2018年09月06日 00:00

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM
darktableネタ、本日が最後!。Lightroom、RawTherapeeと比較し、まとめとしたい。
LightroomとRawTherapeeに比べてdarktableはどの程度優れているのか、また劣っているのか・・・。
1、写真検索機能
ダントツでLigthtroomが優れている。EXIFデータに記録されている撮影時のデータに加え、Lightroomでセットしたラベル、評価、キーワードを元に何万枚から写真をフィルタリング出来るのは圧巻(但し、何故か露出補正値で検索は掛けられない)。
例えば、、、
「2016年4月から2018年3月までPentax K-5とOlympus OM-D E-M1を使ってキーワードに"廃墟"が設定されているISO1600からISO12800までのシャッタースピードが1/2秒から1/8秒までの縦位置構図」
こんなのをマウスでヒョイヒョイと設定すれば瞬時で該当する写真が表示される。
darktableでも類似な作用が可能だが、検索条件を1つずつセットしないとならないのであまりにも面倒過ぎて上と同じ事はほぼ不可能と言って良い。また何故かシャッタースピードでふるいを掛けられない欠点もある。しかし単純に「ISO1600以上の写真」、そんなのは楽に可能だ。
RawTherapeeにもカメラ、露出、レンズ情報でフィルタリング、検索する機能はあるのだが、残念ながら選択しているフォルダ内のデータしか参照出来ない。但し、フォルダ内の検索だけならdarktableよりも遥かに操作は楽。
よって10段階評価すると・・・。
Lightroom 9
darktable 5
RawTherapee 5
2、情報量
マニュアルやネットで情報を収集出来るかどうか。
Lightroomは市販品なので書籍などを買わずに知りたい事はネットで検索を掛ければほぼ100%見つかるだろう。
RawTherapeeは日本語のオンラインマニュアルが存在する。少し前までは日本人の翻訳者がいなかったようで新たに追加された機能は英語やフランス語のみだったか最近になってそれらも日本語化された。しかしいかんせん元のマニュアルが学術過ぎて日本語ですら理解出来ない事もある。基本的な使い方くらいなら日本語のサイトは幾つかあるが、初歩の初歩レベルのものばかり。
darktableは日本語マニュアルは無い。但し、ビジネス英語的な内容のマニュアルが存在するのでそれをブラウザで翻訳すれば、現像の基本を知っていればおおよそ理解出来る。但し、それ以外の情報はほとんどない。
Lightroom 10
darktable 8
RawTherapee 6
3、操作
慣れればどんなに複雑でも無意識にやってしまうものだが、初心者にも優しいインターフェースであるべき。
Lightroomは市販品だからいわずもがな。RawTherapeeはツイッターなどを見てると複雑過ぎて使えないと言う方が多いが、露出、ディテール、カラーなどとしっかりと整理されているのでこれが使えないと言う人はそもそもRAW現像そのものを理解していない人だ。RAW現像を知っていればRawTherapeeでも簡単に使える。
但し、一部の機能がアカデミック過ぎてRAW現像を熟知している人間でも理解不能に陥ってしまう。例えばLightroomの「かすみの除去」。これをRawTherapeeで行おうと思うとエライコッチャである。しかも開発者が正しい回答を用意しておらず、全世界の人々が「かすみの除去」だけの為に試行錯誤している始末。
これに関しては本ブログでRawTherapeeで「かすみの除去」と同じ作業をするにはこうせよ!、そんなネタを書いているので過去の記事を参照して頂きたい。これも正解かどうかは不明であるのだが、恐らくその方法で問題ないだろう。
ではdarktableはどうだ?。
機能の分類が変!。どこに何があるのかさっぱり判らない。でもこれは数日使えば慣れるレベルなのと、自分が良く使う機能はお気に入りに登録してしまえば、それ以外を見る必要は無い。また機能のクローンを作れるのでトーンカーブやイコライザを複数利用出来るのは便利だ。
Lightroom 10
darktable 7
RawTherapee 7
4、性能
現像に使う各種機能が優秀か否か?。
