2023年11月30日 00:00
ケチケチ星人らしいネタ、アウトドア関連の低価格ブランドについて。2回に分けてタウンユースに加えてなんだったらアウトドアでも使えるぜ!、そんなブランドを紹介しよう。
時に!、少し前、ミレー恒例の最大80パーセントオフセールをやっていた。まぁ「最大で」だから売れ残りで運良くサイズが合ったら糞安く買えるってだけで、おおよそ大きなサイズから無くなっていくのが常で私が買える商品は50~60パーセントオフの中に1つ2つある程度。色々と眺めていたら一着だけ使えそうなのがあったんですな。サイズ表を見ても大丈夫そうだ!。
ところがレビューを見ると69Kgの男性、Lを購入、少し小さめと書いている。78Kgの男性、XLを購入されたようで微妙に小さいと書いている。69Kg、78KgだったらモンベルならそれぞれMとLですよ!。それがミレーではLやXLでも小さいかもって・・・。後者の方は身長も日本人の平均を15センチ以上上回っている体型との事で着丈、袖丈が短くなるのは判るのだが、「もうちょっとゆとりが欲しかった」と書かれている。と言う事は身幅なんだよ。
出ました!、毎度のミレーの嘘数値!。そう!、ミレーはサイトに掲載している寸法を鵜呑みにすると失敗する時がある。大きい小さいって普通は身幅でチェックするでしょう?。所持しているウェアと同サイズだったら着られる筈。でもミレーは普通じゃないから着れないウェアがあるんだ。危ねえ、危ねえ!、また使えねえ糞ウェアを買うところだった!。ミレーは今日まな板に載せるワークマンと同じくらいサイズ感が怪しい。
ミレーのオンラインでトップスにおいてサイズ感で失敗しない買い物をするには・・・。面倒でもカスタマーサービスに電話をし、身幅ではなくウエストと裾幅、これを問おう。どのメーカーでも多くのトップスは体にフィットさせる為、そしてシルエットを美しく見せる為にウエスト辺りまで徐々に身幅は細くなっていくものだが、ミレーのウェアの中にはそれが極端なものがある。身幅の数センチ下から一気に細くなっているタイプが存在するんだ。
そんなこったで本題へ!。
低価格アウトドアブランド、真っ先に思い浮かべるのが数年前からトレンドとなっているワークマンだろう。私個人は好みではない。反面かなりの商品を所有していたりする。
とにかく一番は定番中の定番、「エアロストレッチクライミングパンツ」だろう。色違いを3本も買ってしまった。3年前に2本、そして去年追加で1本手に入れている。うち1本はウエストのゴムがユルユルになっており、耐久性に若干の難があるものの、生地そのものが加水分解している訳でもなく、1900円と言うプライスを考慮したら大満足。
長所はとにかく薄手!。生地の触り心地の問題でもあるが、ノースフェイスのバーブライトパンツよりも薄手に見えるから真夏でも不快さはない(バーブライトパンツの方が乾きは早いみたいだが)。当然寒い時期に穿けば寒く、ウォーキングレベルだと辛い。しかしジョギングウェアとして考えると真冬でマッチする。またストレッチ性能も高く、汗を掻いても膝や太ももが突っ張る事はまずない。
欠点は撥水機能がない事(現行品は不明)であるが、そもそもワークマンの撥水効果ってあってないようなものなのと私個人は室内着+近所への買い物着+ジョギング着でしかなく、なくても良い。勿論、これで山に登ろうと思えば弱くても撥水機能があった方が便利ではあろうが、有名アウトドアブランドでも一般的な撥水機能は1mm以下の雨で30分耐えられるか否か、その程度でしかなく、アウトドアで雨が降ったら素直にレインパンツを穿け!、って事である。よって春夏の山登りに十分使える代物だ。
もうひとつ欠点として挙げたいのがデザインだ。ふくらはぎがサッカー選手並に太いのでそれに合わせたサイズを選ぶと膝上がダボダボになるんだ。シルエットをバーブライトパンツと比較するとエアロストレッチクライミングパンツの糞っぷりが良く判る。だからどうしても室内着+αでしかない。
