2023年11月23日 00:00
11月18日記事からの続き。
今日は2023年秋の旅、キア編である。私がどんな装備だろうが興味ないかもしれないが、己用、備忘録として、そして経験値が少ないながらあれこれを色々と試行錯誤しており、私と同じようなタイプの方には参考になる内容かもしれず・・・。
今日は2023年秋の旅、キア編である。私がどんな装備だろうが興味ないかもしれないが、己用、備忘録として、そして経験値が少ないながらあれこれを色々と試行錯誤しており、私と同じようなタイプの方には参考になる内容かもしれず・・・。
まずシューズ。観光時はメレルのモアブFST2ローカット。アウトソールにビブラムのメガグリップを採用しており、信頼性が抜群に高い。
元々メレルは多くの商品でビブラムソールが使われているが、名ばかりのアウトソール。ツルツルと滑る糞ソール。この評価は私だけじゃない。ネット上で「モアブ、カメレオン、滑る」と検索すれば仰山悪評が出てくる。とにかくビブラムらしからぬ、濡れた路面に極めて弱い危険なトレッキングシューズだ。ご自分の目で確かめて頂きたい。
この糞ソールの思い出として、埼玉県は物見山~高指山~日和田山と縦走トレッキングしていた日の事。朝まで雨が降っていたので地面は濡れている。下りに差し掛かると当時履いていたモアブ2、笑っちゃうくらいツルツル滑る。怖くて素直に足を前に出せず、へっぴり腰歩行、もしくはカニ歩きを強いられた。そんな最中、なんとおばあちゃんと言って良いくらいの人に抜かされちまったんだな!。屈辱である!。実感したねぇ。登山、トレッキングでは靴が一番大事だって!。
同じモアブシリーズでも当時はFST2と言うモデルにメガグリップが採用されており、これだけは安心して濡れた路面でも下れるんだ。またデザインもモアブ2よりも洗練されており、今も尚、愛用しているシューズ。しかし残念ながら日本ではFSTシリーズは廃番になってしまったみたい。
現在モアブシリーズはモアブ3にアップデートされている。アウトソールは勿論ビブラム、ところがメガグリップがラインナップされておらず、モアブ2からほとんど変更されていないと思われるので信頼性は皆無と私は見ている。本ブログではモアブ2、モアブ3、そしてカメレオンも登山やトレッキングにおいては決してお勧めしない。買って後悔するのは貴方である!。
現行でメガグリップを採用しているシューズは幾つかあるようだが、トレラン系のシューズが多いようで防水(ゴアテックス)モデルを探そうと思うとミッドカットでは「ローグシリーズ」、ローカットだと「アジリティシリーズ」しかなさそう。でもこれらのモデル、「MERRELL」と言う文字がでっかくプリントされていて、デザイン的に好みではない。しかも円安の影響か、笑っちゃう程に高価。これだったらメガグリップと同様に高評価されているトレールグリッパーを搭載しているモンベルのシューズを選んだ方が遥かに賢い。海外ではFSTシリーズがFST3にアップデートされたみたいだが、今の時期だとメガグリップではなく、冬季用のアークテックグリップがが採用されているようだ。
メレルのモアブ系はとにかく履きやすい。アウトソールが柔らかいので小石でもダイレクトに足裏に伝わってくるから路面の変化を瞬時で読め、こけにくい。反面、ガレ場、ザレ場がずっと続くような山道では足裏が痛くなる欠点がある。よってこのFST2は観光旅行や林道レベルのトレッキングが主戦場。
そこで2日目用として車に積んだのがキーン、ハイカットハイキングシューズのピレニーズである。キーンは独自のアウトソールを持つ。メガグリップ程ではないが、雨天でも滑りにくいのと、オールドファッション、アッパーが総ヌバッグなのでとってもお洒落!。お気に入りのトレッキングシューズだ。ソールは硬過ぎず軟過ぎず、街中でも山でも十分通用する(さすがに重い荷物を背負っての高山の縦走には不向きかも・・・)。
リュックはオスプレーのマンタAG36L(廃番)を選んだ。うちには30リットルクラスがジャックウルフスキンのモアブジャム34(これも廃番)、ミレーのサースフェー30+5L(2019年モデルかな?)とあるが、秋冬はマンタさんと決めている。何しろ使いやすい。