これに関しては個人の感じ方によるので一概には言えないが、どれもほぼイコールの性能を持っているものの、細かい設定をしたい、そんな場合には差が付く。各自がどの部分でどんな細かい処理をしたいのか?、これによって評価が分かれてしまう。
たとえばマスク処理。Lightroomとdarktableにはそれが可能だが、RawTherapeeの正式版ではまだ採用されていない。開発版で利用可能であるが、まだまだ発展途上で下手すると次期ver5.5にも採用されない可能性もありそうだ。
ハイライト補正に関してはdarktbaleとRawTherapeeはほぼイコール性能であるが、RawTherapeeの方が白飛びを抑えられる風景が多い。またそれを遥かに上回るのがLightroomである。
ノイズリダクションはLightroomとRawTherapeeがほぼ同等の機能を持ち(但し、RawTherapeeで完璧なノイズ処理を施すには様々な処理をしなくちゃならない)、darktableは同等以下のレベルでしかない。ここ5年くらいのカメラならば同等、しかし古いカメラ、高感度表現が弱いカメラだとdarktableは他の2つより遥かに劣る処理しか出来ないのがわかった。
それ以外では大きな性能の差は無いのでこれを重要視されず、かつ検索機能にも重点を置いていない、そんな方は、無料で利用出来るdarktableが最も適しているかもしれない。
私はハイライト補正とノイズリダクションを最重要とみなしているので、この時点でdarktableは常用出来る現像ソフトではないと結論付けているが、そもそもLightroomをお持ちで無い方は、Lightroomのハイライト補正力、ノイズリダクション力をご存じない訳で、それはそれで知らぬが仏とでも言おうか?。現像ソフトなんてこんなもんでしょ?、と感じていれば十分にメインで使用出来る現像ソフトだろう。
Lightroom 10
RawTherapee 10
darktable 8
5、フィルムシミュレーション
フィルムシミュレーションが無かったら現像ソフトと言えないと断言しても良い程。残念ながら少し前までLightroomにはその機能がなかった。最新のバージョンでそれに似たプロファイルが多く追加され、かなりましになったが、市販のVSCO Filmや海外の有志が作成したフリーのプロファイルをセットして初めてフィルムシミュレーションが使える事になる。
darktableとRawTherapee本体にはフィルムシミュレーションはないが、各自でフリーのスタイルをインストールすれば簡単に使えるようになる。
Lightroom 7(金に物を言わせればVSCO Film導入で10)
darktable 10
RawTherapee 10
6、スポット修正
スポット修正とは主にセンサーについたゴミが写ってしまった部分を他に置き換えて目立たなくする機能。Lightroomはほぼ完璧に機能してくれるのでPhotoshopも不要なくらい。
darktableにもスポット修正があるが、単に他の部分をコピーするだけで青い空のゴミなら問題ないものの、少しでも複雑な風景になると違和感を持つ。そしてRawTherapeeにはスポット修正機能はない。
恐らくdarktbaleもRawTherapeeもそれはgimpで修正してね、そんな立ち位置なんだと思う。しかしそのgimp、修復ブラシ機能を使うが、試した限り、darktableと同レベル。Lightroom、Photoshopの方が優れている。以下はgimpを使わないと・・・、そんな比較数値だ。
Lightroom 9
darktable 5
RawTherapee 0
7、処理速度
うちのパソコンは7年くらい前のWindowsマシン。Core i5でメモリが12GB、グラフィックボードは積んでいない。1つ前のLightroomならば2400万画素クラスのRAWこれでサクサク動いていた。ところが最新のバージョンは機能が大幅に増えた分、処理速度が落ちてしまった。それでも2400万画素なら大きなストレスにはならない。これを基準にすると・・・。
Lightroom 7
darktable 4
RawTherapee 4
これ疑問に思うでしょう?。今までRawTherapeeよりもdarktableの方が処理速度が速いと書いていた。でも機能によって無茶苦茶遅いのがあるんだ。それがノイズ軽減(プロファイル)。これに限ってはRawTherapeeの方が速い。
