2020年10月03日 00:00
海外のカメラ、レンズのレビューサイトであるDegital Photography Reviewではカメラのノイズを検証するのに最適なサイトだ。今日は幾つかの気になるカメラのこのノイズ状態を見てあーだこーだ・・・。
まず、DPReviewのノイズテストサイトをご存じない方へ。下のリンクをクリックして頂きたい。
Image Comparison
Studio Sceneと言う枠の下方にリストボックスがある。そこで検証したいカメラに選択すると撮って出しJPGと、恐らくAdobeのCamera Rawで現像されたデフォルト像のRAWを、そしてISO感度を選ぶ。あとは比較したいカメラで同じ作業をすれば一目瞭然でノイズチェックが可能になる。
また比較用表示されている画像はその上のノイズテスト用のツールの極一部した表示していないので、様々な場所をマウスクリックすれば、より詳細にノイズチェック出来る。
私は何も設置されていない無地の背景でおおよそのノイズを見て、その後左右にある人物の写真の肌と髪の毛の質感、中央下のお札と右上、左下にある草の写真で解像感をチェックするのが常。
今回、検証したかったのはNikon Z5だ。最新の裏面照射センサーではなく従来の表面照射センサーで一世代前の同じ表面照射センサーを持つSony αIIとどの程度違いがあるか?。
びっくりである。ほぼイコールだろうと思っていたら、ISO1600のRAWを見て大興奮しつつ(Z5のノイズ耐性スゲェ!)、ちょいとガッカリ(α7II、やっぱりセンサーが古いね・・・)。
人物写真の肌ですぐに判る。α7IIよりも半段とまでは言わないものの、それに近い、1/3段以上、Z5の方がノイズ耐性がある!。ISO6400で見ると良く判るかもしれない。さすがにZ5もISO6400のノイズリダクションを掛けていないRAW像を見るとかなり荒れてくるが、α7IIはそれよりも酷い。
確かにそうなんだ。α7IIはLightroomで現像すると軽くノイズリダクションを掛ければ問題なくISO3200が使えるし、プリントサイズ、そうだな、A3ノビくらいまでは風景によっては輝度ノイズを取り去らなくても問題なく鑑賞出来る。しかしISO6400ともなると等倍で鑑賞するにはしっかりとノイズリダクションを掛ける必要出てくる。ところがZ5はノイズの粒が小さく、これなら人物写真でも軽くノイズリダクションを掛けるだけで大きく質感を失わずにノイズだけで消せるくらいのレベル。
そうそう、このツールを使う場合、左上隅に「Image size:」と表示された横に矩形の図形が3つある。等倍だとFULLの図形を選ぶが、私は加えて一番右端のPRINTの図形でチェックもする。4Kサイズに縮小されており、A3~A3ノビプリントのシミュレーションとして使える。
このPRINT矩形を選んだとしてもα7IIのRAW、ISO6400画像は酷い。人物写真の首元を見ると判り易い。Z5だと「カラーノイズだけ排除すればそこそこ行ける?」と感じるが、α7IIは「荒れているねぇ」とため息。
この事から、私個人は手持ちのα7IIは今まで通り、最高感度はISO3200とする。でも万が一Z5を購入したら最高感度はISO6400に上げても良いかな?。
実際にはどちらのカメラにもボディ内手ブレ補正があり、α7IIは4段、Z5では5段分の補正が出来る。この手のカタログスペックは信じない方が良いかもしれないが、α7IIに関しては4段と言う数字は実用上ほぼ正しい。50mmレンズで1/4秒で止められるし、100mmレンズなら1/8秒、200mmレンズなら1/15秒で止まる。但し、28mmでは1/3秒が限界で広角域だと3.5段に留まる。
これは百発百中なる思考ではなく、5枚撮っていれば2~3枚は止められる。万が一、己のコンディションが悪くても1枚は確実に止まる、、α7IIはそれが4段であり、広角域では3.5段となる。これは他社のカメラも同じだと思う。Olympus OM-D E-M1markIIやmarkIIIは焦点距離によって4秒で止められるらしいが、では常に4秒で止まるのか?、そうじゃない。やはり保険は必要だ。
※もしα7IIで5枚も保険を掛けないのなら広角で3段の1/4秒、50mmで3.5段の1/6秒、100mmを越えたら焦点距離を10で割った値を分母とし、100mmなら1/10秒、200mmなら1/20秒と思っていた方が良いだろう
