2018年01月11日 00:00

Ricoh GXR, A16 24-85mmF3.5-5.5
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今日は、このカメラ、あのカメラってもうちょっとこ~であ~だったら馬鹿売れしないにせよ、もっと多くから注目されたんじゃね?、そんなカメラ達を独断と偏見で挙げて行きたい。
今日は、このカメラ、あのカメラってもうちょっとこ~であ~だったら馬鹿売れしないにせよ、もっと多くから注目されたんじゃね?、そんなカメラ達を独断と偏見で挙げて行きたい。
一番勿体無いなぁと感じたのはEpsonのR-D1シリーズだ。CosinaのレンジファインダーをベースにAPS-CのデジタルカメラにしたLeica以外の本物のデジタルレンジファインダーカメラ。最終モデルのR-D1xGは2014年に生産が終了した。
今はクラシック風カメラブーム。もうちょっと商売を工夫していたらかなりポイントが高かったのにと残念でならない。結局はかなりのボッタクリ価格、これで多くがそっぽを向いたんだろう。初代モデルは2004年発売との事でニッチ層を対象としてあの値段でもまだ良かった。でも2010年を過ぎたらデジタルカメラが当たり前の時代になり、なのに最終モデルのR-D1xGは30万円を超えた価格で販売されていた。
デジタルカメラで30万を超えていたら超高級カメラだ。今で言うSony α7RIIIやNikon D850。これらと同価格帯で勝負出来るカメラかいな?。どこの誰が儲けていたんだよ?、消費者だったらそう考えてしまう。Cosinaとどんな約束があったのか?、センサー(Sony?)の供給体制はどうだったのだろうか?。
フィルムカメラのBessaからの流用パーツがほとんどないそうで、異なるラインでの製造となり、この手のカメラを一から作り上げたら30万円で販売しなくちゃ元が取れない、ずっと以前量販店の販売員にそう言われたりもしたが、結局はカメラ造りのノウハウのないEpsonがCosinaと組んだ企画だから薄利多売が出来なかっただけ。
Epson、もしくはCosinaが、例えばSonyと組めていたら遥かに安価で同等のカメラが出来上がったろうに。半額の15万円くらいで程度の良いデジタルレンジファインダーカメラに仕上がったと妄想する。EpsonのR-D1シリーズは惜しいを通り越して残念過ぎるカメラだった。
R-D1シリーズがプアマンズLeicaだとしたらプアマンズR-D1だと思うのがRicoh GXR。これにLeicaのMマウントレンズが使えるMount A12。このセットは非常に惜しい!。
GXRはEVFが外付けで使えるからどんな焦点距離のレンズでも完璧に構図を整えられるし、元々RicohのGX100等を愛用していたのでGXR本体の使い勝手は自分にマッチしており、しかもMマウントだけじゃなくマウントアダプターがあれば手持ちのレンズの全てが利用可能なのだから・・・。
RicohがGXRを更新しない、そんな話が出ていた5年くらい前だろうか?、本気で欲しいと思っていた時期があった。ところがGXR本体にMount A12、そして外付けEVFを買うとFujifilmのX-Pro1と同価格になってしまうのが判った。
また極最近の話、すでに誰も見向きもしないGXRが中古市場で叩き売りされていると知り、再び、GXR+Mount A12熱が出てきたのだが、結果的にやっぱり外付けのEVFが高く付くのが判った。そこで書いたのが下の昨年10月9日の記事だ。
FujifilmのX-Pro1が気になり始めてきた
そう、今、無理をしてGXR+Mount A12+EVFを買うのなら、Leica Mマウントレンズを使いたい、そんな理由は皆無なのだから、今なら全部コミコミのX-Pro1やX-E2を買った方が(Fujifilm純正のAFレンズも使えるし)遥かに賢いでしょう?。
RicohはGXRを諦めるべきじゃなかったと思う。本体を最新センサーに対応させるべく一新し、Mount A12をA16、A24にまで進化させ、さらにはRicohのGRブランドのAFレンズを造れば、少なくとも前述のEpsonのR-D1シリーズより遥かに売れたろうに・・・。
