2023年01月21日 00:00
主にアウトドアメーカーのレインウェアには外部からの雨、風の侵入させず、かつ内側の湿気を逃す機能がある。それを担うのが一般にメンブレンと呼ばれる生地と言うかフィルムと言うか膜と言うか・・・。今日はこれについてネットで調べた情報を物知り顔の知ったかぶりモードでご紹介したい。
防水透湿メンブレン詳細は次のサイトを参考にすると良いだろう。
構造から知るアウトドア!レインウェアの秘密・防水透湿の「メンブレン」の仕組み
ゴアテックス?メンブレンって何?登山用レインウェアの種類と選び方を解説
レインウェアなのだから雨や雪を通さないのは当たり前として、アウトドアメーカーのレインウェアは内部の湿気を外に排出する透湿性が認められ、ビニール製の雨合羽よりも「蒸れにくい(蒸れないのではない!)」のが特徴で、だからこそ如何に蒸れにくいか?、メンブレンの性能が重要なんだ。
今日、何故今更このネタを書こうかと思ったのか?。それは1月13日の記事にて、「夏でも通気してくれるメンブレンはなんだっけかなぁ、ハーテックスなんちゃらだったかネオシェルだったか・・・」と書いた。それが気になって気になって!。だから調べた!。
レインウェアでの透湿性と通気性、この二つは似て非なるものであり、素人の私には到底語れない。ノースフェイスのフューチャーライトと言うメンブレンは「通気性がある」と表記されている。これの意味するところは・・・。
ゴアテックスなどの従来の素材は外気とウェア内の温度や湿度に違いが生まれて初めて内側の湿気が外側に流れる仕組みのようでそうなると30度を軽くオーバーする夏ともなると外気とウェア内の気温差がなくなってしまい、よって幾ら透湿性が優れていても湿気はそう安々と外に逃げてくれない。
しかしフューチャーライトは気温差関係なしに内側の湿気を外に排出してくれると言われている。だから「通気性がある」と表現しているようだ。その分、外からの雨の侵入に対してはゴアテックスよりは貧弱で、また使われている原材料からゴアテックス(フッ素樹脂)は破れない限り、劣化はしないらしいが、フューチャーライト(ポリウレタン)はものによっては数年で劣化が始まると言われている。勿論、劣化しにくい素材を使っているようだが・・・。
ゴアテックスはフッ素樹脂で作られたナノレベルの穴の空いたプラスチックみたいな固い網戸、フューチャーライトはポリウレタンの繊維が無数に重なりナノレベルの穴の開いた柔らかくて弾力のある網戸、そう考えると判りやすいかもしれない。
そして私が推しているeVentも一般的には通気性がある(温度差関係なく湿気を逃がす)と言われているが、実はそうではないらしいのを今回の調査で初めて知った。
私が探していたサイトが次!。
山と道ラボ【レインウェア編】#3 透湿試験とメンブレンの解説
ここを見るとゴアテックスとeVent、素材レベルではほぼイコールであり、違いはゴアテックスはナノレベルで開いた穴に汚れなどが詰まるのを保護するコーティングがされており、eVentはそのコーティングがない。
ゴアテックスはこのコーティングのせいでせっかく穴が沢山空いているのに塞いでしまっている。だからこのコーティングは親水性であり、一度汗(水分)を吸い上げてからそれが気体化して外に排出されるみたいだ。でもeVentはそのコーティングが省略されているから汗、蒸気はダイレクトにメンブレンに達し、メンブレンそのものは疎水性なのでいち早く外に湿気を出す、どうやらその違いでゴアテックスよりもeVentの方が蒸れにくいとされており、結果的に「通気性が良い」と表現されているみたい。
但し、メンブレンそのものはゴアテックスとほぼ一緒なので巷で言われているような「夏でも湿気が逃げる」とは行かないようだし、コーティングされていないと言われているゴアテックスシェイクドライや極薄メンブレンのゴアテックスウィンドストッパーもコーティングを排除しているかも知れず、そうなるとeVentの有利性はなくなる。
さて、この山と道ラボのレインウェア編を見ていてやっと判った。ひとまず10のネタがあるので#1から読み進めると皆さんも防水透湿メンブレンに対する知識がプロ並になる!。
