2018年02月14日 00:00
Lumix GX7, G25mmF1.7
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本記事のタイトル、非常に判り辛いが、「下のインタビュー後編に対してあーだこーだ言う、それの後編」である。
インタビュー パナソニック「LUMIX G9 PRO」(後編)
今日も、より一層、己の性格を悪くして突っ込んで行こう!。まぁ無理矢理ネタを捻り出している感が強いのとLumix G9だけの問題でもないので、Panasonicには申し訳ないとは思うが・・・。
本記事のタイトル、非常に判り辛いが、「下のインタビュー後編に対してあーだこーだ言う、それの後編」である。
インタビュー パナソニック「LUMIX G9 PRO」(後編)
今日も、より一層、己の性格を悪くして突っ込んで行こう!。まぁ無理矢理ネタを捻り出している感が強いのとLumix G9だけの問題でもないので、Panasonicには申し訳ないとは思うが・・・。
「どうしてこういう言い方をしちゃったんだろう、ちょっと短絡的過ぎるよね」、重箱の隅をつついても仕方ないものの、今の時代、この手の発言はインターネットに永久に残ってしまうのだから気をつけた方が良いかな?、それがこれだ。
「今回の開発では、"自分たちでも欲しくなるカメラ"、撮影機能だけでなく"普段持ち歩いてカッコいいと思えるカメラ"を目指しました。」
一見、素晴らしい言葉に思える。しかし大いに突っ込める。
「おいおい!、君達開発者はそれ以前のカメラは自分達では欲しいと思わず、普段持ち歩くにはカッコ悪いと思っていたんだな!」
「じゃぁ開発者のAさんは今まで何を使われていた?、えっ、Olympusですか!」
「じゃぁ開発者のBさんは今まで何を使われていた?、えっ、Fujifilmですか!」
「じゃぁ開発者のCさんは今まで何を使われていた?、えっ、Sonyですか!」
「Cさん、Sonyのカメラはデザインが糞ですけどどう思います?、えっ、うちも今まで大して変わらんって?」
「皆さん声を揃えて、GX8はハリボテでしかないし、G8までは安っぽさが恥ずかしかったって?」
もはや漫才の世界である。
同じGシリーズではG7もG8もお値段の割りにはおもちゃにしか見えないちゃっちいボディなのは事実だが、消費者に「今まではカッコいいとは思えなかった」と感じさせるような言葉を開発者が使っちゃおしまいよ。「今までのカメラよりも」とか「今までのカメラにも増して」、そんな文言を付け足すだけで良かったのに。
この手のインタビュー記事なんてどうせ最終的にメーカー側も含めて校正が入るのだろうから、校正中にどうしてここに気付かなかったか!。
しかもである!。もしよ、万が一、原因がデザインでなかったとしてもG9があんまり売れなかったとしよう。消費者が色々と比較検討しOlympusのE-M1markIIを選んでしまった・・・。するとどうなるか?。「Panasonicのデザイン部門は世間から大きくずれた集団」として大いに笑われるんだ。
GX8がまさにそれでしょ!。世間はお弁当箱タイプのデザインのm4/3機に対してあんなに大柄ものは求めてはいなかったんだ。私もそう思う。あの大きさのm4/3機よりもボディ内手振れ補正はないけどFujifilmのX-EシリーズかX-Proシリーズの方が断然魅力的だ。
GX8が大きくなった理由に手振れ補正機構を当時の技術では小さく出来なかったとか動画撮影においての熱対策などと言われてもいるが、いずれにせよ世間はGX8に「ノー」を突きつけた訳だ。
だってGX8って135センサー搭載のLecia Mシリーズとほぼ同じ大きさ。m4/3カメラで有り得ないでしょう。PanasonicってLeicaと仲良しってのもあるのだろうが大きさを含むデザインをLeicaからパクリまくった訳でしょう?。でも世間はこれを「ハリボテ」、「ただの偽物」と見た。
まぁこんなネタを書いている偉そうな私でも世間からずれている部分もある。と言うのもGX8の真反対の全部入りなのに超小型のGM5。これが発表された当時、「おお!、m4/3ならではの大きさ!、これは絶対に売れるに違いない!、GM5、むっちゃ欲しい!」、本ブログで吠えていた。
生産中止になった今でもその気持ちは変わらない。GM5こそm4/3の利点を最大に利用したカメラはないと思っているし、今でも物凄く欲しいカメラ。ぶっちゃけSonyのα7IIよりも欲しい(中古市場では玉数が少ないからなのか非常に高価でいまだに4万前後で流通しているのがネック)。ところがこのGM5が全く売れなかったようで・・・。
