2022年10月05日 00:00
世代、いつ頃写真にのめり込んだかによって「俺のベルビア」が全く違ってくる。今日はそんなお話を・・・。
写真を趣味にしたのは1990年代であり、私の脳内のベルビアはこの頃のカラーリバーサルフィルムであるベルビア50を指す。とくに記憶にあるのが竹内敏信がPLフィルターを効かせてクッキリ、ハッキリ、彩度ドーン!、そんなカレンダーのような風景写真だった。だから今でもベルビア50はPLフィルターとのセットでナンボだと思っている。
ところがこのベルビア。ISO50と一般的なフィルムよりも1段感度が悪いだけでなく、実効感度はISO32程度と言われていた。しかしこれはちょっと微妙なところ。元々この頃のCanonのカメラ(EOS)が弾き出す適正露出ってものが他社のカメラよりも1/3段程低かったのでCanonカメラと組み合わせるとISO32~40くらいになっちゃうのでは?、そんな意見も過去にあったようで、私自身はわざわざ露出補正で+1/3~+1/2を掛けずに極普通にISO50のフィルムとして使っていた。
但し!、このフィルムは滅多矢鱈に使うものではない。夕方になるとISO感度の低さからレンズを絞り込めないし、特性としてやたらに赤や紫に色が転びやすい。加えて日陰になるとリバーサルフィルムの欠点で青みが掛かる。だから三脚を使ってキッチリと風景写真を撮る人、色温度フィルターなどで色温度を管理出来る人、そんな人の為のフィルムと言った印象があり、お散歩写真中心の私としては特に美味しいフィルムと言う訳ではなかった。
その欠点を補ったのが21世紀に出てきたベルビア100と100Fである。まず感度は100に上がった。そしてベルビア50路線だったのがベルビア100で、100Fの方はプロビアやアスティアと何が違うの?、と訳の判らんフィルムだったようだ(100Fは使用した経験がないのであくまでも伝聞として)。この頃はすでに銀塩写真晩年であり、私はコダックのフィルムばかり使っていたので非常に印象が薄い。
そしてデジタルカメラが登場し、Fujifilmのデジタルカメラにプロビア、アスティアなどと一緒にカラープロファイル(フィルムシミュレーション)としてベルビアがある。但し、これは現行機種でも同じく、ベルビアやプロビアと名が付いているだけでフィルム時代のそれら、特にベルビアはフィルム時代のベルビア50やベルビア100とは全く異なる発色をしている。
フィルムシミュレーションのベルビアはベルビア100Fとか90年代のプロビアに近い筈。またデジタルカメラはダイナミックレンジが非常に広くハイライトは飛びづらく、シャドーは潰れにくい、さらに色温度を上手く処理してくれるので当然フィルム時代のような色被りはしないので単なるビビッド色でしかないのがデジタルのベルビアだ。
Pentaxデジタルカメラの一般的なカラープロファイルである「鮮やか」、「風景」、「雅(miyabi)」、「リバーサルフィルム」は割と発色の違いを楽しめたのだが、Fujifilmのそれ(フィルムシミュレーション)はベルビア、プロビア、アスティアの差が明確でないところが残念に思う。
ベルビア50との思い出は・・・。実はほとんどない!。上述した通り、ネイチャーフォト用と言い切っても良いフィルムなので町のお散歩写真で使う意味がない。一番写真に熱中していた1990年代後半でも年に数回(カメラ量販店でセールとかで安く買えたとかそんな理由じゃなかろうか?)、使ったくらい。
そしてPLフィルターをかませばプロビアだろうがアスティアだろうがはまたコダックのフィルムだろうが全部ベルビアっぽくなる???。つまり私がイメージしているベルビア色ってのはフィルムの特徴ではなく冒頭に書いた通り、PLフィルターの発色なんだな。
トップ写真、X-E2のフィルムシミュレーションのベルビア(現行X-E4やX-T4のベルビアとはちょっと異なるみたい)で撮った写真を見て脳内にクエスチョンマークがびっしり出てきちゃう。
「こんな発色を求めてベルビアをセットしたんじゃねぇ!」
と怒り狂う事になる。しかしAlien SkinのExposureとDxOのFilmpackのそれぞれでRAWファイルからベルビア50をセットするとこ~んな感じになる。