皆さんには「素直にLightroomを使いましょう!」、と言いたいところが、頻繁に現像しない人やPhotoshopなんて要らない、そんな方は毎月adobeにお布施を払うのは不快だろう。またフィルムミューレーションに興味のある方はVSCO Filmを買うくらいなら無料で類似処理を利用出来るdarktable、RawTherapeeを使わざるを得ない。
ではどっちが良い?。
「両方使うべし!」
これが答えだ。扱いやすさやを考慮するとdarktableに軍配が上がるだろうから、普段はdarktableを使い、高感度で撮影された写真やどうしても飛んだハイライト救いたい!、そんな時にはRawTherapeeで運用。RawTehrapeeでハイライトだけ補正しTIFF化、あとをdarktableに任せるでも良いだろう。
私自身はdarktableのノイズ処理は処理速度も含め微妙だと思っており、darktableでノイズ以外を処理しTIFF化、RawTherapeeでノイズを取り去りTIFF化、再びdarktableに戻りハイバスフィルターを使って輪郭強調・・・、こういう離れ業でも良いかも。
またFujifilmのX-Transセンサー搭載カメラを使われている方で、パッキパキの解像感を望む方は選択肢はRawTherapeeしかない。でもこれもデモザイクとシャープネス調整をRawTehrapeeで行い(ウェーブレットも使うとさらにパッキパキ)、TiFF化の後にその他の作業をdarktableを利用しても良いんだ。
そんな訳でdarktableネタ、今回でおしまいだ。今後、バージョンアップで機能が増えたりしたらその都度ネタにするつもりだ。
と、ここまで書いて、、、
「しもぅたぁ!、フィルムシミュレーションについてLightroomやRawTehrapeeと比較するのすっかり忘れておった!」
うーん、これは今後、暇が出来た時にでも・・・。何しろすでに別のネタを幾つか予約投稿をしており、今更途中でdarktableネタを挟むのが面倒なのだった。フィルムシミュレーションの比較検証は9月中旬くらいかな。
本日の写真はFujiflm X-TransIIIのアスティアをシミュレートしたスタイルを適用し、ヘイズ処理で明瞭度を上げた。この海中電柱、千葉県に三箇所確認出来るとの事だが、私はうち二箇所で撮影している。今はうち一方は撤去されている。
1、写真検索機能
ダントツでLigthtroomが優れている。EXIFデータに記録されている撮影時のデータに加え、Lightroomでセットしたラベル、評価、キーワードを元に何万枚から写真をフィルタリング出来るのは圧巻(但し、何故か露出補正値で検索は掛けられない)。
例えば、、、
「2016年4月から2018年3月までPentax K-5とOlympus OM-D E-M1を使ってキーワードに"廃墟"が設定されているISO1600からISO12800までのシャッタースピードが1/2秒から1/8秒までの縦位置構図」
こんなのをマウスでヒョイヒョイと設定すれば瞬時で該当する写真が表示される。
darktableでも類似な作用が可能だが、検索条件を1つずつセットしないとならないのであまりにも面倒過ぎて上と同じ事はほぼ不可能と言って良い。また何故かシャッタースピードでふるいを掛けられない欠点もある。しかし単純に「ISO1600以上の写真」、そんなのは楽に可能だ。
RawTherapeeにもカメラ、露出、レンズ情報でフィルタリング、検索する機能はあるのだが、残念ながら選択しているフォルダ内のデータしか参照出来ない。但し、フォルダ内の検索だけならdarktableよりも遥かに操作は楽。
よって10段階評価すると・・・。
Lightroom 9
darktable 5
RawTherapee 5
2、情報量
マニュアルやネットで情報を収集出来るかどうか。
Lightroomは市販品なので書籍などを買わずに知りたい事はネットで検索を掛ければほぼ100%見つかるだろう。
RawTherapeeは日本語のオンラインマニュアルが存在する。少し前までは日本人の翻訳者がいなかったようで新たに追加された機能は英語やフランス語のみだったか最近になってそれらも日本語化された。しかしいかんせん元のマニュアルが学術過ぎて日本語ですら理解出来ない事もある。基本的な使い方くらいなら日本語のサイトは幾つかあるが、初歩の初歩レベルのものばかり。
