかも・・・」である。
でもこんなシチュエーションってほとんどないんじゃなかろうか?。と言うよりもその可能性に賭けようなんて人いるかな?。にわか雨、霧雨ならいざしらず、たとえ1mm、2mmでも本降りと決まった時点で装備しているレインジャケットを羽織らないか?。たまたま下山時、寒かったり風が強かったりでブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットを着用していたとしても、もしレインパンツを穿く、そんな機会があったら上半身もレインジャケットに着替えるでしょう?。下は防備、上はそのままってあり得ない。
私は万が一こけてパンツが泥だらけになって下着までビショビショ、それが嫌なので樹林帯でも止みそうにない雨ならばレインパンツを穿く。だとしたら同時にレインジャケットも羽織るから本降りで(1~2mm程度の雨であっても)ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットのまま下山する事はないと思う。
ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット、定価は20900円となっている。ミレーは年に数回、30パーセントオフをやってくれるので実質15000円で買える。だからパタゴニアのフーディニや耐久性ゼロ、絶対に買っちゃいけないノースフェイスのスワローテイルフーディーと同価格帯になり、それを考えると非常にお得。
でも上述の通り、そもそも本降りになればレインジャケットを羽織るのだから、それを考えるとモンベルのウィンドブラストパーカーが一番じゃね?。お値段は30パーセントオフ時のブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットの半額で買えるし、今なら今回テストした前モデルのウィンドブラストパーカーを5000円未満で買える。お洒落を意識して色違いを2枚手に入れたり、春夏用はピッタリしたサイズを、秋冬用として中にフリースを着込んでもアウターとして使える大きいサイズで合計2着でもお得感バリバリである。
さらには脇下にピットジップが装備された軽量レインジャケットをウィンドシェルとして使用しても良い。モンベルなら「USトレントフライヤージャケット」と「USバーサライトジャケット」だ。「USストームクルーザージャケット」もピットジップを装備しているが、3レイヤーモデルだから今挙げた2商品よりも重たいのと透湿度が劣る。詳細はモンベルのサイトをご覧あれ!。
元々ウィンドシェル不要派だった。街着用としてはノースフェイスのコンパクトジャケットとスワローテイルフーディーは所有していたが、前者はコンパクトと言う名ではあるが、街着志向な重たく嵩張るウェアだし(街着としては最強のウィンドシェルだ)、スワローテイルフーディーは上述の通り、耐久性ゼロの糞ウェアだからアウトドアには向かない(リュックを背負うだけで生地が痛む)。
だからこれまでアウトドア(主に低山ハイキング、里山散策)ではレインジャケットをウィンドシェルとして活用していた。そもそも日帰り低山専科な人間はレインジャケットを着る機会が滅法少ない。雨が降ると判っていれば山行を中止するからだ。着る機会がないからウィンドシェルとして活用したい、皆さんもこの感情判るでしょう?。
だからお恥ずかしい話、モンベルのストームクルーザージャケットとノースフェイスのクライムライトジャケットでは実際に雨天日に着用したのは街中のみ!(旅の最中、雨天で利用出来たのはラブのハードシェルとミレーのティフォン50000ストレッチジャケットだけ)。またアースカラーのクライムライトジャケットは街中でも映え、春秋には極普通にコンパクトジャケットと共にアウターとして街中で着用していた。
ところがレインジャケットはピットジップがないモデルだと外側から風が入ってこないから天候によっては暑いんですよ!。春秋は外では丁度良い塩梅でも列車内で大汗を掻いちゃう。街中にて、雨予報なら折りたたみ傘を用意するし、雨の中、歩いたとしても長くて20分。そこでウィンドシェルに目を付けた。一定の風は防ぐけれど通気性があり、20分撥水が効いていれば街でのアウターとして十分!。
春夏は汗掻き星人だからTシャツ1枚で歩いていてもビショビショ。その状態でエアコンがガンガンな屋内に入るとさすがの暑がりでも汗冷えする。そんな時、バッグからササッと出せるカーディガン代わりの軽量ウィンドシェルに魅力を感じた(それでスワローテイルフーディーを手に入れたのだが、しつこいようだがこの商品に価値は見出だせない、軽量ストレッチ素材だからジョギング時に使えるくらいか?)。
定番のウィンドシェルと言うとパタゴニアのフーディニ。忖度ばかりのプロライターでない個人のブログを見ても評判が高い。100グラム程度で畳めばペッチャンコになる。カーディガン代わりにバッグに忍ばすには確かに便利かもしれない。でもアウトドアでも街中でもと考えるとポケットが胸ポケットだけ、これに納得が行かなかった。
結局、安価なモンベルの旧ウィンドブラストパーカーを手に入れ、そして今年、ウィンドブラストパーカーが一新され、腰ポケットの他に胸ポケットが増設されたのを期にニュータイプのそれも手に入れた(そう!、私はアウターは胸ポケットと腰ポケットの計3つのポケットがあるべき派)。
それでもってミレーの年に何度かやってくれる30パーセントオフセールで目にしたブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットまでも入手。コンパクトジャケット、スワローテイルフーディー(サイズ違いで2着)、旧ウィンドブラストパーカー、現ウィンドブラストパーカー、ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット・・・、ウィンドシェルだけで6着、おっと、もう1枚、ちょっと前に汚れても破れても臭くなっても構わないジョギング専用としてワークマンの「耐久撥水ベンチレーションウィンドフーディ(1900円)」も買っちまってウィンドシェルだけで7着も所持。馬鹿馬鹿しいと思いつつも比較的安価でお洒落が出来るウェアとしては良いかな?。
とは言え、あくまでも私の環境にて。日帰り低山、里山散策、観光旅行、そして街中でちょっと肌寒い時(真夏、エアコンガンガン屋内での着用含め)、こんな似非アウトドア人間にウィンドシェルってのは着用時期が物凄く短い。春は3月~4月、秋は10~11月だけ。4ヶ月もある?、いえいえ、4ヶ月の中で実際にウィンドシェルを活用出来る日なんてたかが知れている。1ヶ月もないんじゃなかろうか?。お洒落を意識しても普通は7着も持たないって。
つまりウィンドシェル系アウターをアホみたいに所持している私は酔狂にも程があるって事。ファッション、お洒落度外視、機能だけを考慮するとなんだかんだとピットジップ装備の上述モンベルの軽量USタイプなレインジャケットを一着所持していれば従来の用途、雨天時に加え、肌寒い時の一着として申し分ない。冬は(中に着込む事を考えてサイズアップした)厚手でハードシェル系のレインジャケットがあれば通年でアウターは2着だけ揃えれば良い。
まぁアウトドアウェアの中でウィンドシェルは安価な部類に入るので(パタゴニアのフーディニでさえ15000円くらい、但し、今はフーディニエアが主流か?、こっちはレインジャケット並に高い!)、一着くらいはあっても良いとは思うし、私と違って本格的にアウトドアする人にはあっても良いアイテムではあろう。
その中でも撥水機能、今回のテストでは「0.5mm~2mmの雨の中、少なくとも30分は全体で撥水していた」のは確かでミレーのブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは良い選択かもしれない。このジャケットで糞なのはサイズ感と忖度しまくって嘘としか思えない記事を書くプロのライターがいるって事くらいか?。
あっ、もう1つあるな。ティフォン50000シリーズもそうだけど洗濯表示が手洗い可マークなんだ。可能ならば手洗いしてよ、そうでなかったらおしゃれ着モードとか弱流と言うのかな?、ネットに入れてお洗濯してね!。これがスンゲェ面倒臭い。レインジャケットもウィンドシェルもなんで手洗いしなくちゃならんのか?。アウトドアメーカーなのだからアウターくらいは洗濯機でガンガンに洗える商品を作れよって思う。
最後に!。スプレータイプの撥水剤、コロンブスのフッ素タイプの「アメダス」を利用しており、これを吹き掛ければウィンドブラストパーカーでも撥水効果が長い間持続する。実際にテストしていないのでどれくらいとは明言出来ないものの、今回のテストの倍以上は持続すると考えられる。浸け置きタイプの方が加工ムラもなく、生地の奥まで浸透するので効果は長持ちするけれど(一度浸け置けば数ヶ月持続すると言う意味)、効果は10日もすれば薄れてきてしまうものの、気軽なフッ素のスプレータイプが好き。
結論を述べよう。その突出した撥水性能を持つブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット、どんなシチュエーションで使えるか?。当たり前の事を延べちゃう。
「小雨の中、下山時の樹林帯にて、登山口、もしくは避難出来る場所まで1時間程度の行程であればレインジャケットを羽織らず、インナーまで雨が染み込んでの汗冷えもせず戻って来れる可能性が従来の撥水加工を施しているウィンドシェルよりも高い」
ウィンドブラストパーカー等の従来のウィンドシェルよりも雨に強いけれどあくまでも可能性だし、常に雨、風にさらされる稜線でははなっからこれをレインジャケット代わりにしようなんて考えない事。下山ともなると汗量も減るので内部から湿って駄目になる事も少なく、可能性として「雨天時、直接雨が多く当たらず、風も弱い樹林帯の下山時ならこれだけで雨が凌げそうかも・・・」である。
でもこんなシチュエーションってほとんどないんじゃなかろうか?。と言うよりもその可能性に賭けようなんて人いるかな?。にわか雨、霧雨ならいざしらず、たとえ1mm、2mmでも本降りと決まった時点で装備しているレインジャケットを羽織らないか?。たまたま下山時、寒かったり風が強かったりでブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットを着用していたとしても、もしレインパンツを穿く、そんな機会があったら上半身もレインジャケットに着替えるでしょう?。下は防備、上はそのままってあり得ない。
私は万が一こけてパンツが泥だらけになって下着までビショビショ、それが嫌なので樹林帯でも止みそうにない雨ならばレインパンツを穿く。だとしたら同時にレインジャケットも羽織るから本降りで(1~2mm程度の雨であっても)ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットのまま下山する事はないと思う。
ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット、定価は20900円となっている。ミレーは年に数回、30パーセントオフをやってくれるので実質15000円で買える。だからパタゴニアのフーディニや耐久性ゼロ、絶対に買っちゃいけないノースフェイスのスワローテイルフーディーと同価格帯になり、それを考えると非常にお得。