ところがこのベルビア。ISO50と一般的なフィルムよりも1段感度が悪いだけでなく、実効感度はISO32程度と言われていた。しかしこれはちょっと微妙なところ。元々この頃のCanonのカメラ(EOS)が弾き出す適正露出ってものが他社のカメラよりも1/3段程低かったのでCanonカメラと組み合わせるとISO32~40くらいになっちゃうのでは?、そんな意見も過去にあったようで、私自身はわざわざ露出補正で+1/3~+1/2を掛けずに極普通にISO50のフィルムとして使っていた。
但し!、このフィルムは滅多矢鱈に使うものではない。夕方になるとISO感度の低さからレンズを絞り込めないし、特性としてやたらに赤や紫に色が転びやすい。加えて日陰になるとリバーサルフィルムの欠点で青みが掛かる。だから三脚を使ってキッチリと風景写真を撮る人、色温度フィルターなどで色温度を管理出来る人、そんな人の為のフィルムと言った印象があり、お散歩写真中心の私としては特に美味しいフィルムと言う訳ではなかった。
その欠点を補ったのが21世紀に出てきたベルビア100と100Fである。まず感度は100に上がった。そしてベルビア50路線だったのがベルビア100で、100Fの方はプロビアやアスティアと何が違うの?、と訳の判らんフィルムだったようだ(100Fは使用した経験がないのであくまでも伝聞として)。この頃はすでに銀塩写真晩年であり、私はコダックのフィルムばかり使っていたので非常に印象が薄い。
フィルムカメラが廃れ、デジタルカメラ全盛の時代、Pentax 645にベルビア100を通して何度か写真を撮っているが、その像を見る限り、高彩度、高コントラストなどかつてのベルビア50に近いのかなと思う。
勿論、ここで言うベルビア50とは1990年代のベルビアを指し、21世紀に入ってからの後継の(ニュー)ベルビア50はそれよりも色転びしにっくなっているらしい。そしてその感度100のモデルがベルビア100である。
勿論、ここで言うベルビア50とは1990年代のベルビアを指し、21世紀に入ってからの後継の(ニュー)ベルビア50はそれよりも色転びしにっくなっているらしい。そしてその感度100のモデルがベルビア100である。
そしてデジタルカメラが登場し、Fujifilmのデジタルカメラにプロビア、アスティアなどと一緒にカラープロファイル(フィルムシミュレーション)としてベルビアがある。但し、これは現行機種でも同じく、ベルビアやプロビアと名が付いているだけでフィルム時代のそれら、特にベルビアはフィルム時代のベルビア50やベルビア100とは全く異なる発色をしている。
フィルムシミュレーションのベルビアはベルビア100Fとか90年代のプロビアに近い筈。またデジタルカメラはダイナミックレンジが非常に広くハイライトは飛びづらく、シャドーは潰れにくい、さらに色温度を上手く処理してくれるので当然フィルム時代のような色被りはしないので単なるビビッド色でしかないのがデジタルのベルビアだ。
Pentaxデジタルカメラの一般的なカラープロファイルである「鮮やか」、「風景」、「雅(miyabi)」、「リバーサルフィルム」は割と発色の違いを楽しめたのだが、Fujifilmのそれ(フィルムシミュレーション)はベルビア、プロビア、アスティアの差が明確でないところが残念に思う。
余談。Pentaxのカラープロファイル(カスタムイメージ)は最後まで好きになれなかった。どうにもどのカラープロファイルも緑が強く出すぎて草とか葉っぱとかがギラギラしているように感じ、RAWファイルを保存するようになってからは全く使わなくなった。でもそのお陰でデジタル現像処理を覚え、今の自分がいるのでPentaxには感謝かな!?。
ベルビア50との思い出は・・・。実はほとんどない!。上述した通り、ネイチャーフォト用と言い切っても良いフィルムなので町のお散歩写真で使う意味がない。一番写真に熱中していた1990年代後半でも年に数回(カメラ量販店でセールとかで安く買えたとかそんな理由じゃなかろうか?)、使ったくらい。
そしてPLフィルターをかませばプロビアだろうがアスティアだろうがはまたコダックのフィルムだろうが全部ベルビアっぽくなる???。つまり私がイメージしているベルビア色ってのはフィルムの特徴ではなく冒頭に書いた通り、PLフィルターの発色なんだな。
