LX2000、何台の限定だったか、調べてみると2000年のミレニアムだから2000台と思いきや、1000台だったようですね。2000台も売れないと思ったのか、2000台も作れなかったのか、この辺がペンタックスのせこさ、今も昔も未来も決してナンバーワンになれない企業・・・。
思えばLXと言うカメラ、長生きしましたねぇ。このミレニアムモデルが作られた翌年、21世紀の最初の年に生産中止。発売年が1980年との事で実に21年間もカタログに掲載されていたカメラ。
機能としてはキヤノンNewF-1、ニコンF3とほぼ同等、最高シャッター速度が1/2000秒で、電子制御とマニュアルシャッターのハイブリッドタイプでした。
使い勝手もF3は詳しく知らないものの、NewF-1と同じ、感覚としては単にFDマウントで使えるNewF-1、Kマウントで使えるLX、その程度でしたねぇ~。デザインはNewF-1の方が好きでしたので、NewF-1の方がどうしても多く使っていました。
ただファインダーは私にはLXの方が見易かったですねぇ。NewF-1のスクリーンも優秀でしたが、LXのそれは余程のアホでない限り、ピントを外す事はなかろう、そう思えるスクリーンでしたねぇ(実際には100%外さないなんてあり得ません)。
さて、このミレニアムモデル、何故欲しかったか、「限定モデルだから・・・」、そんな投資目的じゃありません。ボディ塗装がシルバーなんです。金属カメラはシルバーの方が渋いですからねぇ。
勿論、中身は通常モデルのLXと同じですから、限定でシルバーモデルと言うだけで、高価な値段が付いていて、流石に欲しいけど、買うに値するカメラか?、と冷静になると「ノー」なんですよねぇ。
たった今、このカメラの中古流通価格がどれくらいか調べてみると、1件見当たりました。50mmF1.2付きで約27万!。
この世に1000台しかなく、海外にも流出しているでしょうから、希少価値はありましょうが、ここまで高いのはちょっと・・・。誰が買うか!(笑)。
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