2016年04月27日 00:00

Pentax MX-1
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小ネタを入れればあと2つ、3つのレビューを書けるが、所詮、EVFのない「風景複写機」に愛着なんぞ微塵も無く、今日でまとめちゃう。
小ネタを入れればあと2つ、3つのレビューを書けるが、所詮、EVFのない「風景複写機」に愛着なんぞ微塵も無く、今日でまとめちゃう。
このカメラ、すでに生産を終了していてデッドストックが見つからない限り、入手出来るのは中古品だ。3月末で25,000円程度で流通している。この値が妥当か否か・・・。
兄弟機であると噂されているOlympus XZ-2もおおよそ似たような価格で流通しているのを考えると、皆さんにお勧め出来るカメラはXZ-2、そう断言しても良い。
Pentaxユーザーは他所様にPentaxカメラを薦めない傾向がある。一眼レフもコンデジもマニアックと言うか、Pentaxブランドのカメラは一般的でないのを認識しているからなんだ。後で文句を言われたくない、やっぱり売れているCanon、Nikonが無難でしょ!、これは多くのPentaxユーザーが感じているに違いない。
確かに「これは絶対に薦められないな、絶対に後々恨まれるわい」と思う機種もあった。そして今回、MX-1もお勧めしない。MX-1がどうしても気になる方は、もう一度「おやおや、Pentax MX-1がやってきたシリーズ」を読み直して頂きたい。
特におやおや、Pentax MX-1がやってきた その2をご覧になるべきで、そこで挙げている項目を欠点を思わない方のみユーザーになれると言い切りたい。12の欠点のうち1つでも「これは嫌だな」と思ったら手に入れちゃならない。
私の目から見たMX-1はお座なりカメラでしかなく、当初日本で発売する予定が無かったのは判る気がする。Pentaxカメラでありながら色々な機能を端折られており、QユーザーやKマウントユーザーから不満が出ると感じていたのだろう。
でもペンタキシアン?、なる連中がこのカメラを日本でも売れ!、と言っちゃったからRicohも勘違いしちゃったんだな。「もしかしたら売れるかもしれない」って。完売したのだろうから予定数は売り切ったのたろうが、どうだろうねぇ、私のように不満タラタラなユーザーが多い気がしてならない。
でもデータを見ると面白い。
価格.comのユーザーレビュー。MX-1のレビュー投稿数は131人で満足度は4.80。そしてXZ-2は82人がレビューを投稿し満足度は4.48・・・。これだけを見るとMX-1の方が優れているように思えちゃう。これが数字の嘘なんだな。
まずAmazonのユーザーレビューはその反対でXZ-2が157件、MX-1が56件となっているし、私のようにカメラマニアの癖に価格.comやAmazonのレビュー、口コミを投稿した事の無い人間がどれだけいるか?。分母が判らない限り、価格.com等のその手の数字を信じちゃいけない。
またPentaxユーザーは上の通り他人にはPentaxを薦めないが、Pentaxの商品に対しては非常に甘い評価を下す傾向を持つ人が他社ユーザーよりも多くいらっしゃるようだ。欠点を欠点と認めない人達。彼らがMX-1を持ち上げているだけかもしれない。
さて・・・。
究極のカメラ、己のスタイルにマッチしたカメラを100点満点とするとPentax K-5には85点を付けられる。露出が馬鹿だったりと幾つかの欠点があるものの、十分に道具として機能している素晴らしいカメラだ。K-3で色々と改悪があったのでほんの少し値を下げ80点と言ったところか。
ではMX-1に点数を付けるとしたら・・・。単純に減点法で行けば12の欠点を見つけているから1つ5点として60点がマイナスされ40点。うん、妥当な数字に思える。でもこのカメラを世に出したRioch/Pentaxの企業姿勢、これを考えると商品として成立しない、よって評価する価値無し、「0点」としたい。
フィルムカメラを始めようと思って機械式カメラであるPentax MXを買おうとしていた。だったらそのMX使用時にサブカメラとしてMX-1を同伴。なんてお洒落なんだ!、なんて通なんだ!、きっと自分に酔いしれるに違いない!、そんな思いから手にした。でもMXじゃなくて他のフィルムカメラを手に入れちゃったから元も子もなかったりする。
画質に関しては問題の無い、むしろ考えていた以上の描写力にビックリ。損をした気分にはならないものの、MXを買わなかったらのだからXZ-2を手にするのが正解だったなぁとちょっぴり後悔しているのだった。何しろXZ-2はEVFが装着出来るから本物のカメラであり、MX-1は風景複写機でしかないから・・・。
