2023年04月21日 00:00
調べたところ当日の日の入りは16時37分。山中とは言え、残照って言うのかな?、だいたい日没+20分くらいは肉眼でも歩けるのは判っている。17時までに下山すればなんとかなる!?。
飯を食って写真を撮って八丁池を後にしたのが14時30分。猶予は2時間半だ。標準コースタイムを見ると我々の足でピッタリ17時に着けるくらいの行程。下りだから疲労は少ないだろうが、それでも貧脚の持ち主だからして写真を撮らなければ17時に水生地下の駐車場に戻れヘッデンは不要かな?、と言う微妙なところ。
だからとにかく急いだ。水生地下から八丁池まで300枚近く写真を撮影し、ほぼ同じ距離なのに下りでは30枚しか撮影していない。その30枚も倒木ばかりでトレッキングの記録写真にもなっていない始末。
今回の八丁池トレッキングは一番ポピュラーなルート、上りでは「上り御幸歩道(多分「ごこうほどう」と読む)」、下りでは「下り御幸歩道」を使っての反時計回り周遊。昭和5年に昭和天皇がこのルートで八丁池を目指したそうでその名が付いている。
天皇が歩いたコース、旧天城トンネルから天城峠までは少々きつい上り道であったが、道もしっかりしているし、その先からは稜線歩きに近いなだらかな道がずっと続いていたので、下りもどこかで急な下り道があるだろうが、大した事はなかろうと思っていた。
確かに稜線沿いの緩やかな下り道がずっと続く。ところが行けども行けどもなだらか過ぎるんだ。2Kmくらい歩いても100メートルくらいしか標高を下げていない。ヤマレコは15分に一度、現在時刻と標高を読み上げてくれる。15時、15時15分15時30分・・・、あと1時間半で日没だ~、でも標高が全く下がっていない!。
何しろ水生地のバス停まで標高差は約600m程。累計では700mを超える筈で、そう考えると15時30分の段階でも残り500mも下る必要がある。とにかく途中、下り八丁池歩道への分岐点くらいまでだらだらと道を下るだけ。時間的にもヤバそうだし、、、
「おいおい!、これってもしかすると最後の最後で膝に優しくないとんでもない急な下り坂が待っているんじゃねえの?」
果たしてその通りだった。その分岐点の手前くらいから急な下り坂が出てきた。しかも、、、
「こんな荒れ果てた道が御幸歩道かよ!」
そう悪態を吐く程に登山道が傷んでおりグチャグチャ!。昭和5年当時は歩きやすかったのだろう。良く考えるとその時からほぼ一世紀が過ぎようとしているんだよね。その間、地元の山岳会などにより定期的に整備されていたろうが、天候による被害がかなりあるみたい。倒木は当然として土砂崩れとまでは行かないまでも大雨などで登山道が沢化しちゃうんじゃなかろうか?。元々は綺麗な丸太を利用した階段だったのが膝下くらいの段差が残っているだけのただただ歩き辛い糞道と化している。
山登りに慣れた方ならそんな道でも屁でもないに違いない。しかし私のようなヘタレ、しかも100年前と言えども天皇が歩かれた道だと思って下ってきているので「運動神経ゼロの人間でも楽に進める遊歩道」をイメージしていたから現実を知り溜息の連続。
今回、天城峠までの上りがきついという事でトレッキングポールを持参していた。上り時の推進力としてよりもこの下り道で体重分散、そんな使い方が大いに役に立った。トレッキングポールのお陰で膝を傷めなかったと言っても言い過ぎではない。何しろ時間との戦いだったので早足にならざるを得ない。そこへもって段差の激しい元階段のようなデコボコ道が長く続いていたので膝への負担は半端じゃなかった。
写真撮影がメインとなるので常に時間に余裕を持ってトレッキングしている。我々は標準コースタイムの1.5倍、これを考えるとピッタリなんだ。確かに今回の行程も1.5倍くらい。ヤマレコを見ると標準コースタイムが休憩無しで5~5時間半、結果的に我々は7時間20分だった。加えてランチを含め休憩におおよそ1時間を費やしているけれどそれも含めタイム的には予定通りである。
今回のミスはふたつ。