でも上述の通り、そもそも本降りになればレインジャケットを羽織るのだから、それを考えるとモンベルのウィンドブラストパーカーが一番じゃね?。お値段は30パーセントオフ時のブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットの半額で買えるし、今なら今回テストした前モデルのウィンドブラストパーカーを5000円未満で買える。お洒落を意識して色違いを2枚手に入れたり、春夏用はピッタリしたサイズを、秋冬用として中にフリースを着込んでもアウターとして使える大きいサイズで合計2着でもお得感バリバリである。
さらには脇下にピットジップが装備された軽量レインジャケットをウィンドシェルとして使用しても良い。モンベルなら「USトレントフライヤージャケット」と「USバーサライトジャケット」だ。「USストームクルーザージャケット」もピットジップを装備しているが、3レイヤーモデルだから今挙げた2商品よりも重たいのと透湿度が劣る。詳細はモンベルのサイトをご覧あれ!。
元々ウィンドシェル不要派だった。街着用としてはノースフェイスのコンパクトジャケットとスワローテイルフーディーは所有していたが、前者はコンパクトと言う名ではあるが、街着志向な重たく嵩張るウェアだし(街着としては最強のウィンドシェルだ)、スワローテイルフーディーは上述の通り、耐久性ゼロの糞ウェアだからアウトドアには向かない(リュックを背負うだけで生地が痛む)。
だからこれまでアウトドア(主に低山ハイキング、里山散策)ではレインジャケットをウィンドシェルとして活用していた。そもそも日帰り低山専科な人間はレインジャケットを着る機会が滅法少ない。雨が降ると判っていれば山行を中止するからだ。着る機会がないからウィンドシェルとして活用したい、皆さんもこの感情判るでしょう?。
だからお恥ずかしい話、モンベルのストームクルーザージャケットとノースフェイスのクライムライトジャケットでは実際に雨天日に着用したのは街中のみ!(旅の最中、雨天で利用出来たのはラブのハードシェルとミレーのティフォン50000ストレッチジャケットだけ)。またアースカラーのクライムライトジャケットは街中でも映え、春秋には極普通にコンパクトジャケットと共にアウターとして街中で着用していた。
ところがレインジャケットはピットジップがないモデルだと外側から風が入ってこないから天候によっては暑いんですよ!。春秋は外では丁度良い塩梅でも列車内で大汗を掻いちゃう。街中にて、雨予報なら折りたたみ傘を用意するし、雨の中、歩いたとしても長くて20分。そこでウィンドシェルに目を付けた。一定の風は防ぐけれど通気性があり、20分撥水が効いていれば街でのアウターとして十分!。
春夏は汗掻き星人だからTシャツ1枚で歩いていてもビショビショ。その状態でエアコンがガンガンな屋内に入るとさすがの暑がりでも汗冷えする。そんな時、バッグからササッと出せるカーディガン代わりの軽量ウィンドシェルに魅力を感じた(それでスワローテイルフーディーを手に入れたのだが、しつこいようだがこの商品に価値は見出だせない、軽量ストレッチ素材だからジョギング時に使えるくらいか?)。
定番のウィンドシェルと言うとパタゴニアのフーディニ。忖度ばかりのプロライターでない個人のブログを見ても評判が高い。100グラム程度で畳めばペッチャンコになる。カーディガン代わりにバッグに忍ばすには確かに便利かもしれない。でもアウトドアでも街中でもと考えるとポケットが胸ポケットだけ、これに納得が行かなかった。
結局、安価なモンベルの旧ウィンドブラストパーカーを手に入れ、そして今年、ウィンドブラストパーカーが一新され、腰ポケットの他に胸ポケットが増設されたのを期にニュータイプのそれも手に入れた(そう!、私はアウターは胸ポケットと腰ポケットの計3つのポケットがあるべき派)。
それでもってミレーの年に何度かやってくれる30パーセントオフセールで目にしたブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットまでも入手。コンパクトジャケット、スワローテイルフーディー(サイズ違いで2着)、旧ウィンドブラストパーカー、現ウィンドブラストパーカー、ブリーズバリヤーワイルダーライトジャケット・・・、ウィンドシェルだけで6着、おっと、もう1枚、ちょっと前に汚れても破れても臭くなっても構わないジョギング専用としてワークマンの「耐久撥水ベンチレーションウィンドフーディ(1900円)」も買っちまってウィンドシェルだけで7着も所持。馬鹿馬鹿しいと思いつつも比較的安価でお洒落が出来るウェアとしては良いかな?。
とは言え、あくまでも私の環境にて。日帰り低山、里山散策、観光旅行、そして街中でちょっと肌寒い時(真夏、エアコンガンガン屋内での着用含め)、こんな似非アウトドア人間にウィンドシェルってのは着用時期が物凄く短い。春は3月~4月、秋は10~11月だけ。4ヶ月もある?、いえいえ、4ヶ月の中で実際にウィンドシェルを活用出来る日なんてたかが知れている。1ヶ月もないんじゃなかろうか?。お洒落を意識しても普通は7着も持たないって。
つまりウィンドシェル系アウターをアホみたいに所持している私は酔狂にも程があるって事。ファッション、お洒落度外視、機能だけを考慮するとなんだかんだとピットジップ装備の上述モンベルの軽量USタイプなレインジャケットを一着所持していれば従来の用途、雨天時に加え、肌寒い時の一着として申し分ない。冬は(中に着込む事を考えてサイズアップした)厚手でハードシェル系のレインジャケットがあれば通年でアウターは2着だけ揃えれば良い。
まぁアウトドアウェアの中でウィンドシェルは安価な部類に入るので(パタゴニアのフーディニでさえ15000円くらい、但し、今はフーディニエアが主流か?、こっちはレインジャケット並に高い!)、一着くらいはあっても良いとは思うし、私と違って本格的にアウトドアする人にはあっても良いアイテムではあろう。
その中でも撥水機能、今回のテストでは「0.5mm~2mmの雨の中、少なくとも30分は全体で撥水していた」のは確かでミレーのブリーズバリヤーワイルダーライトジャケットは良い選択かもしれない。このジャケットで糞なのはサイズ感と忖度しまくって嘘としか思えない記事を書くプロのライターがいるって事くらいか?。
あっ、もう1つあるな。ティフォン50000シリーズもそうだけど洗濯表示が手洗い可マークなんだ。可能ならば手洗いしてよ、そうでなかったらおしゃれ着モードとか弱流と言うのかな?、ネットに入れてお洗濯してね!。これがスンゲェ面倒臭い。レインジャケットもウィンドシェルもなんで手洗いしなくちゃならんのか?。アウトドアメーカーなのだからアウターくらいは洗濯機でガンガンに洗える商品を作れよって思う。
最後に!。スプレータイプの撥水剤、コロンブスのフッ素タイプの「アメダス」を利用しており、これを吹き掛ければウィンドブラストパーカーでも撥水効果が長い間持続する。実際にテストしていないのでどれくらいとは明言出来ないものの、今回のテストの倍以上は持続すると考えられる。浸け置きタイプの方が加工ムラもなく、生地の奥まで浸透するので効果は長持ちするけれど(一度浸け置けば数ヶ月持続すると言う意味)、効果は10日もすれば薄れてきてしまうものの、気軽なフッ素のスプレータイプが好き。

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- アウトドアウェア透湿、汗冷えテスト
2023年10月12日 00:00
撮影場所は栃木県の大谷資料館、地下にある大谷採石場跡である。産業遺構であるが廃墟と言う印象はない。採掘場跡をしっかりと整備した観光地とでも言おうかな?。
とにかく暗い!。また使用したレンズがフィルム時代のNikon FマウントのTokina 19-35mmF3.5-4.5であるからレンズそのものが暗く、ワイド側の開放で撮影しても一番暗い場所では暗い場所では1/3秒、ISO3200と限りなくEV0な暗さ。
この暗さ、実は手持ちカメラで言えば35mm判フォーマットのSony α7IIよりもOlympus OM-D E-M1markIIの方が画質が良くなる。と言うにもα7IIは19~35mmの焦点距離だとシャッタースピードは1/3秒が限界(3枚以上の保険が必要)。でもE-M1markIIは2秒でも止まる(数枚保険で4秒でも止められる)。
仮にE-M1markIIにM.Zuiko 9-18mmF4-5.6のワイド側で撮影したとしよう。EV0の風景ならば2秒、ISO800で撮れちゃい、それはSony α7IIのISO3200像よりも遥かに画質が良いんだ。α7シリーズはα7IIまでのISO3200像はかなり糞。これって本当に35m判センサーなの?、と疑いたくなる程。
勿論、Lightroomなどの現像ソフトを使えばノイズレスとシャープネスを両立させる事は可能で、しかも我々が他所様に写真を見せる場合、プリントならA3ノビ、モニターやテレビだったらまだまだ4Kの時代であり、そうなるとα7IIでもISO6400までなら十分に耐えられる。しかし等倍で見た際のガッカリ感・・・、これで撮影する意欲が減少しちまい、私個人は積極的に使いたいとは思わない感度。だからうちのα7IIのISOオート設定はISO100~ISO1600までとしている。
だから本音を言えばせっかく栃木県に遠出したのだから画質の良いE-M1markIIを使いたかった。でもLM-EA9がどの程度暗がりに耐えられるか、そのテストもしたかった訳であり・・・。
そんな訳でα7II+LM-EA9+19-35mmF3.5-5.6で頑張りましたよ!。面倒臭いのが超広角レンズ、日中屋外ならα7IIの絞り優先AEはシャッタースピードが1/60秒から落ちにくい設定になっているので手ブレ補正をオフにしても手ブレしない。だから前回記事で口酸っぱく儀式をしろっ!、と言っていた私でも日中屋外では焦点距離セット用のF値セット捨てコマは取らなかったりする。
でも平均シャッタースピードが1/4秒ともなるとボディ内手ブレ補正を正しく機能させないと全コマ失敗に繋がるので19mm(LM-EA9では18mmセット)、21mm、24mm、28mm、35mmと焦点距離を変更する度にF3.5(18mm)、F4(21mm)、F4.5(24mm)、F5(28mm)、F5.6(35mm)とカメラにセットしてコマを捨てる。捨てコマを撮影したらF値をF2に戻す、ひたすらこれの繰り返し。
だからせかっくのズームレンズ、1つの場所でも焦点距離を変えて構図を調整しながらパチパチが便利なのに捨てコマ撮影が面倒で「ここで撮る!」と決めたらまずは構図をチェックして適正な焦点距離を見極め、それしか使わない。構図保険コマは撮らない。ズームレンズの便利さがスポイルされるが、このようにすれば一箇所で一儀式なので多少面倒からは開放される。
今回、採石場跡の風景を12枚紹介する。全てAFアダプターのTechart LM-EA9をかましてAF撮影している。