風景複写機が悪いと言っているのではない。MX-1をメインに使うつもりはさらさらないから。でもどうしても我慢ならないのが3つ。
これは不快以上の何物でもない。
ミニと言う車をご存知だろう。歴史あるイギリス車だが、現在はBMWが製造販売している。あまり詳しくは無いが、この現行ミニはかつてのミニをしっかりとオマージュしている気がする。良い部分はそのままに、悪い部分は時代にマッチした改良が加えられていると思う。
ところがMX-1はどうだい?。MXのデザインを単に真似ただけで、結果的に欠点になってしまう部分は放置している。ストラップ金具の位置くらい何故変えようと思わなかったのか?。ここにRicohとBMWの思考の違いがあろう。ミニは今でも一般大衆にも受ける車であり、MX-1は極一部の人にしか愛されない・・・。
勿論、一部の人にしか愛されないカメラがあっても良い。Leicaのカメラなんてそうでしょ?。SigmaのFoveon搭載カメラも同じ。でもMX-1はあまりにも欠点が多過ぎる。とりあえずかつてのMXのデザインをパクってオールドファン、エンスーに売れればラッキー!、その程度の「浅知恵」で造られたカメラにしか見えないんだ。
なんて言うか・・・。
K-01と印象がダブるんだ。とりあえず少ないリソースで変化球を放り込んじゃおう!。ただそれだけでK-01とMX-1は造られた気がする。いい加減なアイデアを元に造られたカメラに消費者は騙されたとでも言おうか?。
Ricohに吸収されたとは言え、Pentaxのしょ~もない体質はずっと残ったまま。老舗ブランドではあるが二流でしかない。Nikon、Canonが凄い訳じゃない。旧Pentax陣がだらしないだけ、そう思えてしまう。まだ間に合う、Ricoh側の人間が率先してその手の悪しき習慣を改めさせるべきだ。
※もしMX-1の発売がRicoh陣営からのアイデアだったらPentax陣営は災難だなぁ~、こんな商品にGOサインを出す無能なお目付け役がいるのだから・・・
第一、電子制御ばりばりのカメラに「MX」なるネーミングを与えるのがおかしいって。MX-1は黒歴史として封印し、新たに「ME-1」と言うオールド、モダンスタイルながら電子制御バリバリの本気カメラを造ってくれれば多くのPentaxユーザーは感激するだろう。
※本来、その役割を担うのがQだと思うのだが・・・
同じくK-01の失敗から学びSigmaのsd Quattroのような斬新なミラーレスカメラ、K-02を!、そして死に体となっているRicohブランドのGXR(GXシリーズ含め)にも新たな息吹を!。
MX-1が良いとか悪いんじゃないんだ。Pentaxの歴史やその他のカメラや兄弟機Olympus XZ-2らの存在に目を瞑れば出来の良い風景複写機だ。
でもこれをMX-1と名付けかつてのMXの外観を真似ただけのものを商品化してしまったRicoh/Pentaxと言う企業に不満タラタラ。コンセプトそのものがおかしい。だから評価に値する代物でなく「0点」。
もっと考慮出来たでしょう?。何故中途半端な状態で世に放ったの?。MX-1が発売された時、開発陣はK-1開発で相当リソースを食ったろう。だからと言ってこんな安直な代物を造り出しちゃいかんでしょ!。
唯一の救いは・・・。
見た目だけではXZ-2よりも高そうに見える。遠目だったり、デジタルカメラを良く知らない人達からはそこそこのカメラに見えるみたいだ。
先日、このカメラが一番活躍したのが法事の場だったとお伝えした。そこで親戚の婆ちゃん連中が「あ~ら、BigDaddyちゃん、また高そうなカメラねぇ、それであたし達の遺影でも撮って貰おうかしら」ってなもんだ(笑)。
イエェイ!。
兄弟機であると噂されているOlympus XZ-2もおおよそ似たような価格で流通しているのを考えると、皆さんにお勧め出来るカメラはXZ-2、そう断言しても良い。
Pentaxユーザーは他所様にPentaxカメラを薦めない傾向がある。一眼レフもコンデジもマニアックと言うか、Pentaxブランドのカメラは一般的でないのを認識しているからなんだ。後で文句を言われたくない、やっぱり売れているCanon、Nikonが無難でしょ!、これは多くのPentaxユーザーが感じているに違いない。
確かに「これは絶対に薦められないな、絶対に後々恨まれるわい」と思う機種もあった。そして今回、MX-1もお勧めしない。MX-1がどうしても気になる方は、もう一度「おやおや、Pentax MX-1がやってきたシリーズ」を読み直して頂きたい。
