2017年09月07日 00:00

Pentax K-7, Sigma Zoom 70-210mmF4-5.6
※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。
巷ではセンサーの画素数が1600万画素のまま、これに不満な人々が多いらしい。私はその反対でもしE-M10markIIIに2000万画素センサーが搭載されていたら不快指数100%になっていたところだ。今日はそんなお話を・・・。
巷ではセンサーの画素数が1600万画素のまま、これに不満な人々が多いらしい。私はその反対でもしE-M10markIIIに2000万画素センサーが搭載されていたら不快指数100%になっていたところだ。今日はそんなお話を・・・。
単純な話として、E-M10、E-M10markIIユーザーはE-M1markIIのセンサーとまでは言わないにせよ、PEN-Fに搭載された2000万画素センサーを望んでいたに違いなく、そして上位機種であるE-M5、E-M5markIIユーザーは「冗談じゃない、下位機種に負けるなんてとんでもない!」って事で1600万画素据え置きを願っていたろう。
MarkIIじゃないOlympus E-M1を買ってもぉた~レビューその17 1600万画素をどう感じるか?
この記事にて「2000万画素センサーを搭載しないのではないか?」と書いた。私の予測はことごとく外れるが、今回は見事に当たった。
「Olympusよ!、Pentaxを反面教師としてユーザーに誠実になってくれたんだね!」
上リンクと話が被るが、PentaxはK-7の時代に下位機種が上位機種を上回ると言う禁断の下克上をやってのけた。しかもK-7は前モデルのK20Dよりも画質が劣っていた(特にISO800を超える高感度域)。
K20Dは私が撮るような風景ならばLightroomにて再現像すればISO1600は許容範囲、ISO3200もなんとか行けちゃうか?、そんなレベルだったのにK-7はISO2500が限界。ISO3200はLightroomでもどうにもならなかった。
K20DとK-7は同じセンサーを利用しているのだから勝らないにせよ劣るのはおかしい。「はぁ、足元を見られて粗悪品を掴まされたな!」、ユーザーはそう思い込んでしまう。
そしてK-7の下位機種であるK-r(K-xかな?)はSonyとの交渉が上手くいったのだろう、Nikon D90などでも利用されていたセンサーを得た。K-7よりも約200万画素小さいものの、SonyのセンサーはISO3200が十分に使える実力を備えていた訳だ(しつこいようだが私が撮るような風景でLightroomで現像した場合において)。
この頃のPentaxは一番ヤバい時期だったからしょ~がないと言えばしょ~がないかもしれない。しかしそれはペンタキシアンの意見であり、ペンタキシアンでない人間からすると「K-7では粗悪センサーを掴まされ、ご法度の下克上を敢行した糞会社」でしかない。
※もしK-5の存在が無かったたら6年前にPentaxユーザーをやめていたろう
しかもだ!。PentaxはK-3でも同じ事をやらかした。
ペンタキシアンのプロカメラマン田中希美男がブログで「K-S1の画質はPentaxカメラの中でダントツだ!」なる情報を掲載した。その後、訂正され「ノイズだけを比較したらK-3よりも良いがシャープさはK-3」と訂正されたが、いずれにせよ、撮って出しJPGにおいて、APS-CフラッグシップのK-3よりも入門機でしかないK-S1の方がノイズが少ない、再び下克上を繰り返しやがった。
そう、Pentax KPである。海外のサイトから超高感度で撮影されたRAWファイルを幾つかダウンロードし、色々と検証した結果、評判程良いとは思えないが、K-5、K-3よりも明らかにノイズにおいては半段近く勝っているのが判った。
Sonyのα7系のように無印、Sモデル、Rモデルとあらかじめ異なる性格のカメラとして販売しているのなら誰も文句は言わない。しかし一応は高感度を売りにしているものの、α7Sのようにはっきりと「高感度特性を重視したカメラである」と名言はしていないようで、従来のKシリーズとは別系統と言いながらも仕様を見る限り、K-3の下位機種であるのは間違いない。
Ricohと言う新しい資本を得て、企業体制が変わるだろうと思っていたが、旧体質のままじゃん。やっている事が今も尚ちぐはぐ。判りやすいロードマップを公開し、例えば「今後APS-CはK-3系を廃止にし、APS-CフラッグシップはKP路線で行き、AF、ドライブ、バッファを強化した真のフラッグシップが来年発売予定!」ってんなら将来に期待出来るものの、そんな発表する訳もなく・・・。