「この暗さ、そしてAF機能がどん臭いα7IIでもLM-EA9のAFが動作するのか!」
そう安易に考えないで欲しい。掲載している12枚の多くはどこかにスポット的にライトが当たっている。超広角レンズの被写界深度を信じてそこでAFを合わせているに過ぎない。またスポットライトが当たっているとは言え、周囲が暗過ぎるからなのかAFが迷って合焦時間も数秒を要する時もあった。
ふと思った。こういう場合、無理にAFを使おうとせずに手ブレ補正を正しく動作させる、そしてEXIFに焦点距離情報を盛り込む、これだけの為にLM-EA9をかまして面倒であっても儀式を済ませ、そこからは従来通り、フォーカスエリア拡大機能を使ってMFで合わせた方が都合が良いのではないか?。
勿論、フォーカスエリアを拡大し、MFでピント合わせをしての撮影よりも仮にAFでの合焦時間に4秒以上掛かったとしても(実際にここまで暗いとそれくらい迷う時もある)AFを使った方が素早く撮影が出来る。しかし人間って面白いものでAFが合焦するまでのこの4秒間、じっとしているのが辛いんだ。
1コマ撮影するのにMF撮影で10秒近く掛かったとしてもその10秒間忙しくしていた方が精神的に楽だったりする。しかもMF撮影の場合、自分の目でしっかりと合わせており、ピントは思った位置に必ず来ているのだから不安ってものがない、自信を持ってシャッターを押下出来るのだな。
LM-EA9は万能じゃない。合わない時はどう足掻いても合わないし、合ってくれたにせにここまで暗いと合焦までの時間にイラつく。それを考えるとオールドレンズマニアの必需品とは感じない。オールドレンズマニアの中には時間が掛かってもMFでの撮影に喜びを感じている人もいるし、喜びを感じないにせよ、MF撮影に掛かる時間を苦にしていない人の方が多いような気がするんだ。
私自身もMFでの撮影は苦ではないので、ぶっちゃけこれが無くても良いと思っているが、、、
・楽をしたい時に楽が出来る
・最短撮影距離がさらに短くなるメリット
・EXIFに焦点距離が記録出来る
・合焦しなかったら従来通りMF操作すりゃ良い
そう考えると、、、
「あるに越した事はない」
そんな結論に至るのだった。
では以下、大谷資料館の地下風景をどうぞ!。
とにかく暗い!。また使用したレンズがフィルム時代のNikon FマウントのTokina 19-35mmF3.5-4.5であるからレンズそのものが暗く、ワイド側の開放で撮影しても一番暗い場所では暗い場所では1/3秒、ISO3200と限りなくEV0な暗さ。
この暗さ、実は手持ちカメラで言えば35mm判フォーマットのSony α7IIよりもOlympus OM-D E-M1markIIの方が画質が良くなる。と言うにもα7IIは19~35mmの焦点距離だとシャッタースピードは1/3秒が限界(3枚以上の保険が必要)。でもE-M1markIIは2秒でも止まる(数枚保険で4秒でも止められる)。
仮にE-M1markIIにM.Zuiko 9-18mmF4-5.6のワイド側で撮影したとしよう。EV0の風景ならば2秒、ISO800で撮れちゃい、それはSony α7IIのISO3200像よりも遥かに画質が良いんだ。α7シリーズはα7IIまでのISO3200像はかなり糞。これって本当に35m判センサーなの?、と疑いたくなる程。
勿論、Lightroomなどの現像ソフトを使えばノイズレスとシャープネスを両立させる事は可能で、しかも我々が他所様に写真を見せる場合、プリントならA3ノビ、モニターやテレビだったらまだまだ4Kの時代であり、そうなるとα7IIでもISO6400までなら十分に耐えられる。しかし等倍で見た際のガッカリ感・・・、これで撮影する意欲が減少しちまい、私個人は積極的に使いたいとは思わない感度。だからうちのα7IIのISOオート設定はISO100~ISO1600までとしている。
だから本音を言えばせっかく栃木県に遠出したのだから画質の良いE-M1markIIを使いたかった。でもLM-EA9がどの程度暗がりに耐えられるか、そのテストもしたかった訳であり・・・。
そんな訳でα7II+LM-EA9+19-35mmF3.5-5.6で頑張りましたよ!。面倒臭いのが超広角レンズ、日中屋外ならα7IIの絞り優先AEはシャッタースピードが1/60秒から落ちにくい設定になっているので手ブレ補正をオフにしても手ブレしない。だから前回記事で口酸っぱく儀式をしろっ!、と言っていた私でも日中屋外では焦点距離セット用のF値セット捨てコマは取らなかったりする。
でも平均シャッタースピードが1/4秒ともなるとボディ内手ブレ補正を正しく機能させないと全コマ失敗に繋がるので19mm(LM-EA9では18mmセット)、21mm、24mm、28mm、35mmと焦点距離を変更する度にF3.5(18mm)、F4(21mm)、F4.5(24mm)、F5(28mm)、F5.6(35mm)とカメラにセットしてコマを捨てる。捨てコマを撮影したらF値をF2に戻す、ひたすらこれの繰り返し。
だからせかっくのズームレンズ、1つの場所でも焦点距離を変えて構図を調整しながらパチパチが便利なのに捨てコマ撮影が面倒で「ここで撮る!」と決めたらまずは構図をチェックして適正な焦点距離を見極め、それしか使わない。構図保険コマは撮らない。ズームレンズの便利さがスポイルされるが、このようにすれば一箇所で一儀式なので多少面倒からは開放される。
今回、採石場跡の風景を12枚紹介する。全てAFアダプターのTechart LM-EA9をかましてAF撮影している。
「この暗さ、そしてAF機能がどん臭いα7IIでもLM-EA9のAFが動作するのか!」
そう安易に考えないで欲しい。掲載している12枚の多くはどこかにスポット的にライトが当たっている。超広角レンズの被写界深度を信じてそこでAFを合わせているに過ぎない。またスポットライトが当たっているとは言え、周囲が暗過ぎるからなのかAFが迷って合焦時間も数秒を要する時もあった。
ふと思った。こういう場合、無理にAFを使おうとせずに手ブレ補正を正しく動作させる、そしてEXIFに焦点距離情報を盛り込む、これだけの為にLM-EA9をかまして面倒であっても儀式を済ませ、そこからは従来通り、フォーカスエリア拡大機能を使ってMFで合わせた方が都合が良いのではないか?。
勿論、フォーカスエリアを拡大し、MFでピント合わせをしての撮影よりも仮にAFでの合焦時間に4秒以上掛かったとしても(実際にここまで暗いとそれくらい迷う時もある)AFを使った方が素早く撮影が出来る。しかし人間って面白いものでAFが合焦するまでのこの4秒間、じっとしているのが辛いんだ。
1コマ撮影するのにMF撮影で10秒近く掛かったとしてもその10秒間忙しくしていた方が精神的に楽だったりする。しかもMF撮影の場合、自分の目でしっかりと合わせており、ピントは思った位置に必ず来ているのだから不安ってものがない、自信を持ってシャッターを押下出来るのだな。
LM-EA9は万能じゃない。合わない時はどう足掻いても合わないし、合ってくれたにせにここまで暗いと合焦までの時間にイラつく。それを考えるとオールドレンズマニアの必需品とは感じない。オールドレンズマニアの中には時間が掛かってもMFでの撮影に喜びを感じている人もいるし、喜びを感じないにせよ、MF撮影に掛かる時間を苦にしていない人の方が多いような気がするんだ。
私自身もMFでの撮影は苦ではないので、ぶっちゃけこれが無くても良いと思っているが、、、
・楽をしたい時に楽が出来る
・最短撮影距離がさらに短くなるメリット
・EXIFに焦点距離が記録出来る
・合焦しなかったら従来通りMF操作すりゃ良い
そう考えると、、、
「あるに越した事はない」
そんな結論に至るのだった。
では以下、大谷資料館の地下風景をどうぞ!。

Sony α7II
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Sony α7II
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Sony α7II
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Sony α7II
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Sony α7II
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Sony α7II
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Sony α7II
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2023年10月03日 00:00
最初に結果をご報告しよう!。
「3.7Kgのダイエットに成功!」
データを記録しているGoogle FitやFossilスマートウォッチのアプリが週単位の管理なので8月27日~9月30日まで35日間の結果である。
微妙な結果である。ステッパーだけで3.7Kg落としたのならスゲェ!、でも実際には食事制限も加えての数字だから想定内とでも言おうか?。あまりにも普通な数字が出てきたと表現しようか?。勿論、想定内なのだから計算通りに体重が落ちたのでひとまず「バンザイ」な結果ではある。
ここからは数字のお話だ。
まずステッパーを踏む時間、これが35日平均で23分。当初は20分で終了していたが、30分番組を見ながら踏んでいると、それに夢中になっていると25分を過ぎちゃう事もあり、そんな数字になった。そして23分でのステッパーに付属しているメーターの平均消費カロリーが210Kcal。
またセット数も一日中家にいる時、今は週イチで在宅勤務、かつ土日祝日はキッチリお休みを頂いていたので結果、1日4セットを踏む日もあった。でも反対に完全休養日も2日設けており合計33日で、、、
(23分×3セット×23日+23分×4セット×10日)÷60分≒41.8時間。
1回のセットでの平均消費カロリー(メーターが示した値の平均値)が上述の通り、210Kcalだから、、、
210Kcal×(60分÷23分)×41.8時間≒22899Kcal
脂肪1Kgが7200Kcalだから、、、
22899Kcal÷7200Kcal≒3.2Kg
東急スポーツオアシスのメーターを信じる限り、33日間ステッパーを踏んで3.2Kgの脂肪が落ちた事になる。
これに2日に1回くらいの割合で夕飯時、ご飯を抜いたり、その他、無駄にカロリーを摂取しないようにして1日400Kcal程前月比でセーブしていたと思う。そして7月は0.8Kgくらい太ったのでそれを考慮すると食事制限で、、、
(400Kcal×35日-7200Kcal×0.8)÷7200Kcal=1.14Kg
食事制限で都合1.14Kgの脂肪を落とした事になる。これに上で示したステッパーで落とせたであろう脂肪を加えると、、、
3.2Kg+1.14Kg=4.34Kg
本来ならば4.3Kg体重が落ちていなくちゃならない。でも実際には3.7Kg。と言う事はステッパーに付属するメーターの消費カロリーが多めに出ている事になる訳だ。
ここでひとつ、重大なお知らせ!。