特におやおや、Pentax MX-1がやってきた その2をご覧になるべきで、そこで挙げている項目を欠点を思わない方のみユーザーになれると言い切りたい。12の欠点のうち1つでも「これは嫌だな」と思ったら手に入れちゃならない。
私の目から見たMX-1はお座なりカメラでしかなく、当初日本で発売する予定が無かったのは判る気がする。Pentaxカメラでありながら色々な機能を端折られており、QユーザーやKマウントユーザーから不満が出ると感じていたのだろう。
でもペンタキシアン?、なる連中がこのカメラを日本でも売れ!、と言っちゃったからRicohも勘違いしちゃったんだな。「もしかしたら売れるかもしれない」って。完売したのだろうから予定数は売り切ったのたろうが、どうだろうねぇ、私のように不満タラタラなユーザーが多い気がしてならない。
でもデータを見ると面白い。
価格.comのユーザーレビュー。MX-1のレビュー投稿数は131人で満足度は4.80。そしてXZ-2は82人がレビューを投稿し満足度は4.48・・・。これだけを見るとMX-1の方が優れているように思えちゃう。これが数字の嘘なんだな。
まずAmazonのユーザーレビューはその反対でXZ-2が157件、MX-1が56件となっているし、私のようにカメラマニアの癖に価格.comやAmazonのレビュー、口コミを投稿した事の無い人間がどれだけいるか?。分母が判らない限り、価格.com等のその手の数字を信じちゃいけない。
またPentaxユーザーは上の通り他人にはPentaxを薦めないが、Pentaxの商品に対しては非常に甘い評価を下す傾向を持つ人が他社ユーザーよりも多くいらっしゃるようだ。欠点を欠点と認めない人達。彼らがMX-1を持ち上げているだけかもしれない。
さて・・・。
究極のカメラ、己のスタイルにマッチしたカメラを100点満点とするとPentax K-5には85点を付けられる。露出が馬鹿だったりと幾つかの欠点があるものの、十分に道具として機能している素晴らしいカメラだ。K-3で色々と改悪があったのでほんの少し値を下げ80点と言ったところか。
ではMX-1に点数を付けるとしたら・・・。単純に減点法で行けば12の欠点を見つけているから1つ5点として60点がマイナスされ40点。うん、妥当な数字に思える。でもこのカメラを世に出したRioch/Pentaxの企業姿勢、これを考えると商品として成立しない、よって評価する価値無し、「0点」としたい。
フィルムカメラを始めようと思って機械式カメラであるPentax MXを買おうとしていた。だったらそのMX使用時にサブカメラとしてMX-1を同伴。なんてお洒落なんだ!、なんて通なんだ!、きっと自分に酔いしれるに違いない!、そんな思いから手にした。でもMXじゃなくて他のフィルムカメラを手に入れちゃったから元も子もなかったりする。
画質に関しては問題の無い、むしろ考えていた以上の描写力にビックリ。損をした気分にはならないものの、MXを買わなかったらのだからXZ-2を手にするのが正解だったなぁとちょっぴり後悔しているのだった。何しろXZ-2はEVFが装着出来るから本物のカメラであり、MX-1は風景複写機でしかないから・・・。
風景複写機が悪いと言っているのではない。MX-1をメインに使うつもりはさらさらないから。でもどうしても我慢ならないのが3つ。
- Pentax最新のコンデジだった癖に画像処理エンジンがサブセットでしかなく、独特のカスタムイメージの多くが端折られている
- ストラップを付けるとストラップ用金具の位置が悪いからレンズ側が上を向く
- XZ-2に存在するEVF((ホットシューそのものが本体に存在しない)、レンズバリアなどアクセサリーが全く用意されていない
これは不快以上の何物でもない。
ミニと言う車をご存知だろう。歴史あるイギリス車だが、現在はBMWが製造販売している。あまり詳しくは無いが、この現行ミニはかつてのミニをしっかりとオマージュしている気がする。良い部分はそのままに、悪い部分は時代にマッチした改良が加えられていると思う。
ところがMX-1はどうだい?。MXのデザインを単に真似ただけで、結果的に欠点になってしまう部分は放置している。ストラップ金具の位置くらい何故変えようと思わなかったのか?。ここにRicohとBMWの思考の違いがあろう。ミニは今でも一般大衆にも受ける車であり、MX-1は極一部の人にしか愛されない・・・。
勿論、一部の人にしか愛されないカメラがあっても良い。Leicaのカメラなんてそうでしょ?。SigmaのFoveon搭載カメラも同じ。でもMX-1はあまりにも欠点が多過ぎる。とりあえずかつてのMXのデザインをパクってオールドファン、エンスーに売れればラッキー!、その程度の「浅知恵」で造られたカメラにしか見えないんだ。