darktableは日本語マニュアルは無い。但し、ビジネス英語的な内容のマニュアルが存在するのでそれをブラウザで翻訳すれば、現像の基本を知っていればおおよそ理解出来る。但し、それ以外の情報はほとんどない。
Lightroom 10
darktable 8
RawTherapee 6
3、操作
慣れればどんなに複雑でも無意識にやってしまうものだが、初心者にも優しいインターフェースであるべき。
Lightroomは市販品だからいわずもがな。RawTherapeeはツイッターなどを見てると複雑過ぎて使えないと言う方が多いが、露出、ディテール、カラーなどとしっかりと整理されているのでこれが使えないと言う人はそもそもRAW現像そのものを理解していない人だ。RAW現像を知っていればRawTherapeeでも簡単に使える。
但し、一部の機能がアカデミック過ぎてRAW現像を熟知している人間でも理解不能に陥ってしまう。例えばLightroomの「かすみの除去」。これをRawTherapeeで行おうと思うとエライコッチャである。しかも開発者が正しい回答を用意しておらず、全世界の人々が「かすみの除去」だけの為に試行錯誤している始末。
これに関しては本ブログでRawTherapeeで「かすみの除去」と同じ作業をするにはこうせよ!、そんなネタを書いているので過去の記事を参照して頂きたい。これも正解かどうかは不明であるのだが、恐らくその方法で問題ないだろう。
ではdarktableはどうだ?。
機能の分類が変!。どこに何があるのかさっぱり判らない。でもこれは数日使えば慣れるレベルなのと、自分が良く使う機能はお気に入りに登録してしまえば、それ以外を見る必要は無い。また機能のクローンを作れるのでトーンカーブやイコライザを複数利用出来るのは便利だ。
Lightroom 10
darktable 7
RawTherapee 7
4、性能
現像に使う各種機能が優秀か否か?。
これに関しては個人の感じ方によるので一概には言えないが、どれもほぼイコールの性能を持っているものの、細かい設定をしたい、そんな場合には差が付く。各自がどの部分でどんな細かい処理をしたいのか?、これによって評価が分かれてしまう。
たとえばマスク処理。Lightroomとdarktableにはそれが可能だが、RawTherapeeの正式版ではまだ採用されていない。開発版で利用可能であるが、まだまだ発展途上で下手すると次期ver5.5にも採用されない可能性もありそうだ。
ハイライト補正に関してはdarktbaleとRawTherapeeはほぼイコール性能であるが、RawTherapeeの方が白飛びを抑えられる風景が多い。またそれを遥かに上回るのがLightroomである。
ノイズリダクションはLightroomとRawTherapeeがほぼ同等の機能を持ち(但し、RawTherapeeで完璧なノイズ処理を施すには様々な処理をしなくちゃならない)、darktableは同等以下のレベルでしかない。ここ5年くらいのカメラならば同等、しかし古いカメラ、高感度表現が弱いカメラだとdarktableは他の2つより遥かに劣る処理しか出来ないのがわかった。
それ以外では大きな性能の差は無いのでこれを重要視されず、かつ検索機能にも重点を置いていない、そんな方は、無料で利用出来るdarktableが最も適しているかもしれない。
私はハイライト補正とノイズリダクションを最重要とみなしているので、この時点でdarktableは常用出来る現像ソフトではないと結論付けているが、そもそもLightroomをお持ちで無い方は、Lightroomのハイライト補正力、ノイズリダクション力をご存じない訳で、それはそれで知らぬが仏とでも言おうか?。現像ソフトなんてこんなもんでしょ?、と感じていれば十分にメインで使用出来る現像ソフトだろう。
Lightroom 10
RawTherapee 10
darktable 8
5、フィルムシミュレーション
フィルムシミュレーションが無かったら現像ソフトと言えないと断言しても良い程。残念ながら少し前までLightroomにはその機能がなかった。最新のバージョンでそれに似たプロファイルが多く追加され、かなりましになったが、市販のVSCO Filmや海外の有志が作成したフリーのプロファイルをセットして初めてフィルムシミュレーションが使える事になる。
darktableとRawTherapee本体にはフィルムシミュレーションはないが、各自でフリーのスタイルをインストールすれば簡単に使えるようになる。