まず宿の朝食。最近では珍しく8時以降と言われた。いやいや8時なんてあり得ねえと無理を言って7時半からにして頂いたが、この時点で当初の予定を30分も過ぎちゃっていたんだな。8時15分には水生地下の駐車場から出発していなくちゃならなかったのが8時50分だからね。この40分を確保していれば日没前に楽に戻ってこれた。
そしてもう一つのミスは・・・。なんだかんだとちょっと舐めていたのだな。天城峠まで登り切っちゃえばあとは楽勝と思っていたのでそこから少し進んではカメラを構えての連続。本来ならば13時半には八丁池に着いていなくちゃならなかったのが13時50分かな?、ここでさらに20分の遅れになり、都合1時間のロス。
本記事はトレキングの記録、本来ならば途中までの稜線に沿ったなだらかな道と下り八丁池歩道との分岐点近くからの荒れた道、その写真を掲載して比較して貰うべきところ。たとえばこのルート、途中で2m程度のハシゴが出てくる。ヤマレコ、YmapなどのSNSでは誰もが写真掲載する場所。でも撮っていない・・・。それだけ先を急いでいたと言う事。先日も申し上げたが時間に余裕がない、そういう登山をしているといつかきっと怪我をするね。
全て順調ならば16時~16時半の間には戻って来れた。しかし初めて訪れる山道、順調に行程を終えられると考えちゃいかんのだろうな。でも良い教訓だった。冬至前後の季節なら16時着を目標とするのではなく1時間前倒しで、、、
「標準コースタイムの1.5倍でも15時には麓に着ける」
出発を早めたり、そういう行程が可能な登山、トレッキングコースを見定めろって事だろうな。関東だと冬至の日没が16時40分頃だから2時間ロスしても17時、下り道、急ぎ足にならずとも問題ないタイムスケジュール。
貧脚の持ち主は日の出と同時に活動するのが理想だろう。しかし我々は登山が好き、趣味って訳じゃない。単なる旅行好き、写真を趣味としているだけ。朝は旅館でおいしい朝食でまったりしたいタイプだからそういう行程を組む気が起こらないってのが現状。2022年秋の旅第一弾の裏磐梯で朝5時だかに中瀬沼の展望台に向かったのは異例中の異例。
さて!、トップ写真、時間は17時9分。日没から30分近く経過していたのかな?。林道に入る前で日没を迎えたがなんとか肉眼で周辺が見渡せるくらいの時間に登山道を終えられた。ここはすでに水生地も超えており、あと5分も歩けば駐車場、そんな位置でパチリしている。
要するにホッとした瞬間ですな。カメラを所持しているのを思い出した瞬間。ホント、ギリギリだった。16時を過ぎてから1時間以上も一枚も写真を撮っていなかったのだから・・・。この1時間で恐らく3~400メートルを一気に下ったんだよね。
マジックアワーと言うんだっけか?。日の入りを過ぎても少しの間は深い山林であってもまだ空からの明るさがあり、ヘッデンは林道に掛かる前から用意していたけれど、実際に光を灯したのはトップ写真が撮影される10分くらい前だったと思うから実質15分しか使っていない。
そのヘッデンについて。
辺りが暗くなる不安よりもワクワク感が大きかった。何しろ日帰りな低山専科はヘッデンはリュックには装備していても使わないギアである。購入したのは3年前かな?。コロナ禍もあり、旅行などの外出を控えていた事もあるが、その期間、ヘッデンを装着したのはたったの一度。
一昨年の年末かな?。奥多摩の大多摩ウォーキングトレイルを歩いた後、駐車場に戻ってコーヒータイム。バーナーで湯を沸かし、レギュラーコーヒーを頂き、おやつを食らう。その間はLEDランタンを灯していたが、いざ片付けとなった時にランタンの明るだけだと暗くてその時初めてヘッデンを利用している。今回、ひょんな事から歩行中にライトを照射出来たのだからワクワクしつつ、、、
「なるほど、最大光だとこれくらいの距離、幅を照射してくれるのね」
これが判っただけでも学びがあったと言えよう。