廃墟の屋内では35mm前後の焦点距離を良く使う。α7IIだと1/3秒なら5枚も撮れば1枚は止まる。F5.6のISO3200ならばEV1の風景が五分の一以上の確率でモノに出来る。だから手ブレ補正効果の弱いα7IIであっても廃墟の屋内で大きな苦労を強いられはしない。
でもZ5の手ブレ補正がα7IIよりも確実に1段性能が高ければ同じ1/3秒なら3枚撮れば十分、もしかすると1/3秒なら百発百中、一度レリーズするだけで止められちゃうかもしれない。またISO6400も使えそうとなると輝度差の少ない風景ならばEV0の風景も楽勝で撮れるのがZ5。
ではZ5とSonyのα7IIIと比較するとどうだろうか?。ISO6400のRAWでチェック!。これまたおったまげ!。PRINTレベルでは裏面照射のα7IIIと変わりない像をZ5は出しているし、FULLの等倍で確認しても確かにシャドー部はα7IIIが優秀のようだが、この程度はLightroomの優秀なノイズリダクションでどうにでもなる。つまり実用上イコールレベルなんだ。これはISO12800、ISO25600も同じだった。
つまりZ5のセンサーは表面照射の極普通のタイプであるが、ノイズ耐性に言及すれば(ダイナミックレンジは確実にα7IIIの方が半段程度余裕があるようだ)、Z5とα7IIIは全く同じ土俵にいる事になる。
次に廃墟でガンガン活躍するであろう来年購入予定のOlympus OM-D E-M1markIIとZ5を比較してみた。勿論RAWで。常識ではm4/3センサーだからノイズ耐性は2段劣っている筈。
しかし!。Z5のISO3200とE-M1markIIのISO1600がほぼイコール!。こいつはたまげた!。1段程度の違いしかないではないか!。但し、Z5のISO6400と比較するとやはりISO1600がイコール画質に見え、2段の差が出ている。
それでも被写界深度を考慮するとE-M1markIIはISO1600、はたまたISO3200でもZ5とほぼ互角に戦える。しかもE-M1markIIはZ5よりさらに1段分、手ブレ補正効果が高い。17mmF1.7レンズなら(換算36mmの画角)、F2の絞り(換算F4の被写界深度)、1秒のシャッター、ISO1600でEV-2なる超~暗い風景も撮れちゃう。しかも17mmレンズなら2秒でも止められるから、そうなればEV-3である。真っ暗の中、淡い光が灯っている、そんな場面、Z5の手持ち撮影では到底無理な風景も扱える。
また廃墟に限って言えば人物写真や風景写真のように髪の毛や草、葉のディテール云々など関係なく、強めにノイズリダクションを掛けても十分に鑑賞に耐えられる作品を作り出せる。そうなればE-M1markIIでもISO6400まで上げてもなんとかなってしまう(但し、ダイナミックレンジは狭くなるので輝度差が激しい場合は露出ブラケットで複数枚撮影、レタッチでHDR合成し、ダイナミックレンジを広くしないとならない)。
せっかくなので手持ちのE-M5markIIで撮影したISO6400の像をご覧頂こう。次の写真はとある産業遺構の機械室。25mmレンズ(換算50mm)のF1.7で0.5秒、ISO6400、なんとEV-3.5の風景である。かなり明るめに写しており、肉眼では相当暗かった場所であり、その場の正しい光量を計れる入射式露出計で測光すればEV-2くらいの風景かと思う。
こういう風景にディテールは不要でしょう?。どのみち換算でF4にも満たない被写界深度しかないので厳密にはピント面以外はほぼぼけていると言って良い風景。また飛んでいるハイライトも無視出来るレベル。E-M5markIIは1600万画素センサーなので通常はA2サイズまでは難なくプリント可能だ。
Image Comparison
Studio Sceneと言う枠の下方にリストボックスがある。そこで検証したいカメラに選択すると撮って出しJPGと、恐らくAdobeのCamera Rawで現像されたデフォルト像のRAWを、そしてISO感度を選ぶ。あとは比較したいカメラで同じ作業をすれば一目瞭然でノイズチェックが可能になる。
また比較用表示されている画像はその上のノイズテスト用のツールの極一部した表示していないので、様々な場所をマウスクリックすれば、より詳細にノイズチェック出来る。
私は何も設置されていない無地の背景でおおよそのノイズを見て、その後左右にある人物の写真の肌と髪の毛の質感、中央下のお札と右上、左下にある草の写真で解像感をチェックするのが常。
今回、検証したかったのはNikon Z5だ。最新の裏面照射センサーではなく従来の表面照射センサーで一世代前の同じ表面照射センサーを持つSony αIIとどの程度違いがあるか?。