トップ写真、X-E2のフィルムシミュレーションのベルビア(現行X-E4やX-T4のベルビアとはちょっと異なるみたい)で撮った写真を見て脳内にクエスチョンマークがびっしり出てきちゃう。
「こんな発色を求めてベルビアをセットしたんじゃねぇ!」
と怒り狂う事になる。しかしAlien SkinのExposureとDxOのFilmpackのそれぞれでRAWファイルからベルビア50をセットするとこ~んな感じになる。
両方のフィルムシミュレーションソフトともにコントラストはFujifilmよりも強く、フィルムっぽいなと感じる。しかし彩度の面では非常に物足りないし、Expousureでは空が1段以上のオーバー気味に明るく写ってしまっている。
この2枚はLightroomからプラグインモジュールとしてExposureとFilmpackを起動している。この意味はLightroomで現像されたものをExposureやPilmpackに転送しているのでいわばLightroomとExpousure、LightroomとFilmpackと言う合作であるんだ。
ここで疑問が湧く。元々FilmpackもExposureも独自の現像技術を持っているので単体で起動出来る(但し、残念ながらFilmpackに関しては私が使っているバージョンだとFujifilmのRAWファイルを現像出来ない)。つまりLightroomを介したものと単体で現像したものとでは発色傾向は似ていてもイコールな写真は決して作れない。
さらにはLightroomからこれらフィルムシミュレーションソフトを起動させた場合、Lightroom側のプロファイルがすでに適用されているのでセットされたプロファイルによって発色もコントラストも大きく変化してしまう。デフォルトだとAdobeカラーが適用されるが、Adobeニュートラルをセットしてプラグインモジュールを起動すると当然、彩度は落ち、コントラストも低下するし、反対にAdobeビビッドだったらより彩度は高くコントラストは強くなる。
そうなると何が正しいのか判らなくなるでしょう?。ただでさえ青空の元で撮影しているから、ベルビアだったらくっきりと青い空が出てくるに違いない!、と思っているのにFujifilm、Filmpack、Exposureのフィルムシミュレーションの全てが微妙な色合いでしょう?。
そこで出てくるのがVSCO Filmである。AdobeのCamera RAW(Photoshop)、Lightroom用のプロファイル、プリセット集である。フィルムの特性を忠実に再現しているかは不明であるが、かなりフィルムライクで出来は良いと思う。残念ながら数年前に販売を終了し、現時点では手に入らない。
それのVelvia 50プリセットで現像したのが次。
この2枚はLightroomからプラグインモジュールとしてExposureとFilmpackを起動している。この意味はLightroomで現像されたものをExposureやPilmpackに転送しているのでいわばLightroomとExpousure、LightroomとFilmpackと言う合作であるんだ。
ここで疑問が湧く。元々FilmpackもExposureも独自の現像技術を持っているので単体で起動出来る(但し、残念ながらFilmpackに関しては私が使っているバージョンだとFujifilmのRAWファイルを現像出来ない)。つまりLightroomを介したものと単体で現像したものとでは発色傾向は似ていてもイコールな写真は決して作れない。
さらにはLightroomからこれらフィルムシミュレーションソフトを起動させた場合、Lightroom側のプロファイルがすでに適用されているのでセットされたプロファイルによって発色もコントラストも大きく変化してしまう。デフォルトだとAdobeカラーが適用されるが、Adobeニュートラルをセットしてプラグインモジュールを起動すると当然、彩度は落ち、コントラストも低下するし、反対にAdobeビビッドだったらより彩度は高くコントラストは強くなる。