連れも私も乾電池交換タイプを購入しており、アマゾンで購入したIPX6規格タイプの安物であっても道がしっかりと見極められる登山道なら辺りが真っ暗でもこれで十分だと判断した。それでも是非もう一個、万が一を想定してUSB充電タイプを手に入れようと考えている。これも有名アウトドアメーカーのは多分買わないと思う。
この日は予備にモンベルのコンパクトマルチランプを用意していた。これもテストを兼ねて照射してみたところ、これだけで山道はきついね。明るいのは自分の周辺だけ。3メートル先ですでにぼんやりした淡い光。5m先にイノシシがいても「うん?、何か動いた?」、そんな感覚でしかないと思う。仕様ではHIGHモードで35ルーメン、距離11mとあるけれど、道幅のある真っ直ぐな林道でもちょっと怖かったかな。(これも乾電池タイプだし)あくまでも予備ヘッデンだ。
ヘッデンの照射距離なんて誇大表示と思って良いのだろうな。手持ちの自転車用のLEDライト、確か50m先も明るい、そんなかなり強力なのを買ったのにはっきりと見えるのは20m、ぼんやりした光の先は30m届いているか否か。真っ暗な河川敷を20Km/hを超えてすっ飛ばしているとその程度の明るさでは怖い。
かと言って50m先をしっかりと照射してくれるライトがあったとしても対向ですれ違ったチャリダーはきっと眩しくてしょ~がないだろう。私もやけに眩しいライトを当てられて腹が立つ事結構あるものね。夏になれば夜中でもジョガーやウォーカー、そして道の真ん中であぐら掻いてダベっているヤンキー衆、さらにはニャンコの夜会があるような河川敷で20Km/hを超えて走っちゃならねえって事だろうな。
一度だけまじにヤバイと思った瞬間がある。そんなにスピードは出ていなかったと思う。まだ足が十分に残っていたから明らかに20Km/h未満。光の先に枝みたいのが落ちていたんだよね。数メートル手前ででっかいカマキリだと判別。枝でも避けていたとは思うが、相手はカマキリさんだから轢いちゃうのはちょっと可哀想でしょう?。カマキリだ!、と思った瞬間に余計に反応しちゃう。
運良くバランスが崩れる事なくカマキリさんをすり抜けたものの、ちょっと間違っていたら完全にこけていた。またその数日後、今度はニャンコ!。どんくさいのか寝ていたのか?、それとも単に図々しい奴だったのか、動くのが遅いニャンコがいた。どっちに逃げるのか判らず、急ブレーキを掛けるしかない時があったんだな。このふたつの出来事以来、夜間にブッ飛ばすのを止めたのだった。
さて下りでの写真、幾つか紹介しよう。次は八丁池からの下り御幸歩道の入口。やはり木々のトンネルを抜ける。この時はまだ余裕しゃくしゃくでパチリしていたと思う。
飯を食って写真を撮って八丁池を後にしたのが14時30分。猶予は2時間半だ。標準コースタイムを見ると我々の足でピッタリ17時に着けるくらいの行程。下りだから疲労は少ないだろうが、それでも貧脚の持ち主だからして写真を撮らなければ17時に水生地下の駐車場に戻れヘッデンは不要かな?、と言う微妙なところ。
だからとにかく急いだ。水生地下から八丁池まで300枚近く写真を撮影し、ほぼ同じ距離なのに下りでは30枚しか撮影していない。その30枚も倒木ばかりでトレッキングの記録写真にもなっていない始末。
今回の八丁池トレッキングは一番ポピュラーなルート、上りでは「上り御幸歩道(多分「ごこうほどう」と読む)」、下りでは「下り御幸歩道」を使っての反時計回り周遊。昭和5年に昭和天皇がこのルートで八丁池を目指したそうでその名が付いている。
天皇が歩いたコース、旧天城トンネルから天城峠までは少々きつい上り道であったが、道もしっかりしているし、その先からは稜線歩きに近いなだらかな道がずっと続いていたので、下りもどこかで急な下り道があるだろうが、大した事はなかろうと思っていた。
確かに稜線沿いの緩やかな下り道がずっと続く。ところが行けども行けどもなだらか過ぎるんだ。2Kmくらい歩いても100メートルくらいしか標高を下げていない。ヤマレコは15分に一度、現在時刻と標高を読み上げてくれる。15時、15時15分15時30分・・・、あと1時間半で日没だ~、でも標高が全く下がっていない!。