ダイエッター向けのエクササイズマシンのテレビCMがヤバ過ぎる
最近、再びこのCMを見た。バランスボールの付いた椅子とでも言おうか?。もうね~、突っ込みどころが多過ぎて笑っちゃう。1セット30秒でいいらしい。1日に何セットこなすかは明示されていなかったが、とにかく体験者の声として1ヶ月でウエストが15~18cm減!、これは終始強調していた。ヤバイってこの商品!。
ウエスト1cm減らすのに一般的には1Kg体重を落とす必要があるとされている。となると15cm減って事は1ヶ月で15Kg落とした事になる。体験者として出演していた方(この手のCMはホントに体験したのか疑わしい人ばかりであるが)、見る限り40代女性で70Kgくらいかな?。それが1ヶ月で15Kg減と言う事は108000Kcal消費した事になり、1日換算で3600Kcalである。
百歩譲って痩せやすい体質の方もいるだろうからウエスト1cm減らすのに0.5Kg減で済む人がいたとしても1日で1800Kcalの運動量が必要になる。逆算すれば判る。
65Kgの女性が1800Kcal減らすには9METsの運動を3時間行わないとならない。8.4Km/hの速度で3時間走って1800Kcalである。ハーフマラソン以上の運動を30日続けられるか?。実際には運動不足の65Kgの中年女性が8.4Km/hで走るとするともっと高いMETsになるかとは思うが、それでもバランスボール付きの椅子に座ってポンポン跳ねるだけでそれと同じ運動量になると言う。しかも1セット30秒ですぜ!。誰がどう見ても嘘としか思えない怪しくヤバイ器具。
すると驚くなかれ!。共同開発者に東急スポーツオアシスの名前が!!!。なるほどね!。東急スポーツオアシスは信頼出来るブランドだと思っているが、ここの広告はどうも嘘が多い。先日もお話した通り、東急スポーツオアシスのステッパー、公式サイトでは8.8METsの運動量があると以下のように書かれている。
こんな嘘を平気で掲載しているくらいだから、そりゃぁ怪しいCMで一ヶ月でウエストがマイナス15cmだのマイナス18cmだの言っちゃうわな!。
「個人の感想です」
「効果には個人差があります」
この文言を入れておけば法に触れないと言われているが、ここまで嘘の数字を並べるってのは企業として如何なものだろうか?。これって詐欺レベルの数字でしょう?。
改訂版 『身体活動のメッツ(METs)表』
確かに国立健康・栄養研究所が編集した上の表を見ると、、、
「歩行・階段を登る;速い」の項目は8.8METsだし、駅の階段を速く登ればそれくらいの運動強度にはなるだろう。しかし東急スポーツオアシスのステッパーで毎分70以ステップ数(左右合わせると140ステップ)を維持しても8.8METsには及ばない。多めに見積もっても7METsすら届かないと思う。そんなものは踏んでいれば判る。駅の階段の方が遥かにきついからだ。
東急スポーツオアシスのステッパーには大きな欠点があり、それは踏み始めの負荷が維持されない点。室温26度の中、ステッパーを踏むと確かに重く感じる。これを毎分70ステップで踏めば確かに運動強度はかなり高い。しかし実際にはすぐに負荷が垂れてくる。
変速機付き自転車に例えると判りやすいかも。4速の自転車があったとしよう。4速で漕ぐと重いなと感じていたとする。それが5分過ぎに3速になって8分を超えると2速まで落ち、12分後には力を入れずとも漕げてしまうような1速になってしまう。12分過ぎからは運動量を最初の数分とイコールにするべく1速と言う軽過ぎるギアでアホみたいにペダルをがむしゃらに漕ぐ・・・、そうしないと多くカロリーを消費しない。
だから私の場合、踏み込みが重い5分は毎分55~60ステップで踏み、そこから12分までは60~70ステップに、12分を過ぎてからは最大で75ステップになるような踏み方をし、23分平均で67~71ステップがマックス。1日3~4セット行う場合、その中の1回はがむしゃらに踏み込み67ステップ以上を記録するが、残りは63ステップくらいに留まっている。
となると毎分80ステップで踏んでようやく8METsくらいになるんじゃなかろうか?。でも毎分80ステップを20分以上維持させるなんてまず普通の人は無理だぜ!。階段登りもそうでしょう?。8.8METsの運動強度を維持し、20分以上も駆け上がれる?。
つまりステッパーの負荷が強く掛かっている最初の数分、毎分70ステップくらいで踏めば最大で8.8METsにはなるだろう。でもそれはあくまでも「最大で」である。瞬間的に8.8METsになるだけ。ダイエットは運動強度をある程度上げたまま長時間活動しなくちゃカロリーは多く消費しないのだから「最大で」なんて数字は全く意味がない。
では東急スポーツオアシスのステッパーの運動強度はどれくらいなのか?。以前述べた数値よりも下方修正したい。
「毎分のステップ数-1.5」
心拍数を度外視するとこの値、ここに心拍数を加えると個人差(心拍数が高くなる傾向のある人)によって引き算される数値が「1」、ステッパーが届いてから1ヶ月半、ほぼ毎日踏んでの結論だ。私と同年代のおっさん、おばさんならば心拍数は120~140に保つべきで120で「-1.5」、140辺りで「-1」、そんな感じかな?。
毎分70ステップを維持出来れば5.5METsの運動強度で運動した事になる。それが毎分60ステップだったら4.5METs、50ステップだったら4METs。しかも12分を過ぎてからの毎分50ステップなんて歩いていると変わらない負荷であるからウォーキングと大して変わらない筈。
この1ヶ月の平均、毎分64ステップ。となると5.4METsの運動をしていた事になり、この数字を当てはめると今回のダイエット、納得の数字なんだ。
「数字は嘘を吐かない!」
でも、、、
「都合の良い嘘の数字ばかりを提示するのがダイエット業界」
と言う事である。これは東急スポーツオアシスだけではないだろう。
私がこれまで4~5年続けているスロージョギングについて書こう。
スロージョギングの一般的な運動強度は4~6METs。単純に時速がMETsと思って頂いても差し支えはない。但し、本来のスロージョギングは毎分180歩とされており、これは「スロージョギングくらいしか出来ない運動不足な人」からすると実現不可能な数字であり、毎分150歩以上で「時速-0.5」、これを目安にスケジュールを組むと良いだろう。
確かに歩幅を40cm以下まで狭めると180歩も可能だが、それでも1時間維持するのはかなりきつい。体が重い方なら30分でも走れないだろう。私は歩幅40cmだとちっとも前に進まないのでイライラしてしまい、歩幅65~70cmの間で毎分150歩を目標にして走っている。これで6Km/h程度になる。
涼しい時期はおおよそ8.2Kmの距離を走り、そのコースには平均170mの16本の坂を含んでいる。平地が約2.76Km、上り坂と下り坂が2.72Kmずつだ。これを6Km/h以上で1時間20分以内を目標としている。己の心拍数を考えるとこのコースで上り坂は8METsまで上がるだろうが、5Km以上は平地と下り坂なので平均すると6.5METs程度。
東急スポーツオアシスのステッパーを毎分65ステップで踏むと30分が限度。それだけだと5.5Mets。「いや、30分が限度の運動量なら6METs以上あるのでは?」と思われるかも知れないが、これは身体的に辛いのではなく単に飽きるから30分以上は踏めないだけ。筋肉的には1時間は踏め、心肺機能は毎分65ステップなら何時間踏んでも余裕のよっちゃん。
東急スポーツオアシスのステッパーを25分踏むとすると負荷が感じられる最初の5分で毎分60ステップ、負荷が軽くなる次の5分で65ステップまで上げ、残り、負荷がゼロになってしまう15分を毎分70ステップ以上で踏んで(最高75ステップ)、25分平均で70ステップ、それでも心拍数は140を超えない時がほとんどで、超えても最後の数分の中の一瞬であり、平均心拍数は125も行かない(心拍数が125だから脂肪燃焼効率からすると具合の良い数字ではある)。
では坂道の多い8.2Kmのスロージョギングでは?。平均心拍数、130を超えは当たり前、少しでも気温が高いと(25度以上)140すら超える事も多い。と言うのも初っ端から200メートルの坂道を上ったり、1.5Km地点、ここで2本の200メートルの坂、3本の160メートルの坂、合計5つの坂を連続で上り下りする。夏の暑い時期だとその1.5Km地点から先は心拍数は150をも超えていく。そしてその5本を終えると180mの平地があり、すぐにまた坂。それを上り下りして100mの平地を走るとまた坂道。だから平地や下り坂に差し掛かっても心拍数が落ちにくいんだ。150まで上がった心拍数が1分後に130に戻る筈もないでしょう?。
一般にダイエットに適している心拍数は最大心拍数の60パーセント程と言われている。私の年齢だと心拍数が140を超えてくると運動強度が上がり過ぎて脂肪燃焼効率からするともっと抑えないとならない。しかし敢えて坂道では140オーバーを目論んでいる。と言うのもダイエットは当然として山登りに耐えられる体作りを目標としているので心肺機能と脚力を強化したいんだ。となるとハードな運動を必要とし、怪我防止で速度を上げ過ぎないスロージョギングでは坂道を駆け上がるしかない。
「だったら平地を8Km/hくらいで走ったらどうだい?」
腰に爆弾を抱えているのともうオッサンだから膝とかもヤバイ訳ですよ。如何に怪我をせずに長期間運動を継続するか?。それを考えるとスロージョギングの要素を取り入れた運動が最適なんだ。そして速度を6Km/hに抑えてもステッパーと比較したら毎分心拍数が10~15も高い。それでも7METsまでは行かない。そう考えるとステッパーを毎分65ステップで踏んでも運動強度は5METs、70ステップで踏んで5.5METs程度。間違いないって!。
脚の回転数で考えると良く判る。毎分150歩で坂道を走ると(歩幅は上りとなると60cmくらいか?)、心拍数は140を超えていく。東急スポーツオアシスのステッパー。負荷が軽くなってから毎分75ステップ(150歩)で踏んでようやく心拍数が140を超える。
ねっ?、お判りでしょう?、心拍数と回転数(歩数)は比例しているし、ジョギングだろうがステッパーだろうが回転数が一緒なら心拍数だって一緒。これを加味して運動強度を考えると毎分75ステップで踏んでも私の走っているコースの運動強度とイコールにはならない。勿論、毎分毎分75ステップを1時間20分踏んで平均心拍数も130を超えてくれば6.5METsもありな数字。
心拍数がイコールになっても呼吸、これがそもそも違うんだ。坂道中心のスロージョギングでは上り坂が連続すると当然呼吸が早くなり、また深く空気を取り入れる。ところがステッパーの場合、心拍数が140を超え、呼吸数は少々上がっても平常運転とでも言おうか?。さほど息を深く吸わなくても毎分75ステップで踏めてしまう。METsとは運動強度と言うくらいだからこの呼吸も深く関わっている筈。それが楽なステッパーのMETs値は当然低くなる。