山と道ラボ【レインウェア編】
(あくまでも山と道が2019年の時点で考察した通りなら)なんとなく判ったぞ!。ゴアテックスとeVentはフッ素樹脂が素材で他はポリウレタンが素材。そのポリウレタン素材の中で親水性と疎水性があり、疎水性の方が透湿度に関しては性能が良く、それが「パーテックスシールドプロ」と「ポーラテックネオシェル」である。
ノースフェイスのフューチャーライトはポリウレタンの疎水性であり、パーテックスシールドプロとポーラテックネオシェルも同じ分類となり、この3種は「透湿性だけでなく通気性がある」と言っても良いのかも知れない。
ただねぇ、解せない部分もある。
山と道ラボ【レインウェア編】#4 独自検査法による透湿性能試験
これの検査結果によると外気に差があるケースではフッ素樹脂素材のeVentが圧倒的勝利をし、それに次いでゴアテックスの性能が高い。そして外気温に差がない場合(夏を想定)、ポリウレタン系の素材が強い。しかし反対にそのポリウレタン系は外気温に差がある場合、ほとんど機能していないものもある。
となると同じポリウレタン素材のフューチャーライトも夏は通気しても外気に差がある他のスリーシーズンでは通気するとは言い難いのでは?。
勿論、フューチャーライトが評判通りならノースフェイスが研究に研究を重ねて夏でも冬でも通気しちゃうポリウレタン素材のメンブレンを作ったのだろうし、山と道ラボの考察は2019年、そしてフューチャーライトが世に出たのが2019年であるから我々はこの山と道のテスト結果を100パーセント信じてもいけないんだ。
しかも2019年の時点ならミレーのティフォン50000だって商品化されていた。フューチャーライトはテスト出来なかったにせよ、ティフォン50000はテストするべき素材だった筈。なのに何故テストしない?。ここに私はこの連載に「闇」を感じるんだ。ティフォン50000もテストしたのだけどこれまでのテストが無意味だったようなとんでもない結果が出たとか(あくまでも私の妄想)・・・。
そのティフォン、何故か日本のミレーでしか販売されていない。これだけ優秀な防水透湿メンブレンが何故日本だけなのか?。但し、元々ティフォンは「ドライエッジティフォン」と言う名であり、UKやUSAのミレーでは現在でもドライエッジメンブレンは存在し(ゴアテックス以外の防水透湿素材は全てドライエッジみたい)、調べた限り、10000g、20000g、30000g/m2/24hの商品を見つける事が出来た。
でも日本のように50000gの商品は見つけられなかった。ここがおかしいでしょう?。何故日本のミレーだけがティフォンと言う名称で50000gもの透湿度があるのか・・・。大人の事情でもあるのか?。
また防水透湿メンブレンは日進月歩であり、現時点でパーテックスはパーテックスでも「パーテックスシールドエア」なるメンブレンがある。これはフューチャーライトと同じく「通気性がある」と表記されている。しかも面白い事にノースフェイスを販売しているゴールドウィンが商品化している。
ふと思う。山と道ラボではパーテックスDVはeVentとほぼ同じ素材だと考えており、ゴールドウィンとノースフェイスの関係からフューチャーライトとパーテックスシールドエアってこれまたほぼ同じ素材なんじゃなかろうか?。フューチャーライトはゴールドウィンが米国ノースフェイスと共同開発したものだから、ゴールドウィンブランドとノースフェイスブランドとを分ける為に大人の事情(パーテックスの販売権を持っている三井物産も絡んでいる?)でメンブレン名を変更しただけ?、ミレーがドライエッジから独立して日本だけがティフォンと異なる名称を使っているのと同じ、そう考えてもおかしくないでしょう?。
販売経路が異なれば名称も変わる。これはどんな業界でも当たり前だったりする。ほんのちょっと変更するだけ、中身はほぼ同じ・・・。ネット上ではパタゴニアのH2Noの中身はeVentだと疑っていた人がいたし、公式サイトではH2Noはポリウレタン系と書かれているので少なくとも現行のH2NoはeVentとは異なる。しかしH2Noとは過酷なテストに合格した証となる規格名であり素材名やテクノロジー名ではない。H2Noと言う規格をクリアした商品に付加される名称であり、商品毎に異なるメンブレンが使われている可能性がある(過去のパタゴニアの幾つかのレインジャケットはeVentが採用されていたかも知れず・・・)。