マンタ36、商品写真を見ると小学生が遠足で使うような子供じみたデザインに見える。ところがどっこい!。非常に機能的なんだ。なんて表現しようか?。背面のポケット部分に接続しているコンプレッションベルトを緩めるとメインコンパーメントとの間に大きな隙間が現れ、ポケットが出現するんだ。このギミックが素晴らし過ぎる。夏ならアウトドア用サンダルを入れたり、今回はカルサイトジャケットとウィンドブラストパーカーを適当に丸めて放り込んでいた。しかもまだまだ余裕がある状態。さらに背面にはメッシュポケットもあり、ここには携帯用座布団や手袋などを突っ込める。
ポケットの数が圧巻なんだな。上のギミックポケットとメッシュポケットの他にハイドレーション用ポケット、背面にファスナーポケットが大小で2つ、サイドメッシュポケットとヒップベルトのファスナーポケットが2つずつ、合計で9個もある。だから大嫌いな一気室モデルでも我慢出来るんだ。小物とアウターは全てそれらポケットに収納するからメインコンパーメントには防寒着、レインパンツの他は昼飯(バーナーやクッカーなど含む)と予備の飲料水だけ!。
欠点は少々重たい事。1.3Kgある。36Lモデルとしては普通っちゃ普通であるが、欲を言えば日帰り低山専科としてはウルトラライトで1Kg未満のリュックを使いたいところ。でも上手く体にマッチしているのか、重さはあまり感じない。またAGシステムと言うのがなんか良さげ(但しAGシステムそのものが現在では廃止)。立体構造のメッシュパネルと言うのかな?、リュックが体に張り付く感覚。それでいて背中とリュックの間には大きな隙間が出来ており蒸れにくい。
数年前に廃番になったリュック、デッドストックや中古品を時折見掛けるものの、ここで私が褒めちぎっても皆さんは手を出すべきではない。廃番イコール不人気だったモデルなのだから・・・。見た目で損をしているのかな?。上述の通り、商品写真はオコチャマリュックにしか見えない。
元々は同じファスナータイプのオスプレーストラトス34を手に入れる予定だった。ところがちょうどその時、欠品だったんだな(半年以上欠品していたと思う)。そこで同じようなファスナータイプを探したらアウトレットページにマンタさんがいらっしゃった訳さ!。YouTubeの海外レビューを見れば見る程、ストラトス34より使い勝手が良いのが判明。オコチャマリュックの様相でも自分で背負う分には見えない。一気室モデルと言うのが最後まで気になったものの、買って大正解!。当時のロストアロー、アウトレットは出血大サービス、確か半額くらいで買っている。
他、バッグ類としてモンベルのライトフォトショルダーバッグM、そしてサコッシュ代わりにカリマーのSporan Packを持ち出した。
今回、トレッキングでのカメラはm4/3のOlympus OM-D E-MmarkII、レンズはM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3とLumixのG45-150mmF4-5.6だけなのでライトフォトショルダーバックSでも十分だったけど、観光+αのお散歩写真でSony α7IIと単焦点レンズ幾つか利用したかったのと、ウィンドシェルを放り込みたかったのでワンサイズ大きいカメラバッグにした。
モンベルのライトフォトショルダーバックはS、M、Lと揃っており、それぞれショルダーベルトの他にヒップベルトも装備されている。よってバッグを体に固定出来るので登山やトレッキングには最適だ。また腰で多くの重みを受け持つので首や肩に負担が掛からない。これは皆さんにもお勧め出来るアイテムだ。
Sporan Packは今年初めに購入したのかな?。サコッシュは同じカリマーのTC Sachoche Mも所持しているけれど、マチがないから物を多く詰め込むとパンパンになってカッチョ悪いんだ。どちらと言うと街向き。トレッキングではすぐに使いたい小物は全てサコッシュに入れたいのでマチのある小型バッグの方が便利だったりする。トレッキング以外ではリュックは背負わないのでスマホもサッコッシュに入れないとならないしね。