さらにはステッパーは余程の根性がない限り、すぐに飽きてくる。幾らテレビを見ながら、それが面白いコンテンツであっても私は30分も踏めない。毎分70ステップを超えてくると割と踏むのに集中するのだが人の集中力なんて長続きしない。ふと我に返る時がある。その時点でパンツ一丁でエッチラホッチラとステップしている自分を冷静に見て、「嗚呼!、もうバカバカしいのぉ~」とか思っちゃう。それで敗北である。
さらにステッパーは商品によって油圧シリンダーの性能によって連続使用時間が20分までと決められているモデルもある。ワンセット20分前後、これが現実的な数字。あとはそれを毎日何セットこなせるかである。
今月はステッパーによる超~ダイエット月間&ステッパー注意事項補足
上記事の通り、ステッパーを踏んだら汗だくになる。踏む度にシャワーを浴びなくちゃならない。しかも平日は18時、20時半、23時とステッパーを踏むのだからステッパー中心の生活になってしまう。ダイエット期間だし、そういう生活を営んでいた方が健康的ではあるが、ぶっちゃけ平日は何も出来ないと言っても良い。ちょっとテレビや録画したビデオを見るくらいで1日が終わっちゃう。この手の時間の掛かるブログネタを書くのにも数日を要してしまう。
毎日、ワンセット20分であっても毎分75ステップを数セット踏まなくちゃならないのは苦痛でしかない。人って少しでも苦痛だと感じた瞬間にやる気を失くすのだな。だから多くがダイエットに失敗する。毎分75ステップを1日合計1時間20分踏むくらいだったらスロージョギングの方が遥かに楽チンだし、時間にも余裕が生まれる。
そう!、本ブログで何度も述べている。スロージョギングは体への負担が少ない割には体重が落ちる。勿論、坂道を多く含んだコースだとそれなりに辛いから毎日は無理。頑張っても月に20日だし、真夏は体力云々以前に暑過ぎて精神的に走りたくない。だから上記8.2Kmのコースを短縮して5Kmのコース(勿論坂道だらけ!)を50分走っていた。それでも糞暑いから20日も走れれば御の字。だからダイエット月間では走れない日は自転車を漕いだり、会社からの帰路にて一駅歩きをしたりする。
今回、ヤバ過ぎるCMと感じるバランスボール付き椅子の共同開発者に東急スポーツオアシスの名が挙がっていた事から、東急スポーツオアシスを徹底的に嘘吐き呼ばわりしているが、「ステッパー」と言うダイエットマシンに関しては非常に好意的なワタクシである。東急スポーツオアシスのステッパーが5.5METs以上の運動強度がなくても優秀なダイエットマシンであるのは変わりない(一番の不安は耐久性だな、1年の保証だが毎分70ステップを超えて踏んでいたらすぐに壊れそうな・・・)。
理想体重が55Kg、この1年で60Kgになってしまった女性がいたとする。毎月0.5Kgずつ太っているって事だな。こんな人、周囲にきっと沢山いる。そんな女性がステッパーで5Kg落とすには毎分70ステップを20分、毎日3セット、、、
5.5METs×60Kg×1時間×30日×1.05=10395Kcal
毎月0.5Kg太っているのだから、、、
(10395Kcal-7200Kcal÷2)÷7200Kcal≒0.94Kg
今の食生活のままでも毎月1Kg弱の減だ。実際には体重は毎月落ちるので平均すると毎月0.9Kg減ってところ、それでもこれから始めれば来年の春、薄着になる季節には理想体重に戻せるし、0.5Kg太ってしまう食生活を改めれば毎月1.4Kgは落とせる。勿論(平地のみの5.5Km/h程度の)スロージョギングの方が短期間で5Kgを落とせるが、生活環境を考えよう。近所にジョギングに最適な公園や河川敷がなかったらどうしようもないし、走れるコースがあっても女性が夜間に安全にジョギング出来るか否か。家族、旦那、彼氏が一緒に走ってくれるのならステッパーに頼らずに毎日走りゃ良いけれど、周囲が毎日、数カ月に渡って毎日付き合ってくれるか?。
近頃では女性が会社の帰りにコンビニでアイスクリームを買っちゃいけないと言われている。アイスが溶けない程度の距離に住んでいるってのが周囲からバレバレだからと言う理由だ。ジョギングも同じでしょう?。わざわざ車を出して遠くの公園まで向かう人なんて滅多にいない。
最近ライザップが新たな形態のスポーツジムを立ち上げた。チョコザップである。会費は安いし、公式サイトを見る限り、24時間好きな時に使え、コンビニ感覚のジム。でもスタッフは常駐していないので女性が一人でとなるとクエスチョンマークが灯る。またシャワーが装備されていない店舗やロッカーは鍵なしオープンスタイルのようで「防犯」を中心に考えると女性がそれも夜間ともなるとちょっと微妙。そう考えるとステッパーやエアロバイクが自宅にあれば好きな時に好きな時間だけ運動出来る。
自宅にステッパーやエアロバイクがあれば私のようにパンツ一丁で踏んでられるし、運動後すぐにシャワーを浴びられる。天候にも左右されない。今夏のようなクソ暑い日に外で走りたくないし、雪国にお住まいの方は冬にジョギングなんて出来ない。時間にも左右されず、また「今日は疲れているから20分は辛いな」と思えば消費カロリーは半分に減ってしまうけれど10分を3セットでも良いんだ。
それとステッパーを踏んでいて気付いた事。自分の体を知らずにがむしゃらにステップし続けると膝などを故障する可能性があるが、知っていれば、、、
「怪我をしにくいスロージョギングよりも怪我をしにくい」
足首、膝、腰と言った関節部分は地面に着地する時のショックが怪我に繋がる。椎間板ヘルニアな私の腰は速く走ろうと思って歩幅を広げると一歩一歩が腰に響いて30分も走っていると腰に痛みが出てくる。ショックが少ないと言われているスロージョギング、そしてフォアフット走法なら1時間以上走れるが、それでも1時間を超えると腰に鈍痛、無理に走る気はしない。腰痛、膝痛持ちで着地時のショックが大きいヒールストライクでしか走れない人は私以上に怪我のリスクが高い。
先にスロージョギングは月20日が限度と書いたが、私は腰に爆弾を抱えているから秋冬は気温が低いので体力的に余裕があっても毎日連続で走れない。3勤1休が限界、坂道中心の8.2Kmのコースは1時間20分走る事になるので2勤1休でも辛い。でもステッパーは姿勢さえ正しければ着地のショックがない分、腰に大きな負担は掛からず、1年365日毎日踏める。これは腰痛持ちには有り難いし(膝が壊れている人はステッパーでも厳しいのでエアロバイクをお勧めする)、天候も関係ないので毎日運動出来る分、METs値が低くても計画通りに確実に体重を落とせる。
さらには比較しているのが坂道の多いコースでのスロージョギングだから平地でのスロージョギングだと時速がそのままMETsとなり、歩くよりちょっと速い5.5Km/hで5.5METsだからそれなら12分でスッカスカになる東急スポーツオアシスのステッパーでも毎分70ステップをこなせれば(むしろスッカスカになるから70ステップ以上で踏める)それとイコールの運動量になる。毎分70ステップなら高齢や怪我明けで足腰が弱っている、もしくは膝などに爆弾を抱えているような人を除けばクリア出来る数値だ。
そう!、4年前か?、骨折をして約4ヶ月、ほとんど動かない日々を送ったら12Kg太っていた。足の筋力だってかなり落ちていた。平地、それも距離5Km程度、それでもきつかったのを覚えている。数日は筋肉痛で走れなくなるし、筋肉痛が癒えて、距離や速度を伸ばすと再び筋肉痛がやってくる。半月以上はまともに走れなかった。
そんな状態でも10分も踏んでいたら負荷がなくなるステッパーなら毎分60ステップは踏めるだろう。筋肉痛にはなるだろうが日常生活に影響を及ぼす程の損傷には及ばない筈だ。毎分60ステップであってもカロリーは消費する!。だから怪我明けのリハビリや極度の運動不足な人の最初の運動としてステッパーは適している。毎分75ステップで踏めるようになってから外でのジョギングに切り替える、そんな使い方でも良い。
さて!、今回、一応成果は出せた。今後も東急スポーツオアシスのステッパーのお世話になるつもり。ではこれからはどうスケジュールする?。
超~ダイエット期間を解除する事とし、これからはステッパーを踏むのは1日2回かな?。また脚力と心肺機能を鍛えるにはステッパーは不向きなので3日に1度は坂道中心のスロージョギングを加えて、さらにはぎっくり背中が完治したら上半身の筋トレも行いたい。上半身の筋トレによって、より太りにくい体質に変えていきたい訳だ。
また筋肉を付けるので食事制限はしない方向で考えている(糖質になってしまう炭水化物はある程度管理した方が良いが)。とにかく来年2月に予定している磐梯山のイエローフォールのスノートレッキング!、これに照準を合わせて鍛えていこうと思っている。
以下、今回の超~ダイエット期間にて、どの程度食制限をしたかを書いていこう。
原則として職場に通う日、ランチはカロリーが高かろうが好きなだけ食らう。これが絶対条件。1日に1回は満足した食を得ないとダイエットってのは長続きしない。その代わり2日に1度の割合で夕飯時、米を抜く。それだと腹持ちしないので代わりに豆腐を半丁頂く。また休日も含め、外出をしない日は朝から夕方まで断食に近い状態で過ごす日と設定した。ある日の食事内容、、、。
1食目 納豆+オニオンスープ
2食目 グラノーラ+牛乳(または豆乳)
3食目 野菜サラダ+魚肉ソーセージ
4食目 野菜炒め+豚肉の生姜焼き+豆腐半丁+スイートポテト
筋肉を作るタンパク質もBCAA飲料も含め必要最低限は頂いていてこれで1300Kcalくらいだから家から一歩も出ず、かつステッパーを踏まずとも計算上100gの脂肪が落ちる。全ての在宅日で上のような食生活を続けていた訳ではないが、3分の2くらいでグラノーラ、バナナ、納豆、魚肉ソーセージ、さつま揚げ、はんぺん、厚揚げ、生野菜、これらの組み合わせ。動物性タンパク質が足りないと思ったらツナ缶だったり、夕飯に大好物の鯖の塩焼きを頂いたり・・・。鯖は脂が多いから腹持ちするのだな!。
あとは飲料、9月中、毎日摂取していたのがトマトミックス野菜ジュースと緑黄色野菜ジュース、大したカロリーではないし、これを飲まないとお通じが・・・。出るものが出ないと減るものも減らないのだな!。糖質オフカルピスは3日に一度くらい。コーヒーと紅茶は毎日だけど砂糖を入れないし、意外と満足するのが炭酸水!。喉が乾いたらレモン果汁(クエン酸)を加えた炭酸水である!。これもカロリーはゼロ。BCAA飲料は1日分で40Kcal程と大した事はない。これを飲まないとタンパク質が不足するし・・・。
外出時、昼食に1000Kcalを超える牛丼特盛や唐揚げ定食ご飯大盛りを頂いても夜はご飯を抜いている日もあるのでそんな時でも摂取カロリーが2000kcal程度(反対に夕飯も馬鹿食いして摂取カロリーが3000Kcalになる日も・・・)。あとは日中の飢餓時やおやつに梨、桃、バナナ等を、深夜の飢餓時に練り物系をパクリするくらい。おやつに梨や桃はいいぞ。ほとんど水分だからお腹が膨れるし、カロリーもお菓子よりも遥かに少ない。梨も桃もこの1ヶ月で10個ずつくらい食ったかな?。
また9月も暑かったでしょう?。そんな時に救ってくれたのが赤城乳業の「ガツン、とみかん」。みかんの缶詰のアイスキャンディーである。カロリーが多そうに感じるけれどなんと1本48Kcal!。2本食っても100Kcal行かないのだ!。これに上述の梨、桃を組み合わせるとおやつにカロリーの高いお菓子類が激減するんだ。