一昨年だかに廃番になったらしいパタゴニアのレインシャドージャケット(レディースはまだXXSサイズのみ在庫があるようだ)はストレッチ性がある生地だからゴワゴワ系でビニールみたいな表地のトレントシェルジャケットとは異なるメンブレンが使われている可能性だってあろうし、そのレインシャドージャケットが再販してすぐに廃番になってしまったのはこれまた大人の事情でメンブレンを作っている生地メーカーや取り扱っていた商社らと折り合いが付かなかった?、そこでレインシャドージャケットの代わりに急遽、異なるメンブレンを用意し、グラナイトクレストジャケットを発表したと考えてもおかしくはない(グラナイトクレストジャケットはストレッチ素材ではない)。
またマウンテンハードウェアが開発したDRY-Qなる新たなメンブレンも生まれており、これもストレッチ素材で「通気する」と表記されているのでポリウレタンが素材のメンブレンだろう。またその親会社のコロンビアはアウトドライエクストリームなるメンブレンを開発しており、フューチャーライトとほとんど同じ考えの元に作られているらしいが、何故かコロンビアはレインウェアとしてアウトドライエクストリームを推していない。
通気性があると言われているフューチャーライトに話を戻そう。先に申し上げた通り、これは繊維を1本1本をランダムに重ね合わせたフニャフニャのナノレベルの網戸のようなものであり、その厚さに自由度があるそうな。薄く重ね合わせたものは網戸の穴が多く(もしくは大きく)、透湿度(通気性)は高くなり、よりストレッチする反面、耐水圧の数値は低くなる。反対に厚く重ね合わせたものは網戸の穴が少なくなり(もしくは小さく)、透湿性とストレッチ性は劣るが耐水性がアップするらしい。
最新鋭レインウェアの実力は?「FLドリズルジャケット」と「FLスーパーヘイズジャケット」を比較レビュー
上のレビュー記事を読む限り、スーパーヘイズジャケットが前者で左右のポケットがベンチレーションの役目も果たしているとの事で春夏や低山向き、ドリズルジャケットが後者で秋冬、もしくは高山向けのように感じた。もしスーパーヘイズジャケットが春夏、低山向きならば汗掻き星人としては食指が動く。でもミレーのティフォン50000ストレッチジャケットの方が定評があるからなぁ~。ティフォン50000ウォームストレッチジャケットが割と具合が良いもので、こうなったら春夏用も買うか!?、とも考えているのだった。
構造から知るアウトドア!レインウェアの秘密・防水透湿の「メンブレン」の仕組み
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レインウェアなのだから雨や雪を通さないのは当たり前として、アウトドアメーカーのレインウェアは内部の湿気を外に排出する透湿性が認められ、ビニール製の雨合羽よりも「蒸れにくい(蒸れないのではない!)」のが特徴で、だからこそ如何に蒸れにくいか?、メンブレンの性能が重要なんだ。
今日、何故今更このネタを書こうかと思ったのか?。それは1月13日の記事にて、「夏でも通気してくれるメンブレンはなんだっけかなぁ、ハーテックスなんちゃらだったかネオシェルだったか・・・」と書いた。それが気になって気になって!。だから調べた!。
レインウェアでの透湿性と通気性、この二つは似て非なるものであり、素人の私には到底語れない。ノースフェイスのフューチャーライトと言うメンブレンは「通気性がある」と表記されている。これの意味するところは・・・。
ゴアテックスなどの従来の素材は外気とウェア内の温度や湿度に違いが生まれて初めて内側の湿気が外側に流れる仕組みのようでそうなると30度を軽くオーバーする夏ともなると外気とウェア内の気温差がなくなってしまい、よって幾ら透湿性が優れていても湿気はそう安々と外に逃げてくれない。