RicohはPentaxブランドを買っちゃったのがいけなかったのだろうなぁ。Pentaxユーザーだったからどこぞのアジアの国にPentaxブランドを持って行かれなかっただけでもRicohには大いに感謝しているが、RicohもこれほどPentaxのカメラが売れないとは思わなかったのだろうな。
そしてPentaxと言えばK-1。カメラそのものは恐らく歴代Pentaxカメラの中で一番だろう。売れて当たり前だった筈なのに使えるレンズが皆無!。勿論フィルム時代のレンズやDAシリーズでもクロップ無しでK-1でも使えるレンズがあったり、TamronからOEMのズームレンズなどあるが・・・。
Nikon D850が発表されてすぐだったと思う。価格.comか個人のブログだったか、K-1にTmaron OEMのぼったくりズームを買うのなら最新のD850にTamronブランドのズームレンズを買った方が安く上がる!、そんな内容の文書を見つけ、思わず納得してしまった。
しかもNikonは135センサーに完全対応のレンズがMF、AFを含め中古市場にもごろごろと溢れており、大掛かりなシステムを組むのだったら断然Nikonで行くべきなのだ。昨年のNikonは良い噂をほとんど聞かなかったが、なんだかんだと一流メーカーは違うなと感じさせられた。
中には社内開発のDFA28-105mmF3.5-5.6は値段の割には優れた描写をしており、このレンズに幾つかのDA、FAレンズを揃えれば十分なんて強気のペンタキシアンがいる。でもそれはペンタキシアンでないと通用しない台詞。K-1にDFA28-105mmを買うくらいならAPS-CのKPにDA16-85mmF3.5-5.6を買った方が安価、かつ機動性もあり、便利この上ない。
「K-1は3600万画素の135センサーが魅力だよ!」、そんな事を言うペンタキシアンには「やっぱりNikonのD850の方が良いだろう!」って言葉を返すし、「Nikonにはないボディ内手振れ補正でどんなレンズでも・・・」、そんなペンタキシアンには「だからこそK-1じゃなくてKPを買うべきだろう!」とこれまた返答したくなる。
最後に・・・。かなり興味があったがいざ蓋を開けてみると「はっ、その程度ですか・・・」と一気に蚊帳の外になったのが、昨年10月に発表されたYashicaのdigiFilm Y35。
「センサーがスマホレベル?、うーん・・・」、多くの人がそう感じたろう。これがせめて1/1.7型くらいだったら馬鹿売れしたんじゃないか?、そんなカメラ。
スマホ組からお洒落でトレンドに敏感なオネエサン達が買い求める可能性は高いものの、カメラに「写真」を求めている本格派のカメラマンにはイマイチ、ピンと来ない仕様だ。
メーカーの思惑はRicohのGXRに近く面白いが、このカメラを買うくらいならFujifilmのX30を買った方が遥かに「写真」を撮れる。X30の中古市場価格の半分近くで買えるらしいから、酒の肴には大受けしそうだが、1年後にはeBay辺りで大量に中古品が出回るんじゃないか?。
但し、この初号機が全世界で売れてくれればきっと上位機種が出てくるだろうし(予約を受付てすぐに1億円以上の資金を調達したそうで(ざっくり計算で3千台以上が予約されている事になる)、メーカーはすでにそれを構想している筈だ。
センサーがどうなるのか、1/2.3型、1/1.7型?、はたまたより広角にレンズがシフトするのか、それは神のみぞ知るであるが、それで4~5万の価格帯だったらそれこそ馬鹿売れしそうだ。
※1/1.7型クラスになるとよりパンフォーカスを得るには135換算で35mmよりも28~30mmくらいが具合が良い筈
このYashicaブランドのカメラが売れればRicohは悔しがるだろうな。ベースになっているコンセプトはほぼGXRなのだから・・・。digiFilm Y35がユーザーに届けられるのは4月くらいだそうだから、その頃、また話題にしたい。
RicohのGXRはセンサーの性能が頭打ちになっている今、この時期に世に出ていればそこそこ売れた気がする。APS-CのMouna A12がA20もしくはA24になり、m4/3に参画していれば他社のm4/3が使えるぜ!、そしてそれらにマッチしたGRレンズを作れば・・・。