意外に「これ行ける!」と思ったのが食後のデザートにグラノーラ。豆乳や牛乳を掛けずにそのままパリポリ頂く。甘みと酸味があるのでコーヒーや紅茶にも合う(紅茶の方がマッチするかな)。一般的な茶菓子よりカロリーは少ないし、栄養価も高い。
結論としては当たり前、、、
「口に入るものを制限し、運動してカロリーをより多く消費すれば誰でも体重は減る!。ステッパーでの運動は毎日合計1時間以上踏める時間と自信のある人、余程の馬鹿食いしない限り、確実に体重を落とせる!。ステッパーはダイエットツールとして非常に優秀である」
東急スポーツオアシスのステッパーに興味のある方へ。
再三申し上げている通り、負荷が感じられるのは最初の5分だけ。それを超えるとどんどん踏み応えがなくなり、12分でスッカスカになる。しかしダイエットが目的の方ならそれでも十分。とにかくダイエットに適した心拍数、30~60代前半までなら平均の心拍数を120~130を目安にしときゃ効率良く脂肪が燃える筈だ(これで運動強度は4.5~5.5METs)。
但し、私が購入した負荷調節機能付きステッパーを買う必要は全くない。と言うのも負荷調節機能付きと言っても従来の調節出来ないタイプと同じ負荷でしかないからだ。つまり足腰が弱い方が従来のモデルよりも軽く踏みたいから負荷調節機能を追加したに過ぎない。これを間違えると無駄に6千円支払う事になる。それを事前に知っていれば私も負荷調節のない安いモデルを買っていた。6千円は大きいよ!。
また付属のメーター、汗がポタポタ落ちるとすぐに壊れるしょ~もない代物なので使用する前にラップで包み、防水対策を施す事(私は1ヶ月で2個壊した)。アフターサービスは良い企業のようでメーターが壊れても翌日には新しいメーターを送ってくれるが電話したり宅配便を待ったりと面倒臭いので壊れないに越した事はない。
ダイエットではなく脚力、心肺機能強化が目的の方は残念ながら東急スポーツオアシスのステッパーはお勧めしない。このステッパーでは脚力も心肺機能も強化出来ない、負荷が弱過ぎるからだ。せいぜい今ある脚力、心肺を維持する程度の代物、そう考えて頂いて結構(怪我明けのリハビリで使用するのなら一定の強化は見込めるとは思う)。
また推測でしかないが、同価格帯以下のステッパーはどのメーカーのモデルも似たようなヘナチョコ油圧式シリンダーを使っていると思われ、脚力強化を目的として強い負荷の掛かる商品をと願うのなら数万円レベルのステッパーを買うしかないだろう。
「3.7Kgのダイエットに成功!」
データを記録しているGoogle FitやFossilスマートウォッチのアプリが週単位の管理なので8月27日~9月30日まで35日間の結果である。
微妙な結果である。ステッパーだけで3.7Kg落としたのならスゲェ!、でも実際には食事制限も加えての数字だから想定内とでも言おうか?。あまりにも普通な数字が出てきたと表現しようか?。勿論、想定内なのだから計算通りに体重が落ちたのでひとまず「バンザイ」な結果ではある。
ここからは数字のお話だ。
まずステッパーを踏む時間、これが35日平均で23分。当初は20分で終了していたが、30分番組を見ながら踏んでいると、それに夢中になっていると25分を過ぎちゃう事もあり、そんな数字になった。そして23分でのステッパーに付属しているメーターの平均消費カロリーが210Kcal。
またセット数も一日中家にいる時、今は週イチで在宅勤務、かつ土日祝日はキッチリお休みを頂いていたので結果、1日4セットを踏む日もあった。でも反対に完全休養日も2日設けており合計33日で、、、
(23分×3セット×23日+23分×4セット×10日)÷60分≒41.8時間。
1回のセットでの平均消費カロリー(メーターが示した値の平均値)が上述の通り、210Kcalだから、、、
210Kcal×(60分÷23分)×41.8時間≒22899Kcal
脂肪1Kgが7200Kcalだから、、、
22899Kcal÷7200Kcal≒3.2Kg
東急スポーツオアシスのメーターを信じる限り、33日間ステッパーを踏んで3.2Kgの脂肪が落ちた事になる。
これに2日に1回くらいの割合で夕飯時、ご飯を抜いたり、その他、無駄にカロリーを摂取しないようにして1日400Kcal程前月比でセーブしていたと思う。そして7月は0.8Kgくらい太ったのでそれを考慮すると食事制限で、、、
(400Kcal×35日-7200Kcal×0.8)÷7200Kcal=1.14Kg
食事制限で都合1.14Kgの脂肪を落とした事になる。これに上で示したステッパーで落とせたであろう脂肪を加えると、、、
3.2Kg+1.14Kg=4.34Kg
本来ならば4.3Kg体重が落ちていなくちゃならない。でも実際には3.7Kg。と言う事はステッパーに付属するメーターの消費カロリーが多めに出ている事になる訳だ。
ここでひとつ、重大なお知らせ!。
ダイエッター向けのエクササイズマシンのテレビCMがヤバ過ぎる
最近、再びこのCMを見た。バランスボールの付いた椅子とでも言おうか?。もうね~、突っ込みどころが多過ぎて笑っちゃう。1セット30秒でいいらしい。1日に何セットこなすかは明示されていなかったが、とにかく体験者の声として1ヶ月でウエストが15~18cm減!、これは終始強調していた。ヤバイってこの商品!。
ウエスト1cm減らすのに一般的には1Kg体重を落とす必要があるとされている。となると15cm減って事は1ヶ月で15Kg落とした事になる。体験者として出演していた方(この手のCMはホントに体験したのか疑わしい人ばかりであるが)、見る限り40代女性で70Kgくらいかな?。それが1ヶ月で15Kg減と言う事は108000Kcal消費した事になり、1日換算で3600Kcalである。
百歩譲って痩せやすい体質の方もいるだろうからウエスト1cm減らすのに0.5Kg減で済む人がいたとしても1日で1800Kcalの運動量が必要になる。逆算すれば判る。
65Kgの女性が1800Kcal減らすには9METsの運動を3時間行わないとならない。8.4Km/hの速度で3時間走って1800Kcalである。ハーフマラソン以上の運動を30日続けられるか?。実際には運動不足の65Kgの中年女性が8.4Km/hで走るとするともっと高いMETsになるかとは思うが、それでもバランスボール付きの椅子に座ってポンポン跳ねるだけでそれと同じ運動量になると言う。しかも1セット30秒ですぜ!。誰がどう見ても嘘としか思えない怪しくヤバイ器具。
すると驚くなかれ!。共同開発者に東急スポーツオアシスの名前が!!!。なるほどね!。東急スポーツオアシスは信頼出来るブランドだと思っているが、ここの広告はどうも嘘が多い。先日もお話した通り、東急スポーツオアシスのステッパー、公式サイトでは8.8METsの運動量があると以下のように書かれている。
”
運動の強度や消費カロリーを算出する方法として、「メッツ / METs(めっつ)*以下メッツ」という単位が使われます。 メッツとは、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したものですが、例えば「運動目的でのウォーキング5.6km / 時」ですと4.3メッツ(*参照1)となり安静時の4.3倍のエネルギーを消費することになりますが、ステッパーのように素早く階段の登り下りをするような運動は、8.8メッツに相当します。 つまり、ステッパーはウォーキングの2倍以上もエネルギーを消費できる優れたアイテムなのです!
運動の強度や消費カロリーを算出する方法として、「メッツ / METs(めっつ)*以下メッツ」という単位が使われます。 メッツとは、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したものですが、例えば「運動目的でのウォーキング5.6km / 時」ですと4.3メッツ(*参照1)となり安静時の4.3倍のエネルギーを消費することになりますが、ステッパーのように素早く階段の登り下りをするような運動は、8.8メッツに相当します。 つまり、ステッパーはウォーキングの2倍以上もエネルギーを消費できる優れたアイテムなのです!
”
こんな嘘を平気で掲載しているくらいだから、そりゃぁ怪しいCMで一ヶ月でウエストがマイナス15cmだのマイナス18cmだの言っちゃうわな!。
「個人の感想です」
「効果には個人差があります」
この文言を入れておけば法に触れないと言われているが、ここまで嘘の数字を並べるってのは企業として如何なものだろうか?。これって詐欺レベルの数字でしょう?。
改訂版 『身体活動のメッツ(METs)表』
確かに国立健康・栄養研究所が編集した上の表を見ると、、、
「歩行・階段を登る;速い」の項目は8.8METsだし、駅の階段を速く登ればそれくらいの運動強度にはなるだろう。しかし東急スポーツオアシスのステッパーで毎分70以ステップ数(左右合わせると140ステップ)を維持しても8.8METsには及ばない。多めに見積もっても7METsすら届かないと思う。そんなものは踏んでいれば判る。駅の階段の方が遥かにきついからだ。
東急スポーツオアシスのステッパーには大きな欠点があり、それは踏み始めの負荷が維持されない点。室温26度の中、ステッパーを踏むと確かに重く感じる。これを毎分70ステップで踏めば確かに運動強度はかなり高い。しかし実際にはすぐに負荷が垂れてくる。
変速機付き自転車に例えると判りやすいかも。4速の自転車があったとしよう。4速で漕ぐと重いなと感じていたとする。それが5分過ぎに3速になって8分を超えると2速まで落ち、12分後には力を入れずとも漕げてしまうような1速になってしまう。12分過ぎからは運動量を最初の数分とイコールにするべく1速と言う軽過ぎるギアでアホみたいにペダルをがむしゃらに漕ぐ・・・、そうしないと多くカロリーを消費しない。
だから私の場合、踏み込みが重い5分は毎分55~60ステップで踏み、そこから12分までは60~70ステップに、12分を過ぎてからは最大で75ステップになるような踏み方をし、23分平均で67~71ステップがマックス。1日3~4セット行う場合、その中の1回はがむしゃらに踏み込み67ステップ以上を記録するが、残りは63ステップくらいに留まっている。
となると毎分80ステップで踏んでようやく8METsくらいになるんじゃなかろうか?。でも毎分80ステップを20分以上維持させるなんてまず普通の人は無理だぜ!。階段登りもそうでしょう?。8.8METsの運動強度を維持し、20分以上も駆け上がれる?。
つまりステッパーの負荷が強く掛かっている最初の数分、毎分70ステップくらいで踏めば最大で8.8METsにはなるだろう。でもそれはあくまでも「最大で」である。瞬間的に8.8METsになるだけ。ダイエットは運動強度をある程度上げたまま長時間活動しなくちゃカロリーは多く消費しないのだから「最大で」なんて数字は全く意味がない。
では東急スポーツオアシスのステッパーの運動強度はどれくらいなのか?。以前述べた数値よりも下方修正したい。
「毎分のステップ数-1.5」