何しろ水生地のバス停まで標高差は約600m程。累計では700mを超える筈で、そう考えると15時30分の段階でも残り500mも下る必要がある。とにかく途中、下り八丁池歩道への分岐点くらいまでだらだらと道を下るだけ。時間的にもヤバそうだし、、、
「おいおい!、これってもしかすると最後の最後で膝に優しくないとんでもない急な下り坂が待っているんじゃねえの?」
果たしてその通りだった。その分岐点の手前くらいから急な下り坂が出てきた。しかも、、、
「こんな荒れ果てた道が御幸歩道かよ!」
そう悪態を吐く程に登山道が傷んでおりグチャグチャ!。昭和5年当時は歩きやすかったのだろう。良く考えるとその時からほぼ一世紀が過ぎようとしているんだよね。その間、地元の山岳会などにより定期的に整備されていたろうが、天候による被害がかなりあるみたい。倒木は当然として土砂崩れとまでは行かないまでも大雨などで登山道が沢化しちゃうんじゃなかろうか?。元々は綺麗な丸太を利用した階段だったのが膝下くらいの段差が残っているだけのただただ歩き辛い糞道と化している。
山登りに慣れた方ならそんな道でも屁でもないに違いない。しかし私のようなヘタレ、しかも100年前と言えども天皇が歩かれた道だと思って下ってきているので「運動神経ゼロの人間でも楽に進める遊歩道」をイメージしていたから現実を知り溜息の連続。
今回、天城峠までの上りがきついという事でトレッキングポールを持参していた。上り時の推進力としてよりもこの下り道で体重分散、そんな使い方が大いに役に立った。トレッキングポールのお陰で膝を傷めなかったと言っても言い過ぎではない。何しろ時間との戦いだったので早足にならざるを得ない。そこへもって段差の激しい元階段のようなデコボコ道が長く続いていたので膝への負担は半端じゃなかった。
写真撮影がメインとなるので常に時間に余裕を持ってトレッキングしている。我々は標準コースタイムの1.5倍、これを考えるとピッタリなんだ。確かに今回の行程も1.5倍くらい。ヤマレコを見ると標準コースタイムが休憩無しで5~5時間半、結果的に我々は7時間20分だった。加えてランチを含め休憩におおよそ1時間を費やしているけれどそれも含めタイム的には予定通りである。
今回のミスはふたつ。
まず宿の朝食。最近では珍しく8時以降と言われた。いやいや8時なんてあり得ねえと無理を言って7時半からにして頂いたが、この時点で当初の予定を30分も過ぎちゃっていたんだな。8時15分には水生地下の駐車場から出発していなくちゃならなかったのが8時50分だからね。この40分を確保していれば日没前に楽に戻ってこれた。
そしてもう一つのミスは・・・。なんだかんだとちょっと舐めていたのだな。天城峠まで登り切っちゃえばあとは楽勝と思っていたのでそこから少し進んではカメラを構えての連続。本来ならば13時半には八丁池に着いていなくちゃならなかったのが13時50分かな?、ここでさらに20分の遅れになり、都合1時間のロス。
本記事はトレキングの記録、本来ならば途中までの稜線に沿ったなだらかな道と下り八丁池歩道との分岐点近くからの荒れた道、その写真を掲載して比較して貰うべきところ。たとえばこのルート、途中で2m程度のハシゴが出てくる。ヤマレコ、YmapなどのSNSでは誰もが写真掲載する場所。でも撮っていない・・・。それだけ先を急いでいたと言う事。先日も申し上げたが時間に余裕がない、そういう登山をしているといつかきっと怪我をするね。
全て順調ならば16時~16時半の間には戻って来れた。しかし初めて訪れる山道、順調に行程を終えられると考えちゃいかんのだろうな。でも良い教訓だった。冬至前後の季節なら16時着を目標とするのではなく1時間前倒しで、、、
「標準コースタイムの1.5倍でも15時には麓に着ける」
出発を早めたり、そういう行程が可能な登山、トレッキングコースを見定めろって事だろうな。関東だと冬至の日没が16時40分頃だから2時間ロスしても17時、下り道、急ぎ足にならずとも問題ないタイムスケジュール。
