2021年06月22日 00:00

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2021年06月18日 00:00
最新のRawTherapeeとは次期Ver5.9に向けての開発バージョンを指している。今日は公開バージョンの5.8の機能を含め、RawTherapeeはここまで出来るようになったんだ!、そんなお話を・・・。
Windows版のバージョンは6月11日時点で「5.8-2983~」だ。ただこのバージョンは私の環境ではすぐに落ちて使い物にならず、少し前のバージョンを利用している。
今、うちのパソコンにはVer5.8をインストールしていないので、ここで紹介する機能が5.8のものなのか、次期5.9用のものなのか判らない。もし皆さんが5.8を利用しており、「そんな機能ねぇぞ!」、と首を傾げられたらそれは開発バージョンだけで機能するもの、そう考えて頂きたい。
今日は「キャプチャーシャープニング」について。
これはRAWタブにある。デモザイク時に一緒にシャープを掛けちゃおう!、って事のようで、そのお陰なのか、通常、シャープネスを掛けるとエッジ部分が白くなって如何にもデジタルな像になってしまう。でもこのキャプチャーシャープニングはそれが発生しないらしい。
どうやらこのキャプチャーシャープニングは高周波に多く作用するようで、細かい模様の線、そういう風景だと非常に効果があるが、そうでなく風景だと200パーセント表示してようやく「あっ、確かにシャープ掛かっているね」と分かる程度。
この機能はデフォルトでオンになっているのだが、この機能が追加される前のバージョンのRawTherapeeで現像をしていると、現場情報が含まれるサイドカーファイル(pp3)が優先される為、そのpp3ファイルにはキャプチャーシャープニング項目がないのでオフになっているので手動でオンにする必要がある。
効果はこんな感じ。トップ写真の中央ちょい下を切り取ってみた。カメラはLumix GX7、レンズはG25mmF1.7を使い、開放のF1.7で撮影している。
※切り出し像はマウスクリックで等倍1000x1000ピクセル表示となる
う~ん、判り辛いかな?。キャプチャーシャープニングとアンシャープマスクでほぼ同じディテールになっていると思うのだが・・・。
初代GX7はローパスフィルター付きセンサーでローパスフィルターレスセンサーよりも解像力が低い。でも25mmF1.7と言う値段の割には優秀なレンズのお陰で従来のアンシャープマスクやRLデコンボリューションを使わずともこのキャプチャーシャープニングだけで十分。
これの効果が高いのは恐らく超高感度写真だと思う。シャープを強めるとノイズが増える。輪郭だけならごまかせるかもしれないが、従来のシャープは面にもボツボツと吹き出物が出てきてしまう。だから従来のシャープ機能を使わず、キャプチャーシャープニングだけをオンする、これが最新のRawTherapeeの使い方かもしれない。
私はこれに用途によってVer5.8以前からある機能の「マイクロコントラスト」をオンして、よりクッキリ見えるようにしている。このマイクロコントラストはローカルコントラストと併用する事で、Lightroomの「明瞭度」とほぼ同じ効果を得られるんだ。
初代GX7はローパスフィルター付きセンサーでローパスフィルターレスセンサーよりも解像力が低い。でも25mmF1.7と言う値段の割には優秀なレンズのお陰で従来のアンシャープマスクやRLデコンボリューションを使わずともこのキャプチャーシャープニングだけで十分。
これの効果が高いのは恐らく超高感度写真だと思う。シャープを強めるとノイズが増える。輪郭だけならごまかせるかもしれないが、従来のシャープは面にもボツボツと吹き出物が出てきてしまう。だから従来のシャープ機能を使わず、キャプチャーシャープニングだけをオンする、これが最新のRawTherapeeの使い方かもしれない。
私はこれに用途によってVer5.8以前からある機能の「マイクロコントラスト」をオンして、よりクッキリ見えるようにしている。このマイクロコントラストはローカルコントラストと併用する事で、Lightroomの「明瞭度」とほぼ同じ効果を得られるんだ。
良く見ないとこれも判り辛いが、タイル部分、白い部分はより白く、黒い部分はより黒く、そんなコントラストが付いているのが判るだろう。また、ガラスに反射している風景、これもクッキリしている。
さて、このキャプチャーシャープニングの各項目の詳細。詳細と言うよりも使い方。
「コントラストのしきい値」は0にすればする程、シャープが増す。
「半径」は増やせば増やす程、輪郭太くなる。
「周辺のシグマを増やす」は増やせば増やす程にシャープが増す。
「繰り返し」は増やせば増やす程にシャープが増す。
勿論、神様ツールではないので、シャープを強くすれば強くする程に従来のシャープと同様に画質は荒れてくる。上述の通り、キャプチャーシャープニングは高周波(細い線)には効果絶大だが、面のような風景にはほとんど効かないので、細かい線のない、面が多いような風景でのみ、色々と調整したり、写真によっては従来のシャープネスの方が効果てきめんだったりもする。
そんなこんなで本日は終了!。ネタがない今、小出し作戦であ~る!。
さて、このキャプチャーシャープニングの各項目の詳細。詳細と言うよりも使い方。
「コントラストのしきい値」は0にすればする程、シャープが増す。
「半径」は増やせば増やす程、輪郭太くなる。
「周辺のシグマを増やす」は増やせば増やす程にシャープが増す。
「繰り返し」は増やせば増やす程にシャープが増す。
勿論、神様ツールではないので、シャープを強くすれば強くする程に従来のシャープと同様に画質は荒れてくる。上述の通り、キャプチャーシャープニングは高周波(細い線)には効果絶大だが、面のような風景にはほとんど効かないので、細かい線のない、面が多いような風景でのみ、色々と調整したり、写真によっては従来のシャープネスの方が効果てきめんだったりもする。
そんなこんなで本日は終了!。ネタがない今、小出し作戦であ~る!。

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2021年06月06日 00:00
今年に入って一度もカメラを外に持ち出していない。あんまり使わないとLumix GX7みたいにいきなりぶっ壊れるかもしれないと月に数回、自宅で数枚パチパチしているだけ。昨年も写真を撮ったのはたったの9日ですぜ、9日!。その9日分の写真はすでに本ブログに掲載済み・・・。
ホント、コロナのせいで全く写真を撮れていない!。だから過去の話をするしかない!。
ホント、コロナのせいで全く写真を撮れていない!。だから過去の話をするしかない!。
とその前に身近な新型コロナのお話。
親類(叔父)の友人、その方が5月中旬に1回目のワクチン接種の予定だったらしい。ところが接種日の3日前、なんと家族全員、本人、奥さん、息子、おばあちゃんのコロナに感染したのが判明したそうな。どうやら働き盛りの息子さんから始まり、家庭内クラスター。おばあちゃんだけ大事を取って入院され、他はホテル療養だったそうだが、幸い、今は全員普段の生活に戻っているそうな。運が良いのか悪いのか?。
時に!。75歳以上のうちの親類、今日の時点ですでに全員が2回目のワクチン接種を完了しており、65歳以上の親類も今月中旬には2回目を終える予定。それを考えると日本のワクチン接種、順調に進んでいるように思えるが、別の親類(関西在住の伯母)の情報によると、近所の75歳以上でまだ1回目を終えていない人もいるらしい。ワクチンや打ち手の確保量に地域格差があるのか、電話での予約が未だに取りづらいのか、どっちだろうね。
さて!。
春先から定期的に中古カメラ情報サイトを覗いている。いの一番に買わなくちゃならないカメラはOlympus OM-D E-M1markII。これの価値がググッと下がっている。実用品ならばもう7万円を切っていたりするんだ。さすがにその手の商品は傷だらけで、完動品とは言え微妙に不安さもあり、小傷程度のちょい美品を狙いたいところだが、それでもお買い得。もし5月、東京に緊急事態宣言が発令されていなかったら我慢出来ずに今頃はE-M1markIIを利用していたろう。
新しいカメラを手に入れれば実戦投入までに手ブレ補正、解像感、高感度、AF(特にAF-C)と言ったのテストを行う事になり、本ブログの記事としても成立する。またレビュー記事だったら近所の河川敷でちょいとパチパチしてりゃ済むので、それくらいだったらコロナ禍の今、外出しても危険度は少ない。そうなれば20以上の記事は楽に掲載出来、オリンピック(開催すればだが)期間辺りまでネタに困らなかったに違いない。
デジタルカメラの中古品には底値なんてない。購入時期を後ろに延ばせば延ばす程に価値は落ちるし、やっぱりコロナが収束しない限り、新しいカメラを買うのが何となく馬鹿馬鹿しく感じられる。ある程度コロナが落ち着いてGOTOトラベルが再開した時点まで待つのが最善なのかな。春先の勝手な妄想として、オリンピックと同時にGOTOトラベルが再開され、夏季休暇で奥日光のトレッキングがてら牧場でモーモーさんをE-M1markIIで撮っている自分がいたんだけどねえ~。
と言う事はですぜ!。今日は6月6日でしょう。最低でもあと2ヶ月は過去のネタ(+アウトドアネタ)で延々と引っ張らないとならない。また冒頭の通り、高齢者の接種は順調に進んでいるようだが、65歳以下の人々がワクチンを打てるのは夏以降になる可能性が高く、夏にGOTOトラベルが再開される見通しはない。そうなったらエライコッチャですぜ!。冬まで写真撮れません!、カメラも買いません!、よってあと半年、過去ネタを続けるしかありません!。さすがに枯渇するって!。
そんな事で今日は「拘り」について。己のデジタルカメラ遍歴とでも言おうかな?。以前にも似たような事を書いているのだけれど、しょ~がない。
本格的にデジタル写真を攝り出した時に手に入れたのがPentax K-m。対抗馬はOlympusのE510だったかE520だったか?。フィルム時代のようにのめり込むつもりはなく、旅先での観光写真を目的とした機材選びだった。だからこの時点で「小さいが正義」であり、Canon、Nikon、Sonyには惹かれなかった。
デザイン的にはOlympusだったのだが、連れが量販店であれこれ触っていて、使いづらいそう!、ってんでK-mにしたんだ。今思えばこの選択は正しかった。この頃、私自身、フォーサーズとAPS-Cの違いをあまり理解していなかったのと、その5、6年後、フォーサーズ規格は消滅してしまった。
親類(叔父)の友人、その方が5月中旬に1回目のワクチン接種の予定だったらしい。ところが接種日の3日前、なんと家族全員、本人、奥さん、息子、おばあちゃんのコロナに感染したのが判明したそうな。どうやら働き盛りの息子さんから始まり、家庭内クラスター。おばあちゃんだけ大事を取って入院され、他はホテル療養だったそうだが、幸い、今は全員普段の生活に戻っているそうな。運が良いのか悪いのか?。
時に!。75歳以上のうちの親類、今日の時点ですでに全員が2回目のワクチン接種を完了しており、65歳以上の親類も今月中旬には2回目を終える予定。それを考えると日本のワクチン接種、順調に進んでいるように思えるが、別の親類(関西在住の伯母)の情報によると、近所の75歳以上でまだ1回目を終えていない人もいるらしい。ワクチンや打ち手の確保量に地域格差があるのか、電話での予約が未だに取りづらいのか、どっちだろうね。
さて!。
春先から定期的に中古カメラ情報サイトを覗いている。いの一番に買わなくちゃならないカメラはOlympus OM-D E-M1markII。これの価値がググッと下がっている。実用品ならばもう7万円を切っていたりするんだ。さすがにその手の商品は傷だらけで、完動品とは言え微妙に不安さもあり、小傷程度のちょい美品を狙いたいところだが、それでもお買い得。もし5月、東京に緊急事態宣言が発令されていなかったら我慢出来ずに今頃はE-M1markIIを利用していたろう。
新しいカメラを手に入れれば実戦投入までに手ブレ補正、解像感、高感度、AF(特にAF-C)と言ったのテストを行う事になり、本ブログの記事としても成立する。またレビュー記事だったら近所の河川敷でちょいとパチパチしてりゃ済むので、それくらいだったらコロナ禍の今、外出しても危険度は少ない。そうなれば20以上の記事は楽に掲載出来、オリンピック(開催すればだが)期間辺りまでネタに困らなかったに違いない。
デジタルカメラの中古品には底値なんてない。購入時期を後ろに延ばせば延ばす程に価値は落ちるし、やっぱりコロナが収束しない限り、新しいカメラを買うのが何となく馬鹿馬鹿しく感じられる。ある程度コロナが落ち着いてGOTOトラベルが再開した時点まで待つのが最善なのかな。春先の勝手な妄想として、オリンピックと同時にGOTOトラベルが再開され、夏季休暇で奥日光のトレッキングがてら牧場でモーモーさんをE-M1markIIで撮っている自分がいたんだけどねえ~。
と言う事はですぜ!。今日は6月6日でしょう。最低でもあと2ヶ月は過去のネタ(+アウトドアネタ)で延々と引っ張らないとならない。また冒頭の通り、高齢者の接種は順調に進んでいるようだが、65歳以下の人々がワクチンを打てるのは夏以降になる可能性が高く、夏にGOTOトラベルが再開される見通しはない。そうなったらエライコッチャですぜ!。冬まで写真撮れません!、カメラも買いません!、よってあと半年、過去ネタを続けるしかありません!。さすがに枯渇するって!。
ど~でも良いけど3年後の今日、6年6月6日、わぉっ!、私の世代だとこれは映画「オーメン」、悪魔の子の数字じゃねぇか!。
あれっ?、平成6年6月6日では話題に上らなかったのかな?。う~ん、覚えていない。勿論、666が嫌われるのは西洋の話であり、日本の元号を絡めた666には全く意味はないのだが、平成の666、この日、コロンビアで大地震が発生し、800名の方が亡くなったそうな。
そうなると昭和の666は?。wikipediaを見る限り、悲惨な事故、災害は起こっていないようだ。
あれっ?、平成6年6月6日では話題に上らなかったのかな?。う~ん、覚えていない。勿論、666が嫌われるのは西洋の話であり、日本の元号を絡めた666には全く意味はないのだが、平成の666、この日、コロンビアで大地震が発生し、800名の方が亡くなったそうな。
そうなると昭和の666は?。wikipediaを見る限り、悲惨な事故、災害は起こっていないようだ。
そんな事で今日は「拘り」について。己のデジタルカメラ遍歴とでも言おうかな?。以前にも似たような事を書いているのだけれど、しょ~がない。
本格的にデジタル写真を攝り出した時に手に入れたのがPentax K-m。対抗馬はOlympusのE510だったかE520だったか?。フィルム時代のようにのめり込むつもりはなく、旅先での観光写真を目的とした機材選びだった。だからこの時点で「小さいが正義」であり、Canon、Nikon、Sonyには惹かれなかった。
デザイン的にはOlympusだったのだが、連れが量販店であれこれ触っていて、使いづらいそう!、ってんでK-mにしたんだ。今思えばこの選択は正しかった。この頃、私自身、フォーサーズとAPS-Cの違いをあまり理解していなかったのと、その5、6年後、フォーサーズ規格は消滅してしまった。
ふとしたきっかけで知り合いのカメラマンからCanon EOS30DにEF-S17-55mmF2.8、EF-70-200mmF4L ISを長期間借りられた。いわゆるお試しレンタル、気に入った時点でお友達価格で売ってね!。なんだかんだと2年くらい借りていたのかな?。その頃メインで使っていたのがPentax K20Dだった(K-mとK20Dの間にK10Dも手に入れている)。
EOS30D、悪くない。画素数こそK20Dに大きく劣るものの、やはりCanon、信頼感は厚い。これで撮れば失敗はないんじゃないかと思う程。特に当時のPentaxにはAF精度に大きな不満があったから、Canonに魅力を感じてはいた。しかし結局、ごめんなさい、やっぱり常用出来ないよ、と返却。
デジタル写真になって二度目の選択である。最初の選択は上記の通り、フォーサーズを選ばずして正解だった。そしてこの時もCanonを選ばずにPentaxに固執して正解だった。
ボディ、レンズの大きさ云々よりも、Kマウントのレンズならレンズメーカーのレンズだろうが、フィルム時代の古いレンズだろうがボディ内で手ブレ補正が効く。これを味わうとレンズ側に手ブレ補正が付いているシステムを選べなくなる。当時はCanonはすでに多くのズームレンズで手ブレ補正を採用していたが、主要な単焦点レンズはフィルム時代のままだったので、それに従い、焦点距離分の1のシャッタースピードを維持する必要があった。でもPentaxのシステムならば35mm判換算50mmで1/15秒は楽勝でピタリ賞、カメラマンが頑張れば1/8秒でも止まってくれた。これは有り難い。
高感度域が史上最悪の糞画質になってくれちゃうPentax K-7でさえ、手ブレ補正の効果により、一般的な風景ならばISO1600を超える事はなく、さすがに糞画質でもISO1600は耐えられたんだ。そして名機、Pentax K-5だ。Sonyのセンサーをやっと得られてLightroomで再現像すればISO3200は常用、風景によってはISO6400(A3ノビプリント想定)でも耐えられる。ボディ内手ブレ補正と高感度が強いSony1600万画素センサーがあればどんな風景でもどんと来い!。
ボディ、レンズの大きさ云々よりも、Kマウントのレンズならレンズメーカーのレンズだろうが、フィルム時代の古いレンズだろうがボディ内で手ブレ補正が効く。これを味わうとレンズ側に手ブレ補正が付いているシステムを選べなくなる。当時はCanonはすでに多くのズームレンズで手ブレ補正を採用していたが、主要な単焦点レンズはフィルム時代のままだったので、それに従い、焦点距離分の1のシャッタースピードを維持する必要があった。でもPentaxのシステムならば35mm判換算50mmで1/15秒は楽勝でピタリ賞、カメラマンが頑張れば1/8秒でも止まってくれた。これは有り難い。
高感度域が史上最悪の糞画質になってくれちゃうPentax K-7でさえ、手ブレ補正の効果により、一般的な風景ならばISO1600を超える事はなく、さすがに糞画質でもISO1600は耐えられたんだ。そして名機、Pentax K-5だ。Sonyのセンサーをやっと得られてLightroomで再現像すればISO3200は常用、風景によってはISO6400(A3ノビプリント想定)でも耐えられる。ボディ内手ブレ補正と高感度が強いSony1600万画素センサーがあればどんな風景でもどんと来い!。
そんな優等生なK-5でも1/3秒の壁は厚かった。広角域でも1/4秒が限界。換算で50mmを越えてくると1/6秒が基準だったかな。当時の性能としては悪くはなかった。ISO6400も使えるとは言え、可能な限り、感度は下げたい。あと半段シャッタースピードを抑えられたら・・・。
この頃、すでにうちではミラーレス元年を迎えている。Olympus E-P3だ。このカメラは上述K-7に勝るとも劣らない糞画質のセンサーを持っており、可能ならばISO800に抑えたいカメラだったが(Lightroomで再現像すればISO1600もA3プリント想定では使えるのだが)、EVFですよ!、ボディが小さいですよ!、レンズなんてトイレンズ?、と勘ぐる程、軽いですよ!。ここで再び「小さいが正義」。
この頃、Sonyからα7やα6000を借りられた事もあり、気持ちはミラーレスカメラ。そしてうちにやってきた二台目のミラーレスカメラがOlympus E-M5markIIだ。デザインは最高、軽くて、小さい!。しかも換算50mm以下ならば1/2秒は楽勝。2/3秒はちょっと気合いを入れればピタリ賞。さらに頑張れば1秒でも風景を止めてくれる。カルチャーショックですがな!。
この頃、すでにうちではミラーレス元年を迎えている。Olympus E-P3だ。このカメラは上述K-7に勝るとも劣らない糞画質のセンサーを持っており、可能ならばISO800に抑えたいカメラだったが(Lightroomで再現像すればISO1600もA3プリント想定では使えるのだが)、EVFですよ!、ボディが小さいですよ!、レンズなんてトイレンズ?、と勘ぐる程、軽いですよ!。ここで再び「小さいが正義」。
この頃、Sonyからα7やα6000を借りられた事もあり、気持ちはミラーレスカメラ。そしてうちにやってきた二台目のミラーレスカメラがOlympus E-M5markIIだ。デザインは最高、軽くて、小さい!。しかも換算50mm以下ならば1/2秒は楽勝。2/3秒はちょっと気合いを入れればピタリ賞。さらに頑張れば1秒でも風景を止めてくれる。カルチャーショックですがな!。
この時点でAPS-Cセンサーよりも一回り小さなm4/3センサーでも十分に対抗出来るのが判った。気を付けるのはAPS-Cよりもハイライトが飛びやすいところだけ。センサーの大きさと比例してそれだけはAPS-Cの勝利。でも総合的に性能を考慮するとE-M5markIIはK-5を上回っていた。
何しろ次、夜景、1秒で撮れるし、被写界深度が深いのでベース感度のISO200で撮れちゃう。これを手ブレ補正が弱いK-5やα6000(レンズ側補正)ならばISO1600~3200まで感度を上げないとならない。画質はE-M5markIIの勝利!。
何しろ次、夜景、1秒で撮れるし、被写界深度が深いのでベース感度のISO200で撮れちゃう。これを手ブレ補正が弱いK-5やα6000(レンズ側補正)ならばISO1600~3200まで感度を上げないとならない。画質はE-M5markIIの勝利!。
次に購入したのがAPS-CのSony α6000とm4/3のLumix GX7だ。共通点はレンジファインダー風デザインのカメラである事。私は左目でファインダーを覗くので左端にEVFがあるこの二機種はとても扱いやすかった。但し、α6000は手ブレ補正をソフビしていなかったし、GX7のボディな手ブレ補正は他社よりも大きく劣り、せいぜい2段程度の効果しかなかった。
それが嫌だった訳ではないが、すでにK-5は売却しており、全天候型、かつ暗い廃墟でも使えるカメラが必要なり、手に入れたのがOlympus OM-D E-M1だ。とにかく雨で使えなきゃカメラなんて意味がない!。私から言わせりゃ雨に対応していないカメラはトイカメラと同等レベルでしかない。
このE-M1はE-M5markIIよりも手ブレ補正効果は半段以上劣るが、それでも換算50mmで数枚の保険を掛ければ1/2秒が使えた。許容範囲である。何よりも二度の土砂降りの中の撮影に耐えてくれた。大満足のカメラだ。
そして上述の通り、次に狙っているのがE-M1markII。これは焦点距離によっては2秒でもピタリ賞を得られると言うし、加えて常用感度、ISO3200も使えそう。これを手に入れる日が楽しみで楽しみで・・・。
最近のデジタルカメラニュース。Sonyがm4/3用の裏面照射積層型センサーを販売するそうな。どう考えても次期Olympus E-M1markIVに搭載されるセンサーでしょ!。そうなるとISO6400が撮って出しJPGであっても常用域になってくれるかもしれない。Olympusはカメラ事業の体制が変わり怪しい立ち位置にいるが、まだまだ将来に期待して良いかも知れない。
m4/3、小さなセンサーの唯一の欠点と言って良いのが被写界深度の深さ。言い換えると背景がボケにくいシステム。35mm判の50mmF1.4と同等のボケの大きさを得るには25mmF0.75かな?、そんなレンズは存在しないし、仮に存在していたとしても135mmF2クラスの大きさ、重さのレンズになってしまうだろう。
これまであまりボケに拘っていなかった。撮影の90パーセント以上は絞り込んで被写界深度を稼ぐ風景。でもm4/3がメインになると・・・。人は「ないものねだり」、「隣の芝生が青く見える」、そんな我儘が部分が出ちゃう。35mm判カメラが欲しくなりますがな!。またオールドレンズの○群○枚と言ったレンズ構成、これに興味を抱くようになり、そうなると50mmレンズは50mmとして、85mmレンズは85mmとして使いたい、そんな意識が芽生え、α7IIを手を出した。
α7IIの手ブレ補正は大した作用はせず、気を抜くと50mmレンズで1/6秒でもぶれてしまうし、またこの頃のSonyの防滴機能は一切信用出来ず、カメラの出来としては誇れるものではない。でもそこはオールドレンズの母艦、35mm判のボケを得られる、それだけで価値がある。
それが嫌だった訳ではないが、すでにK-5は売却しており、全天候型、かつ暗い廃墟でも使えるカメラが必要なり、手に入れたのがOlympus OM-D E-M1だ。とにかく雨で使えなきゃカメラなんて意味がない!。私から言わせりゃ雨に対応していないカメラはトイカメラと同等レベルでしかない。
このE-M1はE-M5markIIよりも手ブレ補正効果は半段以上劣るが、それでも換算50mmで数枚の保険を掛ければ1/2秒が使えた。許容範囲である。何よりも二度の土砂降りの中の撮影に耐えてくれた。大満足のカメラだ。
そして上述の通り、次に狙っているのがE-M1markII。これは焦点距離によっては2秒でもピタリ賞を得られると言うし、加えて常用感度、ISO3200も使えそう。これを手に入れる日が楽しみで楽しみで・・・。
最近のデジタルカメラニュース。Sonyがm4/3用の裏面照射積層型センサーを販売するそうな。どう考えても次期Olympus E-M1markIVに搭載されるセンサーでしょ!。そうなるとISO6400が撮って出しJPGであっても常用域になってくれるかもしれない。Olympusはカメラ事業の体制が変わり怪しい立ち位置にいるが、まだまだ将来に期待して良いかも知れない。
m4/3、小さなセンサーの唯一の欠点と言って良いのが被写界深度の深さ。言い換えると背景がボケにくいシステム。35mm判の50mmF1.4と同等のボケの大きさを得るには25mmF0.75かな?、そんなレンズは存在しないし、仮に存在していたとしても135mmF2クラスの大きさ、重さのレンズになってしまうだろう。
これまであまりボケに拘っていなかった。撮影の90パーセント以上は絞り込んで被写界深度を稼ぐ風景。でもm4/3がメインになると・・・。人は「ないものねだり」、「隣の芝生が青く見える」、そんな我儘が部分が出ちゃう。35mm判カメラが欲しくなりますがな!。またオールドレンズの○群○枚と言ったレンズ構成、これに興味を抱くようになり、そうなると50mmレンズは50mmとして、85mmレンズは85mmとして使いたい、そんな意識が芽生え、α7IIを手を出した。
α7IIの手ブレ補正は大した作用はせず、気を抜くと50mmレンズで1/6秒でもぶれてしまうし、またこの頃のSonyの防滴機能は一切信用出来ず、カメラの出来としては誇れるものではない。でもそこはオールドレンズの母艦、35mm判のボケを得られる、それだけで価値がある。
と言う事で私の拘り、お判りだろう。
「小さいが正義」
「優秀なボディ内手ブレ補正がなけりゃ馬鹿メラ決定」
「全天候型カメラ以外はトイカメラ」
これに加えて可能ならばレンジファインダー風デザイン、左端にEVFがあるカメラが望ましいが、現時点で見合うカメラはPEN-Fくらいか?。確かPEN-Fの手ブレ補正の性能はE-M1markIIとイコールだった筈。加えて、、、
「オールドレンズを存分に楽しめ、時には大きなボケが欲しい」
そうなるとレンジファインダーデザインのSony α7Cが及第点と言いいたいところだが、使い勝手を考えると今なら素直にα7IIIを買うべきだろう。
将来的にFujifilmがレンジファインダーデザインのX-Eシリーズに強力なボディ内手ブレ補正を載せてくれたらとも思う。X-E2を10日程借りられた時期があり、記憶している限り、またα7Cの仕様、特徴を比較すると手ブレ補正さえ搭載されればX-Eシリーズの方が遥かに使い勝手があると感じる。
「小さいが正義」
「優秀なボディ内手ブレ補正がなけりゃ馬鹿メラ決定」
「全天候型カメラ以外はトイカメラ」
これに加えて可能ならばレンジファインダー風デザイン、左端にEVFがあるカメラが望ましいが、現時点で見合うカメラはPEN-Fくらいか?。確かPEN-Fの手ブレ補正の性能はE-M1markIIとイコールだった筈。加えて、、、
「オールドレンズを存分に楽しめ、時には大きなボケが欲しい」
そうなるとレンジファインダーデザインのSony α7Cが及第点と言いいたいところだが、使い勝手を考えると今なら素直にα7IIIを買うべきだろう。
将来的にFujifilmがレンジファインダーデザインのX-Eシリーズに強力なボディ内手ブレ補正を載せてくれたらとも思う。X-E2を10日程借りられた時期があり、記憶している限り、またα7Cの仕様、特徴を比較すると手ブレ補正さえ搭載されればX-Eシリーズの方が遥かに使い勝手があると感じる。
あっ!、いけねぇ!、Nikon浮気事件、Nikon D90の事を書くのを忘れた!。結局浮気だけに終わったのは当時のNikonもボディ内手ブレ補正がなかった!、これに尽きる!。まぁこの辺の話はいずれまたって事かな・・・。
皆さんはデジタルカメラにどんな拘りをお持ちだろうか?。
皆さんはデジタルカメラにどんな拘りをお持ちだろうか?。