また中綿の入ったエアロストレッチクライミングパンツ(秋冬向け)があるみたい。私は秋冬用として「エアロストレッチウォームスラックス」を愛用している(こちらは2本所有)。中綿仕様ではなく、中厚手、裏起毛タイプとなっており、これまた室内着+αとして十分に機能してくれている。
但し、欠点として同じく撥水機能がない事とエアロストレッチクライミングパンツよりも全体的にシルエットが細く、特に膝下が妙に細く、テーパードではなくスリムとかスキニーレベル。上述の通り、ふくらはぎがやたらに太いのでワンサイズアップしてもパッツンパッツン。未だに特に洗濯後に穿こうとすると生地が肌に張り付く感触がとっても気持ち悪かったりする(10分もしたら慣れるけど)。しかしその分、膝から上に掛けてのシルエットはエアロストレッチクライミングパンツよりも優れている。まぁワンサイズアップしているからウエストは緩めだが・・・。
次にお勧めしたいのが「ブロックフリーストレッキングハーフジップ」と「ブロックフリーストレッキングクルーネック」の2つ。色違いを2着ずつ所有している。要するにプアマンズパタゴニアR1である。私自身、R1は所持しておらず、比較出来ないにせよ、性能的にR1に劣っていても類似する効果は得られるのは確かで、片や2万円前後、片や980円!。R1を買うお値段で20枚ゲット出来ちゃうリーズナブルさ。
また親指サムホールがあるので手の甲に優しい。アウトドアでは勿論の事、屋内でも効果が高い。どうもエアコンの暖かい風が苦手で、多く着込まない程度まで室温は上げるが、深夜にもなるとパソコンのキーボードをパチパチすると手が冷たい時がある。でも袖が手の甲まで被さってくれるこのウェアがあると意外と乗り切れたりする。
これまで冬季の室内着、トップスはTシャツの上にトレーナー(スウェット、コットン100パーセント)の一択だった。ところが今ではほぼワークマンのこれを着用している。化繊のフリースと合わせるとコットン素材のスウェットだと静電気が半端じゃないのだな。化繊同士だと静電気の発生は少ない。また冬のジョギングなどの屋外で行うトレーニングでも大活躍しているのだった。ハーフジップ、クルーネックと色違いをもう一着ずつ欲しいくらい。
欠点はないと言いたいものの、デザインが駄目。胸ポケット部分で生地と色違いなのでやたらに目立つんだ。遠くから見ると「あれっ?、パタゴニア?」、でも近くで見ると「なんだ!、ワークマンじゃねえか!」、と楽にワークマンバレしてしまう。
これはエアロストレッチクライミングパンツでも同じで見栄っ張りじゃなければ気にならないかな?。私はケチケチ星人でありながら見栄っ張りの気質も備えているので本音を言えばR1を3着欲しい!。でもそんなお金ありません!。清水の舞台から飛び降りたつもりでR1エアジップネックを買ったけど2着目は買えない。
メリノウール系のウェアもお勧めだ。クルーネック、パンツ、タイツと言ったインナーに靴下、ネックゲーター、ビーニー(帽子)などの小物まで一通り揃っている。どれも有名アウトドアメーカーの10分の1~5分の1の価格。うちにはメリノ100パーセントの長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、50/50ポリエステル混の半袖Tシャツをそれぞれ2枚ずつ、そして100パーセントのメリノタイツを1本所有している。長袖とタイツは普段は着用しないが、半袖タイプは結構ヘビーローテーションしているかな?。長袖モデルとタイツは真冬のアウトドア用ベースレイヤーとしてとして問題なく使える(日帰り低山専科な経験において)。
有名アウトドアメーカーとの性能の違い。うん、所持していないから判らない。でも着ていれば暖かいのは確かで、激しく運動して汗掻き星人に変身しない限りは何の不満もない。どのみち有名メーカーもメリノウールウェアも汗掻き星人には不向きなのは同じだし。
