2022年06月01日 00:00
トップ写真、手前の草、ポピーだと思う。満開だったら良い写真になったろうね~。あと視線ね・・・。撮影時の事は覚えていないのだが、数枚撮影して、一度もこっちにくれていない。怯えていたのか、嫌われていたのか、それとも視線の先に気になる虫とかがいたのか・・・。く
さて、今日は前回記事からの流れでRicoh GX100について再度述べたい。写真も後半にドサッと掲載しているので最後までスクロールしてちょ!。
さて、今日は前回記事からの流れでRicoh GX100について再度述べたい。写真も後半にドサッと掲載しているので最後までスクロールしてちょ!。
Canon Powershot G9と同じく2007年の発売。1/1.75型センサーの1000万画素。レンズは換算で24-70mm、開放F値はF2.5~F4.4だ。
G9と同じ年に発売されているのだから、メーカーは異なれどセンサー性能はどんぐりの背比べ、とにかく高感度が駄目。Canon Powershot G9もISO400が限界で、RAWから再現像すればISO800も使える風景もある、そんなカメラだが、GX100はISO400までしかないカメラ、そう思っていた方が良い。
以前簡単にレビューした記事のリンクを貼っておく。
今更Ricoh GX100
とにかくRAW保存に何秒も掛かる、これが頂けない。だから上記事の通り、ほぼJPG専用機で、何故GX200を買わなかったのか!。ケチケチ星人だからなのだが、唯一カメラで失敗した買い物がGX100、そう言い切っても良いくらいだ。自分自身に腹が立つ。ぶっちゃけGX200だったら今でも十分に使える!。
CanonのPowershot G9を手に入れてからは外では使っていない筈。動作確認して問題なく動くようだったらフリマ系サイトに出品して売っちゃおうかな?。外付けEVFもあるので値段によって、そうだな5千円くらいなら物好きは買うと思う。だってこの前フロッピーディスクが売れたんだよね、しかもそこそこの値段で・・・(何故未開封のフロッピーが何箱も自宅にあったのかは持ち主ですら解明出来ていない!)。
GX200ならばネット上に転がっているレビュー記事の写真を見る限り、センサーの実力は大した事がないにせよ、RAW保存に時間が掛からないから、再現像でどうにか出来るからねぇ。ホント、当時の自分に怒りを感じる。
但し、発想を変えれば今でもGX100は使えるし、ISO400も常用可能。と言うのもG9もそうだがISO200~ISO400像(撮って出しJPG)を「等倍」で見ると消しきれていない輝度ノイズがフィルム時代のISO1600フィルムに近いザラザラ感に思えてくる。このザラザラは嫌いではない。
先日、デジタル写真に少々違和感を覚える、綺麗過ぎると書いた。その時はダイナミックレンジが広く何でも写ってしまう綺麗さを説いたが、それに加え、写真そのものがヌメッとしている。しかもホワイトバランスも崩れない(色転びしない)、こういうのはフィルム写真をやっていた者からすると嬉しくもあり、反面、気持ち悪くもある。
ポートレートや綺麗な美しい自然、そんな風景ならば広いダイナミックレンジ、ノイズ(粒状感)がなくさっぱりした絵面、そして正しい発色は正義でしかない。しかし心象風景や私が撮るような古臭い昭和な風景や廃墟はダイナミックレンジが狭くても粒状感を多大に感じても、かつ色が転んでいても、それはそれで「らしい」写真になってくれる。森山大道程ではないにせよ、輝度ノイズによる粒状感を楽しむ、これもまたひとつのフォトライフである。
GX100で撮影した写真では残念ながらA3プリントはしていないが、A4プリント(A4プリントの枠内でスクエアにしている写真だから20x20センチ)なら20枚くらい、その中で数枚ISO400で撮影した写真があり、それを見る限り、ザラザラがウザい!、そんな風には一切感じない。明るい風景では意識して初めてザラザラに気付く、そんなレベル。
但し、残念ながらGX100、そして前回記事で紹介したCanon Powershot G9も夜景はとにかく苦手。両機とも手ブレ補正は装備しており、ワイド側だと1/4秒が使えるものの、センサーの限界、ISO400になってくると暗い風景はノイズにまみれて輪郭が出てくれない。写真を美しく鑑賞するのだったら今のスマホの方が遥かに優れている。