こういうのを体験しているからOlympusも同じ事をやらかしたら「嗚呼、この会社も今はPentaxよりも人気があってもいずれ駄目になるな」と思ってしまったろう。でも(新センサーの可能性もあるが)1600万画素にとどめたのは偉い、まぁ偉いと言うよりも当たり前なんだけどね。
※Olympusは粉飾紛いの過去、4/3システムをすっぱりと捨てた過去があるから「企業」としての質はRicohの方が上かもしれないが・・・
E-M10markIIIの仕様を見てE-M10、E-M10markIIユーザーのガッカリするは判るが、E-M10のような普及タイプのカメラは開発サイクルが短い。車でたとえればフルモデルチェンジでなくひたすらマイナーチェンジを繰り返すシリーズと考えるべきだ。CanonのEOS Kissなんてまさにそうでしょう?。
Olympusの場合、普及タイプなのにベテランカメラマンでも十分に堪能出来る、使い勝手があり過ぎるから過度の期待をユーザーに持たせちゃうのかもしれない。NikonやCanonのように明確に価格帯によって差別化を考えていないでしょう?。でもここは「所詮は普及タイプ、普及タイプのカメラに大きな期待をする方が間違い」と思うべきだろう。
あとは来年発表されるであろうE-M5markIII。これにE-M1markIIのセンサーが載るのかPEN-Fのセンサーが使い回されるのか・・・。私は後者だ予想している。
恐らくE-M1markIIのセンサーは像面位相差AFとセットだと思うんだ。勿論、それを分離する事も可能だろうが、コスト的にはPEN-Fのセンサーだろう。またE-M5markIIIがE-M1markIIのセンサーになったら動体、連写命のカメラマンを除けばE-M1markIIが不要になり、E-M1markIIが売れなくなる。E-M1markIIのセンサーが搭載されるのはPEN-FmarkIIだと勝手に想像している。
※私の未来予想は外れる確率がかなり高いのをお伝えしおく
本日の写真、Pentaxの下克上によって打ち負かされたかつてのAPS-Cフラッグシップ、K-7でのコマ。
MarkIIじゃないOlympus E-M1を買ってもぉた~レビューその17 1600万画素をどう感じるか?
この記事にて「2000万画素センサーを搭載しないのではないか?」と書いた。私の予測はことごとく外れるが、今回は見事に当たった。
「Olympusよ!、Pentaxを反面教師としてユーザーに誠実になってくれたんだね!」
上リンクと話が被るが、PentaxはK-7の時代に下位機種が上位機種を上回ると言う禁断の下克上をやってのけた。しかもK-7は前モデルのK20Dよりも画質が劣っていた(特にISO800を超える高感度域)。
K20Dは私が撮るような風景ならばLightroomにて再現像すればISO1600は許容範囲、ISO3200もなんとか行けちゃうか?、そんなレベルだったのにK-7はISO2500が限界。ISO3200はLightroomでもどうにもならなかった。
K20DとK-7は同じセンサーを利用しているのだから勝らないにせよ劣るのはおかしい。「はぁ、足元を見られて粗悪品を掴まされたな!」、ユーザーはそう思い込んでしまう。
そしてK-7の下位機種であるK-r(K-xかな?)はSonyとの交渉が上手くいったのだろう、Nikon D90などでも利用されていたセンサーを得た。K-7よりも約200万画素小さいものの、SonyのセンサーはISO3200が十分に使える実力を備えていた訳だ(しつこいようだが私が撮るような風景でLightroomで現像した場合において)。
この頃のPentaxは一番ヤバい時期だったからしょ~がないと言えばしょ~がないかもしれない。しかしそれはペンタキシアンの意見であり、ペンタキシアンでない人間からすると「K-7では粗悪センサーを掴まされ、ご法度の下克上を敢行した糞会社」でしかない。
※もしK-5の存在が無かったたら6年前にPentaxユーザーをやめていたろう
しかもだ!。PentaxはK-3でも同じ事をやらかした。
ペンタキシアンのプロカメラマン田中希美男がブログで「K-S1の画質はPentaxカメラの中でダントツだ!」なる情報を掲載した。その後、訂正され「ノイズだけを比較したらK-3よりも良いがシャープさはK-3」と訂正されたが、いずれにせよ、撮って出しJPGにおいて、APS-CフラッグシップのK-3よりも入門機でしかないK-S1の方がノイズが少ない、再び下克上を繰り返しやがった。
