2012年10月27日 00:00

Ricoh GXR, A12 28mmF2.5
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検証すると言ってもA12 50mm、A12 28mm、そしてA16 24-85mm、それぞれ半日使っただけで、A12 50mmに至っては2年前に借りているので、その時の撮影状況なんて忘れていたりする。それでも写真を見ればそれぞれの特徴は何となく判る。
検証すると言ってもA12 50mm、A12 28mm、そしてA16 24-85mm、それぞれ半日使っただけで、A12 50mmに至っては2年前に借りているので、その時の撮影状況なんて忘れていたりする。それでも写真を見ればそれぞれの特徴は何となく判る。
A16 24-85mmとMount A12はローパスフィルターレスであるが、それ以前のA12 28mmとA12 50mmにはローパスフィルターがセンサーに付着している。またセンサーの違い、1200万画素と1600万画素の差もあり、同じ土俵で語るには結構難しい。
10月25日の記事では「A12の2本を『こってりとした油絵』、またA16が『デジタル写真の粋を集めた解像感を持った描写』ならば、A12は『フィルム写真っぽい自然でかつ力強い描写』である」と表現したが、まさにその通り。それ以外の何物でもない。
A12の50mmを借りた2年前、恥ずかしながら「ローパスフィルター」なんて言葉、知りもしなかった。またその頃はPentax K20Dをメインに、K10Dをサブカメラとして使っており、何故K10Dでしっかりと解像しているのにK20Dになるとボヤけて見えるのだろうか?、と大きな疑問を持っていた時期。
K20DはCMOS、K10DはCCD、インターネットで色々と情報を集めるとどうやらCCDの方が低感度ISOなら綺麗な描写をするらしい、そんなネタを仕入れ、だったら仕方ねぇなぁ、と思っていた。
ただやはり1000万画素と1400万画素を考えると、素人さんと同じく画素数は多い方がそれだけ情報が詰まっているのだから、良いに違いないし、新しい機種が古い機種より劣っているなんてあり得ない。
また、将来大伸ばしプリントする事だってあるだろうから1400万画素のカメラを使うべきだ、今思えば、K10Dの描写を気に入っていたのに無理をしてK20Dを使っていたと言っても良いかもしれない。
ただ、そこに落とし穴がある。そもそもCCDとCMOSの描写の違いを理解出来ていない。手持ち(過去含め)のデジタル一眼レフではK-mとK10DはCCD、K20D、K-7、K-5、Canon EOS30DがCMOSだが、色なんてど~でもいいと思っているので今見ても全く判っていなかったりする。そもそもブラインドで「これはCCDだね、こっちはCMOSだよ」と断言出来る人なんているんだろうか?。
インターネットは簡単に情報を手に入れられるが、それが正しいか否かを判断するシステムが無い。しかも嘘だろうが、受け売りだろうが「言った者勝ち」と言う風潮がある。「Nikonの開発部に知り合いにいるんだが、彼曰く、CCDの方が描写力は高いってよ」とか「D800とD600では実はD600の方が遥かに描写力が優れている」、そんな嘘の情報を流しても、それがまかり通ってしまうのがインターネット。
「CCDの描写は良かったよ~、昔が懐かしいね」、こんな言葉吐かないで貰いたい。フィルム信奉者が「フィルムは良かった、昔に戻りたい」と言うのだったら理解も出来るが、たった5年前の過去に対して「昔は良かった」なんて片腹痛い。
カメラの高画素化を嫌っていた人達は今どうしている?。Nikonユーザーにも多かったろう。でもD800やD600が発売された今、彼らは今も尚、高画素反対論者なのだろうか?。生涯、1000万画素クラスのカメラを現役で使い続けたい、そんな人は少数派だろう。
文系人間なので、ハードウェアの詳細はど~でも良い。センサーの種類、画素数、それは時代の流れ、今はAPS-CならCMOSの1200~1800万画素が主流、だったらそれに乗っかるしかないし、少し先、時代が135に流れ、APS-Cが廃れるならそれも仕方がない。あとはPentaxがその流れに乗り遅れない事を祈るだけだ。