とにかく(上囲みのコンポジットを使わない限り)G9にせよGX100にせよISO400までの風景しか撮れないカメラだ。G9はRAWから現像をし、色々と細工を施せばISO400ならそこそこ具合の良い写真になる。しかしGX100はJPG専用機のようなもの。勿論JPGからレタッチも可能であるが、JPGになっている写真ってすでにカメラ側でシャープネス、コントラスト調節、ノイズリダクションが掛けられていいるので、そこからさらに輪郭をつけようと思うとハロが出てしまったり不用意なノイズになったり・・・。
そんなGX100、一時期積極的にお散歩写真や旅で利用していた。そう、日中ならばそんなに感度は上がらない。だってそうでしょう?、フィルム時代なんて今の時期なら午後4時過ぎくらいまではISO100のフィルムでちゃんと写真を撮っていた。よってGX100の限界であるISO400まで上がる事なんてほとんどない。
さらに外付けではあるものの視野率100パーセントのEVFを持つからコンデジであっても撮影意欲は湧く。この撮影意欲に関しては井戸底を覗くようなファインダーのCanon Powershot G9よりも高くなれるかな。そんな事もあり、毎度手前味噌、良い写真を撮っているのですよ!。
そう思うとRicohは何故GXシリーズを捨ててしまったのか?、そんな疑問が湧く。SonyのRXシリーズは結構売れているらしい。つまり使えるコンデジ、撮っていて楽しいコンデジ、ユーザーはそれを望んでいたのだから、RicohのGXシリーズは同じ土俵で戦えるコンセプトがあった。RicohはGXシリーズを継続していればSony RXシリーズの良きライバル、それどころかGXシリーズが馬鹿売れしていた可能性もあった。
Ricohはフィルム時代からのGRシリーズに固執し過ぎている気がしてならない。GRシリーズが今も尚ヒットしているからそれで満足しているのだろうか?。そしてあれだけ換算28mmに執着していたのがどうしたんだい?、換算40mmのGR IIIxを出しちゃった。
そしてユーザーはこの換算40mmこそ使いやすい!、と言い出しちゃった。あれれ?、GRシリーズは28mmだから良かったんじゃないの?。なるほどね、一部の馬鹿なプロやマニアが「GRは28mmであるべきだ!」と言ってメーカーに進言していたのだろうな。ようやくRicohも馬鹿が対象だけでは商売が成立しないと判ったってのが今なのかな?。
少々思う。換算28mmだとスマホで良いんだよね。スマホのメインカメラってだいたい25mm前後でしょう?。日常を切り取るのならGRを使うよりもスマホでしょ。同じ風景コピー機でしかないのだから。そしてこの一連のコンデジネタの主旨として画素数や解像力と言った工業的な優劣なんてもはやど~でも良い訳だ。15年前の800万画素のコンデジでも十分に写真を楽しめるのだから。
だから真っ当なGRユーザーは28mmだけでなく、スマホと一線を画す長い焦点距離のカメラが欲しい!、そう感じ始めメーカーもそれを理解してGRIIIxを発表した。だったらGX300、GX400と発展させても良かったんじゃないかなぁ~。ちょっと欲しいかなと思っているSonyのRX100M3、これ以上のカメラをRicohは造れたと思う。
まぁRicohのカメラ開発陣が馬鹿だ!、そう言うのは簡単だが、企業だから資金繰りとか色々あって頓挫しちゃったのだろうな。何しろGXRシリーズ、これが大コケ。さらにPentaxブランドも手に入れてしまい、それがお荷物になってしまった。そして本業、事務機器などの経営悪化・・・。仕方ないか~。幾らRicohでもSony、Canonには敵わないだろう。
以下、全てスクエアフォーマット。撮影時、スクエアにしたのが7枚、今回掲載するに当たり4:3からトリミングしたのが5枚。結果は同じだけど、やっぱり撮影中、ファインダーを覗くとそこに正方形の窓があるっていいよね!。
G9と同じ年に発売されているのだから、メーカーは異なれどセンサー性能はどんぐりの背比べ、とにかく高感度が駄目。Canon Powershot G9もISO400が限界で、RAWから再現像すればISO800も使える風景もある、そんなカメラだが、GX100はISO400までしかないカメラ、そう思っていた方が良い。
