2023年05月21日 00:00
大内宿の写真選定が間に合わず、と言うかねえ、文章も写真とセットとなるので写真を選べないと文章も作れない。そこで今回もちょいと対話型AIについて述べちゃう。超~長文になっちまったので半分ぶった切った(要するに切った部分は後日また掲載される)。
それとお断り。ここで言っているAI、人工知能とは一般の我々が気軽に使える対話型AIであるBing、ChatGPT(無料版)、そしてBardの3つ。それ以外の人工知能云々の話ではないのでご注意を!。
それとお断り。ここで言っているAI、人工知能とは一般の我々が気軽に使える対話型AIであるBing、ChatGPT(無料版)、そしてBardの3つ。それ以外の人工知能云々の話ではないのでご注意を!。
先日、歌舞伎界からショッキングなニュースが飛び込んできた。その時、とある記事に「JKT」とあった。なるほどね!。今日はそこから話を進める。
日本芸能界に於けるJKT、Jはジャニーズ、Kは歌舞伎、Tは宝塚、その闇は深い・・・、そんな隠語として使われているみたい。もしくは今後トレンドになりそうな言葉。
その前にちょっとおさらい。
ChatGPTは他のツールなどと連動してくれるプラグインを使ってネット上のデータ(最新も含む)などにアクセスする事が出来る。これによりリアルタイムの検索が可能になったり、「fc2のブログで写真に特化したサイトを教えて」と言った作業が可能になる。クロール機能のあるプラグインを使えばYouTubeでアウトドアに特化した動画の動向も簡単に知る事が出来る(・・・筈)。
ツイッターなどのSNSも検索可能な筈だから芸能人やタレントなら己のエゴサーチをChatGPTにやらせ一線を越えたと破断される投稿を見つけて法的手段に出る、そんな活用もされるだろう。政府などの機関がこの手のものを使えば将来的にはテロリストのやり取りとか、闇サイトのパトロール、サイバーセキュリティ作業も出来る(・・・筈)。
記憶が曖昧でもしかすると嘘を吐いているかもしれないが、すでにハッキング防止でChatGPT(もしくはそれに類似する人工知能)を活かして偽のシステムを作り上げ、さらに相手(これも実は人工知能)に敢えてバックドアを作りやすくさせて相手を突き止めると言った人工知能VS人工知能、そんなSFチックな事がすでに実現していた筈。
ところがこのリアルタイムの検索機能、現時点で無料版のChatGPTでは使えない。「Jはジャニーズ、Kは歌舞伎、Tは宝塚」、こういう最近話題になった言葉の検索はほぼ不可能と考えて良いし、他のツールとの連動も出来ない。つい先日、食べログがプラグインを開発し、ChatGPTから飲食店への予約が可能になったそうだが、これも有料版のChatGPT利用者しか使えない。
そしてBingは最初からChatGPTに検索機能も備えたものだから当然リアルタイムの情報を収集出来る。またBard、中身がなんなのか不明であるが、これも人工知能に加え検索機能を持っているのでBing同様にリアルタイムに強い。と言う事で「JKT」に関してはChatGPT無料版は最新ニュースは検索出来ないので除外し、BardとBingを使っていく。
「JKTは何の略?」
Bard
ジャカルタにある日本のAKB48の姉妹グループ云々・・・
Bing
ジャカルタの略。またジャニーズ事務所、歌舞伎界、宝塚歌劇団を示す隠語云々・・・。
うほほい!。Bingは一発で正解・・・、と言うよりも最新の話題によるJKTをしっかりと示してきた。でもBardで正解を出すには、、、
「最近話題になっているJKTとは?」
としなくちゃならなかった。でもこれで正解してくれるから割と頭は良い。なるほど、BingもBardもしっかりと最新の情報を収集している。Bardは問いそのものが抽象的であるとトレンドよりもベーシックな回答を用意する傾向にあるみたいだ。
有料版のChatGPTはBingと同様にGPT-4を使用しており、恐らくBingと同じように一発で欲しい回答を持ってきたろう。でもBardはまだ発展途上にあるな~。