結果、GM5は売れるに違いない!、と書いちゃった私は世間では馬鹿者に映る。だからこの手のインタビューにおいて数字で語れない部分、抽象的、主観がものを言う内容に対して発言する際には非常に注意を配る必要がある。
『新たに「生命力・生命美」というキーワードを発し、それに基づく形でG9 PROの画作りをブラッシュアップしました。具体的には、色彩のグラデーションのスムーズさであるとか、立体感のあるトーン、被写体のディテールの描写性などもしっかりと進化させています』
これはCIPA準拠の手振れ補正の数値と同じく、Panasonicだけの話ではない。センサーやカメラ内の画像処理エンジンは唯一頑張っていないのがSonyのノイズリダクションくらいで各社非常に頑張って優れた絵を我々に示してくれていると思う。
ところがメーカーが提供する現像ソフト。これが市川さんちのSilkypixもどきを使っているメーカーが多い。現状、Panasonic、Pentax、Fujifilm、そしてNikonかな?。
上記メーカーさん!、もうSilkypixは止めようよ!。市川さんが各メーカーに対してどんな営業をしているか知る術はないが、もし無償や安価で契約を結んでいるのならばこれこそ安物買いの銭失い、加えて信用も失う。
Silkypixが悪いと言っているのではない。市川さんちの本家Silkypixには落ち度はない。メーカーが各カメラの画像処理エンジンに力を入れているのに再現像をしようと思うとSilkypixの絵が出てくるのが不快なだけだ。
Pentaxを長く使っていたから中身がSilkypixのRicohのDigital Camera Uitilityには散々悩まされた。未だにエクストラシャープネスは搭載されないし、ファインシャープネスは名ばかり(もしかしてSilkypixのピュアディテールでしかないんじゃないか?)。さらにはK-5はダイナミックレンジが物凄く広いカメラなのにそれを全く活かせない。しかも(最近のは問題はないようだが)2年くらい前まではバグだらけ!。
Lumixの場合、SilkypixのDeleloper Studio Ver4がベースなようで、一応フォトスタイルはLumixカメラから出力されるそれを真似てはいるが、Olympusのアートフィルターに対抗したクリエイティブコントロールが一切搭載されていない。これが非常に残念なんだ。残念と言うよりもPanasonicって馬鹿じゃねぇの?、だからOlympusの後塵を拝するんだよ!、と喚きたくなるくらいの片手落ち。
G9がプロ機で、かつ上のように絵作りをブラッシュアップしたと言うのならもう市川さんとは縁を切って自社でしっかりとした画像処理エンジンに従った現像ソフトを作るべきだ。
Fujifilmがようやくそれに気付いたでしょう?。パソコンからでもカメラ内の画像処理エンジンが使えるようなソフトを発表した。他社もこれをやるべきだよ。画像処理エンジンの絵作りが嫌いな人間はどうぞ勝手にLightroomなどの市販のものを使ってくださいで良いんだ。
声を大にして言いたい。
「Silkypixファン以外で誰もSilkypixの絵なんて求めていない!」
そして市川さんも気付くべきだ。あなた達がメーカーの現像ソフトを作れば作る程、多くが不快な思いをするのだから、本家Silkypixの宣伝には丸でならんぞ!。それどころかSilkypixに対して根拠のない嫌悪感を持ってしまう。
私はLightroomの他にOptics Pro、Capture One、さらにはフィルムシミュレーションでLightroom、PhotoshopのプラグインであるExposureやFilmpackまで購入すると言う現像ソフトマニア。そんな人間がSlikypixだけは生涯買わないと決心している。
私はSonyのノイズリダクション処理が大嫌いだし、Olympusの現像ソフトは処理速度の遅さには閉口。だからそれら現像ソフトに満点は決して出せないものの、世間としてはこれで良いと思う。カメラで作れる以外の絵を求めるのならばLightroomでも使ったら?、そんな路線でも誰も文句は言わない。
さて、今回のインタビューの後編を見て3人の技術者が「右手だけで操作が出来るようなった」と言っている。よってこれがG9の売りの1つ。
唯一ボディ前面にあるファンクションレバー(IとIIの入れ替え)だけが左手の操作になるようで、これに関しては「良くやった!」と我々消費者も納得しなくちゃならないものの・・・。