まぁもっと単純に、純粋なミラーレスカメラとしてGXRが復活すれば面白い。Nikon、Canonよりも早く!。まぁ今のRicohには無理だろうなぁ。
そんな本日の写真はそれでもRicohのGX、GXRシリーズ復活を夢見て以前Ricohから借りたGXRでのコマを幾つか。
今はクラシック風カメラブーム。もうちょっと商売を工夫していたらかなりポイントが高かったのにと残念でならない。結局はかなりのボッタクリ価格、これで多くがそっぽを向いたんだろう。初代モデルは2004年発売との事でニッチ層を対象としてあの値段でもまだ良かった。でも2010年を過ぎたらデジタルカメラが当たり前の時代になり、なのに最終モデルのR-D1xGは30万円を超えた価格で販売されていた。
デジタルカメラで30万を超えていたら超高級カメラだ。今で言うSony α7RIIIやNikon D850。これらと同価格帯で勝負出来るカメラかいな?。どこの誰が儲けていたんだよ?、消費者だったらそう考えてしまう。Cosinaとどんな約束があったのか?、センサー(Sony?)の供給体制はどうだったのだろうか?。
フィルムカメラのBessaからの流用パーツがほとんどないそうで、異なるラインでの製造となり、この手のカメラを一から作り上げたら30万円で販売しなくちゃ元が取れない、ずっと以前量販店の販売員にそう言われたりもしたが、結局はカメラ造りのノウハウのないEpsonがCosinaと組んだ企画だから薄利多売が出来なかっただけ。
Epson、もしくはCosinaが、例えばSonyと組めていたら遥かに安価で同等のカメラが出来上がったろうに。半額の15万円くらいで程度の良いデジタルレンジファインダーカメラに仕上がったと妄想する。EpsonのR-D1シリーズは惜しいを通り越して残念過ぎるカメラだった。
R-D1シリーズがプアマンズLeicaだとしたらプアマンズR-D1だと思うのがRicoh GXR。これにLeicaのMマウントレンズが使えるMount A12。このセットは非常に惜しい!。
GXRはEVFが外付けで使えるからどんな焦点距離のレンズでも完璧に構図を整えられるし、元々RicohのGX100等を愛用していたのでGXR本体の使い勝手は自分にマッチしており、しかもMマウントだけじゃなくマウントアダプターがあれば手持ちのレンズの全てが利用可能なのだから・・・。
RicohがGXRを更新しない、そんな話が出ていた5年くらい前だろうか?、本気で欲しいと思っていた時期があった。ところがGXR本体にMount A12、そして外付けEVFを買うとFujifilmのX-Pro1と同価格になってしまうのが判った。
また極最近の話、すでに誰も見向きもしないGXRが中古市場で叩き売りされていると知り、再び、GXR+Mount A12熱が出てきたのだが、結果的にやっぱり外付けのEVFが高く付くのが判った。そこで書いたのが下の昨年10月9日の記事だ。
FujifilmのX-Pro1が気になり始めてきた
そう、今、無理をしてGXR+Mount A12+EVFを買うのなら、Leica Mマウントレンズを使いたい、そんな理由は皆無なのだから、今なら全部コミコミのX-Pro1やX-E2を買った方が(Fujifilm純正のAFレンズも使えるし)遥かに賢いでしょう?。
RicohはGXRを諦めるべきじゃなかったと思う。本体を最新センサーに対応させるべく一新し、Mount A12をA16、A24にまで進化させ、さらにはRicohのGRブランドのAFレンズを造れば、少なくとも前述のEpsonのR-D1シリーズより遥かに売れたろうに・・・。
RicohはPentaxブランドを買っちゃったのがいけなかったのだろうなぁ。Pentaxユーザーだったからどこぞのアジアの国にPentaxブランドを持って行かれなかっただけでもRicohには大いに感謝しているが、RicohもこれほどPentaxのカメラが売れないとは思わなかったのだろうな。
そしてPentaxと言えばK-1。カメラそのものは恐らく歴代Pentaxカメラの中で一番だろう。売れて当たり前だった筈なのに使えるレンズが皆無!。勿論フィルム時代のレンズやDAシリーズでもクロップ無しでK-1でも使えるレンズがあったり、TamronからOEMのズームレンズなどあるが・・・。