では次に恒例の野球ネタ。今回は過去ではなく最新の情報を探ってみた。
「5月18日の巨人ヤクルト戦の結果と勝利投手、敗戦投手は?」
Bingは6対3で巨人が勝利したと回答したまでは良かったが勝利投手、敗戦投手に関しては情報がないと言う。再度尋ねても同じ。ではBardは?。Bardは6対3で巨人が勝利した事に加え、簡単な経過も報告してきた。勝利投手も正しい。ところが敗戦投手とセーブ投手がおかしい。正しくはサイ・スニードが敗戦投手、セーブ投手はいない。ところが敗戦投手を高橋奎二としセーブ投手に大勢を挙げてきた。う~む・・・。
ではこんな質問はどうだろう?。
「巨人軍、最新トレード情報は?」
これはBingもBardも正しい情報を回答してきた。巨人の廣岡とオリックスの鈴木との1対1の交換トレードである。Bardは事実だけを簡単に回答していて、Bardは両選手の過去の成績などの簡単な紹介もしてくれている。
ならこんな問いは?。
「現在の巨人軍のチーム防御率は?」
Bingはそんな情報はないと言う。やはりBingは野球ネタはかなり弱い。色々と試したが、半分以上で情報がないと回答される。そこでBardだけで試す。Bardの回答は「4.31」だった。確かに巨人、4点台なんだ。しかし調べてみるとその日の防御率は4.21。恐らく前日、もしくは数日前の情報を回答したんだと思う。そこで「今、現在の防御率は?」と問うとちゃんと正しい数字を導き出してくれた。
対話型AIの場合、人間なら略してもどうにでもなる言葉であっても必ず付け加えないとならない、これは守らないと駄目だろうね。「今、現在の防御率は?」と問わないとならないだから。
でもそこからBardはまたまた前回と同様、創作を始めやがった。
尤もらしいでしょう?。でも大嘘!。この日までの楽天と日本ハムの防御率はそれぞれ3.24、2.94なんだ。要するに巨人だけがとてつもなく投手成績が悪いって事。でもBardは巨人よりも楽天と日本ハムの方が悪いんだぜ!、と言っているのだ。上の文章を見ると正しい情報だろうって信じちゃうでしょう?。ここが落とし穴だよね。5月18日の巨人ヤクルト戦の敗戦投手とセーブ投手の嘘情報と同じく、真実の中にちょこっと嘘を散りばめるのが大得意なBardさん・・・。
Bardは開発段階にあるのでミスは仕方がない。しかし敗戦投手にせよチーム防御率にせよ、これは人工知能云々以前にただの検索機能を使っているだけの筈。なのに誤った情報を回答してくる。幾ら開発段階であったとしてもここに大きな問題が潜んでいる気がする。
そしてBingはGPT-4の機能に加え検索機能も持っているのに関わらず、簡単な情報の検索もすぐに諦めてしまう根性なし。そうなるとマイクロソフトの検索エンジンそのものがお馬鹿さんって事になっちゃう。実際にそうっぽいのだよね。単純にBingで「巨人 防御率」で検索しても出てこないんだ。Googleは当たり前のように一発で巨人も含め他球団の情報までトップに表示してくれる。これではスマホの各キャリア、どこも標準検索エンジンにBingなんぞ使わないよね。
検索はGoogleにお任せ?。まぁそういう事であろうが、上述の通り、検索エンジンそのものが優れている癖にそこに人工知能が加わっただけで嘘情報を流して、歴史を創作しちゃうのがBard。
作り話と言えばそれこそChatGPTがライターの望む通りに考え出したネタにも思えるが、この手の対話型AIでお悩み相談をしている人がいるらしい。将来的には医療機関などの問診に使われるであろうテクノロジーなのでそういうのも「あり」かとは思うが、精神的な悩みを機械に問うって一体・・・。
そこでうちのブログらしく、これから写真を本格的に学ぼうって人に対してどのメーカーのシステムを選ぶべきか?、そんな問いを投げ掛けてみた。質問が抽象的だと回答も抽象的になるので、ここではちょっと書ききれないくらい細かく色々と設定して、「これなら何かしらメーカー、もしくは機種を選んでくるだろう」と目論んで問い掛けてみたが、なんだかんだと最終的には「カメラを選ぶのは個人の好みである」で終わっちゃう。