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2020年11月16日 00:00
好みの景色とは言え、昭和な風景ばかりを撮っていても飽きるだけ。牛丼が大好きでもさすがに毎日は食えんのと一緒。たまにあサバ塩定食なんぞを頂きたいのであった。そこで今日は「脱・昭和な風景」をどうぞ!。
尚、本日の写真は全てLumix GX7に純正のG14-45mmF3.5-5.6を使用している。そして本ブログで初?、一切、解説は付けない。「Tokyo Snap」と言うキャプションだけで勝負!。えっ?、手を抜いた?、まぁまぁ、たまには良いっしょ!。
尚、本日の写真は全てLumix GX7に純正のG14-45mmF3.5-5.6を使用している。そして本ブログで初?、一切、解説は付けない。「Tokyo Snap」と言うキャプションだけで勝負!。えっ?、手を抜いた?、まぁまぁ、たまには良いっしょ!。

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2020年10月31日 00:00

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6
今日はm4/3センサーに関して。ネットを巡っていると、未だに「m4/3センサーは駄目」と言うおバカ発言をしている輩がいる。勿論、性能的にはm4/3はAPS-C、35mm判センサーよりも劣っている。これは事実だ。しかし、写真とはセンサーで撮るものじゃない。今日はそんなお話を・・・。
本題に入る前に・・・。
前回の記事、悪質糞コメントに対して、またじゃらんパック利用時の注意事項を記事最後に追記しているので、特にじゃらんパックに関しては有用な情報であり、ご覧になっていない方は是非!。
どうもこれは国の仕様を各旅行代理店がしっかりと把握していないのか?、各旅行代理店が勝手に独自のシステムを盛り込んでいるのか?、と思う節がある。国が定めた地域共通クーポンが利用出来るエリアは、、、
「宿泊県と隣県のみ。ツアーでは初泊の宿泊県と隣県のみ」
こういうルールがあるみたい。今日は東京、明日は京都、明後日は広島、そんなツアーがあったとしたらそのツアーは初日に宿泊する東京及び隣接県(東京用クーポンは伊豆七島が静岡県に隣接していると言う理由で静岡も使えた筈、同じく静岡で発行されるクーポンも東京で使える筈)でしか利用出来ず、京都と広島では無効になってしまうみたいだ。
じゃらんパックはこのルールを妙な解釈をして、今回の私のプランは同じ地域にずっと居続けるのに宿を変えた瞬間に他県に移動したとされ、有効期限までも初日宿泊した宿をチェックアウトした日までとしているように感じる。感じると言うよりもじゃらんのページでは「じゃらんパックは一宿目のチェックアウト日」と言う期限設定が明記されているし、電話サポートのオペレータがそう断言したのだから、同じ地域にいるのに最終日まで使えないびっくり仰天仕様なのは間違いない。
実はこの情報が正しいかどうかも判らないんだよね。じゃらんだけが馬鹿なんじゃない、国の政策が各旅行代理店が適当な解釈が出来るようなゆる~い仕様なのかもしれない。そうなったら各旅行代理店で「あんたんとこの地域共通クーポンの使用可能エリアと有効期限はどうなってんのよ!?」と尋ね回らないならないんだ。ホント、しょ~もないシステムだ。
じゃらんパックで何も考えずに一日毎に宿を変えたプランを作ってしまうと、じゃらんが楽をしようとしているのか、地域共通クーポンは初日のホテルで全日程分を貰うシステムになっているみたい。だから初日のホテルのチェックアウト日までが有効期限になってしまうのだろう。
単純な話で、地域共通クーポンを宿泊地が日毎に変わるようなツアーの場合は、宿が変わる毎に地域共通クーポンを貰えるようにするだけで良いのでしょう?。それを国がそうするなと言っているのか、各旅行代理店が面倒臭いからやっていないのか・・・。
だからじゃらんパックだけが糞なんじゃなくJTBのシステムもそれにならっていれば同じく糞なんよ!。私はもうじゃらんパックの糞っぷりを知ったからJTBではちゃんと最後まで地域共通クーポンが使えるような設定をしたが、そこまで考えてプランを立てる人、どれだけいるだろうか?。
そのじゃらんパック、前回の記事で追記した方法で毎日宿を変えても毎日地域共通クーポンを利用出来るのだが(他の旅行代理店サイトでも恐らくほぼ同じ手法で可能の筈)、これをGOTOトラベル初利用で、最初からそう設定して行程を組むのはほぼ不可能ではなかろうか?。上のルールをどれだけの人が理解している?。
じゃらんでは地域共通クーポンは一宿目のチェックアウト時まで有効々って話は別ページにほんのちょっとだけ掲載されているだけ、行程設定画面にはそんな事は一切書かれておらず(もしくは普通じゃ気付かない場所に書かれているか?)、旅行者が同じ地域に居続けるのに地域共通クーポンは旅行最終日まで使えるものと思い込んでいたらアウト!。現地で大トラブルに巻き込まれる。
皆さんが間違わないようにしつこく書く!。じゃらんパックで3泊4日で組み、日毎に宿を変える場合は1泊4日で、5泊6日ならば1泊6日でじゃらんパックの予約を完了させないとならず、2泊目からの宿を別プラン(宿だけ予約)を完成、予約する必要がある。これは他社のこの手のパックでも同一手法を取らないとならないのだろう(その辺は各自調べて頂きたい)。
但し、この手法だと一日毎にその宿泊料の15パーセントの地域共通クーポンしか貰えないので、一点豪華主義なる地域共通クーポンの使い方は出来ない。例えば最終日に豪勢な夕飯を地域共通クーポンで0円で頂く!、こういう事が不可能になる。これをしたいのなら同じ宿に連泊するしかないようだ。
GOTOトラベル初利用だったら、こういう罠やそれを回避する方法に気付くかどうか?。私は全く気付かなかった。他の幾つかの旅行代理店サイトで色々と行程設定していて「じゃらんでもそういう事出来るんじゃね?」と初めて気付いたんだ。
いずれにせよ、じゃらんパックを含め、宅旅行代理店サイトは非常に判り辛い!。特にパソコンに精通していない方だと望んでいない行程を組まされ、現地でトラブルになる可能性を秘めているしょ~もないシステムだと感じる。
だから駄目なのはじゃらんだけじゃないのだろうな。今回はJTBを利用してプランを組んだが、JTBも含め、行程決定する前にクーポンを発行しないと割引対象にならないとか、レンタカーに対する扱いなど多くの旅行代理店のサイトが判り辛い。
本当はもっと安く旅が出来たのに代理店サイトで誤ったプランを立てちゃって損をした、そんな人、結構いるんじゃないか?。だからこそ、各代理店、電話サポートを設けているのだが、それがまず繋がらない!。私はたまたま週に何日か自宅でテレワークしているので、それを利用して日中、電話を掛けまくっていたが(それでも繋がらない)、テレワーク出来ないサラリーマン、OLはサポートに電話なんて出来ないでしょう?。
どこだっけなぁ、どっかの代理店の電話サポート、夕方5時でおしまいよ!。お役所じゃあるまいし!。今現在、旅行、観光業界は平時ではないのだから、人員を確保し、せめて夜8時くらいまで電話サポートを可能にするとか出来ないものかね?。無理なのかな~。店舗を持つ代理店は窓口で旅の相談するだけでも予約制で2週間先まで埋まっているってんだから・・・。
とにかくこれから初めてGOTOトラベルを利用してネット上でプランを立てようって方、至るところに罠が潜んでいると考えていないと馬鹿を見るので注意されたし!。地域共通クーポンに関しては紙媒体、電子媒体を必ず調べ、さらに期限にも気を付けるべし!。
【現地レポ】GOTOトラベルの『地域共通クーポン』を手に入れたが…危うくただの紙切れになりかけたので「マジで大事な注意点」を1つだけ伝える
上のレポートがまさにコレ!。上述の通り、じゃらんパックを利用したのか、はたまた各旅行代理店がじゃらんパック同様に一宿目のチェックアウト日までしか使えないような設定なのか不明だが、この方は途中で気付いて道の駅の閉店30前に飛び込んで地域共通クーポンを使い切ったようだが、気付かず、紙切れになった人も多いんじゃなかろうか?。
電子クーポンは宿にチェックインせずともその日の15時に自動的に発行される。これもたまたまどこかのサイトで地域共通クーポンを調べていて判明した事。つまりわざわざ15時に宿にチェックインする必要はないんだ。15時なんてケチケチ星人は観光真っ只中!。そんな中、ちょっとお茶とケーキでも頂きたいよね!、ってなった場合でも15時を回ればそれを使えるんだ。
これ知らなかったら面倒でしょ?。地域共通クーポンを使いたいだけで一度ホテルにチェックインしないとならないと思っちゃうもの。だから紙媒体よりも電子媒体の方が便利なのだが、電子媒体は地域によっては使えないところも結構あるって噂・・・。たしかにそうかもね。東京でも奥多摩の奥地で電子決済が可能なお店があるとは到底思えない。
前回の記事、悪質糞コメントに対して、またじゃらんパック利用時の注意事項を記事最後に追記しているので、特にじゃらんパックに関しては有用な情報であり、ご覧になっていない方は是非!。
どうもこれは国の仕様を各旅行代理店がしっかりと把握していないのか?、各旅行代理店が勝手に独自のシステムを盛り込んでいるのか?、と思う節がある。国が定めた地域共通クーポンが利用出来るエリアは、、、
「宿泊県と隣県のみ。ツアーでは初泊の宿泊県と隣県のみ」
こういうルールがあるみたい。今日は東京、明日は京都、明後日は広島、そんなツアーがあったとしたらそのツアーは初日に宿泊する東京及び隣接県(東京用クーポンは伊豆七島が静岡県に隣接していると言う理由で静岡も使えた筈、同じく静岡で発行されるクーポンも東京で使える筈)でしか利用出来ず、京都と広島では無効になってしまうみたいだ。
じゃらんパックはこのルールを妙な解釈をして、今回の私のプランは同じ地域にずっと居続けるのに宿を変えた瞬間に他県に移動したとされ、有効期限までも初日宿泊した宿をチェックアウトした日までとしているように感じる。感じると言うよりもじゃらんのページでは「じゃらんパックは一宿目のチェックアウト日」と言う期限設定が明記されているし、電話サポートのオペレータがそう断言したのだから、同じ地域にいるのに最終日まで使えないびっくり仰天仕様なのは間違いない。
実はこの情報が正しいかどうかも判らないんだよね。じゃらんだけが馬鹿なんじゃない、国の政策が各旅行代理店が適当な解釈が出来るようなゆる~い仕様なのかもしれない。そうなったら各旅行代理店で「あんたんとこの地域共通クーポンの使用可能エリアと有効期限はどうなってんのよ!?」と尋ね回らないならないんだ。ホント、しょ~もないシステムだ。
じゃらんパックで何も考えずに一日毎に宿を変えたプランを作ってしまうと、じゃらんが楽をしようとしているのか、地域共通クーポンは初日のホテルで全日程分を貰うシステムになっているみたい。だから初日のホテルのチェックアウト日までが有効期限になってしまうのだろう。
単純な話で、地域共通クーポンを宿泊地が日毎に変わるようなツアーの場合は、宿が変わる毎に地域共通クーポンを貰えるようにするだけで良いのでしょう?。それを国がそうするなと言っているのか、各旅行代理店が面倒臭いからやっていないのか・・・。
だからじゃらんパックだけが糞なんじゃなくJTBのシステムもそれにならっていれば同じく糞なんよ!。私はもうじゃらんパックの糞っぷりを知ったからJTBではちゃんと最後まで地域共通クーポンが使えるような設定をしたが、そこまで考えてプランを立てる人、どれだけいるだろうか?。
そのじゃらんパック、前回の記事で追記した方法で毎日宿を変えても毎日地域共通クーポンを利用出来るのだが(他の旅行代理店サイトでも恐らくほぼ同じ手法で可能の筈)、これをGOTOトラベル初利用で、最初からそう設定して行程を組むのはほぼ不可能ではなかろうか?。上のルールをどれだけの人が理解している?。
じゃらんでは地域共通クーポンは一宿目のチェックアウト時まで有効々って話は別ページにほんのちょっとだけ掲載されているだけ、行程設定画面にはそんな事は一切書かれておらず(もしくは普通じゃ気付かない場所に書かれているか?)、旅行者が同じ地域に居続けるのに地域共通クーポンは旅行最終日まで使えるものと思い込んでいたらアウト!。現地で大トラブルに巻き込まれる。
皆さんが間違わないようにしつこく書く!。じゃらんパックで3泊4日で組み、日毎に宿を変える場合は1泊4日で、5泊6日ならば1泊6日でじゃらんパックの予約を完了させないとならず、2泊目からの宿を別プラン(宿だけ予約)を完成、予約する必要がある。これは他社のこの手のパックでも同一手法を取らないとならないのだろう(その辺は各自調べて頂きたい)。
但し、この手法だと一日毎にその宿泊料の15パーセントの地域共通クーポンしか貰えないので、一点豪華主義なる地域共通クーポンの使い方は出来ない。例えば最終日に豪勢な夕飯を地域共通クーポンで0円で頂く!、こういう事が不可能になる。これをしたいのなら同じ宿に連泊するしかないようだ。
GOTOトラベル初利用だったら、こういう罠やそれを回避する方法に気付くかどうか?。私は全く気付かなかった。他の幾つかの旅行代理店サイトで色々と行程設定していて「じゃらんでもそういう事出来るんじゃね?」と初めて気付いたんだ。
いずれにせよ、じゃらんパックを含め、宅旅行代理店サイトは非常に判り辛い!。特にパソコンに精通していない方だと望んでいない行程を組まされ、現地でトラブルになる可能性を秘めているしょ~もないシステムだと感じる。
だから駄目なのはじゃらんだけじゃないのだろうな。今回はJTBを利用してプランを組んだが、JTBも含め、行程決定する前にクーポンを発行しないと割引対象にならないとか、レンタカーに対する扱いなど多くの旅行代理店のサイトが判り辛い。
本当はもっと安く旅が出来たのに代理店サイトで誤ったプランを立てちゃって損をした、そんな人、結構いるんじゃないか?。だからこそ、各代理店、電話サポートを設けているのだが、それがまず繋がらない!。私はたまたま週に何日か自宅でテレワークしているので、それを利用して日中、電話を掛けまくっていたが(それでも繋がらない)、テレワーク出来ないサラリーマン、OLはサポートに電話なんて出来ないでしょう?。
どこだっけなぁ、どっかの代理店の電話サポート、夕方5時でおしまいよ!。お役所じゃあるまいし!。今現在、旅行、観光業界は平時ではないのだから、人員を確保し、せめて夜8時くらいまで電話サポートを可能にするとか出来ないものかね?。無理なのかな~。店舗を持つ代理店は窓口で旅の相談するだけでも予約制で2週間先まで埋まっているってんだから・・・。
とにかくこれから初めてGOTOトラベルを利用してネット上でプランを立てようって方、至るところに罠が潜んでいると考えていないと馬鹿を見るので注意されたし!。地域共通クーポンに関しては紙媒体、電子媒体を必ず調べ、さらに期限にも気を付けるべし!。
【現地レポ】GOTOトラベルの『地域共通クーポン』を手に入れたが…危うくただの紙切れになりかけたので「マジで大事な注意点」を1つだけ伝える
上のレポートがまさにコレ!。上述の通り、じゃらんパックを利用したのか、はたまた各旅行代理店がじゃらんパック同様に一宿目のチェックアウト日までしか使えないような設定なのか不明だが、この方は途中で気付いて道の駅の閉店30前に飛び込んで地域共通クーポンを使い切ったようだが、気付かず、紙切れになった人も多いんじゃなかろうか?。
電子クーポンは宿にチェックインせずともその日の15時に自動的に発行される。これもたまたまどこかのサイトで地域共通クーポンを調べていて判明した事。つまりわざわざ15時に宿にチェックインする必要はないんだ。15時なんてケチケチ星人は観光真っ只中!。そんな中、ちょっとお茶とケーキでも頂きたいよね!、ってなった場合でも15時を回ればそれを使えるんだ。
これ知らなかったら面倒でしょ?。地域共通クーポンを使いたいだけで一度ホテルにチェックインしないとならないと思っちゃうもの。だから紙媒体よりも電子媒体の方が便利なのだが、電子媒体は地域によっては使えないところも結構あるって噂・・・。たしかにそうかもね。東京でも奥多摩の奥地で電子決済が可能なお店があるとは到底思えない。
本日の写真、今は亡きLumix GX7で撮影している。悪いカメラではなかったし、小型お弁当箱デザインカメラだからお散歩写真のメインカメラになっていた。ところが購入して二年半でお釈迦!。中古品であったが、三年も経たずして故障、あり得ません!。
また修理は1~1.5万と言われ、初代GX7にそこまでお金を掛ける気もなく、さらには同じような構造であろうGX7mkII、また壊れるんじゃね?、しかも部分的にスペックダウンされ、買い換えたい欲求はゼロ。GX7mkIIIはセンサーが一新されたが、どうもスペック的にこのGX7シリーズってIII型になっても電子先幕シャッターを採用していないようで・・・。初代GX7のメカシャッターは1/125sec前後は確実にブレブレ写真が撮れるので、「まじに電子先幕付けていないの?」とビックリしている。
静物ならば電子シャッター(サイレント)を使うし、動体ではおおよそシャッタースピードはメカシャッターでも微ブレしない1/250sec以上に設定するし、動体スローシャッター撮影はそもそも動体のブレが主役なのでメカシャッターの微ブレ問題は無視して良い。
だから撮影中に注意する必要があるが、電子先幕シャッターがなくてもどうにかなるのだが、一度、あのGX7のメカシャッター時の1/60sec~1/125sec付近のブレブレを見ると電子先幕シャッター非搭載のカメラなんて冗談じゃない。
だから撮影中に注意する必要があるが、電子先幕シャッターがなくてもどうにかなるのだが、一度、あのGX7のメカシャッター時の1/60sec~1/125sec付近のブレブレを見ると電子先幕シャッター非搭載のカメラなんて冗談じゃない。
そうなると大好きなお弁当箱デザインカメラで使えると感じるのは費用対効果含め、Sony α6500しか見当たらなくなるが、これはこれで、Sonyは最近発表されたα7Cもそうだが、α7系、α9系と比較すると、お弁当箱カメラは意図的にスペックダウンされているように感じ、そこが気に食わない。
と、GX7に対して恨み節を吠えたところで・・・。
少し前に掲載したネタ。
DPReviewのノイズチェックを見て・・・ その1
DPReviewのノイズチェックを見て・・・ その2
デジタルカメラのセンサーは面積が大きければ大きい程、性能が良く、m4/3センサーが同時代のAPS-C、35mm判センサーの性能を上回れる筈がない。おおまかに言えばダイナミックレンジはAPS-Cセンサーに1段、35mm判センサーに2段分劣る、ノイズ耐性も同じ、そう思っていて良いと思う。
しかし、現行のm4/3センサー、SonyでもPanasonic製でも、少し前のCanonのAPS-C一眼レフのEOS70DやEOS 7DmarkIIには性能を上回り、EOS80Dと同等レベル。だからEOS80Dユーザーが一回り小さなm4/3センサーのOlympusのOM-D E-M5markIIIやLumix G9に移行しても画質に於いては何の違和感も持たないのではなかろうか?。
本日トップ写真、極普通の都市風景。この写真を含め、この日10数枚である実験をした。それは敢えて、日中にISO1600で撮影したら、フィルム時代のISO1600レベルのザラザラ感になるのか、またはそれを超えてしまうのか?。
この手の写真でノイズが目立つ部分を幾つか等倍で掲載しよう(クリックで1000x1000ピクセル)。現像はLightroomを使用し、カラープロファイルにビンテージ01をセットしただけであとは全てデフォルトで、輝度ノイズは一切排除していない。