しかしフューチャーライトは気温差関係なしに内側の湿気を外に排出してくれると言われている。だから「通気性がある」と表現しているようだ。その分、外からの雨の侵入に対してはゴアテックスよりは貧弱で、また使われている原材料からゴアテックス(フッ素樹脂)は破れない限り、劣化はしないらしいが、フューチャーライト(ポリウレタン)はものによっては数年で劣化が始まると言われている。勿論、劣化しにくい素材を使っているようだが・・・。
ゴアテックスはフッ素樹脂で作られたナノレベルの穴の空いたプラスチックみたいな固い網戸、フューチャーライトはポリウレタンの繊維が無数に重なりナノレベルの穴の開いた柔らかくて弾力のある網戸、そう考えると判りやすいかもしれない。
そして私が推しているeVentも一般的には通気性がある(温度差関係なく湿気を逃がす)と言われているが、実はそうではないらしいのを今回の調査で初めて知った。
私が探していたサイトが次!。
山と道ラボ【レインウェア編】#3 透湿試験とメンブレンの解説
ここを見るとゴアテックスとeVent、素材レベルではほぼイコールであり、違いはゴアテックスはナノレベルで開いた穴に汚れなどが詰まるのを保護するコーティングがされており、eVentはそのコーティングがない。
ゴアテックスはこのコーティングのせいでせっかく穴が沢山空いているのに塞いでしまっている。だからこのコーティングは親水性であり、一度汗(水分)を吸い上げてからそれが気体化して外に排出されるみたいだ。でもeVentはそのコーティングが省略されているから汗、蒸気はダイレクトにメンブレンに達し、メンブレンそのものは疎水性なのでいち早く外に湿気を出す、どうやらその違いでゴアテックスよりもeVentの方が蒸れにくいとされており、結果的に「通気性が良い」と表現されているみたい。
但し、メンブレンそのものはゴアテックスとほぼ一緒なので巷で言われているような「夏でも湿気が逃げる」とは行かないようだし、コーティングされていないと言われているゴアテックスシェイクドライや極薄メンブレンのゴアテックスウィンドストッパーもコーティングを排除しているかも知れず、そうなるとeVentの有利性はなくなる。
さて、この山と道ラボのレインウェア編を見ていてやっと判った。ひとまず10のネタがあるので#1から読み進めると皆さんも防水透湿メンブレンに対する知識がプロ並になる!。
山と道ラボ【レインウェア編】
(あくまでも山と道が2019年の時点で考察した通りなら)なんとなく判ったぞ!。ゴアテックスとeVentはフッ素樹脂が素材で他はポリウレタンが素材。そのポリウレタン素材の中で親水性と疎水性があり、疎水性の方が透湿度に関しては性能が良く、それが「パーテックスシールドプロ」と「ポーラテックネオシェル」である。
ノースフェイスのフューチャーライトはポリウレタンの疎水性であり、パーテックスシールドプロとポーラテックネオシェルも同じ分類となり、この3種は「透湿性だけでなく通気性がある」と言っても良いのかも知れない。
ただねぇ、解せない部分もある。
山と道ラボ【レインウェア編】#4 独自検査法による透湿性能試験
これの検査結果によると外気に差があるケースではフッ素樹脂素材のeVentが圧倒的勝利をし、それに次いでゴアテックスの性能が高い。そして外気温に差がない場合(夏を想定)、ポリウレタン系の素材が強い。しかし反対にそのポリウレタン系は外気温に差がある場合、ほとんど機能していないものもある。
となると同じポリウレタン素材のフューチャーライトも夏は通気しても外気に差がある他のスリーシーズンでは通気するとは言い難いのでは?。
勿論、フューチャーライトが評判通りならノースフェイスが研究に研究を重ねて夏でも冬でも通気しちゃうポリウレタン素材のメンブレンを作ったのだろうし、山と道ラボの考察は2019年、そしてフューチャーライトが世に出たのが2019年であるから我々はこの山と道のテスト結果を100パーセント信じてもいけないんだ。