貧脚の持ち主は日の出と同時に活動するのが理想だろう。しかし我々は登山が好き、趣味って訳じゃない。単なる旅行好き、写真を趣味としているだけ。朝は旅館でおいしい朝食でまったりしたいタイプだからそういう行程を組む気が起こらないってのが現状。2022年秋の旅第一弾の裏磐梯で朝5時だかに中瀬沼の展望台に向かったのは異例中の異例。
さて!、トップ写真、時間は17時9分。日没から30分近く経過していたのかな?。林道に入る前で日没を迎えたがなんとか肉眼で周辺が見渡せるくらいの時間に登山道を終えられた。ここはすでに水生地も超えており、あと5分も歩けば駐車場、そんな位置でパチリしている。
要するにホッとした瞬間ですな。カメラを所持しているのを思い出した瞬間。ホント、ギリギリだった。16時を過ぎてから1時間以上も一枚も写真を撮っていなかったのだから・・・。この1時間で恐らく3~400メートルを一気に下ったんだよね。
マジックアワーと言うんだっけか?。日の入りを過ぎても少しの間は深い山林であってもまだ空からの明るさがあり、ヘッデンは林道に掛かる前から用意していたけれど、実際に光を灯したのはトップ写真が撮影される10分くらい前だったと思うから実質15分しか使っていない。
そのヘッデンについて。
辺りが暗くなる不安よりもワクワク感が大きかった。何しろ日帰りな低山専科はヘッデンはリュックには装備していても使わないギアである。購入したのは3年前かな?。コロナ禍もあり、旅行などの外出を控えていた事もあるが、その期間、ヘッデンを装着したのはたったの一度。
一昨年の年末かな?。奥多摩の大多摩ウォーキングトレイルを歩いた後、駐車場に戻ってコーヒータイム。バーナーで湯を沸かし、レギュラーコーヒーを頂き、おやつを食らう。その間はLEDランタンを灯していたが、いざ片付けとなった時にランタンの明るだけだと暗くてその時初めてヘッデンを利用している。今回、ひょんな事から歩行中にライトを照射出来たのだからワクワクしつつ、、、
「なるほど、最大光だとこれくらいの距離、幅を照射してくれるのね」
これが判っただけでも学びがあったと言えよう。
連れも私も乾電池交換タイプを購入しており、アマゾンで購入したIPX6規格タイプの安物であっても道がしっかりと見極められる登山道なら辺りが真っ暗でもこれで十分だと判断した。それでも是非もう一個、万が一を想定してUSB充電タイプを手に入れようと考えている。これも有名アウトドアメーカーのは多分買わないと思う。
この日は予備にモンベルのコンパクトマルチランプを用意していた。これもテストを兼ねて照射してみたところ、これだけで山道はきついね。明るいのは自分の周辺だけ。3メートル先ですでにぼんやりした淡い光。5m先にイノシシがいても「うん?、何か動いた?」、そんな感覚でしかないと思う。仕様ではHIGHモードで35ルーメン、距離11mとあるけれど、道幅のある真っ直ぐな林道でもちょっと怖かったかな。(これも乾電池タイプだし)あくまでも予備ヘッデンだ。
ヘッデンの照射距離なんて誇大表示と思って良いのだろうな。手持ちの自転車用のLEDライト、確か50m先も明るい、そんなかなり強力なのを買ったのにはっきりと見えるのは20m、ぼんやりした光の先は30m届いているか否か。真っ暗な河川敷を20Km/hを超えてすっ飛ばしているとその程度の明るさでは怖い。
かと言って50m先をしっかりと照射してくれるライトがあったとしても対向ですれ違ったチャリダーはきっと眩しくてしょ~がないだろう。私もやけに眩しいライトを当てられて腹が立つ事結構あるものね。夏になれば夜中でもジョガーやウォーカー、そして道の真ん中であぐら掻いてダベっているヤンキー衆、さらにはニャンコの夜会があるような河川敷で20Km/hを超えて走っちゃならねえって事だろうな。