いかがだろう?。
「ノイズ?、なんか多少ザラついている気がするけど、壁なんかは壁そのものの質感じゃねぇの?」
そう感じ取られる方の方が多いと思う。明るさは、もしm4/3のベース感度であるISO200で撮影していれば、F5.6の1/60secとなるEV10。極普通の曇天での適正露出。
ISO1600のフィルム(もしくはISO1600相当まで増感)、これを経験されていない方はフィルムでもこんな見え方をすると思われるかもしれない。いえいえ!、全く違います!。フィルムのISO1600の粒子は2Lプリントでもすぐに判るレベル。
ノイズやフィルム粒子の感じ方は人それぞれだが、今日の写真はISO400のリバーサルフィルム(Fujifilm Provia400レベル)と同等、もしくはちょっと荒れている程度だろう。そして写真を見る限り、ダイナミックレンジもProvia400レベルを上回っているに違いない。GX7は2013年に発売されたm4/3センサーのカメラ。この時点でフィルムを超えているのがデジタルカメラ。
つまりここ!。
「フィルムの性能を超えているのだから何故m4/3が駄目なの?」
GX7のDxO Makrkの値、今見るとあまりにも低くてたまげてしまうが、ノイズはISO800まで許容出来、ISO200でのダイナミックレンジはISO100のネガフィルム相当、さらにISO3200でもダイナミックレンジは9EVを確保しており、明らかにフィルムの性能を上回っている。「性能が劣るm4/3センサーなんて使えない」、そう吠えているカメラマンはフィルムでは一切の表現が出来ないとっても恥ずかしいクソ野郎と言う事になる。
この写真、4年前に撮影しており、その時、自宅でA4プリントしている。Lightroomの値は今回よりも色々といじっているが、ノイズの見え方テストをしていたので、その時も今回と同様に輝度ノイズは一切排除していない。そして実際にプリントされた写真を見て「ノイズがあるのが判らない!」、そんな結果になっている。
この手のフィルムの粒子を模倣して曇天での都市風景を表現するのならA3プリント想定でLightroomの粒子設定値、適用量60、サイズ20、粗さ50くらいに設定しないとならないと思う。これでISO1600のフィルムに近い絵になる。
あっそうだ!。VSCO Filmのプロファイルをセットすりゃ判る。ところがVSCO FilmってISO1600のカラーフィルムないのね!。次の写真、モノクロフィルムのVSCO Film 02のネオパン1600をセットしている。
「ノイズ?、なんか多少ザラついている気がするけど、壁なんかは壁そのものの質感じゃねぇの?」
そう感じ取られる方の方が多いと思う。明るさは、もしm4/3のベース感度であるISO200で撮影していれば、F5.6の1/60secとなるEV10。極普通の曇天での適正露出。
ISO1600のフィルム(もしくはISO1600相当まで増感)、これを経験されていない方はフィルムでもこんな見え方をすると思われるかもしれない。いえいえ!、全く違います!。フィルムのISO1600の粒子は2Lプリントでもすぐに判るレベル。
ノイズやフィルム粒子の感じ方は人それぞれだが、今日の写真はISO400のリバーサルフィルム(Fujifilm Provia400レベル)と同等、もしくはちょっと荒れている程度だろう。そして写真を見る限り、ダイナミックレンジもProvia400レベルを上回っているに違いない。GX7は2013年に発売されたm4/3センサーのカメラ。この時点でフィルムを超えているのがデジタルカメラ。
つまりここ!。
「フィルムの性能を超えているのだから何故m4/3が駄目なの?」
GX7のDxO Makrkの値、今見るとあまりにも低くてたまげてしまうが、ノイズはISO800まで許容出来、ISO200でのダイナミックレンジはISO100のネガフィルム相当、さらにISO3200でもダイナミックレンジは9EVを確保しており、明らかにフィルムの性能を上回っている。「性能が劣るm4/3センサーなんて使えない」、そう吠えているカメラマンはフィルムでは一切の表現が出来ないとっても恥ずかしいクソ野郎と言う事になる。
この写真、4年前に撮影しており、その時、自宅でA4プリントしている。Lightroomの値は今回よりも色々といじっているが、ノイズの見え方テストをしていたので、その時も今回と同様に輝度ノイズは一切排除していない。そして実際にプリントされた写真を見て「ノイズがあるのが判らない!」、そんな結果になっている。
この手のフィルムの粒子を模倣して曇天での都市風景を表現するのならA3プリント想定でLightroomの粒子設定値、適用量60、サイズ20、粗さ50くらいに設定しないとならないと思う。これでISO1600のフィルムに近い絵になる。
あっそうだ!。VSCO Filmのプロファイルをセットすりゃ判る。ところがVSCO FilmってISO1600のカラーフィルムないのね!。次の写真、モノクロフィルムのVSCO Film 02のネオパン1600をセットしている。


あっ、あるじゃねぇか!。VSCO Film 02内にスペリア1600が!。しょ~がねぇ、そっちも掲載するか。


うん、これはフィルム時代、記憶しているISO1600のネガフィルムの粒子に近いかもしれない!。非常に感じの良い粒子感。こういうのを見て「ノイズが云々」と言う輩、センスないよね。これも立派な表現である。
ど~でも良いけど、このプロファイル、良いね!。晩秋から冬をイメージ出来る発色だ。これにちょっと雪でもチラついていたらヨーローパ!。
せっかくなので禁断のISO3200の像もどうぞ。Lightroomのモダン04をセットしただけ。当然、輝度ノイズは補正していない。
ど~でも良いけど、このプロファイル、良いね!。晩秋から冬をイメージ出来る発色だ。これにちょっと雪でもチラついていたらヨーローパ!。
せっかくなので禁断のISO3200の像もどうぞ。Lightroomのモダン04をセットしただけ。当然、輝度ノイズは補正していない。

Lumix GX7, smc PENTAX-M50mmF1.4


さすがに7年前のm4/3センサー、ISO3200で暗い風景となると等倍鑑賞ではノイズが目立つ。しかしそれが何?。むしろ被写体の質感がノイズで表現できている気がするし、実はこの程度のノイズだとA3プリントだとさほど目立たない。特にこの手の心象的な風景や、廃墟と言った被写体ではノイズがあるから駄目って事にはならないし、むしろある程度、ノイズがあった方が(現像ソフトで粒子を増やしたり)雰囲気にマッチしていたりする。
上述の通り、GX7は2013年の発売。当時のPanasonicセンサーはSonyセンサー(Olympus OM-D E-M5のセンサー)よりもノイズ耐性もダイナミックレンジも劣っているとされていたし、そもそも2013年の頃、画質優先の機材マニアはm4/3センサー搭載カメラを鼻で笑っていた。
ところが実際に撮影すると、意外とど~にでもなる。そりゃぁ美しい系、ポートレートだの花だの夜景だのの撮影ではノイズはなければない方が良いが、私のようなそこらの風景しか撮らないようなお散歩写真な人はm4/3だろうがAPS-Cだろうが35mm判だろうが、ノイズに関しては全く気にならない。
m4/3で厄介なのはダイナミックレンジ。これに関してはセンサーの大きさがモノを言い、小さなm4/3センサーはハイライト耐性が弱く、飛んだ際、APS-Cや35mm判よりも補正が難しい。だから輝度差の激しい風景では注意が必要。でもそれさえ理解し、RAW現像前提で露出を決めれば、おおよその風景で問題のない写真が出来上がる。
例えばこんな感じ。構図が違うが風景の明るさは全く同じ。
後で飛んだ空を青く戻そう、そう思ってカメラの示す露出のままパチリすると次の通り。
上述の通り、GX7は2013年の発売。当時のPanasonicセンサーはSonyセンサー(Olympus OM-D E-M5のセンサー)よりもノイズ耐性もダイナミックレンジも劣っているとされていたし、そもそも2013年の頃、画質優先の機材マニアはm4/3センサー搭載カメラを鼻で笑っていた。
ところが実際に撮影すると、意外とど~にでもなる。そりゃぁ美しい系、ポートレートだの花だの夜景だのの撮影ではノイズはなければない方が良いが、私のようなそこらの風景しか撮らないようなお散歩写真な人はm4/3だろうがAPS-Cだろうが35mm判だろうが、ノイズに関しては全く気にならない。
m4/3で厄介なのはダイナミックレンジ。これに関してはセンサーの大きさがモノを言い、小さなm4/3センサーはハイライト耐性が弱く、飛んだ際、APS-Cや35mm判よりも補正が難しい。だから輝度差の激しい風景では注意が必要。でもそれさえ理解し、RAW現像前提で露出を決めれば、おおよその風景で問題のない写真が出来上がる。
例えばこんな感じ。構図が違うが風景の明るさは全く同じ。
後で飛んだ空を青く戻そう、そう思ってカメラの示す露出のままパチリすると次の通り。

Lumix GX7, G25mmF1.7
APS-CセンサーならRAW現像時、ハイライト補正でギリギリ空の色が出るか出ないか、35mm判センサーだとこれくらいは簡単に補正が可能だ。でもm4/3はそうも行かない。m4/3は35mm判よりもハイライト耐性が1.5段は劣ると思っていた方が良いだろう。上の写真は残念ながらLightroomでRAW現像しても空の青さを復活出来なかった。
そこでm4/3センサーでは空が飛ばないまで露出を切り詰めて写すのを強いられる。
そこでm4/3センサーでは空が飛ばないまで露出を切り詰めて写すのを強いられる。

これで-1.7EVしている。EVFに写っている状態で左上のハイライト部分に薄く色が出ているので、十分に大応出来る。そして実際にRAW現像したのが下。

この写真において、空が飛ばない、これが前提ならは-1~-1.3EVでも良かったろう。ハイライトばかりに気を取られ、露出を切り詰め過ぎても、m4/3はシャドーを現像時にプッシュするとベース感度のISO200でさえ、ノイズが乗ってくるので、これまた注意が必要。勿論、A3プリント前提ならばその程度のノイズ、何て事はないが・・・。
DxO Markを調べてみると2007年発売のデジタル一眼レフOlypus E-510の4/3センサーがISO200~400のネガフィルム相当の性能を持っているのが判る。
確かに今その数値を見ると「性能悪いのぉ~」と言わざるを得ないが、そんなカメラでもRAW現像前提ではあるが、フィルムよりも表現力は勝っているんだ。
だから今も昔も「4/3センサー、m4/3センサーは性能が良くないから使えない」なんて言っているカメラマンはフィルム、銀塩写真での表現なんて一切出来ないであろうトンチンカンな人物である。考える力、発想力、想像力、これらが著しく欠けた人として残念なタイプ。「嗚呼、またネットでお馬鹿なカメラマンが何か吠えているな」、そう思ってあざ笑っていれば良い。
m4/3が優れているとは決して言わない。実際優れていないのだから!。でもカメラマンに極一般レベルのセンスや才能があればど~にでもなるんだ。
DxO Markを調べてみると2007年発売のデジタル一眼レフOlypus E-510の4/3センサーがISO200~400のネガフィルム相当の性能を持っているのが判る。
確かに今その数値を見ると「性能悪いのぉ~」と言わざるを得ないが、そんなカメラでもRAW現像前提ではあるが、フィルムよりも表現力は勝っているんだ。
だから今も昔も「4/3センサー、m4/3センサーは性能が良くないから使えない」なんて言っているカメラマンはフィルム、銀塩写真での表現なんて一切出来ないであろうトンチンカンな人物である。考える力、発想力、想像力、これらが著しく欠けた人として残念なタイプ。「嗚呼、またネットでお馬鹿なカメラマンが何か吠えているな」、そう思ってあざ笑っていれば良い。
m4/3が優れているとは決して言わない。実際優れていないのだから!。でもカメラマンに極一般レベルのセンスや才能があればど~にでもなるんだ。

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2020年06月13日 00:00

Lumix GX7, Lumix G 45-175mmF4-5.6
「こんな時だから近くを撮ろう」何を撮ったらよいのか分からないときは
この記事で「これは、僕がワークショップの受講生や学校の生徒から『何を撮ったらいいか分かりません』と聞かれた時、やってみるように勧める方法です。」なんて書かれている。
敢えて悪口を垂れよう!。
「へっ?。何を撮ったらいいか判らん?、アホじゃねぇか?、脳味噌腐ってんじゃねぇか!?」
今日はその辺から話を進めていく。久々の精神論。この手の話は長くなるぞ~。覚悟されたし!。
この記事で「これは、僕がワークショップの受講生や学校の生徒から『何を撮ったらいいか分かりません』と聞かれた時、やってみるように勧める方法です。」なんて書かれている。
敢えて悪口を垂れよう!。
「へっ?。何を撮ったらいいか判らん?、アホじゃねぇか?、脳味噌腐ってんじゃねぇか!?」
今日はその辺から話を進めていく。久々の精神論。この手の話は長くなるぞ~。覚悟されたし!。
全く写真に興味がない人々を集めた中でそんな台詞が聞かれるのは判る気がするが、わざわざカメラマンのワークショップに出掛ける、つまり写真を趣味にしようと思っている人達の集まりでしょう?。それで撮るものがないって何事?。
写真を始めるきっかけは人それぞれだろう。私は日々の記録、特に旅行に出かけた際の記録、記念写真から、その日見た美しい風景をもっと良い機材で写したい、そう考えてレンズ交換式の一眼レフに手を出した。
それまでは単焦点レンズ付きコンパクトカメラ(Olympus XA)だけで撮っていた。ある時、友人の持つズームレンズの存在を知り、その場にいながら広い範囲を写せたり、遠くのものを引き寄せたり出来るレンズ、それに興味を持った。勿論、当時、ズームレンズ搭載のコンパクトカメラは存在したが、より綺麗に写せるのは一眼レフだろう!、そこで一気に一眼レフに移行した訳だ。
最初のカメラ、レンズ、全く記憶が飛んでいるんだ。この頃はメカマニアでなく、お店で安く売られていたのを何の考慮もせずに買っただけで、メーカー名こそ判っていたが、商品名なんてど~でも良かった。ボディはCanon EOS650だった気がする(独特のデザイン、6xxシリーズなのは間違いない)。レンズは純正ではなく、確かSigmaのレンズだったような・・・。
1980年代ってのはカメラ屋さん主導で安価セットみたいをラインナップしていた。当時は安かろう悪かろうのSigmaレンズとの抱き合わせで超特価販売!、だったと思う。Tamronじゃなかったような気はする。
一眼レフを持つきっかけは「美しい風景を撮りたい」、ただそれだけだった。この頃すでに竹内敏信を知っていたのかなぁ?、それとも写真入門書に従ったのか、どんな風景でもPLフィルターをかましていた。
その後、片岡義男小説、その単行本の挿入写真に憧れた。いわゆるお洒落な避暑地のような風景。ちょうどその頃、軽井沢がマイブームで軽井沢に行ってはパチパチ。
でもある時ふと気付く。写真は地元の利!。地元の人間を越える写真は撮れない!、富士山を狙っても富士山の麓に住んでいるカメラマン、軽井沢なら軽井沢在住のカメラマンに敵う筈がない、そう察し、だったら自分の地元、下町を撮ろうじゃないか!。これがお散歩写真の始まりである。
元々古いものとか汚いものが何故か好きで、当時(1990年代)の東京はまだまだあちこちにそんな風景が転がっていた。これなら勝てる!、そう思った次第だ。だから被写体に困った事なんてなく、上述リンクの生徒さん、カメラを持っているのに何を撮りたいか判らない?、それが判らない。好きなもん撮りゃいいじゃんか!。
写真にせよ絵画にせよ、アートと呼ばれる分野、そこには感性が必要でしょう?。芸術性の話ではなく、単純に何かを見て感動する、その感性である。廃墟を見て感動するから写真を撮る、意欲が沸く。でも廃墟に興味のない人間はどんなにゴージャスな廃墟を見ても「お化けで出そうで怖い」、その程度の感性しかない訳だ。
何を撮って良いか判らない、これは目に見えている全てのものに興味がないのとイコールであり、そんな感性のない人間が写真や絵画をやってもど~しよ~もないでしょう?。
恐らくだよ、こういう人達は「人に認めてもらう写真」、それを撮りたがっているんじゃないかな?。それは違うと思うぜ。まずは好きなものを撮るんだよ。好きな風景がねぇ訳ねぇじゃん。そこから感性が養われていくんだと思う。
この手の話をすると毎回出演して頂くタレントの石山蓮華。彼女は電線マニア、グチャグチャした電線、ここにカオスを感じているのだろう。彼女の写真を見た時、やれれた!、と思った。彼女はその写真で認めて貰おうとなんてちっとも考えていない筈だ。電線が好きだから記録に残す。ただそれだけだろう。彼女の感性を理解出来なくても良い。何かの風景に熱中出来れば、あとは写真技術を磨くだけ。屁でもねぇ。
有名なカメラマンの写真集を見て「自分もそんな写真を撮りたい!」、それすらもないのだろうな。ちょうど良いや、10年前に掲載した記事をどうぞ。当時はまだ「ですます調」で文章を書いていて内容を見ると小っ恥ずかしいが、まぁしょ~がない。
森山大道が撮りそうな風景
森山大道はハマったなぁ。この頃(1990年代後半)はあぶく銭もあったので数冊、初版本なんぞを購入していた。彼のような大衆文化、風俗に密着した風景は撮れなかったものの、彼の作風を真似ていた時期があった。それはそれで面白かったなぁ~。って事はそのワークショップに参加している面々は好きなカメラマンすらいないって事でしょう?。
「おめぇ、なんの為に写真をやりたいんだよ?」
そう言いたくなってしまう。こういう目的が不鮮明な輩ってちょいとイラつく。
さて、冒頭のリンク記事、そんなイライラする奴らに対し、鹿野貴司と言うカメラマンは上手く誘導している。引用しよう。
なるほどね、これをそのまま実践しようとは思わないが、的を射た手法だ。お散歩写真ってゲーム感覚で何らかの足かせを設けると俄然やる気が出るから不思議だ。
良くやるのがレンズ縛り。昨年は広角縛りなんてやっていた。広角レンズが苦手だから敢えて28mm、35mm、もしくは19-35mmレンズだけで切り取る!、そんな事をやっていた。こういうのは持続しないのだが、それでも数回のお散歩写真が楽しくなる(反面苦痛でもあるが)。
但し、これはすでに撮りたいものを理解しており、どちらかと言うと苦手分野への挑戦だったりする。普段撮らないような風景を如何に見つけるか、もしくは普段やらないような手法を用いる・・・、そこがキーポイント。だからこのリンク記事のようなそもそも撮りたいものを判っていない連中には意味のない縛り。
風景のどこに目を付けるか、どんなテクニックを使ってそれを切り取ると記録写真からワンステップ上がってアート性を見出せるか、それには鹿野貴司の提唱は最高の縛り。でも参加者はそれ以前の問題を抱えているのだから、まずは個人個人が何が好きか?、それを問うべきだと思う。
片岡義男の小説の挿入写真に興味を持ったと書いた。お洒落写真ってのは青い空が有効だったりする。だから青い空の風景ばかりを撮っていた時期があった。しかもより深い青を再現したからどんな風景でもPLフィルターである。でもある時、写真仲間だったかなぁ?、、、
「初心者はみんな青い空を撮りたがるんだよ。でもそれって誰もが撮るつまらない写真なんだよ」
後で判る事、確かにそうなんだ。青い空を主役にした写真って超つまらん!。そこに素晴らしい雲が出ているのならまだ主役にもなるが、そうでなかったら空は添景でしかない。
しかしである!。これは初心者が必ず通る道、やがて自分で判ってくるんだ。青い空が好きならとことん撮れば良い。私はそう思うね。そしてそれに飽きた、もしくは自慢の空写真が人から一切好評価を得られなかった。そう感じ取って「自分には何が足りないのか?」、そう疑問を持って初めて一皮むけるのではなかろうか?。
それでも空が好きだ!。そんな人はきっと方向性が変化していく筈だ。気象予報士にならなくても良いだろうが、オンリーワンな空を狙う人がきっと出てくる。すでにそういう人もいる。夕焼けや虹しか狙わない人もいるに違いない。独特な雲ばかりを撮っている人も過去に何人もいるだろう。石山蓮華と同じでしょう?。好きなものだけを撮る!。被写体が電線か空かの違いでしかない。
写真を始めるきっかけは人それぞれだろう。私は日々の記録、特に旅行に出かけた際の記録、記念写真から、その日見た美しい風景をもっと良い機材で写したい、そう考えてレンズ交換式の一眼レフに手を出した。
それまでは単焦点レンズ付きコンパクトカメラ(Olympus XA)だけで撮っていた。ある時、友人の持つズームレンズの存在を知り、その場にいながら広い範囲を写せたり、遠くのものを引き寄せたり出来るレンズ、それに興味を持った。勿論、当時、ズームレンズ搭載のコンパクトカメラは存在したが、より綺麗に写せるのは一眼レフだろう!、そこで一気に一眼レフに移行した訳だ。
最初のカメラ、レンズ、全く記憶が飛んでいるんだ。この頃はメカマニアでなく、お店で安く売られていたのを何の考慮もせずに買っただけで、メーカー名こそ判っていたが、商品名なんてど~でも良かった。ボディはCanon EOS650だった気がする(独特のデザイン、6xxシリーズなのは間違いない)。レンズは純正ではなく、確かSigmaのレンズだったような・・・。
1980年代ってのはカメラ屋さん主導で安価セットみたいをラインナップしていた。当時は安かろう悪かろうのSigmaレンズとの抱き合わせで超特価販売!、だったと思う。Tamronじゃなかったような気はする。
その後EF28-105mmF3.5-4.5が加わり、ボディは一気にEOS-1系へステップアップし、以降はEF28-135mmF3.5-5.6ISにEF70-200mmF4L、70-300mmF4-5.6IS、そんなセットになっていた。
EOS-1を持った辺りから単焦点レンズ派となり、EFレンズは勿論の事、Canon NewF-1AEにFDレンズを集め、最終的にContax(ヤシコン)とPentaxにまで手を出すヘビーユーザーとなっていく。
EOS-1を持った辺りから単焦点レンズ派となり、EFレンズは勿論の事、Canon NewF-1AEにFDレンズを集め、最終的にContax(ヤシコン)とPentaxにまで手を出すヘビーユーザーとなっていく。
一眼レフを持つきっかけは「美しい風景を撮りたい」、ただそれだけだった。この頃すでに竹内敏信を知っていたのかなぁ?、それとも写真入門書に従ったのか、どんな風景でもPLフィルターをかましていた。
その後、片岡義男小説、その単行本の挿入写真に憧れた。いわゆるお洒落な避暑地のような風景。ちょうどその頃、軽井沢がマイブームで軽井沢に行ってはパチパチ。
でもある時ふと気付く。写真は地元の利!。地元の人間を越える写真は撮れない!、富士山を狙っても富士山の麓に住んでいるカメラマン、軽井沢なら軽井沢在住のカメラマンに敵う筈がない、そう察し、だったら自分の地元、下町を撮ろうじゃないか!。これがお散歩写真の始まりである。
元々古いものとか汚いものが何故か好きで、当時(1990年代)の東京はまだまだあちこちにそんな風景が転がっていた。これなら勝てる!、そう思った次第だ。だから被写体に困った事なんてなく、上述リンクの生徒さん、カメラを持っているのに何を撮りたいか判らない?、それが判らない。好きなもん撮りゃいいじゃんか!。
写真にせよ絵画にせよ、アートと呼ばれる分野、そこには感性が必要でしょう?。芸術性の話ではなく、単純に何かを見て感動する、その感性である。廃墟を見て感動するから写真を撮る、意欲が沸く。でも廃墟に興味のない人間はどんなにゴージャスな廃墟を見ても「お化けで出そうで怖い」、その程度の感性しかない訳だ。
何を撮って良いか判らない、これは目に見えている全てのものに興味がないのとイコールであり、そんな感性のない人間が写真や絵画をやってもど~しよ~もないでしょう?。
恐らくだよ、こういう人達は「人に認めてもらう写真」、それを撮りたがっているんじゃないかな?。それは違うと思うぜ。まずは好きなものを撮るんだよ。好きな風景がねぇ訳ねぇじゃん。そこから感性が養われていくんだと思う。
この手の話をすると毎回出演して頂くタレントの石山蓮華。彼女は電線マニア、グチャグチャした電線、ここにカオスを感じているのだろう。彼女の写真を見た時、やれれた!、と思った。彼女はその写真で認めて貰おうとなんてちっとも考えていない筈だ。電線が好きだから記録に残す。ただそれだけだろう。彼女の感性を理解出来なくても良い。何かの風景に熱中出来れば、あとは写真技術を磨くだけ。屁でもねぇ。
有名なカメラマンの写真集を見て「自分もそんな写真を撮りたい!」、それすらもないのだろうな。ちょうど良いや、10年前に掲載した記事をどうぞ。当時はまだ「ですます調」で文章を書いていて内容を見ると小っ恥ずかしいが、まぁしょ~がない。
森山大道が撮りそうな風景
森山大道はハマったなぁ。この頃(1990年代後半)はあぶく銭もあったので数冊、初版本なんぞを購入していた。彼のような大衆文化、風俗に密着した風景は撮れなかったものの、彼の作風を真似ていた時期があった。それはそれで面白かったなぁ~。って事はそのワークショップに参加している面々は好きなカメラマンすらいないって事でしょう?。
「おめぇ、なんの為に写真をやりたいんだよ?」
そう言いたくなってしまう。こういう目的が不鮮明な輩ってちょいとイラつく。
さて、冒頭のリンク記事、そんなイライラする奴らに対し、鹿野貴司と言うカメラマンは上手く誘導している。引用しよう。
そんなときは外に出て、最初に目に入ったものをターゲットにしてみましょう。自宅の前からスタートするのは気乗りがしないのなら、数分後にスマホのアラームをセットして歩き出しましょう。アラームが鳴ったときに目に入ったものがターゲットです。
そのターゲットがたとえばマンホールなら、とにかくマンホールを探してどんどん撮り歩きます。看板ならずっと看板。車ならずっと車。そうやってルールを決めて撮っていると、偶然の産物があったり、反対にマンネリを感じたりして、大抵の人は何かアレンジをするようになります。
なるほどね、これをそのまま実践しようとは思わないが、的を射た手法だ。お散歩写真ってゲーム感覚で何らかの足かせを設けると俄然やる気が出るから不思議だ。
良くやるのがレンズ縛り。昨年は広角縛りなんてやっていた。広角レンズが苦手だから敢えて28mm、35mm、もしくは19-35mmレンズだけで切り取る!、そんな事をやっていた。こういうのは持続しないのだが、それでも数回のお散歩写真が楽しくなる(反面苦痛でもあるが)。
但し、これはすでに撮りたいものを理解しており、どちらかと言うと苦手分野への挑戦だったりする。普段撮らないような風景を如何に見つけるか、もしくは普段やらないような手法を用いる・・・、そこがキーポイント。だからこのリンク記事のようなそもそも撮りたいものを判っていない連中には意味のない縛り。
風景のどこに目を付けるか、どんなテクニックを使ってそれを切り取ると記録写真からワンステップ上がってアート性を見出せるか、それには鹿野貴司の提唱は最高の縛り。でも参加者はそれ以前の問題を抱えているのだから、まずは個人個人が何が好きか?、それを問うべきだと思う。
片岡義男の小説の挿入写真に興味を持ったと書いた。お洒落写真ってのは青い空が有効だったりする。だから青い空の風景ばかりを撮っていた時期があった。しかもより深い青を再現したからどんな風景でもPLフィルターである。でもある時、写真仲間だったかなぁ?、、、
「初心者はみんな青い空を撮りたがるんだよ。でもそれって誰もが撮るつまらない写真なんだよ」
後で判る事、確かにそうなんだ。青い空を主役にした写真って超つまらん!。そこに素晴らしい雲が出ているのならまだ主役にもなるが、そうでなかったら空は添景でしかない。
しかしである!。これは初心者が必ず通る道、やがて自分で判ってくるんだ。青い空が好きならとことん撮れば良い。私はそう思うね。そしてそれに飽きた、もしくは自慢の空写真が人から一切好評価を得られなかった。そう感じ取って「自分には何が足りないのか?」、そう疑問を持って初めて一皮むけるのではなかろうか?。
それでも空が好きだ!。そんな人はきっと方向性が変化していく筈だ。気象予報士にならなくても良いだろうが、オンリーワンな空を狙う人がきっと出てくる。すでにそういう人もいる。夕焼けや虹しか狙わない人もいるに違いない。独特な雲ばかりを撮っている人も過去に何人もいるだろう。石山蓮華と同じでしょう?。好きなものだけを撮る!。被写体が電線か空かの違いでしかない。