どうして今までそれに気付かなかったんだ?、首を傾げる。Gシリーズは新型が出る毎にボディは大きくなり、またGX8でもm4/3お弁当箱デザインとしては異常な大きさだった。
だからG7とGX8の時点で「右手だけで操作出来るような仕組み」を作れた筈。それをやらなかったって事は開発者にその手の意識が全くなかったと考えてもおかしくはない。そして今回、プロの意見を多く取り入れて初めて「なるほど、右手だけで操作すると簡単なんだな!」と気付いたんでしょう?。
うーん、その程度の思考しかない人間どもがカメラを開発しているなんてとっても情けない。Panasonicにはカメラ、写真が大好きで入社してカメラの開発者になった、なんて人間は皆無なのか?、そう思うのは私だけじゃない筈だ。
これも言葉の使いよう。
「今まではボディの大きさ、形状からどうしても左手を使わざるを得ないデザインになっていたが、今回は使い勝手を全て見直そう、そこからスタートしたから右手だけで操作出来るんだ!」
そう表現すりゃ良かったのにね。この手のインタビューは言葉巧みな営業さんが行うべきなのだろうな。でもそんな営業さんのインタビュー記事を見ても「どうせ口からのでまかせだろう」としか思わない私はやっぱり性格が悪い。
但し!。手持ちのGX7はGシリーズとは異なりボディが小さいので最低限撮影中に操作が必要な機能は右手だけで出来るのも事実!。しかもLumixカメラの背面液晶のタッチセンサーはOlympusのそれよりも反応が良く優れており(Olympusのタッチセンサーは全く使い物にならない)、私自身はGX7の操作性に大きな不満はなかったりする。
そしてGX7が右手だけで操作出来る!、あれっ?、G9ってやっぱり左手使うじゃん!、と思ったのがモードダイヤルだ。どう考えたってモードダイヤルは左手で操作せざるを得ない(またFn3ボタンも絶対に左手しか使えない)。GX7はモードダイヤルが右手側にあるから右手だけで全部操作出来る。
Olympus OM-1もモードダイヤルが右手側に付いている。私は撮影中、結構モードダイヤルを操作する。カスタムモード(ユーザーモード)を多用するからだ。
ずっと以前に本ブログでモードダイヤルなんて頻繁に使わないのだから右手側にあるなんて邪魔だ!、なんて書いていたような気がするが、今現在、右手側にあるべき!、とは思わないもののモードダイヤルが右手側にあるGX7とE-M1の使い勝手は良いと感じている。
となるとG9の操作性って?、おやおやっ?、と思うのは私だけじゃない筈。勿論、ファインダーを覗きながらモードダイヤルの変更なんてまずしないからモードダイヤルが左側にあっても私も含め多くの人は気にしないと思うが、このインタビューで「右手だけで・・・」、それを強調するのはおかしい。
カスタマイズ出来るボタンが大量にあったら各種モード(ユーザーモード含む)の変更はファインダーを覗いている最中にも行いたいタイプ。
実際にうちのE-M1はシャッターボタン手前の録画ボタンに「ここぞ!」と言う時に使う、マイセット3(露出ブラケット用ユーザーモード)を登録している。
これはファインダーを覗きながら「わおっ、これは輝度差が激しいな、空の青さを出したらシャドーが完全に潰れる・・・、じゃぁ露出ブラケットで後でHDR合成しちゃおう!」ってのが1日に何度かあるからだ。
またファインダーを覗きながら瞬時に絞り優先からマニュアル露出に変えられたら最高だと思う。これは手振れ補正との関係で多くのカメラは絞り優先だとシャッタースピードを限界まで下げられない。絞り優先でシャッタースピードを確認するのはファインダーを覗いてた時。
絞り優先だと「なんだよ!、1/4秒でもぶれる筈ないのに1/15秒かよ!」、そんなのが往々にしてある。その際にボタンを押すだけでマニュアル露出になってくれたら最高だ。
操作マニュアルを見ていないので何とも言えないが、G9はそういうモードの変更とか、その他、フォトスタイル、各種ブラケット、フォーカス合成とかの機能をファインダーを見ながら右手だけで操作出来るのだろうか?。
「今回の開発では、"自分たちでも欲しくなるカメラ"、撮影機能だけでなく"普段持ち歩いてカッコいいと思えるカメラ"を目指しました。」
一見、素晴らしい言葉に思える。しかし大いに突っ込める。
「おいおい!、君達開発者はそれ以前のカメラは自分達では欲しいと思わず、普段持ち歩くにはカッコ悪いと思っていたんだな!」
「じゃぁ開発者のAさんは今まで何を使われていた?、えっ、Olympusですか!」