そこでm4/3だけに絞って言及し、こ~であ~でそんな意向があり、あ~でもないこ~でもない、予算はこれこれで中古だって構わない、むしろ費用対効果を狙って中古が良いかも。そうだ、機種を限定しよう、Olympus(OM Sysmte)からはこれら、Panasonicからはこれら!。ここでもかなりの文量になった。それでも出てきた回答は「どのカメラも優れている。最後は個人の好みである」ってんだからもう・・・。
「けっ!、いい子ぶってんじゃねえよ!」
そこでしょ~がない。
「OM-D E-M1markIIIとLumix G9とであなたならどっちを薦める?」
Bingの回答は次。
まずMakrIIIとしているのにMarkIIとG9を比較しているし、やはりここでも断定はしないのだな。そこで最終手段である。
「手ブレ補正の効果と小型軽量を重視したらどっちを選ぶ?」
ここでようやく私が求めている解とでも言おうか?。
これはこっちが誘導して言わせた回答。だから厳密に調査して貰おうと「海外のレビューサイトを含めてE-M1 MarkIIIとLumix G9、どちらを薦めるとファイナルアンサーして欲しい」
と問うてみた。う~ん・・・。Bingは参照したサイトを4つ表示してくれた。でも海外サイトは1つしか参照していないようで、残りは日本のサイト。これじゃぁ信用出来ねえや。そこでこっちが海外のココとアソコとコレを参照して、そのページを要約しつつ、どっちがお勧め?、と問うたところ、確かにしっかりと要約してくれている。これは結構感心した(英文サイトの要約正解率はかなり高い)。しかし結局は、、、
もしかするとBingはブラックボックスの中に「特定の企業、団体、個人を推奨、非推奨してはならぬ」なんて命令が潜んでいるのかもしれないな。
ではBardはどうだろう?。これまで色々と作業させており、この手の話、期待出来そうなんだよね。するとどうだろう!。最初の問で一発で次の回答を用意してきた。
私の意見と一致しているんだ。新品を買うのなら「OM SysmteOM-D OM-5」、中古なら「Olympus E-M1markIII」である。Bardは中古だとE-M1markIIとGH6を推しているけど、とにかく注目すべき点は「OM-5である!」と断言している点。素晴らしい!。私の意見と一致したからではなく、このように断言してくれる。これこそが対話型AIの真髄ではなかろうか?。個人の好みと言った馬鹿馬鹿しい回答など誰が要求している?。
人工知能が断言する・・・、これは諸刃の剣で、大学だっけか?、どこかのリポートである種の文章を対話型AIを使用して書かせたところ、ものの見事にAIに誘導されて本意でない文章を作り上げる人が出てきたそうだ。しかも本人は誘導されたとは感じておらず、それが自分自身の意見として認識しているそうな。
我々が相談事で悩んだ際、「最終的には個人の好み、あなたが決めなさい」って言われるよりも「こうしなさい!」と背中を押してくれた方が有り難いでしょう?。当然最終的には個人の好みになり、万が一、「BigDaddyが推したOM-5を選んで失敗した!、BigDaddyを恨むぞ!」、と言われてもこっちは知ったこっちゃない。
「俺は助言したまで。選んだのはオマエ!」
人工知能を使う際もこの思考で良いと思うのだな。
あとは万が一、本人が望まない機種を薦めてしまって恨まれた時用に対話型AIを使って謝罪文章を作って於けば良い。Bingはこういう創作は苦手だし、やってくれない時があるのでBardにメールで謝罪するようお願いした。単に謝罪文章だとこちらの非を認める事になるので、謝罪をしつつ非は認めない、買ったのはあんたの意思だろっ!、そんな主旨で書かせている。例によって対話型AIは文章表現が下手糞なのでBardが書いた内容を言葉を少し変えてみたのが下。