Lumix GX7, Lumix G 14-45mmF3.5-5.6
上のように、何の変哲もない山里の風景。でも空、雲の状態で、+αの風景になってくれていると思っている。この日は晴れてはいるが、こういう空ばかり。最終的に夕方に土砂降られて終了!。でもそういう日こそ、素敵な空、雲を見つけられる。
さて、その好きなもの、私はそれが朽ちたものになる。廃墟、錆び付いた金属、枯れた花、倒木・・・。次の写真、朽ち方が少々足りないが、これも立派な私向きの風景。
さて、その好きなもの、私はそれが朽ちたものになる。廃墟、錆び付いた金属、枯れた花、倒木・・・。次の写真、朽ち方が少々足りないが、これも立派な私向きの風景。

Lumix GX7, Lumix G 14-45mmF3.5-5.6
そうそう!、すでにフィルムは処分してしまったが、21世紀になってすぐの頃かな?、自宅で野菜や肉を腐らせる訳、それを日々撮影していた時もあった。腐敗してグチョグチョになったり、干からびたり、小バエが集ったり、蛆虫がわいたり。それが面白くて面白くて・・・。それだけの為に名レンズと呼ばれたTamronの90mmF2.5マクロレンズを買ったと言っても良いくらいだ。
※虫は大嫌いでカブトムシでさえ触るのが嫌なタイプだが、撮る分には平気、とにかくこっちに向かって飛んでこなければなんとか踏ん張れる
またありがちではあるが「影」、「反射物」、これはフィルム時代から大好物。本日のトップ写真もそんな風景。そう考えるとお洒落な街でもごちゃごちゃした下町でもはたまた地方の古びた里山でも撮りたいものは仰山ある。
プロカメラマンにとってワークショップは金のなる木であり、継続的にその手のイベントに参加して貰う為に撮りたいものがない人間に対して如何に意欲を燃やさせるかであるから、「目に入ったものをターゲットにする」、これは意義のある教え。
でも所詮、撮りたいものがない人間が継続的に写真を趣味とする筈もない。
加えて、リンク記事で気になった部分、引用する。
これは無意味だ。写真の上達は写真入門書を隅から隅まで読み、それを常に念頭に置いて写真を撮るだけで良い。数撃つ必要など一切ない。また興味のないものに対して無駄にシャッターを切っても面白くもないだろうし、それで上達するとは到底思えない。
昨年からトレッキングを趣味にしている。そこで感じた事。道中、しっかりと写真を撮っている。しかしそれはあくまでも記録でしかない。
トレッキングでも登山でも、まず人がいない事、それが最重要。だからどちらかと言うと不人気な場所を訪れており、当然、素晴らしい景観に出逢う確率は低い。
良く登山系のYouTube動画を見ると、ちょっと景色が広がっている場所に出た途端に「うわぁ、これは見事な風景だ!」なんて言っている人がいる。見る限り、ただ麓が見えているだけ・・・。
勿論人の感性とはそれぞれだから、そんな彼らをけなしている訳じゃない。その程度の風景で感動するなんて、なんて安上がりな人間なんだろうと羨ましく思うんだ。
私は残念ながらその手の麓が見えているだけの風景に対して何の感動も得られない。遠くの風景が霞みもなく綺麗に見えている、「おお!」とは思う。そしてカメラを構えてパチリする。でもそれは作品じゃない。「今日は空気が澄んでいて遠くまで見渡せました」、そんなトレッキングの記録でしかない。
勿論、トレッキング中、全く感動しない、そんな鈍感人間ではない。3月中旬のトレッキングでは低山ながら初めて稜線歩きなる登山をした。
ここで独自の感動のレベルの目安、廃墟を撮るのが好きなので廃墟で大中小を表すと、、、
大感動(産業遺構や廃集落と言った大規模な廃墟を撮影した時)
中感動(小規模ながら目玉になる廃屋や産業遺構を見つけた時)
小感動(里山で民家、小屋レベルの廃屋を見つけた時)
※虫は大嫌いでカブトムシでさえ触るのが嫌なタイプだが、撮る分には平気、とにかくこっちに向かって飛んでこなければなんとか踏ん張れる
またありがちではあるが「影」、「反射物」、これはフィルム時代から大好物。本日のトップ写真もそんな風景。そう考えるとお洒落な街でもごちゃごちゃした下町でもはたまた地方の古びた里山でも撮りたいものは仰山ある。
プロカメラマンにとってワークショップは金のなる木であり、継続的にその手のイベントに参加して貰う為に撮りたいものがない人間に対して如何に意欲を燃やさせるかであるから、「目に入ったものをターゲットにする」、これは意義のある教え。
でも所詮、撮りたいものがない人間が継続的に写真を趣味とする筈もない。
加えて、リンク記事で気になった部分、引用する。
写真が上達したり楽しくなるために必要なのは、何よりたくさん写真を撮ること。まだ撮りたいものを自由に撮れない状況かもしれませんが、だからこそ近所で自分を磨くことに時間を使ってほしいと思います。
これは無意味だ。写真の上達は写真入門書を隅から隅まで読み、それを常に念頭に置いて写真を撮るだけで良い。数撃つ必要など一切ない。また興味のないものに対して無駄にシャッターを切っても面白くもないだろうし、それで上達するとは到底思えない。
昨年からトレッキングを趣味にしている。そこで感じた事。道中、しっかりと写真を撮っている。しかしそれはあくまでも記録でしかない。
トレッキングでも登山でも、まず人がいない事、それが最重要。だからどちらかと言うと不人気な場所を訪れており、当然、素晴らしい景観に出逢う確率は低い。
良く登山系のYouTube動画を見ると、ちょっと景色が広がっている場所に出た途端に「うわぁ、これは見事な風景だ!」なんて言っている人がいる。見る限り、ただ麓が見えているだけ・・・。
勿論人の感性とはそれぞれだから、そんな彼らをけなしている訳じゃない。その程度の風景で感動するなんて、なんて安上がりな人間なんだろうと羨ましく思うんだ。
私は残念ながらその手の麓が見えているだけの風景に対して何の感動も得られない。遠くの風景が霞みもなく綺麗に見えている、「おお!」とは思う。そしてカメラを構えてパチリする。でもそれは作品じゃない。「今日は空気が澄んでいて遠くまで見渡せました」、そんなトレッキングの記録でしかない。
勿論、トレッキング中、全く感動しない、そんな鈍感人間ではない。3月中旬のトレッキングでは低山ながら初めて稜線歩きなる登山をした。
ここで独自の感動のレベルの目安、廃墟を撮るのが好きなので廃墟で大中小を表すと、、、
大感動(産業遺構や廃集落と言った大規模な廃墟を撮影した時)
中感動(小規模ながら目玉になる廃屋や産業遺構を見つけた時)
小感動(里山で民家、小屋レベルの廃屋を見つけた時)

Lumix GX7, Lumix G 14-45mmF3.5-5.6
上の写真は県道だったかな?、少し外れると深い森があって、何気なしに歩いていたら廃墟、ありましがな!。青果場の跡だったかな?。さほど大きくないが、産業遺構の部類に入るだろう。廃墟を探していたのではなく、偶然見つけた事もあり、これは中感動レベル。
さて、そのように定義すると3月トレッキングでの稜線歩きでは小感動は得られたのは確か。
あくまでも私に限ってだが、小感動レベルでも経験からしっかりとした写真は撮れる。でも息するのを忘れるくらいに写真に熱中するのは中感動からかな。だからこそ持論を展開すると興味のない風景をバシャバシャ撮っても無意味、惰性で撮っているだけでしかないと思うのだった。
だから撮影行にて、好きなものがなければ撮らない勇気があっても良い。1時間お散歩写真をして1枚も撮らなくても良いんだ。何時間もさまよって「おお!」と思う風景を見つけた時、ここで如何に粘るかだと思うんだな。そこでワンカットしか撮らないのでなく、考えられるありとあらゆる構図で何カットも撮影し、絞りや露出も色々と変えて「絶対にここで1枚はものにする!」、そうあるべきじゃなかろうか?。
フィルム時代なんて「一度の撮影行で1枚モノに出来れば十分!」、そう言う人も多かった。プロカメラマンはそれじゃ食っていけないだろうが、アマチュアはそれで良いんだ。アマチュアの場合、フィルム1本で1枚スゲェのが撮れれば満足出来る。
極論を言えば、ひとつの風景に対してフィルム1本を使っても良い。練習も兼ねて36のつまらん風景を撮るくらいならスゲェ風景を見つけて、そこで36枚を消費するべき。
デジタルの今は数撃ってナンボ。100枚よりも200枚、200枚よりも400枚。でもそれはスゲェ風景を見つけた時のお話。しょ~もない、感動もしていない風景に対して数撃つ必要は一切ない!。
異性を見る目と一緒じゃないかなぁ。
テレビで女性アイドル、女優、女子アナを見て、好みのタイプだったら「おお!、この人、綺麗だ!」と釘付けになり、以降その人の出演番組を全部見ちゃう。でもそうでないタイプなんて記憶にも残らない。何度見ても名前すら覚えられない。その人の歌や演技、声なんて全く興味ないでしょう?。そしてそんな人が中心の番組だったら時間が勿体無いから見ないでしょう?。
写真として風景を収めるのも同じでしょ。興味のない風景でも頑張って写真を撮る?、いえいえ、無駄な事に時間を割くべきではない。
さて、そのように定義すると3月トレッキングでの稜線歩きでは小感動は得られたのは確か。
あくまでも私に限ってだが、小感動レベルでも経験からしっかりとした写真は撮れる。でも息するのを忘れるくらいに写真に熱中するのは中感動からかな。だからこそ持論を展開すると興味のない風景をバシャバシャ撮っても無意味、惰性で撮っているだけでしかないと思うのだった。
だから撮影行にて、好きなものがなければ撮らない勇気があっても良い。1時間お散歩写真をして1枚も撮らなくても良いんだ。何時間もさまよって「おお!」と思う風景を見つけた時、ここで如何に粘るかだと思うんだな。そこでワンカットしか撮らないのでなく、考えられるありとあらゆる構図で何カットも撮影し、絞りや露出も色々と変えて「絶対にここで1枚はものにする!」、そうあるべきじゃなかろうか?。
フィルム時代なんて「一度の撮影行で1枚モノに出来れば十分!」、そう言う人も多かった。プロカメラマンはそれじゃ食っていけないだろうが、アマチュアはそれで良いんだ。アマチュアの場合、フィルム1本で1枚スゲェのが撮れれば満足出来る。
極論を言えば、ひとつの風景に対してフィルム1本を使っても良い。練習も兼ねて36のつまらん風景を撮るくらいならスゲェ風景を見つけて、そこで36枚を消費するべき。
デジタルの今は数撃ってナンボ。100枚よりも200枚、200枚よりも400枚。でもそれはスゲェ風景を見つけた時のお話。しょ~もない、感動もしていない風景に対して数撃つ必要は一切ない!。
異性を見る目と一緒じゃないかなぁ。
テレビで女性アイドル、女優、女子アナを見て、好みのタイプだったら「おお!、この人、綺麗だ!」と釘付けになり、以降その人の出演番組を全部見ちゃう。でもそうでないタイプなんて記憶にも残らない。何度見ても名前すら覚えられない。その人の歌や演技、声なんて全く興味ないでしょう?。そしてそんな人が中心の番組だったら時間が勿体無いから見ないでしょう?。
写真として風景を収めるのも同じでしょ。興味のない風景でも頑張って写真を撮る?、いえいえ、無駄な事に時間を割くべきではない。

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2019年11月15日 00:00

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6
写真中心のネタは幾つかあるのだが、とにかく近頃、働き方改革なんてなんぞや?、ってなくらい多忙なのと、写真選定が面倒臭くて・・・。今回もちょいとお茶を濁しちゃう。
最初にトップ写真。大げさなタイトル!、と思うなかれ!。百メートルくらいに渡って常に数十、いや百匹くらいいたかもしれない。とにかく大群に襲われていたのだ!。事前にアブはエアーサロンパスの臭いを嫌うと情報を得ていたので延々とシューシューやっていた。30秒くらいは消えてくれる。でも香りがなくなると再び一気にやって来る。
しょ~がないので自分に吹きかける訳さ。ズボン全体にシューシュー。アブってケツに目掛けて来るんだ。ズボンを履いているから大丈夫だと思うでしょう?。いやいや、分厚いジーンズでも全く効果はない!。スゲェ痛いぞ!。でもズボンにシューシューしているからちょっと噛んで逃げていく。その後、悟ってくれたらしく一気に消えてくれた。
※ズボンにエアーサロンパスをシューシューし過ぎるとひたすらスースーするので掛け過ぎても苦痛なだけ、またケツ目掛けると言っても中には変わり者がいて、別の場所では背中を噛まれている
私なりのアブ対策。森林香赤函を腰からぶら下げる!。さらに下半身にエアーサロンパス!。そして必ずアブがいると判っていたらアブ、ハチ用殺虫剤!。当たり前だがこれでほぼ問題ない。森林香赤函だけでも相当に効果がある。
と言う事で本題へ。
そもそも何故トレッキングに興味が湧いたのか?。アウトドアが好きって訳じゃない。キャンプには虫問題とわざわざ旅に出て面倒臭い料理をするのか意味が判らんし、登山は何故あんなに苦労して人は山に登りたがるのだろう?、と疑問に感じている。釣りに関しては短気な俺にはじぇったい無理な趣味。
でも思春期の頃、G.T.ホーキンスのワークブーツのCMが未だに印象に残っている。C.W.ニコルが出演しており、ナタなどを駆使して何かを作っている、そんな内容だった。どちらかと言うとキャンプ系なCMだったと記憶している。
祖父、伯父、叔父の影響もあったかもしれない。何でも自分で作っちゃう。この3人が仲良く、それぞれ一番元気な頃に共同で作業していたら家一軒なんて楽勝で作れた筈だ。伯父に至っては「趣味」で電気工事の国家試験を一種、二種とパスした。この3人が山を購入したらきっとポツンと一軒家で紹介されていたろう、そんなつわもの達。
ところが私は誰に似たのか強烈な不器用人間。両親も上記3人程ではないが、日曜大工程度ならチャチャッとこなしていたし、なんじゃろね・・・。
とにかく細かい作業が苦手。子供の頃、男子なら必ずプラモデルにはまると思う。ちょっと複雑になるともう出来ない。工程を間違えたり、重要パーツを折ってしまったり、小さなパーツを落として失くしたり・・・。今で言うADHDにかなり近かったと思っている。超が100個付くくらい落ち着きのない子供だった。
日本の城に懲りだしてからようやくプラモデルを完成させられるようになった。どうやら好きな事に対しては集中力が持続するらしい。それは今も一緒かな。好きな事には何時間でも集中出来る。おっ、となると最近ブログ用の写真選定が面倒臭いと感じちゃうのは写真に飽きちゃったのか?、危ねぇ、危ねぇ。
混雑しているところにわざわざ出向いて写真を撮るのが馬鹿馬鹿しくなったのは確か。一応サラリーマンだからしてお休みはカレンダー通り。写真以前の問題で必ず混むと判っているから出掛ける気力が失せている。だから混雑が関係のない観光地化していない下町散策なら今でも好きだったりする。
おっと話が逸れた。とにかく周囲に器用人間がいたから彼らへの尊敬の念が強かった。それでもって自然の中にてそこらの木を利用して何かを作っているホーキンスのCM、そりゃぁ惹かれるわな。何しろその頃の夢は「大人になったら山小屋で電気の無い生活をする」だったのだから!。
江戸っ子だからってのもあるだろう。自分には田舎がない。良く本ブログで実家に戻って庭の野良作業云々と書いているが、実家と言うと何だか遠い場所にあるように感じてしまうかもしれない。でも実際には歩いて行ける距離にある。だから田舎、自然への憧れが強く、常に森や山を歩きたい、そんな感情は子供の頃からずっとある。
もうひとつ、子供の頃からの憧れとでも言おうか?。「冒険、探検」と言うキーワード。小学校の3~4年生までは家に生えている幾つかの木に登っては降りて、特に庭のど真ん中にあった柿の木は非常に登りやすい幹の伸び方をしており、愛着があり、そこに湧く毛虫どもを撃退していた。
虫の嫌いなあんたが毛虫かい?。はい、そうなんですよ!。子供の頃はゴリブリでさえ直接手で触れたワイルドな男の子だったんだ(ミミズとムカデはさすがに当時でも見るのも嫌だった)。湧いていた毛虫はアメリカヒロシトリ。こいつには毒性がなく張り付いている葉っぱを切っては下に落とし、殺虫剤で駆除する、夏休みなんてそれが日課と言っても良かった。
5年生の夏だったのかな。成長に従って体重が重くなるでしょう?。柿の木って弾力がなく、一気にポッキリ行っちゃう性質があり、さすがに2階の高さから落ちるのは御免こうむる、木登り人生はそこで終わった。それから虫とも接触しなくなったのだろう。今では甲虫以外の虫は全て駄目。気持ち悪い。
それだけじゃない。当時の庭は駐車場と歩く部分だけ舗装、もしくは敷石が敷かれていたがあとは全部土。祖父が庭いじりが好きだったので祖父と一緒に土と戯れたり、秋にもなると落ち葉で焚き火である。当然中にはアルミホイルで包んだサツマイモ!。今思えば都内でプチアウトドアをしていた事になる。
次の写真、桜じゃない。杏だ。桜よりも1週間くらい早く咲くのかな。他にもスモモの木があり、これは桜の後だったような・・・。だからうちでは2度のお花見が出来るのだった。昔はさくらんぼが成る桜の木もあったんだ。
しょ~がないので自分に吹きかける訳さ。ズボン全体にシューシュー。アブってケツに目掛けて来るんだ。ズボンを履いているから大丈夫だと思うでしょう?。いやいや、分厚いジーンズでも全く効果はない!。スゲェ痛いぞ!。でもズボンにシューシューしているからちょっと噛んで逃げていく。その後、悟ってくれたらしく一気に消えてくれた。
※ズボンにエアーサロンパスをシューシューし過ぎるとひたすらスースーするので掛け過ぎても苦痛なだけ、またケツ目掛けると言っても中には変わり者がいて、別の場所では背中を噛まれている
私なりのアブ対策。森林香赤函を腰からぶら下げる!。さらに下半身にエアーサロンパス!。そして必ずアブがいると判っていたらアブ、ハチ用殺虫剤!。当たり前だがこれでほぼ問題ない。森林香赤函だけでも相当に効果がある。
と言う事で本題へ。
そもそも何故トレッキングに興味が湧いたのか?。アウトドアが好きって訳じゃない。キャンプには虫問題とわざわざ旅に出て面倒臭い料理をするのか意味が判らんし、登山は何故あんなに苦労して人は山に登りたがるのだろう?、と疑問に感じている。釣りに関しては短気な俺にはじぇったい無理な趣味。
でも思春期の頃、G.T.ホーキンスのワークブーツのCMが未だに印象に残っている。C.W.ニコルが出演しており、ナタなどを駆使して何かを作っている、そんな内容だった。どちらかと言うとキャンプ系なCMだったと記憶している。
祖父、伯父、叔父の影響もあったかもしれない。何でも自分で作っちゃう。この3人が仲良く、それぞれ一番元気な頃に共同で作業していたら家一軒なんて楽勝で作れた筈だ。伯父に至っては「趣味」で電気工事の国家試験を一種、二種とパスした。この3人が山を購入したらきっとポツンと一軒家で紹介されていたろう、そんなつわもの達。
ところが私は誰に似たのか強烈な不器用人間。両親も上記3人程ではないが、日曜大工程度ならチャチャッとこなしていたし、なんじゃろね・・・。
とにかく細かい作業が苦手。子供の頃、男子なら必ずプラモデルにはまると思う。ちょっと複雑になるともう出来ない。工程を間違えたり、重要パーツを折ってしまったり、小さなパーツを落として失くしたり・・・。今で言うADHDにかなり近かったと思っている。超が100個付くくらい落ち着きのない子供だった。
日本の城に懲りだしてからようやくプラモデルを完成させられるようになった。どうやら好きな事に対しては集中力が持続するらしい。それは今も一緒かな。好きな事には何時間でも集中出来る。おっ、となると最近ブログ用の写真選定が面倒臭いと感じちゃうのは写真に飽きちゃったのか?、危ねぇ、危ねぇ。
混雑しているところにわざわざ出向いて写真を撮るのが馬鹿馬鹿しくなったのは確か。一応サラリーマンだからしてお休みはカレンダー通り。写真以前の問題で必ず混むと判っているから出掛ける気力が失せている。だから混雑が関係のない観光地化していない下町散策なら今でも好きだったりする。
おっと話が逸れた。とにかく周囲に器用人間がいたから彼らへの尊敬の念が強かった。それでもって自然の中にてそこらの木を利用して何かを作っているホーキンスのCM、そりゃぁ惹かれるわな。何しろその頃の夢は「大人になったら山小屋で電気の無い生活をする」だったのだから!。
江戸っ子だからってのもあるだろう。自分には田舎がない。良く本ブログで実家に戻って庭の野良作業云々と書いているが、実家と言うと何だか遠い場所にあるように感じてしまうかもしれない。でも実際には歩いて行ける距離にある。だから田舎、自然への憧れが強く、常に森や山を歩きたい、そんな感情は子供の頃からずっとある。
もうひとつ、子供の頃からの憧れとでも言おうか?。「冒険、探検」と言うキーワード。小学校の3~4年生までは家に生えている幾つかの木に登っては降りて、特に庭のど真ん中にあった柿の木は非常に登りやすい幹の伸び方をしており、愛着があり、そこに湧く毛虫どもを撃退していた。
虫の嫌いなあんたが毛虫かい?。はい、そうなんですよ!。子供の頃はゴリブリでさえ直接手で触れたワイルドな男の子だったんだ(ミミズとムカデはさすがに当時でも見るのも嫌だった)。湧いていた毛虫はアメリカヒロシトリ。こいつには毒性がなく張り付いている葉っぱを切っては下に落とし、殺虫剤で駆除する、夏休みなんてそれが日課と言っても良かった。
5年生の夏だったのかな。成長に従って体重が重くなるでしょう?。柿の木って弾力がなく、一気にポッキリ行っちゃう性質があり、さすがに2階の高さから落ちるのは御免こうむる、木登り人生はそこで終わった。それから虫とも接触しなくなったのだろう。今では甲虫以外の虫は全て駄目。気持ち悪い。
それだけじゃない。当時の庭は駐車場と歩く部分だけ舗装、もしくは敷石が敷かれていたがあとは全部土。祖父が庭いじりが好きだったので祖父と一緒に土と戯れたり、秋にもなると落ち葉で焚き火である。当然中にはアルミホイルで包んだサツマイモ!。今思えば都内でプチアウトドアをしていた事になる。
次の写真、桜じゃない。杏だ。桜よりも1週間くらい早く咲くのかな。他にもスモモの木があり、これは桜の後だったような・・・。だからうちでは2度のお花見が出来るのだった。昔はさくらんぼが成る桜の木もあったんだ。
毎年実家の庭で花見