Lightroom 7(金に物を言わせればVSCO Film導入で10)
darktable 10
RawTherapee 10
6、スポット修正
スポット修正とは主にセンサーについたゴミが写ってしまった部分を他に置き換えて目立たなくする機能。Lightroomはほぼ完璧に機能してくれるのでPhotoshopも不要なくらい。
darktableにもスポット修正があるが、単に他の部分をコピーするだけで青い空のゴミなら問題ないものの、少しでも複雑な風景になると違和感を持つ。そしてRawTherapeeにはスポット修正機能はない。
恐らくdarktbaleもRawTherapeeもそれはgimpで修正してね、そんな立ち位置なんだと思う。しかしそのgimp、修復ブラシ機能を使うが、試した限り、darktableと同レベル。Lightroom、Photoshopの方が優れている。以下はgimpを使わないと・・・、そんな比較数値だ。
Lightroom 9
darktable 5
RawTherapee 0
7、処理速度
うちのパソコンは7年くらい前のWindowsマシン。Core i5でメモリが12GB、グラフィックボードは積んでいない。1つ前のLightroomならば2400万画素クラスのRAWこれでサクサク動いていた。ところが最新のバージョンは機能が大幅に増えた分、処理速度が落ちてしまった。それでも2400万画素なら大きなストレスにはならない。これを基準にすると・・・。
Lightroom 7
darktable 4
RawTherapee 4
これ疑問に思うでしょう?。今までRawTherapeeよりもdarktableの方が処理速度が速いと書いていた。でも機能によって無茶苦茶遅いのがあるんだ。それがノイズ軽減(プロファイル)。これに限ってはRawTherapeeの方が速い。
皆さんには「素直にLightroomを使いましょう!」、と言いたいところが、頻繁に現像しない人やPhotoshopなんて要らない、そんな方は毎月adobeにお布施を払うのは不快だろう。またフィルムミューレーションに興味のある方はVSCO Filmを買うくらいなら無料で類似処理を利用出来るdarktable、RawTherapeeを使わざるを得ない。
ではどっちが良い?。
「両方使うべし!」
これが答えだ。扱いやすさやを考慮するとdarktableに軍配が上がるだろうから、普段はdarktableを使い、高感度で撮影された写真やどうしても飛んだハイライト救いたい!、そんな時にはRawTherapeeで運用。RawTehrapeeでハイライトだけ補正しTIFF化、あとをdarktableに任せるでも良いだろう。
私自身はdarktableのノイズ処理は処理速度も含め微妙だと思っており、darktableでノイズ以外を処理しTIFF化、RawTherapeeでノイズを取り去りTIFF化、再びdarktableに戻りハイバスフィルターを使って輪郭強調・・・、こういう離れ業でも良いかも。
またFujifilmのX-Transセンサー搭載カメラを使われている方で、パッキパキの解像感を望む方は選択肢はRawTherapeeしかない。でもこれもデモザイクとシャープネス調整をRawTehrapeeで行い(ウェーブレットも使うとさらにパッキパキ)、TiFF化の後にその他の作業をdarktableを利用しても良いんだ。
そんな訳でdarktableネタ、今回でおしまいだ。今後、バージョンアップで機能が増えたりしたらその都度ネタにするつもりだ。
と、ここまで書いて、、、
「しもぅたぁ!、フィルムシミュレーションについてLightroomやRawTehrapeeと比較するのすっかり忘れておった!」
うーん、これは今後、暇が出来た時にでも・・・。何しろすでに別のネタを幾つか予約投稿をしており、今更途中でdarktableネタを挟むのが面倒なのだった。フィルムシミュレーションの比較検証は9月中旬くらいかな。
本日の写真はFujiflm X-TransIIIのアスティアをシミュレートしたスタイルを適用し、ヘイズ処理で明瞭度を上げた。この海中電柱、千葉県に三箇所確認出来るとの事だが、私はうち二箇所で撮影している。今はうち一方は撤去されている。

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