また、普段穿かないタイツを除けばそこそこ洗濯をしている。それでも毛玉も付いていないし、生地が伸びたり縮んだりしている感触もない(裏返しにしてネットに入れて洗濯)。耐久性もそこそこあるようだ。特に普段使い用として今年手に入れた化繊混、50/50の半袖Tシャツはネットに入れなくても良いようでガンガン洗濯機で回せるのでかなりお勧めしたい(私は念の為ネットに入れているけど)。数回洗濯すれば特有のチクチクもなくなる。
今後の展開として長袖モデルでも50/50が出てきたら嬉しいし、100パーセントの方はカジュアルなカラーシャツ(襟付きシャツ)と合わせられるようにVネックデザインも欲しい(長袖Vネックは見つけた事があるが、半袖は見た事がない)。カジュアルシャツは上のボタンを1つ、2つ外したり、腕まくりする事も多いでしょう?。となると街着でのインナーは半袖Vネックが便利なんだ。
ウィンドシェルでも良い商品がある。重さ120グラムくらいの「耐久撥水シェルジャケット」だ。モンベルのウィンドブラストパーカーが約170グラムなのでそれよりも薄手に出来ている。冬の風ではなく、春~秋に掛けての風を防ぎたいのなら生地が薄く、お値段も安い耐久撥水シェルジャケットの方が機能する筈。
これのイエローが欲しくて実店舗に出向いたのだが無念!、売り切れ!。仕方なく別の「耐久撥水ベンチレーションウィンドフーディー」なるものを買ったのだが、初志貫徹、来年の発売日まで待った方が良かったとも言える。まぁこのベンチレーションウィンドフーディーは裏地にメッシュが加えられおり、半袖Tシャツを着た際に腕が張り付きにくい点からジョギングなどのトレーニングに適しているので損したとは思っていないけれど・・・。
他にもスポーツ、アウトドアに適したTシャツや手袋など安価で色々と実用的な商品を展開している。食わず嫌いの方、一度は最寄りの実店舗を訪れてみてはいかがだろうか?。ここでは紹介していないアウトドアで十分使えそうな機能性の高いフリースなどを色々と見つけられる筈だ。
しかしお勧め出来ない商品もある。去年だか一昨年だかに大々的にデビューしたのが「イナレム」と言うレインウェア。上下セットで4900円、耐水圧20000mm、透湿度25000g/m2/24hと有名アウトドアメーカーのビギナーモデル程度の性能を実現させている。発売当初はYouTuberやインフルエンサー辺りが褒めちぎっていた。
ところが発売して1年以上が経過してどうかな?。山行では使えないなるレビューも散見するようになった。それを見たり、また私自身、イナレムとは別のR600と言うレインウェアを所持しており、そこからの経験も踏まえ、街着としては優秀だろうと考えている。でも山行となると・・・。
ワークマンマニアなら「日帰り低山専科なら十分だぜ!」と言うかも知れない。しかしレインパンツだけを考えてみても駄作以外のなにものでもない。何せ膝下にファスナーがない為、靴を履いたままレインパンツが穿けず、突然の雨には一切対応出来ない。こんなものはアウトドアは使えない。
レジ袋を靴に被せて穿けばレインパンツが汚れないとブログに書いている人がいた。おまえの足のサイズが20センチか?。ごつい本格的なトレッキングシューズや登山靴を履いたまま裾ファスナーのないレインパンツを穿ける訳がない!。これはR600の時代からユーザーから改善せよと突っつかれており、それを未だに改善しないワークマン。本ブログでワークマンはアウトドアメーカーではないと常に言い続けているのはこういう部分にある。
スーパーへ買い物に出ようとしたら雨が降ってきた。それなら自宅で靴を履く前にレインパンツに足を通せば良い。だから街着レベルでしないんだ。山行中雨が降ってきた。運良く屋根のある東屋を発見、靴を脱いでレインパンツを穿きましょう!、そんな幸運ある訳ねえ!。実際には泥だらけになった登山道で中腰姿勢で無理矢理レインパンツを穿こうとしているイナレムユーザーを我々は見る事になる。