Pentax MX-1
そして春には足元を見ると下のような桜草がガンガン見られるし、春の実家は花だらけ。ただし、私は花にはほとんど興味がない。その辺は母と叔母が手入れしている。私は雑務ですよ、ほぼ枝切りや草むしり・・・。来年はちょっとしたテラスを作ろうと思っているのだが、まぁ不器用ですから・・・。
桜草

Pentax MX-1
若い方はご存じないだろう。テレビのドキュメント番組「川口浩探検隊(後に藤岡弘探検隊)」。今で言うヤラセのオンパレードで「ジャングル奥地で未確認生物発見!」とか「人食いワニと戦う!」だとか「今も尚いた石器人!」、そんな今見たら怪し過ぎる企画ばかり。でもこれが面白い!。
クレイジージャーニーがヤラセ問題で放送中止に追い込まれた。いやいや、そんなの可愛いもんです!。川口浩探検隊は全てがヤラセです!。今で言うリアリティショーの一種だし、台本あり、観客が喜ぶ過剰な演出のあるプロレスと同じ。大人になった今、ヤラセと知っていてもDVDで全集を欲しいと思うくらい。
クレイジージャーニーがどうしてヤラセに走ってしまったか。気持ち判るって。だって製作サイドの上層部全員が子供の頃に川口浩探検隊を見て喜んでいた世代でしょう?。製作サイドはあれをやりたいんだよ。目標が川口浩探検隊なんだ。そりゃぁヤラセしか術はないでしょう。
またCS放送の普及から今では誰でもナショナルジオグラフィックだのディスカバリーチャンネルだのを見れちゃう。世界ではこの手のドキュメンタリー番組が多数。良くある財宝を探せ系番組なんてやっぱりドキュメントじゃなくリアリティーショー。でも日本では徳川埋蔵金くらいしかない!。あっ!、徳川埋蔵金もTBSじゃないか!。そうか、TBSは徳川埋蔵金に替わるリアリティショーを作りたかったんだな。だったらいいじゃないの、ヤラセがあっても!。
その手の番組に思いを馳せるのはお茶の間も一緒。廃墟好きなのは子供の頃に夢中になった川口浩探検隊が起因しているのかもしれない。でも残念ながらもっと本格的なナショジオ的なサバイバルだのキャンプだのは虫が嫌いだから出来ない。絶対に無理。
クレイジージャーニーがヤラセ問題で放送中止に追い込まれた。いやいや、そんなの可愛いもんです!。川口浩探検隊は全てがヤラセです!。今で言うリアリティショーの一種だし、台本あり、観客が喜ぶ過剰な演出のあるプロレスと同じ。大人になった今、ヤラセと知っていてもDVDで全集を欲しいと思うくらい。
クレイジージャーニーがどうしてヤラセに走ってしまったか。気持ち判るって。だって製作サイドの上層部全員が子供の頃に川口浩探検隊を見て喜んでいた世代でしょう?。製作サイドはあれをやりたいんだよ。目標が川口浩探検隊なんだ。そりゃぁヤラセしか術はないでしょう。
またCS放送の普及から今では誰でもナショナルジオグラフィックだのディスカバリーチャンネルだのを見れちゃう。世界ではこの手のドキュメンタリー番組が多数。良くある財宝を探せ系番組なんてやっぱりドキュメントじゃなくリアリティーショー。でも日本では徳川埋蔵金くらいしかない!。あっ!、徳川埋蔵金もTBSじゃないか!。そうか、TBSは徳川埋蔵金に替わるリアリティショーを作りたかったんだな。だったらいいじゃないの、ヤラセがあっても!。
その手の番組に思いを馳せるのはお茶の間も一緒。廃墟好きなのは子供の頃に夢中になった川口浩探検隊が起因しているのかもしれない。でも残念ながらもっと本格的なナショジオ的なサバイバルだのキャンプだのは虫が嫌いだから出来ない。絶対に無理。
廃ホテル

Pentax K-7, smc PENTAX-DA17-70mmF4AL
ミリタリー好きなのは別の理由がある。これは単純明快、海外被れでしかない。外国映画で主人公の俳優がフライトジャケットだのを羽織っているのを見てカッコイイ!。またその手の特集がファッション雑誌で良く特集されていた。そして行き着いたのがA-2フライトジャケット、CWU-45Pフライトジャケット、M65フィールドジャケットである。
それと今でも人気が高いシミュレーションゲームの「大戦略」。20代の頃、虜になった。これを制するには各国軍隊の陸海空の武器を把握していなくちゃならない。
今じゃほとんど覚えていないが、当時、ゲームに登場するアメリカ、日本、ドイツ、ソビエトの戦闘機、戦車などの名称や基本性能(勿論ゲーム上の)を全て把握していた。恐らく、再び大戦略にはまれば脳のシナプスの働きが活発化し、色々と思い出すだろう。
それと今でも人気が高いシミュレーションゲームの「大戦略」。20代の頃、虜になった。これを制するには各国軍隊の陸海空の武器を把握していなくちゃならない。
今じゃほとんど覚えていないが、当時、ゲームに登場するアメリカ、日本、ドイツ、ソビエトの戦闘機、戦車などの名称や基本性能(勿論ゲーム上の)を全て把握していた。恐らく、再び大戦略にはまれば脳のシナプスの働きが活発化し、色々と思い出すだろう。
大人になって・・・。
ある時、秋の紅葉を撮ろうと群馬県の水上を訪れた。諏訪峡から水上温泉までの間だったと思う。適当に歩いていたら林道のようなダート路を見つけた。これがまた周囲は紅葉していて見事な道だった。誰一人歩いていない。このままずっと歩いて行きたい、そんな風景だった。この時からかもしれない。「一本道を歩きたい」と思ったのは。
そう、キーワードは「一本道」なんだ。街にはそんな道はない。田舎を歩いても集落じゃ駄目だ。少し歩けば他の道と交差するからだ。そういうのは全くもって面白味がなく、必然的に山の中、林道だったり、峠越えだったり、それこそ登山道だったり・・・。
河口近くの一本道

Pentax K20D, Tamon XR 18-200mmF3.5-6.3 DiII
近頃の一連のネタ、ハイキングでもなく登山でもなくトレッキングと表現しているのはここにある。ハイキングは目的地があってそこに行き、お弁当を広げて、満腹になったら戻ってくる、そんなファミリー的なイメージを持っており、登山は読んで時の如し、山頂を目指す。トレッキングは主観ではあるが、「目的地に行くだけ」。だから次の集落や町に行くのもトレッキングだと思っているし、四国のお遍路さんはトレッカーだ。そしてそのルートが山の中であればほぼ一本道でしょう?。
町から町への一本道、一番判り易いのは江戸時代に整備された各街道だろう。東京からだと東海道が一番歩きやすいだろうか?。箱根の石畳を湯本駅から芦ノ湖まで歩いちゃうのも町から町への一本道、立派なトレッキングである。5時間くらい上り続けるので難儀であろうが、雪が溶けた後、そして暑くなる前、来年春に実現させたいと思っている。9時頃に湯本駅に着けば写真を撮りながらノロノロしていても夕方には芦ノ湖に着き一泊。翌日はズルしてバスで下って湯本散策・・・。
※それまでに5時間以上登り続ける体力が備わっていなければ往路もズルしてどこかまでバスで行き、3時間程度の行程にすりゃ良いし、言語道断の芦ノ湖スタートで下るだけ!、でもいいかな
町から町への一本道、一番判り易いのは江戸時代に整備された各街道だろう。東京からだと東海道が一番歩きやすいだろうか?。箱根の石畳を湯本駅から芦ノ湖まで歩いちゃうのも町から町への一本道、立派なトレッキングである。5時間くらい上り続けるので難儀であろうが、雪が溶けた後、そして暑くなる前、来年春に実現させたいと思っている。9時頃に湯本駅に着けば写真を撮りながらノロノロしていても夕方には芦ノ湖に着き一泊。翌日はズルしてバスで下って湯本散策・・・。
※それまでに5時間以上登り続ける体力が備わっていなければ往路もズルしてどこかまでバスで行き、3時間程度の行程にすりゃ良いし、言語道断の芦ノ湖スタートで下るだけ!、でもいいかな
箱根石畳

Sony DSC-H50
静岡にも旧東海道を利用したコースが幾つかあるようだ。一番有名なのは広重が富士山を描いた薩た峠(さった)だろうか?(ここも結構きついらしいが)。またコースは短いが一昨年、蔦の細道で地獄を味わった宇津ノ谷峠、これを逆から登り(二度と蔦の細道は登りたくない)、復路はトンネルを使わず、峠超えに旧東海道を使う、これは桜海老の天日干し風景とセットで実現させたい(前回由比を訪れた時は時化で漁が出来なかったとかで見れなかった)。
数年前、NHKのBSで女子アナが現地の人とトレッキングをする、そんな番組があった。その名も「一本の道」。毎回数泊して町から町へ歩く、ただそれだけの番組。NHKのお堅い女子アナだから洒落た発言もなく、同行する現地の人が喋り上手じゃなかったらただの世間話、実につまらん内容となり、淡々と番組が進んで行くのだが、むしろそれがほっこりする。
そうなんだ、これがやりたいんだ!。山頂を目指すんじゃない。昔の人の生活道路、街道を歩く!。要するに旧街道の山越えである。途中に集落があったり、牧場があったり、史跡を巡れたり・・・。
数年前、NHKのBSで女子アナが現地の人とトレッキングをする、そんな番組があった。その名も「一本の道」。毎回数泊して町から町へ歩く、ただそれだけの番組。NHKのお堅い女子アナだから洒落た発言もなく、同行する現地の人が喋り上手じゃなかったらただの世間話、実につまらん内容となり、淡々と番組が進んで行くのだが、むしろそれがほっこりする。
そうなんだ、これがやりたいんだ!。山頂を目指すんじゃない。昔の人の生活道路、街道を歩く!。要するに旧街道の山越えである。途中に集落があったり、牧場があったり、史跡を巡れたり・・・。
こんな何の変哲もない道が好き

Pentax K-5, Sigma 17-70mmF2.8-4HSM
この頃に連れと共にアウトドアメーカーであるジャック・ウルフスキンのウェア、リュックにはまったのだった。トレッキンググッズと言うよりもトラベルグッズ感覚として・・・。ちょうどPentaxの一眼レフに嫌気が差し、ミラーレスカメラが欲しいなんて思っていた時で、本ブログで買うのか買わないのか、うだうだやっていたのを覚えてらっしゃる方もいると思う。要するに写真機材に使う為のお金の一部がウルフさんに流れていた訳だ!。
当時知っていたアウトドアメーカーはウルフさん以外ではL.L.ビーン、ヘリーハンセン、ハンティングワールド、ノースフェイス、パタゴニア、コロンビア。日本メーカーではキャラバン、フォックスファイヤーくらい。モンベルは名前こそ知っていたが、キャラバンやフォックファイヤーよりも格下だと思い込んでいた。世界的に有名なメーカーだと知ったのは極最近の事。
ソトと言うバーナーなどのキャンプ用品が得意なメーカー。極々小さなバーナーが欲しくてアマゾンで検索していて見つけた。てっきり中華系メーカーだと思っていたら日本のメーカーだった。いやぁ、新富士バーナー株式会社さんには申し訳ない!。今度アミカスSOD-320を買うから勘弁してちょ!。
ドクターマーチンとティンバーランドのワークブーツは長年愛用している。今欲しいと思っているのはダナーのワークブーツだったりして、アウトドアメーカーよりもブーツの得意なシューズメーカーの知識の方が多い。
ところでネットにはABCマートが買い取ったホーキンスブランドを馬鹿にしている人が大勢いる。レッドウイングのパクリだと言っているみたいだ。彼らはABCマート以前のホーキンスを知っているのかな?。
私もABCマート以前のホーキンスは2足しか履いた事がないのででかい口は叩けないものの、あの頃のホーキンスは最低だった。レッドウィングよりももっとカジュアル色の濃いドクターマーチンに近かったんじゃないかな。重たく重厚な造りでソールが頑丈、何年履いても減らない。それはそれで良いのだが、言い換えるとソールが固い、滑る・・・、である。
上述の水上温泉の旅でそのホーキンスワークブーツを履いていた。渓谷歩きが主だったので水場が多い。まぁ生きた心地はしなかったね。メレルのモアブ2同様、ソールが一切路面を噛んでくれない。いや、メレルは平地や登りは問題なかった。このホーキンスは平地でも「つるつるころりん」だったんだ。一緒に行った仲間がスタスタ歩いているところ、私はへっぴり腰でそろ~りそろ~り・・・。
記憶が曖昧だが、それでホーキンスへの愛着が薄れ、その後に同様のコンセプトのドクターマーチンを買ったんだと思う。それは今でも履いている。無茶苦茶重たい靴だから主力ではないが、非常に頑丈であるにも関わらず、雨の日でも一切滑らない。ドクターマーチンのあのゴムみたいなソールはアウトドアメーカーも見習うべきだ。
そして現在のABCマートのブランドのホーキンス。1万円出すと防水、透湿機能を持つ商品を買える。そして軽くて柔らかい。ワークブーツの括りでは耐久性には難があり、毎日履こうものなら寿命は1年程度。でもその分、履き易く、1年で潰れても良いから毎日履きたくなる。
数年前のモデルから踵の形状が変化したようで、それまで靴擦れを起こす事が多かったのが、それが一切なくなった。またソールがアイステックソールなるものに変わり、雨の日でも以前のモデルよりも滑りにくくなっている(マンホールでは滑るが)。レッドウイングのパクリってっだけで現在のホーキンスを馬鹿にする人間は、そもそも靴の本質を理解していない。
きっとこういう奴はチヨダのハイドロテックビジネスシューズも馬鹿にしているんだろうな。ハイドロテックを知るまで、リーガルなどの数ヶ月履かないと足に馴染まないようなしっかりとした造りのビジネスシューズを愛用していた。でもハイドロテックに出会ってからはビジネスシーンではこれ以外あり得ないと思ったね。
ノースフェイス製品を譲ってくれた仕事仲間の山男氏曰く、モンベルも一昔前まではパクリと馬鹿にされていたそうな。デザインもかなりださかったらしい。それが今では一流メーカーである。NHKの記者による台風レポートでのモンベルレインウェア使用率80%!。
まぁ現行のモンベルのウェアもデザインだけで見れば全てが学校指定ジャージにしか見えず、きっと10年前はもっと酷かったのだろう。ワークマンの作業着レベルのデザインだったのではなかろうか?。何となく判る気がする。モンベルは機能優先なのだろう。デザインに凝るくらいだったら生地を薄く少なくして軽量化を図る、そんなメーカーのようだ。
ワークマン?、うーん、ワークマンはいずれユニクロと同じ道を辿るんじゃなかろうか?。ユニバレ同様、ワークマンバレを気にする人々がそろそろ出てくる筈。
ユニクロの駄目な点は明らかにファッションに興味のなさそうなおじいちゃん、おばあちゃん、おっさん、おばさんでさえ着ている点。あくまでもイメージでしかないが、昼間から酒を飲んでフラフラしているおっさんが前から歩いてきたら自分と同じユニクロのジャケットを着ていた、いやぁ、勘弁してくれ。俺はそんな服、絶対に着たくない。
アパレル系は街で流行り過ぎたらおしまいだって。ノースフェイスみたいにブランドとして価値のあるメーカーならいざ知らず、ワークマンはユニクロよりも安価、どの商品も数千円、ブランドイメージとしての価値はゼロ。
インナーや手袋と言った小物類は安価でそこそこの性能を持つワークマンで十分、いや、ワークマンに限る!、と思っているし、ミドルレイヤーやアウターに関しても少なくとも低山専科ならば問題ない筈であるが、懐に余裕があるのならわざわざワークマンを着る必要がない。
性能的にはモンベルが上回っている。モンベルの商品は海外ブランドと比較するとコストパフォーマンスは非常に高い。そんなモンベルすら買えないからワークマンを買う?、そして馬鹿にされたくないからやたらに持ち上げている?。これは恥でしなく、休日をトレッキングやキャンプで楽しんでいる場合じゃない。休日返上でもっと働けよ!、と別の意味で馬鹿にしたくなる。
カメラと同じくメイン(老舗ブランド)とサブ(ワークマン)を使い分けるのが良い。両方を利用して「このシチュエーションならワークマンだ!」、そう思える品が出てきて初めて我々はワークマン男子になれるんじゃなかろうか?。今でも単車に乗っていたらきっとすでにワークマン男子を名乗っていたろう。
話を戻そう。「一本の道」と同じ時期だったろうか?、同じくNHKの番組、「日本百名山ひと筆書き、グレートトラバース」を偶然視聴した。プロ登山家である田中陽希が人力だけで日本の山々を登る。山から山への移動もひたすら歩く(海の移動はカヤック?、カヌー?)。彼のような登山をしたいとはてんで思わなかったものの、ひたすら歩く、これに面白味を感じた。
それ以前にもテレビ東京でやっているような芸能人を起用した街道旅、タイトルまでは覚えていないが、一日毎に芸能人が入れ替わり、リレー方式で街道を歩き、終点を目指す。江戸五街道が舞台だったと記憶しており、歩くのはほぼ舗装された道、人の往来も激しく、車がバンバンと行き交っている国道。それでもなんとなく最後まで見ちゃう。
当時知っていたアウトドアメーカーはウルフさん以外ではL.L.ビーン、ヘリーハンセン、ハンティングワールド、ノースフェイス、パタゴニア、コロンビア。日本メーカーではキャラバン、フォックスファイヤーくらい。モンベルは名前こそ知っていたが、キャラバンやフォックファイヤーよりも格下だと思い込んでいた。世界的に有名なメーカーだと知ったのは極最近の事。
ソトと言うバーナーなどのキャンプ用品が得意なメーカー。極々小さなバーナーが欲しくてアマゾンで検索していて見つけた。てっきり中華系メーカーだと思っていたら日本のメーカーだった。いやぁ、新富士バーナー株式会社さんには申し訳ない!。今度アミカスSOD-320を買うから勘弁してちょ!。
ドクターマーチンとティンバーランドのワークブーツは長年愛用している。今欲しいと思っているのはダナーのワークブーツだったりして、アウトドアメーカーよりもブーツの得意なシューズメーカーの知識の方が多い。
ところでネットにはABCマートが買い取ったホーキンスブランドを馬鹿にしている人が大勢いる。レッドウイングのパクリだと言っているみたいだ。彼らはABCマート以前のホーキンスを知っているのかな?。
私もABCマート以前のホーキンスは2足しか履いた事がないのででかい口は叩けないものの、あの頃のホーキンスは最低だった。レッドウィングよりももっとカジュアル色の濃いドクターマーチンに近かったんじゃないかな。重たく重厚な造りでソールが頑丈、何年履いても減らない。それはそれで良いのだが、言い換えるとソールが固い、滑る・・・、である。
上述の水上温泉の旅でそのホーキンスワークブーツを履いていた。渓谷歩きが主だったので水場が多い。まぁ生きた心地はしなかったね。メレルのモアブ2同様、ソールが一切路面を噛んでくれない。いや、メレルは平地や登りは問題なかった。このホーキンスは平地でも「つるつるころりん」だったんだ。一緒に行った仲間がスタスタ歩いているところ、私はへっぴり腰でそろ~りそろ~り・・・。
記憶が曖昧だが、それでホーキンスへの愛着が薄れ、その後に同様のコンセプトのドクターマーチンを買ったんだと思う。それは今でも履いている。無茶苦茶重たい靴だから主力ではないが、非常に頑丈であるにも関わらず、雨の日でも一切滑らない。ドクターマーチンのあのゴムみたいなソールはアウトドアメーカーも見習うべきだ。
そして現在のABCマートのブランドのホーキンス。1万円出すと防水、透湿機能を持つ商品を買える。そして軽くて柔らかい。ワークブーツの括りでは耐久性には難があり、毎日履こうものなら寿命は1年程度。でもその分、履き易く、1年で潰れても良いから毎日履きたくなる。
数年前のモデルから踵の形状が変化したようで、それまで靴擦れを起こす事が多かったのが、それが一切なくなった。またソールがアイステックソールなるものに変わり、雨の日でも以前のモデルよりも滑りにくくなっている(マンホールでは滑るが)。レッドウイングのパクリってっだけで現在のホーキンスを馬鹿にする人間は、そもそも靴の本質を理解していない。
きっとこういう奴はチヨダのハイドロテックビジネスシューズも馬鹿にしているんだろうな。ハイドロテックを知るまで、リーガルなどの数ヶ月履かないと足に馴染まないようなしっかりとした造りのビジネスシューズを愛用していた。でもハイドロテックに出会ってからはビジネスシーンではこれ以外あり得ないと思ったね。
ノースフェイス製品を譲ってくれた仕事仲間の山男氏曰く、モンベルも一昔前まではパクリと馬鹿にされていたそうな。デザインもかなりださかったらしい。それが今では一流メーカーである。NHKの記者による台風レポートでのモンベルレインウェア使用率80%!。
まぁ現行のモンベルのウェアもデザインだけで見れば全てが学校指定ジャージにしか見えず、きっと10年前はもっと酷かったのだろう。ワークマンの作業着レベルのデザインだったのではなかろうか?。何となく判る気がする。モンベルは機能優先なのだろう。デザインに凝るくらいだったら生地を薄く少なくして軽量化を図る、そんなメーカーのようだ。
ワークマン?、うーん、ワークマンはいずれユニクロと同じ道を辿るんじゃなかろうか?。ユニバレ同様、ワークマンバレを気にする人々がそろそろ出てくる筈。
ユニクロの駄目な点は明らかにファッションに興味のなさそうなおじいちゃん、おばあちゃん、おっさん、おばさんでさえ着ている点。あくまでもイメージでしかないが、昼間から酒を飲んでフラフラしているおっさんが前から歩いてきたら自分と同じユニクロのジャケットを着ていた、いやぁ、勘弁してくれ。俺はそんな服、絶対に着たくない。
アパレル系は街で流行り過ぎたらおしまいだって。ノースフェイスみたいにブランドとして価値のあるメーカーならいざ知らず、ワークマンはユニクロよりも安価、どの商品も数千円、ブランドイメージとしての価値はゼロ。
インナーや手袋と言った小物類は安価でそこそこの性能を持つワークマンで十分、いや、ワークマンに限る!、と思っているし、ミドルレイヤーやアウターに関しても少なくとも低山専科ならば問題ない筈であるが、懐に余裕があるのならわざわざワークマンを着る必要がない。
性能的にはモンベルが上回っている。モンベルの商品は海外ブランドと比較するとコストパフォーマンスは非常に高い。そんなモンベルすら買えないからワークマンを買う?、そして馬鹿にされたくないからやたらに持ち上げている?。これは恥でしなく、休日をトレッキングやキャンプで楽しんでいる場合じゃない。休日返上でもっと働けよ!、と別の意味で馬鹿にしたくなる。
カメラと同じくメイン(老舗ブランド)とサブ(ワークマン)を使い分けるのが良い。両方を利用して「このシチュエーションならワークマンだ!」、そう思える品が出てきて初めて我々はワークマン男子になれるんじゃなかろうか?。今でも単車に乗っていたらきっとすでにワークマン男子を名乗っていたろう。
話を戻そう。「一本の道」と同じ時期だったろうか?、同じくNHKの番組、「日本百名山ひと筆書き、グレートトラバース」を偶然視聴した。プロ登山家である田中陽希が人力だけで日本の山々を登る。山から山への移動もひたすら歩く(海の移動はカヤック?、カヌー?)。彼のような登山をしたいとはてんで思わなかったものの、ひたすら歩く、これに面白味を感じた。
それ以前にもテレビ東京でやっているような芸能人を起用した街道旅、タイトルまでは覚えていないが、一日毎に芸能人が入れ替わり、リレー方式で街道を歩き、終点を目指す。江戸五街道が舞台だったと記憶しており、歩くのはほぼ舗装された道、人の往来も激しく、車がバンバンと行き交っている国道。それでもなんとなく最後まで見ちゃう。
海野宿