「じゃぁ開発者のBさんは今まで何を使われていた?、えっ、Fujifilmですか!」
「じゃぁ開発者のCさんは今まで何を使われていた?、えっ、Sonyですか!」
「Cさん、Sonyのカメラはデザインが糞ですけどどう思います?、えっ、うちも今まで大して変わらんって?」
「皆さん声を揃えて、GX8はハリボテでしかないし、G8までは安っぽさが恥ずかしかったって?」
もはや漫才の世界である。
同じGシリーズではG7もG8もお値段の割りにはおもちゃにしか見えないちゃっちいボディなのは事実だが、消費者に「今まではカッコいいとは思えなかった」と感じさせるような言葉を開発者が使っちゃおしまいよ。「今までのカメラよりも」とか「今までのカメラにも増して」、そんな文言を付け足すだけで良かったのに。
この手のインタビュー記事なんてどうせ最終的にメーカー側も含めて校正が入るのだろうから、校正中にどうしてここに気付かなかったか!。
しかもである!。もしよ、万が一、原因がデザインでなかったとしてもG9があんまり売れなかったとしよう。消費者が色々と比較検討しOlympusのE-M1markIIを選んでしまった・・・。するとどうなるか?。「Panasonicのデザイン部門は世間から大きくずれた集団」として大いに笑われるんだ。
GX8がまさにそれでしょ!。世間はお弁当箱タイプのデザインのm4/3機に対してあんなに大柄ものは求めてはいなかったんだ。私もそう思う。あの大きさのm4/3機よりもボディ内手振れ補正はないけどFujifilmのX-EシリーズかX-Proシリーズの方が断然魅力的だ。
GX8が大きくなった理由に手振れ補正機構を当時の技術では小さく出来なかったとか動画撮影においての熱対策などと言われてもいるが、いずれにせよ世間はGX8に「ノー」を突きつけた訳だ。
だってGX8って135センサー搭載のLecia Mシリーズとほぼ同じ大きさ。m4/3カメラで有り得ないでしょう。PanasonicってLeicaと仲良しってのもあるのだろうが大きさを含むデザインをLeicaからパクリまくった訳でしょう?。でも世間はこれを「ハリボテ」、「ただの偽物」と見た。
まぁこんなネタを書いている偉そうな私でも世間からずれている部分もある。と言うのもGX8の真反対の全部入りなのに超小型のGM5。これが発表された当時、「おお!、m4/3ならではの大きさ!、これは絶対に売れるに違いない!、GM5、むっちゃ欲しい!」、本ブログで吠えていた。
生産中止になった今でもその気持ちは変わらない。GM5こそm4/3の利点を最大に利用したカメラはないと思っているし、今でも物凄く欲しいカメラ。ぶっちゃけSonyのα7IIよりも欲しい(中古市場では玉数が少ないからなのか非常に高価でいまだに4万前後で流通しているのがネック)。ところがこのGM5が全く売れなかったようで・・・。
結果、GM5は売れるに違いない!、と書いちゃった私は世間では馬鹿者に映る。だからこの手のインタビューにおいて数字で語れない部分、抽象的、主観がものを言う内容に対して発言する際には非常に注意を配る必要がある。
GM5はPansonicの強気の価格設定が悪かったんだと思う。
基本スペックはGX7に遥かに劣るし、消費者は良い、悪いは別にして小さい、小型のカメラ=安い、そんな図式でしかものを見ない。
もうちょっと流通価格を考えるべきだった。安かったら馬鹿売れしたんじゃなかろうか?。確か最後の最後まで4万円を切らなかったんじゃないかなぁ。
あのカメラ、サンキュッパが売れ線価格だったと思う。まぁサンキュッパで売ったら赤が出ちゃうのかな・・・。
続いての突っ込みどころは・・・。基本スペックはGX7に遥かに劣るし、消費者は良い、悪いは別にして小さい、小型のカメラ=安い、そんな図式でしかものを見ない。
もうちょっと流通価格を考えるべきだった。安かったら馬鹿売れしたんじゃなかろうか?。確か最後の最後まで4万円を切らなかったんじゃないかなぁ。
あのカメラ、サンキュッパが売れ線価格だったと思う。まぁサンキュッパで売ったら赤が出ちゃうのかな・・・。
『新たに「生命力・生命美」というキーワードを発し、それに基づく形でG9 PROの画作りをブラッシュアップしました。具体的には、色彩のグラデーションのスムーズさであるとか、立体感のあるトーン、被写体のディテールの描写性などもしっかりと進化させています』
これはCIPA準拠の手振れ補正の数値と同じく、Panasonicだけの話ではない。センサーやカメラ内の画像処理エンジンは唯一頑張っていないのがSonyのノイズリダクションくらいで各社非常に頑張って優れた絵を我々に示してくれていると思う。