スペックの数字だけを見ていると馬鹿を見るんだ。ジャケットの方も幾つかのアウトドア関連のレビューを見る限り、フードが使い物にならないと言う意見などアウトドアで使用するには辛そうな意見があった。
この商品は今後に期待かな?。もしレインパンツに裾ファスナーが付いたら、レインパンツ目当てで上下セットを買っても良いくらい。何しろストレッチ素材だからゴアテックスなどのストレッチしないモデルよりもスマートに見えたりするんだ。つまりストレッチするから一般的なレインウェアよりも少し細身に出来ている。オーバーパンツを穿くとどうしてもダブついて見えるが、細身のストレッチ系のオーバーパンツはシルエットが綺麗なのだな。細身だと足上げが大変そうだが、少なくともR600のレインパンツではそういう事はなかった。イナレムがR600と同じデザインで同じストレッチ量なら問題はない筈。
なんだかんだと登山三種の神器、「レインウェア」、「靴」、「リュック」は有名ブランドに拘るべき!。先日も述べたが、登山中に死んじゃった時、、、
「嗚呼、ワークマンを身に付けていたから死んだんだな。有名ブランドだったら死ななかったかも知れない」
死んでからそんな後悔したくないでしょう?。有名ブランドを着ていても死ぬのだったらそれは行程表に誤りがあったり、運が悪かった、つまり己の知識や経験がなかっただけ。これは仕方ない。悔やむにしてもこの世に未練は残らないだろう。でもワークマンだったら自分がケチだから死ぬんだ。死亡理由は低体温症じゃないんだよ。「ケチだから!」でしかないんだ。そこに地縛霊として残っちゃうでしょう。人からも、、、
「あいつケチって全身ワークマンだったから死んだんだぜ」
と揶揄される。
街着や観光旅行オンリーなら何を買ったって良い。ワークマンだろうがユニクロだろうがGUだろうが・・・。でもアウトドア兼ともなるとネットで評判でも買うべきでない商品がワークマン、ユニクロ、GUにはある。それを見極めないと安物買いの銭失い。だから発売と同時に買っちゃならない。発売直後はワークマンのアンバサダーと金儲けしか考えていないYouTuberやインフルエンサーらがこぞって商品を褒め称えるから、中には嘘が混じっている場合が多い。
そもそも流行りでワークマンを買うなんてお馬鹿さんの思考。何のステータスもないのだから・・・。考えてみなさいよ。YouTuberとかインフルエンサーが褒めたウェアやギアを年中使用していると思う?。登山系YouTuberなんて大多数が商品をそれなりに紹介しておしまい。それを着て頻繁に山行している人なんて皆無である。ワークマン女子っぽい子だって普段はマムート着ていたりするでしょう?。奴らは視聴回数を増やして、金を稼ぐ為には何でもやる!、そう思っていた方が安全だ。
最後に。
ワークマンで注意しなくちゃならないのがサイズ感だ。私はモンベルとノースフェイスでXLの人。そんな人間だとエアロストレッチクライミングパンツは3Lなんだ。ところがエアロストレッチウォームスラックスは上述の通り、よりスリムタイプだから4Lじゃないと足が入らない(その分、ウエストはベルトをしないとずれちまう)。しかもブロックフリーストレッキングハーフジップとブロックフリーストレッキングクルーネックはXLだし、メリノウールシャツはXLでドンピシャリだが、下着として考えるとより体にフィットするLがマッチする。その癖、スポーツ、速乾系TシャツはXLでも肩が窮屈過ぎて3Lじゃないと着られない。
冒頭の通り、有名メーカーでもサイズ感がいい加減なところもあるが、ワークマンは大きかったり小さかったり丁度良かったりといい加減を通り越している。ネットで買わない方が良いメーカーだ。実店舗で試着するべし!。
次回はワークマン以外の低価格ブランドを幾つか紹介したい。この手のウェアに興味ある方は是非とも次回もお見逃しなく!。