実際に写真、画像をこの目で見て、納得出来るか否か。私はK-5の画質には満足はしていない。だからこそK-5IIsには非常に興味があるし、過去に少ない時間ながらGXR用のA12の28mm、50mm、そしてA16の24-85mmを体験し、今、それを確認する事で、一層、K-5IIsに惹かれていく(買わないけど)。
ローパスフィルターレスのA16 24-85mmの写真は、10月1日の記事をご覧になって頂くとして・・・。
本日トップの写真、28mmの画角だとどうしても遠近感で建物が崩れてしまうので煽り補正を入れているの(結果、画角は狭くなっている)、Lightroomで色や濃度などもいじっているので純粋なA12 28mmの絵ではないが、解像感はそのまま楽しめる(絞りはF8、Lightroomのシャープネスはデフォルトのまま)。
では幾つかの部分の等倍切り出しをご覧頂こう。
10月25日の記事では「A12の2本を『こってりとした油絵』、またA16が『デジタル写真の粋を集めた解像感を持った描写』ならば、A12は『フィルム写真っぽい自然でかつ力強い描写』である」と表現したが、まさにその通り。それ以外の何物でもない。
A12の50mmを借りた2年前、恥ずかしながら「ローパスフィルター」なんて言葉、知りもしなかった。またその頃はPentax K20Dをメインに、K10Dをサブカメラとして使っており、何故K10Dでしっかりと解像しているのにK20Dになるとボヤけて見えるのだろうか?、と大きな疑問を持っていた時期。
K20DはCMOS、K10DはCCD、インターネットで色々と情報を集めるとどうやらCCDの方が低感度ISOなら綺麗な描写をするらしい、そんなネタを仕入れ、だったら仕方ねぇなぁ、と思っていた。
ただやはり1000万画素と1400万画素を考えると、素人さんと同じく画素数は多い方がそれだけ情報が詰まっているのだから、良いに違いないし、新しい機種が古い機種より劣っているなんてあり得ない。
また、将来大伸ばしプリントする事だってあるだろうから1400万画素のカメラを使うべきだ、今思えば、K10Dの描写を気に入っていたのに無理をしてK20Dを使っていたと言っても良いかもしれない。
ただ、そこに落とし穴がある。そもそもCCDとCMOSの描写の違いを理解出来ていない。手持ち(過去含め)のデジタル一眼レフではK-mとK10DはCCD、K20D、K-7、K-5、Canon EOS30DがCMOSだが、色なんてど~でもいいと思っているので今見ても全く判っていなかったりする。そもそもブラインドで「これはCCDだね、こっちはCMOSだよ」と断言出来る人なんているんだろうか?。
インターネットは簡単に情報を手に入れられるが、それが正しいか否かを判断するシステムが無い。しかも嘘だろうが、受け売りだろうが「言った者勝ち」と言う風潮がある。「Nikonの開発部に知り合いにいるんだが、彼曰く、CCDの方が描写力は高いってよ」とか「D800とD600では実はD600の方が遥かに描写力が優れている」、そんな嘘の情報を流しても、それがまかり通ってしまうのがインターネット。
「CCDの描写は良かったよ~、昔が懐かしいね」、こんな言葉吐かないで貰いたい。フィルム信奉者が「フィルムは良かった、昔に戻りたい」と言うのだったら理解も出来るが、たった5年前の過去に対して「昔は良かった」なんて片腹痛い。
カメラの高画素化を嫌っていた人達は今どうしている?。Nikonユーザーにも多かったろう。でもD800やD600が発売された今、彼らは今も尚、高画素反対論者なのだろうか?。生涯、1000万画素クラスのカメラを現役で使い続けたい、そんな人は少数派だろう。
文系人間なので、ハードウェアの詳細はど~でも良い。センサーの種類、画素数、それは時代の流れ、今はAPS-CならCMOSの1200~1800万画素が主流、だったらそれに乗っかるしかないし、少し先、時代が135に流れ、APS-Cが廃れるならそれも仕方がない。あとはPentaxがその流れに乗り遅れない事を祈るだけだ。
実際に写真、画像をこの目で見て、納得出来るか否か。私はK-5の画質には満足はしていない。だからこそK-5IIsには非常に興味があるし、過去に少ない時間ながらGXR用のA12の28mm、50mm、そしてA16の24-85mmを体験し、今、それを確認する事で、一層、K-5IIsに惹かれていく(買わないけど)。