しかも2019年の時点ならミレーのティフォン50000だって商品化されていた。フューチャーライトはテスト出来なかったにせよ、ティフォン50000はテストするべき素材だった筈。なのに何故テストしない?。ここに私はこの連載に「闇」を感じるんだ。ティフォン50000もテストしたのだけどこれまでのテストが無意味だったようなとんでもない結果が出たとか(あくまでも私の妄想)・・・。
そのティフォン、何故か日本のミレーでしか販売されていない。これだけ優秀な防水透湿メンブレンが何故日本だけなのか?。但し、元々ティフォンは「ドライエッジティフォン」と言う名であり、UKやUSAのミレーでは現在でもドライエッジメンブレンは存在し(ゴアテックス以外の防水透湿素材は全てドライエッジみたい)、調べた限り、10000g、20000g、30000g/m2/24hの商品を見つける事が出来た。
でも日本のように50000gの商品は見つけられなかった。ここがおかしいでしょう?。何故日本のミレーだけがティフォンと言う名称で50000gもの透湿度があるのか・・・。大人の事情でもあるのか?。
また防水透湿メンブレンは日進月歩であり、現時点でパーテックスはパーテックスでも「パーテックスシールドエア」なるメンブレンがある。これはフューチャーライトと同じく「通気性がある」と表記されている。しかも面白い事にノースフェイスを販売しているゴールドウィンが商品化している。
ふと思う。山と道ラボではパーテックスDVはeVentとほぼ同じ素材だと考えており、ゴールドウィンとノースフェイスの関係からフューチャーライトとパーテックスシールドエアってこれまたほぼ同じ素材なんじゃなかろうか?。フューチャーライトはゴールドウィンが米国ノースフェイスと共同開発したものだから、ゴールドウィンブランドとノースフェイスブランドとを分ける為に大人の事情(パーテックスの販売権を持っている三井物産も絡んでいる?)でメンブレン名を変更しただけ?、ミレーがドライエッジから独立して日本だけがティフォンと異なる名称を使っているのと同じ、そう考えてもおかしくないでしょう?。
販売経路が異なれば名称も変わる。これはどんな業界でも当たり前だったりする。ほんのちょっと変更するだけ、中身はほぼ同じ・・・。ネット上ではパタゴニアのH2Noの中身はeVentだと疑っていた人がいたし、公式サイトではH2Noはポリウレタン系と書かれているので少なくとも現行のH2NoはeVentとは異なる。しかしH2Noとは過酷なテストに合格した証となる規格名であり素材名やテクノロジー名ではない。H2Noと言う規格をクリアした商品に付加される名称であり、商品毎に異なるメンブレンが使われている可能性がある(過去のパタゴニアの幾つかのレインジャケットはeVentが採用されていたかも知れず・・・)。
一昨年だかに廃番になったらしいパタゴニアのレインシャドージャケット(レディースはまだXXSサイズのみ在庫があるようだ)はストレッチ性がある生地だからゴワゴワ系でビニールみたいな表地のトレントシェルジャケットとは異なるメンブレンが使われている可能性だってあろうし、そのレインシャドージャケットが再販してすぐに廃番になってしまったのはこれまた大人の事情でメンブレンを作っている生地メーカーや取り扱っていた商社らと折り合いが付かなかった?、そこでレインシャドージャケットの代わりに急遽、異なるメンブレンを用意し、グラナイトクレストジャケットを発表したと考えてもおかしくはない(グラナイトクレストジャケットはストレッチ素材ではない)。
トレントシェルジャケットもレインシャドージャケットもメンブレンはポリウレタン素材なのでメンブレンそのものはストレッチ性がある筈であり、単に表地と裏地でストレッチをしない頑丈な素材を使ったのがトレントシェルジャケット(メンブレンが伸び縮みしてもストレッチしない素材でサンドイッチされているから3層構造全体ではストレッチしない)、ストレッチ素材の生地を利用したのがレインシャドージャケットであるとも考えられるのだが、だったら何故廃番になったのか?。
またマウンテンハードウェアが開発したDRY-Qなる新たなメンブレンも生まれており、これもストレッチ素材で「通気する」と表記されているのでポリウレタンが素材のメンブレンだろう。またその親会社のコロンビアはアウトドライエクストリームなるメンブレンを開発しており、フューチャーライトとほとんど同じ考えの元に作られているらしいが、何故かコロンビアはレインウェアとしてアウトドライエクストリームを推していない。