ところがレビューを見ると69Kgの男性、Lを購入、少し小さめと書いている。78Kgの男性、XLを購入されたようで微妙に小さいと書いている。69Kg、78KgだったらモンベルならそれぞれMとLですよ!。それがミレーではLやXLでも小さいかもって・・・。後者の方は身長も日本人の平均を15センチ以上上回っている体型との事で着丈、袖丈が短くなるのは判るのだが、「もうちょっとゆとりが欲しかった」と書かれている。と言う事は身幅なんだよ。
出ました!、毎度のミレーの嘘数値!。そう!、ミレーはサイトに掲載している寸法を鵜呑みにすると失敗する時がある。大きい小さいって普通は身幅でチェックするでしょう?。所持しているウェアと同サイズだったら着られる筈。でもミレーは普通じゃないから着れないウェアがあるんだ。危ねえ、危ねえ!、また使えねえ糞ウェアを買うところだった!。ミレーは今日まな板に載せるワークマンと同じくらいサイズ感が怪しい。
ミレーのオンラインでトップスにおいてサイズ感で失敗しない買い物をするには・・・。面倒でもカスタマーサービスに電話をし、身幅ではなくウエストと裾幅、これを問おう。どのメーカーでも多くのトップスは体にフィットさせる為、そしてシルエットを美しく見せる為にウエスト辺りまで徐々に身幅は細くなっていくものだが、ミレーのウェアの中にはそれが極端なものがある。身幅の数センチ下から一気に細くなっているタイプが存在するんだ。
そんなこったで本題へ!。
低価格アウトドアブランド、真っ先に思い浮かべるのが数年前からトレンドとなっているワークマンだろう。私個人は好みではない。反面かなりの商品を所有していたりする。
とにかく一番は定番中の定番、「エアロストレッチクライミングパンツ」だろう。色違いを3本も買ってしまった。3年前に2本、そして去年追加で1本手に入れている。うち1本はウエストのゴムがユルユルになっており、耐久性に若干の難があるものの、生地そのものが加水分解している訳でもなく、1900円と言うプライスを考慮したら大満足。
長所はとにかく薄手!。生地の触り心地の問題でもあるが、ノースフェイスのバーブライトパンツよりも薄手に見えるから真夏でも不快さはない(バーブライトパンツの方が乾きは早いみたいだが)。当然寒い時期に穿けば寒く、ウォーキングレベルだと辛い。しかしジョギングウェアとして考えると真冬でマッチする。またストレッチ性能も高く、汗を掻いても膝や太ももが突っ張る事はまずない。
欠点は撥水機能がない事(現行品は不明)であるが、そもそもワークマンの撥水効果ってあってないようなものなのと私個人は室内着+近所への買い物着+ジョギング着でしかなく、なくても良い。勿論、これで山に登ろうと思えば弱くても撥水機能があった方が便利ではあろうが、有名アウトドアブランドでも一般的な撥水機能は1mm以下の雨で30分耐えられるか否か、その程度でしかなく、アウトドアで雨が降ったら素直にレインパンツを穿け!、って事である。よって春夏の山登りに十分使える代物だ。
もうひとつ欠点として挙げたいのがデザインだ。ふくらはぎがサッカー選手並に太いのでそれに合わせたサイズを選ぶと膝上がダボダボになるんだ。シルエットをバーブライトパンツと比較するとエアロストレッチクライミングパンツの糞っぷりが良く判る。だからどうしても室内着+αでしかない。
また中綿の入ったエアロストレッチクライミングパンツ(秋冬向け)があるみたい。私は秋冬用として「エアロストレッチウォームスラックス」を愛用している(こちらは2本所有)。中綿仕様ではなく、中厚手、裏起毛タイプとなっており、これまた室内着+αとして十分に機能してくれている。
但し、欠点として同じく撥水機能がない事とエアロストレッチクライミングパンツよりも全体的にシルエットが細く、特に膝下が妙に細く、テーパードではなくスリムとかスキニーレベル。上述の通り、ふくらはぎがやたらに太いのでワンサイズアップしてもパッツンパッツン。未だに特に洗濯後に穿こうとすると生地が肌に張り付く感触がとっても気持ち悪かったりする(10分もしたら慣れるけど)。しかしその分、膝から上に掛けてのシルエットはエアロストレッチクライミングパンツよりも優れている。まぁワンサイズアップしているからウエストは緩めだが・・・。