以前簡単にレビューした記事のリンクを貼っておく。
今更Ricoh GX100
とにかくRAW保存に何秒も掛かる、これが頂けない。だから上記事の通り、ほぼJPG専用機で、何故GX200を買わなかったのか!。ケチケチ星人だからなのだが、唯一カメラで失敗した買い物がGX100、そう言い切っても良いくらいだ。自分自身に腹が立つ。ぶっちゃけGX200だったら今でも十分に使える!。
CanonのPowershot G9を手に入れてからは外では使っていない筈。動作確認して問題なく動くようだったらフリマ系サイトに出品して売っちゃおうかな?。外付けEVFもあるので値段によって、そうだな5千円くらいなら物好きは買うと思う。だってこの前フロッピーディスクが売れたんだよね、しかもそこそこの値段で・・・(何故未開封のフロッピーが何箱も自宅にあったのかは持ち主ですら解明出来ていない!)。
GX200ならばネット上に転がっているレビュー記事の写真を見る限り、センサーの実力は大した事がないにせよ、RAW保存に時間が掛からないから、再現像でどうにか出来るからねぇ。ホント、当時の自分に怒りを感じる。
但し、発想を変えれば今でもGX100は使えるし、ISO400も常用可能。と言うのもG9もそうだがISO200~ISO400像(撮って出しJPG)を「等倍」で見ると消しきれていない輝度ノイズがフィルム時代のISO1600フィルムに近いザラザラ感に思えてくる。このザラザラは嫌いではない。
先日、デジタル写真に少々違和感を覚える、綺麗過ぎると書いた。その時はダイナミックレンジが広く何でも写ってしまう綺麗さを説いたが、それに加え、写真そのものがヌメッとしている。しかもホワイトバランスも崩れない(色転びしない)、こういうのはフィルム写真をやっていた者からすると嬉しくもあり、反面、気持ち悪くもある。
ポートレートや綺麗な美しい自然、そんな風景ならば広いダイナミックレンジ、ノイズ(粒状感)がなくさっぱりした絵面、そして正しい発色は正義でしかない。しかし心象風景や私が撮るような古臭い昭和な風景や廃墟はダイナミックレンジが狭くても粒状感を多大に感じても、かつ色が転んでいても、それはそれで「らしい」写真になってくれる。森山大道程ではないにせよ、輝度ノイズによる粒状感を楽しむ、これもまたひとつのフォトライフである。
GX100で撮影した写真では残念ながらA3プリントはしていないが、A4プリント(A4プリントの枠内でスクエアにしている写真だから20x20センチ)なら20枚くらい、その中で数枚ISO400で撮影した写真があり、それを見る限り、ザラザラがウザい!、そんな風には一切感じない。明るい風景では意識して初めてザラザラに気付く、そんなレベル。
但し、残念ながらGX100、そして前回記事で紹介したCanon Powershot G9も夜景はとにかく苦手。両機とも手ブレ補正は装備しており、ワイド側だと1/4秒が使えるものの、センサーの限界、ISO400になってくると暗い風景はノイズにまみれて輪郭が出てくれない。写真を美しく鑑賞するのだったら今のスマホの方が遥かに優れている。
それでも夜間、ISO800で写せれば使える写真にはなってくれる。私のお得意レタッチ、コンポジットである!。
コンポジット法でノイズを消しちゃおう! その2 Ricoh GX100編
ISO1600のJPG像でも8コマ連写し、合成しちゃえば使える写真になってくれる!。コンポジットは連写時の構図のズレを修正するので撮影時の構図から周辺部が削られてしまうのでそれを見込んでカメラを構えれば真夜中でも街灯の光でもあればGX100でもどんと来い!。これはCanon Powershot G9でもEVFのない風景コピー機でもスマホのカメラアプリでも同じ!。
風が吹いていると草木の描写に違和感が出る時もあるが、良い風景を目の前にして写せないよりはまし!。
コンポジット法でノイズを消しちゃおう! その2 Ricoh GX100編
ISO1600のJPG像でも8コマ連写し、合成しちゃえば使える写真になってくれる!。コンポジットは連写時の構図のズレを修正するので撮影時の構図から周辺部が削られてしまうのでそれを見込んでカメラを構えれば真夜中でも街灯の光でもあればGX100でもどんと来い!。これはCanon Powershot G9でもEVFのない風景コピー機でもスマホのカメラアプリでも同じ!。