Nikon D850が発表されてすぐだったと思う。価格.comか個人のブログだったか、K-1にTmaron OEMのぼったくりズームを買うのなら最新のD850にTamronブランドのズームレンズを買った方が安く上がる!、そんな内容の文書を見つけ、思わず納得してしまった。
しかもNikonは135センサーに完全対応のレンズがMF、AFを含め中古市場にもごろごろと溢れており、大掛かりなシステムを組むのだったら断然Nikonで行くべきなのだ。昨年のNikonは良い噂をほとんど聞かなかったが、なんだかんだと一流メーカーは違うなと感じさせられた。
中には社内開発のDFA28-105mmF3.5-5.6は値段の割には優れた描写をしており、このレンズに幾つかのDA、FAレンズを揃えれば十分なんて強気のペンタキシアンがいる。でもそれはペンタキシアンでないと通用しない台詞。K-1にDFA28-105mmを買うくらいならAPS-CのKPにDA16-85mmF3.5-5.6を買った方が安価、かつ機動性もあり、便利この上ない。
「K-1は3600万画素の135センサーが魅力だよ!」、そんな事を言うペンタキシアンには「やっぱりNikonのD850の方が良いだろう!」って言葉を返すし、「Nikonにはないボディ内手振れ補正でどんなレンズでも・・・」、そんなペンタキシアンには「だからこそK-1じゃなくてKPを買うべきだろう!」とこれまた返答したくなる。
最後に・・・。かなり興味があったがいざ蓋を開けてみると「はっ、その程度ですか・・・」と一気に蚊帳の外になったのが、昨年10月に発表されたYashicaのdigiFilm Y35。
「センサーがスマホレベル?、うーん・・・」、多くの人がそう感じたろう。これがせめて1/1.7型くらいだったら馬鹿売れしたんじゃないか?、そんなカメラ。
スマホ組からお洒落でトレンドに敏感なオネエサン達が買い求める可能性は高いものの、カメラに「写真」を求めている本格派のカメラマンにはイマイチ、ピンと来ない仕様だ。
メーカーの思惑はRicohのGXRに近く面白いが、このカメラを買うくらいならFujifilmのX30を買った方が遥かに「写真」を撮れる。X30の中古市場価格の半分近くで買えるらしいから、酒の肴には大受けしそうだが、1年後にはeBay辺りで大量に中古品が出回るんじゃないか?。
但し、この初号機が全世界で売れてくれればきっと上位機種が出てくるだろうし(予約を受付てすぐに1億円以上の資金を調達したそうで(ざっくり計算で3千台以上が予約されている事になる)、メーカーはすでにそれを構想している筈だ。
センサーがどうなるのか、1/2.3型、1/1.7型?、はたまたより広角にレンズがシフトするのか、それは神のみぞ知るであるが、それで4~5万の価格帯だったらそれこそ馬鹿売れしそうだ。
※1/1.7型クラスになるとよりパンフォーカスを得るには135換算で35mmよりも28~30mmくらいが具合が良い筈
このYashicaブランドのカメラが売れればRicohは悔しがるだろうな。ベースになっているコンセプトはほぼGXRなのだから・・・。digiFilm Y35がユーザーに届けられるのは4月くらいだそうだから、その頃、また話題にしたい。
RicohのGXRはセンサーの性能が頭打ちになっている今、この時期に世に出ていればそこそこ売れた気がする。APS-CのMouna A12がA20もしくはA24になり、m4/3に参画していれば他社のm4/3が使えるぜ!、そしてそれらにマッチしたGRレンズを作れば・・・。
まぁもっと単純に、純粋なミラーレスカメラとしてGXRが復活すれば面白い。Nikon、Canonよりも早く!。まぁ今のRicohには無理だろうなぁ。
そんな本日の写真はそれでもRicohのGX、GXRシリーズ復活を夢見て以前Ricohから借りたGXRでのコマを幾つか。

Ricoh GXR, A12 28mmF2.5

Ricoh GXR, A12 50mmF2.5 Macro

Ricoh GXR, S10 24-72mmF2.5-4.4

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