次にお勧めしたいのが「ブロックフリーストレッキングハーフジップ」と「ブロックフリーストレッキングクルーネック」の2つ。色違いを2着ずつ所有している。要するにプアマンズパタゴニアR1である。私自身、R1は所持しておらず、比較出来ないにせよ、性能的にR1に劣っていても類似する効果は得られるのは確かで、片や2万円前後、片や980円!。R1を買うお値段で20枚ゲット出来ちゃうリーズナブルさ。
また親指サムホールがあるので手の甲に優しい。アウトドアでは勿論の事、屋内でも効果が高い。どうもエアコンの暖かい風が苦手で、多く着込まない程度まで室温は上げるが、深夜にもなるとパソコンのキーボードをパチパチすると手が冷たい時がある。でも袖が手の甲まで被さってくれるこのウェアがあると意外と乗り切れたりする。
これまで冬季の室内着、トップスはTシャツの上にトレーナー(スウェット、コットン100パーセント)の一択だった。ところが今ではほぼワークマンのこれを着用している。化繊のフリースと合わせるとコットン素材のスウェットだと静電気が半端じゃないのだな。化繊同士だと静電気の発生は少ない。また冬のジョギングなどの屋外で行うトレーニングでも大活躍しているのだった。ハーフジップ、クルーネックと色違いをもう一着ずつ欲しいくらい。
欠点はないと言いたいものの、デザインが駄目。胸ポケット部分で生地と色違いなのでやたらに目立つんだ。遠くから見ると「あれっ?、パタゴニア?」、でも近くで見ると「なんだ!、ワークマンじゃねえか!」、と楽にワークマンバレしてしまう。
これはエアロストレッチクライミングパンツでも同じで見栄っ張りじゃなければ気にならないかな?。私はケチケチ星人でありながら見栄っ張りの気質も備えているので本音を言えばR1を3着欲しい!。でもそんなお金ありません!。清水の舞台から飛び降りたつもりでR1エアジップネックを買ったけど2着目は買えない。
メリノウール系のウェアもお勧めだ。クルーネック、パンツ、タイツと言ったインナーに靴下、ネックゲーター、ビーニー(帽子)などの小物まで一通り揃っている。どれも有名アウトドアメーカーの10分の1~5分の1の価格。うちにはメリノ100パーセントの長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、50/50ポリエステル混の半袖Tシャツをそれぞれ2枚ずつ、そして100パーセントのメリノタイツを1本所有している。長袖とタイツは普段は着用しないが、半袖タイプは結構ヘビーローテーションしているかな?。長袖モデルとタイツは真冬のアウトドア用ベースレイヤーとしてとして問題なく使える(日帰り低山専科な経験において)。
有名アウトドアメーカーとの性能の違い。うん、所持していないから判らない。でも着ていれば暖かいのは確かで、激しく運動して汗掻き星人に変身しない限りは何の不満もない。どのみち有名メーカーもメリノウールウェアも汗掻き星人には不向きなのは同じだし。
また、普段穿かないタイツを除けばそこそこ洗濯をしている。それでも毛玉も付いていないし、生地が伸びたり縮んだりしている感触もない(裏返しにしてネットに入れて洗濯)。耐久性もそこそこあるようだ。特に普段使い用として今年手に入れた化繊混、50/50の半袖Tシャツはネットに入れなくても良いようでガンガン洗濯機で回せるのでかなりお勧めしたい(私は念の為ネットに入れているけど)。数回洗濯すれば特有のチクチクもなくなる。