びっくりである。ほぼイコールだろうと思っていたら、ISO1600のRAWを見て大興奮しつつ(Z5のノイズ耐性スゲェ!)、ちょいとガッカリ(α7II、やっぱりセンサーが古いね・・・)。
人物写真の肌ですぐに判る。α7IIよりも半段とまでは言わないものの、それに近い、1/3段以上、Z5の方がノイズ耐性がある!。ISO6400で見ると良く判るかもしれない。さすがにZ5もISO6400のノイズリダクションを掛けていないRAW像を見るとかなり荒れてくるが、α7IIはそれよりも酷い。
確かにそうなんだ。α7IIはLightroomで現像すると軽くノイズリダクションを掛ければ問題なくISO3200が使えるし、プリントサイズ、そうだな、A3ノビくらいまでは風景によっては輝度ノイズを取り去らなくても問題なく鑑賞出来る。しかしISO6400ともなると等倍で鑑賞するにはしっかりとノイズリダクションを掛ける必要出てくる。ところがZ5はノイズの粒が小さく、これなら人物写真でも軽くノイズリダクションを掛けるだけで大きく質感を失わずにノイズだけで消せるくらいのレベル。
そうそう、このツールを使う場合、左上隅に「Image size:」と表示された横に矩形の図形が3つある。等倍だとFULLの図形を選ぶが、私は加えて一番右端のPRINTの図形でチェックもする。4Kサイズに縮小されており、A3~A3ノビプリントのシミュレーションとして使える。
このPRINT矩形を選んだとしてもα7IIのRAW、ISO6400画像は酷い。人物写真の首元を見ると判り易い。Z5だと「カラーノイズだけ排除すればそこそこ行ける?」と感じるが、α7IIは「荒れているねぇ」とため息。
この事から、私個人は手持ちのα7IIは今まで通り、最高感度はISO3200とする。でも万が一Z5を購入したら最高感度はISO6400に上げても良いかな?。
実際にはどちらのカメラにもボディ内手ブレ補正があり、α7IIは4段、Z5では5段分の補正が出来る。この手のカタログスペックは信じない方が良いかもしれないが、α7IIに関しては4段と言う数字は実用上ほぼ正しい。50mmレンズで1/4秒で止められるし、100mmレンズなら1/8秒、200mmレンズなら1/15秒で止まる。但し、28mmでは1/3秒が限界で広角域だと3.5段に留まる。
これは百発百中なる思考ではなく、5枚撮っていれば2~3枚は止められる。万が一、己のコンディションが悪くても1枚は確実に止まる、、α7IIはそれが4段であり、広角域では3.5段となる。これは他社のカメラも同じだと思う。Olympus OM-D E-M1markIIやmarkIIIは焦点距離によって4秒で止められるらしいが、では常に4秒で止まるのか?、そうじゃない。やはり保険は必要だ。
※もしα7IIで5枚も保険を掛けないのなら広角で3段の1/4秒、50mmで3.5段の1/6秒、100mmを越えたら焦点距離を10で割った値を分母とし、100mmなら1/10秒、200mmなら1/20秒と思っていた方が良いだろう
廃墟の屋内では35mm前後の焦点距離を良く使う。α7IIだと1/3秒なら5枚も撮れば1枚は止まる。F5.6のISO3200ならばEV1の風景が五分の一以上の確率でモノに出来る。だから手ブレ補正効果の弱いα7IIであっても廃墟の屋内で大きな苦労を強いられはしない。
でもZ5の手ブレ補正がα7IIよりも確実に1段性能が高ければ同じ1/3秒なら3枚撮れば十分、もしかすると1/3秒なら百発百中、一度レリーズするだけで止められちゃうかもしれない。またISO6400も使えそうとなると輝度差の少ない風景ならばEV0の風景も楽勝で撮れるのがZ5。
ではZ5とSonyのα7IIIと比較するとどうだろうか?。ISO6400のRAWでチェック!。これまたおったまげ!。PRINTレベルでは裏面照射のα7IIIと変わりない像をZ5は出しているし、FULLの等倍で確認しても確かにシャドー部はα7IIIが優秀のようだが、この程度はLightroomの優秀なノイズリダクションでどうにでもなる。つまり実用上イコールレベルなんだ。これはISO12800、ISO25600も同じだった。
つまりZ5のセンサーは表面照射の極普通のタイプであるが、ノイズ耐性に言及すれば(ダイナミックレンジは確実にα7IIIの方が半段程度余裕があるようだ)、Z5とα7IIIは全く同じ土俵にいる事になる。