とまぁこんな感じ。ミソは3段目のくだり、「貴方の意見を尊重する、貴方は自分の意志で物事を決める事が出来るから信じている」と書いている点かな。
「おまえが決めた事はおまえが大人として正しいと判断したからだろ?、文句言うんじゃねえよ、今後はこっちからは提案なんぞしねえよ!、バカタレ!」
これを見事にオブラートに包んで批判しているのだった。まぁ相手が馬鹿だったらその意図を見抜いてはくれないとは思うが、そんな馬鹿だったら友人として付き合わなければ良いだけのお話。
日本芸能界に於けるJKT、Jはジャニーズ、Kは歌舞伎、Tは宝塚、その闇は深い・・・、そんな隠語として使われているみたい。もしくは今後トレンドになりそうな言葉。
その前にちょっとおさらい。
ChatGPTは他のツールなどと連動してくれるプラグインを使ってネット上のデータ(最新も含む)などにアクセスする事が出来る。これによりリアルタイムの検索が可能になったり、「fc2のブログで写真に特化したサイトを教えて」と言った作業が可能になる。クロール機能のあるプラグインを使えばYouTubeでアウトドアに特化した動画の動向も簡単に知る事が出来る(・・・筈)。
ツイッターなどのSNSも検索可能な筈だから芸能人やタレントなら己のエゴサーチをChatGPTにやらせ一線を越えたと破断される投稿を見つけて法的手段に出る、そんな活用もされるだろう。政府などの機関がこの手のものを使えば将来的にはテロリストのやり取りとか、闇サイトのパトロール、サイバーセキュリティ作業も出来る(・・・筈)。
記憶が曖昧でもしかすると嘘を吐いているかもしれないが、すでにハッキング防止でChatGPT(もしくはそれに類似する人工知能)を活かして偽のシステムを作り上げ、さらに相手(これも実は人工知能)に敢えてバックドアを作りやすくさせて相手を突き止めると言った人工知能VS人工知能、そんなSFチックな事がすでに実現していた筈。
ところがこのリアルタイムの検索機能、現時点で無料版のChatGPTでは使えない。「Jはジャニーズ、Kは歌舞伎、Tは宝塚」、こういう最近話題になった言葉の検索はほぼ不可能と考えて良いし、他のツールとの連動も出来ない。つい先日、食べログがプラグインを開発し、ChatGPTから飲食店への予約が可能になったそうだが、これも有料版のChatGPT利用者しか使えない。
そしてBingは最初からChatGPTに検索機能も備えたものだから当然リアルタイムの情報を収集出来る。またBard、中身がなんなのか不明であるが、これも人工知能に加え検索機能を持っているのでBing同様にリアルタイムに強い。と言う事で「JKT」に関してはChatGPT無料版は最新ニュースは検索出来ないので除外し、BardとBingを使っていく。
「JKTは何の略?」
Bard
ジャカルタにある日本のAKB48の姉妹グループ云々・・・
Bing
ジャカルタの略。またジャニーズ事務所、歌舞伎界、宝塚歌劇団を示す隠語云々・・・。
うほほい!。Bingは一発で正解・・・、と言うよりも最新の話題によるJKTをしっかりと示してきた。でもBardで正解を出すには、、、
「最近話題になっているJKTとは?」
としなくちゃならなかった。でもこれで正解してくれるから割と頭は良い。なるほど、BingもBardもしっかりと最新の情報を収集している。Bardは問いそのものが抽象的であるとトレンドよりもベーシックな回答を用意する傾向にあるみたいだ。
有料版のChatGPTはBingと同様にGPT-4を使用しており、恐らくBingと同じように一発で欲しい回答を持ってきたろう。でもBardはまだ発展途上にあるな~。
では次に恒例の野球ネタ。今回は過去ではなく最新の情報を探ってみた。
「5月18日の巨人ヤクルト戦の結果と勝利投手、敗戦投手は?」