Pentax K10D, smc PENTAX-FA28-70mmF4AL
トレッキングシューズ、リュックに本格的なもの選ぶと登山を連想するが、そうじゃないんだ。あくまでもトレッキング。少なくとも関東近郊の低山で頂上から望む風景なんてたかが知れており、それを記録として残すのには意義を感じるが、写真好きとしてはそこからさらに上を行く写真が欲しい訳で、そうなると頂上制覇も私には無意味。
前回の物見山、高指山、日和田山の登山でも日和田山はルートから外れて頂上を目指す事になる(物見山もそうだっけか?)。私個人は頂上に対して何の情も抱かないのでスルーしようとしたが、連れが「最初くらいは頂上目指そうよ」と言うので仕方なくルートを外れて頂上に立った。それくらい登山とか頂上には関心がない。
福島は会津の風景が好きで数年毎に訪れている。矢ノ原湿原、駒止湿原は晴天ならば高低差もなく、木道も整備されており、普段着に普段履きでも歩ける(駒止湿原は熊鈴必須)。シーズン中の尾瀬のように人でごった返す事もなく、自分だけの世界に浸れる。矢ノ原湿原では小学生の遠足に引っ掛かって何十人にも「こんにちは攻撃」を受けてちょっとウザったかったが、それ以外では誰とも会わなかったし、駒止湿原は一人に擦れ違っただけ。
前回の物見山、高指山、日和田山の登山でも日和田山はルートから外れて頂上を目指す事になる(物見山もそうだっけか?)。私個人は頂上に対して何の情も抱かないのでスルーしようとしたが、連れが「最初くらいは頂上目指そうよ」と言うので仕方なくルートを外れて頂上に立った。それくらい登山とか頂上には関心がない。
福島は会津の風景が好きで数年毎に訪れている。矢ノ原湿原、駒止湿原は晴天ならば高低差もなく、木道も整備されており、普段着に普段履きでも歩ける(駒止湿原は熊鈴必須)。シーズン中の尾瀬のように人でごった返す事もなく、自分だけの世界に浸れる。矢ノ原湿原では小学生の遠足に引っ掛かって何十人にも「こんにちは攻撃」を受けてちょっとウザったかったが、それ以外では誰とも会わなかったし、駒止湿原は一人に擦れ違っただけ。
矢ノ原湿原

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6
駒止湿原

Pentax K-7, Tamron AF70-300mmF4-5.6
同じく福島の霧幻峡、ここはかつて集落があった場所で、手前の集落からスタートして1時間半もあれば楽勝で帰ってこれる。この時も誰とも会わなかった。但し、ちょうど訪れた年の夏、アブが大量発生し、足と背中だったかな?、噛まれたけど・・・。ここは熊対策と同時にアブ対策をしなくちゃならない(パワー森林香赤函を買うべし!)。
霧幻峡

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6
霧幻峡からさらに新潟寄り、只見町はブナだらけ。そこの恵みの森と呼ばれるトレッキングコースは沢歩きも出来て非常に面白かった。ここも高低差は少なく、沢に入れる長靴や沢用シューズ、ゲイターを持っていけば無茶苦茶楽しめる。出会った人ゼロ!。ただし、ここも沢までの道のりでは人ではなくアブに遭うのでパワー森林香赤函が必要になる(アブはどうやら水が嫌いみたいで沢沿い着けばいなくなる)。
恵みの森

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6
このような登山よりも森や湿原をウロチョロする、この方が理想に近いかな。例えば福島県の只見町からスタートしてブナの森を分け入り、人と熊とアブに出遭わずに新潟県のどこかに着ければ最高だ。

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2019年06月24日 00:00

Lumix GX7, G Vario PZ 45-175mmF4-5.6
本ブログをご覧の方にはm4/3ファンも多いと思う。今日はそんな方達に向けてと言う程ではないが、久々にm4/3のカメラ、レンズで妄想したい。
昨年、135センサー搭載のSony α7IIを手に入れ、さらに大口径のオールド単焦点レンズを買い漁り、長きに渡って「男は黙って絞り開放祭り」を開催している。フィルム時代も含めて、生涯で一番ボケを活かした写真を撮り続けており、本ブログもその手の記事ばかりを掲載している。
このままではα7IIがメインカメラになる?。
メインカメラ、この表現の定義は難しい。
一番良く使うカメラと定義すると現時点ではα7IIなのは間違いない。しかし私はそう定義しない。一番使い易いカメラ、ストレスが生じないカメラ、そう定義しており、そうなるとLumixのGX7をメインカメラと呼びたい。
α7IIはオールドレンズの母艦、α6000はα7IIのサブカメラ、Olympus OM-D E-M1は悪天候、旅行、廃墟用カメラでしかない。ところが、5月7日の記事の通り、現状、GX7は問題もなく動作しているが、いつ再びつむじを曲げちゃうか不安がある。
またGX7の大きな欠点がふたつあり、ひとつは電子先幕シャッターがない為、メカシャッターのままだと1/125sec前後で100%微ブレするんだ。これはA4プリントなら気にならないが、一回り大きいA3プリントになると風景によっては不快に思うくらいのブレ。
だから今は電子シャッターしか使っていない。幸いGX7で動き物を撮らないのでそれで成り立っているが、そうでなかったら幾ら使い易いと言っても駄カメラ認定だ。
マニュアル露出モードにおいてISOオートが使えないのがふたつめの欠点。ネット上では未だに「マニュアル露出で何故ISOオートなんだ?」と疑問を投げ掛ける馬鹿な人間がいるようだが、そういう人種は自動露出(AE)が搭載された頃、「何故カメラにそんなものが必要なんだ?」とか「オートフォーカス?、信用出来る訳ねぇ!」、そしてデジタルカメラが出始めの頃にも「フィルムは永久に残る!」と難癖を付け、デジタルカメラが解像力、ダイナミックレンジなどでフィルムを凌駕してもそれ一切信用しないおつむの固い、いやもっとストレートに言えば頭の悪い連中のDNAを多分に持っているのだろう。
今では大半のカメラでマニュアル露出にてISOオートが使える。これが答えである。用途があるし、それのないカメラは駄カメラとみなされるから各社装備している訳だ。
ふたつの欠点も加え、とにかくいつ故障してもおかしくないのだから、そろそろGX7に替わるメインカメラを探したい、そう思うのは然り。
メインカメラの条件、お弁当箱デザインでファインダー(EVF)がボディ左端にある事。これだけだと選択肢は多いのだが、ボディ内手ブレ補正を持っている、これも条件であり、そうなるとSony α6300、α6400、Fujifilim X-Pro2、X-E3が脱落し、現行モデルならSonyのα6500、Olympus PEN-F、そしてLumix GX7mk3の3機種からしか選べない。
デザインだけで考慮すればPEN-Fの圧勝。お弁当箱でキングオブデザインなのがこれ。これ以外に考えられない。そして画質やAF機能、α7IIとの兼ね合いを考えると自ずとα6500しか選択肢がなくなる。
しかし使い勝手を知るとPEN-Fもα6500も駄目駄目。GX7系は小さなお弁当箱の癖に自在にボタンなどをカスタム出来るし、可動式のEVFは横位置に限るが、ちょっと腰を低くした構図を取りたい際には欠かせないツール。さらにはあのタッチセンサーの味を知っちゃうとそれ以外のカメラなんてど~でも良くなってしまう。
結果、GX7に替わる次期メインカメラはGX7mk3になる、いや、今のところこれは妄想の段階なので「なって欲しい」、そんな願望だ。
価格を調べてると2月に一気に下落したのだが、その後持ち直し、高値が続いている。Panasonicが生産調整か?。それともいわゆるニッパチの法則による必然の値下げだったのか?。後者なら次に安くなるのは8月だ。現状GX7は動いている事だし、今すぐに欲しい、そんなカメラではないので、次の次、つまり2020年の2月が買い時か?。
もしPanasonicがm4/3を見捨てなければ2020年にはGX7mk4が出てくる筈。だから2020年2月、その辺りが狙い目になるに違いない。また新品じゃなかったからいつ買っても良いだろう。
Panasonicの不安面としては戦略だ。一眼レフデザインのG8の後継機種として発表されたG99。これが何をしたいカメラなのか良く判らないでいる。初期価格はm4/3フラッグシップのG9Proと大差なく、G8の初期値と比較すると高過ぎる。写真の他に動画にもそこそこ力が入っているようだが、だったらGH5がある。
仕様を見る限り、G8の後継機種と言うよりもGH5の弟分の位置にいるのではないか?。つまりG8ユーザーが望んだような後継機ではないんじゃないか?、そんな疑問が湧いてくる。G9ProとGH5が大きくて嫌だ、そんな人向けに写真、動画の両方がそこそこの機能を持つ小型の一眼レフデザインのカメラって事?。
私は動画には全く興味がなく、どのメーカーにも動画機能を省いた写真専用のカメラ(4Kフォトとか6Kフォトすら不要)を出して欲しいと望んでいるが、世間ではどうなのだろうか?。写真も動画も両方撮りたい!、そんな人が大半なのか?。
GX8のようなm4/3としてはアホみたいに大型のカメラを造ったり、反対に小型本格派のGMシリーズをあっさり捨てちゃった過去、そして誰がどう考えても馬鹿売れするとは思えない135センサー搭載のプロ機のSシリーズ、さらに今回の写真機なのか動画機なのかどっちつかずなG99、個人的にはこういう妙な戦略を用いているPanasonicを信用したいとは思わないのだが、GX7系が最も自分にマッチしたカメラなのは認めざるを得ない。
話は変わってOlympus。実はこの会社も信頼感はゼロに等しい。4/3をあっさり捨てて・・・、そんな過去の話よりもPEN-Fは一代限りだって噂があるし、m4/3の礎ともなったE-PシリーズはE-P5以降一切の話を聞かない。プロ機としてE-M1Xを発表したのは悪いとは思わないが、どうして縦位置グリップ一体型にしちまったのか?。
さらには何故E-M5markIIIを出さないのか?。時期的には昨年出てもおかしくなかった。中国の工場を閉鎖させたのが主な原因らしいが、本当にそれだけ?。リソースをE-M1Xに裂かれてしまった?、もしそうなら同時に2ラインの開発が出来ないのを意味しているのだから、特に私はPentax、Ricohを知っているから、そういうメーカーは先細り、未来はない?、一層に不安だ。
今秋にはE-M5markIIIが出る、なんて話もあるが、どのみちE-M1markII、E-M1Xの機能を超えちゃならないのだから更新に4年も掛かっている、ユーザーからすれば不安要素だらけだ。
恐らく多くのE-M5、E-M5markIIユーザーは、E-M1markIIのセンサーを積み、手ブレ補正もE-M1markIIと同等、そしてデザインは今のスタイルを踏襲、そんな正常進化であれば誰も文句は言わないと思うのだが(欲を言えば手持ちハイレゾも)、それだったら4年も空けた意味がないとも感じる。何か隠し玉があるのか?。
E-M1シリーズはプロ機としてAFや連写速度、バッファに比重を置いてE-M5系は風景メインの高画素機になる?。最近m4/3センサーで3200万画素云々なんて話も出てきているが、そんなセンサーを開発していたとしても数出てくれなければ仮にE-M5markIIIが3200万画素になったらE-M1markIIよりも高価になってしまうだろう。
それとAPS-Cセンサーでさえ2400万画素が一般的なのだからm4/3で3200万画素?、単に8Kに対応しただけ、動画ユーザーを満足させるだけ、写真を趣味としているユーザーには不要な画素数ではなかろうか?。1メートルにもなるプリントなんて絶対にしないし、8Kテレビなんて絶対に流行らないのだから・・・。
反対にSonyのα7S系のように高感度耐性の強いセンサー、あえて2000万画素にアップせずに1600万画素のまま、E-M1系よりも1段上の高感度耐性を持つカメラ(APS-Cを上回る?)とか?。
手持ちハイレゾで3200万画素にもなる!、そんな話なら有り得ない話じゃないとは思うが、Olympusには強力な手ブレ補正があるのだから今更1600万画素に抑えて高感度耐性を増す、画素数アップはハイレゾに任せる、それに意味はないように感じ、これこそ単なる妄想に過ぎなさそうだ。
E-M1の次はE-M1markII、当たり前と言っちゃ当たり前で本ブログでもこの1年の間にE-M1markIIに買い換えるだろう、そんなテイストのネタを幾つか放り込んでいるが、実を言うとE-M1markIIはデザイン的に欲しいカメラじゃないんだ。E-M1markIIで羨ましいと思うのは焦点距離によっては2秒でも止まってくれる手ブレ補正のみ。
つまりデザインが踏襲されればE-M5markIIIにその手ブレ補正が載ってくれればE-M1markIIを買う必要がなくなる。本来ならば昨年秋くらいにE-M5markIIIが発表され、「おっ!、いいねぇ!、これだったら市場価格が落ち着く1年後に買おうかな」となる筈だったんだ。
今日現在、GX7はGX7mk3に、E-M1はE-M1markIIに、連れが主に使っているE-M5markIIは1年後にE-M5markIIIに、そんな路線ではあるが、ここまで書いている通り、PanasonicもOlympusもどうしてユーザーを不安にさせるような戦略しか持てないのかだろうか?。
ユーザーとしてはボディの更新が滞るとレンズも・・・。
Olympus M.Zuiko 9-18mmF4-5.6
Lumix 15mmF1.7(Leica DG Summilux 15mmF1.7)
Lumix G 42.5mmF1.7
私が9-18mmか15mmかを迷っており、連れが42.5mmを欲しがっていて、上3本のうち2本はいずれ買うだろう。しかしその先は・・・。レンズを今後も買い足して良いシステムなのかどうか現状だと何とも言えない。m4/3が無くなる、それはないだろうが、システムとして充実させる必要性も感じていなかったりする。
所有しているM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3、これに替わる標準ズームレンズを切望している。ところがどうもOlympusもPanasonicも出してくれなさそうで・・・。
12-100mmとかの高倍率ズームなんて要らないんだ。Lumixにある12-60mm程度、これで防塵防滴、インナーズーム、インナーフォーカス、かつ12-50mmよりも良い画質、そんな仕様で出て来たら嬉しいのだが・・・。と言うよりも従来の12-50mmがm4/3の割には駄目画質だったのだから、これをm4/3画質にすりゃ良いだけ。メーカーは何を躊躇っているんだろうか?。
と言う事で本日付の結論。まずはLumix GX7mk3、この価格がどこまで下がってくれるか、それを見定めたい。中古なら今夏以降が買い時だろうが、OlympusのE-M5markIIIが出てからでも遅くはない。となると来年の2月が買い時か?。レンズは先ずは9-18mmかな?。
このままではα7IIがメインカメラになる?。
メインカメラ、この表現の定義は難しい。
一番良く使うカメラと定義すると現時点ではα7IIなのは間違いない。しかし私はそう定義しない。一番使い易いカメラ、ストレスが生じないカメラ、そう定義しており、そうなるとLumixのGX7をメインカメラと呼びたい。
α7IIはオールドレンズの母艦、α6000はα7IIのサブカメラ、Olympus OM-D E-M1は悪天候、旅行、廃墟用カメラでしかない。ところが、5月7日の記事の通り、現状、GX7は問題もなく動作しているが、いつ再びつむじを曲げちゃうか不安がある。
またGX7の大きな欠点がふたつあり、ひとつは電子先幕シャッターがない為、メカシャッターのままだと1/125sec前後で100%微ブレするんだ。これはA4プリントなら気にならないが、一回り大きいA3プリントになると風景によっては不快に思うくらいのブレ。
だから今は電子シャッターしか使っていない。幸いGX7で動き物を撮らないのでそれで成り立っているが、そうでなかったら幾ら使い易いと言っても駄カメラ認定だ。
マニュアル露出モードにおいてISOオートが使えないのがふたつめの欠点。ネット上では未だに「マニュアル露出で何故ISOオートなんだ?」と疑問を投げ掛ける馬鹿な人間がいるようだが、そういう人種は自動露出(AE)が搭載された頃、「何故カメラにそんなものが必要なんだ?」とか「オートフォーカス?、信用出来る訳ねぇ!」、そしてデジタルカメラが出始めの頃にも「フィルムは永久に残る!」と難癖を付け、デジタルカメラが解像力、ダイナミックレンジなどでフィルムを凌駕してもそれ一切信用しないおつむの固い、いやもっとストレートに言えば頭の悪い連中のDNAを多分に持っているのだろう。
今では大半のカメラでマニュアル露出にてISOオートが使える。これが答えである。用途があるし、それのないカメラは駄カメラとみなされるから各社装備している訳だ。
ふたつの欠点も加え、とにかくいつ故障してもおかしくないのだから、そろそろGX7に替わるメインカメラを探したい、そう思うのは然り。
メインカメラの条件、お弁当箱デザインでファインダー(EVF)がボディ左端にある事。これだけだと選択肢は多いのだが、ボディ内手ブレ補正を持っている、これも条件であり、そうなるとSony α6300、α6400、Fujifilim X-Pro2、X-E3が脱落し、現行モデルならSonyのα6500、Olympus PEN-F、そしてLumix GX7mk3の3機種からしか選べない。
デザインだけで考慮すればPEN-Fの圧勝。お弁当箱でキングオブデザインなのがこれ。これ以外に考えられない。そして画質やAF機能、α7IIとの兼ね合いを考えると自ずとα6500しか選択肢がなくなる。
しかし使い勝手を知るとPEN-Fもα6500も駄目駄目。GX7系は小さなお弁当箱の癖に自在にボタンなどをカスタム出来るし、可動式のEVFは横位置に限るが、ちょっと腰を低くした構図を取りたい際には欠かせないツール。さらにはあのタッチセンサーの味を知っちゃうとそれ以外のカメラなんてど~でも良くなってしまう。
結果、GX7に替わる次期メインカメラはGX7mk3になる、いや、今のところこれは妄想の段階なので「なって欲しい」、そんな願望だ。
価格を調べてると2月に一気に下落したのだが、その後持ち直し、高値が続いている。Panasonicが生産調整か?。それともいわゆるニッパチの法則による必然の値下げだったのか?。後者なら次に安くなるのは8月だ。現状GX7は動いている事だし、今すぐに欲しい、そんなカメラではないので、次の次、つまり2020年の2月が買い時か?。
もしPanasonicがm4/3を見捨てなければ2020年にはGX7mk4が出てくる筈。だから2020年2月、その辺りが狙い目になるに違いない。また新品じゃなかったからいつ買っても良いだろう。
Panasonicの不安面としては戦略だ。一眼レフデザインのG8の後継機種として発表されたG99。これが何をしたいカメラなのか良く判らないでいる。初期価格はm4/3フラッグシップのG9Proと大差なく、G8の初期値と比較すると高過ぎる。写真の他に動画にもそこそこ力が入っているようだが、だったらGH5がある。
仕様を見る限り、G8の後継機種と言うよりもGH5の弟分の位置にいるのではないか?。つまりG8ユーザーが望んだような後継機ではないんじゃないか?、そんな疑問が湧いてくる。G9ProとGH5が大きくて嫌だ、そんな人向けに写真、動画の両方がそこそこの機能を持つ小型の一眼レフデザインのカメラって事?。
私は動画には全く興味がなく、どのメーカーにも動画機能を省いた写真専用のカメラ(4Kフォトとか6Kフォトすら不要)を出して欲しいと望んでいるが、世間ではどうなのだろうか?。写真も動画も両方撮りたい!、そんな人が大半なのか?。
GX8のようなm4/3としてはアホみたいに大型のカメラを造ったり、反対に小型本格派のGMシリーズをあっさり捨てちゃった過去、そして誰がどう考えても馬鹿売れするとは思えない135センサー搭載のプロ機のSシリーズ、さらに今回の写真機なのか動画機なのかどっちつかずなG99、個人的にはこういう妙な戦略を用いているPanasonicを信用したいとは思わないのだが、GX7系が最も自分にマッチしたカメラなのは認めざるを得ない。
話は変わってOlympus。実はこの会社も信頼感はゼロに等しい。4/3をあっさり捨てて・・・、そんな過去の話よりもPEN-Fは一代限りだって噂があるし、m4/3の礎ともなったE-PシリーズはE-P5以降一切の話を聞かない。プロ機としてE-M1Xを発表したのは悪いとは思わないが、どうして縦位置グリップ一体型にしちまったのか?。
さらには何故E-M5markIIIを出さないのか?。時期的には昨年出てもおかしくなかった。中国の工場を閉鎖させたのが主な原因らしいが、本当にそれだけ?。リソースをE-M1Xに裂かれてしまった?、もしそうなら同時に2ラインの開発が出来ないのを意味しているのだから、特に私はPentax、Ricohを知っているから、そういうメーカーは先細り、未来はない?、一層に不安だ。
今秋にはE-M5markIIIが出る、なんて話もあるが、どのみちE-M1markII、E-M1Xの機能を超えちゃならないのだから更新に4年も掛かっている、ユーザーからすれば不安要素だらけだ。
恐らく多くのE-M5、E-M5markIIユーザーは、E-M1markIIのセンサーを積み、手ブレ補正もE-M1markIIと同等、そしてデザインは今のスタイルを踏襲、そんな正常進化であれば誰も文句は言わないと思うのだが(欲を言えば手持ちハイレゾも)、それだったら4年も空けた意味がないとも感じる。何か隠し玉があるのか?。
E-M1シリーズはプロ機としてAFや連写速度、バッファに比重を置いてE-M5系は風景メインの高画素機になる?。最近m4/3センサーで3200万画素云々なんて話も出てきているが、そんなセンサーを開発していたとしても数出てくれなければ仮にE-M5markIIIが3200万画素になったらE-M1markIIよりも高価になってしまうだろう。
それとAPS-Cセンサーでさえ2400万画素が一般的なのだからm4/3で3200万画素?、単に8Kに対応しただけ、動画ユーザーを満足させるだけ、写真を趣味としているユーザーには不要な画素数ではなかろうか?。1メートルにもなるプリントなんて絶対にしないし、8Kテレビなんて絶対に流行らないのだから・・・。
反対にSonyのα7S系のように高感度耐性の強いセンサー、あえて2000万画素にアップせずに1600万画素のまま、E-M1系よりも1段上の高感度耐性を持つカメラ(APS-Cを上回る?)とか?。
手持ちハイレゾで3200万画素にもなる!、そんな話なら有り得ない話じゃないとは思うが、Olympusには強力な手ブレ補正があるのだから今更1600万画素に抑えて高感度耐性を増す、画素数アップはハイレゾに任せる、それに意味はないように感じ、これこそ単なる妄想に過ぎなさそうだ。
E-M1の次はE-M1markII、当たり前と言っちゃ当たり前で本ブログでもこの1年の間にE-M1markIIに買い換えるだろう、そんなテイストのネタを幾つか放り込んでいるが、実を言うとE-M1markIIはデザイン的に欲しいカメラじゃないんだ。E-M1markIIで羨ましいと思うのは焦点距離によっては2秒でも止まってくれる手ブレ補正のみ。
つまりデザインが踏襲されればE-M5markIIIにその手ブレ補正が載ってくれればE-M1markIIを買う必要がなくなる。本来ならば昨年秋くらいにE-M5markIIIが発表され、「おっ!、いいねぇ!、これだったら市場価格が落ち着く1年後に買おうかな」となる筈だったんだ。
今日現在、GX7はGX7mk3に、E-M1はE-M1markIIに、連れが主に使っているE-M5markIIは1年後にE-M5markIIIに、そんな路線ではあるが、ここまで書いている通り、PanasonicもOlympusもどうしてユーザーを不安にさせるような戦略しか持てないのかだろうか?。
ユーザーとしてはボディの更新が滞るとレンズも・・・。
Olympus M.Zuiko 9-18mmF4-5.6
Lumix 15mmF1.7(Leica DG Summilux 15mmF1.7)
Lumix G 42.5mmF1.7
私が9-18mmか15mmかを迷っており、連れが42.5mmを欲しがっていて、上3本のうち2本はいずれ買うだろう。しかしその先は・・・。レンズを今後も買い足して良いシステムなのかどうか現状だと何とも言えない。m4/3が無くなる、それはないだろうが、システムとして充実させる必要性も感じていなかったりする。
所有しているM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3、これに替わる標準ズームレンズを切望している。ところがどうもOlympusもPanasonicも出してくれなさそうで・・・。
12-100mmとかの高倍率ズームなんて要らないんだ。Lumixにある12-60mm程度、これで防塵防滴、インナーズーム、インナーフォーカス、かつ12-50mmよりも良い画質、そんな仕様で出て来たら嬉しいのだが・・・。と言うよりも従来の12-50mmがm4/3の割には駄目画質だったのだから、これをm4/3画質にすりゃ良いだけ。メーカーは何を躊躇っているんだろうか?。
と言う事で本日付の結論。まずはLumix GX7mk3、この価格がどこまで下がってくれるか、それを見定めたい。中古なら今夏以降が買い時だろうが、OlympusのE-M5markIIIが出てからでも遅くはない。となると来年の2月が買い時か?。レンズは先ずは9-18mmかな?。