トレッキング中の出で立ちは凄い事になる。まずライトフォトショルダーバックMを首から掛け、腰で固定。バッグ本体はへその下辺りにセットされる。次にリュックを背負って、その後にSporan Packを右肩からのたすき掛け。最後にカメラをSporan Packの反対側にたすき掛け。5~6時間の日帰りトレッキングには丸で見えない。
面倒なのがレイヤリングを変更する時。背負っているものを全部体から外さないとならない。だから暑い寒いで頻繁に着替えたくない。これまではその意識の方が強く、、、
「まぁ上りもあと10分くらいだから我慢するか・・・」
これがいけないんだよね。その10分で大汗を掻く。暑いと感じたらすぐに脱ぐ、寒いと感じたらすぐに羽織る、面倒でもそうする事で後々楽になる。
次にトレッキングポールについて。これまであんまりトレッキングポールを使ってこなかった(言い換えると無茶苦茶辛い山道を歩いていない)。昨年秋の伊豆は天城峠からの八丁池トレッキング、物は試しと全行程でトレッキングポールを使い、上りは推進力として勿論の事、下りにおいて、途中、道が荒れに荒れていた。大雨によって道が沢化でもしたのか?、階段は吹っ飛んでいるし、道そのものが深くえぐれていたり掘られていたりと・・・。
スキーのストックの付き方と似ているのかな?、地面を突く度に取っ掛かりを得られて、荒れた道でもリズミカルに安定した歩行が出来たのと、下りではトレッキングポールに少し体重を預ける事で膝への負担が激減した。なるほど!、こういう事か!。
使用しているのはアマゾンで格安で買ったアルミ製、中にワイヤーが入っている折りたたみタイプだ。中華製だろう、ポール2本に交換用石突ラバーが幾つか付いて3千円ちょっとだったと思う。日帰り低山専科程度の装備じゃそこそこ体重を預けても折れそうな気配はないし、これで十分!。
どの有名ブランドもリュックとトレッキングポールはかなりぼったくっていると感じている。円安のせいもあって今ではちょっと良いリュックを買おうと思ったら3万!、いやいや30リットルクラスでその価格はあり得ねえよ!。トレッキングポールにしてもカーボン製が高いのは理解出来てもアルミ製が何故1本で5千円オーバーするのか?。
ある時ブラックダイヤモンドのトレッキングポールが良い、そんな評判を耳にし、サイトを覗くと2本セットで2万円超え。無理無理!。庶民の味方モンベルでさえ同じような折りたたみ式、「U.L.トレッキングポール」、最初値段を見た事、やっぱりモンベルは安いね!、と思ったけれど2本じゃない、1本の値段だ!。そうなるとお高いでしょう?。
トレッキングポールは軽ければ軽い程に高い。モンベルやブラックダイヤモンドのそれは同じアルミでもアマゾンで並んでいる中華製よりも1本当たり50グラム以上軽いからこれを選ぶ人もいるかと思うが、特にモンベルのは高さ調節が出来ず、身長に合わせて4タイプから選べってどれだけ手を抜いてんだって思う(シンプルな構造だから壊れにくいと言う説もあるけど)。トレッキングポールともなると毎年アップデートなんてしない筈。ならば大量生産してコストを下げるとか出来ないものだろうか?。
調べてみると軽いから良いって事もないみたい。耐久性の問題の他、トレランやファストトレッキング用はバランスを取ったり、リズミカルに歩く為のもの。そして重たいトレッキングポールは「腕で登れる、体重を支えられる」、このメリットがあるそうで・・・。となるとそこそこ重たいアマゾンで安価で売られているアルミ製のトレッキングポールが最適じゃね?、と思うのだった。
最後にお怒りのネタである。
怒りの矛先はFossil GEN6スマートウォッチだ。普段はスロージョギングやステッパーを踏んだりのフィットネス系で歩数や心拍数を計ったりするのに使用しているが、元はスマートウォッチでヤマレコを起動して山行に活かす、ただそれだけの為に購入したんだ。
ヤマレコのスマートウォッチアプリは単にウォッチにダウンロードしたルートも示されている地図を表示し、現在位置を示すだけ。機能としては地図の拡大縮小、ルートを設定していればルート逸脱警告、心拍数、消費カロリーなどの表示くらいかな?。当然画面の大きなスマホで見た方が便利。でも現在位置のチェック、これがウォッチ側で見られるって凄く便利なんだな。