一度だけまじにヤバイと思った瞬間がある。そんなにスピードは出ていなかったと思う。まだ足が十分に残っていたから明らかに20Km/h未満。光の先に枝みたいのが落ちていたんだよね。数メートル手前ででっかいカマキリだと判別。枝でも避けていたとは思うが、相手はカマキリさんだから轢いちゃうのはちょっと可哀想でしょう?。カマキリだ!、と思った瞬間に余計に反応しちゃう。
運良くバランスが崩れる事なくカマキリさんをすり抜けたものの、ちょっと間違っていたら完全にこけていた。またその数日後、今度はニャンコ!。どんくさいのか寝ていたのか?、それとも単に図々しい奴だったのか、動くのが遅いニャンコがいた。どっちに逃げるのか判らず、急ブレーキを掛けるしかない時があったんだな。このふたつの出来事以来、夜間にブッ飛ばすのを止めたのだった。
そうだ、ヘルメットを買わなくちゃならんですな。努力義務だからぶっちゃけ近所の買い物程度で被りたいとは一切思わないものの、どうしても幹線道路を走らなくちゃならない時や、上述の足の筋力トレーニングで河川敷を走る際にはヘルメットは安心に繋がる。
さて下りでの写真、幾つか紹介しよう。次は八丁池からの下り御幸歩道の入口。やはり木々のトンネルを抜ける。この時はまだ余裕しゃくしゃくでパチリしていたと思う。
次、恐らくブナだと思う。でもどうして途中でこんな異様に捻れまくっているのだろうか?。良く見ると右奥の木も同じように途中のコブから向かって左に折れ曲がっている。もしかするとこの2本って成長の過程で台風などの強風でコブの辺りから折れてしまい、そこから再び強い生命力により、新しい芽が出てやがて枝になっていったのか?。
つまりこんな感じ。
これは別の木だが途中でポキリと折れている。裂けていると表現した方が良いだろうか?。完全に折れていないのでここまま伸びて成長したと思われる。
次の木は1930年代、オーソン・ウェルズがラジオで朗読した「宇宙戦争」、これを人々は本当に宇宙人が来襲してきたと信じ、パニックが起こった事件を想像させるし(イカやタコのような火星人に見えるでしょう?)、ウルトラマンやウルトラセブンの怪獣、怪人にも見える。もしくはこいつが巨大化したらトム・クルーズが主演した宇宙戦争の怪物のようにも感じる。
次の木は1930年代、オーソン・ウェルズがラジオで朗読した「宇宙戦争」、これを人々は本当に宇宙人が来襲してきたと信じ、パニックが起こった事件を想像させるし(イカやタコのような火星人に見えるでしょう?)、ウルトラマンやウルトラセブンの怪獣、怪人にも見える。もしくはこいつが巨大化したらトム・クルーズが主演した宇宙戦争の怪物のようにも感じる。
そして次もこれまた気持ちの良い風景。グロテスクなものがちょいと好きなワタクシは見逃さなかったな。ミイラ化した人のふくらはぎに見えない?。
進撃の巨人のグロな巨人が四肢をふっ飛ばされて崩壊した瞬間のような風景。う~む、気持ち良いぜ!。
「根こそぎ」とは上のような風景かもしれない。これは地すべりかな?。下り御幸歩道はあちこちでこのように登山道が崩壊している。
そして次は登山道の脇にあったのかな?。これも台風などで倒れた木だろう。恐らく登山道を塞いじゃったんじゃなかろうか?。人の手が加わった形跡がある。
そして次は登山道の脇にあったのかな?。これも台風などで倒れた木だろう。恐らく登山道を塞いじゃったんじゃなかろうか?。人の手が加わった形跡がある。
そして唯一撮影した下り御幸歩道の様子を2枚。
前半のなだらかな尾根道でもこうやって木々が通せんぼしていたりする。
元々は丸太の階段が造られていたのだろう。これがこんな有様。この風景はまだ良い方かな?。もっと酷い状態の箇所が幾つもあった。そういう場所は慎重に下っているので写真を撮っていないのだろうなぁ~。
と言う事で八丁池のトレッキング記事、これにて終了。次回は最終日の模様をお伝えしたい。
と言う事で八丁池のトレッキング記事、これにて終了。次回は最終日の模様をお伝えしたい。

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