現代のミニはかつてのオースチン、ローバーミニではない!。カーマニアの中にはそう非難する方もいらっしゃると思う。
だったら尚更に昔からのPentaxファン、ペンタキアンはMX-1は駄目だ!、MXのネーミングを与えられる個体ではない!、そう非難しなくちゃならない。
所詮、風景複写機だから使っていて大きな不満は無い。操作はK-5とほとんど変わらないので不便でもないし・・・。だから今後も使い続けるつもりでいる。(Lightroomで再現像すれば)高感度の画質が優れているから廃墟でも十分戦力になるだろうし。だったら尚更に昔からのPentaxファン、ペンタキアンはMX-1は駄目だ!、MXのネーミングを与えられる個体ではない!、そう非難しなくちゃならない。
なんて言うか・・・。
K-01と印象がダブるんだ。とりあえず少ないリソースで変化球を放り込んじゃおう!。ただそれだけでK-01とMX-1は造られた気がする。いい加減なアイデアを元に造られたカメラに消費者は騙されたとでも言おうか?。
Ricohに吸収されたとは言え、Pentaxのしょ~もない体質はずっと残ったまま。老舗ブランドではあるが二流でしかない。Nikon、Canonが凄い訳じゃない。旧Pentax陣がだらしないだけ、そう思えてしまう。まだ間に合う、Ricoh側の人間が率先してその手の悪しき習慣を改めさせるべきだ。
※もしMX-1の発売がRicoh陣営からのアイデアだったらPentax陣営は災難だなぁ~、こんな商品にGOサインを出す無能なお目付け役がいるのだから・・・
現行のミドルクラスの一眼レフであるK-S2。このカメラは非常に優秀だと思っている。それでも売れないのは何故?。
確かにNikon、Canonのブランド力には適わないが、K-S2には大きな欠点も無く、むしろ皆さんにお勧めしたい長所が仰山。もうちょっと人気があっても良い筈。
結局は旧Pentax陣営が今までにやってきた代償を今払わされているんじゃなかろうか?。そんな時期にあるのに何故かNikon、Camonに対抗出来ると勘違いをして強気の価格設定をしてしまった、これが失敗を招いたと見ている。
もし将来、かつての自社カメラをオマージュした商品を開発するのなら、コンセプトを熟慮した上で、多くのユーザーを納得させられるカメラを造り上げて欲しい。確かにNikon、Canonのブランド力には適わないが、K-S2には大きな欠点も無く、むしろ皆さんにお勧めしたい長所が仰山。もうちょっと人気があっても良い筈。
結局は旧Pentax陣営が今までにやってきた代償を今払わされているんじゃなかろうか?。そんな時期にあるのに何故かNikon、Camonに対抗出来ると勘違いをして強気の価格設定をしてしまった、これが失敗を招いたと見ている。
第一、電子制御ばりばりのカメラに「MX」なるネーミングを与えるのがおかしいって。MX-1は黒歴史として封印し、新たに「ME-1」と言うオールド、モダンスタイルながら電子制御バリバリの本気カメラを造ってくれれば多くのPentaxユーザーは感激するだろう。
※本来、その役割を担うのがQだと思うのだが・・・
同じくK-01の失敗から学びSigmaのsd Quattroのような斬新なミラーレスカメラ、K-02を!、そして死に体となっているRicohブランドのGXR(GXシリーズ含め)にも新たな息吹を!。
MX-1が良いとか悪いんじゃないんだ。Pentaxの歴史やその他のカメラや兄弟機Olympus XZ-2らの存在に目を瞑れば出来の良い風景複写機だ。
でもこれをMX-1と名付けかつてのMXの外観を真似ただけのものを商品化してしまったRicoh/Pentaxと言う企業に不満タラタラ。コンセプトそのものがおかしい。だから評価に値する代物でなく「0点」。
もっと考慮出来たでしょう?。何故中途半端な状態で世に放ったの?。MX-1が発売された時、開発陣はK-1開発で相当リソースを食ったろう。だからと言ってこんな安直な代物を造り出しちゃいかんでしょ!。
唯一の救いは・・・。
見た目だけではXZ-2よりも高そうに見える。遠目だったり、デジタルカメラを良く知らない人達からはそこそこのカメラに見えるみたいだ。
先日、このカメラが一番活躍したのが法事の場だったとお伝えした。そこで親戚の婆ちゃん連中が「あ~ら、BigDaddyちゃん、また高そうなカメラねぇ、それであたし達の遺影でも撮って貰おうかしら」ってなもんだ(笑)。
イエェイ!。

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