風が吹いていると草木の描写に違和感が出る時もあるが、良い風景を目の前にして写せないよりはまし!。
とにかく(上囲みのコンポジットを使わない限り)G9にせよGX100にせよISO400までの風景しか撮れないカメラだ。G9はRAWから現像をし、色々と細工を施せばISO400ならそこそこ具合の良い写真になる。しかしGX100はJPG専用機のようなもの。勿論JPGからレタッチも可能であるが、JPGになっている写真ってすでにカメラ側でシャープネス、コントラスト調節、ノイズリダクションが掛けられていいるので、そこからさらに輪郭をつけようと思うとハロが出てしまったり不用意なノイズになったり・・・。
そんなGX100、一時期積極的にお散歩写真や旅で利用していた。そう、日中ならばそんなに感度は上がらない。だってそうでしょう?、フィルム時代なんて今の時期なら午後4時過ぎくらいまではISO100のフィルムでちゃんと写真を撮っていた。よってGX100の限界であるISO400まで上がる事なんてほとんどない。
さらに外付けではあるものの視野率100パーセントのEVFを持つからコンデジであっても撮影意欲は湧く。この撮影意欲に関しては井戸底を覗くようなファインダーのCanon Powershot G9よりも高くなれるかな。そんな事もあり、毎度手前味噌、良い写真を撮っているのですよ!。
そう思うとRicohは何故GXシリーズを捨ててしまったのか?、そんな疑問が湧く。SonyのRXシリーズは結構売れているらしい。つまり使えるコンデジ、撮っていて楽しいコンデジ、ユーザーはそれを望んでいたのだから、RicohのGXシリーズは同じ土俵で戦えるコンセプトがあった。RicohはGXシリーズを継続していればSony RXシリーズの良きライバル、それどころかGXシリーズが馬鹿売れしていた可能性もあった。
Ricohはフィルム時代からのGRシリーズに固執し過ぎている気がしてならない。GRシリーズが今も尚ヒットしているからそれで満足しているのだろうか?。そしてあれだけ換算28mmに執着していたのがどうしたんだい?、換算40mmのGR IIIxを出しちゃった。
そしてユーザーはこの換算40mmこそ使いやすい!、と言い出しちゃった。あれれ?、GRシリーズは28mmだから良かったんじゃないの?。なるほどね、一部の馬鹿なプロやマニアが「GRは28mmであるべきだ!」と言ってメーカーに進言していたのだろうな。ようやくRicohも馬鹿が対象だけでは商売が成立しないと判ったってのが今なのかな?。
少々思う。換算28mmだとスマホで良いんだよね。スマホのメインカメラってだいたい25mm前後でしょう?。日常を切り取るのならGRを使うよりもスマホでしょ。同じ風景コピー機でしかないのだから。そしてこの一連のコンデジネタの主旨として画素数や解像力と言った工業的な優劣なんてもはやど~でも良い訳だ。15年前の800万画素のコンデジでも十分に写真を楽しめるのだから。
だから真っ当なGRユーザーは28mmだけでなく、スマホと一線を画す長い焦点距離のカメラが欲しい!、そう感じ始めメーカーもそれを理解してGRIIIxを発表した。だったらGX300、GX400と発展させても良かったんじゃないかなぁ~。ちょっと欲しいかなと思っているSonyのRX100M3、これ以上のカメラをRicohは造れたと思う。
まぁRicohのカメラ開発陣が馬鹿だ!、そう言うのは簡単だが、企業だから資金繰りとか色々あって頓挫しちゃったのだろうな。何しろGXRシリーズ、これが大コケ。さらにPentaxブランドも手に入れてしまい、それがお荷物になってしまった。そして本業、事務機器などの経営悪化・・・。仕方ないか~。幾らRicohでもSony、Canonには敵わないだろう。
以下、全てスクエアフォーマット。撮影時、スクエアにしたのが7枚、今回掲載するに当たり4:3からトリミングしたのが5枚。結果は同じだけど、やっぱり撮影中、ファインダーを覗くとそこに正方形の窓があるっていいよね!。

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