Bingは6対3で巨人が勝利したと回答したまでは良かったが勝利投手、敗戦投手に関しては情報がないと言う。再度尋ねても同じ。ではBardは?。Bardは6対3で巨人が勝利した事に加え、簡単な経過も報告してきた。勝利投手も正しい。ところが敗戦投手とセーブ投手がおかしい。正しくはサイ・スニードが敗戦投手、セーブ投手はいない。ところが敗戦投手を高橋奎二としセーブ投手に大勢を挙げてきた。う~む・・・。
ではこんな質問はどうだろう?。
「巨人軍、最新トレード情報は?」
これはBingもBardも正しい情報を回答してきた。巨人の廣岡とオリックスの鈴木との1対1の交換トレードである。Bardは事実だけを簡単に回答していて、Bardは両選手の過去の成績などの簡単な紹介もしてくれている。
ならこんな問いは?。
「現在の巨人軍のチーム防御率は?」
Bingはそんな情報はないと言う。やはりBingは野球ネタはかなり弱い。色々と試したが、半分以上で情報がないと回答される。そこでBardだけで試す。Bardの回答は「4.31」だった。確かに巨人、4点台なんだ。しかし調べてみるとその日の防御率は4.21。恐らく前日、もしくは数日前の情報を回答したんだと思う。そこで「今、現在の防御率は?」と問うとちゃんと正しい数字を導き出してくれた。
対話型AIの場合、人間なら略してもどうにでもなる言葉であっても必ず付け加えないとならない、これは守らないと駄目だろうね。「今、現在の防御率は?」と問わないとならないだから。
でもそこからBardはまたまた前回と同様、創作を始めやがった。
”
2023年5月18日現在、巨人軍のチーム防御率は4.21です。これは、パ・リーグの楽天イーグルス(4.22)、日本ハムファイターズ(4.23)に次いで、3番目に悪い防御率です。
巨人軍の投手陣は、先発投手が不調で、ローテーションが安定していません。また、中継ぎ陣も崩壊気味で、失点がかさんでいます。そのため、巨人軍のチーム防御率も悪化しています。
巨人軍は、投手陣の強化が急務です。先発投手としてローテーションを守れる投手を獲得し、中継ぎ陣も強化する必要があります。また、守備力の向上も必要です。巨人軍が優勝を争うためには、投打の両面でレベルアップする必要があります。
2023年5月18日現在、巨人軍のチーム防御率は4.21です。これは、パ・リーグの楽天イーグルス(4.22)、日本ハムファイターズ(4.23)に次いで、3番目に悪い防御率です。
巨人軍の投手陣は、先発投手が不調で、ローテーションが安定していません。また、中継ぎ陣も崩壊気味で、失点がかさんでいます。そのため、巨人軍のチーム防御率も悪化しています。
巨人軍は、投手陣の強化が急務です。先発投手としてローテーションを守れる投手を獲得し、中継ぎ陣も強化する必要があります。また、守備力の向上も必要です。巨人軍が優勝を争うためには、投打の両面でレベルアップする必要があります。
”
尤もらしいでしょう?。でも大嘘!。この日までの楽天と日本ハムの防御率はそれぞれ3.24、2.94なんだ。要するに巨人だけがとてつもなく投手成績が悪いって事。でもBardは巨人よりも楽天と日本ハムの方が悪いんだぜ!、と言っているのだ。上の文章を見ると正しい情報だろうって信じちゃうでしょう?。ここが落とし穴だよね。5月18日の巨人ヤクルト戦の敗戦投手とセーブ投手の嘘情報と同じく、真実の中にちょこっと嘘を散りばめるのが大得意なBardさん・・・。
Bardは開発段階にあるのでミスは仕方がない。しかし敗戦投手にせよチーム防御率にせよ、これは人工知能云々以前にただの検索機能を使っているだけの筈。なのに誤った情報を回答してくる。幾ら開発段階であったとしてもここに大きな問題が潜んでいる気がする。
そしてBingはGPT-4の機能に加え検索機能も持っているのに関わらず、簡単な情報の検索もすぐに諦めてしまう根性なし。そうなるとマイクロソフトの検索エンジンそのものがお馬鹿さんって事になっちゃう。実際にそうっぽいのだよね。単純にBingで「巨人 防御率」で検索しても出てこないんだ。Googleは当たり前のように一発で巨人も含め他球団の情報までトップに表示してくれる。これではスマホの各キャリア、どこも標準検索エンジンにBingなんぞ使わないよね。