そうなると何が正しいのか判らなくなるでしょう?。ただでさえ青空の元で撮影しているから、ベルビアだったらくっきりと青い空が出てくるに違いない!、と思っているのにFujifilm、Filmpack、Exposureのフィルムシミュレーションの全てが微妙な色合いでしょう?。
そこで出てくるのがVSCO Filmである。AdobeのCamera RAW(Photoshop)、Lightroom用のプロファイル、プリセット集である。フィルムの特性を忠実に再現しているかは不明であるが、かなりフィルムライクで出来は良いと思う。残念ながら数年前に販売を終了し、現時点では手に入らない。
それのVelvia 50プリセットで現像したのが次。
いきなり青色が目立つようになったでしょう?。そう!、青空に富士山、そして水を張った棚田、そんな風景でベルビア表現だったらこうじゃなくちゃ駄目でしょう?。
さて、これまでX-E2の撮って出しのベルビア、Lightroomから起動したExposureでのベルビア、Lightroomから起動したFilmpackでのベルビア、そしてLightroom用プリセットのVSCO Filmでのベルビアの4枚をご覧頂いたが、どれが正解か判らないでしょう?。いや、正解なんてないに等しく、どれが己の考えるベルビアに近いか?、でしかないんだ。
次に別の日に撮影した写真をご覧頂こう。まずはX-E2の撮って出しJPG。勿論フィルムシミュレーションはベルビアだ。
さて、これまでX-E2の撮って出しのベルビア、Lightroomから起動したExposureでのベルビア、Lightroomから起動したFilmpackでのベルビア、そしてLightroom用プリセットのVSCO Filmでのベルビアの4枚をご覧頂いたが、どれが正解か判らないでしょう?。いや、正解なんてないに等しく、どれが己の考えるベルビアに近いか?、でしかないんだ。
次に別の日に撮影した写真をご覧頂こう。まずはX-E2の撮って出しJPG。勿論フィルムシミュレーションはベルビアだ。
先の富士山と棚田の写真、晴天なのにどうして空の青さがもっとくっきり出ないのか?、きっと大気が淀んでいて全体に霞がかっているのだろうと思っていた。ところがこのこいのぼりの写真もどん臭い発色でしょう?。
同じくLightroomから起動したExpousreとfilmpackでベルビア50をセットした写真を次に・・・。
同じくLightroomから起動したExpousreとfilmpackでベルビア50をセットした写真を次に・・・。
この3枚を見てベルビアっぽいと感じたのはExposureのベルビア。空が他の2枚よりも明るくなっているが、手前の花の発色や木々の潰れ具合、ベルビアだけでなくダイナミックレンジの狭いリバーサルフィルムのダイレクトプリントだとこれに近くなるだろうね、なる具合に仕上がっている。
このExposureの絵作りを見てなんとなく判ってきた。本家Fujifilmも含め、どれもフィルムのベルビアとは異なった印象を受けるのはダイナミックレンジが広過ぎるからなんだ。
富士山と棚田の写真の露出値は1/120sec、F16、ISO200で約EV14であり(F16まで絞っているのはX-E2のJPGに作用する回折現象復活機能がどれくらい効くかテストしていた為)、この露出そのものは間違いではない。フィルム時代から晴天の順光は1/250sec、F8、ISO100(EV14)と決まっているからだ。
しかしトップ写真を見ると「若干明るい気がしないでもない」と感じる。適正露出なのにそう感じるのはダイナミックレンジが広いからに違いない。そこでLightroomを使ってプロファイルにベルビア、そしてトープカーブだけでダイナミックレンジをリバーサルフィルムっぽく狭め、PLフィルターを使用した感じを出す為に明瞭度とかすみの除去を少々加えてみた。それが次の写真だ。
このExposureの絵作りを見てなんとなく判ってきた。本家Fujifilmも含め、どれもフィルムのベルビアとは異なった印象を受けるのはダイナミックレンジが広過ぎるからなんだ。
富士山と棚田の写真の露出値は1/120sec、F16、ISO200で約EV14であり(F16まで絞っているのはX-E2のJPGに作用する回折現象復活機能がどれくらい効くかテストしていた為)、この露出そのものは間違いではない。フィルム時代から晴天の順光は1/250sec、F8、ISO100(EV14)と決まっているからだ。