ISO12800、ISO25600ではα7IIIよりもZ5の方が綺麗な画質に見える。何故か?。使用レンズとほんのちょっとの露出の違い、はたまたLightroom(Camera Raw)の単なる仕様だと思う。α7IIIの方が全体に絵が濃いように感じる。濃いからシャドー部分が汚く見えているのかもしれない。
だから例えばZ5にやたらにコントラストの高く、色味が強く出るレンズを使えば、もしかするとノイズに関しては画質レベルが下がる可能性だってある。
だから例えばZ5にやたらにコントラストの高く、色味が強く出るレンズを使えば、もしかするとノイズに関しては画質レベルが下がる可能性だってある。
次に廃墟でガンガン活躍するであろう来年購入予定のOlympus OM-D E-M1markIIとZ5を比較してみた。勿論RAWで。常識ではm4/3センサーだからノイズ耐性は2段劣っている筈。
しかし!。Z5のISO3200とE-M1markIIのISO1600がほぼイコール!。こいつはたまげた!。1段程度の違いしかないではないか!。但し、Z5のISO6400と比較するとやはりISO1600がイコール画質に見え、2段の差が出ている。
それでも被写界深度を考慮するとE-M1markIIはISO1600、はたまたISO3200でもZ5とほぼ互角に戦える。しかもE-M1markIIはZ5よりさらに1段分、手ブレ補正効果が高い。17mmF1.7レンズなら(換算36mmの画角)、F2の絞り(換算F4の被写界深度)、1秒のシャッター、ISO1600でEV-2なる超~暗い風景も撮れちゃう。しかも17mmレンズなら2秒でも止められるから、そうなればEV-3である。真っ暗の中、淡い光が灯っている、そんな場面、Z5の手持ち撮影では到底無理な風景も扱える。
また廃墟に限って言えば人物写真や風景写真のように髪の毛や草、葉のディテール云々など関係なく、強めにノイズリダクションを掛けても十分に鑑賞に耐えられる作品を作り出せる。そうなればE-M1markIIでもISO6400まで上げてもなんとかなってしまう(但し、ダイナミックレンジは狭くなるので輝度差が激しい場合は露出ブラケットで複数枚撮影、レタッチでHDR合成し、ダイナミックレンジを広くしないとならない)。
せっかくなので手持ちのE-M5markIIで撮影したISO6400の像をご覧頂こう。次の写真はとある産業遺構の機械室。25mmレンズ(換算50mm)のF1.7で0.5秒、ISO6400、なんとEV-3.5の風景である。かなり明るめに写しており、肉眼では相当暗かった場所であり、その場の正しい光量を計れる入射式露出計で測光すればEV-2くらいの風景かと思う。
こういう風景にディテールは不要でしょう?。どのみち換算でF4にも満たない被写界深度しかないので厳密にはピント面以外はほぼぼけていると言って良い風景。また飛んでいるハイライトも無視出来るレベル。E-M5markIIは1600万画素センサーなので通常はA2サイズまでは難なくプリント可能だ。
Lightroomデフォルト全体像

Olympus E-M5markII, Lumix G25mmF1.7
等倍でピント部分と一番ノイズが汚く出るシャドー寄りの部分切り出しは次(クリックで1000x1000ピクセルの等倍)。ノイズリダクションはデフォルトのまま、カラーノイズだけ軽減し、輝度ノイズは放置している。
また1600万画素の画像を敢えて、現行のE-M1markIIIと同じく2000万画素(長辺5184ピクセルになるように拡大しているので(全体像は長辺1100ピクセルに縮小している)、一世代前のm4/3センサーとして相当無理をした写真を掲載している。それを踏まえてご覧になって欲しい。
また1600万画素の画像を敢えて、現行のE-M1markIIIと同じく2000万画素(長辺5184ピクセルになるように拡大しているので(全体像は長辺1100ピクセルに縮小している)、一世代前のm4/3センサーとして相当無理をした写真を掲載している。それを踏まえてご覧になって欲しい。
ピント部、輝度ノイズ未処理

シャドー部、輝度ノイズ未処理


輝度ノイズを処理せずともこの程度ならA3プリントなら何ら問題ない。この手の風景は多少ザラついても人間は気にしないんだ。こんな写真でノイズを気にするのはウザったい機材マニアだけ!。
では次に発色やコントラスト、ノイズリダクションを設定した像をどうぞ。注意点として今回は等倍像で見る為のノイズリダクション、つまりかなりノイズを排除している。実際のA3~A2プリントだとここまでノイズは消さないので、ディテールはもっと確保されている、これを理解しなくちゃならない。