スマホでチェックしようとするとリュックにセットしたスマホホルダーやサコッシュからいちいち取り出さないとならないでしょう?。道が判りづらい山道だとこの作業が頻繁になり、スンゲエ面倒臭い。冬場は手袋をしているから余計に使いづらい。これがウォッチ、設定で手首をヒュイと曲げるだけでスリープ解除されるようにセットしておけば瞬時で現在位置を把握出来る。
これは街中でも効果を発揮する。Google Mapでも同じようにスマホの画面を見ながら歩く必要がないんだ。スマートウォッチでチェックしていればちゃんと目的地まで案内してくれる。
街でも山でも分岐点に差し掛かると念には念をとスマホでコース全体をチェックしたりするけれど、そうでない場合はウォッチを軽く見るだけで安心感を得られる(正しいルートを歩いていると確認出来る)。
それが2日目のトレッキング時!、いきなりGPSが使えなくなった。現在位置を示してくれないんだ。GPSって万能ではなく、国内でも深い谷に入ると信号を捉えられなかったりもするらしいが、私がトレッキングする場所なんて初心者コースな訳。そんなGPSが届かないような場所なんて行かないし、そもそもスマホでGPSはちゃんと受信出来ているのだから・・・。
この時は何をやっても駄目。ヤマレコアプリが悪いのか、それともウォッチ側の問題?。システムアプリが悪いのかハードウェア的にしょ~もないのか?。勿論、初歩的な事、GPS許可設定はマップ系のアプリでは全て行っている。
夜、宿に戻って色々と設定を見直していた。なるほど!、Google MapでもGPSを捉えていないぜ!。試しにGPSを自動許可するのではなく、アプリ起動毎に許可するか否かをチェックさせる設定にしたところ、突然GPSを受信し、現在位置を示し始めた。ちゃんと宿の位置に三角マークがある。えっ?、なんなの?。では再びGPSを自動許可制にして再びヤマレコ、Google Mapを起動。うん、両者ともちゃんと信号を拾っている・・・。
帰宅後、そしてこれを書いている今も問題なくGPSを受信している。原因が判らないから無茶苦茶腹が立つ!。なんで一番必要としていた時にGPSを認識しなかったんだ?。
「スマートウォッチでルートを確認する」
これが今回の旅の最大の楽しみだったんだ。それを奪われたのだから今も尚、立腹中!。今月、近場、東京は奥多摩辺りでもう一度紅葉を楽しむトレッキングに出掛けようと考えていて、その時に再チャレンジだ。これで駄目だったら、とりあえずFossilに怒りのクレームだな。ヤマレコはサービス外であるが、ヤマレコでGPSを認識しない時はGoogle Map(勿論、ウォッチにその地域のマップをダウンロードしている)でも現在位置を示さないからウォッチ本体が原因としか考えられない。
元々メレルは多くの商品でビブラムソールが使われているが、名ばかりのアウトソール。ツルツルと滑る糞ソール。この評価は私だけじゃない。ネット上で「モアブ、カメレオン、滑る」と検索すれば仰山悪評が出てくる。とにかくビブラムらしからぬ、濡れた路面に極めて弱い危険なトレッキングシューズだ。ご自分の目で確かめて頂きたい。
この糞ソールの思い出として、埼玉県は物見山~高指山~日和田山と縦走トレッキングしていた日の事。朝まで雨が降っていたので地面は濡れている。下りに差し掛かると当時履いていたモアブ2、笑っちゃうくらいツルツル滑る。怖くて素直に足を前に出せず、へっぴり腰歩行、もしくはカニ歩きを強いられた。そんな最中、なんとおばあちゃんと言って良いくらいの人に抜かされちまったんだな!。屈辱である!。実感したねぇ。登山、トレッキングでは靴が一番大事だって!。
同じモアブシリーズでも当時はFST2と言うモデルにメガグリップが採用されており、これだけは安心して濡れた路面でも下れるんだ。またデザインもモアブ2よりも洗練されており、今も尚、愛用しているシューズ。しかし残念ながら日本ではFSTシリーズは廃番になってしまったみたい。
現在モアブシリーズはモアブ3にアップデートされている。アウトソールは勿論ビブラム、ところがメガグリップがラインナップされておらず、モアブ2からほとんど変更されていないと思われるので信頼性は皆無と私は見ている。本ブログではモアブ2、モアブ3、そしてカメレオンも登山やトレッキングにおいては決してお勧めしない。買って後悔するのは貴方である!。