K-S1の2000万画素センサーはK-S2にも採用されたが、以後Pentaxを含めどこのメーカーでも使われていないのかな?。
また私自身、K-S1、K-S2の高感度ノイズをネット上でチェックした事がないので、田中希美男の話を信じるしかないが、さすがに幾ら生粋のペンタキシアンでも嘘は吐かないだろう。K-S1の方がK-3よりも優れた高感度性能があると思わせる画像処理エンジンに仕上がっているに違いない。
しかもK-3IIはK-3とおおよそ同じセンサーの筈なので、撮って出しJPGのノイズレス、これに言及するとK-S1、K-S2がPentax APS-C一眼レフでは一番だったって事でしょう?。
さらにである!。今年、またまた下克上をやらかしやがった。また私自身、K-S1、K-S2の高感度ノイズをネット上でチェックした事がないので、田中希美男の話を信じるしかないが、さすがに幾ら生粋のペンタキシアンでも嘘は吐かないだろう。K-S1の方がK-3よりも優れた高感度性能があると思わせる画像処理エンジンに仕上がっているに違いない。
しかもK-3IIはK-3とおおよそ同じセンサーの筈なので、撮って出しJPGのノイズレス、これに言及するとK-S1、K-S2がPentax APS-C一眼レフでは一番だったって事でしょう?。
そう、Pentax KPである。海外のサイトから超高感度で撮影されたRAWファイルを幾つかダウンロードし、色々と検証した結果、評判程良いとは思えないが、K-5、K-3よりも明らかにノイズにおいては半段近く勝っているのが判った。
Sonyのα7系のように無印、Sモデル、Rモデルとあらかじめ異なる性格のカメラとして販売しているのなら誰も文句は言わない。しかし一応は高感度を売りにしているものの、α7Sのようにはっきりと「高感度特性を重視したカメラである」と名言はしていないようで、従来のKシリーズとは別系統と言いながらも仕様を見る限り、K-3の下位機種であるのは間違いない。
Ricohと言う新しい資本を得て、企業体制が変わるだろうと思っていたが、旧体質のままじゃん。やっている事が今も尚ちぐはぐ。判りやすいロードマップを公開し、例えば「今後APS-CはK-3系を廃止にし、APS-CフラッグシップはKP路線で行き、AF、ドライブ、バッファを強化した真のフラッグシップが来年発売予定!」ってんなら将来に期待出来るものの、そんな発表する訳もなく・・・。
こういうのを体験しているからOlympusも同じ事をやらかしたら「嗚呼、この会社も今はPentaxよりも人気があってもいずれ駄目になるな」と思ってしまったろう。でも(新センサーの可能性もあるが)1600万画素にとどめたのは偉い、まぁ偉いと言うよりも当たり前なんだけどね。
※Olympusは粉飾紛いの過去、4/3システムをすっぱりと捨てた過去があるから「企業」としての質はRicohの方が上かもしれないが・・・
E-M10markIIIの仕様を見てE-M10、E-M10markIIユーザーのガッカリするは判るが、E-M10のような普及タイプのカメラは開発サイクルが短い。車でたとえればフルモデルチェンジでなくひたすらマイナーチェンジを繰り返すシリーズと考えるべきだ。CanonのEOS Kissなんてまさにそうでしょう?。
Olympusの場合、普及タイプなのにベテランカメラマンでも十分に堪能出来る、使い勝手があり過ぎるから過度の期待をユーザーに持たせちゃうのかもしれない。NikonやCanonのように明確に価格帯によって差別化を考えていないでしょう?。でもここは「所詮は普及タイプ、普及タイプのカメラに大きな期待をする方が間違い」と思うべきだろう。
あとは来年発表されるであろうE-M5markIII。これにE-M1markIIのセンサーが載るのかPEN-Fのセンサーが使い回されるのか・・・。私は後者だ予想している。
恐らくE-M1markIIのセンサーは像面位相差AFとセットだと思うんだ。勿論、それを分離する事も可能だろうが、コスト的にはPEN-Fのセンサーだろう。またE-M5markIIIがE-M1markIIのセンサーになったら動体、連写命のカメラマンを除けばE-M1markIIが不要になり、E-M1markIIが売れなくなる。E-M1markIIのセンサーが搭載されるのはPEN-FmarkIIだと勝手に想像している。
※私の未来予想は外れる確率がかなり高いのをお伝えしおく
本日の写真、Pentaxの下克上によって打ち負かされたかつてのAPS-Cフラッグシップ、K-7でのコマ。

にほんブログ村のランキングに参加中です
最新コメント