今後の展開として長袖モデルでも50/50が出てきたら嬉しいし、100パーセントの方はカジュアルなカラーシャツ(襟付きシャツ)と合わせられるようにVネックデザインも欲しい(長袖Vネックは見つけた事があるが、半袖は見た事がない)。カジュアルシャツは上のボタンを1つ、2つ外したり、腕まくりする事も多いでしょう?。となると街着でのインナーは半袖Vネックが便利なんだ。
ウィンドシェルでも良い商品がある。重さ120グラムくらいの「耐久撥水シェルジャケット」だ。モンベルのウィンドブラストパーカーが約170グラムなのでそれよりも薄手に出来ている。冬の風ではなく、春~秋に掛けての風を防ぎたいのなら生地が薄く、お値段も安い耐久撥水シェルジャケットの方が機能する筈。
これのイエローが欲しくて実店舗に出向いたのだが無念!、売り切れ!。仕方なく別の「耐久撥水ベンチレーションウィンドフーディー」なるものを買ったのだが、初志貫徹、来年の発売日まで待った方が良かったとも言える。まぁこのベンチレーションウィンドフーディーは裏地にメッシュが加えられおり、半袖Tシャツを着た際に腕が張り付きにくい点からジョギングなどのトレーニングに適しているので損したとは思っていないけれど・・・。
但し、これを掲載した日での現時点でモンベルのアウトレットで「ウィンドブラストジャケット」、「ウィンドブラストパーカー」がどちらも5千円を切るプライスで販売されている。フルシーズンのウィンドシェルを探している人はこっちを買った方が良いし、「U.L.ストレッチウインドジャケット」、「U.L.ストレッチウインドパーカ」なる商品もアウトレット価格となっていて、ジャケットタイプはまだサイズは豊富、パーカタイプはS、M、Lのみ在庫。風を防ぐのだからパーカの方が適していて、サイズがマッチする人ならワークマンよりもこれをお勧めする。
他にもスポーツ、アウトドアに適したTシャツや手袋など安価で色々と実用的な商品を展開している。食わず嫌いの方、一度は最寄りの実店舗を訪れてみてはいかがだろうか?。ここでは紹介していないアウトドアで十分使えそうな機能性の高いフリースなどを色々と見つけられる筈だ。
しかしお勧め出来ない商品もある。去年だか一昨年だかに大々的にデビューしたのが「イナレム」と言うレインウェア。上下セットで4900円、耐水圧20000mm、透湿度25000g/m2/24hと有名アウトドアメーカーのビギナーモデル程度の性能を実現させている。発売当初はYouTuberやインフルエンサー辺りが褒めちぎっていた。
ところが発売して1年以上が経過してどうかな?。山行では使えないなるレビューも散見するようになった。それを見たり、また私自身、イナレムとは別のR600と言うレインウェアを所持しており、そこからの経験も踏まえ、街着としては優秀だろうと考えている。でも山行となると・・・。
ワークマンマニアなら「日帰り低山専科なら十分だぜ!」と言うかも知れない。しかしレインパンツだけを考えてみても駄作以外のなにものでもない。何せ膝下にファスナーがない為、靴を履いたままレインパンツが穿けず、突然の雨には一切対応出来ない。こんなものはアウトドアは使えない。
レジ袋を靴に被せて穿けばレインパンツが汚れないとブログに書いている人がいた。おまえの足のサイズが20センチか?。ごつい本格的なトレッキングシューズや登山靴を履いたまま裾ファスナーのないレインパンツを穿ける訳がない!。これはR600の時代からユーザーから改善せよと突っつかれており、それを未だに改善しないワークマン。本ブログでワークマンはアウトドアメーカーではないと常に言い続けているのはこういう部分にある。
スーパーへ買い物に出ようとしたら雨が降ってきた。それなら自宅で靴を履く前にレインパンツに足を通せば良い。だから街着レベルでしないんだ。山行中雨が降ってきた。運良く屋根のある東屋を発見、靴を脱いでレインパンツを穿きましょう!、そんな幸運ある訳ねえ!。実際には泥だらけになった登山道で中腰姿勢で無理矢理レインパンツを穿こうとしているイナレムユーザーを我々は見る事になる。