心拍数を度外視するとこの値、ここに心拍数を加えると個人差(心拍数が高くなる傾向のある人)によって引き算される数値が「1」、ステッパーが届いてから1ヶ月半、ほぼ毎日踏んでの結論だ。私と同年代のおっさん、おばさんならば心拍数は120~140に保つべきで120で「-1.5」、140辺りで「-1」、そんな感じかな?。
毎分70ステップを維持出来れば5.5METsの運動強度で運動した事になる。それが毎分60ステップだったら4.5METs、50ステップだったら4METs。しかも12分を過ぎてからの毎分50ステップなんて歩いていると変わらない負荷であるからウォーキングと大して変わらない筈。
この1ヶ月の平均、毎分64ステップ。となると5.4METsの運動をしていた事になり、この数字を当てはめると今回のダイエット、納得の数字なんだ。
「数字は嘘を吐かない!」
でも、、、
「都合の良い嘘の数字ばかりを提示するのがダイエット業界」
と言う事である。これは東急スポーツオアシスだけではないだろう。
私がこれまで4~5年続けているスロージョギングについて書こう。
スロージョギングの一般的な運動強度は4~6METs。単純に時速がMETsと思って頂いても差し支えはない。但し、本来のスロージョギングは毎分180歩とされており、これは「スロージョギングくらいしか出来ない運動不足な人」からすると実現不可能な数字であり、毎分150歩以上で「時速-0.5」、これを目安にスケジュールを組むと良いだろう。
確かに歩幅を40cm以下まで狭めると180歩も可能だが、それでも1時間維持するのはかなりきつい。体が重い方なら30分でも走れないだろう。私は歩幅40cmだとちっとも前に進まないのでイライラしてしまい、歩幅65~70cmの間で毎分150歩を目標にして走っている。これで6Km/h程度になる。
涼しい時期はおおよそ8.2Kmの距離を走り、そのコースには平均170mの16本の坂を含んでいる。平地が約2.76Km、上り坂と下り坂が2.72Kmずつだ。これを6Km/h以上で1時間20分以内を目標としている。己の心拍数を考えるとこのコースで上り坂は8METsまで上がるだろうが、5Km以上は平地と下り坂なので平均すると6.5METs程度。
東急スポーツオアシスのステッパーを毎分65ステップで踏むと30分が限度。それだけだと5.5Mets。「いや、30分が限度の運動量なら6METs以上あるのでは?」と思われるかも知れないが、これは身体的に辛いのではなく単に飽きるから30分以上は踏めないだけ。筋肉的には1時間は踏め、心肺機能は毎分65ステップなら何時間踏んでも余裕のよっちゃん。
東急スポーツオアシスのステッパーを25分踏むとすると負荷が感じられる最初の5分で毎分60ステップ、負荷が軽くなる次の5分で65ステップまで上げ、残り、負荷がゼロになってしまう15分を毎分70ステップ以上で踏んで(最高75ステップ)、25分平均で70ステップ、それでも心拍数は140を超えない時がほとんどで、超えても最後の数分の中の一瞬であり、平均心拍数は125も行かない(心拍数が125だから脂肪燃焼効率からすると具合の良い数字ではある)。
では坂道の多い8.2Kmのスロージョギングでは?。平均心拍数、130を超えは当たり前、少しでも気温が高いと(25度以上)140すら超える事も多い。と言うのも初っ端から200メートルの坂道を上ったり、1.5Km地点、ここで2本の200メートルの坂、3本の160メートルの坂、合計5つの坂を連続で上り下りする。夏の暑い時期だとその1.5Km地点から先は心拍数は150をも超えていく。そしてその5本を終えると180mの平地があり、すぐにまた坂。それを上り下りして100mの平地を走るとまた坂道。だから平地や下り坂に差し掛かっても心拍数が落ちにくいんだ。150まで上がった心拍数が1分後に130に戻る筈もないでしょう?。
一般にダイエットに適している心拍数は最大心拍数の60パーセント程と言われている。私の年齢だと心拍数が140を超えてくると運動強度が上がり過ぎて脂肪燃焼効率からするともっと抑えないとならない。しかし敢えて坂道では140オーバーを目論んでいる。と言うのもダイエットは当然として山登りに耐えられる体作りを目標としているので心肺機能と脚力を強化したいんだ。となるとハードな運動を必要とし、怪我防止で速度を上げ過ぎないスロージョギングでは坂道を駆け上がるしかない。
「だったら平地を8Km/hくらいで走ったらどうだい?」
腰に爆弾を抱えているのともうオッサンだから膝とかもヤバイ訳ですよ。如何に怪我をせずに長期間運動を継続するか?。それを考えるとスロージョギングの要素を取り入れた運動が最適なんだ。そして速度を6Km/hに抑えてもステッパーと比較したら毎分心拍数が10~15も高い。それでも7METsまでは行かない。そう考えるとステッパーを毎分65ステップで踏んでも運動強度は5METs、70ステップで踏んで5.5METs程度。間違いないって!。
脚の回転数で考えると良く判る。毎分150歩で坂道を走ると(歩幅は上りとなると60cmくらいか?)、心拍数は140を超えていく。東急スポーツオアシスのステッパー。負荷が軽くなってから毎分75ステップ(150歩)で踏んでようやく心拍数が140を超える。
ねっ?、お判りでしょう?、心拍数と回転数(歩数)は比例しているし、ジョギングだろうがステッパーだろうが回転数が一緒なら心拍数だって一緒。これを加味して運動強度を考えると毎分75ステップで踏んでも私の走っているコースの運動強度とイコールにはならない。勿論、毎分毎分75ステップを1時間20分踏んで平均心拍数も130を超えてくれば6.5METsもありな数字。
心拍数がイコールになっても呼吸、これがそもそも違うんだ。坂道中心のスロージョギングでは上り坂が連続すると当然呼吸が早くなり、また深く空気を取り入れる。ところがステッパーの場合、心拍数が140を超え、呼吸数は少々上がっても平常運転とでも言おうか?。さほど息を深く吸わなくても毎分75ステップで踏めてしまう。METsとは運動強度と言うくらいだからこの呼吸も深く関わっている筈。それが楽なステッパーのMETs値は当然低くなる。
さらにはステッパーは余程の根性がない限り、すぐに飽きてくる。幾らテレビを見ながら、それが面白いコンテンツであっても私は30分も踏めない。毎分70ステップを超えてくると割と踏むのに集中するのだが人の集中力なんて長続きしない。ふと我に返る時がある。その時点でパンツ一丁でエッチラホッチラとステップしている自分を冷静に見て、「嗚呼!、もうバカバカしいのぉ~」とか思っちゃう。それで敗北である。
さらにステッパーは商品によって油圧シリンダーの性能によって連続使用時間が20分までと決められているモデルもある。ワンセット20分前後、これが現実的な数字。あとはそれを毎日何セットこなせるかである。
今月はステッパーによる超~ダイエット月間&ステッパー注意事項補足
上記事の通り、ステッパーを踏んだら汗だくになる。踏む度にシャワーを浴びなくちゃならない。しかも平日は18時、20時半、23時とステッパーを踏むのだからステッパー中心の生活になってしまう。ダイエット期間だし、そういう生活を営んでいた方が健康的ではあるが、ぶっちゃけ平日は何も出来ないと言っても良い。ちょっとテレビや録画したビデオを見るくらいで1日が終わっちゃう。この手の時間の掛かるブログネタを書くのにも数日を要してしまう。
毎日、ワンセット20分であっても毎分75ステップを数セット踏まなくちゃならないのは苦痛でしかない。人って少しでも苦痛だと感じた瞬間にやる気を失くすのだな。だから多くがダイエットに失敗する。毎分75ステップを1日合計1時間20分踏むくらいだったらスロージョギングの方が遥かに楽チンだし、時間にも余裕が生まれる。
そう!、本ブログで何度も述べている。スロージョギングは体への負担が少ない割には体重が落ちる。勿論、坂道を多く含んだコースだとそれなりに辛いから毎日は無理。頑張っても月に20日だし、真夏は体力云々以前に暑過ぎて精神的に走りたくない。だから上記8.2Kmのコースを短縮して5Kmのコース(勿論坂道だらけ!)を50分走っていた。それでも糞暑いから20日も走れれば御の字。だからダイエット月間では走れない日は自転車を漕いだり、会社からの帰路にて一駅歩きをしたりする。
今回、ヤバ過ぎるCMと感じるバランスボール付き椅子の共同開発者に東急スポーツオアシスの名が挙がっていた事から、東急スポーツオアシスを徹底的に嘘吐き呼ばわりしているが、「ステッパー」と言うダイエットマシンに関しては非常に好意的なワタクシである。東急スポーツオアシスのステッパーが5.5METs以上の運動強度がなくても優秀なダイエットマシンであるのは変わりない(一番の不安は耐久性だな、1年の保証だが毎分70ステップを超えて踏んでいたらすぐに壊れそうな・・・)。
理想体重が55Kg、この1年で60Kgになってしまった女性がいたとする。毎月0.5Kgずつ太っているって事だな。こんな人、周囲にきっと沢山いる。そんな女性がステッパーで5Kg落とすには毎分70ステップを20分、毎日3セット、、、
5.5METs×60Kg×1時間×30日×1.05=10395Kcal
毎月0.5Kg太っているのだから、、、
(10395Kcal-7200Kcal÷2)÷7200Kcal≒0.94Kg
今の食生活のままでも毎月1Kg弱の減だ。実際には体重は毎月落ちるので平均すると毎月0.9Kg減ってところ、それでもこれから始めれば来年の春、薄着になる季節には理想体重に戻せるし、0.5Kg太ってしまう食生活を改めれば毎月1.4Kgは落とせる。勿論(平地のみの5.5Km/h程度の)スロージョギングの方が短期間で5Kgを落とせるが、生活環境を考えよう。近所にジョギングに最適な公園や河川敷がなかったらどうしようもないし、走れるコースがあっても女性が夜間に安全にジョギング出来るか否か。家族、旦那、彼氏が一緒に走ってくれるのならステッパーに頼らずに毎日走りゃ良いけれど、周囲が毎日、数カ月に渡って毎日付き合ってくれるか?。
近頃では女性が会社の帰りにコンビニでアイスクリームを買っちゃいけないと言われている。アイスが溶けない程度の距離に住んでいるってのが周囲からバレバレだからと言う理由だ。ジョギングも同じでしょう?。わざわざ車を出して遠くの公園まで向かう人なんて滅多にいない。
最近ライザップが新たな形態のスポーツジムを立ち上げた。チョコザップである。会費は安いし、公式サイトを見る限り、24時間好きな時に使え、コンビニ感覚のジム。でもスタッフは常駐していないので女性が一人でとなるとクエスチョンマークが灯る。またシャワーが装備されていない店舗やロッカーは鍵なしオープンスタイルのようで「防犯」を中心に考えると女性がそれも夜間ともなるとちょっと微妙。そう考えるとステッパーやエアロバイクが自宅にあれば好きな時に好きな時間だけ運動出来る。
夜でなく明るい朝に走れば安全?。
早朝、食事前の運動は血糖値が低かったりとダイエットに向くと言われている。しかし考えてご覧なさいよ!。仕事に行く前に5Km、10Kmのジョギングをこなせるのは自分をしっかり管理出来ている人。己の体重管理すらろくすっぽ出来ない不摂生な太っちょが早朝、仕事前に運動なんてする訳ねぇじゃん!。こういう非現実的な話をしちゃ駄目だって!。朝に運動する人って健康オタク、もしくはリア充を気取っているか、または勝手に早朝目が覚めてしまうおじいちゃん、おばあちゃんだけ!。