現行でメガグリップを採用しているシューズは幾つかあるようだが、トレラン系のシューズが多いようで防水(ゴアテックス)モデルを探そうと思うとミッドカットでは「ローグシリーズ」、ローカットだと「アジリティシリーズ」しかなさそう。でもこれらのモデル、「MERRELL」と言う文字がでっかくプリントされていて、デザイン的に好みではない。しかも円安の影響か、笑っちゃう程に高価。これだったらメガグリップと同様に高評価されているトレールグリッパーを搭載しているモンベルのシューズを選んだ方が遥かに賢い。海外ではFSTシリーズがFST3にアップデートされたみたいだが、今の時期だとメガグリップではなく、冬季用のアークテックグリップがが採用されているようだ。
雪道、アイスバーンで効果を発揮すると言われているアークテックグリップ、連れが同タイプのソールを持つウィンターシューズを履いている。雪道やガリガリシャーベットクラスの道ならかなり踏ん張れるが、ツルツル氷には全く歯が立たない。しかも少しでも道が傾斜していたらアウト!。決して信用しちゃならぬ!。凍った路面を歩くのなら素直にチェーンスパイクなどを装着するべき。
メレルのモアブ系はとにかく履きやすい。アウトソールが柔らかいので小石でもダイレクトに足裏に伝わってくるから路面の変化を瞬時で読め、こけにくい。反面、ガレ場、ザレ場がずっと続くような山道では足裏が痛くなる欠点がある。よってこのFST2は観光旅行や林道レベルのトレッキングが主戦場。
そこで2日目用として車に積んだのがキーン、ハイカットハイキングシューズのピレニーズである。キーンは独自のアウトソールを持つ。メガグリップ程ではないが、雨天でも滑りにくいのと、オールドファッション、アッパーが総ヌバッグなのでとってもお洒落!。お気に入りのトレッキングシューズだ。ソールは硬過ぎず軟過ぎず、街中でも山でも十分通用する(さすがに重い荷物を背負っての高山の縦走には不向きかも・・・)。
リュックはオスプレーのマンタAG36L(廃番)を選んだ。うちには30リットルクラスがジャックウルフスキンのモアブジャム34(これも廃番)、ミレーのサースフェー30+5L(2019年モデルかな?)とあるが、秋冬はマンタさんと決めている。何しろ使いやすい。
サースフェーは機能的に見えて実は無駄ばかりの糞ギアで、全く使いたいなる気にならない(ネットで売りさばく予定)。モアブジャムは機能的には完璧なのだが、34リットルと言う数字にちょいと偽りあり。30リットル程度かな?。だから主に荷物が少ない春夏に背負っている。
マンタ36、商品写真を見ると小学生が遠足で使うような子供じみたデザインに見える。ところがどっこい!。非常に機能的なんだ。なんて表現しようか?。背面のポケット部分に接続しているコンプレッションベルトを緩めるとメインコンパーメントとの間に大きな隙間が現れ、ポケットが出現するんだ。このギミックが素晴らし過ぎる。夏ならアウトドア用サンダルを入れたり、今回はカルサイトジャケットとウィンドブラストパーカーを適当に丸めて放り込んでいた。しかもまだまだ余裕がある状態。さらに背面にはメッシュポケットもあり、ここには携帯用座布団や手袋などを突っ込める。
ポケットの数が圧巻なんだな。上のギミックポケットとメッシュポケットの他にハイドレーション用ポケット、背面にファスナーポケットが大小で2つ、サイドメッシュポケットとヒップベルトのファスナーポケットが2つずつ、合計で9個もある。だから大嫌いな一気室モデルでも我慢出来るんだ。小物とアウターは全てそれらポケットに収納するからメインコンパーメントには防寒着、レインパンツの他は昼飯(バーナーやクッカーなど含む)と予備の飲料水だけ!。
欠点は少々重たい事。1.3Kgある。36Lモデルとしては普通っちゃ普通であるが、欲を言えば日帰り低山専科としてはウルトラライトで1Kg未満のリュックを使いたいところ。でも上手く体にマッチしているのか、重さはあまり感じない。またAGシステムと言うのがなんか良さげ(但しAGシステムそのものが現在では廃止)。立体構造のメッシュパネルと言うのかな?、リュックが体に張り付く感覚。それでいて背中とリュックの間には大きな隙間が出来ており蒸れにくい。