検索はGoogleにお任せ?。まぁそういう事であろうが、上述の通り、検索エンジンそのものが優れている癖にそこに人工知能が加わっただけで嘘情報を流して、歴史を創作しちゃうのがBard。
作り話と言えばそれこそChatGPTがライターの望む通りに考え出したネタにも思えるが、この手の対話型AIでお悩み相談をしている人がいるらしい。将来的には医療機関などの問診に使われるであろうテクノロジーなのでそういうのも「あり」かとは思うが、精神的な悩みを機械に問うって一体・・・。
そこでうちのブログらしく、これから写真を本格的に学ぼうって人に対してどのメーカーのシステムを選ぶべきか?、そんな問いを投げ掛けてみた。質問が抽象的だと回答も抽象的になるので、ここではちょっと書ききれないくらい細かく色々と設定して、「これなら何かしらメーカー、もしくは機種を選んでくるだろう」と目論んで問い掛けてみたが、なんだかんだと最終的には「カメラを選ぶのは個人の好みである」で終わっちゃう。
そこでm4/3だけに絞って言及し、こ~であ~でそんな意向があり、あ~でもないこ~でもない、予算はこれこれで中古だって構わない、むしろ費用対効果を狙って中古が良いかも。そうだ、機種を限定しよう、Olympus(OM Sysmte)からはこれら、Panasonicからはこれら!。ここでもかなりの文量になった。それでも出てきた回答は「どのカメラも優れている。最後は個人の好みである」ってんだからもう・・・。
「けっ!、いい子ぶってんじゃねえよ!」
そこでしょ~がない。
「OM-D E-M1markIIIとLumix G9とであなたならどっちを薦める?」
Bingの回答は次。
”
Olympus OM-D E-M1 Mark IIとPanasonic Lumix G9は、どちらも優れたマイクロフォーサーズカメラです。どちらを選ぶかは、個人的な好みやニーズによって異なります。
E-M1 Mark IIは、サイズが小さく、ボタン配置が個性的です1。一方、G9は軍艦部に「ステータスLCD」が搭載されており、カメラの設定状態が一目で判るようになっています。
最終的な決定は、個人的な好みやニーズに基づいて行うことができます。実際に両方のカメラを試してみることで、自分にとって最適な選択をすることができるでしょう。
Olympus OM-D E-M1 Mark IIとPanasonic Lumix G9は、どちらも優れたマイクロフォーサーズカメラです。どちらを選ぶかは、個人的な好みやニーズによって異なります。
E-M1 Mark IIは、サイズが小さく、ボタン配置が個性的です1。一方、G9は軍艦部に「ステータスLCD」が搭載されており、カメラの設定状態が一目で判るようになっています。
最終的な決定は、個人的な好みやニーズに基づいて行うことができます。実際に両方のカメラを試してみることで、自分にとって最適な選択をすることができるでしょう。
”
まずMakrIIIとしているのにMarkIIとG9を比較しているし、やはりここでも断定はしないのだな。そこで最終手段である。
「手ブレ補正の効果と小型軽量を重視したらどっちを選ぶ?」
ここでようやく私が求めている解とでも言おうか?。
”
手ブレ補正の効果と小型軽量を重視する場合、Olympus OM-D E-M1 Mark IIがお勧めです。E-M1 Mark IIは、G9よりも一回り小さく、優れた手ブレ補正機能を備えています。
手ブレ補正の効果と小型軽量を重視する場合、Olympus OM-D E-M1 Mark IIがお勧めです。E-M1 Mark IIは、G9よりも一回り小さく、優れた手ブレ補正機能を備えています。
”
これはこっちが誘導して言わせた回答。だから厳密に調査して貰おうと「海外のレビューサイトを含めてE-M1 MarkIIIとLumix G9、どちらを薦めるとファイナルアンサーして欲しい」