早朝、食事前の運動は血糖値が低かったりとダイエットに向くと言われている。しかし考えてご覧なさいよ!。仕事に行く前に5Km、10Kmのジョギングをこなせるのは自分をしっかり管理出来ている人。己の体重管理すらろくすっぽ出来ない不摂生な太っちょが早朝、仕事前に運動なんてする訳ねぇじゃん!。こういう非現実的な話をしちゃ駄目だって!。朝に運動する人って健康オタク、もしくはリア充を気取っているか、または勝手に早朝目が覚めてしまうおじいちゃん、おばあちゃんだけ!。
自宅にステッパーやエアロバイクがあれば私のようにパンツ一丁で踏んでられるし、運動後すぐにシャワーを浴びられる。天候にも左右されない。今夏のようなクソ暑い日に外で走りたくないし、雪国にお住まいの方は冬にジョギングなんて出来ない。時間にも左右されず、また「今日は疲れているから20分は辛いな」と思えば消費カロリーは半分に減ってしまうけれど10分を3セットでも良いんだ。
それとステッパーを踏んでいて気付いた事。自分の体を知らずにがむしゃらにステップし続けると膝などを故障する可能性があるが、知っていれば、、、
「怪我をしにくいスロージョギングよりも怪我をしにくい」
足首、膝、腰と言った関節部分は地面に着地する時のショックが怪我に繋がる。椎間板ヘルニアな私の腰は速く走ろうと思って歩幅を広げると一歩一歩が腰に響いて30分も走っていると腰に痛みが出てくる。ショックが少ないと言われているスロージョギング、そしてフォアフット走法なら1時間以上走れるが、それでも1時間を超えると腰に鈍痛、無理に走る気はしない。腰痛、膝痛持ちで着地時のショックが大きいヒールストライクでしか走れない人は私以上に怪我のリスクが高い。
先にスロージョギングは月20日が限度と書いたが、私は腰に爆弾を抱えているから秋冬は気温が低いので体力的に余裕があっても毎日連続で走れない。3勤1休が限界、坂道中心の8.2Kmのコースは1時間20分走る事になるので2勤1休でも辛い。でもステッパーは姿勢さえ正しければ着地のショックがない分、腰に大きな負担は掛からず、1年365日毎日踏める。これは腰痛持ちには有り難いし(膝が壊れている人はステッパーでも厳しいのでエアロバイクをお勧めする)、天候も関係ないので毎日運動出来る分、METs値が低くても計画通りに確実に体重を落とせる。
さらには比較しているのが坂道の多いコースでのスロージョギングだから平地でのスロージョギングだと時速がそのままMETsとなり、歩くよりちょっと速い5.5Km/hで5.5METsだからそれなら12分でスッカスカになる東急スポーツオアシスのステッパーでも毎分70ステップをこなせれば(むしろスッカスカになるから70ステップ以上で踏める)それとイコールの運動量になる。毎分70ステップなら高齢や怪我明けで足腰が弱っている、もしくは膝などに爆弾を抱えているような人を除けばクリア出来る数値だ。
そう!、4年前か?、骨折をして約4ヶ月、ほとんど動かない日々を送ったら12Kg太っていた。足の筋力だってかなり落ちていた。平地、それも距離5Km程度、それでもきつかったのを覚えている。数日は筋肉痛で走れなくなるし、筋肉痛が癒えて、距離や速度を伸ばすと再び筋肉痛がやってくる。半月以上はまともに走れなかった。
そんな状態でも10分も踏んでいたら負荷がなくなるステッパーなら毎分60ステップは踏めるだろう。筋肉痛にはなるだろうが日常生活に影響を及ぼす程の損傷には及ばない筈だ。毎分60ステップであってもカロリーは消費する!。だから怪我明けのリハビリや極度の運動不足な人の最初の運動としてステッパーは適している。毎分75ステップで踏めるようになってから外でのジョギングに切り替える、そんな使い方でも良い。
さて!、今回、一応成果は出せた。今後も東急スポーツオアシスのステッパーのお世話になるつもり。ではこれからはどうスケジュールする?。
超~ダイエット期間を解除する事とし、これからはステッパーを踏むのは1日2回かな?。また脚力と心肺機能を鍛えるにはステッパーは不向きなので3日に1度は坂道中心のスロージョギングを加えて、さらにはぎっくり背中が完治したら上半身の筋トレも行いたい。上半身の筋トレによって、より太りにくい体質に変えていきたい訳だ。
また筋肉を付けるので食事制限はしない方向で考えている(糖質になってしまう炭水化物はある程度管理した方が良いが)。とにかく来年2月に予定している磐梯山のイエローフォールのスノートレッキング!、これに照準を合わせて鍛えていこうと思っている。
ぎっくり背中の事、書いていなかったか?。
いやぁ~、お恥ずかしい。9月の中旬、トレーニングで故障したのではなく、座っていて背後にあるテレビのリモコンを取ろうと背中を捻った瞬間に攣った!。攣ったと言うよりも筋肉が「ピキッ!」、そんな感じ。翌朝起きたら背中を捻る事が全く出来ない。
幸いにもステッパーを踏むのに背中の筋肉は使わないのでステップを踏み続けられたが、リモコンを取っただけでぎっくり背中ってどんだけ体が固いんだ?。すでに「ピキッ!」から二週間も経過しているのにまだ痛い。そう!、ぎっくり背中って完治に一ヶ月くらい掛かるんだよね~。本格的な上半身トレーニングは11月からだろう。
いやぁ~、お恥ずかしい。9月の中旬、トレーニングで故障したのではなく、座っていて背後にあるテレビのリモコンを取ろうと背中を捻った瞬間に攣った!。攣ったと言うよりも筋肉が「ピキッ!」、そんな感じ。翌朝起きたら背中を捻る事が全く出来ない。
幸いにもステッパーを踏むのに背中の筋肉は使わないのでステップを踏み続けられたが、リモコンを取っただけでぎっくり背中ってどんだけ体が固いんだ?。すでに「ピキッ!」から二週間も経過しているのにまだ痛い。そう!、ぎっくり背中って完治に一ヶ月くらい掛かるんだよね~。本格的な上半身トレーニングは11月からだろう。
以下、今回の超~ダイエット期間にて、どの程度食制限をしたかを書いていこう。
原則として職場に通う日、ランチはカロリーが高かろうが好きなだけ食らう。これが絶対条件。1日に1回は満足した食を得ないとダイエットってのは長続きしない。その代わり2日に1度の割合で夕飯時、米を抜く。それだと腹持ちしないので代わりに豆腐を半丁頂く。また休日も含め、外出をしない日は朝から夕方まで断食に近い状態で過ごす日と設定した。ある日の食事内容、、、。
1食目 納豆+オニオンスープ
2食目 グラノーラ+牛乳(または豆乳)
3食目 野菜サラダ+魚肉ソーセージ
4食目 野菜炒め+豚肉の生姜焼き+豆腐半丁+スイートポテト
筋肉を作るタンパク質もBCAA飲料も含め必要最低限は頂いていてこれで1300Kcalくらいだから家から一歩も出ず、かつステッパーを踏まずとも計算上100gの脂肪が落ちる。全ての在宅日で上のような食生活を続けていた訳ではないが、3分の2くらいでグラノーラ、バナナ、納豆、魚肉ソーセージ、さつま揚げ、はんぺん、厚揚げ、生野菜、これらの組み合わせ。動物性タンパク質が足りないと思ったらツナ缶だったり、夕飯に大好物の鯖の塩焼きを頂いたり・・・。鯖は脂が多いから腹持ちするのだな!。
あとは飲料、9月中、毎日摂取していたのがトマトミックス野菜ジュースと緑黄色野菜ジュース、大したカロリーではないし、これを飲まないとお通じが・・・。出るものが出ないと減るものも減らないのだな!。糖質オフカルピスは3日に一度くらい。コーヒーと紅茶は毎日だけど砂糖を入れないし、意外と満足するのが炭酸水!。喉が乾いたらレモン果汁(クエン酸)を加えた炭酸水である!。これもカロリーはゼロ。BCAA飲料は1日分で40Kcal程と大した事はない。これを飲まないとタンパク質が不足するし・・・。
外出時、昼食に1000Kcalを超える牛丼特盛や唐揚げ定食ご飯大盛りを頂いても夜はご飯を抜いている日もあるのでそんな時でも摂取カロリーが2000kcal程度(反対に夕飯も馬鹿食いして摂取カロリーが3000Kcalになる日も・・・)。あとは日中の飢餓時やおやつに梨、桃、バナナ等を、深夜の飢餓時に練り物系をパクリするくらい。おやつに梨や桃はいいぞ。ほとんど水分だからお腹が膨れるし、カロリーもお菓子よりも遥かに少ない。梨も桃もこの1ヶ月で10個ずつくらい食ったかな?。
また9月も暑かったでしょう?。そんな時に救ってくれたのが赤城乳業の「ガツン、とみかん」。みかんの缶詰のアイスキャンディーである。カロリーが多そうに感じるけれどなんと1本48Kcal!。2本食っても100Kcal行かないのだ!。これに上述の梨、桃を組み合わせるとおやつにカロリーの高いお菓子類が激減するんだ。
意外に「これ行ける!」と思ったのが食後のデザートにグラノーラ。豆乳や牛乳を掛けずにそのままパリポリ頂く。甘みと酸味があるのでコーヒーや紅茶にも合う(紅茶の方がマッチするかな)。一般的な茶菓子よりカロリーは少ないし、栄養価も高い。
結論としては当たり前、、、
「口に入るものを制限し、運動してカロリーをより多く消費すれば誰でも体重は減る!。ステッパーでの運動は毎日合計1時間以上踏める時間と自信のある人、余程の馬鹿食いしない限り、確実に体重を落とせる!。ステッパーはダイエットツールとして非常に優秀である」
東急スポーツオアシスのステッパーに興味のある方へ。
再三申し上げている通り、負荷が感じられるのは最初の5分だけ。それを超えるとどんどん踏み応えがなくなり、12分でスッカスカになる。しかしダイエットが目的の方ならそれでも十分。とにかくダイエットに適した心拍数、30~60代前半までなら平均の心拍数を120~130を目安にしときゃ効率良く脂肪が燃える筈だ(これで運動強度は4.5~5.5METs)。
但し、私が購入した負荷調節機能付きステッパーを買う必要は全くない。と言うのも負荷調節機能付きと言っても従来の調節出来ないタイプと同じ負荷でしかないからだ。つまり足腰が弱い方が従来のモデルよりも軽く踏みたいから負荷調節機能を追加したに過ぎない。これを間違えると無駄に6千円支払う事になる。それを事前に知っていれば私も負荷調節のない安いモデルを買っていた。6千円は大きいよ!。
また付属のメーター、汗がポタポタ落ちるとすぐに壊れるしょ~もない代物なので使用する前にラップで包み、防水対策を施す事(私は1ヶ月で2個壊した)。アフターサービスは良い企業のようでメーターが壊れても翌日には新しいメーターを送ってくれるが電話したり宅配便を待ったりと面倒臭いので壊れないに越した事はない。
ダイエットではなく脚力、心肺機能強化が目的の方は残念ながら東急スポーツオアシスのステッパーはお勧めしない。このステッパーでは脚力も心肺機能も強化出来ない、負荷が弱過ぎるからだ。せいぜい今ある脚力、心肺を維持する程度の代物、そう考えて頂いて結構(怪我明けのリハビリで使用するのなら一定の強化は見込めるとは思う)。
また推測でしかないが、同価格帯以下のステッパーはどのメーカーのモデルも似たようなヘナチョコ油圧式シリンダーを使っていると思われ、脚力強化を目的として強い負荷の掛かる商品をと願うのなら数万円レベルのステッパーを買うしかないだろう。

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