数年前、コロンビアは大々的にアウトドライエクストリームメンブレンのレインウェアを発表した。気になって色々と調べ、もしかしたらゴアテックスよりも蒸れないかも!、汗掻き星人に救世主が現る!?、そう感じ、コロンビアの直営店やアウトドアショップに足を運んだのだが、商品そのものが売っていない!。
ネットでしか買えないのか?。このウェアは実際に手に取ってチェックしたかった。それで買うのを諦めたのだが、2年後には全商品が廃番になった。どういう事?。まぁ買わなくても正解って事かな。
ゴアテックスシェイクドライと同じくメンブレンが表地になった二層構造モデルだったが、シェイクドライが200グラム以下に抑えた商品展開をしたのにアウトドライエクストリームのジャケットは300グラムだか400グラムだったような記憶がある。また商品の写真が黒いビニール合羽にしか見えず、そんな理由から全く売れなかったのだろうな。もしくは見た目だけでなく何かしらの欠陥を抱えていたのかも知れない。
さらには先程からの大人の事情、もう本格的なウェアはコロンビアから発売するのではなく、マウンテンハードウェアからのみから発売するような取り決めがグループ内で出来て、アウトドドライエクストリームはDRY-Qと名を変えた、もしくはアウトドドライエクストリームを改良し、軽量化に成功したのがマウンテンハードウェアであり、DRY-Qになったとか?、これまたとんでもない妄想である。
ネットでしか買えないのか?。このウェアは実際に手に取ってチェックしたかった。それで買うのを諦めたのだが、2年後には全商品が廃番になった。どういう事?。まぁ買わなくても正解って事かな。
ゴアテックスシェイクドライと同じくメンブレンが表地になった二層構造モデルだったが、シェイクドライが200グラム以下に抑えた商品展開をしたのにアウトドライエクストリームのジャケットは300グラムだか400グラムだったような記憶がある。また商品の写真が黒いビニール合羽にしか見えず、そんな理由から全く売れなかったのだろうな。もしくは見た目だけでなく何かしらの欠陥を抱えていたのかも知れない。
さらには先程からの大人の事情、もう本格的なウェアはコロンビアから発売するのではなく、マウンテンハードウェアからのみから発売するような取り決めがグループ内で出来て、アウトドドライエクストリームはDRY-Qと名を変えた、もしくはアウトドドライエクストリームを改良し、軽量化に成功したのがマウンテンハードウェアであり、DRY-Qになったとか?、これまたとんでもない妄想である。
通気性があると言われているフューチャーライトに話を戻そう。先に申し上げた通り、これは繊維を1本1本をランダムに重ね合わせたフニャフニャのナノレベルの網戸のようなものであり、その厚さに自由度があるそうな。薄く重ね合わせたものは網戸の穴が多く(もしくは大きく)、透湿度(通気性)は高くなり、よりストレッチする反面、耐水圧の数値は低くなる。反対に厚く重ね合わせたものは網戸の穴が少なくなり(もしくは小さく)、透湿性とストレッチ性は劣るが耐水性がアップするらしい。
最新鋭レインウェアの実力は?「FLドリズルジャケット」と「FLスーパーヘイズジャケット」を比較レビュー
上のレビュー記事を読む限り、スーパーヘイズジャケットが前者で左右のポケットがベンチレーションの役目も果たしているとの事で春夏や低山向き、ドリズルジャケットが後者で秋冬、もしくは高山向けのように感じた。もしスーパーヘイズジャケットが春夏、低山向きならば汗掻き星人としては食指が動く。でもミレーのティフォン50000ストレッチジャケットの方が定評があるからなぁ~。ティフォン50000ウォームストレッチジャケットが割と具合が良いもので、こうなったら春夏用も買うか!?、とも考えているのだった。

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