スペックの数字だけを見ていると馬鹿を見るんだ。ジャケットの方も幾つかのアウトドア関連のレビューを見る限り、フードが使い物にならないと言う意見などアウトドアで使用するには辛そうな意見があった。
この商品は今後に期待かな?。もしレインパンツに裾ファスナーが付いたら、レインパンツ目当てで上下セットを買っても良いくらい。何しろストレッチ素材だからゴアテックスなどのストレッチしないモデルよりもスマートに見えたりするんだ。つまりストレッチするから一般的なレインウェアよりも少し細身に出来ている。オーバーパンツを穿くとどうしてもダブついて見えるが、細身のストレッチ系のオーバーパンツはシルエットが綺麗なのだな。細身だと足上げが大変そうだが、少なくともR600のレインパンツではそういう事はなかった。イナレムがR600と同じデザインで同じストレッチ量なら問題はない筈。
なんだかんだと登山三種の神器、「レインウェア」、「靴」、「リュック」は有名ブランドに拘るべき!。先日も述べたが、登山中に死んじゃった時、、、
「嗚呼、ワークマンを身に付けていたから死んだんだな。有名ブランドだったら死ななかったかも知れない」
死んでからそんな後悔したくないでしょう?。有名ブランドを着ていても死ぬのだったらそれは行程表に誤りがあったり、運が悪かった、つまり己の知識や経験がなかっただけ。これは仕方ない。悔やむにしてもこの世に未練は残らないだろう。でもワークマンだったら自分がケチだから死ぬんだ。死亡理由は低体温症じゃないんだよ。「ケチだから!」でしかないんだ。そこに地縛霊として残っちゃうでしょう。人からも、、、
「あいつケチって全身ワークマンだったから死んだんだぜ」
と揶揄される。
街着や観光旅行オンリーなら何を買ったって良い。ワークマンだろうがユニクロだろうがGUだろうが・・・。でもアウトドア兼ともなるとネットで評判でも買うべきでない商品がワークマン、ユニクロ、GUにはある。それを見極めないと安物買いの銭失い。だから発売と同時に買っちゃならない。発売直後はワークマンのアンバサダーと金儲けしか考えていないYouTuberやインフルエンサーらがこぞって商品を褒め称えるから、中には嘘が混じっている場合が多い。
そもそも流行りでワークマンを買うなんてお馬鹿さんの思考。何のステータスもないのだから・・・。考えてみなさいよ。YouTuberとかインフルエンサーが褒めたウェアやギアを年中使用していると思う?。登山系YouTuberなんて大多数が商品をそれなりに紹介しておしまい。それを着て頻繁に山行している人なんて皆無である。ワークマン女子っぽい子だって普段はマムート着ていたりするでしょう?。奴らは視聴回数を増やして、金を稼ぐ為には何でもやる!、そう思っていた方が安全だ。
最後に。
ワークマンで注意しなくちゃならないのがサイズ感だ。私はモンベルとノースフェイスでXLの人。そんな人間だとエアロストレッチクライミングパンツは3Lなんだ。ところがエアロストレッチウォームスラックスは上述の通り、よりスリムタイプだから4Lじゃないと足が入らない(その分、ウエストはベルトをしないとずれちまう)。しかもブロックフリーストレッキングハーフジップとブロックフリーストレッキングクルーネックはXLだし、メリノウールシャツはXLでドンピシャリだが、下着として考えるとより体にフィットするLがマッチする。その癖、スポーツ、速乾系TシャツはXLでも肩が窮屈過ぎて3Lじゃないと着られない。
冒頭の通り、有名メーカーでもサイズ感がいい加減なところもあるが、ワークマンは大きかったり小さかったり丁度良かったりといい加減を通り越している。ネットで買わない方が良いメーカーだ。実店舗で試着するべし!。
次回はワークマン以外の低価格ブランドを幾つか紹介したい。この手のウェアに興味ある方は是非とも次回もお見逃しなく!。

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