ところがメーカーが提供する現像ソフト。これが市川さんちのSilkypixもどきを使っているメーカーが多い。現状、Panasonic、Pentax、Fujifilm、そしてNikonかな?。
上記メーカーさん!、もうSilkypixは止めようよ!。市川さんが各メーカーに対してどんな営業をしているか知る術はないが、もし無償や安価で契約を結んでいるのならばこれこそ安物買いの銭失い、加えて信用も失う。
Silkypixが悪いと言っているのではない。市川さんちの本家Silkypixには落ち度はない。メーカーが各カメラの画像処理エンジンに力を入れているのに再現像をしようと思うとSilkypixの絵が出てくるのが不快なだけだ。
Pentaxを長く使っていたから中身がSilkypixのRicohのDigital Camera Uitilityには散々悩まされた。未だにエクストラシャープネスは搭載されないし、ファインシャープネスは名ばかり(もしかしてSilkypixのピュアディテールでしかないんじゃないか?)。さらにはK-5はダイナミックレンジが物凄く広いカメラなのにそれを全く活かせない。しかも(最近のは問題はないようだが)2年くらい前まではバグだらけ!。
Lumixの場合、SilkypixのDeleloper Studio Ver4がベースなようで、一応フォトスタイルはLumixカメラから出力されるそれを真似てはいるが、Olympusのアートフィルターに対抗したクリエイティブコントロールが一切搭載されていない。これが非常に残念なんだ。残念と言うよりもPanasonicって馬鹿じゃねぇの?、だからOlympusの後塵を拝するんだよ!、と喚きたくなるくらいの片手落ち。
G9がプロ機で、かつ上のように絵作りをブラッシュアップしたと言うのならもう市川さんとは縁を切って自社でしっかりとした画像処理エンジンに従った現像ソフトを作るべきだ。
Fujifilmがようやくそれに気付いたでしょう?。パソコンからでもカメラ内の画像処理エンジンが使えるようなソフトを発表した。他社もこれをやるべきだよ。画像処理エンジンの絵作りが嫌いな人間はどうぞ勝手にLightroomなどの市販のものを使ってくださいで良いんだ。
声を大にして言いたい。
「Silkypixファン以外で誰もSilkypixの絵なんて求めていない!」
そして市川さんも気付くべきだ。あなた達がメーカーの現像ソフトを作れば作る程、多くが不快な思いをするのだから、本家Silkypixの宣伝には丸でならんぞ!。それどころかSilkypixに対して根拠のない嫌悪感を持ってしまう。
私はLightroomの他にOptics Pro、Capture One、さらにはフィルムシミュレーションでLightroom、PhotoshopのプラグインであるExposureやFilmpackまで購入すると言う現像ソフトマニア。そんな人間がSlikypixだけは生涯買わないと決心している。
さすがにCapture Oneも、Optics Proも、それぞれ次のVer11、Ver12にはアップデートするつもりはない。同じくプラグインのExposure、Filmpackも次のバージョンが出ても更新はしない。
と言うのもLightroomとフリーの現像ソフトであるRawTherapeeで事足りるのが判ったから。特にLightroomからRawTherapeeを呼び出す、これを自作のプラグインモジュールで実現させたので、今は非常に効率の良い作業をしている。
Canon、Sony、Olympus、Sigmaが自社製の現像ソフトを持っているのかな?。SonyとOlympusはカメラ内の画像処理とほぼ同じ絵に仕上がるような現像ソフトだ。恐らくCanonやSigmaも限りなくカメラと同じ結果になるような現像ソフトを提供している筈だ。と言うのもLightroomとフリーの現像ソフトであるRawTherapeeで事足りるのが判ったから。特にLightroomからRawTherapeeを呼び出す、これを自作のプラグインモジュールで実現させたので、今は非常に効率の良い作業をしている。
私はSonyのノイズリダクション処理が大嫌いだし、Olympusの現像ソフトは処理速度の遅さには閉口。だからそれら現像ソフトに満点は決して出せないものの、世間としてはこれで良いと思う。カメラで作れる以外の絵を求めるのならばLightroomでも使ったら?、そんな路線でも誰も文句は言わない。