ローパスフィルターレスのA16 24-85mmの写真は、10月1日の記事をご覧になって頂くとして・・・。
本日トップの写真、28mmの画角だとどうしても遠近感で建物が崩れてしまうので煽り補正を入れているの(結果、画角は狭くなっている)、Lightroomで色や濃度などもいじっているので純粋なA12 28mmの絵ではないが、解像感はそのまま楽しめる(絞りはF8、Lightroomのシャープネスはデフォルトのまま)。
では幾つかの部分の等倍切り出しをご覧頂こう。



劇的な凄い解像感ではない。程好く解像している、木々が綿菓子にならずギリギリ踏ん張っている、そんな印象の像だ。
でも木々が綿菓子にならない、この描写ならA3ノビにプリントしても問題は無く、さらに光学的な歪曲が全く無い(煽り補正を入れる前も歪曲は皆無だ)、これがポイントで、まさにGRレンズと言えるのだろう。もっと解像して欲しいのならシャープネスはご勝手に・・・。
次にA12 50mmの写真だ。これもLightroomで煽り補正をしているので実際の画角よりもちょっと狭まっているが、解像感はオリジナルをそこなっていない。この写真はRAW保存していないのでJPGを元にしているが、シャープネスは設定しなかったので、さほど強いシャープは掛かっていないと思われる。
でも木々が綿菓子にならない、この描写ならA3ノビにプリントしても問題は無く、さらに光学的な歪曲が全く無い(煽り補正を入れる前も歪曲は皆無だ)、これがポイントで、まさにGRレンズと言えるのだろう。もっと解像して欲しいのならシャープネスはご勝手に・・・。
次にA12 50mmの写真だ。これもLightroomで煽り補正をしているので実際の画角よりもちょっと狭まっているが、解像感はオリジナルをそこなっていない。この写真はRAW保存していないのでJPGを元にしているが、シャープネスは設定しなかったので、さほど強いシャープは掛かっていないと思われる。




時期の問題、センサー製造メーカー(恐らくどのレンズユニットもSony製)との兼ね合いもあろうが、A12ユニットは1200万画素に抑えてある、これが功を奏している気がする。1600万画素だと、ソフト的にシャープネスを少し足さないと幾らGRレンズでも皆が納得する解像感は得られなかったのではなかろうか?。
あくまでも主観だし、画素数に関しての理系な知識がある訳でもないが、上述したように1000万画素のK10Dから1400万画素のK20Dにした途端にレンズの描写が気に食わなかった経験からAPS-Cは1200万画素くらいが丁度良いサイズなのかもしれない。
K-5IIの後継機種として、2400万画素のAPS-Cカメラを望んでいるが、APS-Cで2400万画素も要らないと言っちゃ要らないんだよなぁ。RicohのA12の写真を見るとそう感じてしまう。今はA2サイズ以上のプリントでも綺麗に見えるカメラよりも、A3ノビがしっかりと表現出来ればそれで良い。
勿論、高画素化反対論者でもない。Sonyや他のセンサーメーカーが新たな技術を見出し、それをセンサーに投入すればさらに高画素化しても誰も文句は言わないだろう。パソコンを買い換える必要があるのは不快だが(笑)。
あくまでも主観だし、画素数に関しての理系な知識がある訳でもないが、上述したように1000万画素のK10Dから1400万画素のK20Dにした途端にレンズの描写が気に食わなかった経験からAPS-Cは1200万画素くらいが丁度良いサイズなのかもしれない。
K-5IIの後継機種として、2400万画素のAPS-Cカメラを望んでいるが、APS-Cで2400万画素も要らないと言っちゃ要らないんだよなぁ。RicohのA12の写真を見るとそう感じてしまう。今はA2サイズ以上のプリントでも綺麗に見えるカメラよりも、A3ノビがしっかりと表現出来ればそれで良い。
勿論、高画素化反対論者でもない。Sonyや他のセンサーメーカーが新たな技術を見出し、それをセンサーに投入すればさらに高画素化しても誰も文句は言わないだろう。パソコンを買い換える必要があるのは不快だが(笑)。

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