しかしトップ写真を見ると「若干明るい気がしないでもない」と感じる。適正露出なのにそう感じるのはダイナミックレンジが広いからに違いない。そこでLightroomを使ってプロファイルにベルビア、そしてトープカーブだけでダイナミックレンジをリバーサルフィルムっぽく狭め、PLフィルターを使用した感じを出す為に明瞭度とかすみの除去を少々加えてみた。それが次の写真だ。
中央の森、特に右側が潰れていて、軽トラックのボディは白く飛びつつある。リバーサルフィルムのダイナミックレンジ(ダイレクトプリント時)は5EVしかないのでだとこの黒潰れと白飛びは大いにあり得るし、富士山手前の山肌が若干妙な色になっているのもベルビアっぽい気がする。
そして本日最後。わざわざ仕上がりを当時のフィルムそっくりにする意味もなく、そこで「マイベルビア」と言う発想をする。己が考えたデジタル時代の自分だけのベルビアである。何をするかと言うとトーンカーブ補正での黒潰れ、白飛びを少し和らげてやる。
そして本日最後。わざわざ仕上がりを当時のフィルムそっくりにする意味もなく、そこで「マイベルビア」と言う発想をする。己が考えたデジタル時代の自分だけのベルビアである。何をするかと言うとトーンカーブ補正での黒潰れ、白飛びを少し和らげてやる。
いかがだろうか?。
ついでにほぼ同じ構図でPentx K-5で撮影した写真も同じ現像方法でマイベルビアにしてみる。この時のK-5の露出はX-E2よりも-0.8段切り詰められており、1/750sec、F8、ISO160のEV14.8になっていた。
ついでにほぼ同じ構図でPentx K-5で撮影した写真も同じ現像方法でマイベルビアにしてみる。この時のK-5の露出はX-E2よりも-0.8段切り詰められており、1/750sec、F8、ISO160のEV14.8になっていた。
最後の3枚、フィルムと比較すると彩度は高い。黄色系が派手に出てしまうのかな?。フィルムのベルビアはもっと地味だったりする。次のリンク、現行のベルビア100で撮影した写真を忠実にデジタル化したもの。
今更ながら2016年の夏季休暇 フィルムカメラを楽しむ
どうだろう?。フィルムカメラでは常に露出を切り詰めて撮影しているのと撮影は夏なので木々の色は濃い事もあるが、彩度が低いと言うよりも濃い色、深い色をしているように感じる。これがフィルムの味とでも言おうか?。デジタルカメラはダイナミックレンジも広く、輝度が高い傾向にあるので、これを理解しないと幾らフィルムシミュレーションを使ってもフィルムっぽくはならない。
とは言え、デジタルだからこれくらいガツンとやっても良いと思う。日本では彩度が高かったりすると下品な写真と言われがちだが、PLフィルターをかませばこれくらい派手になる時はあるし、世界的にはこれくらいが標準じゃないのかな?。風景写真において忠実色なんて糞食らえだし、記憶色と言うよりもなんて言うのかな?、、、
「ベルビアはこうあって欲しい!」
そんな希望色とでも言おうか?。
今更ながら2016年の夏季休暇 フィルムカメラを楽しむ
どうだろう?。フィルムカメラでは常に露出を切り詰めて撮影しているのと撮影は夏なので木々の色は濃い事もあるが、彩度が低いと言うよりも濃い色、深い色をしているように感じる。これがフィルムの味とでも言おうか?。デジタルカメラはダイナミックレンジも広く、輝度が高い傾向にあるので、これを理解しないと幾らフィルムシミュレーションを使ってもフィルムっぽくはならない。
とは言え、デジタルだからこれくらいガツンとやっても良いと思う。日本では彩度が高かったりすると下品な写真と言われがちだが、PLフィルターをかませばこれくらい派手になる時はあるし、世界的にはこれくらいが標準じゃないのかな?。風景写真において忠実色なんて糞食らえだし、記憶色と言うよりもなんて言うのかな?、、、
「ベルビアはこうあって欲しい!」
そんな希望色とでも言おうか?。

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