数年前に廃番になったリュック、デッドストックや中古品を時折見掛けるものの、ここで私が褒めちぎっても皆さんは手を出すべきではない。廃番イコール不人気だったモデルなのだから・・・。見た目で損をしているのかな?。上述の通り、商品写真はオコチャマリュックにしか見えない。
YouTubeで海外で幾つかこのリュックがレビューされており、褒めている内容は上の通り。ひとつ、欠点、欠陥かな?、背負っているとリュックの上部付近から音が鳴る。これが不快で店舗で交換したなるレビューがあった。
うちのマンタさんも同じ現象。ミシミシと言うかキュッキュと言うか?、耳障りな音が鳴る。一度気にし始めると・・・。昨年秋、購入してすぐ、伊豆は八丁池のトレッキングにて使用。この音はすぐに判る。なるほど!、この音ね!。でも不思議と今回の旅では全く気にならなかった。多分、鳴っていなかったんじゃないかな?。
何度か使えばこの手の音が鳴り止むのかも知れないし、フィッティング、ショルダーベルトやヒップベルトの締め方とか、その辺が影響しているのかも知れず・・・。
うちのマンタさんも同じ現象。ミシミシと言うかキュッキュと言うか?、耳障りな音が鳴る。一度気にし始めると・・・。昨年秋、購入してすぐ、伊豆は八丁池のトレッキングにて使用。この音はすぐに判る。なるほど!、この音ね!。でも不思議と今回の旅では全く気にならなかった。多分、鳴っていなかったんじゃないかな?。
何度か使えばこの手の音が鳴り止むのかも知れないし、フィッティング、ショルダーベルトやヒップベルトの締め方とか、その辺が影響しているのかも知れず・・・。
元々は同じファスナータイプのオスプレーストラトス34を手に入れる予定だった。ところがちょうどその時、欠品だったんだな(半年以上欠品していたと思う)。そこで同じようなファスナータイプを探したらアウトレットページにマンタさんがいらっしゃった訳さ!。YouTubeの海外レビューを見れば見る程、ストラトス34より使い勝手が良いのが判明。オコチャマリュックの様相でも自分で背負う分には見えない。一気室モデルと言うのが最後まで気になったものの、買って大正解!。当時のロストアロー、アウトレットは出血大サービス、確か半額くらいで買っている。
他、バッグ類としてモンベルのライトフォトショルダーバッグM、そしてサコッシュ代わりにカリマーのSporan Packを持ち出した。
今回、トレッキングでのカメラはm4/3のOlympus OM-D E-MmarkII、レンズはM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3とLumixのG45-150mmF4-5.6だけなのでライトフォトショルダーバックSでも十分だったけど、観光+αのお散歩写真でSony α7IIと単焦点レンズ幾つか利用したかったのと、ウィンドシェルを放り込みたかったのでワンサイズ大きいカメラバッグにした。
モンベルのライトフォトショルダーバックはS、M、Lと揃っており、それぞれショルダーベルトの他にヒップベルトも装備されている。よってバッグを体に固定出来るので登山やトレッキングには最適だ。また腰で多くの重みを受け持つので首や肩に負担が掛からない。これは皆さんにもお勧め出来るアイテムだ。
Sporan Packは今年初めに購入したのかな?。サコッシュは同じカリマーのTC Sachoche Mも所持しているけれど、マチがないから物を多く詰め込むとパンパンになってカッチョ悪いんだ。どちらと言うと街向き。トレッキングではすぐに使いたい小物は全てサコッシュに入れたいのでマチのある小型バッグの方が便利だったりする。トレッキング以外ではリュックは背負わないのでスマホもサッコッシュに入れないとならないしね。
トレッキング中の出で立ちは凄い事になる。まずライトフォトショルダーバックMを首から掛け、腰で固定。バッグ本体はへその下辺りにセットされる。次にリュックを背負って、その後にSporan Packを右肩からのたすき掛け。最後にカメラをSporan Packの反対側にたすき掛け。5~6時間の日帰りトレッキングには丸で見えない。