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2019年06月10日 00:00

Lumix GX7, G25mmF1.7
いつだったけなぁ、Sony α7IIを買った直後か、それともそれ以前、α7IIを買うに至る時点の妄想でだったか、Creator 85mmF2なるレンズが2万円くらいで買えるのを知り、オールドの85mmレンズを買うよりは新品のそっちを買った方が賢いんじゃないか?、そんな内容のブログを書いていた。
今日はその続きの話とでも言おうか?。
今日はその続きの話とでも言おうか?。
近頃は焦点距離が35mmと85mmのレンズの可能性について探っている。フィルム時代からの慣れもあり50mmレンズ1本でもおおよそ何とかなっちゃうのであるが、35mm、85mmと2本を使い分ける事によってそれぞれのレンズの特徴を引き出せ、50mmレンズだけよりも幅広い表現が可能になるんじゃないか?。
また50mmレンズを主体とすると28、50、100mm(もしくは135mm)、そんな3本セットとなる。これを望遠側に少しシフトし、35、85、135mmの3本セットでもいいんじゃないか?。
うちにはAi Nikkor 35mmF2がある。ならばAi Nikkor 85mmF2がありゃいいぞ!。うん?、とっても微妙な価格。なんかちょっと馬鹿馬鹿しい。それにうちはNikonのレンズはズームレンズ中心に揃えているのでここで無理に85mm単焦点を買うのも・・・。
理想はSony純正で35mm、85mmを揃える事だが、Sonyは安単でもZeissブランドだから35mmF2.8と言う普通過ぎるスペックでも少々お高く食指が動かない。ならばSigmaのMC-11を利用してCanonのEF35mmF2もしくはEF35mmF2 IS、これにEF85mmF1.8、これが最も楽が出来るお散歩写真セットになるのだが、135mmが高くて馬鹿でかいF2モデルしかない。かつての135mmF2.8はソフトフォーカスレンズ(特殊な方式でソフト効果をゼロにも出来る)であり、現在中古市場にほとんど出てこない。
そんな中、びっくり仰天。このCreatorシリーズ、丁度35mmF2、85mmF2、135mmF2.8、そんな3本を用意しているじゃないか!。流通経路によって若干の差はあるのだが、3本とも新品で約2万円。3本買っても6万円。ケチケチ星人は食指がピクリ・・・。
Canon EF、Nikon F、Pentax K、Sony Eマウント用が存在して、何故か135mmF2.8だけがEマウントがない。まぁEマウントにしちゃうと潰しが利かないので買うならNikon FマウントかPentax Kマウントだろう。
中国製の他のレンズについても調べてみた。その中で2本、興味深いレンズがあった。
Speedmasterシリーズで一番有名?、と言うか我々が度肝を抜いたのが135センサー対応の50mmF0.95や85mmF1.2だろう。しかし私はこの2本にはあまり興味がない。そりゃそうだ。幾ら破格値とは言え、それぞれ10万、7万円だからしてケチケチ星人は電子接点もないMFレンズにそこまでの金額は払えない。
ところがm4/3、APS-C専用レンズに目を向けると25mmF0.95と35mmF0.95 IIがある。前者がm4/3用で換算50mmF2、後者がAPS-C用で換算52mmF1.4に相当する。ほげぇ!、m4/3でボケ量がF2相当、APS-CでF1.4相当の50mm相当レンズがそれぞれ5万、7万かいな!。電子接点がない、MFレンズである、そして海外のレビューを見る限り、描写力は日本製オールドレンズ並み。これでその金額が高いと見る筋もある。
しかし特にm4/3の25mmF0.95にはとっても興味を惹かれる。恐らくF1を実現しているレンズってこの他にはCosinaのNokton 25mmF0.95、SLR MAGIC 25mm T0.95の2本しかないのではなかろうか?。その中でSpeedmasterシリーズのそれは価格破壊を起こしている。
25mmF0.95は手持ちのLumix 25mmF1.7よりも1段半も明るい。135センサーでの50mmレンズを考えると判りやすい。50mmF2相当と50mmF3.5相当だ。F3.5ともなるとF2.8ズームレンズよりもボケ量は少ないんだ。
Zhongyi Mitakon Speedmaster 25mm f/0.95 Review - ePHOTOzine
画質は上サイトを見ると判りやすい。周辺までビシッとさせたいのならF5.6でギリギリ、可能ならばF8まで絞りたい。これは5千円くらいで流通している日本製オールドレンズ、24mmF2.8をα7IIで使用した際の画質に非常に良く似ている。オールド広角レンズに慣れている方はm4/3でSpeedmaster 25mmF0.95でも大きな不満は出ないのではなかろうか?。
Lumixの25mmF1.7は価格2万円でF1.7の開放でも周辺部は良好、F2.8まで絞れば余程の神経質なカメラマンを除けば納得出来る画質を持つ。Speedmaster 25mmF0.95は5万円でF5.6以上絞ってようやく周辺部が良くなる。しかしボケ量はLumixよりも1段半分大きい。
人それぞれどこにメリットを求めるかだ。全てパーフェクトじゃないと駄目、そんなカメラマンならどちらも選べず、OlympusのProレンズ、25mmF1.2しか選択肢は無いだろう。しかし私は25mmF0.95の開放だけしか使わない、それだけの目的でも5万円なら費用対効果は高いと考える。
これをOlympusのE-M1で使うとする。このカメラは1/2秒までは25mmレンズなら楽勝で止められる。ならばF0.95の開放で感度はISO200のままEV0の風景を写せるんだ。街灯から少し外れたところに猫がいたとする。背景がどれだけ暗いかにもよるが、その猫が1/2秒動かないでいてくれたら夜間でもISO200で撮れるんだ。
※マニュアルフォーカスで被写界深度が浅く、しかも25mmレンズで猫を撮ろうと思うと結構近付く必要があり、そんな撮影をするのだから実際にはニャンコは10秒静止してくれいないと撮れないが・・・
廃墟でも同じ。廃墟では周辺部までビシッとした画質は要らない。特に暗がりでの写真は心象風景のようなもの。またこのレンズは開放ではコントラストが弱いらしいが、それはRAW保存し、現像ソフトを使えば済む問題。だから廃墟でも少しの明かりがあればISO200で撮れる!。
但し、これはF0.95を正しく実現している、T値がF値とイコール、それが前提で、海外のサイトを見ているとこれに疑問を持っているテスターもいた。T値は1.2くらいじゃないか?、そんな内容の記事を幾つか見つけられた。T値がF1.2くらい、これは間違いないだろう。またF値は比較出来るレンズが仰山あるのでF0.95までは判らないものの、少なくともF1.2よりはボケ量は多い、F1~ちょい、そう推測出来る。
ちなみにLumix 25mmF1.7のT値は2くらいだそうで、Speedmaster 25mmF0.95のT値がF1.2ならばそれよりも1段半速いシャッタースピードを確保出来ている事になる。
もしα7IIを購入していなかったらこのレンズの情報を知った翌日、即手に入れていた事だろう。Lumixの25mmF1.7は連れが使うだろうから無駄にならない。
だからすでにα7IIでボケボケ三昧の今、Speedmaster 25mmF0.95をすぐにでも欲しいとは思わないものの、興味深い存在なのは間違いなく、今後のSpeedmasterシリーズの展開にも注目したい。
そして前半で述べたCreatorシリーズにも大いに注視したい。これはCanon FD35mmF2 S.S.C.、これを見つけられるかどうかだろう。
Lens Review Mitakon Creator 35 mm f/2
上の検証サイトにてCreator 35mmF2はNikon 35mmF1.8Gと比較して、シャープネスはNikonはF2.8で高品質になったが、CreatorはF4まで絞らないと駄目だと書かれていた。F8で中心部、周辺部のシャープネスがピークになっている。
軸上色収差、コマ収差はあって当たり前。軸上色収差はRAW現像でなんとかなるし、広角のオールドレンズはほぼ全てのレンズでコマ収差は出る。よって気になるのはこのシャープネス。ピント位置をシャープにしたいのならF4まで絞る必要がる、周辺部も考慮したらF8・・・。
またフレアとゴーストはマルチコーティングされていないのだろうか?、トイレンズですか?、レンズの周辺がカビだらけなんですか?、ってくらいに盛大に出ている。つまりF2の明るさが欲しい、単にそれだけなら価値は見出せる。しかしカッチリも写したい、そう考えると2万円以下でCanonのFD35mmF2 S.S.C.が見つかれば断然そっちの方が良い。いやぁ、やっぱり1.5万円だな。とりあえずそれを予算に今年一杯探してみる事にする。35mmF2はNikonレンズがあるから気長に探すさ!。
Nikonの35mmF2があるのだからNikonの85mmF2を買えば済む話でもある。FD35mmF2 S.S.C.よりも遥かに探し易いのだから・・・。でもなぁ、すでにFDをごにょごにょ・・・、うーん、早計だったな。
同じ35mmF2でも7Artisansブランドはゾナータイプで135センサーでも使える。焦点距離35mmのゾナー!、これだけ「欲しい!」と思ってしまうが、サンプルを見てガッカリ。
7Artisans 35mm f/2 for Sony FE Sample Images
絞りが不明だが、晴天遠景のカットでISO100で1/320secだの1/100secだのだからF8前後まで絞っている筈。それで周辺部グチャグチャ。これはこれで味があるって人もいるかもしれないが、うーん、私は駄目だ。F2~F4でこれくらいで、F8まで絞れば周辺部もカリッ!、オールドレンズであってもF8まで絞ったらカリカリしなくちゃならない。
それとサンプルの最後の写真、三角形のビルを写した縦位置。空が適正な露出になっていて1/125sec、ISO100だから普通ならこれはF8半~11のコマだ。手前までシャープなのは絞っているせいもあろうが、他のサンプルと総合して像面湾曲の激しいレンズではないかと想像出来る。わぉっ!、俺の大嫌いな像面湾曲だ。この時点でこのレンズへの興味を失った。
7ArtisansブランドならAPS-C、m4/3用の35mmF1.2、なんと2万円!。これをm4/3用を換算70mmF2.5相当の中望遠レンズとして使うのは面白いかもしれない。これもレンズ構成図を見ると5群6枚のゾナーだ(ゾナー&エルノスターハイブリッド)。これの等倍サンプルが見つからなかったがAPS-Cでも使えるタイプなのでm4/3だと余裕がある筈。
下はAPS-Cに装着した際のレビュー。
Sony Alpha Blog - 7Artisans 35mm F1.2
歪曲や収差は半端じゃなさそうだが、絞ればなんとかなりそうなレンズ。逆光で使うとこれまたヤバイレンズのようだが、m4/3で中望遠レンズとして使えば、絞ってカリッとさせるよりもボカしてナンボだし、中望遠レンズなら逆光のフレアーも味として見逃せる可能性も高い。
せっかくのF1.2開放なのだからこのレンズはF1.2~F1.4で勝負出来れば非常に面白いと思う。なんか、いいかも!。これから等倍サンプル探しの旅をし、納得出来るのなら買っちゃうかもしれない。専用マウントになるのでα6000で使えないのは残念・・・。
本日の写真、Lumix GX7に25mmF1.7を装着して何故か開放ではなくF1.8で撮影している。まぁF1.7とF1.8では1/4段程度しか違わないのでどっちでも良いのだが、いずれにせよ手前の草にかなり近寄って撮っているのに背景は想定していたボケよりも小さい。
25mmF0.95が数字通りのボケを示してくれると、F1.8とF0.95だから1.8段分ボケる。だいたい下のような感じか?(Photoshopでレタッチ)、もうちょっとボケが大きいかもしれない。m4/3であってもこれくらいボケて欲しいかな?。
また50mmレンズを主体とすると28、50、100mm(もしくは135mm)、そんな3本セットとなる。これを望遠側に少しシフトし、35、85、135mmの3本セットでもいいんじゃないか?。
うちにはAi Nikkor 35mmF2がある。ならばAi Nikkor 85mmF2がありゃいいぞ!。うん?、とっても微妙な価格。なんかちょっと馬鹿馬鹿しい。それにうちはNikonのレンズはズームレンズ中心に揃えているのでここで無理に85mm単焦点を買うのも・・・。
理想はSony純正で35mm、85mmを揃える事だが、Sonyは安単でもZeissブランドだから35mmF2.8と言う普通過ぎるスペックでも少々お高く食指が動かない。ならばSigmaのMC-11を利用してCanonのEF35mmF2もしくはEF35mmF2 IS、これにEF85mmF1.8、これが最も楽が出来るお散歩写真セットになるのだが、135mmが高くて馬鹿でかいF2モデルしかない。かつての135mmF2.8はソフトフォーカスレンズ(特殊な方式でソフト効果をゼロにも出来る)であり、現在中古市場にほとんど出てこない。
そんな中、びっくり仰天。このCreatorシリーズ、丁度35mmF2、85mmF2、135mmF2.8、そんな3本を用意しているじゃないか!。流通経路によって若干の差はあるのだが、3本とも新品で約2万円。3本買っても6万円。ケチケチ星人は食指がピクリ・・・。
Canon EF、Nikon F、Pentax K、Sony Eマウント用が存在して、何故か135mmF2.8だけがEマウントがない。まぁEマウントにしちゃうと潰しが利かないので買うならNikon FマウントかPentax Kマウントだろう。
中国製の他のレンズについても調べてみた。その中で2本、興味深いレンズがあった。
Speedmasterシリーズで一番有名?、と言うか我々が度肝を抜いたのが135センサー対応の50mmF0.95や85mmF1.2だろう。しかし私はこの2本にはあまり興味がない。そりゃそうだ。幾ら破格値とは言え、それぞれ10万、7万円だからしてケチケチ星人は電子接点もないMFレンズにそこまでの金額は払えない。
ところがm4/3、APS-C専用レンズに目を向けると25mmF0.95と35mmF0.95 IIがある。前者がm4/3用で換算50mmF2、後者がAPS-C用で換算52mmF1.4に相当する。ほげぇ!、m4/3でボケ量がF2相当、APS-CでF1.4相当の50mm相当レンズがそれぞれ5万、7万かいな!。電子接点がない、MFレンズである、そして海外のレビューを見る限り、描写力は日本製オールドレンズ並み。これでその金額が高いと見る筋もある。
しかし特にm4/3の25mmF0.95にはとっても興味を惹かれる。恐らくF1を実現しているレンズってこの他にはCosinaのNokton 25mmF0.95、SLR MAGIC 25mm T0.95の2本しかないのではなかろうか?。その中でSpeedmasterシリーズのそれは価格破壊を起こしている。
25mmF0.95は手持ちのLumix 25mmF1.7よりも1段半も明るい。135センサーでの50mmレンズを考えると判りやすい。50mmF2相当と50mmF3.5相当だ。F3.5ともなるとF2.8ズームレンズよりもボケ量は少ないんだ。
Zhongyi Mitakon Speedmaster 25mm f/0.95 Review - ePHOTOzine
画質は上サイトを見ると判りやすい。周辺までビシッとさせたいのならF5.6でギリギリ、可能ならばF8まで絞りたい。これは5千円くらいで流通している日本製オールドレンズ、24mmF2.8をα7IIで使用した際の画質に非常に良く似ている。オールド広角レンズに慣れている方はm4/3でSpeedmaster 25mmF0.95でも大きな不満は出ないのではなかろうか?。
Lumixの25mmF1.7は価格2万円でF1.7の開放でも周辺部は良好、F2.8まで絞れば余程の神経質なカメラマンを除けば納得出来る画質を持つ。Speedmaster 25mmF0.95は5万円でF5.6以上絞ってようやく周辺部が良くなる。しかしボケ量はLumixよりも1段半分大きい。
人それぞれどこにメリットを求めるかだ。全てパーフェクトじゃないと駄目、そんなカメラマンならどちらも選べず、OlympusのProレンズ、25mmF1.2しか選択肢は無いだろう。しかし私は25mmF0.95の開放だけしか使わない、それだけの目的でも5万円なら費用対効果は高いと考える。
これをOlympusのE-M1で使うとする。このカメラは1/2秒までは25mmレンズなら楽勝で止められる。ならばF0.95の開放で感度はISO200のままEV0の風景を写せるんだ。街灯から少し外れたところに猫がいたとする。背景がどれだけ暗いかにもよるが、その猫が1/2秒動かないでいてくれたら夜間でもISO200で撮れるんだ。
※マニュアルフォーカスで被写界深度が浅く、しかも25mmレンズで猫を撮ろうと思うと結構近付く必要があり、そんな撮影をするのだから実際にはニャンコは10秒静止してくれいないと撮れないが・・・
廃墟でも同じ。廃墟では周辺部までビシッとした画質は要らない。特に暗がりでの写真は心象風景のようなもの。またこのレンズは開放ではコントラストが弱いらしいが、それはRAW保存し、現像ソフトを使えば済む問題。だから廃墟でも少しの明かりがあればISO200で撮れる!。
但し、これはF0.95を正しく実現している、T値がF値とイコール、それが前提で、海外のサイトを見ているとこれに疑問を持っているテスターもいた。T値は1.2くらいじゃないか?、そんな内容の記事を幾つか見つけられた。T値がF1.2くらい、これは間違いないだろう。またF値は比較出来るレンズが仰山あるのでF0.95までは判らないものの、少なくともF1.2よりはボケ量は多い、F1~ちょい、そう推測出来る。
ちなみにLumix 25mmF1.7のT値は2くらいだそうで、Speedmaster 25mmF0.95のT値がF1.2ならばそれよりも1段半速いシャッタースピードを確保出来ている事になる。
もしα7IIを購入していなかったらこのレンズの情報を知った翌日、即手に入れていた事だろう。Lumixの25mmF1.7は連れが使うだろうから無駄にならない。
だからすでにα7IIでボケボケ三昧の今、Speedmaster 25mmF0.95をすぐにでも欲しいとは思わないものの、興味深い存在なのは間違いなく、今後のSpeedmasterシリーズの展開にも注目したい。
そして前半で述べたCreatorシリーズにも大いに注視したい。これはCanon FD35mmF2 S.S.C.、これを見つけられるかどうかだろう。
Lens Review Mitakon Creator 35 mm f/2
上の検証サイトにてCreator 35mmF2はNikon 35mmF1.8Gと比較して、シャープネスはNikonはF2.8で高品質になったが、CreatorはF4まで絞らないと駄目だと書かれていた。F8で中心部、周辺部のシャープネスがピークになっている。
軸上色収差、コマ収差はあって当たり前。軸上色収差はRAW現像でなんとかなるし、広角のオールドレンズはほぼ全てのレンズでコマ収差は出る。よって気になるのはこのシャープネス。ピント位置をシャープにしたいのならF4まで絞る必要がる、周辺部も考慮したらF8・・・。
またフレアとゴーストはマルチコーティングされていないのだろうか?、トイレンズですか?、レンズの周辺がカビだらけなんですか?、ってくらいに盛大に出ている。つまりF2の明るさが欲しい、単にそれだけなら価値は見出せる。しかしカッチリも写したい、そう考えると2万円以下でCanonのFD35mmF2 S.S.C.が見つかれば断然そっちの方が良い。いやぁ、やっぱり1.5万円だな。とりあえずそれを予算に今年一杯探してみる事にする。35mmF2はNikonレンズがあるから気長に探すさ!。
Nikonの35mmF2があるのだからNikonの85mmF2を買えば済む話でもある。FD35mmF2 S.S.C.よりも遥かに探し易いのだから・・・。でもなぁ、すでにFDをごにょごにょ・・・、うーん、早計だったな。
同じ35mmF2でも7Artisansブランドはゾナータイプで135センサーでも使える。焦点距離35mmのゾナー!、これだけ「欲しい!」と思ってしまうが、サンプルを見てガッカリ。
7Artisans 35mm f/2 for Sony FE Sample Images
絞りが不明だが、晴天遠景のカットでISO100で1/320secだの1/100secだのだからF8前後まで絞っている筈。それで周辺部グチャグチャ。これはこれで味があるって人もいるかもしれないが、うーん、私は駄目だ。F2~F4でこれくらいで、F8まで絞れば周辺部もカリッ!、オールドレンズであってもF8まで絞ったらカリカリしなくちゃならない。
それとサンプルの最後の写真、三角形のビルを写した縦位置。空が適正な露出になっていて1/125sec、ISO100だから普通ならこれはF8半~11のコマだ。手前までシャープなのは絞っているせいもあろうが、他のサンプルと総合して像面湾曲の激しいレンズではないかと想像出来る。わぉっ!、俺の大嫌いな像面湾曲だ。この時点でこのレンズへの興味を失った。
7ArtisansブランドならAPS-C、m4/3用の35mmF1.2、なんと2万円!。これをm4/3用を換算70mmF2.5相当の中望遠レンズとして使うのは面白いかもしれない。これもレンズ構成図を見ると5群6枚のゾナーだ(ゾナー&エルノスターハイブリッド)。これの等倍サンプルが見つからなかったがAPS-Cでも使えるタイプなのでm4/3だと余裕がある筈。
下はAPS-Cに装着した際のレビュー。
Sony Alpha Blog - 7Artisans 35mm F1.2
歪曲や収差は半端じゃなさそうだが、絞ればなんとかなりそうなレンズ。逆光で使うとこれまたヤバイレンズのようだが、m4/3で中望遠レンズとして使えば、絞ってカリッとさせるよりもボカしてナンボだし、中望遠レンズなら逆光のフレアーも味として見逃せる可能性も高い。
せっかくのF1.2開放なのだからこのレンズはF1.2~F1.4で勝負出来れば非常に面白いと思う。なんか、いいかも!。これから等倍サンプル探しの旅をし、納得出来るのなら買っちゃうかもしれない。専用マウントになるのでα6000で使えないのは残念・・・。
本日の写真、Lumix GX7に25mmF1.7を装着して何故か開放ではなくF1.8で撮影している。まぁF1.7とF1.8では1/4段程度しか違わないのでどっちでも良いのだが、いずれにせよ手前の草にかなり近寄って撮っているのに背景は想定していたボケよりも小さい。
25mmF0.95が数字通りのボケを示してくれると、F1.8とF0.95だから1.8段分ボケる。だいたい下のような感じか?(Photoshopでレタッチ)、もうちょっとボケが大きいかもしれない。m4/3であってもこれくらいボケて欲しいかな?。