と問うてみた。う~ん・・・。Bingは参照したサイトを4つ表示してくれた。でも海外サイトは1つしか参照していないようで、残りは日本のサイト。これじゃぁ信用出来ねえや。そこでこっちが海外のココとアソコとコレを参照して、そのページを要約しつつ、どっちがお勧め?、と問うたところ、確かにしっかりと要約してくれている。これは結構感心した(英文サイトの要約正解率はかなり高い)。しかし結局は、、、
”
最終的には、どちらのカメラが優れているかは、個人的な好みや使用目的によって異なります。両方のカメラを実際に扱ってみることで、自分にとって最適な選択をすることができるでしょう。
最終的には、どちらのカメラが優れているかは、個人的な好みや使用目的によって異なります。両方のカメラを実際に扱ってみることで、自分にとって最適な選択をすることができるでしょう。
”
もしかするとBingはブラックボックスの中に「特定の企業、団体、個人を推奨、非推奨してはならぬ」なんて命令が潜んでいるのかもしれないな。
ではBardはどうだろう?。これまで色々と作業させており、この手の話、期待出来そうなんだよね。するとどうだろう!。最初の問で一発で次の回答を用意してきた。
”
初心者におすすめのm4/3カメラは、OM System OM-5です。
OM System OM-5は、2022年9月に発売されたばかりの最新モデルで、OM Systemのフラッグシップモデルです。高性能な5軸手ぶれ補正や強力なAF、高画質なセンサーなど、初心者にもおすすめの機能が満載です。また、小型軽量で持ち運びがしやすいのもポイントです。
予算が10万円以下の場合は、中古のOM System OM-D E-M1 Mark IIやPanasonic Lumix GH5などもおすすめです。どちらも高性能なカメラで、中古市場でも比較的安価に入手できます。
レンズについては、OM SystemのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-5.6 II R.C.やPanasonic LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 II POWER O.I.S.など、標準ズームレンズがおすすめです。どちらも手頃な価格で、幅広いシーンで使いやすいレンズです。
OM System OM-5とPanasonic Lumix GH6はどちらも高性能なカメラですが、OM System OM-5の方が小型軽量で持ち運びがしやすいです。また、OM System OM-5は静止画に強いカメラで、Panasonic Lumix GH6は動画に強いカメラです。
初心者におすすめのm4/3カメラは、OM System OM-5です。高性能で小型軽量、そして静止画に強いカメラをお探しの方におすすめです。
初心者におすすめのm4/3カメラは、OM System OM-5です。
OM System OM-5は、2022年9月に発売されたばかりの最新モデルで、OM Systemのフラッグシップモデルです。高性能な5軸手ぶれ補正や強力なAF、高画質なセンサーなど、初心者にもおすすめの機能が満載です。また、小型軽量で持ち運びがしやすいのもポイントです。
予算が10万円以下の場合は、中古のOM System OM-D E-M1 Mark IIやPanasonic Lumix GH5などもおすすめです。どちらも高性能なカメラで、中古市場でも比較的安価に入手できます。
レンズについては、OM SystemのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-5.6 II R.C.やPanasonic LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 II POWER O.I.S.など、標準ズームレンズがおすすめです。どちらも手頃な価格で、幅広いシーンで使いやすいレンズです。