では次に発色やコントラスト、ノイズリダクションを設定した像をどうぞ。注意点として今回は等倍像で見る為のノイズリダクション、つまりかなりノイズを排除している。実際のA3~A2プリントだとここまでノイズは消さないので、ディテールはもっと確保されている、これを理解しなくちゃならない。
Lightroomで各種設定後の全体像

ピント部、輝度ノイズ処理済

シャドー部、輝度ノイズ処理済


Z5でこれと同じ写真を撮った場合、50mmレンズを使うのでシャッタースピードは0.5秒で止められるだろう。でも被写界深度を考慮するとF2.8までは絞りたい。そうなるとISO感度はISO18000まで跳ね上がる。Lightroomで現像すればISO18000でも同程度のクオリティに仕上げられるが・・・。
ではカメラにE-M1markIIを使っていたらどうなる?。シャッタースピードは2秒!。するとISO1600で同じ風景を撮れてしまう。幾ら35mm判センサーがm4/3よりも優れているとは言え、Z5ではISO18000だからノイズ耐性に加え、ダイナミックレンジも明らかにE-M1markIIが上回る筈だ。
E-M1markIIに暗所で対抗するには50mmレンズで1秒が止められないとならない。そうなるとこの風景はIS9000で撮影が可能となり、ギリギリE-M1markIIに対抗出来るだろう。
本ブログで口酸っぱく廃墟最強カメラはOlympusだ!、と述べているのはこんな理由である。廃墟ではセンサー差なんて関係ない。如何に手ブレ補正が優秀か、ただそれだけである。
私個人、2年くらい前か?、店頭でE-M1markIIを触り、25mm(換算50mm)で2秒のシャッタースピードで50パーセントに近い確率で止められたと記憶している(換算50mmで4秒はさすがに微妙で、それを実現するにはE-M1markIIIが必要になる)。
但し!。EV値がマイナスになる風景なんて廃墟の屋内であってもほとんどないと言って良い。光が全く射さないような地下室に下りていく場合は、撮影以前におっかねぇからLEDライトでガンガンに照らして探検するし(幽霊はいます!)、真っ暗だったらフラッシュを使わざるを得ない。そうなると大半の風景がEV0以上。だとするとZ5で問題なく撮影が可能だし、ひいてはα7IIにオールドレンズでも撮れちゃったりもする。
※もっと言えばPhotoshopでノイズ軽減コンポジット出来るのだから、スマホでも暗い廃墟の屋内写真を撮れる
しまった!。話が脱線しちまった。今日はここまで。次回、このDPREVIEWのツールを利用し、その他、気になるカメラの高感度を比較したい。
ではカメラにE-M1markIIを使っていたらどうなる?。シャッタースピードは2秒!。するとISO1600で同じ風景を撮れてしまう。幾ら35mm判センサーがm4/3よりも優れているとは言え、Z5ではISO18000だからノイズ耐性に加え、ダイナミックレンジも明らかにE-M1markIIが上回る筈だ。
E-M1markIIに暗所で対抗するには50mmレンズで1秒が止められないとならない。そうなるとこの風景はIS9000で撮影が可能となり、ギリギリE-M1markIIに対抗出来るだろう。
本ブログで口酸っぱく廃墟最強カメラはOlympusだ!、と述べているのはこんな理由である。廃墟ではセンサー差なんて関係ない。如何に手ブレ補正が優秀か、ただそれだけである。
私個人、2年くらい前か?、店頭でE-M1markIIを触り、25mm(換算50mm)で2秒のシャッタースピードで50パーセントに近い確率で止められたと記憶している(換算50mmで4秒はさすがに微妙で、それを実現するにはE-M1markIIIが必要になる)。
但し!。EV値がマイナスになる風景なんて廃墟の屋内であってもほとんどないと言って良い。光が全く射さないような地下室に下りていく場合は、撮影以前におっかねぇからLEDライトでガンガンに照らして探検するし(幽霊はいます!)、真っ暗だったらフラッシュを使わざるを得ない。そうなると大半の風景がEV0以上。だとするとZ5で問題なく撮影が可能だし、ひいてはα7IIにオールドレンズでも撮れちゃったりもする。
※もっと言えばPhotoshopでノイズ軽減コンポジット出来るのだから、スマホでも暗い廃墟の屋内写真を撮れる
しまった!。話が脱線しちまった。今日はここまで。次回、このDPREVIEWのツールを利用し、その他、気になるカメラの高感度を比較したい。

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