さて、今回のインタビューの後編を見て3人の技術者が「右手だけで操作が出来るようなった」と言っている。よってこれがG9の売りの1つ。
唯一ボディ前面にあるファンクションレバー(IとIIの入れ替え)だけが左手の操作になるようで、これに関しては「良くやった!」と我々消費者も納得しなくちゃならないものの・・・。
どうして今までそれに気付かなかったんだ?、首を傾げる。Gシリーズは新型が出る毎にボディは大きくなり、またGX8でもm4/3お弁当箱デザインとしては異常な大きさだった。
だからG7とGX8の時点で「右手だけで操作出来るような仕組み」を作れた筈。それをやらなかったって事は開発者にその手の意識が全くなかったと考えてもおかしくはない。そして今回、プロの意見を多く取り入れて初めて「なるほど、右手だけで操作すると簡単なんだな!」と気付いたんでしょう?。
うーん、その程度の思考しかない人間どもがカメラを開発しているなんてとっても情けない。Panasonicにはカメラ、写真が大好きで入社してカメラの開発者になった、なんて人間は皆無なのか?、そう思うのは私だけじゃない筈だ。
これも言葉の使いよう。
「今まではボディの大きさ、形状からどうしても左手を使わざるを得ないデザインになっていたが、今回は使い勝手を全て見直そう、そこからスタートしたから右手だけで操作出来るんだ!」
そう表現すりゃ良かったのにね。この手のインタビューは言葉巧みな営業さんが行うべきなのだろうな。でもそんな営業さんのインタビュー記事を見ても「どうせ口からのでまかせだろう」としか思わない私はやっぱり性格が悪い。
但し!。手持ちのGX7はGシリーズとは異なりボディが小さいので最低限撮影中に操作が必要な機能は右手だけで出来るのも事実!。しかもLumixカメラの背面液晶のタッチセンサーはOlympusのそれよりも反応が良く優れており(Olympusのタッチセンサーは全く使い物にならない)、私自身はGX7の操作性に大きな不満はなかったりする。
そしてGX7が右手だけで操作出来る!、あれっ?、G9ってやっぱり左手使うじゃん!、と思ったのがモードダイヤルだ。どう考えたってモードダイヤルは左手で操作せざるを得ない(またFn3ボタンも絶対に左手しか使えない)。GX7はモードダイヤルが右手側にあるから右手だけで全部操作出来る。
Olympus OM-1もモードダイヤルが右手側に付いている。私は撮影中、結構モードダイヤルを操作する。カスタムモード(ユーザーモード)を多用するからだ。
ずっと以前に本ブログでモードダイヤルなんて頻繁に使わないのだから右手側にあるなんて邪魔だ!、なんて書いていたような気がするが、今現在、右手側にあるべき!、とは思わないもののモードダイヤルが右手側にあるGX7とE-M1の使い勝手は良いと感じている。
となるとG9の操作性って?、おやおやっ?、と思うのは私だけじゃない筈。勿論、ファインダーを覗きながらモードダイヤルの変更なんてまずしないからモードダイヤルが左側にあっても私も含め多くの人は気にしないと思うが、このインタビューで「右手だけで・・・」、それを強調するのはおかしい。
カスタマイズ出来るボタンが大量にあったら各種モード(ユーザーモード含む)の変更はファインダーを覗いている最中にも行いたいタイプ。
実際にうちのE-M1はシャッターボタン手前の録画ボタンに「ここぞ!」と言う時に使う、マイセット3(露出ブラケット用ユーザーモード)を登録している。
これはファインダーを覗きながら「わおっ、これは輝度差が激しいな、空の青さを出したらシャドーが完全に潰れる・・・、じゃぁ露出ブラケットで後でHDR合成しちゃおう!」ってのが1日に何度かあるからだ。
またファインダーを覗きながら瞬時に絞り優先からマニュアル露出に変えられたら最高だと思う。これは手振れ補正との関係で多くのカメラは絞り優先だとシャッタースピードを限界まで下げられない。絞り優先でシャッタースピードを確認するのはファインダーを覗いてた時。
絞り優先だと「なんだよ!、1/4秒でもぶれる筈ないのに1/15秒かよ!」、そんなのが往々にしてある。その際にボタンを押すだけでマニュアル露出になってくれたら最高だ。
操作マニュアルを見ていないので何とも言えないが、G9はそういうモードの変更とか、その他、フォトスタイル、各種ブラケット、フォーカス合成とかの機能をファインダーを見ながら右手だけで操作出来るのだろうか?。
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