面倒なのがレイヤリングを変更する時。背負っているものを全部体から外さないとならない。だから暑い寒いで頻繁に着替えたくない。これまではその意識の方が強く、、、
「まぁ上りもあと10分くらいだから我慢するか・・・」
これがいけないんだよね。その10分で大汗を掻く。暑いと感じたらすぐに脱ぐ、寒いと感じたらすぐに羽織る、面倒でもそうする事で後々楽になる。
次にトレッキングポールについて。これまであんまりトレッキングポールを使ってこなかった(言い換えると無茶苦茶辛い山道を歩いていない)。昨年秋の伊豆は天城峠からの八丁池トレッキング、物は試しと全行程でトレッキングポールを使い、上りは推進力として勿論の事、下りにおいて、途中、道が荒れに荒れていた。大雨によって道が沢化でもしたのか?、階段は吹っ飛んでいるし、道そのものが深くえぐれていたり掘られていたりと・・・。
スキーのストックの付き方と似ているのかな?、地面を突く度に取っ掛かりを得られて、荒れた道でもリズミカルに安定した歩行が出来たのと、下りではトレッキングポールに少し体重を預ける事で膝への負担が激減した。なるほど!、こういう事か!。
使用しているのはアマゾンで格安で買ったアルミ製、中にワイヤーが入っている折りたたみタイプだ。中華製だろう、ポール2本に交換用石突ラバーが幾つか付いて3千円ちょっとだったと思う。日帰り低山専科程度の装備じゃそこそこ体重を預けても折れそうな気配はないし、これで十分!。
どの有名ブランドもリュックとトレッキングポールはかなりぼったくっていると感じている。円安のせいもあって今ではちょっと良いリュックを買おうと思ったら3万!、いやいや30リットルクラスでその価格はあり得ねえよ!。トレッキングポールにしてもカーボン製が高いのは理解出来てもアルミ製が何故1本で5千円オーバーするのか?。
ある時ブラックダイヤモンドのトレッキングポールが良い、そんな評判を耳にし、サイトを覗くと2本セットで2万円超え。無理無理!。庶民の味方モンベルでさえ同じような折りたたみ式、「U.L.トレッキングポール」、最初値段を見た事、やっぱりモンベルは安いね!、と思ったけれど2本じゃない、1本の値段だ!。そうなるとお高いでしょう?。
トレッキングポールは軽ければ軽い程に高い。モンベルやブラックダイヤモンドのそれは同じアルミでもアマゾンで並んでいる中華製よりも1本当たり50グラム以上軽いからこれを選ぶ人もいるかと思うが、特にモンベルのは高さ調節が出来ず、身長に合わせて4タイプから選べってどれだけ手を抜いてんだって思う(シンプルな構造だから壊れにくいと言う説もあるけど)。トレッキングポールともなると毎年アップデートなんてしない筈。ならば大量生産してコストを下げるとか出来ないものだろうか?。
調べてみると軽いから良いって事もないみたい。耐久性の問題の他、トレランやファストトレッキング用はバランスを取ったり、リズミカルに歩く為のもの。そして重たいトレッキングポールは「腕で登れる、体重を支えられる」、このメリットがあるそうで・・・。となるとそこそこ重たいアマゾンで安価で売られているアルミ製のトレッキングポールが最適じゃね?、と思うのだった。
今使っているのが1本300グラム。アマゾン安価折りたたみ式トレッキングポールの中では平均値より少し重い。だからこそ体重をそこそこ掛けてもへっちゃらなのだが、2本で600グラムだからもうちょっと軽いのが欲しい。と言うのも使わない時は使わないのがトレッキングポール。リュックに600グラムの錘を積んでいるに過ぎない。
アマゾンを見ていたらカーボン素材で1本が215グラム、これを書いている時点で5430円(2本セット)ってのを見つけた。カーボンの割には重たいようだが、そもそもカーボンでこの値段まじか?。にわかには信じ難い。でも本当にカーボンのようだし、レビューは割と良い印象。
手持ちのと比較すると2本で170グラム軽いだけではあるけれど、10パーセントのクーポンがあるのと2セット買うとさらに5パーセント引かれるようで連れのも含めて買えば2セットで1万円を切る、ちょっと欲しいかも・・・。それとも安物買いの銭失い、もうちょっと検討するべきか?。