OM System OM-5とPanasonic Lumix GH6はどちらも高性能なカメラですが、OM System OM-5の方が小型軽量で持ち運びがしやすいです。また、OM System OM-5は静止画に強いカメラで、Panasonic Lumix GH6は動画に強いカメラです。
初心者におすすめのm4/3カメラは、OM System OM-5です。高性能で小型軽量、そして静止画に強いカメラをお探しの方におすすめです。
”
私の意見と一致しているんだ。新品を買うのなら「OM SysmteOM-D OM-5」、中古なら「Olympus E-M1markIII」である。Bardは中古だとE-M1markIIとGH6を推しているけど、とにかく注目すべき点は「OM-5である!」と断言している点。素晴らしい!。私の意見と一致したからではなく、このように断言してくれる。これこそが対話型AIの真髄ではなかろうか?。個人の好みと言った馬鹿馬鹿しい回答など誰が要求している?。
人工知能が断言する・・・、これは諸刃の剣で、大学だっけか?、どこかのリポートである種の文章を対話型AIを使用して書かせたところ、ものの見事にAIに誘導されて本意でない文章を作り上げる人が出てきたそうだ。しかも本人は誘導されたとは感じておらず、それが自分自身の意見として認識しているそうな。
我々が相談事で悩んだ際、「最終的には個人の好み、あなたが決めなさい」って言われるよりも「こうしなさい!」と背中を押してくれた方が有り難いでしょう?。当然最終的には個人の好みになり、万が一、「BigDaddyが推したOM-5を選んで失敗した!、BigDaddyを恨むぞ!」、と言われてもこっちは知ったこっちゃない。
「俺は助言したまで。選んだのはオマエ!」
人工知能を使う際もこの思考で良いと思うのだな。
あとは万が一、本人が望まない機種を薦めてしまって恨まれた時用に対話型AIを使って謝罪文章を作って於けば良い。Bingはこういう創作は苦手だし、やってくれない時があるのでBardにメールで謝罪するようお願いした。単に謝罪文章だとこちらの非を認める事になるので、謝罪をしつつ非は認めない、買ったのはあんたの意思だろっ!、そんな主旨で書かせている。例によって対話型AIは文章表現が下手糞なのでBardが書いた内容を言葉を少し変えてみたのが下。
先日、カメラの件で貴方が不快な思いをした事ををお詫び申し上げます。私の発言により、迷わせ、傷つけてしまった事を厳粛に受け止めています。
私は貴方にいくつかの提案をしただけでしたが、それが押し付けがましく感じられてしまったのであれば、お詫び致します。
今後は貴方の意見を尊重致します。貴方は自分の意思で物事を決められる大人ですし、私はあなたを信じています。
この件は、我々の友情に悪影響を及ぼさない事を願っています。私は貴方を大切な友人だと思っています。
私は貴方にいくつかの提案をしただけでしたが、それが押し付けがましく感じられてしまったのであれば、お詫び致します。
今後は貴方の意見を尊重致します。貴方は自分の意思で物事を決められる大人ですし、私はあなたを信じています。
この件は、我々の友情に悪影響を及ぼさない事を願っています。私は貴方を大切な友人だと思っています。
とまぁこんな感じ。ミソは3段目のくだり、「貴方の意見を尊重する、貴方は自分の意志で物事を決める事が出来るから信じている」と書いている点かな。
「おまえが決めた事はおまえが大人として正しいと判断したからだろ?、文句言うんじゃねえよ、今後はこっちからは提案なんぞしねえよ!、バカタレ!」
これを見事にオブラートに包んで批判しているのだった。まぁ相手が馬鹿だったらその意図を見抜いてはくれないとは思うが、そんな馬鹿だったら友人として付き合わなければ良いだけのお話。

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