これが普段のお散歩写真ならばm4/3を使わずにα7IIにオールド単焦点レンズを使えば済む。ところが旅ともなるとα7IIに重たい金属のオールド単焦点レンズを何本も持っていくよりもm4/3だけでなんとかしたいもの。周辺の解像力が弱かろうが、ここまでボケてくれるレンズは持っていたい。
結局、m4/3、APS-Cでも大口径単焦点レンズを使う理由はひとつしかないでしょう?。
「大きなボケが欲しい!」
ただそれだけである。カチッとした写真が欲しい、こんなものはズームレンズをF8まで絞れば良いだけ。だからm4/3ならばMFでも電子接点が無くても周辺部の描写が多少悪くても安価でF1.2、F0.95クラスのレンズを手に入れるのなら使うべきだろう。
結局、m4/3、APS-Cでも大口径単焦点レンズを使う理由はひとつしかないでしょう?。
「大きなボケが欲しい!」
ただそれだけである。カチッとした写真が欲しい、こんなものはズームレンズをF8まで絞れば良いだけ。だからm4/3ならばMFでも電子接点が無くても周辺部の描写が多少悪くても安価でF1.2、F0.95クラスのレンズを手に入れるのなら使うべきだろう。

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2019年05月07日 00:00

Lumix GX7, Olympus 15mmF8(BCL-1580)
嗚呼、無情、Lumix GX7が・・・
上記事を書いたのが昨年11月21日。ほぼ半年前の話なので故障を知ったのが骨折前だったか後だったか覚えていないが、とにかく上の通り、背面の液晶が死んでいた。
ところが今年3月、駄目モトで起動させたらm4/3センサーでも十分にネイチャーフォトを楽しめるんじゃなかろうか?に書いた通り・・・。
上記事を書いたのが昨年11月21日。ほぼ半年前の話なので故障を知ったのが骨折前だったか後だったか覚えていないが、とにかく上の通り、背面の液晶が死んでいた。
ところが今年3月、駄目モトで起動させたらm4/3センサーでも十分にネイチャーフォトを楽しめるんじゃなかろうか?に書いた通り・・・。
回想してみよう。
昨年秋、何気なくGX7を手に取って電源をオンにしたら一瞬背面の液晶が表示されてすぐに真っ暗になった。うん?、何かおかしいぞ?。電源をオフにして再起動するとちゃんと表示された。
ところがタッチセンサーが全く利かない。メニューで確認するとちゃんとタッチセンサーがオンになっている。あーだこーだやっていたら再び液晶が消えちゃう。
これを何度か繰り返していたら起動はするし、EVFはしっかりと動いているのに、以後、背面の液晶に文字が表示される事は無かった。
ここで疑うのはアイセンサーの汚れ。汚れているからセンサーが誤感知している?。そこでアイセンサー部分を清掃。それでも全く背面の液晶は表示されない。こりゃぁ壊れたな!。
読者の方に配線が外れているだけかもしれない、サービスマニュアルがあるから液晶のコネクト部分だけでも確認されてはどうか?、なる情報を頂いていたので、今回電源を入れて駄目だったら液晶部分まで分解し、それでも原因が判らなかったらジャンクとして売り飛ばそうと思っていた。精密機械用のドライバーも購入した(100円ショップの安物だが)。
果たして動いちゃったんだな。その後、実践で4回出動しているが、故障なんて無かったように、そして今日(記事掲載日前日)もランダムにパチモンバッテリーを入れたりとテストしているが全く問題なく動いている。
考えられるのは?。
「物にも魂が宿っている」
うーむ、哲学的かつ宗教的かつオカルト的な思考しか浮かんでこない。昨年初夏にSony α7IIを買ってから全く使っていなかったGX7、つむじを曲げちゃったとしか考えられないんだ。
そしてGX7が何事も無かったように動き始めたと同じ時期・・・。
初志貫徹 Sony α7IIレビュー その32 頻繁に行うレンズ交換で付着するゴミ
上で書いた通り、バッグの中も清掃した時の事である。目に見える大きなゴミをベランダに出てバッグを逆さにしてパンパンと叩いた瞬間に何かがコロコロと落ちた。おっとレンズのキャップか?。いやいや違った。2年もの間ずっと行方不明になっていたOlympusのボディキャップレンズである15mmF8(BCL-1580)だったんだ!。
カメラバッグの底にはショックをやわらげる為にクッション素材の下敷きのようなのがあるでしょう?。どうやらその下敷きの下にボディキャップレンズが隠れていたみたい。そのバッグはお散歩写真で使っていたもので、なんとお散歩写真の度にボディキャップレンズを常に持ち歩いていた事になる。なんてこったい!。
なんだかんだとGX7は今でも使えているし、トリプレットレンズ(BCL-1580は3群3枚)が新たに手に入ったようなもので嬉しい限り。
見事に三途の川から戻ってきたGX7と行方知らずだったトリプレットレンズ、これを使わない手はない。と言うよりもまたつむじを曲げたり、勝手にどこかにこそこそと隠れられたりするのはまっぴらごめん、使ってやらないと!。
GX7は約1年振り、トリプレットは2年振りに使用、意外とこのコンビが素敵!。
何しろバッテリー込みで460グラム、500グラム行かないのである!。しかもレンズはパンケーキよりも薄い煎餅サイズだからほとんどコンパクトカメラ状態。
左目でファインダーを覗くのでやっぱり左側にファインダーがあるお弁当箱タイプのカメラは使い易い。右側にある各種ダイヤルやボタン操作のし易い事!。ファインダーが中央付近にある一眼レフデザインカメラは大げさに言えば鼻の辺りに全ての操作系が集中してしまうんだ。だから何か操作する度にカメラから顔を離さなくちゃならない。
以前からお散歩写真でのメインカメラはOlympus OM-D E-M1ではなくLumix GX7であると書いているのはそのせい。機能的にはE-M1が全てにおいて勝っている。しかし使い勝手を考慮すると極限まで機能を使い切らないお散歩写真においてはGX7は最高の友だったりする。
そしてBCL-1580、画質は最新のスマホよりも悪い(GX7のセンサーが悪いのでなく幾らガラスレンズとは言え所詮BCL1580はトリプレットレンズ)。良好なのは中央部分だけだし、ちょっとピントを疎かにすると等倍で見た際、全体に寝ぼけた絵になってしまう。
このレンズはパンフォーカスと無限遠部分にクリックがあり、パンフォーカスに合わせればおおよそ1メートル先からの風景は被写界深度内に入るので、そんな場合はピント合わせは不要。だから構図を整えてパチリするだけ。AFより速い。
ただし注意点としてパンフォーカス位置のクリックが弱いとでも言おうか?。どうも撮っているうちにピント調節レバーに手が触れて無限遠にセットされる時があるようで、そうなるとA3プリントだとちとやばいかもしれん?、そんな微妙な絵になってしまう。
何枚か撮影したらピントレバーを確認するだけでそのミスは防げるのだが、あまりにも楽過ぎるレンズの為、それを怠ってしまう。そして気付かないでずっと無限遠で写真を撮っちゃう訳だ。おうちに帰ってパソコンで確認した際に「げっ!」とたまげちゃう。
もうひとつ欠点がある。それは絞りがF8固定な点。だから日が沈む頃になると感度がどんどんと上がってしまう。初代GX7のボディ内手ブレ補正は2~2.5段であり、このレンズは換算30mmなので1/8秒ならぶれない筈だが、適当にパチパチやっていると半分はぶれる。
GX7のセンサーは一般的にはISO800が限界と見るべきで(私は風景によってはISO1600でも平気)、そうなると今の季節なら平野部でも日陰になれば午後5時を回ったらアウトと考えるべきだろう。
それと日暮れにもなるとレンズの解像力の問題があるのだろうか?、パンフォーカスにセットしただけじゃなく、ちゃんとフォーカスエリアを拡大させ、ピント合わせしているのに芯がのない写真になってしまう時がある。。
PHOTO YODOBASHI - OLYMPUS ボディーキャップレンズ BCL-1580
担当者は上手く言葉を選んでいる。幾つか抜粋しよう。
「どちらかといえば近景描写の方が得意という印象」
これは遠まわしに近景描写以外は駄目と言っているんだ。
「撮影の際に条件はあるものの、それさえうまく揃えば、なかなかよい写りを見せてくれます」
同じく近景描写と感度が上がらない日中に限定、これとイコールだ。
「コンパクトなPENシリーズに付ければレンズバリアを閉じたらそのままポケットへ、なんてこともできてしまいそうな気軽さ」
ポケットへ入れられると思わせるような小ささはあるが、実際には冬物のアウターを除けばポケットには決して入らない。
「荒削りというか硬さを感じさせる、これはこれで味のあるぼけ方」
所詮15mmのボケでしかないと正直に書いていると言えよう。
「厳しい目で見ればピントの甘さも感じられるものの、むしろ空間の雰囲気にしっくりとくる描写」
結論としてあくまでもトイレンズですよ、そう断言している。
但し、中央は意外としっかりした描写をするし、周辺部も像が大きく流れる訳じゃないのでA4プリントなら全く問題は無く、風景(周辺部の描写なんてどーでも良い写真)によってはA3プリントでも十分に耐えられる。
それでも本記事をお読みになってこのBCL-1580に興味を持たれても、余程に「3群3枚のトリプレットレンズ」に興味がある方じゃない限り、買っちゃ駄目。1回使っただけで飽きる!、そう断言しても良い。
Olympusにはすでにカタログ落ちしてしまったが、M.Zuiko 17mmF2.8と言うパンケーキレンズがある。画角が多少狭くなるものの中古で1万円で買え、F2.8の開放でも十分に解像力があり、これならボディ内手ブレ補正の効きが弱い初代GX7でも日暮れにも対応出来る。
BCL-1580を使ってISO800、1/8秒になってしまう風景なら17mmF2.8を使い、被写界深度を無視出来ればISO200、1/15秒で撮れるんだ。初代GX7でも17mm(換算34mm)なら1/15秒では100%に近い確率でぶれない。
「これって3群3枚のトリプレットなんだぜ!」
このレンズはあくまでもそうやって「通ぶって」使うレンズでしかない。
そして私は通ぶって使うのが好きなので、これをボディマウントキャップとは考えておらず「1本の交換レンズ」としてこいつを認識している。
そんな訳で今回はGX7とOlympus純正トリプレットレンズとの組み合わせの写真を以下に幾つか・・・。ようやくこのブログも冬の景色から脱却出来た!。
昨年秋、何気なくGX7を手に取って電源をオンにしたら一瞬背面の液晶が表示されてすぐに真っ暗になった。うん?、何かおかしいぞ?。電源をオフにして再起動するとちゃんと表示された。
ところがタッチセンサーが全く利かない。メニューで確認するとちゃんとタッチセンサーがオンになっている。あーだこーだやっていたら再び液晶が消えちゃう。
これを何度か繰り返していたら起動はするし、EVFはしっかりと動いているのに、以後、背面の液晶に文字が表示される事は無かった。
ここで疑うのはアイセンサーの汚れ。汚れているからセンサーが誤感知している?。そこでアイセンサー部分を清掃。それでも全く背面の液晶は表示されない。こりゃぁ壊れたな!。
読者の方に配線が外れているだけかもしれない、サービスマニュアルがあるから液晶のコネクト部分だけでも確認されてはどうか?、なる情報を頂いていたので、今回電源を入れて駄目だったら液晶部分まで分解し、それでも原因が判らなかったらジャンクとして売り飛ばそうと思っていた。精密機械用のドライバーも購入した(100円ショップの安物だが)。
果たして動いちゃったんだな。その後、実践で4回出動しているが、故障なんて無かったように、そして今日(記事掲載日前日)もランダムにパチモンバッテリーを入れたりとテストしているが全く問題なく動いている。
考えられるのは?。
「物にも魂が宿っている」
うーむ、哲学的かつ宗教的かつオカルト的な思考しか浮かんでこない。昨年初夏にSony α7IIを買ってから全く使っていなかったGX7、つむじを曲げちゃったとしか考えられないんだ。
そしてGX7が何事も無かったように動き始めたと同じ時期・・・。
初志貫徹 Sony α7IIレビュー その32 頻繁に行うレンズ交換で付着するゴミ
上で書いた通り、バッグの中も清掃した時の事である。目に見える大きなゴミをベランダに出てバッグを逆さにしてパンパンと叩いた瞬間に何かがコロコロと落ちた。おっとレンズのキャップか?。いやいや違った。2年もの間ずっと行方不明になっていたOlympusのボディキャップレンズである15mmF8(BCL-1580)だったんだ!。
カメラバッグの底にはショックをやわらげる為にクッション素材の下敷きのようなのがあるでしょう?。どうやらその下敷きの下にボディキャップレンズが隠れていたみたい。そのバッグはお散歩写真で使っていたもので、なんとお散歩写真の度にボディキャップレンズを常に持ち歩いていた事になる。なんてこったい!。
なんだかんだとGX7は今でも使えているし、トリプレットレンズ(BCL-1580は3群3枚)が新たに手に入ったようなもので嬉しい限り。
見事に三途の川から戻ってきたGX7と行方知らずだったトリプレットレンズ、これを使わない手はない。と言うよりもまたつむじを曲げたり、勝手にどこかにこそこそと隠れられたりするのはまっぴらごめん、使ってやらないと!。
GX7は約1年振り、トリプレットは2年振りに使用、意外とこのコンビが素敵!。
何しろバッテリー込みで460グラム、500グラム行かないのである!。しかもレンズはパンケーキよりも薄い煎餅サイズだからほとんどコンパクトカメラ状態。
左目でファインダーを覗くのでやっぱり左側にファインダーがあるお弁当箱タイプのカメラは使い易い。右側にある各種ダイヤルやボタン操作のし易い事!。ファインダーが中央付近にある一眼レフデザインカメラは大げさに言えば鼻の辺りに全ての操作系が集中してしまうんだ。だから何か操作する度にカメラから顔を離さなくちゃならない。
以前からお散歩写真でのメインカメラはOlympus OM-D E-M1ではなくLumix GX7であると書いているのはそのせい。機能的にはE-M1が全てにおいて勝っている。しかし使い勝手を考慮すると極限まで機能を使い切らないお散歩写真においてはGX7は最高の友だったりする。
そしてBCL-1580、画質は最新のスマホよりも悪い(GX7のセンサーが悪いのでなく幾らガラスレンズとは言え所詮BCL1580はトリプレットレンズ)。良好なのは中央部分だけだし、ちょっとピントを疎かにすると等倍で見た際、全体に寝ぼけた絵になってしまう。
このレンズはパンフォーカスと無限遠部分にクリックがあり、パンフォーカスに合わせればおおよそ1メートル先からの風景は被写界深度内に入るので、そんな場合はピント合わせは不要。だから構図を整えてパチリするだけ。AFより速い。
ただし注意点としてパンフォーカス位置のクリックが弱いとでも言おうか?。どうも撮っているうちにピント調節レバーに手が触れて無限遠にセットされる時があるようで、そうなるとA3プリントだとちとやばいかもしれん?、そんな微妙な絵になってしまう。
何枚か撮影したらピントレバーを確認するだけでそのミスは防げるのだが、あまりにも楽過ぎるレンズの為、それを怠ってしまう。そして気付かないでずっと無限遠で写真を撮っちゃう訳だ。おうちに帰ってパソコンで確認した際に「げっ!」とたまげちゃう。
もうひとつ欠点がある。それは絞りがF8固定な点。だから日が沈む頃になると感度がどんどんと上がってしまう。初代GX7のボディ内手ブレ補正は2~2.5段であり、このレンズは換算30mmなので1/8秒ならぶれない筈だが、適当にパチパチやっていると半分はぶれる。
GX7のセンサーは一般的にはISO800が限界と見るべきで(私は風景によってはISO1600でも平気)、そうなると今の季節なら平野部でも日陰になれば午後5時を回ったらアウトと考えるべきだろう。
それと日暮れにもなるとレンズの解像力の問題があるのだろうか?、パンフォーカスにセットしただけじゃなく、ちゃんとフォーカスエリアを拡大させ、ピント合わせしているのに芯がのない写真になってしまう時がある。。
PHOTO YODOBASHI - OLYMPUS ボディーキャップレンズ BCL-1580
担当者は上手く言葉を選んでいる。幾つか抜粋しよう。
「どちらかといえば近景描写の方が得意という印象」
これは遠まわしに近景描写以外は駄目と言っているんだ。
「撮影の際に条件はあるものの、それさえうまく揃えば、なかなかよい写りを見せてくれます」
同じく近景描写と感度が上がらない日中に限定、これとイコールだ。
「コンパクトなPENシリーズに付ければレンズバリアを閉じたらそのままポケットへ、なんてこともできてしまいそうな気軽さ」
ポケットへ入れられると思わせるような小ささはあるが、実際には冬物のアウターを除けばポケットには決して入らない。
「荒削りというか硬さを感じさせる、これはこれで味のあるぼけ方」
所詮15mmのボケでしかないと正直に書いていると言えよう。
「厳しい目で見ればピントの甘さも感じられるものの、むしろ空間の雰囲気にしっくりとくる描写」
結論としてあくまでもトイレンズですよ、そう断言している。
但し、中央は意外としっかりした描写をするし、周辺部も像が大きく流れる訳じゃないのでA4プリントなら全く問題は無く、風景(周辺部の描写なんてどーでも良い写真)によってはA3プリントでも十分に耐えられる。
それでも本記事をお読みになってこのBCL-1580に興味を持たれても、余程に「3群3枚のトリプレットレンズ」に興味がある方じゃない限り、買っちゃ駄目。1回使っただけで飽きる!、そう断言しても良い。
Olympusにはすでにカタログ落ちしてしまったが、M.Zuiko 17mmF2.8と言うパンケーキレンズがある。画角が多少狭くなるものの中古で1万円で買え、F2.8の開放でも十分に解像力があり、これならボディ内手ブレ補正の効きが弱い初代GX7でも日暮れにも対応出来る。
BCL-1580を使ってISO800、1/8秒になってしまう風景なら17mmF2.8を使い、被写界深度を無視出来ればISO200、1/15秒で撮れるんだ。初代GX7でも17mm(換算34mm)なら1/15秒では100%に近い確率でぶれない。
「これって3群3枚のトリプレットなんだぜ!」
このレンズはあくまでもそうやって「通ぶって」使うレンズでしかない。
そして私は通ぶって使うのが好きなので、これをボディマウントキャップとは考えておらず「1本の交換レンズ」としてこいつを認識している。
そんな訳で今回はGX7とOlympus純正トリプレットレンズとの組み合わせの写真を以下に幾つか・・・。ようやくこのブログも冬の景色から脱却出来た!。












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