アマゾンを見ていたらカーボン素材で1本が215グラム、これを書いている時点で5430円(2本セット)ってのを見つけた。カーボンの割には重たいようだが、そもそもカーボンでこの値段まじか?。にわかには信じ難い。でも本当にカーボンのようだし、レビューは割と良い印象。
手持ちのと比較すると2本で170グラム軽いだけではあるけれど、10パーセントのクーポンがあるのと2セット買うとさらに5パーセント引かれるようで連れのも含めて買えば2セットで1万円を切る、ちょっと欲しいかも・・・。それとも安物買いの銭失い、もうちょっと検討するべきか?。
最後にお怒りのネタである。
怒りの矛先はFossil GEN6スマートウォッチだ。普段はスロージョギングやステッパーを踏んだりのフィットネス系で歩数や心拍数を計ったりするのに使用しているが、元はスマートウォッチでヤマレコを起動して山行に活かす、ただそれだけの為に購入したんだ。
ヤマレコのスマートウォッチアプリは単にウォッチにダウンロードしたルートも示されている地図を表示し、現在位置を示すだけ。機能としては地図の拡大縮小、ルートを設定していればルート逸脱警告、心拍数、消費カロリーなどの表示くらいかな?。当然画面の大きなスマホで見た方が便利。でも現在位置のチェック、これがウォッチ側で見られるって凄く便利なんだな。
スマホでチェックしようとするとリュックにセットしたスマホホルダーやサコッシュからいちいち取り出さないとならないでしょう?。道が判りづらい山道だとこの作業が頻繁になり、スンゲエ面倒臭い。冬場は手袋をしているから余計に使いづらい。これがウォッチ、設定で手首をヒュイと曲げるだけでスリープ解除されるようにセットしておけば瞬時で現在位置を把握出来る。
これは街中でも効果を発揮する。Google Mapでも同じようにスマホの画面を見ながら歩く必要がないんだ。スマートウォッチでチェックしていればちゃんと目的地まで案内してくれる。
街でも山でも分岐点に差し掛かると念には念をとスマホでコース全体をチェックしたりするけれど、そうでない場合はウォッチを軽く見るだけで安心感を得られる(正しいルートを歩いていると確認出来る)。
それが2日目のトレッキング時!、いきなりGPSが使えなくなった。現在位置を示してくれないんだ。GPSって万能ではなく、国内でも深い谷に入ると信号を捉えられなかったりもするらしいが、私がトレッキングする場所なんて初心者コースな訳。そんなGPSが届かないような場所なんて行かないし、そもそもスマホでGPSはちゃんと受信出来ているのだから・・・。
この時は何をやっても駄目。ヤマレコアプリが悪いのか、それともウォッチ側の問題?。システムアプリが悪いのかハードウェア的にしょ~もないのか?。勿論、初歩的な事、GPS許可設定はマップ系のアプリでは全て行っている。
夜、宿に戻って色々と設定を見直していた。なるほど!、Google MapでもGPSを捉えていないぜ!。試しにGPSを自動許可するのではなく、アプリ起動毎に許可するか否かをチェックさせる設定にしたところ、突然GPSを受信し、現在位置を示し始めた。ちゃんと宿の位置に三角マークがある。えっ?、なんなの?。では再びGPSを自動許可制にして再びヤマレコ、Google Mapを起動。うん、両者ともちゃんと信号を拾っている・・・。
帰宅後、そしてこれを書いている今も問題なくGPSを受信している。原因が判らないから無茶苦茶腹が立つ!。なんで一番必要としていた時にGPSを認識しなかったんだ?。
「スマートウォッチでルートを確認する」
これが今回の旅の最大の楽しみだったんだ。それを奪われたのだから今も尚、立腹中!。今月、近場、東京は奥多摩辺りでもう一度紅葉を楽しむトレッキングに出掛けようと考えていて、その時に再チャレンジだ。これで駄目だったら、とりあえずFossilに怒りのクレームだな。ヤマレコはサービス外であるが、ヤマレコでGPSを認識しない時はGoogle Map(勿論、ウォッチにその地域のマップをダウンロードしている)でも現在位置を示さないからウォッチ本体が原因としか考えられない。

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